JP2009253694A - 情報処理システム及び情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】有料コンテンツの購入においてユーザの利便性を向上することができる新たな枠組みを提供することにある。
【解決手段】サーバは、ユーザが任意に設定可能な映像コンテンツの再生区間に関する再生区間情報を記憶する記憶手段と、端末装置から送信される第1の再生時刻登録要求と第2の再生時刻登録要求を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された第1の再生時刻登録要求に含まれる第1の再生時刻を再生区間の開始位置として前記記憶手段に登録し、前記受信手段により受信された第2の再生時刻登録要求に含まれる第2の再生時刻を前記再生区間の終了位置として前記記憶手段に登録する登録手段と、前記登録手段によって登録された開始位置と終了位置によって特定される前記映像コンテンツの再生区間に対する課金の依頼を、前記課金サーバへ送信する課金依頼手段とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、光ディスク等の記録媒体に記録されるコンテンツのための情報処理技術に関する。
近年、光ディスク等の大量のデータを格納できるメディアを利用して、様々な映像コンテンツの提供がなされている。最近では、ブルーレイディスク(BD)といった新世代光ディスクについても再生装置などが製品化されつつある。
ところで、ユーザが、上述したようなメディアに収録された映像・音声等の有料コンテンツを視聴する場合、当該有料コンテンツが記録されたディスクを購入するのが通常である。また、有料コンテンツがペイ・パービュー方式で提供されている場合には、有料コンテンツ提供者が予め設定したチャプター単位で購入することができる。
しかしながら、このようなディスク単位またはチャプター単位での有料コンテンツの購入は、ディスクまたはチャプターに収録された有料コンテンツの一部のみの視聴を希望するユーザに対して、必要のない部分についても一緒に購入することを要求することとなるため、ユーザの利便性に欠ける場合があった。
また、有料コンテンツの提供サービスが普及するにつれ、ディスク単位またはチャプター単位で有料コンテンツを購入して視聴するという従来の利用方法だけでは物足りず、ユーザの中には、有料コンテンツに対する新たな利用方法へのニーズが高まっている。
そこで、本願発明の目的は、有料コンテンツの購入においてユーザの利便性を向上することができる新たな枠組みを提供することにある。
また、本願発明の他の目的は、有料コンテンツの新たな利用方法をユーザに提供することができる新たな枠組みを提供することにある。
本発明の特徴は、本発明に係る情報処理システムが、有料コンテンツの再生対象となる単位(再生区間)を、ユーザが任意に設定かつ購入可能な構成を備える点にある。これにより、ユーザは、有料コンテンツの提供者が予め設定した固定的な再生単位に縛られず、自分が所望する区間のみを購入することが可能になる。
具体的には、本発明は、映像コンテンツの記録再生装置を備える端末に記憶されるプログラムと、前記端末とネットワークを介して接続されるサーバと、を備える情報処理システムであって、前記端末に記憶されるプログラムは、前記端末を、前記再生装置を用いて映像コンテンツを再生表示中に、前記再生表示されている映像コンテンツの映像に対して入力された第1の指示に基づいて、前記映像コンテンツの第1の再生時刻を特定し、当該特定された第1の再生時刻を含む第1の再生時刻登録要求を前記サーバへ送信する第1の登録要求手段と、前記第1の指示が入力された後に前記再生表示されている映像コンテンツの別の映像に対して入力された第2の指示に基づいて、前記映像コンテンツの第2の再生時刻を特定し、当該特定された第2の再生時刻を含む第2の再生時刻登録要求を前記サーバへ送信する第2の登録要求手段と、して機能させ、前記サーバは、ユーザが任意に設定可能な前記映像コンテンツの再生区間に関する再生区間情報を記憶する記憶手段と、前記端末装置から送信される第1の再生時刻登録要求と第2の再生時刻登録要求を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された第1の再生時刻登録要求に含まれる第1の再生時刻を再生区間の開始位置として前記記憶手段に登録し、前記受信手段により受信された第2の再生時刻登録要求に含まれる第2の再生時刻を前記再生区間の終了位置として前記記憶手段に登録する登録手段と、前記登録手段によって登録された開始位置と終了位置によって特定される前記映像コンテンツの再生区間に対する課金の依頼を、前記課金サーバへ送信する課金依頼手段と、を備えることを特徴とする。
好適には、前記端末に記憶されるプログラムは、前記端末を、前記サーバの記憶手段に登録される前記映像コンテンツの再生区間のリストを要求する再生区間リスト取得要求を前記サーバに送信する再生区間リスト取得要求送信手段と、して機能させ、前記サーバは、前記再生区間リスト取得要求を受信すると、前記記憶手段から所定条件に一致する再生区間情報を検索する検索手段と、前記検索手段により検索された再生区間情報のリストを前記端末に送信する再生区間情報リスト送信手段とを備えることを特徴とする。
好適には、前記端末に記憶されるプログラムは、前記端末を、前記再生区間情報リスト送信手段より送信された再生区間情報のリストを所定の画面に表示する表示手段と、前記所定の画面を介して前記再生区間情報のリストから少なくとも1の再生区間が選択された場合に、当該選択された再生区間に対する前記課金サーバによる課金の結果が正常であることを条件に、前記選択された再生区間のデータを前記記録再生装置を用いて再生表示する再生表示手段として機能させることを特徴とする。
好適には、前記端末に記憶されるプログラムは、前記端末を、前記映像コンテンツの再生区間に対する課金情報を所定の記憶領域へ格納する格納手段としてさらに機能させ、前記端末が備える前記再生表示手段は、前記所定の画面を介して前記再生区間情報のリストから少なくとも1の再生区間が選択された場合に、当該選択された再生区間に対応する課金情報を前記所定の記憶領域から読み出し、当該読みだした課金情報に有効期間が設定されている場合には、前記サーバへ所定の要求を送信し、前記読みだした課金情報に有効期間が設定されていない場合には、前記サーバへ所定の要求を送信することなく、前記選択された再生区間のデータを前記記録再生装置を用いて再生表示することを特徴とする。
好適には、前記端末に記憶されるプログラムは、前記端末を、前記再生区間情報リスト送信手段より送信された再生区間情報のリストを所定の画面に表示する表示手段と、前記所定の画面を介して前記再生区間情報のリストから少なくとも1の再生区間が選択された場合に、当該選択された再生区間に対する前記課金サーバによる課金の結果が正常であることを条件に、前記選択された再生区間のデータを前記記録再生装置を用いて所定の記憶領域へ複写する複写手段と、して機能させることを特徴とする。
好適には、前記映像コンテンツの再生区間に対する課金情報を所定の記憶領域へ格納する格納手段と、してさらに機能させ、前記端末が備える前記複写手段は、前記所定の画面を介して前記再生区間情報のリストから少なくとも1の再生区間が選択された場合に、当該選択された再生区間に対応する課金情報を前記所定の記憶領域から読み出し、当該読みだした課金情報に有効期間が設定されている場合には、前記サーバへ所定の要求を送信し、前記読みだした課金情報に有効期間が設定されていない場合には、前記サーバへ所定の要求を送信することなく、前記選択された再生区間のデータを前記記録再生装置を用いて所定の記憶領域へ複写することを特徴とする。
