JP2009251949A - 制御装置における入出力ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】制御ボックス1に設けられる40ピンコネクタ8を備えた入出力ユニット2に外部機器に接続される汎用性がある20ピンコネクタをそのまま接続できるようにする。
【解決手段】前記入出力ユニット2の制御用40ピンコネクタ8の配線を、基板9を介して外部接続用の第一、第二の20ピンコネクタ3、4に分岐し、該第一、第二の20ピンコネクタ3、4を介して外部接続するようにすると共に、該基板8に電源端子台10を介して電源供給するようにする。
【選択図】図3
【解決手段】前記入出力ユニット2の制御用40ピンコネクタ8の配線を、基板9を介して外部接続用の第一、第二の20ピンコネクタ3、4に分岐し、該第一、第二の20ピンコネクタ3、4を介して外部接続するようにすると共に、該基板8に電源端子台10を介して電源供給するようにする。
【選択図】図3
Description
本発明は、プログラマブルロジックコントローラ(PLC:Programmable Logic Controller)に用いられる制御装置の入出力ユニットの技術分野に属するものである。
一般に、シーケンサの入出力ユニットには入出力用のコネクタが設けられているが、このようにしたもののなかには、該一つのコネクタから複数組の電気信号を入出力するようにしたものがある。そしてこの場合、電気信号は端末側において組数分に分岐されることになる。このような場合、シーケンサ側に設けられる入出力用コネクタに対応したピン数の多い一つのシーケンサ側コネクタと、端末側に設けられるコネクタに対応したピン数の少ない複数の端末側コネクタと、これらコネクタ同志を電気的に分岐接続するための配線が施された基板とを備えて構成した分岐ユニットが知られている(特許文献1参照)。
しかるにこの分岐ユニットは、長方形状をした基板の一方の板面にシーケンス側コネクタを設け、他方の板面に端末側コネクタの複数個を設けて構成しているが、シーケンス側コネクタと端末側コネクタとが、基板の短辺方向に位置ずれした状態で設けられているため幅広なものであった。しかも今日、シーケンサ側の入出力ユニットの小型コンパクト化が著しく、このため、シーケンサ側において、隣接するコネクタ同志の間隔が狭くなってきている結果、前記従来の分岐ユニットでは幅広すぎて分岐ユニットを入出力ユニット側のコネクタに接続することができないという問題がある。
そこでシーケンサ側に接続されるシーケンサ側コネクタと、端末側に接続される複数の端末側コネクタと、前記シーケンサ側コネクタおよび複数の端末側コネクタとを電気的に分岐接続するための配線が施された基盤とを備えて構成したものにおいて、前記基板に、シーケンサ側コネクタに設けられるターミナル間に挟持状に支持して該シーケンサ側コネクタの厚さ内に収まるよう起立して設けたものを提唱し、これによって分岐ユニットを肉薄にできるようにした(特許文献2参照)。
実用新案登録第2603037号公報
特開2006−139528号公報
しかるにこの分岐ユニットは、長方形状をした基板の一方の板面にシーケンス側コネクタを設け、他方の板面に端末側コネクタの複数個を設けて構成しているが、シーケンス側コネクタと端末側コネクタとが、基板の短辺方向に位置ずれした状態で設けられているため幅広なものであった。しかも今日、シーケンサ側の入出力ユニットの小型コンパクト化が著しく、このため、シーケンサ側において、隣接するコネクタ同志の間隔が狭くなってきている結果、前記従来の分岐ユニットでは幅広すぎて分岐ユニットを入出力ユニット側のコネクタに接続することができないという問題がある。
そこでシーケンサ側に接続されるシーケンサ側コネクタと、端末側に接続される複数の端末側コネクタと、前記シーケンサ側コネクタおよび複数の端末側コネクタとを電気的に分岐接続するための配線が施された基盤とを備えて構成したものにおいて、前記基板に、シーケンサ側コネクタに設けられるターミナル間に挟持状に支持して該シーケンサ側コネクタの厚さ内に収まるよう起立して設けたものを提唱し、これによって分岐ユニットを肉薄にできるようにした(特許文献2参照)。
ところが前記提唱した従来のものは、32点I/Oユニットである場合に、40ピンコネクタを1個使用した構成にしている。ところがI/Oユニットには各種自動機器などの設備に配したアクチュエータやセンサ類(以下「被接続機器」という)が接続されることになるが、これら被接続機器は設備上に分散されて配置することが多く、32点もまとまって配置されていないのが実情である。このため、32点を無駄なく全て配線するには、遠くにある被接続機器を端子台ユニットまで配線しなければならず、その場合に、被接続機器からI/Oユニットまでの距離が長いと被接続機器に付属するケーブルでは届かないことがあり、この場合には延長ケーブルが必要になり、部品点数が多くなるだけでなく、延長ケーブルの接続作業も強いられることになる。
