JP2009252304A - フォトンモード記録用光記録媒体及びフォトンモード記録用光記録再生システム - Google Patents

フォトンモード記録用光記録媒体及びフォトンモード記録用光記録再生システム Download PDF

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素宏 井上
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Abstract

【課題】カートリッジ等を設けなくても、単体で光エネルギー記録ができるフォトンモード記録用光記録媒体及びフォトンモード記録用光記録再生システムを提供する。
【解決手段】フォトンモード記録用光記録媒体であるホログラム記録媒体10のホログラム記録材料層12は、ガラス基板14、16に挟持され、光入射面側及び光出射面側に、ロイコ染料と長鎖アルキル基を有する顕色剤の分子集合体からなり、加熱により遮光状態を光透過状態とすることができる光透過率変化材料からなる光透過率変化層22、24が設けられて遮光されており、情報の記録時又は読み出し時にのみ、光透過率変化層22、24を光透過状態とすることによってレーザー光がホログラム記録材料層12に照射され、レーザー光の照射後に光透過率変化層22、24は遮光状態となるようにされている。ホログラム記録再生システムは、ホログラム記録媒体10の記録再生を行うようにされている。
【選択図】図1

Description

この発明は、光エネルギー記録(フォトンモード記録)ができる光記録媒体及びこの光記録媒体に記録をするための光記録システムに関する。
従来、光記録媒体及び磁気記録媒体が世の中に広く知られている。これらの光記録媒体及び磁気記録媒体は、共に2次元で情報を記録再生するものであり、より多くの情報を記録再生するために記録密度を上げるには、情報ビットを微細化していく必要がある。記録密度を上げる方法として、記録する面(層)を積層して多層にする方法が提案されている。このような多層記録を行うには、各記録層に記録できる程度に光の透過率(光透過率)を確保する必要がある。
従来の光記録方式では、光を集光、照射し、照射した場所で光エネルギーを熱エネルギーに変換することで、記録膜の状態を変化させて記録を行っていた。光エネルギーを熱エネルギーに変換するには、記録膜そのものが光エネルギーを吸収する必要がある。光エネルギーを吸収することは、光透過率の低下につながり、記録することのできる記録層の数(多層記録数)に限界が生じることとなる。従って、従来の光記録方式では、多層記録数は8が限界と言われている。
このような状況から、光エネルギーを熱エネルギーに変換することなく、光エネルギーそのもので記録を行う方式が提案されている。このような方式をフォトンモード記録という。フォトンモード記録を行う場合、一般にエネルギーに対する閾値性がないため、太陽光等の外部光で感光してしまう。そのため、フォトンモード記録用光記録媒体の保管時には、カートリッジ等で遮光する必要がある。
このような、カートリッジで遮光されたフォトンモード記録用光記録媒体として、特許文献1に示されるような感光性記録媒体用カートリッジに収容されたホログラム記録媒体がある。しかしながら、カートリッジに収容されるようにすると、記録媒体として大きな空間が必要になり、光記録ドライブの小型化ができない、という問題点がある。また、カートリッジの製造コストも必要になり、記録媒体を含めた製造コストを低く抑えることが困難となってしまう、という問題点がある。
特開2007−234099号公報
この発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、カートリッジ等を設けなくても、単体でフォトンモード記録ができるフォトンモード記録用光記録媒体及びフォトンモード記録用光記録再生システムを提供することを課題とする。
