JP2009252402A - 蓄電装置、電源システムおよびこれを搭載した車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】蓄電体の内圧の上昇を抑制しながら、機能喪失を防ぐことができる蓄電装置を提供する。
【解決手段】筒状の筐体63と、筐体63の端部に設けられた正極61と負極62とを備える二次電池60を複数個直列に接続してなる二次電池ユニット6において、筐体63が負極62と導通し、筐体63の側部に内圧の上昇に伴って膨張変位すると共に上昇した内圧が低下した場合に元の位置に向かって変位する突出ピン65を設け、隣接する二次電池60同士が一方の二次電池60Aの突出ピン65を他方の二次電池60Bの側部に間隙を有して配置され、該間隙が二次電池60Aの内圧の上昇許容値に応じた突出ピン65の変位量に設定される。
【選択図】図3
【解決手段】筒状の筐体63と、筐体63の端部に設けられた正極61と負極62とを備える二次電池60を複数個直列に接続してなる二次電池ユニット6において、筐体63が負極62と導通し、筐体63の側部に内圧の上昇に伴って膨張変位すると共に上昇した内圧が低下した場合に元の位置に向かって変位する突出ピン65を設け、隣接する二次電池60同士が一方の二次電池60Aの突出ピン65を他方の二次電池60Bの側部に間隙を有して配置され、該間隙が二次電池60Aの内圧の上昇許容値に応じた突出ピン65の変位量に設定される。
【選択図】図3
Description
本発明は、筒状の筐体と、筐体の端部に設けられた正極と負極とを備える蓄電体を該正極と該負極とにより複数個直列に接続してなる蓄電装置、該蓄電装置を備えた電源システムおよびこれを搭載した車両に関する。
従来、蓄電体が複数個直列に接続された蓄電装置では、蓄電体の内圧の上昇を回避することが求められている。蓄電体は内圧が上昇した状態で使用を継続すると、電気的な特性劣化、気密性不良及び内圧上昇による液漏れ等の動作不良の誘因となるためである。
例えば、特許文献1の蓄電装置では、複数の蓄電体をスペーサを介して積層し、その端部に圧力センサを設け、蓄電体の一部または全部の内圧が上昇していることを該圧力センサにより検知する。そして、圧力センサにより蓄電体の内圧の上昇を検知すると、さらなる内圧の上昇を避けるため、メインスイッチをOFFして蓄電装置全体の使用を停止させる。
また、特許文献2の蓄電装置では、蓄電装置を構成する個々の蓄電体の内圧上昇に対応するため、蓄電体の全周を拘束部材で覆い、拘束部材と蓄電体の側部との間に防爆機構を備える。かかる防爆機構によれば、蓄電体の内圧が一定以上に高まると、蓄電体の側部が破れて圧力を逃し、蓄電体が内圧の上昇による当該蓄電体の破裂を防止する。
特開2006−24445号公報
特開2007−141778号公報
しかしながら、特許文献1に示す蓄電装置では、蓄電体の一部または全部の内圧の上昇により蓄電装置全体の使用が停止されてしまうため、内圧の上昇後も当該蓄電装置を継続して用いることは困難である。
一方、特許文献2に示す蓄電装置では、防爆機構は一度作動すると蓄電体の側部が破壊してしまい、また、電解液も漏れ出してしまうことから再利用することができない。
すなわち、特許文献1の蓄電装置では、蓄電装置からの電力の供給(放電)や蓄電装置への充電が一切できなくなり、蓄電装置に要求される電力供給機能を損なうことになる。また、特許文献2に示す蓄電装置では、防爆機構の作動により、一時的に蓄電装置の使用が継続できても、部分的に蓄電体の機能が自己復帰不可能に損なわれ、結果として、蓄電装置全体の機能に影響を与えてしまう。
そこで、本発明は、蓄電体の内圧の上昇を抑制しながら、機能喪失を防ぐことができる蓄電装置、該蓄電装置を備えた電源システムおよびこれを搭載した車両を提供すること目的とする。
上記目的を達成するために、第1発明の蓄電装置は、筒状の筐体と、筐体の端部に設けられた正極と負極とを備える蓄電体を該正極と該負極とにより複数個直列に接続してなる蓄電装置であって、前記蓄電体は、前記筐体が前記正極と前記負極のいずれか一方の電極と導通し、該筐体の側部に内圧の上昇に伴って膨張変位すると共に上昇した内圧が低下した場合に元の位置に向かって変位する接続部を備え、隣接する蓄電体同士が一方の蓄電体の該接続部を他方の蓄電体の側部に間隙を有して配置され、該間隙が該蓄電体の内圧の上昇許容値に応じた該接続部の変位量に設定されていることを特徴とする。
