JP2009251341A - エミュレーション装置、エミュレーションシステム及びエミュレーション方法 - Google Patents

エミュレーション装置、エミュレーションシステム及びエミュレーション方法 Download PDF

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彰治 保科
Fumihito Baisho
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Abstract

【課題】音声データが格納される内蔵ROMを有する音声ICが製品に実装された状態で音声データの音質やソフトとの連動動作確認を、ICに専用端子を設けることなく効率よく実施可能なエミュレーション装置等を提供すること。
【解決手段】音声IC10は、受信したコマンドに基づいて内蔵ROM20に記憶された音声データや受信した音声データを再生出力する。エミュレーション装置100は1つのエミュレーションボード上に実装され、メモリインターフェース部120は音声ICの内蔵ROMに格納予定の音声データが記憶された記憶装置70を接続し、コマンド受信部130は音声ICに対するコマンドを受信し、コマンド変換部110は受信した内蔵ROMデータ再生コマンドを記憶装置70から読み出した音声データが添付された添付データ付き再生コマンドに変換し、コマンド送信部140は変換後のコマンドを音声ICへ送信する。
【選択図】図2

Description

本発明は、音声データが格納されるROM内蔵音声ICのエミュレーション装置、エミュレーションシステム及びエミュレーション方法に関する。
顧客が用意した音声データが格納されたROMが内蔵された音声ICを搭載し、音声メッセージを出力する電子機器が知られている。かかるROMから音声データを読み出しての動作確認や音質評価は、実際の製品版ICが完成するまで実施することができない。そこで、ROMからのデータ読み出しの動作をエミュレートするROMエミュレーション装置(ROMエミュレータ)を用意し、ICとROMエミュレータを接続して使用することで、ROMの内容が固定される前の評価段階において、ICを顧客製品に実装した状態での顧客作成音声データの音質評価や顧客作成のホストプログラムの動作確認をすることができる。
特開2003−316602号
ところが、従来のROMエミュレータはICとROMエミュレータを接続するための専用端子を必要としていた。このため、ROMエミュレータ用の専用端子を持たないICに対しては従来のROMエミュレータを使用した評価はできなかった。
またデバッグ時にしか用いない専用端子を持たせることにより製品の小型化や低コスト化の要求に反するという問題点があった。
本発明は、以上のような技術的課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、音声データが格納されるROMが内蔵された音声ICを製品に実装された状態で音声データの音質やソフトとの連動動作確認を、ICに専用端子を設けることなく効率よく実施可能なエミュレーション装置、エミュレーションシステム及びエミュレーション方法を提供することである。
(1)本発明は、
受信したコマンドに基づいて内蔵ROMに記憶された音声データや受信した音声データを再生出力する音声ICのエミュレーション装置であって、
前記音声ICの前記内蔵ROMに格納予定の音声データが記憶された記憶装置を接続するためのメモリインターフェース部と、
前記音声ICに対するコマンドを受信するコマンド受信部と、
前記音声ICの前記内蔵ROMに記憶された音声データの再生出力を指示する内蔵ROMデータ再生コマンドを受信した場合には、受信した内蔵ROMデータ再生コマンドを、再生対象となる音声データが添付され、添付された音声データの再生を指示する前記音声ICが解釈可能な形式の添付データ付き再生コマンドに変換するコマンド変換処理を行うコマンド変換部と、
変換後の添付データ付き再生コマンドを前記音声ICへ送信する変換コマンド送信部と、を含み、
前記コマンド変換部は、
受信した前記内蔵ROMデータ再生コマンドに基づき前記メモリインターフェース部を介して前記記憶装置から音声データを読み出して、読み出した音声データが添付された前記添付データ付き再生コマンドを生成し、
前記メモリインターフェース部、前記コマンド受信部、前記コマンド変換部及び前記変換コマンド送信部が1つのエミュレーションボード上に実装されていることを特徴とする。
音声ICとは、音声再生出力を行う半導体集積回路を意味する。音声ICの内蔵ROMはマスクROMとして形成させるものでもよい。
メモリインターフェース部は、CFカードやSDカード等のメモリカードを接続可能なインターフェースであってもよい。すなわち、CFカードやSDカード等のメモリカードを音声ICの内蔵ROMに格納予定の音声データが記憶された記憶装置として機能させるようにしてもよい。
本発明のエミュレーション装置は、内蔵ROMデータ再生コマンドを、内蔵ROMデータ再生コマンドと等価な効果を奏する(同じ音声が出力されるという意味での等価な効果)添付データ付き再生コマンドに変換して、変換後のコマンドを音声ICに送信する。ここで音声ICの内蔵ROMに格納予定の音声データをエミュレーション装置のメモリインターフェース部に接続される記憶装置に記憶させておくことにより、音声ICの内蔵ROMのエミュレーションを行うことができる。そして生成された音声データの再生出力は音声ICで行われるため、音声ICが製品に実装された状態で音声データの音質やソフトとの連動動作確認を行うことができる。
本発明によれば、音声ICはホストから受けとった添付データ付き再生コマンドに応じて音声を再生出力する機能を有しているため、その機能を利用することで音声ICにデバッグ専用の端子を設けることなく、音声ICが製品に実装された状態で音声データの音質やソフトとの連動動作確認を行うことができる。
また、本発明によれば、エミュレーション装置のメモリインターフェース部、コマンド受信部、コマンド変換部及び変換コマンド送信部が1つのエミュレーションボード上に実装されるので、データ通信の時間を短縮することができる。従って、エミュレーションのリアルタイム性を維持することが容易である。
また、本発明によれば、音声ICの内蔵ROMに格納予定の音声データを記憶した記憶装置をメモリインターフェース部に接続することにより、エミュレーションを実行することができる。従って、記憶装置の音声データを書き換えるだけで音声ICによる様々な音声データの再生動作を簡単にエミュレートすることができる。
ここで前記音声ICは、
音声データが記憶されたROMを内蔵し、
再生対象となる音声データを出力可能な形式に変換して再生出力する音声再生部と、
ホストから受信したコマンドに基づき再生対象となる音声データを前記音声再生部に渡す制御を行うコマンド処理手段と、を含み
前記コマンド処理手段は、
再生対象となる音声データが添付され、添付された音声データの再生を指示する前記音声ICが解釈可能な形式の添付データ付き再生コマンドを受信した場合には、添付された音声データを音声再生部に渡す制御を行い、前記音声ICの前記内蔵ROMに記憶された音声データの再生出力を指示する内蔵ROMデータ再生コマンドを受信した場合には、前記内蔵ROMから再生対象となる音声データを読み出して、読み出した音声データを前記音声再生部に渡す制御を行うように構成されていてもよい。
