JP2009253640A - 広域監視システム - Google Patents

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勝 橋本
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Abstract

【課題】複数の住戸の監視データを広域的に監視して、その結果を対応する居住人のユーザ端末へ送信することが可能な広域監視システムを提供する。
【解決手段】データ収集装置1はWebサーバ機能を有して、各住戸に設置されており、所定の監視対象に関する監視データを検出する検出手段と、検出手段により検出された監視データを、当該データ収集装置1に割り当てられたアドレス情報とともに、データ集計サーバ2に送信する送信手段を備えている。データ集計サーバ2は、通信ネットワークNTを介した通信を行う通信手段と、通信手段が各データ収集装置1から受信した各住戸の監視データをアドレス情報と対応付けて記憶する記憶手段と、記憶手段から読み出した各住戸の監視データをもとに監視対象を広域的に監視するとともに、監視結果を示す広域情報を通信手段から、各住戸の居住人が使用するユーザ端末3へ送信させる広域監視手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、広域監視システムに関するものである。
従来、ドアホン子器と親機との間でインターホン通話を行うインターホン機能と、各種住宅設備の制御監視機能と、防犯・防災等のセキュリティ機能とが、システムの中核をなす親機に統合された住宅用制御・監視統合システムが提供されていた(例えば特許文献1参照)。
上記公報に開示された住宅用制御・監視統合システムでは、インターネットとの間で情報を授受する通信手段が親機に設けられており、防犯センサなどのセキュリティ関連のセンサから検知入力が親機に入力されると、親機が、警報を発報するとともに、予め登録されているメールアドレス宛に警報発報を示す電子メールを通信手段により送信させるようになっている。
特開2004−135197号公報
上述した従来の住宅用監視システムでは、あるユーザの住戸で警報が発報されると、その住戸に居住するユーザのメールアドレス宛に警報発報を報知する電子メールが送信されるのであるが、各住戸のセンサによる検知入力を広域的に監視して、各ユーザが所有する端末へ送信するようなシステムは従来提供されていなかった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、複数の住戸の監視データを広域的に監視して、その結果を対応する居住人のユーザ端末へ送信することが可能な広域監視システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、それぞれWebサーバ機能を有して複数の住戸にそれぞれ設置された複数のデータ収集装置と、複数のデータ収集装置により収集されたデータを集計するデータ集計サーバと、各住戸の居住人が使用するユーザ端末とが通信ネットワークを介して接続され、各データ収集装置が、所定の監視対象に関する監視データを検出する検出手段と、検出手段により検出された監視データを、当該データ収集装置に割り当てられたアドレス情報とともに、データ集計サーバに送信する送信手段を備えるとともに、データ集計サーバが、ネットワークを介した通信を行う通信手段と、通信手段が各データ収集装置から受信した各住戸の監視データをアドレス情報と対応付けて記憶する記憶手段と、記憶手段から読み出した各住戸の監視データをもとに監視対象を広域的に監視するとともに、所定のトリガ入力に応じて監視結果を示す広域情報を通信手段から各ユーザ端末へ送信させる広域監視手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、検出手段が、対応する住戸への侵入経路を検知エリアとし、当該検知エリアにおいて監視対象である人の存否を検出する人感センサからなり、データ集計サーバの広域監視手段は、何れかの住戸の人感センサで人が検出されると、当該住戸の人感センサが人を検出したことを示す広域情報を出力し、当該広域情報を通信手段が各ユーザ端末に送信することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、検出手段が、対応する住戸において監視対象の火災を検知する火災検知センサからなり、データ集計サーバの広域監視手段は、何れかの住戸の火災検知センサで火災が検知されると、当該住戸の火災検知センサが火災を検知したことを示す広域情報を出力し、当該広域情報を通信手段が各ユーザ端末に送信することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1の発明において、検出手段が、対応する住戸の敷地内に設置されて監視対象である降雨状況を検知する降雨センサからなり、データ集計サーバの広域監視手段は、何れかの住戸の降雨センサで降雨状態が検知されると、当該住戸の降雨センサが降雨状態を検知したことを示す広域情報を出力し、当該広域情報を通信手段が各ユーザ端末に送信することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1の発明において、各住戸の居住人が所持する記憶媒体が、少なくとも個人識別情報を含む情報を予め記憶して、当該情報を無線通信によって外部から読取可能であって、各検出手段は、住宅の外側に配置され監視対象である記憶媒体との間で無線通信を行うことによって、当該記憶媒体から個人識別情報を読み取る無線通信手段からなり、データ収集装置は、対応する住戸の居住人に割り当てた個人識別情報を記憶する記憶手段と、無線通信手段が読み取った個人識別情報を記憶手段に登録されている個人識別情報と照合する照合手段とを備え、照合手段による照合の結果、無線通信手段の読み取った個人識別情報が記憶手段に登録された個人識別情報に一致すれば、一致した個人識別情報を報知する監視データが送信手段からデータ集計サーバに送信され、データ集計サーバの広域監視手段は、何れかのデータ収集装置から個人識別情報を報知する監視データが入力されると、入力された個人識別情報に対応する居住人の帰宅を報知する報知信号を、通信手段から予め登録されたユーザ端末へ送信させることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1の発明において、各検出手段が、対応する住戸に設けられた監視対象の植物栽培用地の環境情報を検知する環境検知センサからなり、環境検知センサにより検知された環境情報が送信手段からデータ集計サーバに送信されるとともに、データ集計サーバの記憶手段に、各住戸の環境検知センサから受信した環境情報が記憶され、広域監視手段は、記憶手段から読み出した各住戸の植物栽培用地の環境情報を所定の基準データと比較した結果を通信手段から対応するユーザ端末へ送信させることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、データ集計サーバでは、通信手段が各データ収集装置から受信した各住戸の監視データをアドレス情報と対応付けて記憶手段に記憶させ、広域監視手段が、記憶手段から読み出した各住戸の監視データをもとに監視対象を広域的に監視するとともに、監視結果を示す広域情報を通信手段から各ユーザ端末へ送信させているので、複数の住戸の環境情報を広域的に監視することができ、また、所定のトリガ入力に応じて監視結果を示す広域情報をユーザ端末へ送信しているので、複数の住戸の居住人で広域情報を共有することが可能になる。
請求項2の発明によれば、データ集計サーバの広域監視手段は、何れかのデータ収集装置の人感センサで人が検出されると、当該住戸の人感センサが人を検出したことを示す広域情報を出力し、当該広域情報を通信手段が各ユーザ端末に送信しているので、データ集計サーバによって複数の住戸への侵入者の有無を広域的に監視できるという効果がある。またデータ集計サーバは監視結果を示す広域情報を各ユーザ端末へ送信しているので、各住戸の居住人は自宅や近隣の住戸への侵入者の有無を広域的に把握でき、自宅や近隣の住戸に侵入者が侵入した場合に、警戒や通報などの対応をとることが可能になる。
請求項3の発明によれば、データ集計サーバの広域監視手段は、何れかのデータ収集装置の火災検知センサで火災が検出されると、当該住戸の火災検知センサが火災を検出したことを示す広域情報を出力し、当該広域情報を通信手段が各ユーザ端末に送信しているので、データ集計サーバによって複数の住戸での火災の有無を広域的に監視できるという効果がある。またデータ集計サーバは監視結果を示す広域情報を各ユーザ端末へ送信しているので、各住戸の居住人は自宅或いは近隣の住戸での火災の有無を容易に把握でき、自宅や近隣の住戸で火災が発生した場合に、避難や救助などの対応をとることが可能になる。
請求項4の発明によれば、データ集計サーバの広域監視手段は、何れかのデータ収集装置の降雨センサで降雨が検出されると、当該住戸の降雨センサが降雨を検出したことを示す広域情報を出力し、当該広域情報を通信手段が各ユーザ端末に送信しているので、データ集計サーバによって複数の住戸での降雨状況を広域的に監視することができる。またデータ集計サーバは監視結果を示す広域情報を各ユーザ端末へ送信しているので、各住戸の居住人は自宅周辺の降雨状況を把握でき、洗濯物を取り入れたり外出時の雨対策をするといった対応をとることが可能になるという効果がある。
請求項5の発明によれば、何れかのデータ収集装置の無線通信手段が居住人の所持する記憶媒体から読み取った個人識別情報と、記憶手段に登録されている個人識別情報とを照合手段が照合した結果、両者が一致すると、一致した個人識別情報を報知する監視データがデータ収集装置の送信手段からデータ集計サーバに送信されるので、データ集計サーバの広域監視手段では、各住戸の居住人の帰宅状況を広域的に監視することができる。また広域監視手段は、入力された個人識別情報に対応する居住人の帰宅を報知する報知信号を、通信手段から予め登録されたユーザ端末へ送信させているので、ユーザ端末の表示をもとに他の居住人の帰宅状況を遠隔から確認して、何らかの対応をとることができる。
請求項6の発明によれば、データ集計サーバの記憶手段には、データ収集装置の環境検知センサにより検知された環境情報が記憶され、広域監視手段では、記憶手段から読み出した各住戸の植物栽培用地の環境情報を所定の基準データと比較した結果を、通信手段から対応するユーザ端末へ送信させているので、各住戸の植物栽培用地の環境情報を広域的に監視することができる。また広域監視手段は、入力された個人識別情報に対応する居住人の帰宅を報知する報知信号を、通信手段から予め登録されたユーザ端末へ送信させているので、各住戸の居住人はユーザ端末の表示をもとに、植物栽培用地の生育環境を整えることができる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
本発明の実施形態1について図1〜図6を参照して説明する。図1は本実施形態の広域監視システムAの全体構成を示す概略構成図である。広域監視システムAは、複数の住戸にそれぞれ設置される複数台のデータ収集装置(所謂フィールドサーバ)1と、広域監視サービスのサービス提供事業者が運営するデータ集計サーバ2(所謂ローカルサーバ)と、各住戸の居住人が使用するユーザ端末3,4とを主要な構成として備えている。本システムAにおいて、データ収集装置1とデータ集計サーバ2とユーザ端末3とはインターネットのような通信ネットワークNTを介して相互にデータ通信が行えるようになっている。
居住人が使用するユーザ端末3,4は、例えばWebブラウザがインストールされたパーソナルコンピュータによって構成されている。またユーザ端末4は、IEEE802.11bの規格に準拠した無線LANモジュールを備え、データ収集装置1との間で直接無線通信を行うことによって、データ収集装置1との間でデータの授受が行えるようになっている。なおユーザ端末3は、Webブラウザがインストールされたパーソナルコンピュータに限定されるものではなく、通信ネットワークNTを介してデータ通信が可能であれば、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)やテレビジョン装置などでユーザ端末を構成しても良い。またユーザ端末4も、Webブラウザがインストールされたパーソナルコンピュータに限定されるものではなく、無線LANモジュールを備えた端末であれば、携帯電話やPDAなどの端末でも良い。