本発明者は鋭意研究の結果、フォトンモード記録用光記録媒体の記録層の光入射面側及び光出射面側に、ロイコ染料と長鎖アルキル基を有する顕色剤の分子集合体であって、加熱により遮光状態を光透過状態とすることができ、加熱による光透過状態から急冷すると遮光状態となり、徐冷すると光透過状態のままである光透過率変化材料からなる光透過率変化層を設け、データの記録時又は読み出し時にのみ、光透過率変化層を光透過状態とすることによってレーザー光が記録層に照射され、データの記録後又は読み出し後に光透過率変化層を遮光状態とすることで、カートリッジ等を設けずに、単体でフォトンモード記録ができるフォトンモード記録用光記録媒体を提供できることを見出した。
また、このフォトンモード記録用光記録媒体を記録再生するフォトンモード記録用光記録再生システムを提供できることを見出した。
即ち、以下の実施例により上記課題を解決することができる。
(1)フォトンモード記録用光記録媒体であって、記録層の光入射面側及び光出射面側に、遮光状態と光透過状態とを制御可能な光透過率変化層が設けられていることを特徴とするフォトンモード記録用光記録媒体。
(2)前記光透過率変化層は、加熱により遮光状態を光透過状態とすることができる光透過率変化材料により構成されていることを特徴とする(1)記載のフォトンモード記録用光記録媒体。
(3)前記光透過率変化材料は、加熱による光透過状態から急冷すると遮光状態となり、徐冷すると光透過状態のままであることを特徴とする(2)記載のフォトンモード記録用光記録媒体。
(4)前記光透過率変化層は、顕色剤の分子集合体からなることを特徴とする(3)記載のフォトンモード記録用光記録媒体。
(5)前記顕色剤が、ロイコ染料と長鎖アルキル基を有することを特徴とする(4)記載のフォトンモード記録用光記録媒体。
(6)フォトンモード記録用光記録再生システムであって、記録層の光入射面側及び光出射面側に、遮光状態と光透過状態とを制御可能な光透過率変化層が設けられているフォトンモード記録用光記録媒体と、前記光透過率変化層を光透過状態とすることによってレーザー光が前記記録層に照射されるようにし、データの記録後又は読み出し後に、前記光透過率変化層を遮光状態とする光透過率変化手段と、を有してなることを特徴とするフォトンモード記録用光記録再生システム。
(7)前記光透過率変化層を加熱により遮光状態から光透過状態とする温度調整手段、を有してなることを特徴とする(6)記載のフォトンモード記録用光記録再生システム。
(8)前記光透過率変化層は、加熱による光透過状態から急冷されると遮光状態となり、徐冷されると光透過状態のままである光透過率変化材料からなり、前記温度調整手段は、加熱による光透過状態の前記光透過率変化層を急冷及び徐冷可能とされていることを特徴とする(7)記載のフォトンモード記録用光記録再生システム。
(9)前記温度調整手段は、サーマルヘッドであることを特徴とする(7)または(8)記載のフォトンモード記録用光記録再生システム。
本発明のフォトンモード記録用光記録媒体によれば、カートリッジ等を設けなくても、単体でフォトンモード記録が可能である。また、本発明のフォトンモード記録用光記録再生システムによれば、フォトンモード記録用光記録媒体の記録再生が可能となる。
最良の形態に係るフォトンモード記録用光記録媒体は、ホログラム記録媒体の記録層であるホログラム記録材料層の光入射面側及び光出射面側に、熱で遮光状態と光透過状態とを制御可能な光透過率変化層が設けられている。この光透過率変化層は、加熱により遮光状態を光透過状態とすることができる光透過率変化材料により構成され、この光透過率変化材料としては、発色方式サーマルリライタブル材料が好適に用いられる。発色方式サーマルリライタブル材料の例として、ロイコ染料が挙げられる。ロイコ染料は、感熱記録紙に用いられ、発色現象を熱的にコントロールすることができる染料である。ロイコ染料は、単独では無色であるが、酸性物質の顕色剤と結合すると、化学結合が変化して発色する。そして、発色したロイコ染料から顕色剤が分離することで消色する。顕色剤には長鎖アルキル基が導入されているため、高い分子間凝集力があり、ロイコ染料と結合させることができる。