ROMに記憶されているデータは例えばPCMデータ等の所定の形式の音声データを圧縮したデータである。音声再生部は、出力対象として内蔵ROMから読み出された音声データを出力可能な形式に変換するために、例えば伸長処理やDA変換等の処理を行ってもよい。
(2)本発明のエミュレーション装置において、
前記コマンド変換部は、
前記音声ICの前記内蔵ROMに記憶された複数の音声データを結合して再生出力を行うことを指示する結合データ再生コマンドを受信した場合には、前記メモリインターフェース部を介して前記記憶装置から対応する複数の音声データを読み出して、読み出した複数の音声データを結合して結合音声データを生成し、生成した結合音声データが添付された前記添付データ付き再生コマンドを生成するようにしてもよい。
例えば、結合音声データを生成する場合には、記憶装置に記憶されている複数の圧縮された(エンコードされた)音声データを読み出して、複数の圧縮データを伸長して(デコードして)複数の伸長したデータを生成し、これらの伸長データに基づき圧縮されていない結合音声データを生成し、さらに圧縮されていない結合音声データを圧縮してから音声再生コマンドに添付するようにしてもよい。
ここで音声ICのコマンド処理手段は、
内蔵ROMに記憶された複数の音声データを結合して再生出力を指示する結合データ再生コマンドを受信した場合には、内蔵ROMに記憶された複数の音声データを読み出し、読み出した複数の音声データを結合して結合音声データを生成し、当該結合音声データを音声再生部に渡す制御を行うように構成されていてもよい。
(3)本発明のエミュレーション装置において、
前記コマンド変換部は、
前記音声ICの前記内蔵ROMに記憶された複数の音声データを結合して再生出力を行うことを指示する結合データ再生コマンドを受信した場合には、前記メモリインターフェース部を介して前記記憶装置から対応する複数の音声データを読み出して、読み出した複数の音声データの各音声データについて、当該各音声データが添付された複数の前記添付データ付き再生コマンドを生成し、
前記変換コマンド送信部は、
生成された複数の前記添付データ付き再生コマンドを前記音声ICへ送信するようにしてもよい。
本発明によれば、複数の音声データを読み出して結合せずに個別に添付データ付き再生コマンドに添付するので、一旦伸長して再び圧縮する処理が不要となり、処理負担の軽減及び高速化を図ることができる。従って各音声データの再生状態を個別に確認すれば足りる場合には、こちらのモードを選択できると便利である。
ここで内蔵ROMに記憶された複数の音声データを結合して再生出力を行うことを指示する結合データ再生コマンドを受信した場合には、結合音声データが添付された添付データ付き再生コマンドに変換するモードと、複数の音声データを結合せずに複数の音声データそれぞれが個別に添付された複数の添付データ付き再生コマンドに変換するモードとを選択できるようにしてもよい。
(4)本発明のエミュレーション装置において、
前記コマンド変換部は、
前記音声ICの前記内蔵ROMに記憶された複数の音声データ間に無音区間を挿入して結合して再生出力を指示する結合データ再生コマンドを受信した場合には、前記メモリインターフェース部を介して前記記憶装置から対応する複数の音声データを読み出して、読み出した複数の音声データと無音区間に対応する無音データを結合して結合音声データを生成して、生成した結合音声データが添付された前記添付データ付き再生コマンドを生成するようにしてもよい。
無音区間は、音声データと音声データの間に設けられる。無音区間の長さはコマンド等で指定できるようにして、指定した長さの無音区間が挿入されるようにしてもよい。
ここで前記音声ICのコマンド処理手段は、
内蔵ROMに記憶された複数の音声データ間に無音区間を挿入して結合して再生出力を指示する結合データ再生コマンドを受信した場合には、内蔵ROMに記憶された複数の音声データを読み出して、読み出した複数の音声データと無音区間に対応する無音データを結合して結合音声データを生成するように構成されていてもよい。
(5)本発明のエミュレーション装置において、
前記コマンド変換部は、
前記記憶装置から複数のエンコードされた音声データを読み出して、読み出した複数のエンコードされた音声データと無音区間に対応するエンコードされた無音データを結合してエンコードされた結合音声データを生成して、当該エンコードされた結合音声データが添付された前記添付データ付き再生コマンドを生成するようにしてもよい。
本発明によれば、複数のエンコードされた音声データを読み出してエンコードされた無音データを結合して結合音声データを生成する。従って、複数のエンコードされた音声データを一旦デコードし、デコードされた音声データを結合し、再びエンコードする処理が不要となり、処理負担の軽減及び高速化を図ることができる。
(6)本発明のエミュレーション装置において、
前記コマンド変換部は、
前記音声ICの前記内蔵ROMに記憶された複数の音声データ間に無音区間を挿入して結合して再生出力を指示する結合データ再生コマンドを受信した場合には、前記メモリインターフェース部を介して前記記憶装置から対応する複数の音声データを読み出して、読み出した複数の音声データの各音声データについて、当該各音声データが添付された複数の前記添付データ付き再生コマンドを生成し、
前記変換コマンド送信部は、
生成された複数の前記添付データ付き再生コマンドの各々を、前記無音区間に対応する時間間隔をあけて前記音声ICへ送信するようにしてもよい。
本発明によれば、複数のエンコードされた音声データを読み出して、複数の添付データ付き再生コマンドを生成し、これらのコマンドを無音区間に対応する時間間隔をあけて音声ICへ送信する。従って、複数のエンコードされた音声データを一旦デコードし、デコードされた音声データを結合し、再びエンコードする処理が不要となり、処理負担の軽減及び高速化を図ることができる。
(7)本発明のエミュレーション装置において、
前記コマンド変換部は、
受信したコマンドが前記添付データ付き再生コマンドであるか否か判断し、前記添付データ付き再生コマンドであると判断した場合にはコマンド変換処理を行わず、
前記変換コマンド送信部は、
前記コマンド変換部が、受信したコマンドが前記添付データ付き再生コマンドであると判断した場合には、当該受信したコマンドを前記音声ICへ送信するようにしてもよい。
(8)本発明のエミュレーション装置において、
少なくとも、前記コマンド変換部として機能するプロセッサと、前記プロセッサを前記コマンド変換部として機能させるためのコマンド変換プログラムが格納されたプログラム記憶装置と、前記メモリインターフェース部として機能するメモリカード読み取り装置が前記エミュレーションボード上に実装され、
前記プロセッサは、
前記コマンド変換プログラムを実行することにより、受信した前記内蔵ROMデータ再生コマンドに基づき前記メモリカード読み取り装置を介してメモリカードから前記音声ICの前記内蔵ROMに格納予定の音声データを読み出してコマンド変換処理を行うようにしてもよい。
コマンド変換部を汎用のパーソナルコンピュータ上で動作するプログラムにより実現した場合には、OS上の他のタスクやドライバの処理のためにコマンド変換処理の負荷が重くなりエミュレーションのリアルタイム性を維持することが難しい。しかし、本発明によれば、コマンド変換を行う専用プロセッサがエミュレーションボード上に実装されるので、エミュレーションのリアルタイム性を維持することが容易である。