第1発明の蓄電装置によれば、各蓄電体は、その接続部と隣接する蓄電体の側部とが間隙を有して配置されている。そして、かかる間隙は、蓄電体の内圧の上昇許容値に応じた接続部の変位量に設定されている。そのため、蓄電体の内圧が上昇すると、その上昇許容値を超える前に、接続部が隣接する蓄電体の側部に接触する。これにより、当該蓄電体は、休止状態となるため、蓄電体の内圧の上昇を抑制することができる。
また、内圧が上昇した蓄電体は、その上昇許容値を超える前に休止状態となるため、内圧が過剰に上昇して電解液が漏れ出してしまうようなことがない。そして、上昇した内圧が低下すると接続部が非接触状態となり、該蓄電体を使用状態に復帰させることができる。これにより、蓄電装置の機能喪失を防ぐことができる。
第2発明の蓄電装置は、第1発明の蓄電装置において、前記接続部は、他の部分に比して弱い力で弾性変形する容易変形部により構成されることを特徴とする。
第2発明の蓄電装置によれば、接続部を他の部分に比して弱い力で弾性変形する容易変形部により構成することで、筐体の側部を内圧の上昇に伴って膨張変位させると共に上昇した内圧が低下した場合に元の位置に向かって変位させることできる。これにより、前記のように、蓄電体の内圧の上昇を抑制しながら、機能喪失を防ぐことができる。
第3発明の蓄電装置は、第2発明の蓄電装置において、前記容易変形部は、前記筐体を覆うケーシングの側壁の対応する部位が他の部分に比して弱い力で弾性変形することにより実現されることを特徴とする。
第3発明の蓄電装置によれば、筐体を覆うケーシングの側壁の一部を他の部分に比して弱い力で弾性変形可能に構成する。ケーシングは、筐体に比してその側壁を薄肉等に加工することは容易であるため、かかるケーシングの簡易な構成により、容易変形部としての機能を実現することができる。これにより、前記のように、蓄電体の内圧の上昇を抑制しながら、機能喪失を防ぐことができる。
第4発明の蓄電装置は、第1〜第3発明のうちいずれか1つの蓄電装置において、前記接続部は、前記筐体から外方に突出した突部を備えることを特徴とする。
第4発明の蓄電装置によれば、接続部に外方に突出した突部を設けることで隣接する蓄電体への接触をより確実なものとすることができる。これにより、前記のように、蓄電体の内圧の上昇を抑制しながら、機能喪失を防ぐことができる。
第5発明の蓄電装置は、第4発明の蓄電装置において、前記突部の外方への変位をガイドするガイド部を備えることを特徴とする。
第5発明の蓄電装置によれば、内圧の上昇に伴って接続部が外方に変位した際に、突部の変位方向がガイド部により規定される。そのため、内圧が上昇しているにも関わらず突部が隣接する蓄電体に接触しないような事態を回避して、突部の接触をより確実なものとすることができる。
第6発明の蓄電装置は、第1〜第5発明のうちいずれか1つの蓄電装置において、該蓄電装置を構成する複数の蓄電体の一部の蓄電体にのみ前記接続部が設けられていることを特徴とする。
第6発明の蓄電装置によれば、蓄電装置を構成するすべての蓄電体に接続部を設けることなく、最低限必要な一の接続部を適切に配置すること、または最低限必要な複数の接続部を連続的または断続的に適切に配置することで、前記のように、内圧の上昇を抑制しながら、機能喪失を防ぐことができる。
第7発明の電源システムは、請求項1乃至6のうちいずれか1項記載の蓄電装置を車両に搭載される電源システムに備えてなることを特徴とする。
特に、蓄電装置が車両に搭載され、蓄電装置が車両の電源システムの一部を構成する場合には充放電が繰り返され、蓄電装置又は蓄電装置を構成する複数の蓄電体の一部に過電圧が掛かり、内圧が過剰に高まることが起こり得る。
第7発明の電源システムによれば、蓄電体は、内圧が過剰に上昇したときに、その上昇許容値を超える前に、接続部が隣接する蓄電体の側部に接触して休止状態となるため、蓄電体の内圧の上昇を抑制することができる。そして、内圧が上昇した蓄電体は、その上昇許容値を超える前に休止状態となるため、蓄電装置の機能喪失を防ぐことができる。これにより、当該蓄電装置を備えることで電源システムに要求される電力供給機能を安定的に維持することができる。