複数台のデータ収集装置1は、それぞれ対応する住戸の敷地内に設置されて、所定の監視対象に関する監視データを検出する。複数台のデータ収集装置1にはそれぞれ固有のアドレス情報(IPアドレス)が割り当てられるとともに、各データ収集装置1は無線LANアクセスポイント5との間で無線通信を行う無線LANモジュールを備えており、無線LANアクセスポイント5を介して通信ネットワークNTに接続され、通信ネットワークNTを介してデータ集計サーバ2およびユーザ端末3との間で相互にデータ通信を行うことができる。
図3はデータ収集装置1の外観斜視図であり、データ収集装置1は、上下方向に細長い直方体状に形成された装置本体35の内部に図2に示す回路ブロックを収納している。装置本体35の底部にはポール36が連結されており、ポール36を地面にさした状態で使用される。また後述するようにデータ収集装置1には、外付けのセンサとして温湿度センサ26やカメラブロック27が接続可能であり、これらの外付けセンサはデータ収集装置1とは別の場所に設置された支柱37に取着され、データ収集装置1との間は電線38を介して電気的に接続されている。
次にデータ収集装置1の構成を図2のブロック図に基づいて説明する。データ収集装置1は、CPUブロック10と、無線通信部11と、データ収集部12と、センサI/F部13と、データ表示部14と、内部環境計測部15と、内部環境制御部16と、内蔵の温湿度センサ17と、電源部18とを主要な構成として備えるとともに、CPUブロック10は、無線通信制御部10aとデータ制御部10bとデータ演算部10cとデータ記憶部10dとを具備している。なお、データ処理装置1にはデータ収集のためのプログラムが予め組み込まれており、このデータ収集プログラムを実行することによって、CPUブロック10の演算機能により無線通信制御部10aとデータ制御部10bとデータ演算部10cとデータ記憶部10dとが実現されている。
無線通信部11は無指向性のアンテナを有し、ユーザ端末4又は無線LANアクセスポイント5との間で無線通信を行うために用いられる。
センサI/F部13は、内蔵の温湿度センサ17が接続されるとともに、所定の監視対象に関する監視データを検出する検出手段として外付けの各種センサ19〜26あるいはカメラブロック27が接続されるインターフェイスである。
データ収集部12は、センサI/F部13を介して、内蔵の温湿度センサ17からの検出データや、カメラブロック27からの画像データや、外付けの各種センサ19〜26からの検出データを所定のサンプリング周期で収集するとともに、収集した監視データをCPUブロック10に出力する。
温湿度センサ17は、例えば白金測温抵抗体などの温度センサと、電気抵抗式或いは電気容量式の湿度センサとを組み合わせて構成される。温湿度センサ17は、データ収集装置1の設置場所における雰囲気の温度および湿度を検出するために用いられ、検出された雰囲気温度および雰囲気湿度はセンサI/F部13を介してデータ収集部12に出力される。
内部環境計測部15は、例えば白金測温抵抗体などの温度センサと、電気抵抗式或いは電気容量式の湿度センサとを組み合わせて構成され、上述した装置本体35内部の温度および湿度を検出するために用いられる。内部環境制御部16は、内部環境計測部15の計測結果に基づいて、装置本体35に設けたファン(図示せず)やヒータ(図示せず)や冷却装置(図示せず)などを制御することで、装置本体35内部の温度や湿度を所定範囲に制御するものであり、外気温変化や雨氷や日射などの影響で内部環境が変化することによって、内蔵された電子部品が誤動作を起こさないように内部環境を制御している。
電源部18は、商用電源、バッテリ或いはソーラーパネル(図示せず)から電力供給を受けて、内部回路やセンサI/F部13に接続される外付けセンサに動作電力を供給する。
CPUブロック10はデータ収集装置1の全体的な制御を行うものであり、データ演算部10cは、データ収集部12によって各種センサから収集された生のデータ(例えば電圧値など)を、ユーザが理解できる所定の単位のデータ(例えば温度や湿度など)に変換する。
データ制御部10bは、データ演算部10cから入力されるデータの内部処理を行うものであり、データ演算部10cから入力されたデータを一定時間分だけデータ記憶部10dに記憶させる処理や、例えばLEDを用いた7セグメントの表示モニタからなるデータ表示部14にデータを表示させる処理や、後述の無線通信部11から外部へデータを無線送信させる処理を行う。なおデータ記憶部10dには、データ演算部10cから入力されたデータが、そのデータの収集日時(データを収集した日付や時間など)と対応付けて格納されている。
無線通信制御部10aは所定の送信時間が経過する毎にデータ制御部10bに対して未送信データの出力を要求する。データ制御部10bは、無線通信制御部10aから未送信データの出力要求を受け取ると、データ記憶部34に記憶された各種センサのデータからデータ集計サーバ2に対して未送信のデータを抽出して、無線通信制御部10aに出力する。そして、無線通信制御部10aは、データ制御部10bから未送信データを受け取ると、受け取った未送信データを無線通信部11から無線LANアクセスポイント5に送信させ、無線LANアクセスポイント5および通信ネットワークNTを介してデータ集計サーバ2に送信させる。
またデータ収集装置1には、外付けの検出手段して人感センサ19、RFIDブロック20、熱感知センサ21、煙感知センサ22、雨量センサ(降雨センサ)23、土壌温度センサ24、土壌湿度センサ25、温湿度センサ26、カメラブロック27などを接続可能であり、使用用途に合わせて何れかのセンサを取り付けて使用することができる。
人感センサ19は、設置された住戸への侵入経路を検知エリアとして、検知エリア内にいる人物から放射される熱線を検出することによって、検知エリアにおいて監視対象である人の存否を検出する焦電型の赤外線検出素子で構成される。なお人物を検出するセンサとして、焦電型の赤外線検出素子からなる人感センサの代わりに熱画像センサを用い、熱画像センサから出力される熱画像に基づいて、検知エリアにおける人の存否を検出するようにしても良い。
RFIDブロック20は、各住戸の居住人が所持する記憶媒体(図示せず)との間で、電磁界を用いた非接触通信を行うことによって、記憶媒体に予め記憶させた個人識別情報を読み取る質問器で構成される。
