JP2009252080A - クレジット決済管理装置、クレジット決済管理システム、および方法、並びにプログラム - Google Patents

クレジット決済管理装置、クレジット決済管理システム、および方法、並びにプログラム Download PDF

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武夫 増井
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Abstract

【課題】指定期間内での利用限度額以上の金額までのクレジット利用をクレジット会社のリスク負担がなく可能とし、かつ、クレジット利用者の利便性の向上をはかる。
【解決手段】決済管理サーバ1(クレジット決済管理装置)は、店舗端末3(クレジット処理照会端末)から決済ネットワーク(第1のネットワーク)経由で送信されるクレジット処理照会要求が、顧客の所定期間内における利用限度額を超えるものであって、かつ、銀行ホストに照会した結果、顧客のクレジット決済口座に所定の金額以上の残高があった場合に、顧客のクレジット決済口座から顧客により予め設定された所定の金額以内の一時引き落とし処理を行い、当該引き落とした所定の金額以内に相当する分の利用限度額を回復する。
【選択図】図6

Description

本発明は、クレジット決済管理装置、クレジット決済管理システム、および方法、並びにプログラムに関するものである。
従来、クレジット利用金額の決済は、所定期間(基本的には1カ月単位)における利用額(リボルディング払いを指定した場合にはその指定金額)を、クレジット会社の指定日に取引銀行口座からの引き落とし、あるいはクレジット会社が送付した請求用紙による振込み、もしくはコンビニエンスストアでの決済により処理していた。
具体的には、商品の購入や各種サービスを利用するとき、顧客は、提携店舗等に配置された専用端末にクレジットカードを読み込ませることによりカード会社に対して与信チェックを請求し、結果に応じてカード会社が提携店舗に対して商品もしくはサービス代金の立替払いを行うものである。これにより、提携店舗は、クレジットを利用する顧客に商品もしくはサービスを提供し、後日、予め設定された期日に顧客の取引銀行口座から代金が引き落とされ、カード会社に入金される(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−108777号公報(段落0038〜0043、図2)
しかしながら、特許文献1に記載された技術によれば、顧客は、所定の期間内に利用限度額(与信枠)に達した場合、当月内のクレジット利用は不可能となる。また、クレジット利用実績による特典であるポイントやマイレージ等のサービスについても利用限度額以上分はその期間内で貯めることができない。
本発明は前記した課題を解決するためになされたものであり、所定期間内での利用限度額以上の金額までのクレジット利用を可能とし、かつ、クレジット利用者の利便性の向上をはかった、クレジット決済管理装置、クレジット決済管理システム、および方法、並びにプログラムを提供することを目的とする。
前記した課題を解決するために本発明の第1の観点に係るクレジット決済管理装置は、クレジット処理照会端末と、顧客が有するクレジット決済口座の管理を行う銀行ホストと、がネットワーク経由で接続されるクレジット決済管理装置であって、前記クレジット処理照会端末から前記ネットワーク経由でクレジット処理照会要求を受信する照会要求受信部と、前記クレジット処理照会要求が、前記顧客の所定期間内における利用限度額を超えるものであって、かつ、前記ネットワークを介して前記銀行ホストに照会した結果、前記顧客のクレジット決済口座に所定の金額以上の残高があった場合に、前記顧客のクレジット決済口座から前記顧客により予め設定された前記所定の金額以内の一時引き落とし処理を行い、前記一時引き落とし処理を行った所定の金額以内に相当する分の前記利用限度額を回復する決済処理部と、を備えたものである。
また、本発明の第2の観点に係るクレジット決済管理装置は、顧客が有するクレジット決済口座の管理を行う銀行ホストとは第1のネットワーク経由で接続され、クレジット利用照会端末とは第2のネットワークを介して接続されるクレジット決済管理装置であって、 前記第2のネットワーク経由で前記クレジット利用照会端末からクレジット利用状況照会要求を受信する照会要求受信部と、前記クレジット利用状況照会要求があったクレジット利用照会端末に、所定期間内における決済取引項目を含むクレジット利用状況を送信する利用状況照会処理部と、前記クレジット利用照会端末により指定される決済取引項目に基づく決済合計金額と決済予定日とを含む一時決済処理要求を取得し、前記第1のネットワークを介して前記銀行ホストに照会し、前記顧客のクレジット決済口座に前記決済合計金額以上の残高があった場合に、前記顧客のクレジット決済口座から前記決済合計金額の一時引き落とし処理を行い、前記一時引き落とし処理を行った決済合計金額に相当する分の利用限度額を回復する決済処理部と、を備えたものである。
前記した課題を解決するために本発明の第1の観点に係るクレジット決済管理システムは、クレジット処理照会端末と、顧客が有するクレジット決済口座の管理を行う銀行ホストと、前記クレジット処理照会端末と前記銀行ホストとはネットワーク経由で接続されるクレジット決済管理装置と、を有するクレジット決済管理システムであって、前記クレジット決済管理装置は、前記クレジット処理照会端末から前記ネットワーク経由でクレジット処理照会要求を受信し、前記クレジット処理照会要求が、前記顧客の所定期間内における利用限度額を超えるものであって、かつ、前記ネットワークを介して前記銀行ホストに照会した結果、前記顧客のクレジット決済口座に所定の金額以上の残高があった場合に、前記顧客のクレジット決済口座から前記顧客により予め設定された前記所定の金額以内の一時引き落とし処理を行い、前記一時引き落とし処理を行った所定の金額以内に相当する分の前記利用限度額を回復するものである。
また、本発明の第2の観点に係るクレジット決済管理システムは、クレジット利用照会端末と、顧客が有するクレジット決済口座の管理を行う銀行ホストと、前記銀行ホストとは第1のネットワーク経由で接続され、前記クレジット利用照会端末とは第2のネットワークを介して接続されるクレジット決済管理装置と、を有するクレジット決済管理システムであって、前記クレジット決済管理装置は、前記第2のネットワーク経由で前記クレジット利用照会端末からクレジット利用状況照会要求を受信し、前記クレジット利用状況照会要求があったクレジット利用照会端末に、所定期間内における決済取引項目を含むクレジットの利用状況を送信し、前記クレジット利用照会端末により指定される決済取引項目に基づく決済合計金額と決済予定日とを含む一時決済処理要求を取得し、前記第1のネットワークを介して前記銀行ホストに照会し、前記顧客のクレジット決済口座に前記決済合計金額以上の残高があった場合に、前記顧客のクレジット決済口座から前記決済合計金額の一時引き落とし処理を行い、前記一時引き落とし処理を行った決済合計金額に相当する分の利用限度額を回復するものである。
前記した課題を解決するために本発明の第1の観点に係るクレジット決済管理方法は、クレジット処理照会端末と、顧客が有するクレジット決済口座の管理を行う銀行ホストと、前記クレジット処理照会端末と前記銀行ホストとはネットワーク経由で接続されるクレジット決済管理装置と、を有するクレジット決済管理システムに用いられるクレジット決済管理方法であって、前記クレジット決済管理装置は、前記クレジット処理照会端末から前記ネットワーク経由でクレジット処理照会要求を受信するステップと、前記クレジット処理照会要求が、前記顧客の所定期間内における利用限度額を超えるものであって、かつ、前記ネットワークを介して前記銀行ホストに照会した結果、前記顧客のクレジット決済口座に所定の金額以上の残高があった場合に、前記顧客のクレジット決済口座から前記顧客により予め設定された前記所定の金額以内の一時引き落とし処理を行うステップと、 前記一時引き落とし処理を行った所定の金額以内に相当する分の前記利用限度額を回復するステップと、を有するものである。
