JP2009247149A - 可動コイル形リニアモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来よりも簡単な構造でコイルの温度上昇を実用可能なレベルに抑制することができる可動コイル形リニアモータを提供するを提供する。
【解決手段】 強磁性体からなり断面コ字状のヨーク311と、ヨーク311の内側にその伸長方向に沿って配列された複数の永久磁石312を有し、正弦波状又は台形波状の磁束密度分布が現出する磁気空隙を有する固定子31と、磁気空隙内に位置する有効導体部と磁気空隙外に位置する無効導体部を有する複数の空心コイルを有しかつ各空心コイルの周囲が熱硬化性樹脂でモールドされた断面H字形状の可動子32とを備え、ヨーク311は、その底部に前記伸長方向に沿ってヨーク311の外周側と内周側を連通する複数の給気孔30を有するとともに、各給気孔は分岐チューブ8を介してコンプレッサ6に接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気を利用して可動コイルを冷却する機構を備えた可動コイル形リニアモータに関する。
PDPやLCD等のディスプレイ製造装置においては、マザーガラス基板(以下単にガラス基板という)のサイズ拡大に伴う歩留まりの向上を図るために、ガラス基板の測長、線幅測定、光学検査、点灯検査により欠陥を検出し、それを修正する(リペア)ことが行われている。この基板検査装置は、例えば、エア浮上手段などにより所定位置に支持された基板支持手段と、検査手段(撮像手段や光学系)を有するXステージを搭載したテーブルと、テーブルをY軸方向に移動するリニアモータ(ブラシレスDCリニアモータ)を備えている。テーブルの高速移動を実現するために、テーブルに結合された可動子をY軸方向に駆動する複数の空心コイルを有する可動コイル形リニアモータが多用されている。検査効率を向上するために、可動子に大きな推力(例えば5000N以上)を発生させてテーブルの高速移動(例えば1000mm/s)を実現するために、空心コイルには大きな駆動電流(5A以上)が供給されるとともに、連続稼動時には、コイルの発熱が増大し、コイル(巻線)の寿命が短くなる、あるいは可動子の変形が発生する。そこで、従来からリニアモータにコイルから発生した熱を回収するための冷却手段を設けることが行われている。
この冷却手段としては、例えば特許文献1に記載されているように、空心コイルを収容したジャケットの内部に冷媒を供給することが行われている。この冷却手段は、絶縁性、伝熱性及び安全性などを考慮して、冷媒としてフッ素系不活性液体を使用するので、冷却性能は高いが、その分コストが増大し、また冷媒が漏出しないようにするためにジャケットにシール部材を設けるとともに、ジャケットが冷媒の圧力で変形するのを防止するために、コイルの空心部に補強部材を設けるので、ジャケットの構造が複雑化するという難点がある。
これに対して、冷媒としてエア(圧縮空気)を使用し、固定子の内部にエアを供給してコイルを冷却するようにした構造も提案されている。例えば、特許文献2には、固定子(ヨーク)の磁石配設面に長手方向に連続した凹溝を形成するとともに、永久磁石は凹溝を覆うように所定間隔をあけて配設し、凹溝にエアを供給することによって永久磁石の間隙よりエアを永久磁石の表面に形成された磁気空間に吹き付け、コイルを冷却することが記載されている。
特許文献3には、バックアイアン(ヨーク)の内側に多数の永久磁石が設けられた固定子と固定子の内部に移動可能に設けられた可動子とからなるリニアモータにおいて、その外側に送風器を設けるとともに、バックアイアンの側面部位及び下面部位にそれぞれ一個以上の通気孔を設け、リニアモータの外側に設けた送風器から供給パイプを経由して通気孔に空気を供給することにより、固定子と可動子を冷却することが記載されている。
特許文献4には、X軸リニアモータ及びY軸リニアモータの可動子を冷却するために、固定子と可動子の両方に貫通穴を設けてゴムチューブから空気を流入させることが記載され、また固定子に設けた各貫通穴とゴムチューブとの接続部にソレノイドバルブを設けて、可動子の位置に応じてソレノイドバルブをオンオフすることが記載されている。
特許第3592292号公報(第3−4頁、図1−図3) 特許第3835946号公報(第3−5頁、図1−3) 特許第3448005号公報(第3頁、図1−2) 特許第3532814号(第2−3頁、図1−3)
特許文献2及び特許文献3に記載された冷却構造では、ヨーク(バックアイアン)の各辺に多数の通気孔を設けるので、固定子の構造が複雑になるという難点がある。特許文献4に記載された冷却構造では、可動子にも冷却穴を設けるので、可動子の構造が複雑化し、またソレノイドバルブの使用により、配管コストが増大するので、実用化は困難である。