第8発明の電源システムは、第7発明の電源システムにおいて、前記蓄電体の接続部の接触を検出する接触検出手段と、前記蓄電体の出力部に設けられて、主に該蓄電装置の出力電圧を昇圧する電圧変換手段と、該電圧変換手段を介して、少なくとも前記蓄電装置の充電又は放電を制御する電子制御ユニットとを備え、前記電子制御ユニットは、前記接触検出手段を介して前記蓄電体の接続部の接触を検出し、全蓄電体に対して接触する蓄電体の割合に応じて、前記電圧変換手段の作動を制御して、前記蓄電装置の充電又は放電を実行することを特徴とする。
第8発明の電源システムによれば、蓄電体は、接続部が接触した蓄電体の割合だけ容量が低下する。そのため、蓄電装置全体の出力電圧が低下する。この場合、電子制御ユニットが、蓄電装置の充電又は放電を制限し、蓄電装置全体の出力電圧が低下する分を電圧変換手段で補うように制御することができる。
具体的に、電子制御ユニットは、接続部が接触した蓄電体の割合に応じて、例えば、蓄電装置からの電力供給(放電)の際に、蓄電装置全体の出力電圧の低下を補うように電圧変換手段の昇圧比を変更したり、蓄電装置への充電の際に、接続部が接触していない蓄電体の出力電圧がその使用範囲を超えて大きく上昇しないように、電圧変換手段の降圧比を変更したりする。これにより、蓄電体の一部が休止状態となった場合にも、残された蓄電体への負荷が増大してその内圧が上昇することを抑制しながら、蓄電装置に求められる機能を維持することができる。
第9発明の車両は、第7または第8発明の電源システムが搭載されていることを特徴とする。
第9発明の車両によれば、充放電が繰り返され、蓄電装置又は蓄電装置を構成する複数の蓄電体の一部に過電圧が掛かり、内圧が過剰に高まる事態が生じた場合にも、蓄電体は、内圧が過剰に上昇したときに、その上昇許容値を超える前に、接続部が隣接する蓄電体の側部に接触して休止状態となるため、蓄電体の内圧の上昇を抑制することができる。そして、内圧が上昇した蓄電体は、その上昇許容値を超える前に休止状態となるため、蓄電装置の機能喪失を防ぐことができる。これにより、車両の走行等に必要な電力が当該蓄電装置から安定的に供給され、車両の走行性能を高めることができる。
本発明の実施の形態について、図1〜図7を参照して説明する。
まず、図1を参照して、本実施の形態の燃料電池電源システム(本発明の電源システムに相当する)は、燃料電池車両(本発明の車両に相当する)に搭載されるものであって、燃料電池1、燃料電池1と並列に接続された電気二重層キャパシタ2(以下、単にキャパシタ2という)、入力部が燃料電池1及びキャパシタ2に接続されると共に、出力部がPDU4(Power Drive Unit)を介して電動機5に接続された昇降圧手段3(Voltage Boost Unit)、及び入力部が昇降圧手段3に接続されると共に出力部が二次電池ユニット6(本実施の形態では、リチウムイオンバッテリを使用)に接続された電圧変換手段7を備えている。
燃料電池1は、例えば燃料電池スタックを250個直列に接続して構成され、出力電圧が約225V(出力電流0A)〜180V(出力電流210A)の範囲で変動するものである。また、キャパシタ2は複数のキャパシタセルから構成され、出力電圧が200Vを中心とした範囲(約下限154V〜上限243Vの範囲)で変動するものである。また、二次電池ユニット6は、複数の二次電池から構成され(図2参照)、出力電圧は約290V〜350Vの範囲で変動する。
昇降圧手段3は、例えば、定格100kwで昇圧比1.5〜2.4のDC/DCコンバータであって、少なくとも昇圧機能を有し、降圧機能は必要に応じて付加される。また、電圧変換手段7は、例えば、定格10kwで昇圧比1.36〜1.70のDC/DCコンバータである。
さらに、燃料電池電源システムは、二次電池ユニット6と電圧変換手段7との間で、二次電池ユニット6と電圧変換手段7とに並列に接続された補機8とを備える。補機8は、燃料電池1に水素ガス等の反応ガスを供給するためのポンプ等であって、補機8は、PDU9(Power Drive Unit)を介して、二次電池ユニット6及び電圧変換手段7に直結する第2電力供給ラインL2に接続されている。尚、本実施形態の燃料電池電源システムにおいて、説明の都合上、燃料電池1及びキャパシタ2に直結する電力供給ラインを第1電力供給ラインL1とし、二次電池ユニット6及び電圧変換手段7に直結する電力供給ラインを第2電力供給ラインL2、第1電力供給ラインL1を昇降圧手段3により昇圧した電力供給ラインを第3電力供給ラインL3としている。