また、本発明の第2の観点に係るクレジット決済管理方法は、クレジット利用照会端末と、顧客が有するクレジット決済口座の管理を行う銀行ホストと、前記銀行ホストとは第1のネットワーク経由で接続され前記クレジット利用照会端末とは第2のネットワークを介して接続されるクレジット決済管理装置と、を有するクレジット決済管理システムに用いられるクレジット決済管理方法であって、前記クレジット決済管理装置は、前記第2のネットワーク経由で前記クレジット利用照会端末からクレジット利用状況照会要求を受信するステップと、前記クレジット利用状況照会要求があったクレジット利用照会端末に、所定期間内における決済取引項目を含むクレジットの利用状況を送信するステップと、 前記クレジット利用照会端末により指定される前記決済取引項目に基づく決済合計金額と決済予定日とを含む一時決済処理要求を取得し、前記第1のネットワークを介して前記銀行ホストに照会し、前記顧客のクレジット決済口座に前記決済合計金額以上の残高があった場合に、前記顧客のクレジット決済口座から前記決済合計金額の一時引き落とし処理を行うステップと、前記一時引き落とし処理を行った決済合計金額に相当する分の利用限度額を回復するステップと、を有するものである。
前記した課題を解決するために本発明の第1の観点に係るプログラムは、クレジット処理照会端末と、顧客が有するクレジット決済口座の管理を行う銀行ホストとがネットワーク経由で接続されるクレジット決済管理装置のコンピュータに実行させるプログラムであって、前記クレジット処理照会端末から前記ネットワーク経由でクレジット処理照会要求を受信する処理と、前記クレジット処理照会要求が、前記顧客の所定期間内における利用限度額を超えるものであって、かつ、前記ネットワークを介して前記銀行ホストに照会した結果、前記顧客のクレジット決済口座に所定の金額以上の残高があった場合に、前記顧客のクレジット決済口座から前記顧客により予め設定された前記所定の金額以内の一時引き落としを行い、前記一時引き落とし処理を行った所定の金額以内に相当する分の前記利用限度額を回復する処理と、をコンピュータに実行させるものである。
また、本発明の第2の観点に係るプログラムは、顧客が有するクレジット決済口座の管理を行う銀行ホストとは第1のネットワーク経由で接続され、クレジット利用照会端末とは第2のネットワークを介して接続されるクレジット決済管理装置のコンピュータに実行させるプログラムであって、前記第2のネットワーク経由で前記クレジット利用照会端末からクレジット利用状況照会要求を受信する処理と、前記クレジット利用状況照会要求があったクレジット利用照会端末に、所定期間内における決済取引項目を含むクレジット利用状況を送信する処理と、前記クレジット利用照会端末により指定される決済取引項目に基づく決済合計金額と決済予定日とを含む一時決済処理要求を取得し、前記第1のネットワークを介して前記銀行ホストに照会し、前記顧客のクレジット決済口座に前記決済合計金額以上の残高があった場合に、前記顧客のクレジット決済口座から前記決済合計金額の一時引き落としを行い、前記一時引き落とし処理を行った決済合計金額に相当する分の利用限度額を回復する処理と、をコンピュータに実行させるものである。
本発明によれば、指定期間内での利用限度額以上の金額までのクレジット利用を可能とし、かつ、クレジット利用者の利便性の向上をはかった、クレジット決済管理装置、クレジット決済管理システム、および方法、並びにプログラムを提供することができる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るクレジット決済管理システムのシステム構成の一例を示す図である。
図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係るクレジット決済管理システム7は、クレジット会社が管理運営するクレジット決済管理装置(以下、決済管理サーバ1とする。)と、顧客の口座を管理する銀行ホスト2と、提携店舗に備え付けられるクレジット処理照会端末(以下、店舗端末3とする。)とが、第1のネットワークとしての決済ネットワーク5を経由して接続されている。なお、決済ネットワーク5を介して送受信されるデータは、暗号化により高いセキュリティが確保されているものとする。
図2は、図1に示す決済管理サーバのハードウェアの内部構成を示すブロック図である。図2に示すように、決済管理サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)で構成される制御部10を制御中枢とし、記憶部11と、決済ネットワークインタフェース部12と、入出力装置14とが、アドレス、データ、コントロール等の複数のラインで構成されるシステムバス15に接続されている。
記憶部11には、所定の領域に顧客DB(Data Base)110が割り付けられ記憶される他に、制御部10が実行するプログラムが記憶されており、制御部10は、このプログラムを逐次読み出し実行することにより、後記するように、店舗端末3(図1参照)から決済ネットワーク5経由で「クレジット処理照会要求」を受信し、「クレジット処理照会要求」が、クレジットを利用する顧客の所定期間内における利用限度額を超えるものであって、かつ、クレジット決済口座に所定の金額以上の残高があった場合に、銀行ホスト2(図1参照)の顧客のクレジット決済口座から所定の金額以内に設定された金額の一時引き落とし処理を実行する。なお、顧客DB110のデータ構造については後記する。
決済ネットワークインタフェース部12は、決済ネットワーク5(図1参照)を介して接続される店舗端末3とのデータ交換に際し、暗号化、復号化等を所定のプロトコルによって処理し、制御部10との間の通信インタフェースを司る。
入出力装置14は、例えば、キーボードディスプレイやプリンタ等のコンソールであり、管理者による指示、あるいは入力データを取り込んで制御部10に引き渡し、あるいは制御部10により生成されるデータを出力(表示/印刷)する。
図3は、図1に示す店舗端末のハードウェアの内部構成を示すブロック図である。店舗端末3は、例えば、POS(Post On Sale)端末により構成され、図3に示すように、CPUで構成される制御部30を制御中枢とし、記憶部31と、決済ネットワークインタフェース部32と、カード読取部33と、入出力装置34とが、アドレス、データ、コントロール等の複数のラインで構成されるシステムバス35に接続されている。
図3の記憶部31には、所定の領域に売上げDB310が割り付けられ記憶される他に、制御部30が実行するプログラムが記憶されており、制御部30は、このプログラムを逐次読み出し実行することにより、カード読取部33を介して読み取られた顧客IDに基づく「クレジット処理照会要求」を生成し、システムバス35、決済ネットワークインタフェース部32、決済ネットワーク5(図1参照)経由で決済管理サーバ1へ送信する。
図3の決済ネットワークインタフェース部32は、決済ネットワーク5を介して接続される決済管理サーバ1とのデータ交換に際し、暗号化、復号化等を所定のプロトコルによって処理し、制御部30との間の通信インタフェースを司る。
カード読取部33は、例えば顧客が所持するICカードが不図示のカード挿入口に挿入され、あるいは不図示のセンサ部に近づけることでカード情報を読み取り、システムバス35経由で制御部30に引き渡す。