好適には、前記端末に記憶されるプログラムは、前記端末を、前記登録された再生区間情報を第三者に公開するか否かを指定する公開指定情報が入力されると、当該入力された公開指定情報を含む公開指定情報登録要求を前記サーバへ送信する第3の登録手段と、して機能させ、前記サーバは、前記サーバから送信される公開指定情報登録要求に含まれる公開指定情報を、当該公開指定情報に対応する再生区間情報と対応づけて前記記憶手段に登録する公開情報登録手段と、前記ネットワークを介して接続される他の端末から送信される前記登録された再生区間情報の閲覧要求を受信すると、前記記憶手段を参照して再生区間情報の公開が指定されている再生区間情報を検索する公開再生区間情報検索手段と、前記公開情報検索手段により検索された再生区間情報を前記他の端末へ送信する公開再生区間情報送信手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、映像コンテンツの記録再生装置を備えた端末と、前記端末とネットワークを介して接続されるサーバと、を備える情報処理システムにおける情報処理方法であって、前記端末が、前記再生装置を用いて映像コンテンツを再生表示中に、前記再生表示されている映像コンテンツの映像に対して入力された第1の指示に基づいて、前記映像コンテンツの第1の再生時刻を特定し、当該特定された第1の再生時刻を含む第1の再生時刻登録要求を前記サーバへ送信する第1の登録ステップと、前記端末が、前記第1の指示が入力された後に前記再生表示されている映像コンテンツの別の映像に対して入力された第2の指示に基づいて、前記映像コンテンツの第2の再生時刻を特定し、当該特定された第2の再生時刻を含む第2の再生時刻登録要求を前記サーバへ送信する第2の登録ステップと、前記サーバが、前記端末装置から送信される第1の再生時刻登録要求と第2の再生時刻登録要求を受信する受信ステップと、前記サーバが、前記受信された第1の再生時刻登録要求に含まれる第1の再生時刻を再生区間の開始位置として、ユーザが任意に設定可能な前記映像コンテンツの再生区間に関する再生区間情報を記憶する記憶手段に登録し、前記受信手段により受信された第2の再生時刻登録要求に含まれる第2の再生時刻を前記再生区間の終了位置として前記記憶手段に登録する登録ステップと、前記登録された開始位置と終了位置によって特定される前記映像コンテンツの再生区間に対する課金の依頼を、前記課金サーバへ送信する課金依頼ステップと、を備えることを特徴とする。
本発明の情報処理方法における各工程は、サーバ又は端末においてCPUがプログラムに従って実行することができる。かかるプログラムは、CD−ROM、磁気ディスク、半導体メモリなどの各種の記録媒体を通じて、又は通信ネットワークを介してダウンロードすることにより、サーバ又は映像再生装置にインストールまたはロードすることができる。
なお、本明細書において、手段とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その手段が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの手段が有する機能が2つ以上の物理的手段により実現されても、2つ以上の手段の機能が1つの物理的手段により実現されても良い。
本発明によれば、映像コンテンツの再生区間をユーザが任意に設定して購入することができるようになるので、有料コンテンツの購入におけるユーザの利便性を向上することが可能になる。
以下、本発明の実施形態の構成・動作について図面を用いて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態(以下、本実施形態という)に係る情報処理システムの概略構成を示すブロック図である。同図に示すように、情報処理システム1は、BD(Blu-ray Disk)等のメディアの再生装置を備えたユーザ端末装置2と、ユーザ端末装置2における映像音声コンテンツ(以下、「映像コンテンツ」という。)の再生区間データを管理するためのサーバ機能及びデータベース機能を備える再生区間管理サーバ3(以下、「管理サーバ3」という)と、ユーザが指定した再生区間の視聴や複写に対して課金を行う課金サーバ4と、第三者の端末装置5とを備える。
ユーザ端末装置2、管理サーバ3、課金サーバ4、第三者の端末装置5は、所定の通信ネットワークN(LAN、インターネット、専用線、パケット通信網、それらの組み合わせ等のいずれであってもよく、有線、無線の両方を含む)を介して相互に通信可能に構成されている。図1では、ユーザ端末装置2、管理サーバ3、課金サーバ4、第三者の端末装置5について、それぞれ1台ずつを記載しているが、設計に応じてそれぞれが1台以上となるように情報処理システム1を構成してもよい。また、1台のサーバで管理サーバ3と課金サーバ4の機能を備えるように構成することも可能である。
図2(a)は、ユーザ端末装置2のハードウェア構成を示すブロック図である。図2(a)に示すように、ユーザ端末装置2は、CPU、ROM、RAM、HDD、BD等の記録媒体(メディア)の記録再生装置、ユーザインタフェース、ディスプレイ、および通信インタフェース等のハードウェアを備える汎用のBDプレーヤや汎用のコンピュータにより構成することができる。本発明では、CD、DVD、ブルーレイディスク(BD)、HD-DVDなど、映像コンテンツを記録した種々の記録媒体を対象とすることができるが、以下の実施形態では、記録媒体としてBDを対象とし、ユーザ端末装置2がBD記録再生装置を備える構成を例に説明する。
図2(b)は、ユーザ端末装置2の機能構成を示すブロック図である。図2(b)に示すように、ユーザ端末装置2は、通信手段21、制御手段22、再生区間情報記憶手段24等の機能手段を含んでいる。
通信手段21は、通信ネットワークNを介して管理サーバ3、その他のネットワークに接続された装置に対して、情報を入出力可能に構成されており、例えばPPPドライバ、TCP/IPドライバ等の通信モジュールを備えている。
制御手段22は、BD記録再生装置20を含むユーザ端末装置2全体の動作を制御するとともに、RAM、HDD等に記憶されたプログラムに基づき、映像コンテンツ再生ユニット及びユーザが指定した再生区間の管理ユニット(以下、「再生ユニット23」という)として機能する。また、制御手段22は、BD記録再生装置20に適用可能に設計されたJava(登録商標)仮想マシンを実装している。
再生ユニット23のためのプログラムは、本実施形態では、BDの所定の記憶領域に予め記憶されている。しかし、再生ユニット23が、管理サーバ3内の所定のサイトにアクセスして、プログラムを取得するように構成してもよい。再生ユニット23は、上述したJava(登録商標)仮想マシンを介してこれらのプログラムを解釈実行する。
再生ユニット23は、具体的には、BD記録再生装置20を利用したBD再生表示インタフェース機能、ユーザが任意の再生区間を登録するためのインタフェース機能、登録された再生区間のリストをディスプレイに表示する機能、ユーザが選択した再生区間をディスプレイに再生表示または所定の記憶領域に複写(コピー)するためのインタフェース機能などを提供する。図2(b)では、再生ユニット23において実現される上記の各機能をそれぞれ機能手段としてとらえて図示している。なお、再生ユニット23は、上記機能以外にも、従来のBD再生ソフトウェアが備えているような種々の機能を提供する。
再生区間情報記憶手段24は、ユーザが任意に設定したコンテンツの再生区間に関する情報を記憶する。具体的には、図4(a)に示すように、ユーザを識別するユーザID、BDを識別する記録媒体ID(ディスクID)、映像コンテンツを識別するタイトルID、再生区間を定義する再生位置情報、再生区間を購入した場合に当該再生区間の利用に条件が設定されている場合は、その利用条件などが、対応付けて記憶される。
ここで、再生区間は、BD記録再生装置20にセットされる映像コンテンツ中の区間(シーン)であって、映像コンテンツの提供者によって予め設定されている句切れ(チャプター)ではなく、ユーザが任意に指定した開始位置と終了位置とによって定義されるものである。また、再生区間の視聴や複写といった利用に対しては、一定の制限(典型的には、有料)が課されるものが該当する。このような再生区間は、記録媒体ID、タイトルID及び再生位置情報によって特定され、これら再生区間を特定する情報を、再生区間特定情報という。再生位置情報は、開始位置と終了位置によって構成され、本実施形態で、映像コンテンツに含まれる再生時刻(タイムスタンプ)によって特定されるが、他の基準を採用することも可能である。また、再生区間特定情報は、これらに限られず、仕様に応じて他の情報と組み合わせることができる。例えば、再生時刻がチャプター単位で設けられている場合には、チャプター番号を加えてもよい。
