JP2009246718A - 画像表示装置 - Google Patents

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碧 中前
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Abstract

【課題】画像と文字等の混合した画面を複数の表示装置に分けて表示でき、かつ表示内容が視聴者の嗜好に適合するようにする。
【解決手段】画像表示装置11は、デジタル放送の放送信号を選択して受信する受信手段と、受信手段が受信した放送信号から得られる番組データを用いて画像を表示する画像表示手段と、画像表示手段とは別体の外部表示装置に画像を表示させるための外部番組データを番組データから抽出するための抽出情報を設定する抽出情報設定手段と、抽出情報設定手段により設定された抽出情報にしたがい、番組データから外部番組データを抽出する抽出手段と、抽出手段により抽出された外部番組データを外部表示装置に出力する番組データ出力手段とを有している。
【選択図】図5

Description

本発明は、地上放送、衛星放送等のテレビ放送の受信手段と画像表示手段を備えた画像表示装置に関する。
従来、地上放送、衛星放送等のテレビ放送の受信手段と画像表示手段を備えた画像表示装置は様々なタイプのものが実用化されている。近年の画像表示装置は従来のアナログ放送に加えてデジタル放送の放送波を受信し、受信した放送波から取り出した画像信号を用いて番組の画像を表示するデジタル放送に対応した装置が普及している。
また、デジタル放送の実用化に伴い、画像表示装置により、動画や静止画といった画像と文字や記号などが混合した画面を見ながら番組を視聴する機会が増えてきている。このようなことから、従来、大きな画面表示部を備えた据え置き型の親機と小さな画面表示部を備えた子機とを連携させ、親機で画像を表示し、子機で文字を表示するようにした親子連携型のテレビシステムが知られていた(例えば特許文献1参照)。
特開平11−196345号公報
しかしながら、前述した従来のテレビシステムでは、画像と文字等の混合した画面を親機と子機に分けて表示できるものの、視聴者が子機で表示する内容を選ぶ等して自らの好みに適合させる手段が備えられていなかったため、表示内容が視聴者の嗜好に適合したものにならないことがあった。
そこで、本発明は上記課題を解決するためになされたもので、画像と文字等の混合した画面を複数の表示装置に分けて表示でき、かつ表示内容が視聴者の嗜好に適合するようにした画像表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、デジタル放送の放送信号を選択して受信する受信手段と、その受信手段が受信した放送信号から得られる番組データを用いて画像を表示する画像表示手段と、画像表示手段とは別体の外部表示装置に画像を表示させるための外部番組データを番組データから抽出するための抽出情報を設定する抽出情報設定手段と、その抽出情報設定手段により設定された抽出情報にしたがい、番組データから外部番組データを抽出する抽出手段と、その抽出手段により抽出された外部番組データを外部表示装置に出力する番組データ出力手段とを有する画像表示装置を特徴とする。
また、本発明は、デジタル放送の放送信号を選択して受信する受信手段と、その受信手段が受信した放送信号から得られる番組データを用いて画像を表示する画像表示手段と、画像表示手段とは別体の外部表示装置に表示させるテロップを特定するためのテロップ抽出情報を設定するテロップ抽出情報設定手段と、そのテロップ抽出情報設定手段により設定されたテロップ抽出情報にしたがい、番組データからテロップを抽出するテロップ抽出手段と、そのテロップ抽出手段により抽出された抽出テロップを外部表示装置に出力するテロップ出力手段とを有する画像表示装置を提供する。
以上詳述したように、本発明によれば、画像と文字等の混合した画面を複数の表示装置に分けて表示でき、かつ表示内容が視聴者の嗜好に適合するようにした画像表示装置が得られる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、同一要素には同一符号を用い、重複する説明は省略する。
図1は、画像表示装置11とパーソナルコンピュータ(コンピュータともいう)28とを有する画像表示システム100の構成を示すブロック図である。画像表示システム100は、液晶表示装置14を備えた画像表示装置11と、液晶表示装置28aを備えたコンピュータ28という2台の画像表示装置を有している。
画像表示システム100では、画像表示装置11でデジタル放送の放送信号を受信して、その放送信号から得られる番組データを用いて画像表示装置11でテレビ放送の画像を表示する。また、画像表示システム100では、画像表示装置11から、テレビ放送に付随しているデータ放送の番組データのうち、ユーザの嗜好に適合した表示を行うための番組データ(外部番組データともいう)を画像表示装置11とは別体のコンピュータ28に出力することによって、コンピュータ28で文字やテロップなどを表示する。
