JP2009253510A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】HD等の高画素の撮像装置を撮影時にパーンすると高精細画像が急激にボケ、違和感がでるという課題があった。この課題を解決できる撮像装置の提供を目的とする。
【解決手段】
撮像部から出力される撮像信号の解像度をコントロールする解像度コントロール回路と、前記解像度コントロール回路の出力信号の解像度を判定する解像度判定回路と、前記解像度判定回路からの出力信号に基づき、前記撮像信号の解像度の変化量が所定の閾値を超えるときは、前記変化量をより小さくするように前記解像度コントロール回路を制御する制御回路を備え、違和感を抱くような、急にボケたり、あるいは急に高解像度に戻るような画像変化を防ぐようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像時のパーン操作、チルト操作に起因する撮像画像の解像度変化によって、撮影者にもたらされる違和感を回避、軽減することができる撮像装置に関するものである。
従来の撮像装置において、撮像画像の解像度をコントロールする技術として、特開平3−126429号公報に記載されている技術がある。
この技術は、内視鏡画像の動き検出量に応じて輪郭補正特性を可変制御する電子内視鏡装置(撮像装置)に関するものである。
図14に、従来の電子内視鏡装置(撮像装置)900の構成図を示す。
図14に示すように、従来の撮像装置900は、入力映像信号の動き量(映像信号により形成される映像内の動きの量)を検出する動き量検出手段92と、動き量検出手段92の検出結果に基づいて、入力映像信号の輪郭を補正する輪郭補正手段91と、から構成されている。そして、輪郭補正手段91は、動き量検出手段92の検出結果に基づいて輪郭補正回路93の補正特性をコントロールする補正特性制御回路94と、補正特性制御回路からの出力に基づいて入力映像信号の高周波成分を補正する輪郭補正回路93と、から構成されている。
また、図15は、輪郭補正回路93の内部構成を示す構成図である。輪郭補正回路93は、所定時間Δtの遅延をする遅延回路9301、9302と、ゲイン調整を行う乗算器9303、9304、9305と、加算器9306、9310と、動き量検出手段92の出力信号により輪郭補正信号のゲインをコントロールするレベル制御回路9309と、を備える。
また、図17は、動き量検出手段92の内部構成を示す構成図である。動き量検出手段92は、入力映像信号を1水平走査時間(1H)遅延させる1HDL回路921と、入力映像信号および1HDL回路921から出力された映像信号との差分を検出の為の減算回路922と、減算回路から出力される差分の絶対値をとる絶対値回路923と、絶対値回路923から出力された信号の低域成分を抽出するLPF924と、LPF924から出力された信号に対してA/D変換を行うA/D変換器925と、を備える。
図16は、レベル制御回路9309の内部構成(同図(a))と補正特性を示す特性図(同図(b))である。図16(a)に示すように、レベル制御回路9309は、補正特性を保持するROM(Read Only Memory)のLUT(Look Up Table)9309aにより構成されている。
従来の撮像装置900の概略動作について、図14を用いて説明する。
動き量検出手段92は、入力映像信号の動き量を検出し、検出した動き量を示す信号を補正特性制御回路94に出力する。補正特性制御回路は、動き量検出手段92から出力された信号を入力とし、動き量検出手段92により検出された入力映像信号の動き量に応じた補正特性の信号を、輪郭補正回路93に出力する。輪郭補正回路93は、補正特性制御回路94からの出力に基づいて、入力映像信号の輪郭を補正(入力映像信号により形成される映像における輪郭部分に相当する映像信号を補正)、つまり、高域成分を強調(補正)する。具体的には、輪郭補正回路93は、輪郭補正の強調具合(輪郭補正の強調具合を決定するゲイン)を補正特性制御回路の出力信号でコントロールする。
以下、図14から図17を用いて、従来の撮像装置900の具体的な各処理について説明する。なお、説明を簡単にするため、水平輪郭補正についてのみの説明を行う。
図15に示す輪郭補正回路93において、入力映像信号は、遅延回路9301,9302により所定時間Δtの遅延が施される。原信号(入力映像信号)と、それぞれの遅延信号(遅延回路9301および9302から出力される遅延信号)は、乗算器9303,9304,9305により、図内に示す数字のゲインの乗算がなされ、加算器9306で加算される。この加算により、所謂ハイパスフィルタの特性の演算が実行されることになり、Δtの時間によって、そのブーストされる周波数が決定される。加算器9306から出力される信号は、乗算器9307でゲイン正規化された後、乗算器9308で最終のゲインコントロールがなされた後に加算器9310でタイミング調整されたもとの映像信号に加算される。これにより、高域成分が補正(加算)された映像信号(映像信号補正出力)が輪郭補正回路93から出力される。
ここで、乗算器9308には、図16(b)に示すような特性により生成されたゲインコントロール信号が、レベル制御回路9309から出力される。つまり、輪郭補正回路93では、入力映像信号の動き量が大きければ大きいほどエンハンスレベルを落とす(ゲインを落とす)ゲインコントロールを行っている。
動き量検出手段92の内部構成の一例を、図17に示す。図17に示すように、動き量検出手段92は、入力映像信号の1H(1水平期間)の前後(時間的な前後)の信号の差分を、1HDL回路921と減算器922とで抽出する。絶対値回路923は、減算器922から出力される信号の絶対値をとり、LPF924に出力する。LPF924は、絶対値回路923から出力される信号の低域成分を抽出する。そして、LPF924から出力される信号(低域成分を抽出した信号)は、A/D変換器925でデジタル信号に変換される。このA/D変換器925によりA/D変換されたデジタル信号が動き量検出信号として、補正特性制御回路94のレベル制御回路9309へ出力される。
以上のような構成、動作により、従来の撮像装置900は、被写体の動きに応じ輪郭補正をコントロールすることができるとともに、撮像装置900により取得される画像(映像)が、動画像の場合(取得される映像において動き量が多い場合)は、映像信号に対して輪郭補正の強調(輪郭補正処理の強調度合い)を抑え、静止画像の場合(取得される映像において動き量が少ない場合)は、映像信号に対して通常の輪郭強調を施すことができる。これにより、人間の視覚特性に適合するようにした電子内視鏡装置(撮像装置)を実現することができる。従来例では、人間の視覚特性が、比較的ゆっくりした変化に対して人間の目の応答性はよく、動画像に含まれるノイズの低域成分に対する人間の目の感度は高くなる点に注目している。そして、比較的ゆっくりとした変化が生じる映像を処理する場合に、静止画像の場合と同じ輪郭強調レベルに設定すると、動画像に対してぎらついた不自然な画像になるという問題点を、従来例は、解決している。