燃料電池電源システムは、電子制御ユニット10を備え、電子制御ユニット10は、燃料電池1及びキャパシタ2の各々に設けられた図示しない電圧センサ及び電流センサの検出信号を取得し、燃料電池1及びキャパシタ2から出力される電圧、電流及び電力を検知する。
また、電子制御ユニット10は、図2に示すように、二次電池ユニット6を構成する各二次電池60に接続されて各二次電池60の出力電圧を検知する電圧センサ11(本発明の接触検出手段に相当する)と、二次電池ユニット6の端部に設けられて二次電池ユニット6の出力電流を検知する電流センサ12とに接続される。そして、電子制御ユニット10は、各二次電池60の出力電圧と、これらの出力電圧から算出される二次電池ユニット6全体の出力電圧と、二次電池ユニット6全体の出力電流と、これらから算出される二次電池ユニット6全体の出力電力とを検知する。さらに、電子制御ユニット10は、各二次電池60の出力電圧を監視することにより、後述する各二次電池60の通電路の形成を検知する。
なお、電圧センサ11は、図では簡略的に記載しているが、各二次電池60にそれぞれ並列に接続された複数の(二次電池60と同数の)電圧センサにより構成される。また、電流センサ12は、二次電池ユニット6に直列に接続された電流センサである。本実施形態では、各二次電池60は直列に接続されているので、単一の電流センサ12により、各二次電池60の出力電流が検知される。なお、二次電池ユニット6は、複数の二次電池60を直列に接続してなる直列回路を複数組備え、それらの直列回路を並列に接続して構成するようにしてもよい。この場合には、各直列回路毎に電流センサを備えることによって、各二次電池60の出力電流を検知すればよい。
さらに、電子制御ユニット10は、各二次電池60の出力電圧と出力電流とから該二次電池60の開路電圧を推定し、推定した開路電圧と該二次電池60の残容量(以下、SOCという)との関係を規定したマップやデータテーブル(以下、マップ等という)を参照して、該二次電池60のSOCを推定する。そして、電子制御ユニット10は、二次電池ユニット6全体のSOCを、二次電池ユニット6を構成する全ての二次電池60のSOCの推定値の総和として算出する。また、電子制御ユニット10は、キャパシタ2の出力電圧と出力電流とから該キャパシタ2の開路電圧を推定し、推定したキャパシタ2の開路電圧とSOCとの関係からキャパシタ2のSOCを推定する。
また、電子制御ユニット10は、燃料電池1の出力、キャパシタ2及び二次電池ユニット6の各SOCに基づいて、燃料電池1の作動制御と、昇降圧手段3または電圧変換手段7の作動制御とを実行し、燃料電池1、キャパシタ2及び二次電池ユニット6から電動機5への電力供給と、燃料電池1からキャパシタ2及び二次電池ユニット6への充電とを行う。
電子制御ユニット10は、電動機5は車両が減速する際には発電機として機能するため、車両の減速時に電動機5で生じる回生電力を回収して、該回生電力によりキャパシタ2及び二次電池ユニット6の充電を実行する。尚、このとき、電子制御ユニット10は、PDU4に備えられた電圧センサ及び電流センサ(図示しない)により、電動機5の回生電力を検知して昇降圧手段3または電圧変換手段7の作動制御を実行し、電動機5からキャパシタ2及び二次電池ユニット6への充電とを行う。
さらに、電子制御ユニット10は、二次電池ユニット6が備えるコンタクタ等の内部スイッチ6aのON/OFFを制御することにより、二次電池ユニット6からの放電または二次電池ユニット6への充電を停止する。また、電動機5から二次電池ユニット6側へ通電させる際の電圧変換手段7の降圧比を変更することにより、電動機5からの回生を制限して、二次電池ユニット6への充電を制限または停止することも可能である。