より詳しくは、図6に示されるように、ロイコ染料と長鎖アルキル基を有する顕色剤が、固体消色状態(A)から、加熱による溶融発色状態(B)となる。この溶融発色状態(B)から徐冷すると固体消色状態(A)となり、急冷すると、結合を維持したまま分子集合構造を形成し、安定化した固体発色状態(C)となる。固体発色状態(C)からの加熱によって分子集合構造が崩れ、消色過程(D)を経て、顕色剤は最も安定な状態である単独結晶を形成し、ロイコ染料との結合が切れ、徐冷によって結合が切れた状態で安定化した溶融消色状態(E)となる。この溶融消色状態(E)を冷却すると固体消色状態(A)となる。加熱は、サーマルヘッド等を用い、加熱パワーと走査スピードを調整することで、急冷と徐冷とを達成することができる。
長鎖型顕色剤としては、以下に示す、P22、TS20、UA18、PU18、PA17、PC18が好適に用いられる。
Figure 2009252304
ロイコ染料としては、以下に示す、フルオラン化合物L1、L2、L3、L4が好適に用いられる。
Figure 2009252304
最良の形態に係るフォトンモード記録用光記録再生システムは、上記ホログラム記録媒体を記録再生するようにされている。
以下、図1を参照して、本発明の実施例1に係るホログラム記録媒体10について詳細に説明する。ホログラム記録媒体10は、透過型ホログラム記録媒体であり、記録層であるホログラム記録材料層12及びスペーサ18を2枚のガラス基板14、16で挟んで構成されている。また、ホログラム記録媒体10の側面は遮光材料20が塗布されている。ガラス基板14、16のホログラム記録材料層12と反対側の表面には、それぞれ、光透過率変化層22、24が設けられている。
光透過率変化層22、24は、発色方式サーマルリライタブル材料で構成される。本実施例では、サーマルリライタブル材料の長鎖型顕色剤としてPU18、ロイコ染料としてL3を用いた。長鎖型顕色剤とロイコ染料を3:1(モル比)とし、この混合物と塩化ビニル酢酸ビニル共重合体を重量比1:2の割合でTFH溶媒を用いて攪拌、均一に分散させた。この分散液を1mm厚のガラス基板14、16上に膜厚が約10μmになるように塗布・乾燥した。乾燥後、感熱印字装置を用いてサーマルヘッド印字を全面に亘って行い発色画像を形成した。材料は全面に亘って、黒化していた。ホログラム記録材料層12は、フォトンモード記録により情報を記録するようにされている。ガラス基板14、16は、ホログラム記録材料層12を保持し、光が透過するようにされている。スペーサ18は、ホログラム記録材料層12のために、ガラス基板14及び16の間隔を空けるようにされている。遮光材料20は、ホログラム記録媒体10の側面から外部光が入らないようにされている。
光透過率変化層22、24は、加熱により遮光状態を光透過状態とすることができる光透過率変化材料により構成され、遮光状態と光透過状態とを制御可能にされている。この光透過率変化材料は、加熱による光透過状態から急冷すると遮光状態となり、徐冷すると光透過状態のままである。再生時及び記録時以外は、遮光状態とされ、ホログラム記録媒体10内に外部光が入らないようにされている。
ホログラム記録材料層12は、以下のように作製した。テトラ−n−ブトキシチタン(Ti(OC4H9)4((株)高純度化学研究所製)3.65gと、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール(東京化成工業(株)製)3.1gとをn−ブタノール溶媒1mL中で室温にて混合し、10分間撹拌した。
Ti(OC4H9)4と2−エチル−1、3−ヘキサンジオールのモル比は1:2であった。この反応液にジフェニルジメトキシシラン(信越化学工業(株)製、LS−5300)2.6gを加え、金属アルコキシド溶液とした。この金属アルコキシド溶液中のTiとSiのモル比は、1:1であった。水0.2mL、2N塩酸水溶液0.08mL、及びエタノール溶媒1mLからなる溶液を、金属アルコキシド溶液に撹拌しながら室温で滴下し、1時間撹拌を続け、加水分解反応及び縮合反応を行った。このようにして、ゾル溶液を得た。
光重合性化合物としてポリエチレングリコールジアクリレート(東亞合成(株)製、アロニックスM−245)100重量部に、光重合開始剤としてイルガキュア907(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製)3重量部と、光増感剤としてチオキサンテン−9−オン0.2重量部とを加え、光重合性化合物を含む混合物とした。