特開平3−126429号公報
しかしながら、上記で説明したような解像度を可変する従来の撮像装置では、動画像と静止画像とでの解像度を変化させることで、動画像のゆっくりとしたノイズの変化を特に強調せず目立たないようにすることができる。しかし、このような撮像装置(あるいは解像度可変機能を有しない通常の撮像装置)において、撮像時に撮像装置でパーン操作やチルト操作をして画面全体(撮像画像全体)が動くような場合に、撮影者が違和感を抱くことがある。具体的には、従来の撮像装置において、静止状態から人間の目で追うのがやや困難なパーン操作やチルト操作(例えば、人間の目がついていけない速さでのパーン操作やチルト操作)を行った場合、撮像装置の取得画像(撮像画像)の解像度が極端に落ちてボケ画像になることがある。このようなボケ画像に対して、撮影者は違和感(静から動へ移行したときの違和感)を抱くことがある。また、逆に、パーン操作やチルト操作の終了で静止画像に戻る時に、撮像装置での取得画像(撮像画像)が、ボケ画像から静止画の高精細な画像に変わることにより、撮影者やあるいは視聴者に違和感(動から静へ移行したときの違和感)を与える問題点がある。
このような撮影者や視聴者に違和感を与える現象は、近年のHD(High Definition)化にともなう高精細映像取得(撮像)用の撮像装置(例えば、HD映像(画像)を取得することができる画素数の画素を持つ撮像素子を有する撮像装置)において顕著であり、放送用や制作用、業務用の撮像装置においては、撮影テクニックあるいは、画創りを考慮する場合に大きな影響を与える。
本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、撮影時にパーン操作やチルト操作により、静止状態から動状態になることよって、高精彩画像からボケ画像になる時の解像度変化により発生する違和感(撮影者等に与える違和感)を抑えるとともに、逆に、動状態から静止状態に戻ることによってボケ画像から高精彩画像になる時の極端な解像度変化を極力抑え、撮影者等に違和感を与えない撮像装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、撮像部と、解像度コントロール部と、解像度判定部と、制御部と、を備える撮像装置である。撮像部は、被写体光を撮像信号に変換する。解像度コントロール部は、撮像部から出力される撮像信号の解像度をコントロールする。解像度判定部は、解像度コントロール部の出力信号の解像度を判定する。制御部は、解像度判定部による解像度についての判定結果に基づき、撮像信号の解像度の変化量が所定の閾値を超えるか否かを判定し、変化量が所定の閾値を超えると判定した場合、変化量がより小さくするように撮像信号の解像度を補正する制御信号を解像度コントロール部に対して出力することで、解像度コントロール部を制御する。
この撮像装置では、解像度判定部により解像度が判定され、解像度の急激な変化を制御部により的確に検出することができる。このため、例えば、撮影時にパーン操作やチルト操作により、静止状態から動状態になることよって、高精彩画像からボケ画像になる時の解像度変化により発生する違和感(撮影者等に与える違和感)を抑えるとともに、逆に、動状態から静止状態に戻ることによってボケ画像から高精彩画像になる時の極端な解像度変化を極力抑え、撮影者等に違和感を与えない撮像装置を実現することができる。
なお、「所定の閾値」は、撮像装置が扱う撮像信号(映像信号)の品質および人間の視覚特性により決定されるものであるが、一例として、HD用撮像装置において、パーン速度(チルト速度)が200[pixel/sec]あたりの限界解像度の急激な変化を抑えることができるように「所定の閾値」を設定すればよい。
第2の発明は、第1の発明であって、解像度判定部は、帯域通過フィルタ部と、遅延部と、差分検出部と、を有する。帯域通過フィルタ部は、撮像信号の解像度の変化量を検出することが可能な周波数帯域を通過させる。遅延部は、帯域通過フィルタ部から出力される信号を所定の時間だけ遅延させる。差分検出部は、帯域通過フィルタ部から出力される信号および遅延部から出力される信号との差分を検出する。
第3の発明は、第2の発明であって、制御部は、差分検出部から出力される信号に基づいて、撮像信号の解像度の変化量が所定の閾値を超えるか否かを判定する差分判定部と、帯域通過フィルタ部からの出力信号および差分判定部の判定結果に基づいて、解像度コントロール部の制御特性を決定する制御特性部と、を有する。
第4の発明は、第3の発明であって、制御部は、帯域通過フィルタ部からの出力信号の信号レベルを判定し、信号レベルが所定の閾値以下である場合、解像度コントロール部の制御を行わない。
これにより、撮像装置において、変化が分かりにくい被写体であっても適切な制御を行うことができる。例えば、被写体が真っ白な物体のみの場合であっても適切な制御を行うことができる。
第5の発明は、第1から第4のいずれかの発明であって、撮像部は、
シャッターと、シャッターに対してシャッター制御を行うシャッターコントロール部と、を有する。そして、制御部は、シャッターコントロール部を制御することで、撮像信号の解像度を補正する。
これにより、シャッターを制御することによる解像度の制御を行うことも可能となる。
第6の発明は、第5の発明であって、制御部は、シャッターコントロール部に、シャッターのシャッタースピードを制御させることで、撮像信号の解像度を補正する。
第7の発明は、第1から第6のいずれかの発明であって、解像度コントロール部は、撮像信号の輪郭成分に対してゲイン値による調整を行うことにより、撮像信号の解像度を向上させる輪郭補正部と、ゲイン値によるゲイン調整可能であり、かつ、撮像信号の信号帯域を制限することで、撮像信号の解像度を低下させる帯域制限部と、を有する。そして、制御部は、輪郭補正部のゲイン値である輪郭補正用ゲイン値、および帯域制限部のゲイン値である帯域制限用ゲイン値を変化させることで、解像度コントロール部を制御する。
この撮像装置では、ゲイン値により解像度制御を行うことができるので、ゲイン特性を決定させることで、所望の解像度制御を行うことが可能となる。なお、撮像装置において、ゲイン特性を、例えば、LUT(ルック・アップ・テーブル)により保持することで、多様なゲイン特性によるゲイン値設定を簡単に行うことができる。
第8の発明は、第1から第7のいずれかの発明であって、パーン速度およびチルト速度を検出するパーン・チルト速度検出部をさらに備える。そして、制御部は、解像度判定部による解像度についての判定結果およびパーン・チルト速度検出部による検出結果に基づき、解像度の変化量をより小さくするように撮像信号の解像度を補正する制御信号を解像度コントロール部に対して出力することで、解像度コントロール部を制御する。
この撮像装置では、パーン・チルト速度検出部により撮像装置のパーン速度および/またはチルト速度を正確に把握することができるので、より精度の高い解像度制御を行うことができる。