図3の入出力装置34は、例えば、キーボードディスプレイ、スキャナ、プリンタ等であり、店員により入力される売上げデータを取り込んで制御部30に引き渡し、あるいは制御部30により生成されるデータを出力(表示/印刷)する。
図4は、図2に示す制御部が実行するプログラムの構造を機能展開して示したブロック図である。
図4に示すように、制御部10(が実行するプログラム)は、決済処理部100と、照会要求受信部101と、銀行ホストインタフェース部102と、決済結果通知部103とにより構成される。
照会要求受信部101は、店舗端末3(図1参照)により生成され送信される「クレジット処理照会要求」を受信して決済処理部100へ引き渡す機能を有する。また、銀行ホストインタフェース部102は、銀行ホスト2(図1参照)と決済処理部100との間の通信インタフェースを司る。
決済処理部100は、照会要求受信部101が受信した「クレジット処理照会要求」が、顧客の所定期間内における利用限度額を終えるものであって、かつ、銀行ホストインタフェース部102を介して銀行ホスト2とデータ交換を行った結果、顧客のクレジット決済口座に所定の金額以上の残高があった場合に、顧客のクレジット決済口座から所定の金額以内に設定された金額の一時引き落とし処理を行う機能を有する。詳細は後記する。また、決済処理部100は、一時決済処理が正常に終了した場合に顧客のクレジット利用累積額を更新して顧客の与信枠を回復させる機能も有する。
決済結果通知部103は、決済処理部100による通常のクレジット決済の結果と前記した一時決済処理結果とを、決済ネットワーク5(図1参照)経由で「クレジット処理照会要求」があった店舗端末3に送信する機能を有する。
図5に、図2の記憶部の所定の領域に割り当てられ記憶される顧客DBのデータ構造の一例を示す。
図5(a)に示すように、顧客DB110には、顧客ID毎に、クレジット会社により設定されるクレジット利用限度額である与信枠と、顧客によって予め設定される繰上げ返済額である一時決済(引き落とし)金額とが予め記憶されている。また、図5(b)に示すように、顧客DB110には、顧客IDにリンクして、当月のクレジット利用累積額と、過去の一時決済利用実績等とが記憶されている。このクレジット利用累積額については、買い物日時、店舗名、商品名等からなる取引決済項目、クレジット利用実績等についても併せて記憶される。また、当月のクレジット利用累積額は逐次更新されるものとする。
図6は、本発明の第1の実施形態に係るクレジット決済管理システムの動作を示すフローチャートである。図6(a)に店舗端末3(図1参照)、図6(b)に決済管理サーバ1(図1参照)の動作をそれぞれ示している。
以下、図6(a)(b)を参照しながら、図1〜図5に示した本発明の第1の実施形態に係るクレジット決済管理システム7の動作について詳細に説明する。
まず、図6(a)において、顧客が店内で買い物を行い、店員にICカードを提示してクレジット利用を意思表示したとする。これを受け、店員もしくは顧客は、店舗端末3(図1参照)のカード読取部33(図3参照)にICカードを読み取らせることで、店舗端末3の制御部30は、顧客IDと利用金額に基づき「クレジット処理照会要求」を生成し、決済管理サーバ1へ送信する(ステップS601)。
次に、図6(b)の決済管理サーバ1の動作において、決済管理サーバ1の制御部10(図2参照)は、決済ネットワーク5(図1参照)を介して、「クレジット処理照会要求」を受信したか否かを判断する(ステップS611)。ここで、「クレジット処理照会要求」を受信していなければ(ステップS611→No)、受信するまで待つ。
一方、「クレジット処理照会要求」を制御部10(図4の照会要求受信部101)が受信していれば(ステップS611→Yes)、決済処理部100(図4参照)に引き渡す。
続いて、決済処理部100は、受信した「クレジット処理照会要求」に基づき、顧客IDをキーに記憶部11の顧客DB110を参照し、当月のクレジット利用累積額と、一時決済金額とを比較する(ステップS612)。
そして、クレジット利用累積額が一時決済金額を超えているか否かを判断する(ステップS613)。
ここで、クレジット利用累積額が一時決済金額を超えている場合には(ステップS613→Yes)、決済処理部100は、銀行ホストインタフェース部102、決済ネットワーク5(図1参照)経由で銀行ホスト2と通信を行う。すなわち、クレジット支払時において当期間のクレジット利用累積額が顧客により予め設定された一時決済金額を超えていて、かつ、クレジット決済口座に指定された一時決済金額以上の残高があれば、そのクレジット決済口座から繰上げ返済を行うべく、決済処理部100は、銀行ホスト2へ一時決済金額の口座引き落とし要求を送信する(ステップS614)。
次に、決済処理部100は、銀行ホスト2(図1参照)から、決済ネットワーク5、銀行ホストインタフェース部102(図4参照)経由で受信した情報により、口座引き落としが正常に終了したか否かを確認する(ステップS615)。ここで、口座引き落としが正常に終了した場合には(ステップS615→Yes)、一時決済(引き落とし)の結果により当月のクレジット利用累積額を更新し(ステップS616)、顧客の与信枠を回復する。以降、通常のクレジット支払処理(ステップS617〜S620)を実行する。
なお、ステップS613において、クレジット利用累積額が一時決済金額を超えている場合(ステップS613→Yes)、前記ステップS614〜616の処理の他に、決済処理部100は、銀行ホストインタフェース部102、決済ネットワーク5(図1参照)経由で銀行ホスト2と通信を行い、銀行ホスト2に振込み処理依頼を要求することもできる。この場合、決済処理部100から振込み処理要求を受けた銀行ホスト2が、クレジット会社の口座に対して振込み処理を行う。そして、決済処理部100は、銀行ホスト2から振込み処理完了通知を受信すると、当月のクレジット利用累積額を更新し、顧客の与信枠を回復する。
一方、ステップS613において、クレジット利用累積額が一時決済金額以下の場合(ステップS613→No)、またステップS615において、口座引き落としが正常に終了しなかった場合には(ステップS615→No)、一時決済処理を行わず、通常のクレジット支払処理(ステップS617〜S620)を実行する。
具体的には、決済処理部100は、クレジット利用累積額が利用限度額以内かの判定を行い(ステップS617)、利用限度額以内であれば(ステップS617→YES)、クレジット決済を正常に処理してクレジット利用累積額を更新する(ステップS618)。一方、利用限度額を超えた場合は(ステップS617→No)、クレジット決済をNGとする(ステップS619)。
続いて、決済結果通知部103(図4参照)は、前記した一時決済の処理内容を含めたクレジット決済の結果を、決済ネットワークインタフェース部12(図2参照)、決済ネットワーク5(図1参照)経由で、要求のあった店舗端末3へ送信する(ステップS620)。
次に、図6(a)の店舗端末3の動作に戻り説明する。
店舗端末3は、決済ネットワーク5を介して、クレジット決済の結果を受信したか否かを判断する(ステップS602)。ここで、クレジット決済の結果を受信していなければ(ステップS602→No)、受信するまで待つ。一方、クレジット決済の結果を受信していれば(ステップS602→Yes)、ステップS603へ進む。
そして、制御部30(図3参照)は、前記した一時決済(繰上げ返済)処理が終了しているか否かを判断する(ステップS603)。一時決済処理が終了している場合には(ステップS603→Yes)、一時決済の処理の結果を入出力装置34(図3参照)により印刷する(ステップS604)。一方、一時決済処理が終了していない場合には(ステップS603→No)、一時決済処理ができなかった内容を入出力装置34により印刷する(ステップS605)。