有機金属マトリックス材料(不揮発分として)の割合が90重量部、光重合性化合物の割合が10重量部となるように、ゾル溶液と光重合性化合物の混合物とを室温にて混合し、遮光した状態でさらに1時間、加水分解および縮合反応を十分に進行させ、ホログラム記録材料溶液を得た。
得られたホログラム記録材料溶液を、光透過率変化層22、24が形成されたガラス基板14、16の、光透過率変化層22、24が形成された面とは反対側の表面上に塗布し、乾燥・アニールしてホログラム記録材料層12を得た。より詳しくは、光透過率変化層22、24が形成された1mm厚のガラス基板14、16を数枚準備した。ガラス基板14、16の、光透過率変化層22、24が形成された面とは反対側の表面に所定厚みのスペーサ18をおき、得られたホログラム記録材料溶液を塗布し、室温で1時間乾燥し、次いで40℃で24時間乾燥し、溶媒を揮発させた。さらに80℃、100hPaの減圧下で48時間加熱した。このアニール工程により、有機金属化合物のゲル化(縮合反応)をさらに進行させ、有機金属化合物と光重合性化合物とが均一に分散した乾燥膜厚450μmのホログラム記録材料層12を得た。
ホログラム記録媒体10は、以下のように作製した。反対側の表面に光透過率変化層24が設けられたガラス基板14上に形成されたホログラム記録材料層12表面を、被覆面と反対側の表面に光透過率変化層24が設けられたガラス基板16で被覆した。この際、ガラス基板16とホログラム記録材料層12との界面に気泡を内包しないよう、ゆっくりと注意深く被覆した。このようにして、ホログラム記録材料層12を2枚のガラス基板14、16で挟んだ構造をもつホログラム記録媒体10を得た。
ホログラム記録媒体10の特性評価を以下の方法で行った。
波長400nmの紫LEDを用いて、ホログラム記録媒体10の光透過率変化層22、24が設けられている表面をそれぞれ全面露光した。露光パワーは、10mW/cmで、1時間照射した。
得られたホログラム記録媒体10のサンプルについて、図2に示すようなホログラム記録光学系100を用いて、特性評価を行った。図2の紙面の方向を便宜的に水平方向とする。図2において、ホログラム記録媒体10のサンプルは、記録材料層が水平方向と垂直となるようにセットされている。
ホログラム記録媒体10の、サーマルリライタブル材料で構成される光透過率変化層22、24が表面に設けられているガラス基板14、16上に、サーマルペンを圧着させて160℃で10秒加熱した後にサーマルペンを徐々に離して徐冷した。加熱徐冷した場所は消色し、透明になった。同様な操作を、場所を変えながら繰り返し、約10φ程度の消色領域を形成した。
透過型ホログラム記録媒体であるホログラム記録媒体10へのホログラム記録においては、光入射面側である光透過率変化層22の消色領域から光を入射し、光出射面側である光透過率変化層24の消色領域から出射するようにされている。従って、光透過率変化層22、24の消色領域はほぼ対応する位置に形成される必要がある。
以下に記すようにホログラム記録媒体10のホログラム記録再生をおこなった。
図2のホログラム記録光学系100において、シングルモード発振の半導体レーザー(波長405nm)の光源101を用い、この光源101から発振した光を、ビーム整形器102、光アイソレータ103、シャッター104、凸レンズ105、ピンホール106、及び凸レンズ107によって空間的にフィルタ処理しコリメートし、直径約10mmのビーム径に拡大した。拡大されたビームを、ミラー108及び1/2波長板109を介して45°偏光の光を取り出し、偏光ビームスプリッタ110でS波/P波=1/1に分割した。分割されたS波をミラー115、偏光フィルタ116、虹彩絞り117を介して、及び分割されたP波を1/2波長板111を用いてS波に変換しミラー112、偏光フィルタ113、虹彩絞り114を介して、ホログラム記録媒体10のサンプルに対する2光束の入射角合計θが37°となるようにし、サンプルで2光束の干渉縞を記録した。
ホログラムはサンプルを水平方向に回転させて多重化(角度多重:Angle multiplexing、サンプル角度−21°〜+21°、角度間隔0.6°)して記録した。多重度は71であった。記録時には虹彩絞り114、117を直径4mmにして露光した。なお、2光束が成す角θの2等分線(図示されていない)に対して、サンプル面が90°となる位置を、上記サンプル角度±0°とした。