第9の発明は、第8の発明であって、静止状態からパーン操作および/またはチルト操作により一定速度の動状態になり、さらに、静止状態に戻るような撮像装置の操作状態において、以下のような制御を行う。
(1)静止状態から一定速度の動状態になるまでの間は、撮像信号の解像度向上のゲイン値を静止状態のゲイン値G_stopより大きい値に設定し、
(2)一定速度の動状態から静止状態になるまでの間は、撮像信号の解像度向上のゲイン値を一定速度の動状態のゲイン値G_moveより小さくしていき、さらに静止状態のゲイン値G_stopよりも小さいゲイン値G0となるまでゲイン値を減少させ、
(3)静止状態になっても一定期間、撮像信号の解像度向上のゲイン値を、ゲイン値G0に維持し、
(4)さらに一定時間後、撮像信号の解像度向上のゲイン値を、再び通常の静止状態のゲイン値G_stopに戻すように、制御部が解像度コントロール部の解像度を制御する。
これにより、解像度の急激な変化を人間の視覚特性に適した形で効果的に抑える異ができるため、この撮像装置により取得される撮像信号(映像信号)による映像を撮影者等が見たときに違和感を抱くことがほとんどない。
第10の発明は、第9の発明であって、静止状態になった後の一定時間維持されるゲイン値G0が「0」である。
なお、「一定時間」は、人間の視覚特性および撮像装置の扱う信号の種類によって決定される。
また、「ゲイン値G0が「0」」とは、撮像信号の解像度向上の効果を発生させないゲイン値である。つまり、ゲイン値G0が「0」である場合、撮像信号は、スルーの状態で出力される(解像度を向上させる処理を施されることなく出力される)ことになる。
第11の発明は、第10の発明であって、静止状態になってゲイン値G0が維持される一定時間と、その後再び静止状態の通常のゲインに戻る一定時間は、急激な解像度の変化を感じさせない時間である。
第12の発明は、被写体光を撮像信号に変換する撮像部を備える撮像装置に用いられる解像度制御方法であって、解像度コントロールステップと、解像度判定ステップと、制御ステップと、を備える。
解像度コントロールステップでは、撮像部から出力される撮像信号の解像度をコントロールする。解像度判定ステップでは、解像度コントロールステップが実行された信号の解像度を判定する。制御ステップでは、解像度判定ステップによる解像度についての判定結果に基づき、撮像信号の解像度の変化量が所定の閾値を超えるか否かを判定し、変化量が所定の閾値を超えると判定した場合、変化量がより小さくするように解像度コントロールステップを制御する。
これにより、第1の発明と同様の効果を奏する解像度制御方法を実現することができる。
第13の発明は、被写体光を撮像信号に変換する撮像部と、を備える撮像装置に用いられる解像度制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、コンピュータに、解像度コントロールステップと、解像度判定ステップと、制御ステップと、を実行させるプログラムである。
解像度コントロールステップでは、撮像部から出力される撮像信号の解像度をコントロールする。解像度判定ステップでは、解像度コントロールステップが実行された信号の解像度を判定する。制御ステップでは、解像度判定ステップによる解像度についての判定結果に基づき、撮像信号の解像度の変化量が所定の閾値を超えるか否かを判定し、変化量が所定の閾値を超えると判定した場合、変化量がより小さくするように解像度コントロールステップを制御する。
これにより、第1の発明と同様の効果を奏する解像度制御方法をコンピュータに実行させるプログラムを実現することができる。
第14の発明は、被写体光を撮像信号に変換する撮像部を備える撮像装置に用いられる集積回路であって、解像度コントロール部と、解像度判定部と、制御部と、を備える集積回路である。解像度コントロール部は、撮像部から出力される撮像信号の解像度をコントロールする。解像度判定部は、解像度コントロール部の出力信号の解像度を判定する。制御部は、解像度判定部による解像度についての判定結果に基づき、撮像信号の解像度の変化量が所定の閾値を超えるか否かを判定し、変化量が所定の閾値を超えると判定した場合、変化量がより小さくするように撮像信号の解像度を補正する制御信号を解像度コントロール部に対して出力することで、解像度コントロール部を制御する。
これにより、第1の発明と同様の効果を奏する集積回路を実現することができる。
第15の発明は、撮像部と、解像度コントロール部と、解像度判定部と、制御部と、を備える撮像装置である。撮像部は、被写体光を撮像信号に変換する。解像度コントロール部は、撮像部から出力される撮像信号の解像度をコントロールする。解像度判定部は、解像度コントロール部の出力信号の解像度を判定する。制御部は、解像度判定部による解像度についての判定結果に基づき、撮像信号の解像度の変化量が所定の閾値を超えるか否かを判定し、変化量が所定の閾値を超えると判定した場合、変化量がより小さくするように撮像信号の解像度を補正する制御信号を解像度コントロール部に対して出力することで、解像度コントロール部を制御する。
これにより、第1の発明と同様の効果を奏する集積回路を実現することができる。
本発明によれば、撮像部からの撮像信号の解像度変化を検出し、その変化具合に応じて、解像度をコントロールできるという優れた効果が得られる。
また、撮像部からの撮像信号の解像度変化を検出し、その変化具合に加えて、撮像装置のパーン操作やチルト操作の速度(パーン速度、チルト速度)を検出し、パーン操作、チルト操作等の撮影状態の情報も加味して解像度をコントロールできるという優れた効果が得られる。
[第1実施形態]
以下、図面を用いて、本発明の第1実施形態について説明する。
<1.1:撮像装置の構成>
図1は、本発明の第1実施形態における撮像装置100の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、撮像装置100は、被写体からの光を光電変換により撮像信号(映像信号)として取得する撮像部1と、撮像部1から出力される撮像信号(映像信号)に対して信号処理を行う信号処理部2と、を備える。信号処理部2は、撮像部1から出力される撮像信号の解像度をハイパスフィルタやローパスフィルタを用いてコントロール(制御)する解像度コントロール部21と、解像度コントロール部21の出力信号の解像度を判定する解像度判定部22と、解像度判定部22の出力信号に基づいて、撮像信号(映像信号)の解像度の変化具合を判定し、解像度コントロール部21の解像度コントロールを制御する制御部23と、を備える。
撮像部1は、図2に示すように、撮像素子11と、シャッターコントロール部12とを備える。
撮像素子11は、光学系(不図示)により集光された被写体光を光電変換により撮像信号(映像信号)として取得し、取得した撮像信号(映像信号)を信号処理部2の解像度コントロール部21に出力する。撮像素子11として、例えば、CCDやCMOS型イメージセンサを用いることが好ましい。