次に、制御部30(図3参照)は、決済管理サーバ1によって、クレジット利用累積額が利用限度額以内であり、クレジット決済が承認されたか否かを判断する(ステップS606)。クレジット決済が承認された場合には(ステップS606→Yes)、ステップS604またはステップS605における一時決済の内容に加えて、クレジット決済の結果を、入出力装置34により印刷する(ステップS607)。一方、クレジット決済が承認されなかった場合には(ステップS606→No)、クレジット決済がNGである結果を入出力装置34に出力する(ステップS608)。
図7は、クレジット支払処理におけるレシート印字の一例を示した図である。図7(a)は、顧客の口座残高が一時決済金額以上の場合、図7(b)は、口座残高が一時決済金額より少ない場合を示している。
図7(a)(b)に示すように、レシートは、レシート本体部分(A)と、一時決済処理の内容を示す与信回復情報(B)とから構成されている。与信回復情報(B)には、一時決済処理が正常に終了し、与信枠を回復することができたのか、あるいは、口座残高が一時決済金額より少なく、与信枠を回復することができなかったのかが明記される。
そして、このレシート本体部分(A)と与信回復情報(B)との間を、点線や切り取り線(ミシン目)等により区別を明確にすることで、顧客がクレジット支払状況に関する情報を把握しやすくなり、また、実際のレシートとは別に与信回復情報により与信枠が回復されたことを明示することができる。
このように、一時決済の内容も含めてレシート印字することで、クレジットの利用者は、一時決済の履歴も含めて管理することが可能となる。
また、図8は、一時決済により与信枠が回復する処理を概念図として示している。
図8に示すように、クレジット決済において、当月使用額Xのうち、予め設定した一時決済金額(引き落とし分Y)の一時決済(繰上げ返済)を実行することで、与信枠Z(引き落とし未完了の分X−Yと、当月使用可能になった分Z−(X−Y))の範囲で所定の期間内(1カ月)におけるクレジット利用金額を増加させることができる。すなわち、引き落とした分Yだけ与信枠が回復している。
以上説明したように、本発明の第1の実施形態によれば、クレジット利用累積額が予め設定された一時決済金額を超えてクレジットを利用する場合において、決済管理サーバ1により、クレジット決済口座に設定金額以上の残高があれば一時引き落とし処理(繰上げ返済)を実行してクレジット利用累積額を減らすことができるため、顧客は、所定期間内での利用限度額(与信枠)を超えたクレジットの利用が可能になる。このとき、クレジット会社は、顧客の与信枠を増加させる必要がないため、クレジット会社のリスク負担がなく、かつ、クレジット利用者の利便性がはかれる。
また、マイレージやポイントについても所定期間における限度額に対応した以上の増加が見込めるため、顧客の消費活動のインセンティブにもなる。
前記した本発明の第1の実施形態によれば、クレジット利用累積額が顧客により予め設定された一時決済金額を超えたときに一時決済金額を引き落とすことにしているが、利用限度額を超えたときに一時決済金額を引き落とす処理を採用してもよい。この場合、利用限度額までは従来のクレジット処理と何ら変更がないため、顧客にとっても利用に戸惑うことがないという効果が得られる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係るクレジット決済管理システムは、決済管理サーバ1、店舗端末3、および決済ネットワーク5ともに第1の実施形態に係るクレジット決済管理システム7と同様の構成であるため、重複を回避する意味で説明を省略する。但し、決済サーバ1の制御部10による処理手順が異なるため、その差異に注目して詳細に説明する。
図9は、本発明の第2の実施形態に係るクレジット決済管理システムの動作を示すフローチャートである。図9(a)に店舗端末3(図1参照)、図9(b)に決済管理サーバ1(図1参照)の動作をそれぞれ示している。
まず、図9(a)において、店舗端末3の制御部30(図3参照)は、顧客IDと利用金額に基づき「クレジット処理照会要求」を生成し、決済管理サーバ1へ送信する(ステップS901)。
次に、図9(b)の決済管理サーバ1の動作において、決済管理サーバ1の制御部10(図2参照)は、決済ネットワーク5(図1参照)を介して、「クレジット処理照会要求」を受信したか否かを判断する(ステップS911)。ここで、「クレジット処理照会要求」を受信していなければ(ステップS911→No)、受信するまで待つ。
一方、「クレジット処理照会要求」を制御部10(図4の照会要求受信部101)が受信していれば(ステップS911→Yes)、決済処理部100(図4参照)に引き渡す。
続いて、決済処理部100は、受信した「クレジット処理照会要求」に基づき、顧客IDをキーに記憶部11の顧客DB110を参照し、顧客に割り当てられる利用限度額(与信枠)と、当月のクレジット利用累積額とを比較する(ステップS912)。
そして、クレジット利用累積額が利用限度額を超えているか否かを判断する(ステップS913)。
ここで、クレジット利用累積額が利用限度額を超えていれば(ステップS913→Yes)、決済処理部100は、銀行ホストインタフェース部102、決済ネットワーク5(図1参照)経由で銀行ホスト2と通信を行う。そして、クレジット支払時において当期間のクレジット利用累積額が利用限度額を超えるような場合に、顧客のクレジット決済口座に予め設定された一時決済金額以上の残高があれば、そのクレジット決済口座から繰上げ返済を行うべく、決済処理部100は、銀行ホスト2へ一時決済金額の口座引き落とし要求を送信する(ステップS914)。
次に、決済処理部100は、銀行ホスト2(図1参照)から、決済ネットワーク5、銀行ホストインタフェース部102(図4参照)経由で受信した情報により、口座引き落としが正常に終了したか否かを確認する(ステップS915)。ここで、口座引き落としが正常に終了した場合には(ステップS915→Yes)、一時決済の結果により当月のクレジット利用累積額を更新して(ステップS916)、顧客の与信枠を回復させる。
そして、ステップS913に戻り、クレジット利用累積額が利用限度額を超えているかを再度判断する。ここで、クレジット利用累積額が利用限度額を超えていなければ(ステップS913→No)、通常のクレジット決済の処理を行う(ステップS917)。
仮に、更新されたクレジット利用累積額でも利用限度額を超えるようであれば(ステップS913→Yes)、ステップS914〜S915の処理が再度実行され、顧客により設定された一時決済金額による一時引き落とし処理を繰り返す。すなわち、一時引き落とし処理は、顧客のクレジット決済口座に相当の残高があれば何回でも実行可能である。
一方、顧客のクレジット決済口座に所定の残高がない場合、すなわち、銀行ホスト2から、決済ネットワーク5、銀行ホストインタフェース部102経由で口座引き落としが正常に終了しなかったことを受信した決済処理部100は(ステップS915→No)、一時決済処理を行わず、クレジット決済をNGとする(ステップS918)。
なお、ステップS913において、クレジット利用累積額が一時決済金額を超えている場合(ステップS913→Yes)、前記ステップS914〜916の処理の他に、決済処理部100は、銀行ホストインタフェース部102、決済ネットワーク5(図1参照)経由で銀行ホスト2と通信を行い、銀行ホスト2に振込み処理依頼を要求することもできる。この場合、決済処理部100から振込み処理要求を受けた銀行ホスト2が、クレジット会社の口座に対して振込み処理を行う。そして、決済処理部100は、銀行ホスト2から振込み処理完了通知を受信すると、当月のクレジット利用累積額を更新し、顧客の与信枠を回復する。
続いて、決済結果通知部103(図4参照)は、一時決済の処理内容も含めたクレジット決済の結果を、決済ネットワークインタフェース部12(図2参照)、決済ネットワーク5(図1参照)経由で、要求のあった店舗端末3へ送信する(ステップS919)。