画像表示装置11は、図2、図3にも示すように、キャビネット12と、キャビネット12を起立させて支持する支持台13とを有している。キャビネット12は、液晶表示パネルを備えた平面パネル型の液晶表示装置14を有している。また、画像表示装置11は、音声を出力するスピーカ15、操作部16およびリモートコントローラ17から送信される操作情報を受ける受光部18(いずれも図2には図示せず)を有している。
画像表示装置11は、画像を表示する画像表示手段としての液晶表示装置14によってテレビ放送の番組の画像を表示するとともに、STB35から入力する映像信号を用いた映像も表示する。
画像表示装置11は、例えばSD(Secure Digital)メモリカード、USBメモリ等のメモリカード19(図3参照)が着脱可能となっており、このメモリカード19を用いて番組や写真等の記録再生が行われるようになっている。
そして、画像表示装置11は、第1のLAN(Local Area Network)端子21、第2のLAN(Local Area Network)端子22、第1のHDMI(High-Definition Multimedia Interface)端子23、第2のHDMI(High-Definition Multimedia Interface)端子24を有している。
これらの端子は、ユーザの行う操作に対応して選択され、選択された端子に接続されている装置が画像表示用の装置に設定される。例えば、ユーザの行う操作によって第2のHDMI端子24が選択されたときはコンピュータ28が画像表示用の装置に設定される。
第1のLAN端子21は、LAN対応HDD専用ポートとして使用される。この第1のLAN端子21は、接続されたNAS(Network Attached Storage)としてのLAN対応HDD25に対して、イーサネット(登録商標)により情報の記録再生を行うために使用される。
また、第2のLAN端子22は、イーサネットを用いた一般的なLAN対応ポートとして使用される。この第2のLAN端子22は、ハブ26を介して例えばLAN対応の外付けHDD27等の機器が接続され、これらの機器と情報伝送を行なうために使用される。
そして、第1、第2のHDMI端子23、24は、HDMI規格にしたがって、高精細のデジタル映像信号およびデジタル音声信号を外部装置から入力するための端子である。第1のHDMI端子23には外部装置としてSTB35が接続され、第2のHDMI端子24にはコンピュータ28が接続されている。
第1、第2のHDMI端子23,24は、HDMIケーブル37のデータライン37aを介してデジタル映像信号およびデジタル音声信号が外部装置との間で入出力される。また、画像表示装置11と、第1、第2のHDMI端子23,24に接続されている外部装置との間でCECライン37bを介して種々のコマンド(“Power On”コマンドなど)が入出力される。さらに、画像表示装置11からコンピュータ28に対して、第2のHDMI端子24からCECライン37bを介して外部番組データやテロップなどが出力される。
STB35は、図示しないケーブルテレビのネットワークに接続して番組を受信したり、図示しない電話回線に接続してインターネット接続を行う。STB35は、映像信号をHDMIケーブル37を介して画像表示装置11に出力する。
コンピュータ28は、液晶表示パネルが組み込まれた液晶表示装置28aと、コンピュータ本体28bとを有している。コンピュータ28は、画像表示装置11から出力される外部番組データやテロップなどを液晶表示装置28aに表示することができる。
次に、図3を参照して画像表示装置11の内部の構成について説明する。図3は画像表示装置11の内部の主要な構成を示すブロック図である。
画像表示装置11は、入力端子44,49、チューナ45,50,52およびPSK(Phase Shift Keying)復調器46を有している。また、画像表示装置11は、信号処理部47、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調器51、アナログ復調器53、グラフィック処理部54、音声処理部55、OSD信号生成部57および映像処理部58を有している。
入力端子44には、BS/CSデジタル放送受信アンテナ43が捕らえた衛星デジタル放送信号が入力される。衛星デジタル放送信号は入力端子44からチューナ45に供給される。チューナ45は衛星デジタル放送用のチューナであって、供給される衛星デジタル放送信号から所望のチャンネルの放送信号を選択して受信する。
このチューナ45で選局された放送信号はPSK復調器46に供給される。PSK復調器46はデジタルの映像信号及び音声信号の復調処理を行い番組データを生成して信号処理部47に出力する。