撮像部1の撮像素子11(例えば、CCDやCMOSデバイスにより構成される撮像素子)からは、所定のフォーマットにしたがって撮像信号(映像信号)が出力される。さらに、解像度に関して論じれば、画素数の多いHD(High Definition)フォーマットの撮像素子では、SD(Standard Definition)フォーマットの撮像素子より高解像度の撮像信号を得ることが出来る。
シャッターコントロール部12は、制御部23からのシャッター制御信号を入力とし、制御部23からのシャッター制御信号に基づいて撮像素子11の電荷蓄積時間をコントロールする。シャッターコントロール部12の機能は、いわゆる電子シャッター機能を用いて実現される。なお、シャッターコントロール部12の機能は、機械シャッター(メカ・シャッター)により実現されるものであってもよい。
また、撮像素子11の電荷蓄積時間をコントロールするシャッターコントロール部12で、シャッター時間を短く設定すれば、動解像度の解像度を上げることができる。
解像度コントロール部21は、図3に示すように、輪郭補正部211と、帯域制限部212と、を備える。解像度コントロール部21では、輪郭補正部211で、高域成分を抽出し、元信号に加算することにより解像度を高くする処理と帯域制限部212で帯域を制限することにより、逆に、解像度を落とす処理が組み込まれている。
輪郭補正部211は、図4に示すように、遅延部2111と、HPF2112と、加算器2113と、を有する。輪郭補正部211は、撮像部1から出力される撮像信号(映像信号)および制御部23から出力される輪郭補正用解像度制御信号を入力として、撮像信号(映像信号)に対して、輪郭補正用解像度制御信号に基づいて輪郭補正処理を行い、輪郭補正処理を行った信号を出力する。
HPF2112は、輪郭補正用解像度制御信号によりゲイン調整を行うことができるHPF(高域通過フィルタ)である。HPF2112は、撮像部1から出力される撮像信号(映像信号)から高域成分を抽出し、輪郭補正用解像度制御信号によるゲイン調整した信号を、加算器2113に出力する。HPF2112のゲインを高くすることで、輪郭補正部211から出力される信号の解像度を向上させることができる。なお、HPF2112は、BPF(所定の帯域を通過させるフィルタ(帯域制限フィルタ))により実現させてもよい。
遅延部2111は、撮像部1から出力される撮像信号(映像信号)を、HPF2112での遅延時間と同一の時間だけ遅延させて、加算器2113に出力する。
加算器2113は、遅延部2111からの出力信号と、HPF2112からの出力信号とを加算し、加算した信号を帯域制限部212に出力する。
なお、HPF2112が抽出する高域成分は、撮像信号(映像信号)を表示装置に表示させた場合の映像(画像)において、輪郭部分を形成する撮像信号(映像信号)に多く含まれる周波数成分である。つまり、HPF2112として、撮像信号(映像信号)により形成される輪郭部分に対応する周波数成分を抽出するフィルタを用いることが好ましい。
帯域制限部212は、輪郭補正部から出力される輪郭補正された撮像信号(映像信号)および解像度判定部22から出力される帯域制限用解像度制御信号を入力とし、帯域制限用解像度制御信号に基づいて、撮像信号(映像信号)の帯域制限を行うとともに、帯域制限を行った信号のゲイン調整を行い、解像度判定部22および信号処理部2の後段の処理部(不図示)に出力する。なお、帯域制限部212は、撮像信号(映像信号)の解像度を落とす処理を実現するもので、撮像信号(映像信号)の解像度を効果的に落とす(低下させる)ように、帯域制限用解像度制御信号により帯域制限部212の周波数特性およびゲイン特性が決定される。
解像度判定部22は、図5に示すように、帯域制限フィルタ(BPF)221と、遅延部222と、差分検出部223と、を備える。
帯域制限フィルタ(BPF)221は、解像度コントロール部21の帯域制限部212から出力される撮像信号(映像信号)を入力とし、入力された撮像信号(映像信号)に対して、解像度判定に有効な周波数帯域の成分を抽出する。つまり、帯域制限フィルタ(BPF)221は、入力された撮像信号(映像信号)に対して、解像度判定に有効な周波数帯域を通過させるBPF処理を行い、BPFフィルタ処理を行った信号を、解像度判定信号(a)として、遅延部222、差分検出部223および制御部23の制御特性部232に出力する。なお、帯域制限フィルタ(BPF)221として、例えば、撮像信号(映像信号)の信号帯域の上限が1000TV本である場合、500TV本〜1000TV本を通過帯域とするBPFを用いるとよい。さらに、700TV本〜800TV本あたりを通過帯域とするBPFを用いることで効果が高い。ただし、帯域制限フィルタ(BPF)221の周波数特性は、これらに限定されるものではなく、他の通過帯域を持つBPFを用いてもよい。
遅延部222は、帯域通過フィルタ(BPF)221からの出力信号を入力とし、帯域通過フィルタ(BPF)221からの出力信号を所定の時間だけ遅延させて差分検出部223に出力する。ここで、「所定の時間」とは、解像度が急激に変化しているか否かを判断するのに十分な時間で、例えば、1フィールドに相当する時間がこれに相当する。なお、「所定の時間」を映像信号の数ライン分に相当する時間(水平同期期間の数倍に相当する時間)に設定してもよい。
差分検出部223は、帯域通過フィルタ(BPF)221および遅延部222からの出力信号を入力とし、両信号の差分(両信号レベルの差分)を検出し、検出結果を示す信号を解像度判定信号(b)として、制御部23の差分判定部231に出力する。
制御部23は、図6に示すように、差分判定部231と、制御特性部232と、を備える。
差分判定部231は、差分検出部223から出力される解像度判定信号(b)を入力とし、解像度判定信号(b)から撮像信号(映像信号)の解像度変動量を示す信号を取得し、制御特性部232に出力する。
制御特性部232は、帯域通過フィルタ(BPF)221から出力される解像度判定信号(a)および差分判定部231から出力される解像度変動量を示す信号を入力とし、解像度判定信号(a)および解像度変動量を示す信号に基づいて、解像度コントロール部21の輪郭補正部211の特性を制御する輪郭補正用解像度制御信号、帯域制限部212の特性を制御する帯域制限用解像度制御信号、および撮像部1のシャッターを制御するためのシャッター制御信号を生成する。そして、制御特性部は、生成した輪郭補正用解像度制御信号および帯域制限用解像度制御信号を、それぞれ、輪郭補正部211および帯域制限部212に出力する。さらに、制御特性部は、シャッター制御信号を撮像部1のシャッターコントロール部12に出力する。つまり、制御特性部232は、差分判定部231の出力信号と帯域通過フィルタ(BPF)221の出力信号の両方から解像度コントロール部21へ出力する制御信号(輪郭補正用解像度制御信号および帯域制限用解像度制御信号)の特性を決定する。なお、撮像装置200がHD用撮像装置(HD−カメラ)である場合、輪郭補正部のゲイン特性が図10に示すような特性となるように、制御信号(輪郭補正用解像度制御信号)を決定することが好ましい。具体的には、HD用撮像装置において、撮影者等に違和感を抱かせる原因となる、パーン速度が200[pixel/sec]あたりの解像度劣化を防止するような特性(パーン速度が200[pixel/sec]あたりのゲイン値がピーク値となるような特性)により、制御信号(輪郭補正用解像度制御信号)を決定することが好ましい。