また、本発明によれば、音声ICの内蔵ROMに格納予定の音声データを記憶したメモリカードをメモリカード読み取り装置に接続することによりエミュレーションを実行することができる。従って、メモリカードの音声データを書き換えるだけで音声ICによる様々な音声データの再生動作を簡単にエミュレートすることができる。
(9)本発明は、
ホストプロセッサと、当該ホストプロセッサから受信したコマンドに基づいて内蔵ROMに記憶された音声データや受信した音声データを再生出力する音声ICと、当該音声ICのエミュレーションを行うエミュレーション装置を含むエミュレーションシステムであって、
前記音声ICは、
音声データが記憶された内蔵ROMと、
再生対象となる音声データを出力可能な形式に変換して再生出力する音声再生部と、
前記ホストプロセッサから受信したコマンドに基づき再生対象となる音声データを前記音声再生部に渡す制御を行うコマンド処理手段と、を含み
前記コマンド処理手段は、
再生対象となる音声データが添付され、添付された音声データの再生を指示する前記音声ICが解釈可能な形式の添付データ付き再生コマンドを受信した場合には、添付された音声データを音声再生部に渡す制御を行い、前記音声ICの前記内蔵ROMに記憶された音声データの再生出力を指示する内蔵ROMデータ再生コマンドを受信した場合には、前記内蔵ROMから再生対象となる音声データを読み出して、読み出した音声データを前記音声再生部に渡す制御を行うように構成され、
前記エミュレーション装置は、
前記音声ICの前記内蔵ROMに格納予定の音声データが記憶された記憶装置を接続するためのメモリインターフェース部と、
前記ホストプロセッサから前記音声ICに対するコマンドを受信するコマンド受信部と、
前記内蔵ROMデータ再生コマンドを受信した場合には、受信した前記内蔵ROMデータ再生コマンドを、再生対象となる音声データが添付された前記添付データ付き再生コマンドに変換するコマンド変換処理を行うコマンド変換部と、
変換後の添付データ付き再生コマンドを前記音声ICへ送信する変換コマンド送信部と、を含み、
前記コマンド変換部は、
受信した前記内蔵ROMデータ再生コマンドに基づき前記メモリインターフェース部を介して前記記憶装置から音声データを読み出して、読み出した音声データが添付された前記添付データ付き再生コマンドを生成し、
前記メモリインターフェース部、前記コマンド受信部、前記コマンド変換部及び前記変換コマンド送信部が1つのエミュレーションボード上に実装されていることを特徴とする。
(10)本発明は、
メモリインターフェース部、コマンド受信部、コマンド変換部及び変換コマンド送信部が1つのエミュレーションボード上に実装されたエミュレーション装置と、ホストプロセッサとを使用し、前記ホストプロセッサから受信したコマンドに基づいて内蔵ROMに記憶された音声データや受信した音声データを再生出力する音声ICの処理をエミュレートするエミュレーション方法であって、
前記音声ICの前記内蔵ROMに格納予定の音声データを記憶装置に記憶させるステップと、
前記エミュレーション装置の前記メモリインターフェース部に前記記憶装置を接続するステップと、
前記ホストプロセッサが前記エミュレーション装置に前記音声ICに対するコマンドを送信するステップと、
前記エミュレーション装置の前記コマンド受信部が前記音声ICに対するコマンドを受信するステップと、
前記エミュレーション装置の前記コマンド変換部が、前記音声ICの前記内蔵ROMに記憶された音声データの再生出力を指示する内蔵ROMデータ再生コマンドを受信した場合には、受信した前記内蔵ROMデータ再生コマンドを、再生対象となる音声データが添付され、添付された音声データの再生を指示する前記音声ICが解釈可能な形式の添付データ付き再生コマンドに変換する処理を行うコマンド変換ステップと、
前記エミュレーション装置の前記変換コマンド送信部が変換後の添付データ付き再生コマンドを前記音声ICへ送信するステップと、を含み、
前記コマンド変換ステップにおいて、
前記エミュレーション装置の前記コマンド変換部は、受信した前記内蔵ROMデータ再生コマンドに基づき前記メモリインターフェース部を介して前記記憶装置から音声データを読み出して、読み出した音声データが添付された前記添付データ付き再生コマンドを生成することを特徴とする。
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。なお以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
図1は、本実施の形態のエミュレーション装置及びエミュレーションシステムのターゲットとなる音声ICについて説明するための図である。
ホストCPU50は、電子機器60に実装され電子機器60の主制御や全体制御を行う電子機器組み込みのマイクロコンピュータ等である。
音声IC10は、ホストCPU50とともに電子機器60に実装され、ホストCPU50からの制御コマンドによって動作し、電子機器60に搭載されるホストCPU50をホストとするコンパニオンチップとして動作する。音声IC10は、コマンドI/Fを有しており、ホストCPU50から発行されるコマンドで制御される。コマンドとしては、音声ICの起動やデータ転送、再生/停止などの音声処理などが用意されている。
音声IC10は、ホストI/F40と音声再生部30と内蔵ROM20を含む。
内蔵ROM20は、音声データが記憶されたROMであり、例えばマスクROM等で形成される。内蔵ROM20には、音声再生部で再生可能なPCMデータ(例えばADPCM等)の音声データが圧縮された形式(例えばAAC−LC等)で記憶されている。
音声再生部30は、再生対象となる音声データを出力可能な形式に変換(デコード、DA変換)して出力する。例えば圧縮された音声データを伸長し、D/A変換を行って出力する。
ホストI/F40は、ホスト50とのコマンドやデータのやり取りの制御を行うもので、例えばホストから受け取った各種コマンドの処理(音声ICの起動やデータ転送、再生/停止などの音声処理等)や、ホストとの通信のハンドシェイク処理等を行う。
ホストI/F40は、ホストから受信したコマンドに基づき再生対象となる音声データを音声出力部に渡す制御を行うコマンド処理手段として機能し、再生対象となる音声データが添付され、添付された音声データの再生を指示する音声IC10が解釈可能な形式の添付データ付き再生コマンドを受信した場合には、添付された音声データを音声再生部30に渡す制御を行い、音声IC10の内蔵ROM20に記憶された音声データの再生出力を指示する内蔵ROMデータ再生コマンドを受信した場合には、内蔵ROM20から再生対象となる音声データを読み出して、読み出した音声データを音声再生部30に渡す制御を行う。
またホストI/F40は、内蔵ROM20に記憶された複数の音声データを結合して再生出力を指示する結合データ再生コマンドを受信した場合には、内蔵ROM20に記憶された複数の音声データを読み出し、読み出した複数の音声データを結合して結合音声データを生成し、当該結合音声データを音声再生部30に渡す制御を行うように構成されていてもよい。
またホストI/F40は、内蔵ROM20に記憶された複数の音声データ間に無音区間を挿入して結合して再生出力を指示する結合データ再生コマンドを受信した場合には、内蔵ROM20に記憶された複数の音声データを読み出して、読み出した複数の音声データと無音区間に対応する無音データを結合して結合音声データを生成するように構成されていてもよい。