熱感知センサ21は、例えばサーミスタからなり、検出温度が所定のしきい値温度を超えると、監視対象である火災の発生を報知する火災感知信号を出力する。
煙感知センサ22は、外光を遮断し且つ煙の流入を許可したラビリンス(図示せず)と、ラビリンス内に光を照射する発光部(図示せず)と、ラビリンス内に流入した煙によって散乱された光を受光する受光部(図示せず)とを備え、ラビリンス内に煙が流入して、受光部の受光量が所定の閾値を超えると、監視対象である火災の発生を報知する火災感知信号を出力する。
雨量センサ23は、一定量の雨水が溜められる枡(図示せず)と、升に雨水が満水まで溜まると雨水の重さで升を傾けて雨水を排水させる機構(図示せず)を備え、排水の回数を計数することによって、監視対象である降雨状況(すなわち降雨量)を測定する。尚、升の容量が大きい場合には、雨水が溜まって排水されるまでの時間が長くなるので、降雨状況をリアルタイムで測定するためには、升の容量を比較的少なめに設定するのが好ましい。
土壌温度センサ24は、土壌に差し込まれるプローブの先端に白金測温抵抗体などの感応部を配置してあり、監視対象である土壌の温度を検出する。
土壌湿度センサ25は、土壌に差し込まれるプローブの先端に、電気抵抗式或いは電気容量式の湿度センサを組み込んであり、監視対象である土壌の湿度を検出する。
温湿度センサ26は、例えば白金測温抵抗体などの温度センサと、電気抵抗式或いは電気容量式の湿度センサとを組み合わせて構成され、監視対象である雰囲気の温度および湿度を検出する。
カメラブロック27は、例えばCCD撮像素子(図示せず)を具備して所定の撮像範囲の画像を撮像するカメラ部28と、内部環境を計測する内部環境計測部29と、内部環境の計測結果に基づいて内部環境を制御する内部環境制御部30と、電源部31とを備える。内部環境計測部29は、例えば白金測温抵抗体などの温度センサと、電気抵抗式或いは電気容量式の湿度センサとを組み合わせて構成され、カメラブロック27の筐体27a内部の温度および湿度を検出する。そして、内部環境制御部30は、内部環境計測部29の計測結果に基づいて、筐体27aに設けたファン(図示せず)やヒータ(図示せず)や冷却装置(図示せず)などを制御することで、筐体27a内部の温度や湿度を所定範囲に制御するものであり、外気温変化や雨氷や日射などの影響で内部環境が変化することによって、内蔵された電子部品が誤動作を起こさないように内部環境を制御している。
また外付けの検出手段としては、上記のセンサ以外にも日射量を検出する日射量センサ、風向および風速を検出する風向・風速計、音を検出する音センサ、水位を検出する水位センサ、空気中の花粉を測定する花粉センサ、大気中のCO濃度を測定するCOセンサ、大気中のSOx濃度を測定するSOxセンサ、大気中のNOx濃度を測定するNOxセンサなどのセンサを使用することができる。なお、これらのセンサとしては従来周知のものを使用すれば良く、その構成は問わない。
また、図4はデータ集計サーバ2の概略構成を示すブロック図であり、全体的な制御を行う演算処理部40と、通信ネットワークNTを介した通信を行う通信部41と、通信部41が各データ収集装置1から受信した各住戸50の監視データをアドレス情報と対応付けて記憶する記憶部42とを備えている。また演算処理部40は、記憶部42から読み出した各住戸の監視データをもとに、上記の監視対象を広域的に監視するとともに、監視結果を示す広域情報を通信部41から各ユーザ端末3へ送信させる広域監視部43を備えている。なおデータ集計サーバ2には広域監視を行うためのプログラムが格納されており、このプログラムを演算処理部40が実行することによって、演算処理部40の演算機能により広域監視部43が実現されている。
本発明に係る広域監視システムAは以上のような構成を有しており、以下では上記のシステムを用いて、近隣にある複数の住戸(例えば同じ町内にある住戸)への不審者の有無を広域的に監視し、これらの複数の住戸で不審者情報を共有するサービスについて、図5および図6を参照して説明する。
図5の適用例では、隣接する6戸の住戸50a〜50fの敷地にそれぞれデータ収集装置1a〜1fを設置するとともに、各データ収集装置1a〜1fとの間で無線通信が可能な位置に無線LANアクセスポイント5を設置してある。また、各データ収集装置1a〜1fには、検出手段として上述の人感センサ19とカメラブロック27とが少なくとも接続されているものとする。尚、各住戸50a〜50fに設置されたデータ収集装置1a〜1fは同一の構成を有しており、データ収集装置の全体的な説明を行うときはデータ収集装置1と表記し、個々のデータ収集装置について説明するときはデータ収集装置1a,1b…1fと表記する。
次に本システムによる広域監視動作を図6のフローチャートに従って説明する。データ収集装置1では、データ収集部12が、センサI/F部13に接続されたセンサから、予め設定されたサンプリング周期で検出データを収集するとともに(図6のステップS1)、データ演算部10cが、データ収集部12によって収集された生のデータを、ユーザが理解できる所定の単位のデータに変換する(ステップS2)。データ演算部10cによるデータ変換が終了すると、データ制御部10bが、データ演算部10cから入力されたデータをデータ記憶部10dに記憶させるとともに(ステップS3)、変換後のデータをデータ表示部14に表示させる(ステップS4)。またデータ制御部10bでは、前回送信時から所定の送信時間が経過したか否かを判断し(ステップS5)、送信時間が経過していなければ、上記サンプリング時間のWait処理を行った後(ステップS7)、ステップS1に戻って上記の処理を繰り返す。一方、ステップS5の判定において送信時間が経過していれば、データ制御部10bは、データ記憶部10dに記憶されたデータのうち未送信のデータを読み出して無線通信制御部10aに送り、無線通信制御部10aが無線通信部11の動作を制御して未送信のデータをデータ集計サーバ2へ送信させた後(ステップS6)、上記サンプリング時間のWait処理を行い(ステップS7)、ステップS1に戻って上記の処理を繰り返す。