従って本発明の目的は、従来よりも簡単な構造でコイルの温度上昇を実用可能なレベルに抑制することができる可動コイル形リニアモータを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の可動コイル形リニアモータは、強磁性体からなり断面コ字状のヨークと、前記ヨークの内側にその伸長方向に沿って配列された複数の永久磁石を有し、正弦波状又は台形波状の磁束密度分布が現出する磁気空隙を有する固定子と、前記磁気空隙内に位置する有効導体部と前記磁気空隙外に位置する無効導体部を有する複数の空心コイルを有しかつ各空心コイルの周囲が熱硬化性樹脂でモールドされた断面H字形状の可動コイル部材とを備え、前記ヨークは、その底部に前記伸長方向に沿って前記ヨークの外周側と内周側を連通する複数の給気孔を有するとともに、前記各給気孔は柔軟性を有するチューブを介して圧縮空気発生手段に接続されていることを特徴とするものである。
本発明において、前記圧縮空気発生手段と前記給気孔との間に圧縮空気を冷却する機能を有する熱交換器を設けることができる。
本発明の可動コイル形リニアモータは、矩形状のベースのY軸方向に沿って案内され、X軸ステージが搭載されるテーブルと、前記ベース上に設置されたエア浮上手段を有するXYステージに設置され、可動子はテーブルの下面に取り付けられるとともに、圧縮空気発生手段はエア浮上手段にも接続されていることが好ましい。
本発明の可動コイル形リニアモータは、強磁性体からなり断面コ字状のヨークと、前記ヨークの内側にその伸長方向に沿って配列された複数の永久磁石を有し、正弦波状又は台形状の磁束密度分布が現出する磁気空隙を有する固定子と、前記磁気空隙内に位置する有効導体部と前記磁気空隙外に位置する無効導体部を有する複数の空心コイルを有しかつ各空心コイルの周囲が熱硬化性樹脂でモールドされた断面H字形状の可動コイル部材とを備え、前記ヨークは、その底部に前記伸長方向に沿って前記ヨークの外周側と内周側を連通する複数の吸引孔を有するとともに、前記各吸引孔を分岐チューブを介して排気手段に接続した構造とすることもできる。
本発明によれば、ヨークの底部に設けられた給気穴から流入した圧縮空気は、固定子(ヨーク及び永久磁石)と断面H字形状の可動コイル部材との間の隙間を通ってリニアモータの外部に流出し、可動コイル部材の外周面は圧縮空気で冷却されるので、コイルの温度上昇を抑制することができ、もってコイルの損傷やコイルをモールドしている樹脂の変形を防止することができる。
また圧縮空気は、圧縮空気発生手段(例えばコンプレッサ)から柔軟性を有する分岐チューブ(例えば樹脂チューブ)を介して固定子の内部に供給されるので、配管コストが低減され、実用性が高いものである。特に、このリニアモータを基板のエア浮上手段を備えた基板検査装置に適用すると、圧縮空気発生手段を共通化することができるので、配管コストの低減に極めて有効である。
以下、本発明の詳細を、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るリニアモータを備えたXYステージの平面図、図2は図1をA方向から見た矢視図、図3は図1のB−B線断面図、図4は図1をC方向から見た矢視図、図5はコイル部材の斜視図、図6は図3の拡大断面図、図7は本発明の第2の実施の形態に係るリニアモータの要部を示す断面図である。なお、図7において図6と同一機能部分は同一の参照符号で示す。
図1及び図2に示すXYステージ1は、矩形状(長方形状)のベース2のX軸方向の両端部に設置されたリニアモータ3a、3bと、Y軸方向に移動するテーブル4と、その上に搭載されたXステージ5(破線で示す)と、基板浮上手段10(一点鎖線で示す)を備えている。リニアモータ3a(3b)は、ベース2上に固設された略コ字形状のフレーム20a(20b)の内側に設置されるとともに、テーブル4はフレーム20a(20b)の一方の上端部に固設された案内レール21a(21b)に支持されている(図2参照)。コンプレッサ6から基板浮上手段10に圧縮空気が供給されるとともに、コンプレッサ6に接続された供給管7から分岐された複数の分岐チューブ8(8a〜8k)によりリニアモータ3aの内部に圧縮空気が供給される。図示を省略するが、供給管7から分岐された複数の分岐チューブにより、リニアモータ3bにも圧縮空気が供給される。分岐チューブ8としては、例えば樹脂チューブのような柔軟性を有するチューブを使用することにより、容易に配管系を形成することができる。
このXYステージ1によれば、基板浮上手段10に支持された基板(不図示)に対してXステージ10に搭載された検査手段(不図示)をY軸方向及びX軸方向に走査することにより、基板表面の全体にわたって所定の検査項目を実施することができる。