なお、本実施形態の燃料電池電源システムにおいて、燃料電池1と昇降圧手段3及びキャパシタ2との間には、ダイオードDが設けられており、ダイオードDにより燃料電池1への電流の流入が禁止されている。また、ダイオードDに替えてトランジスタ等の他の整流素子を用いることにより、または、キャパシタ2を降圧手段(ダウンコンバータ)を介して燃料電池1に接続することにより、燃料電池1への電流の流入を禁止してもよい。
以上が、本実施の形態における燃料電池電源システムの全体構成である。
次に、図3を参照して、二次電池ユニット6の構成について説明する。図3は、二次電池ユニット6の構成を示す斜視図である。
二次電池ユニット6は、正極61と負極62とをその端部に備える筒状の二次電池60を複数直列に接続してなる。隣接する二次電池60A,60Bは、一方の二次電池60Aの正極61が他方の二次電池60Bの負極62に導通性を有する接続バー70aによって接続され、さらに、他方の二次電池60Bの正極61がその隣に位置する二次電池60Aの負極62に接続バー70b接続されてなる。以下、このような接続を順次繰り返すことにより、二次電池ユニット6が構成される。
隣接する二次電池60は、側部フレーム71によって所定の間隙を有して配置され、この間隙は、二次電池60(セル)の冷却通路としても利用される。側部フレーム71は、複数の二次電池60の周囲を囲んで束ねる結束部71aと、隣接する二次電池60間に挟まれるスペーサ部71bとを備える。尚、側部フレーム71は、例えば、絶縁性を有する合成樹脂製の部材によって構成される。
次に、図4を参照して、二次電池ユニット6を構成する二次電池60の構成について説明する。図4は、二次電池60の構成を示す分解図である。
二次電池60は、内部に図示しない電解液が充填された筐体63と、筐体63の周囲を覆うケーシング64と、ケーシング64から突出するように設けられた突出ピン65とを備える。
筐体63は、導電性を有する金属性の箱体であって、内圧の上昇に伴ってその側部が膨張可能な弾性を有する。筐体63は、その一端側(図では上端側)に正極61と負極62とを備える。正極61は、筐体63との接続部分が絶縁樹脂61aにより電気的に絶縁されている。一方、負極62は、筐体63との接続部分により筐体63と電気的に導通している。このため、筐体63は、電気的には負極62の一部を成している。
ケーシング64は、内部に筐体63が挿入可能な有底筒状の形状であって、絶縁性を有する合成樹脂製の部材により構成される。ケーシング64は、その側壁の一面である第1側壁64aに、突出ピン65が貫通する第1貫通孔66aを備えると共に、第1側壁64aと対向する第2側壁64bに第1貫通孔66aと対向する設けられた第2貫通孔66bとを備える(図5(a)および図6(a)参照)。
第1側壁64aは、ケーシング64の内部に挿入された筐体63の膨張を許容するように側壁が薄肉に形成してなる。一方、第1側壁64aを除くケーシング64の側壁(第2側壁64bを含む)および側壁は筐体63の膨張に対して変形しない厚みを有する。
突出ピン65は、導通性を有する金属製のピンであって、第1貫通孔66aに挿通する円柱状の突部65aと、突部65aの端部に接続された板体65bとを備える。板体65bは、例えば、突部65aの端部にこれと同心円状に接続された円板等である。
突出ピン65は、ケーシング64の内部から突部65aを第1貫通孔66aに貫通させて取り付けられ、この状態で、筐体63がケーシング64に挿入されることにより、ケーシング64の第1側壁64aと筐体63の側壁との間に板体65bが挟持される。なお、かかる第1側壁64aと筐体63の側壁と、これらの間に挟まれるように取り付けられた突出ピン65とが本発明の接続部に相当する。また、第1側壁64aと向かい合う筐体63の側壁が本発明の容易変形部に相当する。
ここで、筐体63のケーシング64への挿入方向により、二次電池60は2つのタイプに分類される。すなわち、ケーシング64に対して、筐体63の正極61が図中手前側に位置するのが二次電池60Aであり、筐体63の正極61が図中奥側に位置するのが二次電池60Bである。そして、二次電池ユニット6は、これら2つのタイプの二次電池60A,60Bを交互に配列することにより、隣接する二次電池60A,60Bの正極61と負極62とを接続バー70a,70bで(電池の配列方向と同方向に)最短に結ぶことができる。