図3(a)は、管理サーバ3のハードウェア構成を示すブロック図である。図3(a)に示すように、管理サーバ3は、CPU、ROM、RAM、HDD、ユーザインタフェース、ディスプレイ、および通信インタフェース等のハードウェアを備える汎用のコンピュータにより構成することができる。
図3(b)は、管理サーバ3の機能構成を示すブロック図である。図3(b)に示すように、管理サーバ3は、再生区間情報記憶手段32、課金情報記憶手段33、通信手段34、制御手段35等の機能手段を含んでいる。
再生区間情報記憶手段32は、ユーザが任意に登録したコンテンツの再生区間に関する情報を記憶する。具体的には、図4(b)に示すように、再生区間を管理するための管理番号、ユーザID、再生装置ID、記録媒体ID、タイトルID、再生位置情報(開始時刻、終了時刻)、再生区間の情報を他人に公開するか否かに関する公開指定情報(再生区間に対する付加情報)、再生区間に対して課金済みか否かを示す情報、再生区間の利用条件などが対応付けて記憶される。なお、再生区間に関する情報はこれらに限られず、チャプター番号など他の情報を加えてもよい。
課金情報記憶手段33は、図4(c)に示すように、課金に関する情報(課金情報)をタイトルIDと対応付けて記憶している。課金情報は、課金形態(例えば、従量制か固定制か)や課金額(従量制の場合は、時間あたりの料金)などの課金額の計算に必要な情報と、有効期間(図4(c)の利用条件1)や複写先指定(図4(c)の利用条件2)などの利用条件が該当し、映像コンテンツの提供者は、任意に設定することができる。例えば、映像コンテンツの課金方法には、ユーザがいったん購入すれば視聴や複写を永久的に許可する課金方法(セル方式)や、視聴に応じて課金する方式(PPV方式)がある。映像コンテンツの提供者は、ユーザが任意に設定した再生区間に対してPPV方式を採用したい場合には、有効期間や有効回数を設ければよく、一方、セル方式を採用したい場合には、有効期間や有効回数を設けなければよい。また、課金情報は、タイトル毎に設定可能であるが、同一タイトル内でも再生区間毎に異なるように設定してもよい。
なお、図4に示すようなデータ構造は、例えばリレーショナルデーターベース等の従来のデータベース技術を用いて構成することができる。
通信手段34は、通信ネットワークNを介してユーザ端末装置2等に対して、情報を入出力可能に構成されており、例えばPPPドライバ、TCP/IPドライバ等の通信モジュールを備えている。
制御手段35は、管理サーバ3全体の動作を制御するとともに、再生区間の登録機能、再生区間の検索機能、再生区間に対する料金計算機能、再生区間の公開機能などを提供する。図3(b)では、制御手段35において実現される上記機能を機能手段としてとらえて図示している。なお、制御手段35は、上記機能以外にも、例えばユーザ登録機能やユーザ認証機能など、種々の機能を提供する。
(再生区間の登録・購入)
以下、図5〜図8を用いて、システム1において実現される新しい枠組みについて説明する。なお、図5及び図6に示すフローチャートにおける各工程(符号が付与されていない部分的な工程を含む)は処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更して又は並列に実行することができる。
再生区間登録処理の前提として、ユーザは、ユーザ端末装置2に対して所定の操作を行うことにより、管理サーバ3によるサービスを利用するためのログイン処理(認証処理)が終了している。
再生ユニット23は、ログイン処理が終了すると、ディスプレイに、コンテンツ表示ウィンドウ101(メッセージ表示領域105)、開始ボタン102、終了ボタン103、再生区間表示ウィンドウ104、購入ボタン105を含むインタフェース画面100を表示する(図7(a)参照)。この状態で、ユーザが、ユーザ端末装置2に対して、BD記録再生装置20にセットされたBDの再生表示を指示すると、図5に示す処理が実行される。なお、BD記録再生装置20にセットされたBDに記憶された映像コンテンツは、有料コンテンツであり、その利用に対して一定の制限が設けられている。一定の制限とは、視聴期間や視聴回数の制限や、他の記憶媒体への複写の禁止などである。
再生ユニット23は、BD記録再生装置20に対してセットされたBDを再生するように通知し、BD記録再生装置20から映像コンテンツの再生データを受け取ると、コンテンツ表示ウィンドウ101にて再生表示する(S101)。
なお、図示はしないが、映像コンテンツの再生表示中、ユーザからの停止・早送り・一時停止・巻き戻しなど種々の再生操作指示を受け付けた場合、再生ユニット23は、当該示をBD記録再生装置20に通知する。
次に、再生ユニット23は、映像コンテンツの再生表示中、BD記録再生装置20を介して、コンテンツ表示ウィンドウ101に再生表示される所定の映像(再生シーン)について、当該再生シーンを特定する特定情報を取得する(S102)。ここで、再生シーンを特定する特定情報とは、再生シーンのタイトルIDや再生時刻(タイムスタンプ)などを含む。
ここで、ユーザが前記所定の再生シーンについて再生区間の開始を指示した場合(例えば、開始ボタン102をクリックした場合)(S103:開始)、再生ユニット23は、前記所定の再生シーンの特徴情報をS102において取得した特定情報(タイトルID、再生時刻)によって特定し、当該特定情報(タイトルID、再生時刻)、ユーザID、再生装置ID、記録媒体IDを含む再生区間の開始位置の登録要求を、管理サーバ3に送信する(S104)。
管理サーバ3は、再生ユニット23から再生区間の開始位置の登録要求を受信すると、当該登録要求に含まれる情報を、再生区間情報を管理するための管理番号と対応づけて、再生区間情報記憶手段32に記憶する(S105)。なお、再生時刻は開始位置として記憶される。そして、管理サーバ3は、管理番号を含む所定のメッセージをユーザ端末装置2へ送信する(S105)。所定のメッセージは、例えば、再生区間の登録を開始した旨の通知である。
再生ユニット23は、所定のメッセージを受信すると、S104にて送信した再生時刻を所定のメッセージに含まれる管理番号と対応づけて所定の記憶領域に記憶するとともに、再生時刻を開始位置として再生区間表示ウィンドウ104へ表示する(S106)(図7(b)参照)。
次に、再生ユニット23は、再生区間の購入指示が入力されたか否かを判断し、入力されていない場合は(S107;No)、次の入力を待機するためS101に戻り、映像コンテンツの再生表示処理と所定の再生シーンの特定情報の取得処理を続行する(S101、S102)。
ここで、ユーザが所定の再生シーンについて再生区間の終了を指示した場合(例えば、終了ボタン103をクリックした場合)(S103;終了)、再生ユニット23は、前記所定の再生シーンの特徴情報をS102において取得した特定情報(タイトルID、再生時刻)によって特定し、当該特定情報(タイトルID、再生時刻)、S106にて管理サーバ3から受信して所定の記憶領域に記憶した管理番号と、を含む再生区間の終了位置の登録要求を、管理サーバ3に送信する(S108)。
管理サーバ3は、再生ユニット23から再生区間の終了位置の登録要求を受信すると、再生区間情報記憶手段32を参照し、終了位置の登録要求に含まれる再生時刻(終了位置)を、終了位置の登録要求に含まれる管理番号が一致する再生情報の開始位置と対応付けて記憶し、管理番号を含む所定のメッセージをユーザ端末装置2へ送信する(S109)。所定のメッセージは、例えば、終了位置の登録を行った旨の通知である。
再生ユニット23は、所定のメッセージを受信すると、S108にて送信した再生時刻(終了位置)をS106で表示した開始位置と対応付けて、再生区間表示ウィンドウ104へ表示する。また、開始位置と終了位置によって定まった再生区間を、他人へ公開するか否かを指定する公開指定情報の入力を、ユーザに促す(S111)。図7(b)は、ダイアログ形式のメッセージ105aによって、公開指定情報の入力をユーザに促している様子を示している。