入力端子49には、地上放送受信アンテナ48が捕らえた地上デジタル放送信号が入力される。地上デジタル放送信号は入力端子49からチューナ50に供給される。チューナ50は地上デジタル放送用のチューナであって、供給される地上デジタル放送信号から所望のチャンネルの放送信号を選択して受信する。
このチューナ50で選局された放送信号はOFDM復調器51に供給される。OFDM復調器51は復調処理を行い、映像データ、音声データ、文字データ等を含む番組データを生成して信号処理部47に出力する。
また、入力端子49には、地上放送受信アンテナ48が捕らえた地上アナログ放送信号が入力される。地上アナログ放送信号は入力端子49からチューナ52に供給される。チューナ52は地上アナログ放送用のチューナであって、供給される地上アナログ放送信号から所望のチャンネルの放送信号を選択して受信する。
このチューナ52で選局された放送信号はアナログ復調器53に供給される。アナログ復調器53は、アナログの映像信号及び音声信号の復調処理を行い、信号処理部47に出力する。
信号処理部47は、PSK復調器46及びOFDM復調器51からそれぞれ供給された番組データに対して、所定のデジタル信号処理を施して制御部60、グラフィック処理部54及び音声処理部55に出力する。
また、信号処理部47には、複数(図示の場合は4つ)の入力端子56a,56b,56c,56dが接続されている。これら入力端子56a〜56dは、外部装置としてのDVDレコーダなどから、アナログの映像信号及び音声信号を入力可能とするものである。
そして、この信号処理部47は、アナログ復調器53及び各入力端子56a〜56dからそれぞれ供給されたアナログの映像信号及び音声信号をデジタル化する。また、信号処理部47は、デジタル化された映像信号及び音声信号に対して所定のデジタル信号処理を施した後、グラフィック処理部54及び音声処理部55に出力する。
グラフィック処理部54は、信号処理部47から供給されるデジタルの映像信号に、OSD(On Screen Display)信号生成部57で生成されるOSD信号を重畳して出力する。このグラフィック処理部54は、信号処理部47の出力映像信号と、OSD信号生成部57が出力するOSD信号とを選択的に出力することと、両出力をそれぞれ画面の半分を構成するように組み合わせて出力することとの双方を行える。
グラフィック処理部54から出力されたデジタルの映像信号は、映像処理部58に供給される。この映像処理部58は、入力されたデジタルの映像信号を、液晶表示装置14で表示可能なフォーマットのアナログ映像信号に変換した後、液晶表示装置14に出力する。また、映像処理部58はアナログ映像信号を出力端子59aを介して外部に導出する。
音声処理部55は、入力されるデジタルの音声信号をスピーカ15で再生可能なフォーマットのアナログ音声信号に変換した後、スピーカ15に出力する。また、音声処理部55は、アナログ音声信号を出力端子59bを介して外部に導出する。
そして、画像表示装置11は、制御部60と、カードホルダ66および各種インターフェース(カードI/F65,通信I/F68,通信I/F69,第1のHDMII/F70,第2のHDMII/F71,HDMI−CECI/F72)を有している。
制御部60はCPU(Central Processing Unit)61、ROM(Read Only Memory)62、RAM(Random Access Memory)63および不揮発性メモリ64を有している。この制御部60は、放送信号の受信動作を含む画像表示装置11の動作を統括的に制御する。また、制御部60は、操作部16からの操作情報を受け、または、リモートコントローラ17から送出された操作情報を受光部18を介して受信し、その操作内容が反映されるように各部をそれぞれ制御している。
CPU61は、ROM62に記憶されているプログラムにしたがい各種手段として作動する一方、他の構成要素との信号の入出力を行い、画像表示装置11全体の動作制御を行う。
ROM62は、主としてCPU61が実行する制御プログラムを格納している。RAM63は、CPU61に作業エリアを提供する。不揮発性メモリ64は、各種の設定情報及び制御情報等が格納されている。本実施の形態では、不揮発性メモリ64には後述する抽出情報、テロップ格納テーブル、テロップ抽出情報が格納されている。
そして、制御部60は、カードI/F(Interface)65を介して、メモリカード19が装着可能なカードホルダ66に接続されている。これによって、制御部60は、カードホルダ66に装着されたメモリカード19と、カードI/F65を介して情報伝送を行える。
また、制御部60は、通信I/F68を介して第1のLAN端子21に接続されている。これにより、制御部60は、第1のLAN端子21に接続されたLAN対応HDD25と、通信I/F68を介して情報伝送を行うことができる。