音声IC10は、ホストCPU50からの制御コマンド52により制御される。ホストCPU50の通信は、例えば、SPIインターフェース(クロック同期式3線または4線シリアル転送等のインターフェース)により行われる。
制御コマンド52は、音声データを伴うストリーミングコマンドと、内蔵ROMから音声データをロードするROMアクセスコマンド(シーケンスコマンドともいう)の2種類のコマンドを含む。ストリーミングコマンドは、ホストCPU50から音声データを入力して再生するためのコマンドであり、添付された音声データの再生を指示する添付データ付き再生コマンドに該当する。ROMアクセスコマンドは、音声IC10の内蔵ROM20内の音声データを読み出して再生するためのコマンドであり、音声データ内蔵ROM20に記憶された音声データの再生出力を指示する内蔵ROMデータ再生コマンドに該当する。なお、ROMアクセスコマンドは、ROM内の複数の音声データを連続して再生することもできる。
音声IC10は、制御コマンド52に応じて、内蔵ROM20内の音声データを選択して再生したり、またホストCPU50からの音声データ入力によるストリーミング再生を行ったりする。
具体的にはROMアクセスコマンドを受け取った場合には、内蔵ROM20内の音声データを選択して再生する。また、連続再生コマンド(内蔵ROMに記憶された複数の音声データを結合して再生出力することを指示するコマンド)を受け取った場合には、内蔵ROM20内の複数の音声データを連続して再生する。またストリーミングコマンドを受け取った場合にはホストCPU50からの音声データ入力によるストリーミング再生を行う。
ホストCPU50との通信は例えばUART転送、SPI転送により行われるように構成することができる。再生オーディオフォーマットは、例えばADPCM/AAC−LCなどの圧縮フォーマットがサポートされるようにしてもよい。
図2は、本実施の形態のエミュレーションシステムの構成例について説明するための図である。
本実施の形態のエミュレーションシステムは、ホストCPU50から受け取ったコマンドに基づき、内蔵ROM20に記憶された音声データ及びコマンドに添付された音声データを再生出力する音声IC10のエミュレーションを行うもので、ROMエミュレータ100(エミュレーション装置)を含む。
ROMエミュレータ100は、ホストCPU50及び音声IC10に接続され、それぞれと通信可能に構成されている。
ROMエミュレータ100は、専用のエミュレーションボードで実現されており、コマンド変換部110、メモリインターフェース部120、スレーブI/F130、マスターI/F140を含む。メモリインターフェース部120は、エミュレーションボード上に専用のハードウェアを実装することにより実現可能である。コマンド変換部110、スレーブI/F130、マスターI/F140は、エミュレーションボード上に専用のハードウェアを実装したり、エミュレーションボード上に実装されたCPUで所定のプログラムを実行させることにより実現可能である。
スレーブI/F130は、音声IC10に対するコマンドを受信するコマンド受信部として機能する。
コマンド変換部110は、音声IC10の内蔵ROM20に記憶された音声データの再生出力を指示する内蔵ROMデータ再生コマンドを受信した場合には、受信した内蔵ROMデータ再生コマンドを、再生対象となる音声データが添付され、添付された音声データの再生を指示する音声IC10が解釈可能な形式の添付データ付き再生コマンドに変換するコマンド変換処理を行うコマンド変換部として機能し、受信した内蔵ROMデータ再生コマンドに基づきメモリインターフェース部120を介して記憶装置70から音声データを読み出して、読み出した音声データが添付された添付データ付き再生コマンドを生成する。
コマンド変換部110は、音声IC10の内蔵ROM20に記憶された複数の音声データを結合して再生出力を行うことを指示する結合データ再生コマンドを受信した場合には、メモリインターフェース部120を介して記憶装置70から対応する複数の音声データを読み出して、読み出した複数の音声データを結合して結合音声データを生成し、生成した結合音声データが添付された添付データ付き再生コマンドを生成するようにしてもよい。
コマンド変換部110は、音声IC10の内蔵ROM20に記憶された複数の音声データを結合して再生出力を行うことを指示する結合データ再生コマンドを受信した場合には、メモリインターフェース部120を介して記憶装置70から対応する複数の音声データを読み出して、読み出した複数の音声データの各音声データについて、当該各音声データが添付された複数の添付データ付き再生コマンドを生成するようにしてもよい。
コマンド変換部110は、音声IC10の内蔵ROM20に記憶された複数の音声データ間に無音区間を挿入して結合して再生出力を指示する結合データ再生コマンドを受信した場合には、メモリインターフェース部120を介して記憶装置70から対応する複数の音声データを読み出して、読み出した複数の音声データと無音区間に対応する無音データを結合して結合音声データを生成して、生成した結合音声データが添付された添付データ付き再生コマンドを生成するようにしてもよい。
コマンド変換部110は、記憶装置70から複数のエンコードされた音声データを読み出して、読み出した複数のエンコードされた音声データと無音区間に対応するエンコードされた無音データを結合してエンコードされた結合音声データを生成して、当該エンコードされた結合音声データが添付された添付データ付き再生コマンドを生成するようにしてもよい。
コマンド変換部110は、音声IC10の内蔵ROM20に記憶された複数の音声データ間に無音区間を挿入して結合して再生出力を指示する結合データ再生コマンドを受信した場合には、メモリインターフェース部120を介して記憶装置70から対応する複数の音声データを読み出して、読み出した複数の音声データの各音声データについて、当該各音声データが添付された複数の添付データ付き再生コマンドを生成するようにしてもよい。
コマンド変換部110は、受信したコマンドが添付データ付き再生コマンドであるか否か判断し、添付データ付き再生コマンドであると判断した場合にはコマンド変換処理を行わないようにしてもよい。
メモリインターフェース部120は、記憶装置70に接続され、記憶装置70に対するインターフェース処理を行う。記憶装置70は、ROMエミュレータ100の内部又は外部のメモリであり、音声IC10の内蔵ROM20に格納予定の音声データが記憶されている。記憶装置70は、例えば、CFカードやSDカード等のメモリカードであってもよい。
マスターI/F140は、変換後の添付データ付き再生コマンドを音声IC10へ送信する変換コマンド送信部として機能する。
マスターI/F140は、音声IC10の前記内蔵ROM20に記憶された複数の音声データを結合して再生出力を行うことを指示する結合データ再生コマンドを受信した場合には、生成された複数の添付データ付き再生コマンドを音声IC10へ送信するようにしてもよい。
マスターI/F140は、音声IC10の内蔵ROM20に記憶された複数の音声データ間に無音区間を挿入して結合して再生出力を指示する結合データ再生コマンドを受信した場合には、生成された複数の添付データ付き再生コマンドの各々を、無音区間に対応する時間間隔をあけて音声IC10へ送信するようにしてもよい。