ユーザは、「公開する」または「公開しない」を入力することができ、再生ユニット23は、入力された公開指定情報と、公開指定情報が入力された再生区間の管理番号とを含む公開指定情報登録要求を、管理サーバ3へ送信する(S112)。
管理サーバ3は、再生区間情報記憶手段32を参照し、公開指定情報登録要求に含まれる公開指定情報を、管理番号が一致する再生区間情報と対応付けて記憶し、所定のメッセージをユーザ端末装置2へ送信する(S113)。所定のメッセージは、例えば、公開指定情報の登録を行った旨の通知である。
以上によれば、再生表示されている映像コンテンツに対して、ユーザが所望する1の再生区間が管理サーバ3に登録される。以上のステップを繰り返すことにより、ユーザは、1の映像コンテンツに対して複数の再生区間を管理サーバ3へ登録することができる。また、ユーザは、映像コンテンツを再生表示させながら開始位置と終了位置を入力することができるので、再生区間の指定が容易に行える。
図8は、ユーザが、1の映像コンテンツに対して複数の再生区間を管理サーバ3へ登録した場合の、複数の再生区間1〜3について説明するための図である。図8によれば、tは時間を表し、ユーザが、開始位置(t1、t3、t5)と終了位置(t2、t4、t6)をそれぞれ指定することによって、複数の再生区間(再生区間1、再生区間2、再生区間3)が特定される様子を示している。
次に、映像コンテンツの再生表示中、ユーザから再生区間の購入指示を受け付けた場合(S107:Yes)、再生ユニット23は、再生区間の購入処理へ移行する(B)。
図6は、再生区間の購入処理の流れを示すフローチャートである。再生ユニット23は、ユーザから再生区間の購入指示を受け付けると、再生区間表示ウィンドウ104に表示された再生区間の管理番号(複数の場合は、複数の管理番号)を含む再生区間の購入要求を管理サーバ3へ送信する(S115)。
管理サーバ3は、再生区間情報記憶手段32を参照し、再生区間の購入要求に含まれる管理番号と一致する再生区間情報のタイトルIDと再生区間(再生位置情報)を特定する(S116)。そして、課金情報記憶手段33を参照し、読みだしたタイトルIDに対応する課金情報を読み出して、この課金情報に基づいて、特定した再生区間に対する課金金額を算出する(S116)。なお、図4(c)によれば、タイトルID「Title01」の課金形態は「従量制」であり、課金額は「5円/1分」である。
管理サーバ3は、複数の再生区間が課金の対象となっている場合は、課金額を合計して合計金額を算出する(S117)。管理サーバ3は、全ての再生区間(全ての管理番号)について課金額の計算処理が終了していない場合は(S118;No)、次の再生区間について同様の処理を実行する(S115〜S117)。
一方、全ての再生区間について課金額の計算処理が終了した場合は(S118;Yes)、ユーザID、タイトルID、算出した課金金額(複数の場合は合計金額)を含み、ユーザによる再生区間の視聴・複写に対して課金するように依頼する課金依頼を課金サーバ4へ送信する(S119)。
課金サーバ4は、課金依頼に含まれるユーザID、タイトルID、課金金額に基づいて、ユーザに対する所定の課金処理を実行し(例えば、予めユーザによって登録されているカードからの引き落とし等)、その実行結果を管理サーバ3へ送信する(S121)。
管理サーバ3は、課金サーバ4からの実行結果が正常である場合(S122;Yes)は、課金情報記憶手段33から利用条件を読み出し、再生区間情報記憶手段24から再生区間特定情報と公開指定情報を読み出し、課金金額とともにユーザ端末装置2へ送信する(S123)。また、当該結果と利用条件を再生区間情報と対応付けて再生区間情報記憶手段24へ記憶する。
再生ユニット23は、ユーザ端末装置2のHDD領域に設けられた再生区間情報記憶手段24に、再生区間特定情報と利用条件とを対応付けて格納する(図4(a)参照)(S124)。また、再生区間表示ウィンドウ104の領域を拡大した再生区間表示ウィンドウ104aに、課金が正常に行われた再生区間と、課金金額と、利用条件、公開指定情報などを対応付けて表示する(S124)(図7(c)参照)。また、課金が正常に行われた旨のメッセージ106を表示する。これにより、ユーザは、自分が設定した再生区間に対して課金された金額、有効期間や複写先指定などの利用制限を確認することができる。
なお、管理サーバ3は、課金サーバ4からの実行結果が異常である場合(S122;No)、すなわち、課金が正常に行われなかった場合、その結果を再生区間情報と対応付けて記憶し、所定のエラーメッセージをユーザ端末装置2へ送信する(S125)。そして、再生ユニット23は、ディスプレイに、所定のエラーメッセージを表示する(S126)。
上記構成によれば、ユーザが任意に設定した再生区間に対して課金が行われ、その結果が、管理サーバ3に登録される。また、課金が正常に行われた再生区間の情報は、ユーザ端末装置2にも記録される。後述するように、このように課金が正常に行われユーザ端末装置2に登録された再生区間は、ユーザが自由に再生または複写することができる。
換言すれば、ユーザは、有料コンテンツを購入する際の購入区間を任意に設定することが可能になる。これにより、ユーザは、有料コンテンツの提供者が予め設定した固定的な購入単位(チャプター単位等)に縛られず、自分が所望する区間のみを購入することが可能になる。
なお、上記フローでは、再生ユニット23が、再生区間の開始位置と終了位置をそれぞれが入力されるタイミングで管理サーバ3へ送信する構成としているが、開始位置を所定の記憶領域に記憶しておき、終了位置が入力されたタイミングで開始位置と終了位置を一緒に送信するように構成してもよい。
(再生区間の検索と再生区間データの再生/複写)
次に、図9〜図10を用いて、再生区間の検索及び再生区間データの再生/複写(コピー)処理について説明する。なお、図9に示すフローチャートにおける各工程(符号が付与されていない部分的な工程を含む)は処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更して又は並列に実行することができる。
図示しないメニュー画面を介して、ユーザから登録した再生区間リスト(履歴)の取得指示を受け付けると(S201;Yes)、再生ユニット23は、再生区間リストの取得コマンドを管理サーバ3へ送信する(S202)。
一方、再生ユニット23は、ディスプレイに、図10(a)に示すような、コンテンツ表示ウィンドウ101と、ユーザが登録した再生区間のリストを表示及び選択するためウィンドウ(再生区間リスト表示/選択ウィンドウ)107、再生ボタン108、複写ボタン109とを含むインタフェース画面100aを表示する(S202)。
管理サーバ3は、再生ユニット23から取得コマンドを受信すると、再生区間情報記憶手段32を参照し、ユーザ端末装置2を利用しているユーザ(ログインユーザ)に対応する再生区間情報のリストを検索し、検索結果(再生区間リスト)をユーザ端末装置2へ送信する(S203)。ログインユーザに対応する再生区間情報のリストは、ログイン時に取得したユーザIDに一致する再生区間情報を再生区間情報記憶手段32から検索した検索結果である。
なお、再生区間リストの検索にあたり、種々の限定を加えて抽出するように構成してもよい。例えば、BD記録再生装置20にセットされているBD内の映像コンテンツに限定して再生区間情報を抽出するように構成してもよい。この場合、再生ユニット23は、BD記録再生装置20を介してセットされているBDに記録されている映像コンテンツの識別情報(タイトルID)を取得し、S202において当該タイトルIDを管理サーバ3に送信する。管理サーバ3は、当該タイトルIDを受信した場合、ユーザIDと当該タイトルIDに一致する再生区間情報を再生区間情報記憶手段32から検索する。
再生ユニット23は、S202の再生区間リストの取得コマンドの送信に応じて再生区間リストを受信すると、かかる受信した再生区間リストを再生区間リスト表示/選択ウィンドウ107に表示する(S204)。