<1.2:撮像装置の動作>
以上のように構成された第1実施形態による撮像装置100の動作について、図7〜図10も用いて、以下説明する。
(1.2.1:撮像装置100の全体動作について)
撮像装置100の光学系(不図示)により集光された被写体光は、撮像部1の撮像素子11で光電変換され、撮像信号(映像信号)として解像度コントロール部21に出力される。
撮像部1からの撮像信号(映像信号)は、輪郭補正部211により、輪郭補正用解像度制御信号に基づいて高域強調処理(解像度を高める処理(解像度向上処理))が実行され、さらに、帯域制限部212により、帯域制限用解像度制御信号に基づいて解像度低減処理(解像度を落とす処理)がなされる。そして、輪郭補正部211および帯域制限部212での処理を施された撮像信号(映像信号)は、後段の処理部(不図示)および解像度判定部22に出力される。
解像度コントロール部21から出力された撮像信号(映像信号)は、解像度変化を顕著に示す帯域を抽出する帯域通過フィルタ(BPF)221に入力され、解像度変化を顕著に示す帯域が抽出された信号が、解像度判定信号(a)として制御部23の制御特性部232、遅延部222、および差分検出部223に出力される。
遅延部222から出力される、例えば、1フィールド分に相当する時間だけ遅延した解像度判定信号(a)と、遅延のない解像度判定信号(a)とが、差分検出部223に入力され、差分検出部223により、両信号の差分情報を示す解像度判定信号(b)が生成され、制御部23の差分判定部231に出力される。ここで、解像度判定信号(b)は、解像度変化を顕著に示す帯域が抽出された信号である解像度判定信号(a)の時間方向の差分情報を示す信号であるため、撮像信号(映像信号)の解像度変化を顕著に示す信号となっている。
解像度判定信号(b)は、制御部23の差分判定部231に入力され、差分判定部231では、解像度判定信号(b)に基づいて、撮像信号(映像信号)の解像度変化の度合い(解像度の変化量)を示す信号を生成し、制御特性部232に出力する。
差分判定部231から出力された信号および解像度判定信号(a)は、制御特性部232に入力され、両信号に基づいて、輪郭補正用解像度制御信号、帯域制限用解像度制御信号、およびシャッター制御信号が生成される。そして、制御特性部232により生成された輪郭補正用解像度制御信号および帯域制限用解像度制御信号は、それぞれ、輪郭補正部211および帯域制限部212に入力され、解像度コントロール部における解像度調整処理(解像度向上処理および解像度低減処理)が実行される。また、制御特性部232により生成されたシャッター制御信号は、撮像部1のシャッターコントロール部12に入力され、シャッター制御信号により撮像装置100のシャッターが制御されることにより、撮像信号(映像信号)の解像度調整が実行される。
(1.2.2:パーン操作における解像度劣化について)
次に、撮像装置100においてパーン操作を行ったときの解像度劣化について、説明する。
図7は、撮像装置100でパーン操作をしたときの動き速度(パーンの動き速度)による解像度劣化を示す特性図である。なお、ここで、「パーン(チルト)の動き速度」とは、パーン(チルト)操作を行った場合の単位時間あたりの移動距離を撮像素子の画素数で表現したものである。例えば、撮像装置100において、静止している被写体に対して、パーン操作を行ったときに、1秒間に100画素(100ピクセル)分のずれが、撮像信号(映像信号)が形成する画像(映像)上で生じたとき、「パーン(チルト)の動き速度」は、100[pixel/sec]となる。
図8は、同じくパーンの動き速度に対する限界解像度の変化を示す特性図である。図9は、本発明の撮像装置100によるパーンの動き速度に対する限界解像度の向上特性を示す特性図である。図10は、図9の特性を出す為のパーンの動き速度に対応した輪郭補正部211のゲイン特性を示す特性図である。
(1.2.3:撮像装置の動きによる解像度変化について)
ここで、撮像装置100の動き、例えばパーン、チルト等の速度による解像度の変化の具合を説明する。
図7は、パーンの動き速度による解像度劣化の特性を示す特性図であるが、静止状態を変調度(MTF(Modulation Transfer Function))100%としたとき、パーンの動き速度(以下、「パーン速度」ということがある。)によって、どれだけ変調度(MTF)が劣化していくかを示したものである。つまり、パーン操作によって、もとの撮像装置100により取得される撮像信号(映像信号)の解像度に、さらに、この特性が乗算される形で解像度の劣化が生じることになる。
パーン速度が、1秒間に100ピクセル(100[pixel/sec])から200、300[pixel/sec]と大きくなるにつれて、撮像信号(映像信号)の解像度劣化具合が大きくなり、パーン速度が500[pixel/sec]では、350TV本の変調度が零になる特性となっている。
HD用の撮像装置であれば、限界解像度は、ほぼ1000TV本であり、その特性が、例えば、500[pixel/sec]のパーンの動き速度で350TV本も再現できなくなることになる。また、SD用の撮像装置であれば、限界解像度は500TV本から700TV本であり、同じく500[pixel/sec]のパーンの動き速度で、350TV本も再現できなくなることになる。しかし、解像度の変化の度合いは、HD用の撮像装置の方が大きく、パーンの動き(パーン操作)によって、撮影者等が違和感を抱く程度は、SD用撮像装置よりHD用撮像装置で大きくなる。
(1.2.4:制御信号(輪郭補正用解像度制御信号および帯域制限用解像度制御信号)のゲイン特性について)
図8は、HD用撮像装置とSD用撮像装置とでのパーンの動き速度による限界解像度の変化を示すグラフである。同図より分かるように、静止状態からパーンによる動き速度が増すことによって、HD用撮像装置の解像度変化の落差が大きく、ある程度のパーン速度なるとHD用撮像装置でもSD用撮像装置でも同様な解像度特性(ボケ画像)になることが分かる。
そこで、本実施形態の撮像装置100では、パーンの動き速度による限界解像度の特性が、例えば、図9に示す1点鎖線のように急激な変化を生じさせないように制御部23の制御特性部232が解像度コントロール部21に制御信号(輪郭補正用解像度制御信号および帯域制限用解像度制御信号)を出力するようにする。
制御信号(輪郭補正用解像度制御信号および帯域制限用解像度制御信号)としては、例えば、輪郭補正部211のゲイン特性をパーン速度による解像度劣化をもとに図10に示すようなゲイン特性にすることで実現できる。