ステップS6の処理でデータ収集装置1から送信された各センサの検出データは、無線LANアクセスポイント5および通信ネットワークNTを介してデータ集計サーバ2に送られる。データ集計サーバ2では、通信部41が各データ収集装置1からの検出データを受信して(ステップS11)、受信データを演算処理部40に出力する。そして、演算処理部40が通信部41から入力された監視データを、送信元のデータ収集装置のアドレス情報と対応付けて記憶部42に記憶させるとともに(ステップS12)、広域監視部43が、記憶部42から読み出した各住戸50a〜50fの検出データをもとに監視対象を広域的に監視し(ステップS13)、監視結果を示す広域情報を通信部41から各ユーザ端末3へ送信させる(ステップS14)。
そして、ステップS14んでデータ集計サーバ2から送信された広域情報は、通信ネットワークNTを介して各住戸50a〜50fの居住人が使用するユーザ端末3に送られ、この広域情報を各ユーザ端末3が受信すると(ステップS15)、各ユーザ端末3の表示部に広域情報が表示されるようになっている。
また各住戸の居住人が、パーソナルコンピュータからなるユーザ端末3を用いてデータ集計サーバ2或いはデータ収集装置1にアクセスすると、データ集計サーバ2或いはデータ収集装置1がアクセス(トリガ入力)に応じてデータ集計サーバ2の記憶部42に記憶された各種の検出データや、データ収集装置1のデータ記憶部10dに記憶された検出データをユーザ端末3に送信しているので、これらの検出データをユーザ端末3で閲覧することもできる。なお、データ収集装置1はWebサーバ機能を備え、データ収集装置1およびデータ集計サーバ2には、データ閲覧のための専用のGUI画面が用意されており、居住人がユーザ端末3を操作することによって、リアルタイムデータや過去のデータ(例えば過去1ヶ月間の検出データや過去1年間の検出データ)など所望の検出データの閲覧が行えるとともに、CSV形式で検出データのダウンロードが行えるようになっている。
ここで、本システムによる不審者の監視処理について以下に説明する。例えば住戸50dに設置されたデータ収集装置1dの人感センサ19が検知エリアにおける人の存在を検知すると、人感センサ19からの人体検知信号がセンサI/F部13を介してデータ収集部12に入力される。データ収集部12では、上記のサンプリング周期に関係なく、人感センサ19から人体検知信号が入力されると、この人体検知信号をデータ演算部10cに出力する。データ演算部10cは人体検知信号をそのままデータ制御部10bに出力し、データ制御部10bが人体検知信号をデータ記憶部10dに記憶させるとともに、データ表示部14に表示させた後、無線通信制御部10aを制御して無線通信部11からデータ集計サーバ2に送信させる。
このとき、データ集計サーバ2では、通信部41がデータ収集装置1dから送信された人体検知信号を受信して、演算処理部40が人体検知信号を記憶部42に記憶させるとともに、広域監視部43が記憶部42から読み出した監視データをもとに各住戸50a〜50fへの侵入者の有無を判断する。例えば居住人がユーザ端末3を用いて警戒状態に設定した住戸50dにおいて、当該住戸50dに設置されたデータ収集装置1dが不審者を検知すると、データ収集装置1dからデータ集計サーバ2に人体検知信号とカメラブロック27で撮影された画像とが入力される。広域監視部43では、データ収集装置1dから入力された人体検知信号(トリガ入力)に基づいて住戸50dに不審者が侵入したと判断する。ここで、データ集計サーバ2には各データ収集装置1の設置場所の情報、つまり各住戸50の位置情報が登録されており、住戸50dに不審者が侵入した場合には、この住戸50dとその近隣になる住戸50a〜50c,50e,50fの居住人が使用するユーザ端末3に、住戸50dへの侵入者を報知する情報と、カメラブロック27で撮影された画像データとを広域情報として通信部41から送信させているので、各住戸50a〜50fの居住人はユーザ端末3(例えば宅内の表示モニタ3aやテレビ3c或いは携帯電話機3bなど)に表示された侵入者の報知情報やカメラブロック27の画像から、住戸50dに不審者が侵入したことを容易に確認でき、戸締まりを厳重にして侵入を警戒したり通報したりするといった対応をとることが可能になる。
このように本実施形態では、各住戸50a〜50fに設置されたデータ収集装置1が、対応する住戸50a〜50fへの侵入経路を検知エリアとして、検知エリアにおける人の存否を検出する人感センサ19を検出手段として備え、データ集計サーバ2の広域監視部43は、何れかのデータ収集装置1の人感センサ19で人が検出されると、当該住戸の人感センサ19が人を検出したことを示す広域情報を出力し、この広域情報を、同じエリア内(同じ町内、或いは、同じ自治会内)の住戸50に居住する居住人のユーザ端末4へ通信部41から送信させているので、データ集計サーバ2によって自宅や近隣の住戸50への侵入者の有無を広域的に監視することができる。また、監視結果を示す広域情報を各ユーザ端末3へ送信することで、自宅や近隣の住戸50に不審者が侵入した場合は、戸締まりを厳重にして侵入を警戒したり通報したりするといった対応をとることが可能になる。
(実施形態2)
本発明の実施形態2について以下に説明する。尚、広域監視システムAのシステム構成および動作は実施形態1で説明したのと同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
本実施形態の広域監視システムAでは、近隣にある複数の住戸(例えば同じ町内、自治会内の住戸)において監視対象である火災の発生を広域的に監視して、これら複数の住戸の居住人で火災情報を共有するサービスを提供するものであり、各データ収集装置1には、検出手段として少なくとも熱感知センサ21と煙感知センサ22とが接続されているものとする。
ここで、本システムによる火災発生の監視処理について以下に説明する。何れかの住戸50(50a〜50f)に設置されたデータ収集装置1の熱感知センサ21又は煙感知センサ22が火災を感知すると、火災を感知した熱感知センサ21又は煙感知センサ22から火災感知信号がセンサI/F部13を介してデータ収集部12に入力される。データ収集部12では、上記のサンプリング周期に関係なく、熱感知センサ21又は煙感知センサ22から火災感知信号が入力されると、この火災感知信号をデータ演算部10cに出力する。データ演算部10cは火災感知信号をそのままデータ制御部10bに出力し、データ制御部10bが火災感知信号をデータ記憶部10dに記憶させるとともに、データ表示部14に表示させた後、無線通信制御部10aを制御して無線通信部11からデータ集計サーバ2に送信させる。