なお、所定期間内に決済されなかったクレジット累積金額は通常の決済として取り扱われる。
次に、図9(a)の店舗端末3の動作に戻り説明する。
店舗端末3は、決済ネットワーク5を介して、クレジット決済の結果を受信したか否かを判断する(ステップS902)。ここで、クレジット決済の結果を受信していなければ(ステップS902→No)、受信するまで待つ。一方、クレジット決済の結果を受信していれば(ステップS902→Yes)、ステップS903へ進む。
そして、制御部30(図3参照)は、前記した一時決済(繰上げ返済)処理が終了しているか否かを判断する(ステップS903)。一時決済処理が終了している場合には(ステップS903→Yes)、一時決済の処理の結果を入出力装置34(図3参照)により印刷する(ステップS904)。一方、一時決済処理が終了していない場合には(ステップS903→No)、一時決済処理ができなかった内容を入出力装置34により印刷する(ステップS905)。
次に、制御部30は、決済管理サーバ1によって、クレジット利用累積額が利用限度額以内であり、クレジット決済が承認されたか否かを判断する(ステップS906)。クレジット決済が承認された場合には(ステップS906→Yes)、ステップS904における一時決済の内容に加えて、クレジット決済の結果を、入出力装置34により印刷する(ステップS907)。このことにより、クレジットの利用者は、一時決済の履歴も含めて管理することが可能となる。
一方、クレジット決済口座に所定の残高がなく、クレジット決済が承認されなかった場合には(ステップS906→No)、ステップS905における一時決済処理ができなかった内容とともに、クレジット決済がNGである結果を入出力装置34に出力する(ステップS908)。
なお、クレジット支払処理におけるレシート印字の内容は図7に示す第1の実施形態と同様である。
以上説明したように、本発明の第2の実施形態によれば、第1の実施形態とは異なり、一時決済金額を超えたときにクレジット決済口座からその一時決済金額を引き落とすのではなく、利用限度額を超えたときに一時決済金額を引き落とすことにより、利用限度額までは従来のクレジット処理と何ら変更がないため、顧客は利用に戸惑うことがない。
また、従来、顧客がクレジットを使用する際に利用限度額を超える場合には決済ができなかったが、クレジット決済口座に一時決済金額以上の残高があれば一時決済処理(繰上げ返済)が実行されるため、顧客に対する利便性の向上がはかれ、また、クレジット会社にとってもクレジットの与信枠を拡大する等のリスクを増やすものは一切なく、したがって、クレジットの利用が促進される。更に、マイレージやポイントについても所定期間における限度額に対応した以上の増加が見込めるため、顧客の消費活動のインセンティブにもなるといった効果が得られる。
(第3の実施形態)
図10は、本発明の第3の実施形態に係るクレジット決済管理システムのシステム構成の一例を示す図である。
図1に示した第1、第2の実施形態との差異は、第1、第2の実施形態が有するシステム構成に、更に、第2のネットワークとしての通信ネットワーク6経由でクレジット利用照会端末(以下、ユーザ端末4とする。)が決済管理サーバ1に接続されることにある。
ユーザ端末4は、公衆電話回線網やIP(Internet Protocol)網等からなる一般の通信ネットワーク6を介して決済管理サーバ1への接続が可能である。
ユーザ端末4は、「クレジット利用状況照会要求」を生成し、決済管理サーバ1から自身(クレジットを利用する顧客)の所定期間内における決済取引項目を含むクレジットの利用状況を取得する。さらに、ユーザ端末4は、指定した決済取引項目に基づく決済合計金額と決済予定日とを含む「一時決済処理要求」を生成して通信ネットワーク6経由で決済管理サーバ1へ送信するものである。他の構成は、図1に示す第1、第2の実施形態と同様である。
図11は、図10に示す決済管理サーバ1aのハードウェアの内部構成を示すブロック図である。図2に示す第1の実施形態との差異は、第1の実施形態が有する構成に更に、通信ネットワークインタフェース部13が付加されたことにある。
通信ネットワークインタフェース部13は、例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)プロトコルにしたがい、通信ネットワーク6を介して接続される決済管理サーバ1aとユーザ端末4との間のデータ交信のためのインタフェースを司る。他の構成は、図2に示す第1の実施形態と同様である。
図12は、図10に示すユーザ端末のハードウェアの内部構成を示すブロック図である。ユーザ端末4は、例えば、Web(World Wide Web)の接続環境を有する携帯電話やPCで構成される。また、図12に示すように、ユーザ端末4は、CPUで構成される制御部40を制御中枢とし、記憶部41と、通信ネットワークインタフェース部43と、入出力装置44とが、システムバス45を介して接続されている。
記憶部41には、制御部40が実行するプログラムが記憶されており、制御部40は、このプログラムを逐次読み出し実行することにより、「クレジット利用状況照会要求」を生成する。また、制御部40は、決済管理サーバ1aから通信ネットワーク6経由で自身(クレジットを利用する顧客)の所定期間内における決済取引項目を含むクレジットの利用状況を取得する。そして、入出力装置44により指定される決済取引項目に基づく決済合計金額と決済予定日とを含む「一時決済処理要求」を生成し、制御部40は、通信ネットワーク6を経由して決済管理サーバ1aへ送信する。
通信ネットワークインタフェース部43は、通信ネットワーク6を介して接続される決済管理サーバ1aとのデータ交換に際し、TCP/IPにしたがい制御部40との間の通信インタフェースを司る。
入出力装置44は、例えば、キーボードディスプレイ、マウスあるいはプリンタ等により構成され、「クレジット利用状況照会要求」、あるいは「一時決済処理要求」を生成するためのデータを制御部40に供給し、あるいは決済管理サーバ1aから、通信ネットワーク6、通信ネットワークインタフェース部43、制御部40経由で取得されるデータを出力(表示/印刷)する。
図13は、図11に示す制御部の内部構成を機能展開して示したブロック図である。
図13に示すように、制御部10a(が実行するプログラム)は、決済処理部100と、照会要求受信部101と、銀行ホストインタフェース部102と、決済結果通知部103と、利用状況照会処理部104とを備える。
照会要求受信部101は、ユーザ端末4(図10参照)により生成され送信される「クレジット利用状況照会要求」を受信して利用状況照会処理部104へ引き渡す機能を有する。
利用状況照会処理部104は、照会要求受信部101によって引き渡された「クレジット利用状況照会要求」に基づき、記憶部11の所定の領域に割り当てられ記憶された顧客DB110を参照して、顧客の所定期間内における決済取引項目を含むクレジットの利用実績に関するデータを取得する。そして、利用状況照会処理部104は、通信ネットワークインタフェース部12、通信ネットワーク6経由で要求のあったユーザ端末4に送信する機能を有する。
決済処理部100は、顧客がユーザ端末4の入出力装置44(図12参照)を操作することにより生成される、決済取引項目に基づく決済合計金額と決済予定日とを含む「一時決済処理要求」を、通信ネットワーク6、通信ネットワークインタフェース部13経由で取得する。そして、決済処理部100は、その「一時決済処理要求」が、クレジットを利用する顧客の所定期間内における利用限度額を超えるものであって、かつ、銀行ホストインタフェース部102を介して銀行ホスト2とデータ交換を行った結果、顧客のクレジット決済口座に所定の金額以上の残高があった場合に、銀行ホスト2の顧客のクレジット決済口座から所定の金額以内の設定された金額の一時引き落とし処理を実行する機能を有する。詳細は後記する。