そのうえ32ピンI/Oユニットは、メーカによってコモンピン(−ピン)の配列が異なり、そのうえこれらの中には、コモンピン(−ピン)が4個ではなく2個しかないものがある。ところでI/Oユニットには一般的に電源端子がなく、このためI/Oユニットに設置されるコモンピンを利用して電源供給することになる。ところでI/Oユニットに設けられるコモンピンを始めとするコネクタピンは、かつては半田付けで設けていたため許容電流値が3アンペア/ピンと高いが、今日採用されるコネクタピンは圧接によって設けられているため許容電流値が1アンペア/ピンと低く、このためコモンピンが4個あるものでは32点I/Oユニットの許容電流値である3.2アンペアをクリヤできるが、コモンピンが2個しかないものはこの電流値をクリヤできないという問題がある。そこで半田付けをしたI/Oユニットを採用すればよいのでは、という考えもあるが、今日、半田は鉛フリーという制約を受けているため、半田付け製の32ピンのI/Oそのものの半田付けは1本1本の処理が必要であり、フラットケーブルなどの圧接に比べると製造が難しく、信頼性の高いものを安価に提供できないという問題があり、これらに本発明の解決すべき課題がある。
そのうえ32ピンI/Oユニットは、メーカによってコモンピン(−ピン)の配列が異なり、そのうえこれらの中には、コモンピン(−ピン)が4個ではなく2個しかないものがある。ところでI/Oユニットには一般的に電源端子がなく、このためI/Oユニットに設置されるコモンピンを利用して電源供給することになる。ところでI/Oユニットに設けられるコモンピンを始めとするコネクタピンは、かつては半田付けで設けていたため許容電流値が3アンペア/ピンと高いが、今日採用されるコネクタピンは圧接によって設けられているため許容電流値が1アンペア/ピンと低く、このためコモンピンが4個あるものでは32点I/Oユニットの許容電流値である3.2アンペアをクリヤできるが、コモンピンが2個しかないものはこの電流値をクリヤできないという問題がある。そこで半田付けをしたI/Oユニットを採用すればよいのでは、という考えもあるが、今日、半田は鉛フリーという制約を受けているため、半田付け製の32ピンのI/Oそのものの半田付けは1本1本の処理が必要であり、フラットケーブルなどの圧接に比べると製造が難しく、信頼性の高いものを安価に提供できないという問題があり、これらに本発明の解決すべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、外部機器である入力機器または出力機器に電気的に接続され、これら外部機器に対して制御信号の入出力と電源供給をする制御装置における入出力ユニットにおいて、前記入出力ユニットは、前記外部機器と制御信号を送受信する制御基板と、前記制御基板に電気的に接続され、外部機器に接続される接続点数が20ピンを有する少なくとも2以上からなる複数のコネクタ接続部と、前記制御基板に電気的に接続される電源端子台と、
を有することを特徴とする制御装置における入出力ユニットである。
請求項2の発明は、複数のコネクタのうち16ピンが前記接続線に接続されていることを特徴とする請求項1記載の制御装置における入出力ユニットである。
を有することを特徴とする制御装置における入出力ユニットである。
請求項2の発明は、複数のコネクタのうち16ピンが前記接続線に接続されていることを特徴とする請求項1記載の制御装置における入出力ユニットである。
請求項1の発明とすることにより、40ピンコネクタが設けられる入出力ユニットを用いて、外部機器に接続される20ピンコネクタの二つを分岐した状態で接続できることになって、無駄のない接続ができる。
請求項2の発明とすることにより、各コネクタが20ピン単位で構成されているため、一般的に流通している20ピンコネクタを使用した各種PLCの周辺機器とワンタッチで接続できるので効率のよい接続ができる。
請求項2の発明とすることにより、各コネクタが20ピン単位で構成されているため、一般的に流通している20ピンコネクタを使用した各種PLCの周辺機器とワンタッチで接続できるので効率のよい接続ができる。
次ぎに、本発明の第一の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図中、1はPLCの制御ボックスであって、該制御ボックス1には、制御用入出力コネクタ(例えば40ピンコネクタ)8が設けられたボックス側I/Oユニット2の複数が入出力用として設けられているが、さらに制御ボックス1には、該各I/Oユニット2に対応して接続点数が20点となる一対の外部接続用の第一、第二の20ピンコネクタ3、4としてセットされて設けられている。第一、第二の20ピンコネクタ3、4には、外部中継用の、例えば端子台ユニットのようなI/Oユニット5やエアマニホルドバルブユニット6にそれぞれ設けた外部中継用20ピンコネクタ5a、6aに対応するピン同士が配線7を介して接続され、これらユニット5から図示しない配線を介して各種のアクチュエータや更なる外部中継用I/Oユニット等の外部接続部材と接続されるようになっている。ここで20ピンコネクタ3、4としては、MIL式、ハーフ式、または10ピンコネクタ(I/O接続点は8点)を2以上設けたものなどを用いてもよい。