このとき、データ集計サーバ2では、通信部41がデータ収集装置1dから送信された火災感知信号を受信して、演算処理部40が火災感知信号を記憶部42に記憶させるとともに、広域監視部43が記憶部42から読み出した監視データをもとに各住戸50a〜50fでの火災の有無を判断する。すなわち広域監視部43では、何れかのデータ収集装置1から入力された火災感知信号(トリガ入力)に基づいて、何れかの住戸50で火災が発生したと判断すると、同じエリア内(同じ町内、或いは、同じ自治会内)の住戸50に居住する居住人のユーザ端末4へ、何れかの住戸50で火災が発生したことを報知する広域情報(火災の発生場所を含む情報)を通信部41から送信させているので、各住戸50a〜50fの居住人はユーザ端末3(例えば宅内の表示モニタ3aやテレビ3c或いは携帯電話機3bなど)に表示された火災報知情報から、自宅或いは近隣の住戸で火災が発生したことを容易に確認でき、避難や消火協力などの火事への対応をとることが可能になる。
このように本実施形態では、各住戸50a〜50fに設置されたデータ収集装置1が、住戸内での火災を検知する熱感知センサ21及び煙感知センサ22を検出手段として備え、データ集計サーバ2の広域監視部43は、何れかのデータ収集装置1の熱感知センサ21又は煙感知センサ22で火災が検知されると、当該住戸で火災が発生したことを示す広域情報を出力し、当該広域情報を通信部41が各ユーザ端末3に送信しているので、データ集計サーバ2によって複数個の住戸50a〜50fでの火災の有無を広域的に監視することができる。またデータ集計サーバ2が監視結果を示す広域情報を各ユーザ端末3へ送信することで、各住戸50a〜50fの居住人は、自宅或いは近隣の住戸で火災が発生したことを容易に確認でき、避難や消火協力などの火事への対応をとることが可能になる。
(実施形態3)
本発明の実施形態3について以下に説明する。尚、広域監視システムAのシステム構成および動作は実施形態1で説明したのと同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
本実施形態の広域監視システムAでは、近隣にある複数の住戸において監視対象である降雨状況を広域的に監視して、これら複数の住戸の居住人で降雨情報を共有するサービスを提供するものであり、各データ収集装置1には、検出手段として少なくとも雨量センサ23が接続されているものとする。
ここで、本システムによる降雨状況の監視処理について以下に説明する。各住戸に設置されたデータ収集装置1のデータ収集部12では、所定のサンプリング周期が経過する毎に、センサI/F部13に接続された各センサから検出データを収集する。ここで、何れかの住戸50に設置されたデータ収集装置1の雨量センサ23で降雨が検出されると、この雨量センサ23からデータ収集部12に検出データとして降雨量が出力される。
データ収集部12では、雨量センサ23から検出データとして降雨量のデータが入力されると、この降雨量データをデータ演算部10cに出力し、データ演算部10cは降雨量データ(例えば排水回数)を、ユーザが理解できる所定の単位のデータ(例えば雨量(ml)など)に変換し、変換後のデータをデータ制御部10bに出力する。データ制御部10bは、データ演算部10cから変換後の降雨データが入力されると、この降雨データをデータ記憶部10dに記憶させるとともに、データ表示部14に表示させた後、無線通信制御部10aを制御して無線通信部11からデータ集計サーバ2に送信させる。
このとき、データ集計サーバ2では、通信部41がデータ収集装置1から送信された降雨データを受信し、演算処理部40が降雨データを記憶部42に記憶させるとともに、広域監視部43が記憶部42から読み出した降雨データ(監視データ)をもとに、同じエリア内(例えば同じ町内、同じ自治会内)にある住戸50a〜50fでの降雨状況を判断する。すなわち広域監視部43では、データ収集装置1から入力された降雨データ(トリガ入力)に基づいて、何れかの住戸50で降雨が観測されたと判断し、各住戸50a〜50fの居住人が使用するユーザ端末3に、降雨を観測した住戸やその降雨量を報知する広域情報を通信部41から送信させているので、各住戸50a〜50fの居住人はユーザ端末3(例えば宅内の表示モニタ3aやテレビ3c或いは携帯電話機3bなど)に表示された降雨情報(降雨場所や降雨量など)から、自宅或いは近隣の住戸で降雨が観測されたことを容易に確認でき、洗濯物の取り入れや外出時の雨対策などの対応をとることが可能になる。
このように本実施形態では、各住戸50a〜50fに設置されたデータ収集装置1が、監視対象として降雨状況(例えば降雨量)を測定する雨量センサ23を検出手段として備え、データ集計サーバ2の広域監視部43は、データ収集装置1の雨量センサ23で降雨が検知されると、当該住戸での降雨量の測定データを広域情報を出力し、当該広域情報を通信部41が各ユーザ端末3に送信しているので、データ集計サーバ2によって複数個の住戸50a〜50fでの降雨状況を広域的に監視することができる。またデータ集計サーバ2が監視結果を示す広域情報を各ユーザ端末3へ送信することで、各住戸50a〜50fの居住人は、自宅或いは近隣の住戸での降雨状況を容易に確認でき、洗濯物の取り入れや外出時の雨対策などの対応をとることが可能になる。
(実施形態4)
本発明の実施形態4について以下に説明する。尚、広域監視システムAのシステム構成および動作は実施形態1で説明したのと同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
本実施形態の広域監視システムAでは、複数の住戸で居住人の帰宅を広域的に監視して、帰宅情報を同居者に報知するサービスを提供するものであり、外部から情報を読取可能な記憶媒体(図示せず)を各住戸の居住人に所持させるとともに、各居住人が所持した記憶媒体に、少なくとも個人識別情報を含む情報を予め記憶させている。また各データ収集装置1に、監視対象である記憶媒体との間で無線通信を行うことによって、記憶媒体から個人識別情報を読み取るRFIDブロック(無線通信手段)20を検出手段として備えているものとする。また、データ収集装置1は、当該住戸の居住人に割り当てた個人識別情報が予め登録された記憶手段(図示せず)を備えているものとする。