なお、筐体63のケーシングへの挿入方向を統一することより1つのタイプの二次電池60Aまたは60Bにより二次電池ユニット6を構成してもよいが、この場合には、隣接する60Aおよび60A(60Bおよび60B)の正極61と負極62とは電池の配列方向と同方向に並ばない。そのため、接続バー70a,70bを対角方向に斜めに配置して正極61と負極62とを接続すればよい。
以上が、本実施の形態における二次電池ユニット6およびこれを構成する二次電池60の構成である。
次に、図5および図6を参照して、本実施形態の二次電池ユニット6およびこれを構成する二次電池60の作動について説明する。図5(a)は、二次電池60の内圧の上昇前の二次電池ユニット6の平面図であり、図5(b)は、図5(a)に対応する回路図である。図6(b)は、一部の二次電池60の内圧が上昇した場合の二次電池ユニット6の平面図であり、図6(b)は、図6(a)に対応する回路である。
まず、図5(a)では、二次電池ユニット6を構成する複数の二次電池60A,60Bの正極61と負極62とがそれぞれ接続バー70aおよび70bにより接続されている。また、突出ピン65が第1貫通孔66aを貫通して、隣接する二次電池60のケーシング64の第2貫通孔66bに挿通されている。この状態では、突出ピン65の先端は隣接する二次電池60の筐体63には到達しないように、隣接する二次電池60A,60Bの間隙が側部フレーム71のスペーサ部71bにより調整されている。
そのため、図5(a)に対応する回路図は、図5(b)に示すように、単に二次電池60A,60Bが直列に連続的に接続されてなる。
この状態から、一部の二次電池60B´の筐体63の内圧が上昇すると、図6(a)に示すように、ケーシング64の第1側壁64が内圧の上昇による筐体63の変形を供する。そのため、第1側壁64と、これに接する筐体63の側壁とこれらの間に挟まれた突出ピン65とが外方に変位する。突出ピン65は、その筐体63の内圧の上昇に伴って変位量を増大し、隣接する二次電池60Aの第2貫通孔66bを進行する。そして、内圧の許容限界値に到達したとき、突出ピン65の先端が隣接する二次電池60Aの筐体63に接触する。これにより、内圧が上昇した二次電池60B´は、その負極62が、ここで突出ピン65が接触した二次電池60Aの負極62に接続される。
そのため、図6(a)に対応する回路図は、図6(b)に示すように、内圧が上昇した二次電池60B´を迂回する通電路67が形成される。これにより、二次電池60B´の使用を停止させることできる。
なお、使用を停止した二次電池60B´は、内圧の上昇が次第に緩和されることにより、第1側壁64aと、これに接する筐体63の側壁とこれらの間に挟まれた突出ピン65との外方への変位量が減少し、図5(a)に示す状態に自然復帰する。
以上が、本実施形態の二次電池ユニット6およびこれを構成する二次電池60の作動である。
次に、図7に示すフローチャートを参照して、電子制御ユニット10による二次電池ユニット6の充放電制御について説明する。
まず、電子制御ユニット10は、電子制御ユニット10の演算処理周期毎に各二次電池60の出力電圧を取得する(STEP10)。
次に、電子制御ユニット10は、取得した各二次電池60の出力電圧から、通電路67が形成されている二次電池60が第1個数以上あるか否かを判定する(STEP20)。ここで、第1個数は、例えば、二次電池ユニット6を構成する二次電池60の個数に応じた所定の割合であって、通電路67が形成された二次電池60の個数が多く、二次電池ユニット6全体の出力電圧が大きく低下するか、さもなくば、相対的に通電路67が形成されていない二次電池60の出力電圧が大きく上昇してしまうのを防止するための個数である。
例えば、二次電池ユニット6が、100個の二次電池60で構成されている場合に、その20%に相当する20個の二次電池に通電路67が形成されると、80個の通電路67が形成されていない二次電池60で二次電池ユニット6に求められる定格出力電圧を出力することになる。そのため、通電路67が形成されていない各二次電池60の耐電圧を超える使用がなされ得る。これを回避するために、第1個数を20個として、通電路67が形成された二次電池60が20個となると(STEP20でYES)、二次電池ユニット6の内部スイッチ6aをOFFして二次電池ユニット6からの放電および二次電池ユニット6への充電を停止する(STEP30)。