第一、第二20ピンコネクタ3、4は、制御ボックス1に設けられる入出力用コネクタ8に外部機器に対して必要な制御信号を入出力するため設けられた基板9を介して接続されているが、該基板9は、一端には制御ボックス側入出力用コネクタ8と接続するためのコネクタピンを備え、他端はに前記第一、第二20ピンコネクタ3、4とそれぞれ接続するためのコネクタピンを備えて構成されている。
さらに前記制御ボックス側I/Oユニット2に設けられる電源端子台10は、接続基板11を介して前記基板9に接続され、必要な電源供給をするようになっている。また電源端子台10に接続された電源ケーブル12は、前記配線7と共に外部中継用ユニット5、6に設けた電源端子5b、6bに接続されていて必要な電源供給をするようになっている。尚、電源端子台10は電源13に電気的に接続されている。
叙述のごとく構成された本発明の実施の形態において、制御ボックス1に設けられるI/O入出力ユニット2には、対応する外部機器に電気的に接続するため外部接続用の第一、第二の20ピンコネクタ3、4を備えており、しかも該外部接続用第一、第二の20ピンコネクタ3、4は、対応する外部機器に対して制御信号の入出力をするよう20ピン単位で分岐接続されている。この結果、制御ボックス1において、I/O入出力ユニット2を用いていながら、外部機器に接続される20ピンコネクタ3、4の二つに分岐したものとして外部接続がなされることになって、無駄のない接続ができる。
しかもこのものでは、第一、第二の20ピンコネクタ3、4の電源は、入出力ユニット2に設けられる基板9を介して各々の内部回路の電源と接続されるだけでなく、電源端子台10にも接続される。そのため、電圧降下が大きい長い距離の配線ができなかった駆動電流の大きい出力ユニットの場合でも、電源端子台10を介して電源(負荷電源)13に短い距離での配線が可能になり、電圧降下が低減でき、32点I/Oユニットの許容電流値である3.2アンペアをクリヤすることができ、長い外部配線にも対応できることになる。
1 制御ボックス
2 ボックス側I/Oユニット
3、4 外部接続用の第一、第二の20ピンコネクタ
5、6 外部接続用ユニット
9 基板
10 電源端子台
2 ボックス側I/Oユニット
3、4 外部接続用の第一、第二の20ピンコネクタ
5、6 外部接続用ユニット
9 基板
10 電源端子台
Claims (2)
- 外部機器である入力機器または出力機器に電気的に接続され、これら外部機器に対して制御信号の入出力と電源供給をする制御装置における入出力ユニットにおいて、
前記入出力ユニットは、
前記外部機器と制御信号を送受信する制御基板と、
前記制御基板に電気的に接続され、外部機器に接続される接続点数が20ピンを有する少なくとも2以上からなる複数のコネクタ接続部と、
前記制御基板に電気的に接続される電源端子台と、
を有することを特徴とする制御装置における入出力ユニット。 - 前記複数のコネクタのうち16ピンが前記接続線に接続されていることを特徴とする請求項1記載の制御装置における入出力ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008099408A JP2009251949A (ja) | 2008-04-07 | 2008-04-07 | 制御装置における入出力ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008099408A JP2009251949A (ja) | 2008-04-07 | 2008-04-07 | 制御装置における入出力ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009251949A true JP2009251949A (ja) | 2009-10-29 |
Family
ID=41312593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008099408A Pending JP2009251949A (ja) | 2008-04-07 | 2008-04-07 | 制御装置における入出力ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009251949A (ja) |
-
2008
- 2008-04-07 JP JP2008099408A patent/JP2009251949A/ja active Pending
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