ここで、本システムによる居住人の帰宅状況の監視処理について以下に説明する。何れかの住戸50(50a〜50f)に設置されたデータ収集装置1のRFIDブロック20が、帰宅してきた居住人の所持する記憶媒体(図示せず)との間で、電磁界を用いた非接触通信を行うことによって、記憶媒体に予め記憶させた個人識別情報を読み取ると、この個人識別情報がセンサI/F部13を介してデータ収集部12に入力される。データ収集部12では、上記のサンプリング周期に関係なく、RFIDブロック20から個人識別信号が入力されると、この個人識別情報をデータ演算部10cに出力する。照合手段たるデータ演算部10cは、データ収集部12から入力された個人識別情報を、記憶手段に予め登録された個人識別情報と比較し、両者が一致すると、一致した個人識別情報やその個人名を示す情報をデータ制御部10bに出力する。そして、データ制御部10bでは、データ演算部10cから入力された個人識別情報およびその個人名を監視データとしてデータ記憶部10dに記憶させるとともに、データ表示部14に表示させた後、無線通信制御部10aを制御して無線通信部11からデータ集計サーバ2に送信させる。
このとき、データ集計サーバ2では、通信部41がデータ収集装置1から送信された個人識別情報およびその個人名を受信し、演算処理部40が個人識別情報および個人名を記憶部42に記憶させており、演算処理部40の広域監視部43では、何れかのデータ収集装置1から個人識別情報および個人名を報知する監視データ(トリガ入力)が入力されると、入力された個人識別情報および個人名に対応する居住人の帰宅を報知する報知信号(例えば帰宅した居住人の名前)を、予め登録されたユーザ端末3へ送信する。例えば、ある住戸で居住人である子供の帰宅が検出されると、データ集計サーバ2から同居人である親の携帯電話機3bに子供の帰宅を知らせるメールなどを配信するようにすれば、外出先から子供の帰宅を確認でき、また帰宅予定の時刻を過ぎても子供の帰宅を報知するメールが配信されない場合には、子供に持たせた携帯電話に電話をかけるなどして所在を確認するといった対応をとることができる。
このように本システムでは、何れかのデータ収集装置1において、RFIDブロック20が居住人の所持する記憶媒体から読み取った個人識別情報と、記憶手段(図示せず)に登録されている個人識別情報とをデータ演算部10cが照合した結果、両者が一致すると、一致した個人識別情報を報知する監視データがデータ収集装置1の送信手段からデータ集計サーバ2に送信されるので、データ集計サーバ2の広域監視部43では、各住戸の居住人の帰宅状況を広域的に監視することができる。また広域監視部43は、入力された個人識別情報に対応する居住人の帰宅を報知する報知信号を通信部41から予め登録されたユーザ端末3へ送信させているので、ユーザ端末3の表示をもとに他の居住人の帰宅状況を遠隔から確認して、所在確認などの対応をとることができる。
(実施形態5)
本発明の実施形態5について以下に説明する。尚、広域監視システムAのシステム構成および動作は実施形態1で説明したのと同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
本実施形態の広域監視システムAでは、複数の住戸で、各住戸に設けられた植物栽培用地の環境情報を広域的に監視して、環境情報を各住戸の居住人に報知するサービスを提供するものであり、各データ収集装置1には、監視対象である植物栽培用地の環境情報を検知する土壌温度センサ24と土壌湿度センサ25と温湿度センサ26とが少なくとも接続されているものとする。
ここで、本システムによる植物栽培用地の環境情報を監視する処理について以下に説明する。各住戸に設置されたデータ収集装置1のデータ収集部12では、所定のサンプリング周期が経過する毎に、センサI/F部13に接続された各センサから検出データを収集する。なおデータ収集装置1のセンサI/F部13には、各住戸に設けられた植物栽培用地(例えば庭など)の土壌温度を検出する土壌温度センサ24と、植物栽培用地の土壌湿度(土中水分量)を検出する土壌湿度センサ25と、植物栽培用地の雰囲気温度および雰囲気湿度を検出する温湿度センサ26とが少なくとも接続されており、各センサ23,24,25の検出データ(土壌温度、土壌湿度、雰囲気温度および雰囲気湿度)が植物栽培用地の環境情報としてデータ収集部12に入力される。
データ収集部12では、他のセンサの検出データとともに土壌温度センサ24、土壌湿度センサ25および温湿度センサ26の検出データが入力されると、土壌温度センサ24、土壌湿度センサ25および温湿度センサ26の検出データをデータ演算部10cに出力し、データ演算部10cは、土壌温度センサ24、土壌湿度センサ25および温湿度センサ26の検出データ(例えば電圧値)を、ユーザが理解できる所定の単位のデータ(例えば温度(℃)、湿度(%)など)に変換し、変換後のデータをデータ制御部10bに出力する。データ制御部10bは、データ演算部10cから変換後の土壌温度、土壌湿度、雰囲気温度および雰囲気湿度が入力されると、これらのデータをデータ記憶部10dに記憶させるとともに、データ表示部14に表示させた後、無線通信制御部10aを制御して無線通信部11からデータ集計サーバ2に送信させる。
このとき、データ集計サーバ2では、通信部41が各住戸のデータ収集装置1から送信された植物栽培用地の環境情報(土壌温度、土壌湿度、雰囲気温度および雰囲気湿度)を受信し、これらの環境情報を演算処理部40が記憶部42に記憶させており、演算処理部40の広域監視部43では、各データ収集装置1から環境情報(トリガ入力)が入力されると、この環境情報を記憶部42から読み出した基準データと比較して、その比較結果を通信部41から対応する住戸の居住人が使用するユーザ端末3へ送信させている。ここにおいて、データ集計サーバ2の記憶部42には、土壌中の温度や雰囲気の温度および湿度に応じて、植物の生育に好適な土壌湿度の推奨範囲が基準データとして予め登録されており、この基準データと土壌湿度の検出結果とを比較した結果が広域情報としてユーザ端末3に送信される。