そして、ユーザが、再生区間リスト表示/選択ウィンドウ107に表示された再生区間リストから1または複数の再生区間を選択して所定の指示を入力した場合(再生区間を選択した状態で再生ボタン108や複写ボタン109が押下された場合)(S205;Yes)、再生ユニット23は、ユーザ端末装置2の再生区間情報記憶手段24を参照し、選択された再生区間の再生区間特定情報が記録されているか否かを判断する(S206)。
再生ユニット23は、選択された再生区間の再生区間特定情報が再生区間情報記憶手段24に記録されている場合には(S207;Yes)、当該再生区間が購入済みであると判断し、次に、当該再生区間に有効期間が設定されているか否かを判断する(S209)。なお、選択された再生区間の再生区間特定情報が再生区間情報記憶手段24に記録されていない場合には(S207;No)、当該再生区間が購入済みでないと判断し、エラーメッセージを表示して処理を中止する(S208)。この場合、再生区間の表示や複写は実行されない。
再生ユニット23は、ユーザ端末装置2の再生区間情報記憶手段24を参照し、有効期間が設定されているか否かを判断し、有効期間が設定されている場合(S209;Yes)、当該再生区間は、PPV方式が設定されているので、ユーザ端末装置2が管理サーバ3へ接続されているか否かを判定する。再生ユニット23は、ユーザ端末装置2が管理サーバ3に接続されている場合には(S209;Yes:サーバ接続)、管理サーバ3に現在時刻の取得要求を送信する(S211)。管理サーバ3は、内蔵時計や通信ネットワークNに接続されたタイムサーバから現在時刻を取得して、ユーザ端末装置2へ送信する。
再生ユニット23は、管理サーバ3から受信した現在時刻と、再生区間情報記憶手段24に記憶されている有効期間とを比較し(S212)、現在時刻が有効期間内でないと判断した場合は(S217;No)、エラーメッセージを表示して処理を中止する(S218)(図10(b)参照)。
一方、再生ユニット23は、現在時刻が有効期間内であると判断した場合は(S217;Yes)、選択された再生区間のデータに対して選択された処理を実行する(S219、S221)。
すなわち、S205にてユーザが再生指示を入力した場合は、再生ユニット23は、選択された再生区間のデータの再生をBD記録再生装置20に通知し(開始時刻と終了時刻を再生コマンドと一緒にBD記録再生装置20に引き渡す)、BD記録再生装置20から再生データを受け取ると、これをコンテンツ表示ウィンドウ101にて再生表示する(S219)。
一方、S205にてユーザが複写指示を入力した場合は、再生ユニット23は、例えば再生区間データの複写先入力画面(図示せず)を表示して、ユーザから複写先の指定(ユーザ端末装置2のHDD、他の記憶媒体等)を受けつけ、再生区間データを指定された記憶領域へ複写する内容の指示を(開始時刻と終了時刻を複写コマンドと一緒にBD記録再生装置20に引き渡す)、BD記録再生装置20に通知する(S221)(図10(c)参照)。
ここで、再生区間データの利用条件として、複写先が限定されている場合には(図4参照)、再生ユニット23は、ユーザから複写先の指定を受けつけると、再生区間情報記憶手段24を参照して、指定された複写先が利用条件に合致するか否かを判断し、合致する場合のみ複写処理を実行する。
なお、再生区間データの再生や複写には、上述した有効期間や複写先指定に限られず、映像コンテンツの提供者による利用条件が任意に設定可能であり、再生ユニット23は、各種設定された利用条件を満たした場合のみ再生区間データに対する再生や複写を実行する。
一方、S209の有効期間の判断において、再生ユニット23は、有効期間が設定されている場合において、ユーザ端末装置2が管理サーバ3に接続されていない場合には(S209;Yes:サーバ非接続)、ユーザ端末装置2に内蔵された時計から現在時刻を取得するところ、取得回数が所定値以下であるか否かを判断する(S213)。
ユーザ端末装置2の内蔵時計からの現在時刻の取得は、現在時刻が有効期間内に収まるようにユーザ端末装置2の内蔵時計を操作するといった不正利用を防止するために、所定の制限(例えば、取得回数の制限)が設けられている。例えば、本実施形態では、ユーザ端末装置2の内蔵時計からの現在時刻の取得は、5回まで可能であり、5回よりも多くなる場合は、管理サーバ3への問い合わせが必要になるように設定されている。再生ユニット23は、ユーザ端末装置2の内蔵時計からの現在時刻の取得回数をカウントして、所定の記憶領域に記憶している。
従って、再生ユニット23は、所定の記憶領域に記憶されている取得回数が所定回数(例えば、5回)以下である場合は(S213;Yes)、ユーザ端末装置2の内蔵時計から現在時刻を取得することができる(S214)。一方、取得回数が所定回数(例えば、5回)を超える場合は(S213;No)、エラー処理として、管理サーバ3への問い合わせを促す旨のメッセージをディスプレイに表示し、処理を中断する(S216)。
ユーザ端末装置2の内蔵時計から現在時刻を取得した場合は、再生ユニット23は、内蔵時計から受信した現在時刻と、再生区間情報記憶手段24に記憶されている有効期間とを比較し(S215)、現在時刻が有効期間内であると判断した場合は(S217;Yes)、上述したように、選択された再生区間のデータに対して選択された処理を実行する(S219、S221)。なお、ユーザ端末装置2の内蔵時計から現在時刻を取得した場合は、再生ユニット23は、取得回数に1を加算する(S215)。
なお、S209の有効期間の判断において、再生ユニット23は、ユーザ端末装置2の再生区間情報記憶手段24を参照し、有効期間が設定されていないと判断した場合には(S209;No)、管理サーバ3へ接続することなく、選択された再生区間のデータに対して選択された処理を実行する(S219、S221)。有効期間が設定されていない場合、当該再生区間は、セル方式によって購入されたものであるので、再生ユニット23は、管理サーバ3へ接続することなく当該再生区間の視聴・複写を許可することができる。
以上によれば、ユーザが再生区間のリストから所望の再生区間を選択して再生指示や複写指示を入力するだけで、再生区間データの再生や複写が実行されるので、ユーザは、自分が登録した再生区間を簡単な操作で視聴等することができるようになる。
また、例えば、元となる有料映像コンテンツが視聴期限切れなどの理由で視聴することができなくなったような場合でも、ユーザは、当該有料映像コンテンツを収録したディスクを再購入したり、所望するシーンを含むチャプターを全部再購入したりすることなく、所望の箇所(シーン)のみを楽しむことができるので、映像コンテンツの購入におけるユーザの利便性が向上する。
さらにまた、例えば、ディスクに収録されている有料映像コンテンツがPPV方式(視聴単位や視聴期間等に応じて購入する)で課金される場合において、ユーザにより登録される再生区間がセル方式(いったん購入すれば永久に視聴や複写が可能)で課金されるような場合には、同じ1枚のディスクで2種類のサービスを提供することが可能になる。また、再生区間に応じてPPV方式とセル方式が設定されている場合にも同様である。
なお、上述したように、管理サーバ3の再生区間情報記憶手段32には、ユーザによって登録された再生区間情報が登録されているが、この再生区間情報は、課金済みのものと課金済みでないものとが両方存在する。従って、再生区間リストからユーザが選択した再生区間が、課金済みでない場合は、上述したようにエラーとなるが(S208)、このタイミングでユーザが当該再生区間を購入できるように構成してもよい。また、再生区間が有効期限切れである場合にも、上述したようにエラーとなるが(S218)、このタイミングでユーザが当該再生区間を再購入できるように構成してもよい。
また、再生区間を選択する際に、どの再生区間が利用可能か否かをユーザが自分で判断することができるように、管理サーバ3から送信する再生区間リストに、再生区間の課金の有無に関する情報や利用条件などを含め、再生ユニット23が、これらの情報を再生区間表示/選択ウィンドウ107に表示するようにしてもよい。