リニアモータ3aの構造を図3〜5により説明する。固定子31は、強磁性体からなるコ字形断面を有するヨーク311と、相対する2辺の内側に固着された複数の永久磁石312を有する。これらの永久磁石312は、厚さ方向(X軸及びY軸と直交する方向:Z軸方向)に磁化されたブロック状磁石であり、磁気空隙(対向する永久磁石間の間隙)にY軸方向に沿って正弦波状の磁束密度分布が現出するようにするために、異極性の磁極が隣接しかつ異極性の磁極が対向するようにヨーク311に所定間隔をおいて固着される。また図示を省略するが、磁気空隙に正弦波状の磁束密度分布がより確実に現出するような磁気回路を形成するために、隣接する永久磁石間にY軸方向に磁化されたブロック状の補助磁石を、同極性の磁極が永久磁石312の磁極(磁気空隙側の磁極)と隣接するように配置することができる。また、ヨーク311の底部(永久磁石が固着されない部分)には、Y軸方向に沿って所定間隔P1、P2、P3…をおいて複数の給気孔30が設けられ、各給気孔30は分岐チューブ8(図1参照)の端部に接続され、ヨーク311の内部に圧縮空気が供給されるように構成されている。なお、リニアモータの低コスト化を図るために、磁気空隙に正弦波状の磁束密度分布を現出させる代りに台形波状(矩形波状)の磁束密度分布が現出するように永久磁石を配置してもよい。
可動コイル部材32は、コイルユニット321の外周を樹脂320でモールドして形成した断面H字形状部材であり、モールドされた部分の端部は連結部322を介してテーブル4の裏面に接続されている。図5を参照すると、コイルユニット321は、帯状のコイル基板322と、その両面に偏平な複数の空心コイル323を固着して形成されている。このコイルユニット321は、例えば4組の3相コイル(U1〜U4、V1〜V4、W1〜W4)とするために、これらの空心コイル323を同相となるコイルの巻始めどうし又は巻終りどうしを結線しかつ各相のコイル列を例えばY形結線することにより、作成することができる。各空心コイル323の寸法は、推力に寄与する有効導体部の幅W1が永久磁石312の幅W1(図3参照)と略一致し、無効導体部が磁気空隙外に位置するように設定される。なお、図5において、矢印は巻線の進行方向を示す。
モールド用樹脂としては、電気的に絶縁性(例えば1012Ω・cm以上の体積抵抗を有する)を示しかつ耐熱性が大なる材料を使用することが必要であり、例えばエポキシ樹脂(耐熱温度(長期)95〜100℃)、メラミン樹脂(耐熱温度:150〜200℃)あるいはシリコーン樹脂(シリコーンワニスの最高使用温度:200℃)等の熱硬化性樹脂が好ましい。またこれらの樹脂にガラス繊維(例えば短繊維)などの充填材を添加することにより、耐熱性を高めることができ、例えばエポキシ樹脂にガラス繊維を充填した場合の連続使用温度は、120℃程度に向上する。
上記の構成を有するリニアモータの動作は次の通りである。圧縮空気発生手段6から圧縮空気をヨーク311の内部に供給した状態で、コイルユニット321の各相に正弦波電流を流すことにより、電流の値に応じた推力で可動コイル部材32を移動することができ、またコイルユニット321に供給する電流の向きを変えることにより、可動コイル部材32の移動方向を切り替えることができる。コイルユニット321に電流が供給されると、コイルユニットは発熱するが、複数の分岐チューブ8(図1参照)から圧縮空気がヨーク31の内部に供給されているので、可動コイル部材32の位置が変化しても、可動コイル部材32は常に圧縮空気と接触して冷却される。ここで、図6に示すように、可動コイル部材32が給気孔30に対向すると、可動コイル部材32はH字形に形成されているので、圧縮空気(矢印R)は2手に分かれ、それぞれ可動コイル部材32の表面とヨーク311又は永久磁石312との間隙を通過し、矢印Ra及びRbで示すように固定子31の外部に流出する。すなわち、可動子32の表面は圧縮空気に接触するので、可動コイル部材32の表面温度を下げることができる。特に、可動子がH字形状を有するので、固定子の内周面との間に微小な間隙(数mm)を形成することが可能であり、圧縮空気は緩やかに可動コイル部材32の表面に沿って流動し、もって可動コイル部材の表面温度を実用レベル(例えば80℃以下)まで下げることができる。
また1つの作業工程が終了後次の作業工程が始まるまでの間は可動子32が停止しているので、その場合は、可動子32の表面は連続して圧縮空気に接触した状態が継続され、可動コイル部材の表面温度をさらに下げることができる。
上記のリニアモータによれば、圧縮空気により可動コイル部材を冷却するので、冷媒として液体を使用した場合と比べて、冷却性能は劣るものの、コイルの温度上昇を80℃以下に抑制することは可能であり、コイルの寿命低下を防止し、さらに可動コイル部材のモールド樹脂の変形を防止することは十分可能である。また基板検査装置は、コイルの発熱が他の部分(欠陥の計測手段など)に伝わりにくい構造となっているので、コイルの温度上昇を80℃以下に抑制することにより、実用に供することは十分可能である。