マスターI/F140は、コマンド変換部110が、受信したコマンドが添付データ付き再生コマンドであると判断した場合には、当該受信したコマンドを音声IC10へ送信するようにしてもよい。
一般に顧客が用意した音声データを音声IC10の内蔵ROM20に格納し、その内蔵ROM20から音声データを読み出しての動作確認や音質評価は、実際の製品版ICが完成するまで実施することができない。ところが本実施の形態によれば、内蔵ROM20の内容が固定される前の評価段階において、本音声IC10(サンプルIC)を顧客製品に実装した状態で、顧客作成音声データの音質評価や顧客作成のホストプログラムの動作確認が可能になる。
また、本実施の形態によれば、音声IC10はホストCPU50から受けとった添付データ付き再生コマンドに応じて音声を再生出力する機能を有しているため、その機能を利用することで音声IC10にデバッグ専用の端子を設けることなく、音声IC10が製品に実装された状態で音声データの音質やソフトとの連動動作確認を行うことができる。
図3は、音声データの連続再生機能について説明するための図である。
音声IC10は、内蔵ROM20に記憶された複数の音声データを結合して再生出力を行うことを指示する結合データ再生コマンドを受信した場合には、内蔵ROM20から対応する複数の音声データを読み出して、読み出した複数の音声データを結合して結合音声データを生成し、当該結合音声データを音声再生部に渡す制御を行うようにしてもよい。
同様にROMエミュレータ100でも、音声IC10の内蔵ROM20に記憶された複数の音声データを結合して再生出力を行うことを指示する結合データ再生コマンドを受信した場合には、メモリインターフェース部120を介して記憶装置70から対応する複数の音声データを読み出して、読み出した複数の音声データを結合して結合音声データを生成し、生成した結合音声データに基づき、音声IC10が解釈可能な添付データ付き再生コマンドを生成するようにしてもよい。
例えば出力音声として、「温度を20℃に設定します」や「温度を25℃に設定します」という文がある場合、これらの文を丸ごと1つの音声データとして用意するのではなく、「温度を」「に設定します」「20℃」「25℃」「30℃」等のフレーズ(文節)単位で音声データを用意して、フレーズ単位で読み出し可能に内蔵ROM20に格納することで、音声データの冗長部分を削減することができ、音声データを格納する内蔵ROM20のサイズを節約することができる。
図4〜図6は無音データの挿入機能について説明するための図である。
音声IC10は、内蔵ROM20に記憶された複数の音声データ間に無音区間を挿入して結合して再生出力を指示する結合データ再生コマンドを受信した場合には、内蔵ROM20に記憶された複数の音声データを読み出して、読み出した複数の音声データと無音区間に対応する無音データを結合して結合音声データを生成するように構成されていてもよい。
同様にROMエミュレータ100でも、音声IC10の内蔵ROM20に記憶された複数の音声データ間に無音区間を挿入して結合して再生出力を指示する結合データ再生コマンドを受信した場合には、メモリインターフェース部120を介して記憶装置70から対応する複数の音声データを読み出して、読み出した複数の音声データと無音区間に対応する無音データを結合して結合音声データを生成してもよい。
ROMエミュレータ100は、複数の音声データを結合する場合には、例えば、図4に示すように、結合対象となる文節単位の複数の圧縮された音声データ(圧縮フレーズ)310−1、310−2、310−3を、記憶装置70(仮想ROM)から読み出して一旦フレーズ312−1、312−2、312−3に伸張し、伸張したフレーズ312−1とフレーズ312−2の間及びフレーズ312−2とフレーズ312−3の間に、ホストCPU50からコマンドとして送信される無音挿入時間の設定値t1、t2に合わせて、無音のデータ(圧縮されていない無音データ)322−1、322−2を挿入するようにしてもよい。その後、ROMエミュレータ100は、複数のフレーズ312−1、312−2、312−3を1つの音声データとして、再び、所定のフォーマットで圧縮を行って圧縮音声データ332を生成し、生成した圧縮音声データ332をストリーミングコマンド342に添付して音声IC10に送信するようにしてもよい。
また、例えば、図5に示すように、ROMエミュレータ100は、圧縮フレーズ310−1、310−2、310−3を、記憶装置70(仮想ROM)から読み出して、圧縮フレーズ310−1と圧縮フレーズ310−2の間及び圧縮フレーズ310−2と圧縮フレーズ310−3の間に、無音挿入時間の設定値t1、t2に合わせて、圧縮された無音データ320−1、320−2を挿入し、圧縮音声データ330を生成するようにしてもよい。その後、ROMエミュレータ100は、生成した圧縮音声データ330をストリーミングコマンドに添付して音声IC10に送信するようにしてもよい。
このように、複数の圧縮された(エンコードされた)音声データを読み出して圧縮された(エンコードされた)無音データを結合して結合音声データを生成することにより、複数の圧縮された(エンコードされた)音声データを一旦伸張し(デコードし)、伸張された(デコードされた)音声データを結合し、再び圧縮する(エンコードする)処理が不要となり、処理負担の軽減及び高速化を図ることができる。
また、例えば、図6に示すように、ROMエミュレータ100は、圧縮フレーズ310−1、310−2、310−3を、記憶装置70(仮想ROM)から読み出して、圧縮フレーズ310−1を添付したストリーミングコマンド340−1を音声IC10に送信し、無音挿入時間の設定値t1に相当する時間間隔をあけて圧縮フレーズ310−2を添付したストリーミングコマンド340−2を音声IC10に送信し、無音挿入時間の設定値t2に相当する時間間隔をあけて圧縮フレーズ310−3を添付したストリーミングコマンド340−3を音声IC10に送信するようにしてもよい。
このように、複数の圧縮された(エンコードされた)音声データを読み出して、複数のストリームコマンド(添付データ付き再生コマンド)を生成し、これらのコマンドを無音区間に対応する時間間隔をあけて音声IC210へ送信することにより、複数の圧縮された(エンコードされた)音声データを一旦伸張し(デコードし)、伸張された(デコードされた)音声データを結合し、再び圧縮する(エンコードする)処理が不要となり、処理負担の軽減及び高速化を図ることができる。
図7は、ROMエミュレータによるホストCPUと音声ICのメッセージフローを示す。ホストCPU50と音声IC10は、ハンドシェークでメッセージを送受信する。したがって、ホストCPU50とROMエミュレータ100、ROMエミュレータ100と音声IC10も、ハンドシェークで通信を行う必要がある。
図8は、ホストCPUから音声ICへのメッセージフロー(リクエストメッセージ)である。
ホストCPU50からROMエミュレータ100にリクエストメッセージ(REQ)が送信される(ステップS10)。
次にリクエストメッセージ(REQ)は、ROMエミュレータ100のスレーブI/F130で受信され、コマンド変換部110において音声IC10が受信できるメッセージに変換される(ステップS20)。