以上のように、本実施形態の撮像装置100によれば、撮像装置100のパーン等の動きにより、撮像信号(映像信号)の解像度の急激な変化(特に劣化)を抑制することができる。特に、HD用撮像装置等で取得される高精彩画像では、パーン操作等により解像度の変化が大きく、撮影者等に違和感を与えることになるが、撮像装置100では、解像度の劣化具合を徐々に変化するように解像度をコントロールできるので(急激な解像度の変化を抑制することができるので)、撮影者等に与える違和感を抑えることができる。
なお、本実施形態の撮像装置100では、撮像装置の動きとしてパーン操作による場合で説明したが、チルト操作での動きの場合や、また、パーン操作およびチルト操作を複合した動きの場合でも同様な効果が奏することができることは言うまでもない。
また、上記では、解像度のコントロールの手段として、輪郭補正部211のゲインをコントロールする例を示したが、動解像度を上げるシャッターコントロールや、逆に、帯域制限を施す帯域制限部(例えば、帯域制限回路により実現するもの)を組合せることにより、同様な効果を出せることは言うまでもない。
[第2実施形態]
<2.1:撮像装置の構成>
図11は、本発明の第2実施形態における撮像装置200の構成を示すブロック図である。
撮像装置200は、図11に示すように、撮像部1と、解像度コントロール部21と、解像度判定部22と、制御部23Aと、パーン・チルト速度検出部3と、を備える。
撮像装置200は、パーン・チルト速度検出部3をさらに備える点が、第1実施形態に係る撮像装置100と相違する。また、撮像装置200では、第1実施形態に係る撮像装置100の制御部23が制御部23Aに置換されている点が相違する。それ以外の
第1実施形態と同様である部分については、同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
パーン・チルト速度検出部3は、撮像装置200において、パーン操作あるいはチルト操作が行われた場合のパーン速度およびチルト速度を算出し、算出したパーン速度およびチルト速度を示す信号をパーン・チルト速度情報信号として、制御部23Aの制御特性部232Aに出力する。
制御部23Aの制御特性部232Aは、解像度判定信号(a)、差分判定部231からの出力信号、およびパーン・チルト速度検出部3からのパーン・チルト速度情報信号を入力とし、解像度判定信号(a)、差分判定部231からの出力信号、およびパーン・チルト速度情報信号に基づいて、輪郭補正用解像度制御信号、帯域制限用解像度制御信号、およびシャッター制御信号を生成する。なお、撮像装置200がHD用撮像装置(HD−カメラ)である場合、輪郭補正部のゲイン特性が図10に示すような特性となるように、制御信号(輪郭補正用解像度制御信号)を決定することが好ましい。具体的には、HD用撮像装置において、撮影者等に違和感を抱かせる原因となる、パーン速度が200[pixel/sec]あたりの解像度劣化を防止するような特性(パーン速度が200[pixel/sec]あたりのゲイン値がピーク値となるような特性)により、制御信号(輪郭補正用解像度制御信号)を決定することが好ましい。
<2.2:撮像装置の動作>
以上のように構成された第2実施形態による撮像装置200の動作について、図13(a)および図13(b)を用いて、以下説明する。
パーン、チルト速度検出部3は、例えば、図13(a)に示すように、撮像装置200が静状態から動状態に変わり、一定パーン速度状態(一定パーン速度によるパーン操作が継続している状態)、そして、動状態から静状態へ変わる速度変化を正確に検出することができる。この例の場合、一定パーン速度は、400[pixel/sec]の速度の場合を示している。第1実施形態でも説明した通り、HD等の高画素撮像装置の高精彩画像(映像)では、パーン操作等の動きにより、その動き出しや、止まる瞬間に解像度の変化が大きく、特に、撮影者等が違和感を抱くことになる。これを防止するために、解像度コントロール部21の輪郭補正部211のゲインを変える制御部23の制御特性を、図13(b)に示すように行う。
具体的には、撮像装置200において、以下のように、輪郭補正部211のゲイン値を制御する。
(1)静から動の過渡期(時刻t1〜t2)
輪郭補正部211のゲイン値を「1」から徐々に大きくする。このとき、ゲイン値の変化率(増加率)(図80(b)のグラフの傾き)をパーン・チルト速度検出部3の出力信号(パーン・チルト速度情報信号)に応じて、変化させることが好ましい。
(なお、ゲイン値「1」とは、HPF2112でHPF処理を実行された出力がゲイン値調整されることなく、加算器2113に出力される状態を実現させるゲイン値である。)
(2)一定パーンの動状態(時刻t2〜t3)
ゲイン値を固定(図13(b)では、ゲイン値を「MAX」に固定)する。なお、上記(1)でのゲイン値の変化率(傾き)制御によっては、「一定パーンの動状態」の開始時刻が「t2」とは異なる時刻となることは言うまでもない。
(3)動から静の過渡期(時刻t3〜t4)
「一定パーンの動状態」において固定したゲイン値から徐々にゲイン値を減少させ、撮像装置200が静止した状態で、ゲイン値が「0」となるようにゲイン値を減少させていく(図13(b)では、「静」の状態となった時刻t4でゲイン値が「0」となっている)。なお、「静から動の過渡期」(時刻t1〜t2)同様、この期間においても、ゲイン値の変化率(傾き)制御を行うようにしてもよい。
(なお、ゲイン値「0」とは、HPF2112でHPF処理を実行された出力が加算器2113に出力されない状態を実現させるゲイン値である。したがって、このとき、輪郭補正部211から出力される信号は、遅延部2111からの出力となる。つまり、このとき、輪郭補正部211に入力される信号が、スルーの状態で、輪郭補正部211から出力されることになる。)
(4)静止状態(時刻t4〜t5)
撮像装置200が静止した状態となった時刻t4から時刻t5までの期間において、ゲイン値を「0」のまま維持する。
(5)静止状態(時刻t5〜t6)
そして、時刻t5からt6の期間において、ゲイン値を「0」から「1」へと徐々に増加させていく。
以上のように、撮像装置200において、輪郭補正部211のゲイン値を制御することで、特に、撮影者等に違和感を抱かせる動き出し(パーン操作の開始等)や、止まる瞬間(パーン操作の終了等)の解像度変化を抑えることができる。
なお、上記制御特性の動き出しのゲイン値(静から動の過渡期のゲイン値)や、止まる瞬間の前のゲイン値(動から静の過渡期のゲイン値)、撮像装置200が静止した後の暫くの期間のゲイン値(時刻t4〜t5の期間のゲイン値)、さらに、その所定時間(図13のt1〜t2の期間、t3〜t4の期間、t4〜t5の期間)、標準ゲインに戻す所定時間(t5〜t6の期間)等は、特に観察者に違和感を抱かせないように、適切に設定値を選択できることは言うまでもない。また、図13の時刻t1〜t2、t3〜t4、t5〜t6のゲイン値の変化率(傾き)制御についても、観察者に違和感を抱かせないように、適切に設定値を選択できることは言うまでもない。なお、これらの設定値は、人間の視覚特性を考慮して設定することで、より適切な値を選択することができる。