制御部60は、通信I/F69を介して第2のLAN端子22に接続されている。これにより、制御部60は、第2のLAN端子22に接続されたHDD27などの各装置と、通信I/F69を介して情報伝送を行うことができる。
制御部60は、第1のHDMII/F70およびHDMI−CECI/F72を介して第1のHDMI端子23に接続され、第2のHDMII/F71およびHDMI−CECI/F72を介して第2のHDMI端子24に接続されている。これにより、制御部60は、第1,第2のHDMI端子23,24に接続されているSTB35およびコンピュータ28と、第1、第2のHDMII/F70,71、HDMI−CECI/F72を介して情報伝送を行うことができる。
(動作内容の説明;動作例1)
以上の構成を有する画像表示装置11は、図13に示すように、電源投入後、全体を作動させるシステム起動を行う(S1)。画像表示装置11は、続いてコマンド受信処理を行い(S2)、システム終了コマンドを受信したかどうかを判定し(S3)、その場合はシステム終了処理を行い(S4)動作を終了するが、そうでなければ受信したコマンドに応じた処理を行って(S5)S2に戻り、S2からS5までを繰り返し行っている。
そして、画像表示装置11は、テレビ放送とそれに付随したデータ放送とを受信して画像を表示するときは次のようにして作動する。
画像表示システム100においてテレビ放送とそれに付随したデータ放送の画像を表示する場合、ユーザは予め画像表示装置11に対して、データ放送表示設定画面105を用いた入力操作を行い後述する抽出情報を設定しておく。
ここで、データ放送表示設定画面105は、画像表示装置11の代わりにコンピュータ28に表示させるデータ放送の画像をユーザが指定するための画面であって、画面表示制御手段としてのCPU61の制御により、液晶表示装置14に表示される。データ放送表示設定画面105はデータ放送の項目を表示する項目表示部105aと、出力有無指定部105bとを有し、ユーザがデータ放送の画像をデータ放送の項目ごとにコンピュータ28に出力するか否かを指定することができる。ユーザはリモートコントローラ17を操作してそれぞれ自分の希望に沿って指定を行う。
図4では、“ニュース詳細”の項目のみ「する」に指定され、そのほかの項目は「しない」に指定されているので、データ放送の番組データのうち、“ニュース詳細”に関する番組データだけがコンピュータ28に出力され、そのほかはコンピュータ28に出力されないようになっている。
CPU61は、データ放送表示設定画面105を用いてデータ入力が行われると抽出情報設定手段としての動作を行い、入力されたデータを用いて抽出情報を設定し、不揮発性メモリ64に記憶させる。抽出情報は、テレビ放送に付随しているデータ放送の画像のうち、どれをコンピュータ28に表示させるかという点についてのユーザの嗜好を示す情報であり、嗜好情報ともいう。
そして、画像表示装置11では、チューナ50が選局した放送信号から番組データが生成され、制御部60に供給される。すると、CPU61がデータ放送として得られるBML文書を解析し、タグから例えば表といった文書構造を取得する。
次に、得られた文書構造毎に含まれる文書を解析し、不揮発性メモリ64に記憶されている抽出情報に基づき、ユーザが必要とする文書かどうかを判定する。例えばCPU61は形態素解析などの技術を利用し、単語やそのジャンルを抽出した上で、ユーザが予め設定した抽出情報に基づき、ユーザが必要とする有用な文章かどうかを判定する。ユーザが必要とする有用な文章と判定された場合、CPU61が抽出手段および番組データ出力手段としての動作を行い該当する番組データを抽出し、抽出した番組データを第2のHDMII/F71により、外部番組データとしてコンピュータ28に出力する。
例えば、図5に示すように、画像表示装置11には、本来であればテレビ放送の画像111と、これに付随してデータ放送の画像112,113,114とが一緒になって表示されるところ、前述のようにして抽出情報を設定したことにより、画像表示装置11にはテレビ放送の画像111だけを表示し、コンピュータ28には、画像114と同じデータ放送の画像114aだけを表示できる。データ放送の画像112,113はデータ放送表示設定画面105を用いて「しない」に設定されているので、コンピュータ28に出力されてなく、画像表示装置11でも表示されない。ただし、画像表示装置11では、これらを表示してもよい。
しかも、データ放送の画像114aは、ユーザ指定による抽出情報に基づき抽出された番組データを用いて表示されるので、ユーザの嗜好に適合した画像だけがコンピュータ28に表示されることとなる。
このように、画像表示システム100では、テレビ放送に付随しているデータ放送に複数種類の文書が含まれている場合でも、ユーザが必要とする文書の番組データだけを抽出してコンピュータ28に画像表示を行わせ、画像表示装置11にはテレビ放送の画像111を表示する一方、コンピュータ28には抽出した番組データの画像だけを表示できるようになっている。番組データを抽出するための抽出情報はユーザの操作により設定され、ユーザが自ら明示的に指定したものであるから、コンピュータ28の表示内容がユーザの嗜好に適合したものとなっている。なお、コンピュータ28では、ユーザの操作、または、一定期間ごとに自動で画面を切り替えるようにしてもよい。