さらにまた、上記フローでは、再生区間に対する課金の有無や有効期間などの判断処理は、再生ユニット23が再生区間情報記憶手段24を参照することにより実行しているが、管理サーバ3が再生区間情報記憶手段32を参照することにより実行するように構成してもよい。さらにまた、上記フローでは、再生ユニット23が、再生区間リストを管理サーバ3へ要求する構成としたが、管理サーバ3へ接続することなく再生ユニット23が再生情報記憶手段24に記憶されている再生区間情報を参照してリスト表示するように構成してもよい。
(再生区間の公開)
次に、図11と図12を用いて情報処理システム1による再生区間の公開について説明する。図5のフロー(S111〜とS113)にて、ユーザが登録した再生区間について「公開」することを選択した場合、当該再生区間の情報は、所定の方法で公開される。本実施形態では、一例として、インターネット等の通信ネットワークを介して再生区間情報が公開される場合について説明する。なお、図11に示すフローチャートにおける各工程(符号が付与されていない部分的な工程を含む)は処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更して又は並列に実行することができる。
通信ネットワークNに接続される第三者の端末装置5のユーザは、ユーザ端末装置2を利用するユーザと同様に、情報処理システム1によるサービスの利用者であり、第三者の端末装置5は、ユーザ端末装置2と同じ構成を備えるものとする。
第三者の端末装置5は、管理サーバ3に対して、図示しないメニュー画面を介して、公開された再生区間情報(以下、「公開再生区間情報」という。)の閲覧要求を送信する(S301)。また、第三者の端末装置5は、図12(a)に示すような公開再生区間情報の表示入力ウィンドウ110と購入ボタン111を有するインタフェース画面100cをディスプレイに表示する(S301)。
管理サーバ3は、公開再生区間情報の閲覧要求を受信すると、再生区間情報記憶手段32を参照して、付加情報「公開」の項目に「公開する」が記憶されている再生区間情報を検索し、検索した再生区間情報を第三者の端末装置5へ送信する(S302)。
第三者の端末装置5は、検索された再生区間情報を受信すると、これを公開再生区間情報の表示入力ウィンドウ110に表示する(S303)(図12(b)参照)。ここで、再生区間情報の公開は、あくまでも再生区間情報(再生区間の開始位置と終了位置)を公開するのみで、当該再生区間のデータの利用(視聴や複写)を第三者に許可するものではない。第三者は、公開された再生区間データの利用を希望する場合は、この再生区間情報に基づいて再生区間を購入することができる。具体的には、ユーザは、公開再生区間情報の表示入力ウィンドウ110に表示された再生区間の中から、所望する再生区間を選択して購入する(購入ボタン111を押下する)(図12(b)参照)。
第三者の端末装置5は、選択された再生区間の購入指示を管理サーバ3へ送信し(S304)、管理サーバ3は、これら選択された再生区間を第三者の再生区間として新たに再生区間情報記憶手段24に登録し、課金処理を実行する(S305)。再生区間の登録、課金については、図5〜図6のフローを適用することが可能であるため、説明を省略する。再生区間への課金処理が正常に終了すると、第三者は、第三者の端末装置5において再生区間データを利用することが可能になる。
以上によれば、有料コンテンツのサービスの利用者間において、各人が登録した再生区間情報を互いに公開・閲覧することが可能になる。その結果、有料コンテンツを購入して視聴するといった従来の利用形態を超える新たな利用形態をユーザに提供することが可能になる。
(第2の実施形態)
次に、本発明に係る第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、ユーザ端末装置2aが通信ネットワークNに接続されておらず、通信ネットワークNと通信可能に構成された携帯端末6をさらに備え、携帯端末6と管理サーバ3aとの間で再生区間の登録及び課金に必要な情報が送受信される。
ユーザ端末装置2aは、例えば、DVDプレーヤなどが相当し、ユーザインタフェースとしてのリモートコントローラ21(「コントローラ21」という)を備える。携帯端末6は、典型的には無線通信可能な携帯電話機、PHS、スマートフォンなどが相当するが、他の装置を適用することも可能である。携帯端末6は、通常の無線電話機能に加え、インターネット接続機能を備えている。携帯端末6は、通信ネットワークN上の管理サーバ3aに、例えばHTTPプロトコルに従う所定の要求を送信し、その要求に応じた結果を受信するとこれを表示等する機能を備える。管理サーバ3aは、後述するように、携帯端末6から送信される再生区間に関する所定の送信情報を受信すると、これに基づく課金依頼を課金サーバ4へ送信し、課金サーバ4による課金が正常に終了すると、再生区間に対する再生許可情報を携帯端末6へ送信する。課金サーバ4の構成については、第1の実施形態にて説明したものと同様であるので説明を省略する。
以下、図14〜図16を用いて、第2の実施形態における再生区間の登録及び課金処理について説明する。
ユーザ端末装置2aは、DVD記録再生装置20aにセットされたDVDに記録された映像コンテンツを、コンテンツ表示ウィンドウ101にて再生表示する(S401)(図7参照)。ユーザ端末装置2aは、映像コンテンツの再生表示中、DVD記録再生装置20aを介してコンテンツ表示ウィンドウ101に再生表示される所定の再生シーンの特定情報(タイトルID、再生時刻)を取得する(S402)。
ここで、ユーザが、コントローラ21を操作することにより、前記所定の再生シーンについて再生区間の開始を指示した場合(S403:開始)、ユーザ端末装置2aは、前記所定の再生シーンの特徴情報をS402において取得した特定情報(タイトルID、再生時刻)によって特定し、当該特定情報(タイトルID、再生時刻)を、ユーザID、再生装置ID、記録媒体IDと対応付けて、再生情報記憶手段24aに格納する(S404)(図16参照)。なお、再生時刻は開始位置として格納される。
次に、ユーザ端末装置2aは、再生区間の購入指示が入力されたか否かを判断し、入力されていない場合は(S411;No)、次の入力を待機するためS401に戻り、映像コンテンツの再生表示処理と所定の再生シーンの特定情報の取得処理を続行する(S401、S402)。
ここで、ユーザが、コントローラ21を操作することにより、所定の再生シーンについて再生区間の終了を指示した場合(S403;終了)、ユーザ端末装置2aは、前記所定の再生シーンの再生時刻をS402において取得した特定情報に含まれる再生時刻によって特定し、当該再生時刻を終了位置として、S404で記憶した再生区間情報と対応付けて再生情報記憶手段24aに格納する(S405)(図16参照)。
ユーザ端末装置2aは、再生情報記憶手段24aに記憶した再生区間情報を、再生区間表示ウィンドウ104へ表示する。また、再生区間を他人へ公開するか否かを指定する公開指定情報の入力を、ユーザに促す(S407)(図7(b)参照)。
ユーザは、「公開する」または「公開しない」を入力することができ、ユーザ端末装置2aは、入力された公開指定情報を再生区間情報と対応付けて再生区間情報記憶手段24aに格納する(S408)(図16参照)。
次に、映像コンテンツの再生表示中、ユーザから再生区間の購入指示を受け付けた場合(S409:Yes)、ユーザ端末装置2aは、再生区間の購入処理へ移行する(B)。
図15は、再生区間の購入処理の流れを示すフローチャートである。ユーザ端末装置2aは、ユーザから再生区間の購入指示を受け付けると、再生区間情報記憶手段24aに記憶された再生区間情報を含む所定の送信情報を生成し、ユーザ端末装置2aのディスプレイに表示する(S412)(図17(a)参照)。所定の送信情報は、再生区間情報に含まれるユーザID、再生装置ID、記録媒体ID、再生区間特定情報(開始位置、終了位置)、公開情報を含み、ユーザが視認及び入力しやすい形態(例えば、文字列やQRコード)に変換される。
携帯端末6は、ユーザの操作に応じて管理サーバ3aへログインし、ユーザが携帯端末6のキー入力部を操作して、ユーザ端末装置2aのディスプレイに表示された所定の送信情報を入力すると、入力された所定の送信情報を管理サーバ3aへ送信する(S413)(図17(b)参照)。