本発明において、圧縮空気の流量は、リニアモータの駆動条件に応じて適宜設定すればよく、例えば給気孔の内径を変更することにより、流量を容易に調整することができる。また給気孔の配列ピッチを変えることにより、圧縮空気の供給量を調整して、コイルの冷却性能を調整することができる。
本発明において、図1に一点鎖線で示すようにコンプレッサ6と給気孔(図3参照)との間(例えば供給管7の途中)に熱交換器9を設けて、熱交換器9により圧縮空気を冷却して、リニアモータの内部に冷風が供給されるように構成することができる。これにより可動コイル部材の冷却効率をさらに向上することができる。
本発明のリニアモータは、上記の構成に限らず、図7に示す構成とすることができる。すなわちヨーク311の底部(永久磁石が固着されない部分)には、吸引孔300が設けられ、各吸引孔300は分岐チューブ8及び供給管7を介して(図1参照)吸引ポンプ(不図示)に接続されている。図示を省略するが、吸引孔300は、図4の場合と同様にY軸方向に沿って所定間隔P1、P2、P3…をおいて複数個設けられている。この構成によれば、コイルに通電が行われて、可動コイル部材32の表面温度が上昇した場合、可動コイル部材32の周囲の空気は吸引ポンプにより吸引されて、加熱された空気は、矢印Sで示すように吸引孔300からリニアモータの外部(XYステージ外)に排出されるので、可動コイル部材32を冷却することができる。排気手段である吸引ポンプとしては、例えばダイヤフラム式あるいはロータリー式のエアーポンプを使用することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るリニアモータの正面図である。 図1をA方向から見た矢視図である。 図1のB−B線断面図である。 図1をC方向から見た矢視図である。 図5はコイル部材の斜視図である。 図3の拡大断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るリニアモータの要部を示す断面図である。
符号の説明
1:XYステージ、2:ベース、3a、3b:リニアモータ、30:給気孔、300:吸引孔、31:固定子、311:ヨーク、312:永久磁石、32:可動コイル部材、320:モールド樹脂、321:コイルユニット、4:テーブル、5:Xステージ、6:コンプレッサ、7:供給管、8:分岐チューブ、9:熱交換器

Claims (4)

  1. 強磁性体からなり断面コ字状のヨークと、前記ヨークの内側にその伸長方向に沿って配列された複数の永久磁石を有し、正弦波状又は台形波状の磁束密度分布が現出する磁気空隙を有する固定子と、前記磁気空隙内に位置する有効導体部と前記磁気空隙外に位置する無効導体部を有する複数の空心コイルを有しかつ各空心コイルの周囲が熱硬化性樹脂でモールドされた断面H字形状の可動コイル部材とを備え、前記ヨークは、その底部に前記伸長方向に沿って前記ヨークの外周側と内周側を連通する複数の給気孔を有するとともに、前記各給気孔は柔軟性を有する分岐チューブを介して圧縮空気発生手段に接続されていることを特徴とする可動コイル形リニアモータ。
  2. 前記圧縮空気発生手段と前記給気孔との間に圧縮空気を冷却する機能を有する熱交換器が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の可動コイル形リニアモータ。
  3. 矩形状のベースのY軸方向に沿って案内され、X軸ステージが搭載されるテーブルと、前記ベース上に設置されたエア浮上手段を有するXYステージに設置され、前記可動子は前記テーブルの下面に取り付けられるとともに、前記圧縮空気発生手段は前記エア浮上手段にも接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の可動コイル形リニアモータ。
  4. 強磁性体からなり断面コ字状のヨークと、前記ヨークの内側にその伸長方向に沿って配列された複数の永久磁石を有し、正弦波状又は台形波状の磁束密度分布が現出する磁気空隙を有する固定子と、前記磁気空隙内に位置する有効導体部と前記磁気空隙外に位置する無効導体部を有する複数の空心コイルを有しかつ各空心コイルの周囲が熱硬化性樹脂でモールドされた断面H字形状の可動コイル部材とを備え、前記ヨークは、その底部に前記伸長方向に沿って前記ヨークの外周側と内周側を連通する複数の吸引孔を有するとともに、前記各吸引孔は分岐チューブを介して排気手段に接続されていることを特徴とする可動コイル形リニアモータ。
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