ホログラム記録後、残留する未反応成分を反応させるため、波長400nmの青色LEDで十分な光を照射した。この際、照射光がコヒーレント性をもたないよう、透過率80%のアクリル樹脂製拡散版を介して露光した(これを、ポストキュアと呼ぶ)。再生の際には、シャッター121により遮光し、虹彩絞り117を直径1mmにして1光束のみで照射して、サンプルを水平方向に−23°〜+23°まで連続的に回転させ、それぞれの角度位置において回折効率をパワーメータ120で測定した。記録前後において記録材料層の体積変化(記録収縮)や平均屈折率の変化がない場合には、水平方向の回折ピーク角度は記録時と再生時とで一致する。しかしながら、実際には記録収縮や平均屈折率の変化が起こるため、再生時の水平方向の回折ピーク角度は、記録時の水平方向の回折ピーク角度から僅かにずれる。このため、再生時においては、水平方向の角度を連続的に変化させ、回折ピークが出現した時のピーク強度から回折効率を求めた。なお、パワーメータ119はこの実施例では用いられていない。
このとき、ダイナミックレンジ:M/#(各回折ピークにおける回折効率の平方根の総和)は26.5(ホログラム記録材料層の厚みを1mmとした時に換算した値)の値が得られた。
[比較例]
実施例1と同じホログラム記録材料をガラス基板上に実施例1と同様に形成し、乾燥膜厚450μmのホログラム記録材料層を得た。
ガラス基板上に形成されたホログラム記録材料層表面を、厚み1mmのガラス基板で被覆した。この際、ガラス基板と記録材料層との界面に気泡を内包しないよう、ゆっくりと注意深く被覆した。このようにして、ホログラム記録材料層を2枚のガラス基板で挟んだ構造をもつ、ホログラム記録媒体2セットを作製した。これらのホログラム記録媒体は、実施例1のホログラム記録媒体10のような光透過率変化層22、24は設けられていない。
1セット目のホログラム記録媒体は、紫LEDで全面露光することなしに、実施例1と同様の方法でホログラム記録再生をおこなったところ、ダイナミックレンジM/#=28.0の値を得た。
2セット目のホログラム記録媒体は、実施例1と同様に、紫LEDで全面露光した後、実施例1と同様の方法でホログラム記録再生をおこなったところ、ダイナミックレンジは全く得られなかった。
以上の結果から、2セット目のホログラム記録媒体は、LEDの全面露光によりダイナミックレンジを失っていることが分かった。
また、実施例1のホログラム記録媒体10は、LEDで全面露光した後でも、光透過率変化層22、24の設けられていない、比較例の1セット目のホログラム記録媒体と同等のダイナミックレンジを有することが分かった。
以下、図3を参照して、本発明の実施例2に係るホログラム記録再生システム30について詳細に説明する。ホログラム記録再生システム30は、フォトンモード記録用光記録再生システムであり、フォトンモード記録用光記録媒体であるログラム記録媒体60と、光透過率変化手段と、温度調整手段とを含んで構成され、ホログラム記録媒体60を記録再生するようにされている。
ホログラム記録媒体60は、反射型ホログラム記録媒体であり、ホログラム記録媒体10と比較すると、光透過率変化層22の代わりに反射膜26が設けられている。その他の構成はホログラム記録媒体10と同様であり、光透過率変化層24A、遮光材料20Aを備えて構成されている。反射膜26は、外部光を反射し、ホログラム記録媒体60内部に外部光が入らないようにされている。また、内部光を反射し、内部光が外部に透過しないようにされている。従って、光透過率変化層24Aを透過する光は反射膜26で反射され、光透過率変化層24Aから出射されることなる。即ち、ホログラム記録媒体60においては、光入射面と光出射面は同じである。
光透過率変化手段は、データの記録時又は読み出し時にのみ、ホログラム記録媒体60の光透過率変化層24Aを光透過状態とすることによってレーザー光がホログラム記録層に照射されるようにし、データの記録後又は読み出し後に、光透過率変化層24Aを遮光状態とするようにされている。