一方、通電路67が形成されている二次電池60が第1個数未満である場合(STEP20でNO)、通電路67が形成されている二次電池60の個数が第2個数以上であるか否かを判定する(STEP40)。ここで、第2個数は、通電路67が形成されていない二次電池60への負荷が増大し、これに新たな通電路67が形成されることを防止するための個数である。つまり、さらなる通電路67が残りの二次電池60に形成され、通電路67が形成される二次電池60の数が前記第1個数へと移行するのを防止するものである。
例えば、二次電池ユニット6が100個の二次電池60で構成されている場合には、その5%に相当する5個以上の二次電池60に通電路67が形成されると(STEP40でYES)、通電路67が形成されていない二次電池60への負荷が大きくなり、これらの二次電池60に新たに通電路67が形成される可能性がある。そのため、電圧変換手段7の昇降圧比を変更する(STEP50)。具体的に、二次電池ユニット6への充電時には、第3電力供給ラインL3に対して第2電力供給ラインL2が低圧側となっているため、電圧変換手段7を降圧手段として機能させて、その降圧比を変更する。また、二次電池ユニット6の放電の時には、二次電池ユニット6全体の出力電圧の低下を補うように電圧変換手段7の昇圧比を変更する。
一方、通電路67が形成されている二次電池60が第5個数未満である場合(STEP40でNO)や、二次電池ユニット6の充放電を制限する処理(STEP30,50)を実行した後は、STEP10にリターンして引き続き、各二次電池60の出力電圧を監視する。
以上が電子制御ユニット10による二次電池ユニット6の充放電制御である。尚、本実施形態において、電子制御ユニット10は、通電路67が形成されている二次電池60の個数に応じて、二次電池ユニット6からの放電および二次電池ユニット6への充電の両方を制御したが(STEP30,50)、これに限定されるものではく、いずれか一方のみを実行するようにしてもよい。
また、電圧変換手段7の昇降圧比を変更することにより、二次電池ユニット6への充電および二次電池ユニット6からの放電を制限したが、これに限定されるものではなく、これに加えてまたは代えて、昇降圧手段3の昇降圧比を変更したり、燃料電池1の作動量を制御したりしてもよい。例えば、燃料電池1により二次電池ユニット6を充電する場合に、電圧変換手段7の昇降圧比を固定値として、昇降圧手段3の昇降圧比を変更することや燃料電池1の作動量を制御することにより、二次電池ユニット6を構成する二次電池60への付加を低減するようにしてもよい。
なお、本実施形態では、本発明の蓄電装置の構成を適用したものとして、二次電池ユニット6を例に説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、かかる構成をキャパシタ2およびこれを構成するキャパシタセルに適用してもよい。
また、本実施形態では、二次電池ユニット6を構成する二次電池60にこれを迂回する通電路67が形成されるように、第1貫通孔66aおよび突出ピン65を備える構成としたが、これに限らず、二次電池ユニット6を構成する複数の二次電位60のうちで連続的または断続的な一部分の二次電池60にのみこれを備える構成としてもよい。
さらに、本実施形態では、電子制御ユニット10は、二次電池ユニット6を構成する各二次電池60の電圧を取得することにより、通電路67が形成された二次電池60の個数を認識したが、これに限らず、突出ピン65に導通センサを設けてその通電の有無からこれを認識するようにしてもよい。
また、本実施形態では、説明の都合上、通電路67は抵抗が0のように表記しているが、通電路67を介して内圧が上昇した二次電池60が急激に放電されることを抑止するため、通電路67には適当な抵抗が設けられる。
さらに、本実施形態では、二次電池ユニット6を構成する複数の二次電池60は、側部フレーム71のスペーサ部71bにより、所定の間隙となるように配置したが、これに限らず、ケーシング64にスペーサに相当する部位(例えば、凸部)を設けて所定の間隙となるようにしてもよい。