次に変換されたメッセージは、ROMエミュレータ100のマスターI/F140から音声IC10に送信される(ステップS30)。
図9は、音声ICからホストCPUへのメッセージフロー(レスポンスメッセージ)である。
まずROMエミュレータ100からのリクエストメッセージ(REQ)に対応して、音声IC10からROMエミュレータ100へレスポンスメッセージ(RES)が送信される(ステップS110)。
次にレスポンスメッセージ(RES)は、ROMエミュレータ100のマスターI/F140で受信され、コマンド変換部110において必要に応じてメッセージ変換処理が行われる(ステップS120)。
次に変換されたメッセージは、ROMエミュレータ100のスレーブI/F130からホストCPU50へ送信される(ステップS130)。
図10は音声ICからホストCPUへのメッセージフロー(INDメッセージ)である。
まず音声IC10からINDメッセージがROMエミュレータ100に送信される(ステップS210)。
次にINDメッセージは、ROMエミュレータ100のマスターI/F140で受信され、そのまま、スレーブI/F130を介してホストCPU50へ送信される(ステップS220)。
図11は、本実施の形態のエミュレーションシステムの具体的な実施例について説明するための図である。
製品筐体200には、エミュレーションの対象となる音声IC210とホストCPU220等が含まれており、音声IC210とホストCPU220はバスを介して接続されている。
音声IC210は、コマンド解析部212、内蔵ROM214、サウンドデコーダ216、D/Aコンバータ218等を含んで構成され、図2で説明した音声IC10として機能する。
音声IC210が受信したコマンドはコマンド解析部212によって解析される。受信したコマンドがストリーミングコマンドの場合には、ストリーミングコマンドに添付された圧縮音声データがサウンドデコーダ216に入力される。また、受信したコマンドがROMアクセスコマンドの場合には、内蔵ROM214から必要な圧縮フレーズ(圧縮音声データ(AACデータ等))が読み出されてサウンドデコーダ216に入力される。
サウンドデコーダ216は、圧縮音声データを伸張してD/Aコンバータ218に出力する。
D/Aコンバータ218は、伸張された音声データ(PCMデータ等)をアナログ値に変換してオーディオアンプ(図示しない)に出力し、スピーカ230を通して音声が再生される。
ホストCPU220は、図2で説明したホストCPU50として機能し、シーケンスコマンドファイル222から選択シーケンス(ユーザが選択した文)を再生するために必要なシーケンスコマンド(ROMアクセスコマンド)を抽出し、エミュレーションボード300(エミュレーション装置)に送信する。
エミュレーションボード300(エミュレーション装置)は、ボードCPU310、RAM320、カードリーダ330等を含んで構成されている。
ボードCPU310(プロセッサ)は、図2で説明したコマンド変換部110として機能する。
RAM320は、ボードCPU310を図2で説明したコマンド変換部110として機能させるための制御プログラム322(コマンド変換プログラム)が格納されたプログラム記憶装置として機能する。
すなわち、ボードCPU310は、制御プログラム322(コマンド変換プログラム)を実行することにより、受信したシーケンスコマンド(ROMアクセスコマンド)に基づきカードリーダ330(メモリカード読み取り装置の一例)を介してSDカード350(メモリカードの一例)に記憶された音声データファイル352から音声IC210の内蔵ROM214に格納予定の音声データを読み出して図2で説明したコマンド変換処理を行う。
カードリーダ330は、図2で説明したメモリインターフェース部120として機能する。
PC400は、デバッガ410のソフトウェアを実行することにより、ホストCPU220の動作プログラムのデバッグ環境を提供する。ユーザがPCのディスプレイに表示されるデバッガ410の操作画面上でシーケンスリストファイル420からシーケンスを選択すると、選択されたシーケンス(選択シーケンス)の情報がホストCPU220に送信される。
一般に、音声ICの開発では、量産ICを製作する前にサンプルICを製作し、サンプルICを使用した実機での音質評価やホストCPUの動作プログラムのデバッグが終了した後に内蔵ROMに格納する音声データ(圧縮フレーズ)が決定される。すなわち、サンプルICの内蔵ROMには音声データ(圧縮フレーズ)がまだ格納されていない。そのため、音声IC210がシーケンスコマンドを受信しても、目的とする音声を出力することができない。そこで、ホストCPU220は、シーケンスコマンドをボードCPU310に送信し、ボードCPU310がシーケンスコマンドに基づいて、SDカード350から必要な圧縮フレーズを読み出してストリーミングコマンドに添付して音声IC210に送信する。すなわち、SDカード350をカードリーダ330に挿入してエミュレーションボード300に接続することにより、SDカード350を音声IC210の仮想の内蔵ROMとして音声IC210の音質評価やホストCPU220の内蔵ROMデータ再生コマンドに関するプログラムのデバッグを実施することができる。
なお、コマンド変換部を汎用のパーソナルコンピュータ上で動作するプログラムにより実現した場合には、OS上の他のタスクやドライバの処理のためにコマンド変換処理の負荷が重くなりエミュレーションのリアルタイム性を維持することが難しい。しかし、本実施形態のエミュレーションシステムによれば、コマンド変換を行う専用プロセッサ(ボードCPU310)がエミュレーションボード300上に実装されるので、エミュレーションのリアルタイム性を維持することが容易である。
また、本実施形態のエミュレーションシステムによれば、エミュレーション装置のカードリーダ330(メモリインターフェース部)、ボードCPU310(コマンド受信部、コマンド変換部及び変換コマンド送信部)、RAM320(制御プログラム(変換プログラム)322))が1つのエミュレーションボード300上に実装されるので、データ通信の時間を短縮することができる。従って、エミュレーションのリアルタイム性を維持することが容易である。
また、本実施形態のエミュレーションシステムによれば、音声IC210の内蔵ROM214に格納予定の音声データを記憶したSDカード350(メモリカード)をカードリーダ330(メモリカード読み取り装置)に接続することによりエミュレーションを実行することができる。従って、SDカード350(メモリカード)の音声データを書き換えるだけで音声IC210による様々な音声データの再生動作を簡単にエミュレートすることができる。
図12は、図11で説明したエミュレーションシステムを使用した音声ICのエミュレーションの手順の一例について説明するためのフローチャートである。
まず、PC400(デバッガ410)は、ユーザがシーケンスリストファイル420から選択したシーケンス(選択シーケンス)の情報をホストCPU220に送信する(ステップS310)。例えば、図3に示した例の場合、シーケンスリストファイル420には、「温度を20℃に設定します」や「温度を25℃に設定します」のような複数の文(シーケンス)がリストされており、ユーザが「温度を20℃に設定します」という文を選択すると、「温度を20℃に設定します」という文の情報(選択シーケンスの情報)がホストCPU220に送信される。