温度調整手段は、ホログラム記録媒体60の光透過率変化層24Aを加熱により遮光状態から光透過状態とし、加熱による光透過状態の光透過率変化層24Aを急冷して遮光状態とし、又は徐冷して光透過状態のままとするようにされている。
ホログラム記録再生システム30は、ホログラム記録媒体60と、レーザーダイオード32と、空間光変調器34と、1/4波長板36と、ミラー38と、偏光ビームスプリッタ40と、対物レンズ42と、対物レンズ42を含む光透過率変化手段であるホログラムヘッド44と、温度調整手段であるサーマルヘッド46と、撮像素子48と、コントローラ50と、駆動装置52と、画像処理回路54と、外部記憶装置56とを備えて構成されている。レーザーダイオード32は、ホログラム記録媒体60に照射するためのレーザー光を出射するようにされている。空間光変調器34は、レーザー光の強度、位相、偏光等を変調するようにされている。1/4波長板36は、レーザー光の直線偏光と円偏光とを互いに変換するようにされている。ミラー38は、レーザー光を強度、位相、偏光等を変調せずに反射するようにされている。偏光ビームスプリッタ40は、レーザー光の偏光成分を分離するようにされている。対物レンズ42は、レーザー光を集光してホログラム記録媒体60に照射するようにされている。ホログラムヘッド44は、対物レンズ42を含んで構成され、ホログラム記録媒体60に情報を記録するようにされている。サーマルヘッド46は、ホログラム記録媒体60を選択的に加熱し、光透過率変化層24Aの光透過率を制御するようにされている。撮像素子48は、レーザー光を電気信号に変換し、コントローラ50、画像処理回路54へ供給するようにされている。コントローラ50は、サーマルヘッド46、駆動装置52、画像処理回路54を制御するようにされている。駆動装置52は、ホログラム記録媒体60を回転させるようにされている。画像処理回路54は、電気信号を画像処理し、コントローラ50、外部記憶装置56へ供給するようにされている。外部記憶装置は、画像を記憶するようにされている。
ホログラム記録再生システム30を用いて、ホログラム記録媒体60に記録を行う際は、レーザーダイオード32から出射された直線変調(P偏光)のレーザー光が、空間光変調器34を通し、レーザー光のビーム外周部(参照光)と内部(信号光)の変調方法を変化させる。変調されたビームは、1/4波長板36により、円偏光に偏光され、対物レンズ42により集光されてホログラム記録媒体60に照射される。ホログラム記録媒体60中で、参照光と信号光は干渉し、ホログラムとして記録される。
ホログラム記録媒体60の再生を行う際は、参照光のみを使用して、空間光変調器34で変調された光は、1/4波長板36により円偏光に偏光されホログラム記録媒体60に照射される。照射されたビームは、ホログラム記録媒体60に形成されたホログラムにより回折される。回折光はホログラム記録媒体60の図3における下部に形成された反射膜26によって反射し、入射光と同じ経路を戻ることになる。回折ビームは1/4波長板36により直線偏光(S偏光)に偏光され、偏光ビームスプリッタ40で反射され、撮像素子48へ投影され、再生される。
ホログラム記録媒体60の表面(光入射面側;図3における上部)には、光透過率変化層24Aが全面に亘り形成されている。従って、記録、再生に先立ち、光透過率変化層24Aの記録再生する場所、即ちレーザー光が照射される場所は、光透過状態とする必要がある。サーマルヘッド46を用いて、記録再生に先行して遮光状態の光透過率変化層24Aに熱を印加することで光透過状態とするようにされている。
図4に示されるように、ホログラム記録再生システム30は、記録再生に先行してホログラム記録媒体60の光透過率変化層24Aの一部を光透過状態とするようにされている。図4において、ホログラム記録媒体60の回転方向は時計回り(図4における矢印の方向)であり、サーマルヘッド46が、ホログラムヘッド44よりも先行している。サーマルヘッド46で光透過率変化層24Aの一部の顕色剤を消色状態にした後、ホログラムヘッド44で記録再生する構成になっている。