このように、本実施形態によれば、撮影時のパーン操作やチルト操作によって、特に、撮影者等に違和感を抱かせる動き出し(撮像装置の動き出し)や、止まる瞬間の解像度変化(撮像装置により取得される映像の解像度の変化)を抑えることができる。
また、撮像装置200では、パーン・チルト速度検出部により、正確にパーン速度やチルト速度を把握することができるので、解像度判定部22だけでは、被写体の急激な動き等による解像度への影響を判定できない場合でも、正確にパーン操作やチルト操作の状況を判断することができ、正確に解像度の制御を行うことができる。
なお、第1実施形態と同様に第2実施形態でも、撮像装置の動きとしてパーン操作による場合で説明したが、チルト操作による撮像装置の動きによる場合や、または、パーン操作、チルト操作の複合の動きによる場合でも同様な効果が出せることは言うまでもない。
また、解像度のコントロールの手段として、輪郭補正部211のゲインをコントロールする例を示したが、動解像度を上げるシャッターコントロールや、逆に、帯域制限を施す帯域制限部(例えば、帯域制限回路により実現可能。)も組合せることにより同様な効果を出せることも言うまでもない。
[他の実施形態]
前述の第1実施形態において、制御部23、23Aの制御特性部232、232Aは、差分判定部の出力信号と帯域通過フィルタ(BPF)221の出力信号との両方から解像度コントロール部21への制御信号の特性を決定するが、帯域通過フィルタ(BPF)221の出力信号が、十分小さい所定のレベル以下と判定した場合(例えば、帯域通過フィルタ(BPF)221にDC(直流成分)での変調度が100%である信号を入力したときの帯域通過フィルタ(BPF)221の出力信号が変調度5〜10%である場合、「十分小さい所定のレベル以下」と判定する。)、本発明で解決する高精細な画像からボケ画像になる違和感を、撮影者等は抱くことは少ない。したがって、このような場合(例えば、細かな変化の少ないほぼ一様な被写体のみを撮像装置により撮影している場合がこのような場合に相当する。)、前述の実施形態で説明した制御を行わずに、ゲイン特性を一定にする、もしくは、制御を弱めるようにしてもよい。
なお、上記実施形態で説明した撮像装置において、各ブロックは、LSIなどの半導体装置により個別に1チップ化されても良いし、一部又は全部を含むように1チップ化されても良い。
なお、ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサーを利用しても良い。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてあり得る。
また、上記実施形態の各処理をハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェアにより実現してもよい。さらに、ソフトウェアおよびハードウェアの混在処理により実現しても良い。なお、上記実施形態に係る撮像装置をハードウェアにより実現する場合、各処理を行うためのタイミング調整を行う必要があるのは言うまでもない。上記実施形態においては、説明便宜のため、実際のハードウェア設計で生じる各種信号のタイミング調整の詳細については省略している。
なお、本発明の具体的な構成は、前述の実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更および修正が可能である。
本発明にかかる撮像装置は、特に高精彩画像の撮像装置において撮像装置をパーン操作やチルト操作により動かして撮影する時に、高解像度の画像からボケ画像へ変化する時や、逆に、ボケ画像から高解像度になる時に発生する解像度の急激な変化による撮影者等が抱く違和感を抑えることができる。したがって、一般の民生用の撮像装置から放送用の撮像装置、さらには制作用途等の撮像装置に幅広く適用することができるので、本発明は、映像関連分野において実施することが可能である。
本発明の第1実施形態に係る撮像装置100の構成を示すブロック図。 第1実施形態の撮像部1の内部構成の一例を示すブロック図。 第1実施形態の解像度コントロール部21の内部構成の一例を示すブロック図。 第1実施形態の輪郭補正部211の内部構成の一例を示すブロック図。 第1実施形態の解像度判定部22の内部構成の一例を示すブロック図。 第1実施形態の制御部23の内部構成の一例を示すブロック図。 撮像装置のパーンの動き速度による解像度劣化を示す特性図。 パーンの動き速度に対する限界解像度の変化を示す特性図。 パーンの動き速度に対する限界解像度の向上特性を示す図。 図9の特性を出す為のパーンの動き速度に対応した輪郭補正部211のゲイン特性を示す特性図。 本発明の第2実施形態に係る撮像装置200の構成を示すブロック図。 本発明の第2実施形態に係る撮像装置200の制御部23Aの構成を示すブロック図。 (a)第2実施形態におけるパーンの動き速度変化の例を示す特性図。(b)第2実施形態におけるパーンの動き速度に対応したゲイン特性を示す特性図。 従来の電子内視鏡装置(撮像装置)900の構成を示す構成図。 従来の電子内視鏡装置(撮像装置)900の輪郭補正回路93の内部構成を示す構成図。 (a)従来の電子内視鏡装置(撮像装置)900の補正特性をコントロールするレベル制御回路9309の内部構成を示す構成図。(b)従来の電子内視鏡装置(撮像装置)900の補正特性をコントロールするレベル制御回路9309の補正特性を示す特性図。 従来の電子内視鏡装置(撮像装置)900の動き量検出手段92の内部構成を示す構成図。
符号の説明
100、200 撮像装置
1 撮像部
2 信号処理部
21 解像度コントロール部
22 解像度判定部
23、23A 制御部
3 パーン、チルト速度検出部
11 撮像素子
12 シャッターコントロール部
211 輪郭補正部
212 帯域制限部
221 帯域通過フィルタ
222 遅延部
223 差分検出部
232、232A 制御特性部
231 差分判定部

Claims (15)

  1. 被写体光を撮像信号に変換する撮像部と、
    前記撮像部から出力される撮像信号の解像度をコントロールする解像度コントロール部と、
    前記解像度コントロール部の出力信号の解像度を判定する解像度判定部と、
    前記解像度判定部による解像度についての判定結果に基づき、前記撮像信号の解像度の変化量が所定の閾値を超えるか否かを判定し、前記変化量が前記所定の閾値を超えると判定した場合、前記変化量がより小さくするように前記撮像信号の解像度を補正する制御信号を前記解像度コントロール部に対して出力することで、前記解像度コントロール部を制御する制御部と、
    を備える撮像装置。
  2. 前記解像度判定部は、
    前記撮像信号の解像度の変化量を検出することが可能な周波数帯域を通過させる帯域通過フィルタ部と、
    前記帯域通過フィルタ部から出力される信号を所定の時間だけ遅延させる遅延部と、
    前記帯域通過フィルタ部から出力される信号および前記遅延部から出力される信号との差分を検出する差分検出部と、
    を有する、