また、決済処理部100は、一時決済処理が正常に終了した場合に顧客のクレジット利用累積額を更新する機能も有する。
決済結果通知部103は、決済処理部100によるクレジット決済の結果と一時決済の結果とを、通信ネットワークインタフェース部13(図11参照)、通信ネットワーク6(図10参照)経由で「クレジット利用状況照会要求」があったユーザ端末4に送信する機能を有する。
図14は、本発明の第3の実施形態に係るクレジット決済管理システムの動作を示すフローチャートである。
以下、図14を参照しながら、図10〜図13に示す本発明の第3の実施形態に係るクレジット決済管理システム7aの動作について詳細に説明する。
まず、顧客により、ユーザ端末4の入出力装置44(図12参照)が操作されることにより、例えば、顧客IDが入力され、制御部40は「クレジット利用状況照会要求」を生成する。
制御部40により生成された「クレジット利用状況照会要求」は、ユーザ端末4の通信ネットワークインタフェース部43、通信ネットワーク6(図10参照)経由で、決済管理サーバ1aに送信される。決済管理サーバ1aの照会要求受信部101(図13参照)は、「クレジット利用状況照会要求」を受信したか否かを判断する(ステップS141)。ここで、「クレジット利用状況照会要求」を受信していなければ(ステップS141→No)、受信するまで待つ。一方、「クレジット利用状況照会要求」を受信した場合には(ステップS141→Yes)、利用状況照会処理部104に引き渡し、ステップS142へ進む。
利用状況照会処理部104は、照会要求受信部101によって引き渡された顧客IDに基づく「クレジット利用状況照会要求」にしたがい、記憶部11の所定の領域に割り当てられ記憶される顧客DB110を検索する。そして、利用状況照会処理部104は、クレジットを利用する顧客の所定期間内における決済取引項目を含むクレジットの利用実績に関するデータを取得する。続いて、利用状況照会処理部104は、通信ネットワークインタフェース部13(図11参照)、通信ネットワーク6(図10参照)経由で検索結果(当月のクレジット利用実績)を要求のあったユーザ端末4に送信する(ステップS142)。
一方、クレジット利用実績を受信したユーザ端末4は、入出力装置44(図12参照)に、「選択画面」を表示する(ステップS143)。
図15は、ユーザ端末の入出力装置に表示された「選択画面」の一例を示す図である。図15に示すように、「選択画面」には、番号、商品名、店舗名、金額を含んで構成されるクレジット利用実績が取引項目発生毎に列挙され表示される。
ここで、クレジットを利用する顧客により、取引項目が選択(■カーソル選択)されると、選択された取引項目の合計金額が入出力装置44に表示される。このとき、「選択画面」左下に割当て表示される「全部指定釦」が押下されることにより、取引項目のすべてを選択することもできる。この取引項目の選択がされると、口座引き落とし希望日の入力が促される。顧客は、入出力装置44を操作することにより口座引き落とし希望日を入力する。続いて、「選択画面」の右下に割当て表示される「OK釦」が押下されることにより、制御部40(図12参照)により「一時決済処理要求」が生成される(ステップS144)。ここで生成された「一時決済処理要求」は、該当の決済取引項目とともに、通信ネットワークインタフェース部43、通信ネットワーク6(図10参照)経由で、決済管理サーバ1aの決済処理部100(図13参照)に送信される。
次に、決済管理サーバ1の決済処理部100は、「一時決済処理要求」を受信したか否かを判断する(ステップS145)。ここで、「一時決済処理要求」を受信していない場合には(ステップS145→No)、受信するまで待つ。一方、「一時決済処理要求」を受信した場合には(ステップS145→Yes)、ステップS146に進み、決済処理部100は、選択項目の合計金額と利用限度額とを比較する(ステップS146)。その「一時決済処理要求」(選択項目の合計金額)が、顧客の所定期間内における利用限度額を超えるものである場合に、決済処理部100は、銀行ホストインタフェース部102を介して銀行ホスト2(図10参照)との間でデータ交換を行うことによりクレジット決済口座を参照し(ステップS147)、顧客のクレジット決済口座に予め顧客により設定された一時決済金額以上の残高があるか否かを判断する(ステップS148)。一時決済金額以上の残高がある場合には(ステップS148→Yes)、決済処理部100は、銀行ホスト2の顧客のクレジット決済口座から一時決済金額以内の一時決済を行うべく選択項目の合計金額の引き落とし要求を銀行ホスト2へ送信する(ステップS149)。一方、一時決済金額以上の残高がなかった場合には(ステップS148→No)、クレジット決済は行わず、一時決済処理をNGとする(ステップS152)。
次に、ステップS149において、銀行ホスト2へ選択項目の合計金額の引き落とし要求を行った決済処理部100は、銀行ホスト2から、決済ネットワーク5、銀行ホストインタフェース部102経由で受信した情報により、口座引き落としが正常に終了したか否かを判断する(ステップS150)。ここで決済処理部100は、口座引き落としが正常に終了した場合は、(ステップS150→Yes)、一時決済の結果に基づき当月のクレジット利用累積額を更新する(ステップS151)。このことにより、顧客の与信枠が回復される。
一方、銀行引き落としが正常に終了しなかった場合、すなわち、クレジット決済口座に所定の残高がない場合には(ステップS150→No)、決済処理部100は、クレジット決済は行わず、一時決済処理をNGとする(ステップS152)。
そして、決済結果通知部103により要求のあったユーザ端末4へ、処理結果の送信が行われる(ステップS153)。
以上説明したように、本発明の第3の実施形態によれば、クレジットの利用状況を確認しながら一時決済を行うクレジット取引を指定することが可能になり、第1の実施形態と第2の実施形態とに比べ、身に覚えのないクレジット取引の決済を防止できるという効果も得られる。
また、第1の実施形態、第2の実施形態同様、従来、顧客がクレジットを使用する際に利用限度額を超える場合には決済ができなかったが、クレジット決済口座に一時決済金額以上の残高があれば一時決済処理(繰上げ返済)が実行されるため、クレジットを利用する顧客の利便性の向上がはかれる。また、クレジット会社にとってもクレジットの与信枠を拡大する等のリスクを増やすものは一切ない。更に、クレジット利用者にとっては、マイレージやポイントについて所定期間における限度額に対応した以上の増加が見込めるため、消費活動のインセンティブにもなる。
なお、図4、図13に示した決済管理サーバ1の制御部10(10a)が有する機能は、すべてをソフトウェアによって実現しても、あるいはその少なくとも一部をハードウェアで実現してもよい。例えば、クレジット処理照会端末(店舗端末3)から第1のネットワーク(決済ネットワーク5)経由で「クレジット処理照会要求」を受信し、「クレジット処理照会要求」が、顧客の所定期間内における利用限度額を超えるものであって、かつ、第1のネットワークを介して銀行ホスト2に照会し、顧客のクレジット決済口座に所定の金額以上の残高があった場合に、顧客のクレジット決済口座から顧客により予め設定された所定の金額以内の一時決済処理を行う制御部10におけるデータ処理は、1または複数のプログラムによりコンピュータ上で実行してもよく、また、その少なくとも一部をハードウェアで実現してもよい。