次に、ホストCPU220は、シーケンスコマンドファイル222から選択シーケンスを再生するために必要なシーケンスコマンド(ROMアクセスコマンド)を抽出し、ボードCPU310に送信する(ステップS320)。例えば、図3に示した例の場合、シーケンスコマンドファイル222には、「温度を」、「に設定します」、「20℃」、「25℃」、「30℃」等のフレーズに対応する各音声データが格納されたSDカード350(仮想ROM)のアドレス情報やこれらのフレーズ間の無音区間の長さ等を設定するためのコマンドが入っている。そして、ステップS310で「温度を20℃に設定します」という文が選択された場合、「温度を」、「に設定します」、「20℃」のフレーズに対応する各音声データが格納されたSDカード350(仮想ROM)のアドレス情報やこれらのフレーズ間の無音区間の長さ等を設定するためのシーケンスコマンドが抽出されてボードCPU310に送信される。
次に、ボードCPU310は、制御プログラム320に従い、シーケンスコマンドを受信する(ステップS330)。
次に、ボードCPU310は、制御プログラム320に従い、受信したシーケンスコマンドをストリーミングコマンドに変換し、音声IC210に送信する(ステップS340)。例えば、図3に示した例の場合、音声データファイル352には、「温度を」、「に設定します」、「20℃」、「25℃」、「30℃」等のフレーズに対応する各音声データが格納されている。そして、ステップS310で「温度を20℃に設定します」という文が選択された場合、ステップS320で抽出されたシーケンスコマンドに従い、「温度を」、「に設定します」、「20℃」のフレーズに対応する各音声データが音声データファイル352から読み出され、「温度を20℃に設定します」という文に対応する音声データが添付されたストリーミングコマンドが生成されて音声IC210に送信される。また、必要に応じて、図4〜図6に示したような方法で「温度を」、「20℃」、「に設定します」の間に無音区間が挿入される。
次に、音声IC210は、ストリーミングコマンドを受信し、添付された音声データに基づき音声を再生する(ステップS350)。
本実施形態のエミュレーションシステムによれば、シーケンスリストファイル420、シーケンスコマンドファイル222、音声データファイル350を書き換えることにより、音声IC210の内蔵ROM214の内容が固定される前の評価段階において、音声IC210を製品筐体200に実装した状態で、音声IC210の様々な音質評価を簡単に実施することができる。
なお、本発明は本実施形態に限定されず、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
音声ICについて説明するための図。 エミュレーションシステムの構成例について説明するための図。 音声データの連続再生機能について説明するための図。 無音データの挿入機能について説明するための図。 無音データの挿入機能について説明するための図。 無音データの挿入機能について説明するための図。 ROMエミュレータによるホストCPUと音声ICのメッセージフローを示す図。 ホストCPUから音声ICへのメッセージフローを示す図。 音声ICからホストCPUへのメッセージフローを示す図。 音声ICからホストCPUへのメッセージフローを示す図。 エミュレーションシステムの具体的な実施例について説明するための図。 音声ICのエミュレーションの手順の一例について説明するためのフローチャート。
符号の説明
10 音声IC、20 内蔵ROM、30 音声再生部、40 ホストI/F、50 ホストCPU、60 電子機器、70 記憶装置、100 エミュレーションシステム、110 コマンド変換部、120 メモリインターフェース部、130 スレーブI/F、140 マスターI/F、200 製品筐体、210 音声IC、212 コマンド解析部、214 内蔵ROM、216 サウンドデコーダ、218 D/Aコンバータ、220 ホストCPU、222 シーケンスコマンドファイル、230 スピーカ、300 エミュレーションボード、310 ボードCPU、320 RAM、322 制御プログラム、330 カードリーダ、350 SDカード、352 音声データファイル、400 PC、410 デバッガ、420 シーケンスリストファイル

Claims (10)

  1. 受信したコマンドに基づいて内蔵ROMに記憶された音声データや受信した音声データを再生出力する音声ICのエミュレーション装置であって、
    前記音声ICの前記内蔵ROMに格納予定の音声データが記憶された記憶装置を接続するためのメモリインターフェース部と、
    前記音声ICに対するコマンドを受信するコマンド受信部と、
    前記音声ICの前記内蔵ROMに記憶された音声データの再生出力を指示する内蔵ROMデータ再生コマンドを受信した場合には、受信した内蔵ROMデータ再生コマンドを、再生対象となる音声データが添付され、添付された音声データの再生を指示する前記音声ICが解釈可能な形式の添付データ付き再生コマンドに変換するコマンド変換処理を行うコマンド変換部と、
    変換後の添付データ付き再生コマンドを前記音声ICへ送信する変換コマンド送信部と、を含み、
    前記コマンド変換部は、
    受信した前記内蔵ROMデータ再生コマンドに基づき前記メモリインターフェース部を介して前記記憶装置から音声データを読み出して、読み出した音声データが添付された前記添付データ付き再生コマンドを生成し、
    前記メモリインターフェース部、前記コマンド受信部、前記コマンド変換部及び前記変換コマンド送信部が1つのエミュレーションボード上に実装されていることを特徴とするエミュレーション装置。
  2. 請求項1において、
    前記コマンド変換部は、
    前記音声ICの前記内蔵ROMに記憶された複数の音声データを結合して再生出力を行うことを指示する結合データ再生コマンドを受信した場合には、前記メモリインターフェース部を介して前記記憶装置から対応する複数の音声データを読み出して、読み出した複数の音声データを結合して結合音声データを生成し、生成した結合音声データが添付された前記添付データ付き再生コマンドを生成することを特徴とするエミュレーション装置。
  3. 請求項1又は2において、
    前記コマンド変換部は、
    前記音声ICの前記内蔵ROMに記憶された複数の音声データを結合して再生出力を行うことを指示する結合データ再生コマンドを受信した場合には、前記メモリインターフェース部を介して前記記憶装置から対応する複数の音声データを読み出して、読み出した複数の音声データの各音声データについて、当該各音声データが添付された複数の前記添付データ付き再生コマンドを生成し、
    前記変換コマンド送信部は、
    生成された複数の前記添付データ付き再生コマンドを前記音声ICへ送信することを特徴とするエミュレーション装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    前記コマンド変換部は、
    前記音声ICの前記内蔵ROMに記憶された複数の音声データ間に無音区間を挿入して結合して再生出力を指示する結合データ再生コマンドを受信した場合には、前記メモリインターフェース部を介して前記記憶装置から対応する複数の音声データを読み出して、読み出した複数の音声データと無音区間に対応する無音データを結合して結合音声データを生成して、生成した結合音声データが添付された前記添付データ付き再生コマンドを生成することを特徴とするエミュレーション装置。