光透過率変化層24Aの遮光状態の部分(発色状態)は斜線で示され、光透過状態の部分(消色状態)は無色で示されている。光透過状態の部分の2点鎖線で示される円はレーザー光のビームスポットである。
ホログラムヘッド44で記録再生した後に、光透過率変化層24Aの光透過状態(消色状態)の場所をサーマルヘッド46で走査して、遮光状態(着色状態)に変化させてからホログラム記録媒体60をホログラム記録再生システム30から取り出すことで、ホログラム記録媒体60内の、光に反応しやすいホログラム記録材料層12を外部光から保護することが出来る。
サーマルヘッド46で、光透過率変化層24Aの光透過状態(消色状態)と、遮光状態(着色状態)とを互いに変化させるには、サーマルヘッド46が光透過率変化層24Aへ与える熱履歴をそれぞれ、徐冷、急冷と変化させれば良い。徐冷、急冷と変化させる方法としては、サーマルヘッド46へ印加する書き込み電流を制御すればよい。例えば、180℃以上の温度に加熱し、パルス的に電流を切ることで溶融状態からの急冷状態を実現でき、このとき光透過率変化層24Aは遮光状態(着色状態)となる。一方、120〜170℃の温度範囲にサーマルヘッド46を保持することで、徐冷状態は実現でき、このとき光透過率変化層24Aは光透過状態(消色状態)となる。
ホログラム記録再生システム30は、図5に示すフローチャートに従って動作する。まず、ホログラム記録媒体60が挿入されると(ステップS10)、記録・再生の開始位置を示すアドレスを検出する(ステップS12)。検出したアドレスが示す位置へサーマルヘッド46を移動する(ステップS14)。サーマルヘッド46の加熱及び加熱後の徐冷により光透過率変化層24が光透過状態とされる(ステップS16)。検出したアドレスが示す位置へホログラムヘッド44を移動する(ステップS18)。記録の場合は、ホログラムヘッド44により情報(ホログラム)が記録される(ステップS20)。再生の場合は、ホログラムヘッド44により情報(ホログラム)が読み出される(ステップS22)。検出したアドレスが示す位置へサーマルヘッド46を移動する(ステップS24)。サーマルヘッド46の加熱及び加熱後の急冷により光透過率変化層24Aが遮光状態とされる(ステップS26)。記録・再生の終了後、ホログラム記録媒体60が取り出される(ステップS28)。
このフローチャートでは、ホログラムヘッド44とサーマルヘッド46とは別々に動作する。この場合、サーマルヘッド46をホログラムヘッド44に対して先行するように配置することで、サーマルヘッド46で消色した場所をすぐに、ホログラムヘッド44で記録再生することが可能となる。
ホログラム記録媒体60の表面全体が遮光されているため、カートリッジ等を設けなくても単体でフォトンモード記録ができ、単体で保存をすることができる。
なお、サーマルヘッドは、ホログラムヘッドよりも先行する位置に配置する必要性は必ずしもない。ホログラム記録媒体をホログラム記録再生システムに装着した際に、サーマルヘッドで全面を走査して光透過率変化層全面を光透過状態とするようにしても良い。或いは、記録再生に必要な範囲を特定し、記録再生の前に該当範囲を一括して光透過状態とするようにしてもよい。
また、サーマルヘッドとホログラムヘッドを一体型とし、ヘッドの移動を同時に行うようにしてもよい。サーマルヘッドの消色にかかる時間とホログラム記録再生にかかる時間が大きく異なる場合は、ホログラム記録媒体の挿入と同時にサーマルヘッドで一括してホログラム記録媒体全体(或いは、或る広範な領域)を光透過状態とした後に、ホログラムヘッドで記録再生をおこなうことも可能である。
ホログラム記録媒体は、光入射面及び光出射面が異なる面であってもよいし、同じ面であってもよい。例えば、実施例1のホログラム記録媒体10は、光透過率変化層24が光入射面であり、光透過率変化層26が光出射面である。実施例3のホログラム記録媒体60は、光透過率変化層24Aが光入射面と光出射面を兼ねる。
光透過率変化層は、光透過率が変化するものであればよく、ロイコ染料と長鎖アルキル基を有する顕色剤以外の顕色剤の分子集合体でもよいし、他の材料から構成されるものであってもよい。また、熱以外、例えば磁気等により光透過率が変化するものであってもよい。光透過率の変化は、漸増するものであってもよいし、段階的なものであってもよい。また、遮光状態と光透過状態のみをとるものであってもよく、中間の状態がないものであってもよい。