本発明の第1の実施形態に係るクレジット決済管理システムのシステム構成の一例を示す図である。 図1に示す決済管理サーバのハードウェアの内部構成を示すブロック図である。 図1に示す店舗端末のハードウェアの内部構成を示すブロック図である。 図2に示す制御部が実行するプログラムの構造を機能展開して示したブロック図である。 図2に示す記憶部の所定の領域に割り当てられ記憶される顧客DBのデータ構造の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るクレジット決済管理システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るクレジット決済管理システムのクレジット支払処理におけるレシート印字の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るクレジット決済管理システムの与信枠回復の概念を模式的に示した図である。 本発明の第2の実施形態に係るクレジット決済管理システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係るクレジット決済管理システムのシステム構成の一例を示す図である。 図10に示す決済管理サーバのハードウェアの内部構成を示すブロック図である。 図10に示すユーザ端末のハードウェアの内部構成を示すブロック図である。 図11に示す制御部が実行するプログラムの構造を機能展開して示したブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係るクレジット決済管理システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係るクレジット決済管理システムで使用される「選択画面」の画面構成の一例を示す図である。
符号の説明
1 決済管理サーバ(クレジット決済管理装置)
2 銀行ホスト
3 店舗端末(クレジット処理照会端末)
4 ユーザ端末(クレジット利用照会端末)
5 決済ネットワーク(第1のネットワーク)
6 通信ネットワーク(第2のネットワーク)
7 クレジット決済管理システム
10,30,40 制御部
11,31,41 記憶部
12,32 決済ネットワークインタフェース部
13,43 通信ネットワークインタフェース部
14,34,44 入出力装置
15,35,45 システムバス
33 カード読取部
100 決済処理部
101 照会要求受信部
102 銀行ホストインタフェース部
103 決済結果通知部
104 利用状況照会処理部
110 顧客DB
310 売上げDB

Claims (18)

  1. クレジット処理照会端末と、顧客が有するクレジット決済口座の管理を行う銀行ホストと、がネットワーク経由で接続されるクレジット決済管理装置であって、
    前記クレジット処理照会端末から前記ネットワーク経由でクレジット処理照会要求を受信する照会要求受信部と、
    前記クレジット処理照会要求が、前記顧客の所定期間内における利用限度額を超えるものであって、かつ、前記ネットワークを介して前記銀行ホストに照会した結果、前記顧客のクレジット決済口座に所定の金額以上の残高があった場合に、前記顧客のクレジット決済口座から前記顧客により予め設定された前記所定の金額以内の一時引き落とし処理を行い、前記一時引き落とし処理を行った所定の金額以内に相当する分の前記利用限度額を回復する決済処理部と、
    を備えたことを特徴とするクレジット決済管理装置。
  2. 前記決済処理部は、
    前記照会要求受信部が前記クレジット処理照会要求を受信した場合、前記顧客の所定期間内におけるクレジット利用累積額と、前記顧客によって予め設定された一時決済金額とを比較し、前記クレジット利用累積額が前記一時決済金額を超え、かつ、前記クレジット決済口座に前記一時決済金額以上の残高があった場合に、前記顧客のクレジット決済口座から前記一時決済金額の一時引き落とし処理を行うことを特徴とする請求項1に記載のクレジット決済管理装置。
  3. 前記決済処理部は、
    前記照会要求受信部が前記クレジット処理照会要求を受信した場合、前記顧客の所定期間内におけるクレジット利用累積額と、前記所定期間内における利用限度額とを比較し、前記クレジット利用累積額が前記利用限度額を超え、かつ、前記クレジット決済口座に前記顧客によって予め設定された一時決済金額以上の残高があった場合に、前記顧客のクレジット決済口座から前記一時決済金額の一時引き落とし処理を行うことを特徴とする請求項1に記載のクレジット決済管理装置。
  4. 顧客が有するクレジット決済口座の管理を行う銀行ホストとは第1のネットワーク経由で接続され、クレジット利用照会端末とは第2のネットワークを介して接続されるクレジット決済管理装置であって、
    前記第2のネットワーク経由で前記クレジット利用照会端末からクレジット利用状況照会要求を受信する照会要求受信部と、
    前記クレジット利用状況照会要求があったクレジット利用照会端末に、所定期間内における決済取引項目を含むクレジット利用状況を送信する利用状況照会処理部と、
    前記クレジット利用照会端末により指定される決済取引項目に基づく決済合計金額と決済予定日とを含む一時決済処理要求を取得し、前記第1のネットワークを介して前記銀行ホストに照会し、前記顧客のクレジット決済口座に前記決済合計金額以上の残高があった場合に、前記顧客のクレジット決済口座から前記決済合計金額の一時引き落とし処理を行い、前記一時引き落とし処理を行った決済合計金額に相当する分の利用限度額を回復する決済処理部と、
    を備えたことを特徴とするクレジット決済管理装置。
  5. 前記決済処理部は、
    前記引き落とし処理が正常に終了した場合に前記顧客のクレジット利用累積額を更新することを特徴とする請求項2また請求項3に記載のクレジット決済管理装置。
  6. 前記決済処理部による引き落とし処理の結果を前記ネットワーク経由で前記クレジット処理照会要求があったクレジット処理照会端末に送信する決済結果通知部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のクレジット決済管理装置。
  7. 前記決済処理部による引き落とし処理の結果を前記第2のネットワーク経由で前記利用状況照会要求があったクレジット利用照会端末に送信する決済結果通知部と、
    を備えたことを特徴とする請求項4に記載のクレジット決済管理装置。
  8. クレジット処理照会端末と、顧客が有するクレジット決済口座の管理を行う銀行ホストと、がネットワーク経由で接続されるクレジット決済管理装置であって、
    前記クレジット処理照会端末から前記ネットワーク経由でクレジット処理照会要求を受信する照会要求受信部と、
    前記クレジット処理照会要求が、前記顧客の所定期間内における利用限度額を超えるものであって、かつ、前記ネットワークを介して前記銀行ホストに照会した結果、前記顧客のクレジット決済口座に所定の金額以上の残高があった場合に、前記顧客のクレジット決済口座から前記顧客により予め設定された前記所定の金額以内の振込処理依頼を前記銀行ホストに要求し、前記銀行ホストから振込処理完了通知を受信すると、前記振込依頼を行った所定の金額以内に相当する分の前記利用限度額を回復する決済処理部と、
    を備えたことを特徴とするクレジット決済管理装置。
  9. 前記決済処理部は、
    前記照会要求受信部が前記クレジット処理照会要求を受信した場合、前記顧客の所定期間内におけるクレジット利用累積額と、前記顧客によって予め設定された一時決済金額とを比較し、前記クレジット利用累積額が前記一時決済金額を超え、かつ、前記クレジット決済口座に前記一時決済金額以上の残高があった場合に、前記顧客のクレジット決済口座から前記顧客により予め設定された前記所定の金額以内の振込処理依頼を前記銀行ホストに要求することを特徴とする請求項8に記載のクレジット決済管理装置。