  5. 請求項4において、
    前記コマンド変換部は、
    前記記憶装置から複数のエンコードされた音声データを読み出して、読み出した複数のエンコードされた音声データと無音区間に対応するエンコードされた無音データを結合してエンコードされた結合音声データを生成して、当該エンコードされた結合音声データが添付された前記添付データ付き再生コマンドを生成することを特徴とするエミュレーションシステム。
  6. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記コマンド変換部は、
    前記音声ICの前記内蔵ROMに記憶された複数の音声データ間に無音区間を挿入して結合して再生出力を指示する結合データ再生コマンドを受信した場合には、前記メモリインターフェース部を介して前記記憶装置から対応する複数の音声データを読み出して、読み出した複数の音声データの各音声データについて、当該各音声データが添付された複数の前記添付データ付き再生コマンドを生成し、
    前記変換コマンド送信部は、
    生成された複数の前記添付データ付き再生コマンドの各々を、前記無音区間に対応する時間間隔をあけて前記音声ICへ送信することを特徴とするエミュレーション装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかにおいて、
    前記コマンド変換部は、
    受信したコマンドが前記添付データ付き再生コマンドであるか否か判断し、前記添付データ付き再生コマンドであると判断した場合にはコマンド変換処理を行わず、
    前記変換コマンド送信部は、
    前記コマンド変換部が、受信したコマンドが前記添付データ付き再生コマンドであると判断した場合には、当該受信したコマンドを前記音声ICへ送信することを特徴とするエミュレーション装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれかにおいて、
    少なくとも、前記コマンド変換部として機能するプロセッサと、前記プロセッサを前記コマンド変換部として機能させるためのコマンド変換プログラムが格納されたプログラム記憶装置と、前記メモリインターフェース部として機能するメモリカード読み取り装置が前記エミュレーションボード上に実装され、
    前記プロセッサは、
    前記コマンド変換プログラムを実行することにより、受信した前記内蔵ROMデータ再生コマンドに基づき前記メモリカード読み取り装置を介してメモリカードから前記音声ICの前記内蔵ROMに格納予定の音声データを読み出してコマンド変換処理を行うことを特徴とするエミュレーション装置。
  9. ホストプロセッサと、当該ホストプロセッサから受信したコマンドに基づいて内蔵ROMに記憶された音声データや受信した音声データを再生出力する音声ICと、当該音声ICのエミュレーションを行うエミュレーション装置を含むエミュレーションシステムであって、
    前記音声ICは、
    音声データが記憶された内蔵ROMと、
    再生対象となる音声データを出力可能な形式に変換して再生出力する音声再生部と、
    前記ホストプロセッサから受信したコマンドに基づき再生対象となる音声データを前記音声再生部に渡す制御を行うコマンド処理手段と、を含み
    前記コマンド処理手段は、
    再生対象となる音声データが添付され、添付された音声データの再生を指示する前記音声ICが解釈可能な形式の添付データ付き再生コマンドを受信した場合には、添付された音声データを音声再生部に渡す制御を行い、前記音声ICの前記内蔵ROMに記憶された音声データの再生出力を指示する内蔵ROMデータ再生コマンドを受信した場合には、前記内蔵ROMから再生対象となる音声データを読み出して、読み出した音声データを前記音声再生部に渡す制御を行うように構成され、
    前記エミュレーション装置は、
    前記音声ICの前記内蔵ROMに格納予定の音声データが記憶された記憶装置を接続するためのメモリインターフェース部と、
    前記ホストプロセッサから前記音声ICに対するコマンドを受信するコマンド受信部と、
    前記内蔵ROMデータ再生コマンドを受信した場合には、受信した前記内蔵ROMデータ再生コマンドを、再生対象となる音声データが添付された前記添付データ付き再生コマンドに変換するコマンド変換処理を行うコマンド変換部と、
    変換後の添付データ付き再生コマンドを前記音声ICへ送信する変換コマンド送信部と、を含み、
    前記コマンド変換部は、
    受信した前記内蔵ROMデータ再生コマンドに基づき前記メモリインターフェース部を介して前記記憶装置から音声データを読み出して、読み出した音声データが添付された前記添付データ付き再生コマンドを生成し、
    前記メモリインターフェース部、前記コマンド受信部、前記コマンド変換部及び前記変換コマンド送信部が1つのエミュレーションボード上に実装されていることを特徴とするエミュレーションシステム。
  10. メモリインターフェース部、コマンド受信部、コマンド変換部及び変換コマンド送信部が1つのエミュレーションボード上に実装されたエミュレーション装置と、ホストプロセッサとを使用し、前記ホストプロセッサから受信したコマンドに基づいて内蔵ROMに記憶された音声データや受信した音声データを再生出力する音声ICの処理をエミュレートするエミュレーション方法であって、
    前記音声ICの前記内蔵ROMに格納予定の音声データを記憶装置に記憶させるステップと、
    前記エミュレーション装置の前記メモリインターフェース部に前記記憶装置を接続するステップと、
    前記ホストプロセッサが前記エミュレーション装置に前記音声ICに対するコマンドを送信するステップと、
    前記エミュレーション装置の前記コマンド受信部が前記音声ICに対するコマンドを受信するステップと、
    前記エミュレーション装置の前記コマンド変換部が、前記音声ICの前記内蔵ROMに記憶された音声データの再生出力を指示する内蔵ROMデータ再生コマンドを受信した場合には、受信した前記内蔵ROMデータ再生コマンドを、再生対象となる音声データが添付され、添付された音声データの再生を指示する前記音声ICが解釈可能な形式の添付データ付き再生コマンドに変換する処理を行うコマンド変換ステップと、
    前記エミュレーション装置の前記変換コマンド送信部が変換後の添付データ付き再生コマンドを前記音声ICへ送信するステップと、を含み、
    前記コマンド変換ステップにおいて、
    前記エミュレーション装置の前記コマンド変換部は、受信した前記内蔵ROMデータ再生コマンドに基づき前記メモリインターフェース部を介して前記記憶装置から音声データを読み出して、読み出した音声データが添付された前記添付データ付き再生コマンドを生成することを特徴とするエミュレーション方法。
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WO2011052735A1 (ja) 2009-10-30 2011-05-05 東レ株式会社 C型肝炎ウイルス(hcv)に対して感染阻害活性を有する抗体及びその用途

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