管理サーバ3aは、携帯端末6から送信される所定の送信情報を解釈してタイトルIDや再生区間特定情報(開始位置、終了位置)を抽出し、課金情報記憶手段33から抽出したタイトルIDに対応する課金情報を読み出し、この読みだした課金情報に基づいて、再生区間特定情報により特定される再生区間に対する課金金額を算出する(S414)。
管理サーバ3aは、課金額の計算処理が終了すると、ユーザID、タイトルID、算出した課金金額に基づいて、ユーザによる再生区間の視聴・複写に対して課金するように依頼する課金依頼を課金サーバ4へ送信する(S415)。課金サーバ4は、課金依頼に含まれるユーザID、タイトルID、課金金額に基づいて、ユーザに対する所定の課金処理を実行し、その実行結果を管理サーバ3aへ送信する(S416)。
管理サーバ3aは、課金サーバ4からの実行結果を受信すると、それが正常である場合(S417;正常)は、再生区間の再生許可情報を携帯端末6へ送信する(S418)。携帯端末6は、送信された再生許可情報をディスプレイに表示する(S419)(図17(c)参照)。ユーザは、コントローラ21を操作して、携帯端末6のディスプレイに表示された再生許可情報をユーザ端末装置2aへ入力する(図17(c)参照)。
ユーザ端末装置2aは、コントローラ21から再生許可情報が入力されると(S420)、入力された再生許可情報をユーザ端末装置2aの所定の記憶領域に予め記憶されている再生許可情報と比較し、一致する場合は、入力された再生許可情報が正常と判断して再生区間情報記憶手段24aに「購入済み」を記憶し、一致しない場合は、エラーメッセージを表示する(S421)。
なお、管理サーバ3aは、課金が正常に行われなかった場合(S417;異常)、その旨を携帯端末6へ送信する(S422)。そして、携帯端末6は、ディスプレイに、所定のエラーメッセージを表示する(S423)。
(再生区間の検索と再生区間データの再生/複写)
次に、第2の実施形態に係る情報処理システム1aによる再生区間の検索と再生区間データの再生/複写について説明する。なお、第1の実施形態に係る情報処理システム1による再生区間の検索と再生区間データの再生/複写の処理と同じ処理については、説明を省略する。
図示しないメニュー画面を介して、ユーザから登録した再生区間リストの取得指示を受け付けると、ユーザ端末装置2aは、ディスプレイに、再生区間リスト表示/選択ウィンドウ107を含むインタフェース画面100aを表示し、ユーザ端末装置2aの再生区間情報記憶手段24aから再生区間リストを検索して、その検索結果を再生区間リスト表示/選択ウィンドウ107に表示する(図10(a)参照)。なお、再生区間リストの検索にあたり、種々の限定を加えて抽出するように構成してもよい点は、第1の実施形態と同様である。
そして、ユーザが、再生区間リスト表示/選択ウィンドウ107に表示された再生区間リストから1または複数の再生区間を選択して所定の指示を入力した場合、ユーザ端末装置2aは、再生区間情報記憶手段24を参照し、選択された再生区間が「購入済み」であるか否かを判断する。「購入済み」が記憶されている場合は、有効期間等の他の要件判断に移行し、「購入済み」が記憶されていない場合は、当該再生区間が未購入であるとして、処理を終了する。有効期間等の他の要件判断については、第1の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
第2の実施形態によれば、ユーザ端末装置が通信ネットワークに接続されていない場合でも、有料コンテンツを購入する際の購入区間をユーザが任意に設定可能である等の第1の実施形態と同様の効果を得ることができるようになる。
(変形例)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく種々に変形して適用することが可能である。例えば、BD等のメディアに記録された映像コンテンツに加えて/代えて、ストリーミングやダウンロード配信される映像コンテンツを対象として再生区間の登録等を行う構成としてもよい。また、再生区間の登録等を行う元となる映像コンテンツは、有料であっても無料であってもよい。
また、管理サーバ3において管理する再生区間情報を、マーケティングに利用してもよい。例えば、タイトルごとに登録された再生区間について再生回数を集計し、これにより、ユーザ間で人気のある再生区間(シーン)を特定することができる。この場合、このような統計情報も公開することが望ましい。
また、上記実施形態では、ユーザが登録した再生区間が複数ある場合には、管理サーバ3が、これら複数の再生区間に対する課金額の合計金額を算出して課金サーバ4へ通知する場合について説明した。この課金額の合計金額を算出する構成は、再生区間に限られず、従来の有料コンテンツのチャプター単位での購入に対しても適用することができる。例えば、管理サーバ3は、購入可能なチャプターのリストをユーザ端末装置2へ送信する。ユーザ端末装置2にて、ユーザが所望するチャプターを複数選択した場合、ユーザが選択した複数のチャプターに対する課金額の合計金額を管理サーバ3が計算する。そして、管理サーバ3は、計算した合計金額とユーザが選択したチャプターの番号を含む課金依頼を課金サーバ4へ送信する。これによれば、ユーザが所望するチャプターが複数ある場合に、購入手続きを1回で済ますことができるため、有料コンテンツの購入におけるユーザの利便性が向上する。
第1の実施形態に係る情報処理システム1の概略構成をあらわすブロック図である。 第1の実施形態に係るユーザ端末装置2の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る管理サーバ3の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係るユーザ端末装置2と管理サーバ3の記憶手段のデータ構造を説明する図である。 第1の実施形態に係る再生区間の登録処理の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る再生区間の購入処理の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係るユーザ端末装置2のディスプレイに表示される画面の一例である。 第1の実施形態に係る再生区間データを説明する図である。 第1の実施形態に係る再生区間リストの検索と再生区間データの再生複写処理の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係るユーザ端末装置2のディスプレイに表示される画面の一例である。 第1の実施形態に係る再生区間の公開処理の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る第三者の端末装置5のディスプレイに表示される画面の一例である。 第2の実施形態に係る情報処理システム1aの概略構成をあらわすブロック図である。 第2の実施形態に係る再生区間の登録処理の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る再生区間の購入処理の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係るユーザ端末装置2aの記憶手段24aのデータ構造を説明する図である。 第2の実施形態に係るユーザ端末装置2a及び携帯端末6のディスプレイに表示される画面の一例である。
符号の説明
1…情報処理システム、2…ユーザ端末装置、3…管理サーバ、4…課金サーバ、5…第三者の端末装置、20…メディア記録再生装置、21…通信手段、22…制御手段、23…再生ユニット、23…再生区間情報記憶手段、23…再生ユニット、24…再生区間情報記憶手段、32…再生区間情報記憶手段、33…課金情報記憶手段、34…通信手段、35…制御手段、N…通信ネットワーク

Claims (8)

  1. 映像コンテンツの記録再生装置を備える端末に記憶されるプログラムと、前記端末とネットワークを介して接続されるサーバと、を備える情報処理システムであって、
    前記端末に記憶されるプログラムは、前記端末を、