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御部は、前記差分検出部から出力される信号に基づいて、前記撮像信号の解像度の変化量が所定の閾値を超えるか否かを判定する差分判定部と、
    帯域通過フィルタ部からの出力信号および前記前記差分判定部の判定結果に基づいて、前記解像度コントロール部の制御特性を決定する制御特性部と、
    を有する、
    請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記制御部は、前記帯域通過フィルタ部からの出力信号の信号レベルを判定し、前記信号レベルが所定の閾値以下である場合、前記解像度コントロール部の制御を行わない、
    請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記撮像部は、
    シャッターと、
    前記シャッターに対してシャッター制御を行うシャッターコントロール部と、
    を有し、
    前記制御部は、前記シャッターコントロール部を制御することで、前記撮像信号の解像度を補正する、
    請求項1から4のいずれかに記載の撮像装置。
  6. 前記制御部は、前記シャッターコントロール部に、前記シャッターのシャッタースピードを制御させることで、前記撮像信号の解像度を補正する、
    請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記解像度コントロール部は、
    前記撮像信号の輪郭成分に対してゲイン値による調整を行うことにより、前記撮像信号の解像度を向上させる輪郭補正部と、
    ゲイン値によるゲイン調整可能であり、かつ、前記撮像信号の信号帯域を制限することで、前記撮像信号の解像度を低下させる帯域制限部と、
    を有し、
    前記制御部は、前記輪郭補正部の前記ゲイン値である輪郭補正用ゲイン値、および前記帯域制限部のゲイン値である帯域制限用ゲイン値を変化させることで、前記解像度コントロール部を制御する、
    請求項1から6のいずれかに記載の撮像装置。
  8. パーン速度およびチルト速度を検出するパーン・チルト速度検出部をさらに備え、
    前記制御部は、前記解像度判定部による解像度についての判定結果および前記パーン・チルト速度検出部による検出結果に基づき、解像度の前記変化量をより小さくするように前記撮像信号の解像度を補正する制御信号を前記解像度コントロール部に対して出力することで、前記解像度コントロール部を制御する、
    請求項1から7のいずれかに記載の撮像装置。
  9. 静止状態からパーン操作および/またはチルト操作により一定速度の動状態になり、さらに、静止状態に戻るような前記撮像装置の操作状態において、
    静止状態から一定速度の動状態になるまでの間は、前記撮像信号の解像度向上のゲイン値を静止状態のゲイン値G_stopより大きい値に設定し、
    一定速度の動状態から静止状態になるまでの間は、前記撮像信号の解像度向上のゲイン値を一定速度の動状態のゲイン値G_moveより小さくしていき、さらに静止状態のゲイン値G_stopよりも小さいゲイン値G0となるまでゲイン値を減少させ、
    静止状態になっても一定期間、前記撮像信号の解像度向上のゲイン値を、ゲイン値G0に維持し、
    さらに一定時間後、前記撮像信号の解像度向上のゲイン値を、再び通常の静止状態のゲイン値G_stopに戻すように、前記制御部が前記解像度コントロール部の解像度を制御する、
    請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記静止状態になった後の一定時間維持されるゲイン値G0が「0」である、
    請求項9に記載の撮像装置。
  11. 前記静止状態になってゲイン値G0が維持される一定時間と、その後再び静止状態の通常のゲインに戻る一定時間は、急激な解像度の変化を感じさせない時間である、
    請求項10に記載の撮像装置。
  12. 被写体光を撮像信号に変換する撮像部を備える撮像装置に用いられる解像度制御方法であって、
    前記撮像部から出力される撮像信号の解像度をコントロールする解像度コントロールステップと、
    前記解像度コントロールステップが実行された信号の解像度を判定する解像度判定ステップと、
    前記解像度判定ステップによる解像度についての判定結果に基づき、前記撮像信号の解像度の変化量が所定の閾値を超えるか否かを判定し、前記変化量が前記所定の閾値を超えると判定した場合、前記変化量がより小さくするように前記解像度コントロールステップを制御する制御ステップと、
    を備える解像度制御方法。
  13. 被写体光を撮像信号に変換する撮像部を備える撮像装置に用いられる解像度制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    コンピュータに、
    前記撮像部から出力される撮像信号の解像度をコントロールする解像度コントロールステップと、
    前記解像度コントロールステップが実行された信号の解像度を判定する解像度判定ステップと、
    前記解像度判定ステップによる解像度についての判定結果に基づき、前記撮像信号の解像度の変化量が所定の閾値を超えるか否かを判定し、前記変化量が前記所定の閾値を超えると判定した場合、前記変化量がより小さくするように前記解像度コントロールステップを制御する制御ステップと、
    を実行させるプログラム。
  14. 被写体光を撮像信号に変換する撮像部を備える撮像装置に用いられる集積回路であって、
    前記撮像部から出力される撮像信号の解像度をコントロールする解像度コントロール部と、
    前記解像度コントロール部の出力信号の解像度を判定する解像度判定部と、
    前記解像度判定部による解像度についての判定結果に基づき、前記撮像信号の解像度の変化量が所定の閾値を超えるか否かを判定し、前記変化量が前記所定の閾値を超えると判定した場合、前記変化量がより小さくするように前記撮像信号の解像度を補正する制御信号を前記解像度コントロール部に対して出力することで、前記解像度コントロール部を制御する制御部と、
    を備える集積回路。
  15. 被写体光を撮像信号に変換する撮像部と、
    前記撮像部から出力される撮像信号の解像度をコントロールする解像度コントロール部と、
    前記解像度コントロール部の出力信号の解像度を判定する解像度判定部と、
    前記解像度判定部による解像度についての判定結果に基づき、前記撮像信号の解像度の変化量が所定の閾値を超えるか否かを判定し、前記変化量が前記所定の閾値を超えると判定した場合、前記変化量がより小さくするように前記撮像信号の解像度を補正する制御信号を前記解像度コントロール部に対して出力することで、前記解像度コントロール部を制御する制御部と、
    を備える集積回路。
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