  10. 前記決済処理部は、
    前記照会要求受信部が前記クレジット処理照会要求を受信した場合、前記顧客の所定期間内におけるクレジット利用累積額と、前記所定期間内における利用限度額とを比較し、前記クレジット利用累積額が前記利用限度額を超え、かつ、前記クレジット決済口座に前記顧客によって予め設定された一時決済金額以上の残高があった場合に、前記顧客のクレジット決済口座から前記顧客により予め設定された前記所定の金額以内の振込処理依頼を前記銀行ホストに要求することを特徴とする請求項8に記載のクレジット決済管理装置。
  11. 前記決済処理部は、
    前記振込処理が正常に終了した場合に前記顧客のクレジット利用累積額を更新することを特徴とする請求項9また請求項10に記載のクレジット決済管理装置。
  12. 前記決済処理部による振込処理依頼の結果を前記ネットワーク経由で前記クレジット処理照会要求があったクレジット処理照会端末に送信する決済結果通知部と、
    を備えたことを特徴とする請求項8ないし請求項10のいずれか1項に記載のクレジット決済管理装置。
  13. クレジット処理照会端末と、顧客が有するクレジット決済口座の管理を行う銀行ホストと、前記クレジット処理照会端末と前記銀行ホストとはネットワーク経由で接続されるクレジット決済管理装置と、を有するクレジット決済管理システムであって、
    前記クレジット決済管理装置は、
    前記クレジット処理照会端末から前記ネットワーク経由でクレジット処理照会要求を受信し、前記クレジット処理照会要求が、前記顧客の所定期間内における利用限度額を超えるものであって、かつ、前記ネットワークを介して前記銀行ホストに照会した結果、前記顧客のクレジット決済口座に所定の金額以上の残高があった場合に、前記顧客のクレジット決済口座から前記顧客により予め設定された前記所定の金額以内の一時引き落とし処理を行い、前記一時引き落とし処理を行った所定の金額以内に相当する分の前記利用限度額を回復することを特徴とするクレジット決済管理システム。
  14. クレジット利用照会端末と、顧客が有するクレジット決済口座の管理を行う銀行ホストと、前記銀行ホストとは第1のネットワーク経由で接続され、前記クレジット利用照会端末とは第2のネットワークを介して接続されるクレジット決済管理装置と、を有するクレジット決済管理システムであって、
    前記クレジット決済管理装置は、
    前記第2のネットワーク経由で前記クレジット利用照会端末からクレジット利用状況照会要求を受信し、前記クレジット利用状況照会要求があったクレジット利用照会端末に、所定期間内における決済取引項目を含むクレジットの利用状況を送信し、前記クレジット利用照会端末により指定される決済取引項目に基づく決済合計金額と決済予定日とを含む一時決済処理要求を取得し、前記第1のネットワークを介して前記銀行ホストに照会し、前記顧客のクレジット決済口座に前記決済合計金額以上の残高があった場合に、前記顧客のクレジット決済口座から前記決済合計金額の一時引き落とし処理を行い、前記一時引き落とし処理を行った決済合計金額に相当する分の利用限度額を回復することを特徴とするクレジット決済管理システム。
  15. クレジット処理照会端末と、顧客が有するクレジット決済口座の管理を行う銀行ホストと、前記クレジット処理照会端末と前記銀行ホストとはネットワーク経由で接続されるクレジット決済管理装置と、を有するクレジット決済管理システムに用いられるクレジット決済管理方法であって、
    前記クレジット決済管理装置は、
    前記クレジット処理照会端末から前記ネットワーク経由でクレジット処理照会要求を受信するステップと、
    前記クレジット処理照会要求が、前記顧客の所定期間内における利用限度額を超えるものであって、かつ、前記ネットワークを介して前記銀行ホストに照会した結果、前記顧客のクレジット決済口座に所定の金額以上の残高があった場合に、前記顧客のクレジット決済口座から前記顧客により予め設定された前記所定の金額以内の一時引き落とし処理を行うステップと、
    前記一時引き落とし処理を行った所定の金額以内に相当する分の前記利用限度額を回復するステップと、
    を有することを特徴とするクレジット決済管理方法。
  16. クレジット利用照会端末と、顧客が有するクレジット決済口座の管理を行う銀行ホストと、前記銀行ホストとは第1のネットワーク経由で接続され前記クレジット利用照会端末とは第2のネットワークを介して接続されるクレジット決済管理装置と、を有するクレジット決済管理システムに用いられるクレジット決済管理方法であって、
    前記クレジット決済管理装置は、
    前記第2のネットワーク経由で前記クレジット利用照会端末からクレジット利用状況照会要求を受信するステップと、
    前記クレジット利用状況照会要求があったクレジット利用照会端末に、所定期間内における決済取引項目を含むクレジットの利用状況を送信するステップと、
    前記クレジット利用照会端末により指定される前記決済取引項目に基づく決済合計金額と決済予定日とを含む一時決済処理要求を取得し、前記第1のネットワークを介して前記銀行ホストに照会し、前記顧客のクレジット決済口座に前記決済合計金額以上の残高があった場合に、前記顧客のクレジット決済口座から前記決済合計金額の一時引き落とし処理を行うステップと、
    前記一時引き落とし処理を行った決済合計金額に相当する分の利用限度額を回復するステップと、
    を有することを特徴とするクレジット決済管理方法。
  17. クレジット処理照会端末と、顧客が有するクレジット決済口座の管理を行う銀行ホストとがネットワーク経由で接続されるクレジット決済管理装置のコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記クレジット処理照会端末から前記ネットワーク経由でクレジット処理照会要求を受信する処理と、
    前記クレジット処理照会要求が、前記顧客の所定期間内における利用限度額を超えるものであって、かつ、前記ネットワークを介して前記銀行ホストに照会した結果、前記顧客のクレジット決済口座に所定の金額以上の残高があった場合に、前記顧客のクレジット決済口座から前記顧客により予め設定された前記所定の金額以内の一時引き落としを行い、前記一時引き落とし処理を行った所定の金額以内に相当する分の前記利用限度額を回復する処理と、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
  18. 顧客が有するクレジット決済口座の管理を行う銀行ホストとは第1のネットワーク経由で接続され、クレジット利用照会端末とは第2のネットワークを介して接続されるクレジット決済管理装置のコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記第2のネットワーク経由で前記クレジット利用照会端末からクレジット利用状況照会要求を受信する処理と、
    前記クレジット利用状況照会要求があったクレジット利用照会端末に、所定期間内における決済取引項目を含むクレジット利用状況を送信する処理と、
    前記クレジット利用照会端末により指定される決済取引項目に基づく決済合計金額と決済予定日とを含む一時決済処理要求を取得し、前記第1のネットワークを介して前記銀行ホストに照会し、前記顧客のクレジット決済口座に前記決済合計金額以上の残高があった場合に、前記顧客のクレジット決済口座から前記決済合計金額の一時引き落としを行い、前記一時引き落とし処理を行った決済合計金額に相当する分の利用限度額を回復する処理と、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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