このように本実施形態では、各住戸50a〜50fに設置されたデータ収集装置1が、植物栽培用地の土壌温度、土壌湿度、雰囲気温度および雰囲気湿度をそれぞれ検出する土壌温度センサ24、土壌湿度センサ25および温湿度センサ26を環境検知センサとして備え、データ集計サーバ2の広域監視部43は、データ収集装置1の環境検知センサによって検出された植物栽培用地の環境情報(土壌温度、土壌湿度、雰囲気温度および雰囲気湿度)が入力されると、これらの環境情報を基準データと比較した結果を、対応する住戸の居住人が使用するユーザ端末3に送信しているので、各住戸の植物栽培用地の環境情報を広域的に監視することができ、且つ、ユーザ端末3に表示された比較結果をもとに、植物栽培用地の生育環境を調整することができる。ここで、データ集計サーバ2からユーザ端末3に比較結果を送信する際に、データ集計サーバ2の広域監視部43が比較結果に応じた対応内容、例えば水やりを指示するメッセージや、施肥を指示するメッセージを作成して、通信部41からユーザ端末3に送信するようにしても良く、各住戸の居住人は、ユーザ端末3に表示された比較結果の内容に応じて、何らかの対応をとることができる。
本実施形態の広域監視システムの概略構成図である。 同上に用いるデータ収集装置のブロック図である。 同上に用いるデータ収集装置の外観図である。 同上に用いるデータ集計サーバのブロック図である。 同上の広域監視処理を説明する説明図である。 同上の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 データ収集装置
2 データ集計サーバ
3 ユーザ端末
11 無線通信部(送信手段)
17,26 温湿度センサ(検出手段)
19 人感センサ(検出手段)
20 RFIDブロック(検出手段)
21 熱感知センサ(検出手段)
22 煙感知センサ(検出手段)
23 雨量センサ(検出手段)
24 土壌温度センサ(検出手段)
25 土壌湿度センサ(検出手段)
27 カメラブロック(検出手段)
41 通信部(通信手段)
42 記憶部(記憶手段)
43 広域監視部(広域監視手段)
NT 通信ネットワーク

Claims (6)

  1. それぞれWebサーバ機能を有して複数の住戸にそれぞれ設置された複数のデータ収集装置と、複数のデータ収集装置により収集されたデータを集計するデータ集計サーバと、各住戸の居住人が使用するユーザ端末とが通信ネットワークを介して接続され、
    各データ収集装置が、所定の監視対象に関する監視データを検出する検出手段と、検出手段により検出された監視データを、当該データ収集装置に割り当てられたアドレス情報とともに、データ集計サーバに送信する送信手段を備えるとともに、
    データ集計サーバが、ネットワークを介した通信を行う通信手段と、通信手段が各データ収集装置から受信した各住戸の監視データをアドレス情報と対応付けて記憶する記憶手段と、記憶手段から読み出した各住戸の監視データをもとに前記監視対象を広域的に監視するとともに、所定のトリガ入力に応じて監視結果を示す広域情報を前記通信手段から各ユーザ端末へ送信させる広域監視手段とを備えたことを特徴とする広域監視システム。
  2. 前記検出手段が、対応する住戸への侵入経路を検知エリアとし、当該検知エリアにおいて監視対象である人の存否を検出する人感センサからなり、
    前記データ集計サーバの前記広域監視手段は、何れかの住戸の人感センサで人が検出されると、当該住戸の人感センサが人を検出したことを示す広域情報を出力し、当該広域情報を前記通信手段が前記各ユーザ端末に送信することを特徴とする請求項1記載の広域監視システム。
  3. 前記検出手段が、対応する住戸において監視対象の火災を検知する火災検知センサからなり、
    前記データ集計サーバの前記広域監視手段は、何れかの住戸の火災検知センサで火災が検知されると、当該住戸の火災検知センサが火災を検知したことを示す広域情報を出力し、当該広域情報を前記通信手段が前記各ユーザ端末に送信することを特徴とする請求項1記載の広域監視システム。
  4. 前記検出手段が、対応する住戸の敷地内に設置されて監視対象である降雨状況を検知する降雨センサからなり、
    前記データ集計サーバの前記広域監視手段は、何れかの住戸の降雨センサで降雨状態が検知されると、当該住戸の降雨センサが降雨状態を検知したことを示す広域情報を出力し、当該広域情報を前記通信手段が前記各ユーザ端末に送信することを特徴とする請求項1記載の広域監視システム。
  5. 各住戸の居住人が所持する記憶媒体が、少なくとも個人識別情報を含む情報を予め記憶して、当該情報を無線通信によって外部から読取可能であって、
    前記各検出手段は、住宅の外側に配置され監視対象である記憶媒体との間で無線通信を行うことによって、当該記憶媒体から個人識別情報を読み取る無線通信手段からなり、
    前記データ収集装置は、対応する住戸の居住人に割り当てた個人識別情報を記憶する記憶手段と、無線通信手段が読み取った個人識別情報を記憶手段に登録されている個人識別情報と照合する照合手段とを備え、照合手段による照合の結果、無線通信手段の読み取った個人識別情報が記憶手段に登録された個人識別情報に一致すれば、一致した個人識別情報を報知する監視データが送信手段からデータ集計サーバに送信され、
    前記データ集計サーバの前記広域監視手段は、何れかのデータ収集装置から個人識別情報を報知する監視データが入力されると、入力された個人識別情報に対応する居住人の帰宅を報知する報知信号を、通信手段から予め登録されたユーザ端末へ送信させることを特徴とする請求項1記載の広域監視システム。
  6. 前記各検出手段が、対応する住戸に設けられた監視対象の植物栽培用地の環境情報を検知する環境検知センサからなり、環境検知センサにより検知された環境情報が送信手段からデータ集計サーバに送信されるとともに、
    前記データ集計サーバの前記記憶手段に、各住戸の環境検知センサから受信した環境情報が記憶され、前記広域監視手段は、記憶手段から読み出した各住戸の植物栽培用地の環境情報を所定の基準データと比較した結果を前記通信手段から対応するユーザ端末へ送信させることを特徴とする請求項1記載の広域監視システム。
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