    前記再生装置を用いて映像コンテンツを再生表示中に、前記再生表示されている映像コンテンツの映像に対して入力された第1の指示に基づいて、前記映像コンテンツの第1の再生時刻を特定し、当該特定された第1の再生時刻を含む第1の再生時刻登録要求を前記サーバへ送信する第1の登録要求手段と、
    前記第1の指示が入力された後に前記再生表示されている映像コンテンツの別の映像に対して入力された第2の指示に基づいて、前記映像コンテンツの第2の再生時刻を特定し、当該特定された第2の再生時刻を含む第2の再生時刻登録要求を前記サーバへ送信する第2の登録要求手段と、して機能させ、
    前記サーバは、
    ユーザが任意に設定可能な前記映像コンテンツの再生区間に関する再生区間情報を記憶する記憶手段と、
    前記端末装置から送信される第1の再生時刻登録要求と第2の再生時刻登録要求を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された第1の再生時刻登録要求に含まれる第1の再生時刻を再生区間の開始位置として前記記憶手段に登録し、前記受信手段により受信された第2の再生時刻登録要求に含まれる第2の再生時刻を前記再生区間の終了位置として前記記憶手段に登録する登録手段と、
    前記登録手段によって登録された開始位置と終了位置によって特定される前記映像コンテンツの再生区間に対する課金の依頼を、前記課金サーバへ送信する課金依頼手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記端末に記憶されるプログラムは、前記端末を、
    前記サーバの記憶手段に登録される前記映像コンテンツの再生区間のリストを要求する再生区間リスト取得要求を前記サーバに送信する再生区間リスト取得要求送信手段と、して機能させ、
    前記サーバは、
    前記再生区間リスト取得要求を受信すると、前記記憶手段から所定条件に一致する再生区間情報を検索する検索手段と、
    前記検索手段により検索された再生区間情報のリストを前記端末に送信する再生区間情報リスト送信手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記端末に記憶されるプログラムは、前記端末を、
    前記サーバの再生区間情報リスト送信手段より送信された再生区間情報のリストを所定の画面に表示する表示手段と、
    前記所定の画面を介して前記再生区間情報のリストから少なくとも1の再生区間が選択された場合に、当該選択された再生区間に対する前記課金サーバによる課金の結果が正常であることを条件に、前記選択された再生区間のデータを前記記録再生装置を用いて再生表示する再生表示手段と
    して機能させることを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記端末に記憶されるプログラムは、前記端末を、
    前記映像コンテンツの再生区間に対する課金情報を所定の記憶領域へ格納する格納手段としてさらに機能させ、
    前記端末が備える前記再生表示手段は、
    前記所定の画面を介して前記再生区間情報のリストから少なくとも1の再生区間が選択された場合に、当該選択された再生区間に対応する課金情報を前記所定の記憶領域から読み出し、当該読みだした課金情報に有効期間が設定されている場合には、前記サーバへ所定の要求を送信し、前記読みだした課金情報に有効期間が設定されていない場合には、前記サーバへ所定の要求を送信することなく、前記選択された再生区間のデータを前記記録再生装置を用いて再生表示することを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 前記端末に記憶されるプログラムは、前記端末を、
    前記サーバの再生区間情報リスト送信手段より送信された再生区間情報のリストを所定の画面に表示する表示手段と、
    前記所定の画面を介して前記再生区間情報のリストから少なくとも1の再生区間が選択された場合に、当該選択された再生区間に対する前記課金サーバによる課金の結果が正常であることを条件に、前記選択された再生区間のデータを前記記録再生装置を用いて所定の記憶領域へ複写する複写手段と、
    して機能させることを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
  6. 前記端末に記憶されるプログラムは、前記端末を、
    前記映像コンテンツの再生区間に対する課金情報を所定の記憶領域へ格納する格納手段と、してさらに機能させ、
    前記端末が備える前記複写手段は、
    前記所定の画面を介して前記再生区間情報のリストから少なくとも1の再生区間が選択された場合に、当該選択された再生区間に対応する課金情報を前記所定の記憶領域から読み出し、当該読みだした課金情報に有効期間が設定されている場合には、前記サーバへ所定の要求を送信し、前記読みだした課金情報に有効期間が設定されていない場合には、前記サーバへ所定の要求を送信することなく、前記選択された再生区間のデータを前記記録再生装置を用いて所定の記憶領域へ複写することを特徴とする請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 前記端末に記憶されるプログラムは、前記端末を、
    前記登録された再生区間情報を第三者に公開するか否かを指定する公開指定情報が入力されると、当該入力された公開指定情報を含む公開指定情報登録要求を前記サーバへ送信する第3の登録手段と、して機能させ、
    前記サーバは、
    前記サーバから送信される公開指定情報登録要求に含まれる公開指定情報を、当該公開指定情報に対応する再生区間情報と対応づけて前記記憶手段に登録する公開情報登録手段と、
    前記ネットワークを介して接続される他の端末から送信される前記登録された再生区間情報の閲覧要求を受信すると、前記記憶手段を参照して再生区間情報の公開が指定されている再生区間情報を検索する公開再生区間情報検索手段と、
    前記公開情報検索手段により検索された再生区間情報を前記他の端末へ送信する公開再生区間情報送信手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1から6いずれかに記載の情報処理システム。
  8. 映像コンテンツの記録再生装置を備えた端末と、前記端末とネットワークを介して接続されるサーバと、を備える情報処理システムにおける情報処理方法であって、
    前記端末が、前記再生装置を用いて映像コンテンツを再生表示中に、前記再生表示されている映像コンテンツの映像に対して入力された第1の指示に基づいて、前記映像コンテンツの第1の再生時刻を特定し、当該特定された第1の再生時刻を含む第1の再生時刻登録要求を前記サーバへ送信する第1の登録ステップと、
    前記端末が、前記第1の指示が入力された後に前記再生表示されている映像コンテンツの別の映像に対して入力された第2の指示に基づいて、前記映像コンテンツの第2の再生時刻を特定し、当該特定された第2の再生時刻を含む第2の再生時刻登録要求を前記サーバへ送信する第2の登録ステップと、
    前記サーバが、前記端末装置から送信される第1の再生時刻登録要求と第2の再生時刻登録要求を受信する受信ステップと、
    前記サーバが、前記受信された第1の再生時刻登録要求に含まれる第1の再生時刻を再生区間の開始位置として、ユーザが任意に設定可能な前記映像コンテンツの再生区間に関する再生区間情報を記憶する記憶手段に登録し、前記受信手段により受信された第2の再生時刻登録要求に含まれる第2の再生時刻を前記再生区間の終了位置として前記記憶手段に登録する登録ステップと、
    前記登録された開始位置と終了位置によって特定される前記映像コンテンツの再生区間に対する課金の依頼を、前記課金サーバへ送信する課金依頼ステップと、
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
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