同様に、ホログラム記録再生システムは、熱以外、例えば磁気等によりホログラム記録媒体の光透過率変化層の光透過率を変化させるようにされていてもよい。
上記実施例は、ホログラム記録媒体及びホログラム記録再生システムについてのものであるが、本発明はこれに限定されるものでなく、ホログラム記録媒体以外のフォトンモード記録用光記録媒体、及びホログラム記録再生システム以外のフォトンモード記録用光記録再生システムについても適用されるものである。
本発明の実施例に係るホログラム記録媒体を模式的に示す断面図 本発明の実施例及び比較例に係るホログラム記録媒体の評価に用いるホログラム記録光学系の構造を模式的に示すブロック図 本発明の実施例に係るホログラム記録再生システムを模式的に示す構成図 本発明の実施例に係るホログラム記録再生システムのサーマルヘッドとホログラムヘッドの位置関係の一例を示した模式図 本発明の実施例に係るホログラム記録再生システムの動作を示すフローチャート 本発明の実施例に係るホログラム記録媒体の光透過率変化層の着色/消色機構を示す模式図
符号の説明
10、60…ホログラム記録媒体
12…ホログラム記録材料層
14、16…ガラス基板
18…スペーサ
20、20A…遮光材料
22、24、24A…光透過率変化層
26…反射膜
30…ホログラム記録再生システム
32…レーザーダイオード
34…空間光変調器
36…1/4波長板
38…ミラー
40…偏光ビームスプリッタ
42…対物レンズ
44…ホログラムヘッド
46…サーマルヘッド
48…撮像素子
50…コントローラ
52…駆動装置
54…画像処理回路
56…外部記憶装置

Claims (9)

  1. フォトンモード記録用光記録媒体であって、
    記録層の光入射面側及び光出射面側に、遮光状態と光透過状態とを制御可能な光透過率変化層が設けられていることを特徴とするフォトンモード記録用光記録媒体。
  2. 請求項1において、
    前記光透過率変化層は、加熱により遮光状態を光透過状態とすることができる光透過率変化材料により構成されていることを特徴とするフォトンモード記録用光記録媒体。
  3. 請求項2において、
    前記光透過率変化材料は、加熱による光透過状態から急冷すると遮光状態となり、徐冷すると光透過状態のままであることを特徴とするフォトンモード記録用光記録媒体。
  4. 請求項3において、
    前記光透過率変化材料は、顕色剤の分子集合体であることを特徴とするフォトンモード記録用光記録媒体。
  5. 請求項4において、
    前記顕色剤が、ロイコ染料と長鎖アルキル基を有することを特徴とするフォトンモード記録用光記録媒体。
  6. フォトンモード記録用光記録再生システムであって、
    記録層の光入射面側及び光出射面側に、遮光状態と光透過状態とを制御可能な光透過率変化層が設けられているフォトンモード記録用光記録媒体と、
    データの記録時又は読み出し時にのみ、前記光透過率変化層を光透過状態とすることによってレーザー光が前記記録層に照射されるようにし、データの記録後又は読み出し後に、前記光透過率変化層を遮光状態とする光透過率変化手段と、を有してなることを特徴とするフォトンモード記録用光記録再生システム。
  7. 請求項6において、
    前記光透過率変化層を加熱により遮光状態から光透過状態とする温度調整手段、を有してなることを特徴とするフォトンモード記録用光記録再生システム。
  8. 請求項7において、
    前記光透過率変化層は、加熱による光透過状態から急冷されると遮光状態となり、徐冷されると光透過状態のままである光透過率変化材料からなり、
    前記温度調整手段は、加熱による光透過状態の前記光透過率変化層を急冷及び徐冷可能とされていることを特徴とするフォトンモード記録用光記録再生システム。
  9. 請求項7または8において、
    前記温度調整手段は、サーマルヘッドであることを特徴とするフォトンモード記録用光記録再生システム。
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