1…燃料電池、2…キャパシタ、3…昇降圧手段、5…電動機、6…二次電池ユニット(蓄電装置)、7…電圧変換手段、10…電子制御ユニット、11…電圧センサ(接触検出手段)、12…電流センサ、60…二次電池(蓄電体)、61…正極、62…負極、63…筐体63…ケーシング、64a…第1側壁(接続部)、64b…第2側壁、65…突出ピン(接続部)、65a…突部、66a…第1貫通孔、66b…第2貫通孔(ガイド部)、67…通電路、70…接続バー、71…側部フレーム。
Claims (9)
- 筒状の筐体と、筐体の端部に設けられた正極と負極とを備える蓄電体を該正極と該負極とにより複数個直列に接続してなる蓄電装置であって、
前記蓄電体は、前記筐体が前記正極と前記負極のいずれか一方の電極と導通し、該筐体の側部に内圧の上昇に伴って膨張変位すると共に上昇した内圧が低下した場合に元の位置に向かって変位する接続部を備え、隣接する蓄電体同士が一方の蓄電体の該接続部を他方の蓄電体の側部に間隙を有して配置され、該間隙が該蓄電体の内圧の上昇許容値に応じた該接続部の変位量に設定されていることを特徴とする蓄電装置。 - 請求項1記載の蓄電装置において、
前記接続部は、他の部分に比して弱い力で弾性変形する容易変形部により構成されることを特徴とする蓄電装置。 - 請求項2記載の蓄電装置において、
前記容易変形部は、前記筐体を覆うケーシングの側壁の対応する部位が他の部分に比して弱い力で弾性変形することにより実現されることを特徴とする蓄電装置。 - 請求項1乃至3のうちいずれか1項記載の蓄電装置において、
前記接続部は、前記筐体から外方に突出した突部を備えることを特徴とする蓄電装置。 - 請求項4記載の蓄電装置において、
前記突部の外方への変位をガイドするガイド部を備えることを特徴とする蓄電装置。 - 請求項1乃至5のうちいずれか1項記載の蓄電装置において、
該蓄電装置を構成する複数の蓄電体の一部の蓄電体にのみ前記接続部が設けられていることを特徴とする蓄電装置。 - 車両に搭載される電源システムにおいて、請求項1乃至6のうちいずれか1項記載の蓄電装置を備えることを特徴とする電源システム。
- 請求項7記載の電源システムにおいて、
前記蓄電体の接続部の接触を検出する接触検出手段と、
前記蓄電体の出力部に設けられて、主に該蓄電装置の出力電圧を昇圧する電圧変換手段と、
該電圧変換手段を介して、少なくとも前記蓄電装置の充電又は放電を制御する電子制御ユニットとを備え、
前記電子制御ユニットは、前記接触検出手段を介して前記蓄電体の接続部の接触を検出し、全蓄電体に対して接触する蓄電体の割合に応じて、前記電圧変換手段の作動を制御して、前記蓄電装置の充電又は放電を実行することを特徴とする電源システム。 - 請求項7または8記載の電源システムが搭載されていることを特徴とする車両。
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JP2008095952A JP2009252402A (ja) | 2008-04-02 | 2008-04-02 | 蓄電装置、電源システムおよびこれを搭載した車両 |
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---|---|---|---|---|
JP2013171834A (ja) * | 2012-02-22 | 2013-09-02 | Autoliv Development Ab | 車両用電池パック |
JP2014013726A (ja) * | 2012-07-05 | 2014-01-23 | Denso Corp | 電池ユニット |
JP2017134991A (ja) * | 2016-01-27 | 2017-08-03 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池スタックのセル数の検査方法及びその検査装置 |
-
2008
- 2008-04-02 JP JP2008095952A patent/JP2009252402A/ja not_active Withdrawn
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