(動作内容の説明;動作例2)
画像表示システム100において、テレビ放送の画像中にテロップが存在する場合の動作内容について説明する。
ユーザはテレビ放送の画像に含まれるテロップのうち、テレビ放送のジャンルごとに、コンピュータ28によって表示するテロップの種類を指定することができる。この場合、ユーザは、テロップ分割フィルタ設定画面106を用いて、所望のデータを入力する。
ここで、テロップ分割フィルタ設定画面106はテレビ放送の画像中に含まれるテロップのうち、コンピュータ28によって表示するテロップをユーザが明示的に指定するための画面であって、画面表示制御手段としてのCPU61の制御により、液晶表示装置14に表示される。テロップ分割フィルタ設定画面106は図6に示すように、テレビ放送のジャンルを示すジャンル部106aと、分割指定部106bとを有している。例えば、テレビ放送のジャンルが“映画”の場合であれば、邦画と洋画それぞれについて、テロップをコンピュータ28にすべて表示させるか、字幕だけを表示させるか、字幕以外を表示させるかを指定できる。ユーザはリモートコントローラ17を操作してそれぞれ自分の希望に沿って指定を行う。
図6では、“洋画”のテロップについては、“字幕”のみ「ON」に指定されそのほかは「OFF」になっているので、画像表示装置11で、洋画のテレビ放送の画像を表示していて、その画像の中にテロップが含まれているときは、“字幕”のテロップだけがコンピュータ28に表示され、それ以外のテロップはコンピュータ28には出力されないようになっている。このとき、画像表示装置11では、テレビ放送をテロップを含めすべて表示してもよいが、自動またはユーザの操作により、画像表示装置11では、コンピュータ28に表示したテロップを表示しないようにしてもよい。例えば、テロップ周囲の色などで、テロップを消去した箇所を補間するなどしてテロップを表示しないようにしてもよい。
その他のジャンルでは、例えば、“スポーツ”の場合は、すべて表示するか、“点数”だけ表示するか、“選手の情報”を表示するかどうかを指定できる。CPU61は、テロップ分割フィルタ設定画面106を用いてデータ入力が行われるとテロップ抽出情報設定手段としての動作を行い、コンピュータ28に表示させるテロップを特定するためのテロップ抽出情報を設定して不揮発性メモリ64に記憶される。この場合、テロップ抽出情報はすべてのチャンネルにおいて一意の設定となるが、放送局ごとに変更可能としてもよい。
そして、図14に示すように、画像表示装置11では、チューナ50がテレビ放送を受信して液晶表示装置14にテレビ放送の画像を表示しているとき(S11)、CPU61が番組データを解析し(S12)、画像中にテロップが存在するか否かを判定する(S13)。画像中にテロップが存在しないと判定されたときは動作が終了し、画像中にテロップが存在すると判定されたときはS14に動作が進む。
CPU61はS14に動作を進めると、番組データに含まれているテロップを後述するテロップ格納手段としてのテロップ格納テーブル107に格納する。例えば、番組のジャンルが映画の場合、字幕のテロップとそれ以外を分類して格納する。このとき、テロップが口語調の文章であれば“字幕”のテロップと判定し、テロップ分類テーブルの“字幕”の項目に格納する。それ以外のテロップは“その他”の項目に格納する。
テロップ格納テーブル107は図7に示すように、番組の映像に含まれていたテロップが番組のジャンルごとに格納されるテーブルである。テロップは番組の放送中、表示されたあと、直ちに消失してしまうことが多いので、そのようなテロップをテロップ格納テーブル107に格納することによって、コンピュータ28に表示できるようにしている。
そして、CPU61はユーザがテロップ分割フィルタ設定画面106を用いた入力操作を行い設定されたテロップ抽出情報とテロップ格納テーブル107とを比較し、一致するかどうかでコンピュータ28に表示するテロップかどうかを判定する(S15)。ここで、CPU61は一致したときはS16に進んでテロップ抽出処理等を行い、一致しなければ動作を終了する。
CPU61は、テロップ抽出処理を行うときは抽出手段としての動作を行い、テロップ格納テーブル107に格納したテロップのうち、テロップ抽出情報と一致するテロップを番組データから抽出する。さらにCPU61は、調整手段としての動作を行い、コンピュータ28の表示画面28aに収まるように、抽出したテロップのサイズおよびレイアウト調整を行い調整テロップとしてコンピュータ28に出力する。この場合、CPU61は後述するテロップ表示コマンドを出力してテロップ設定を行う(S16)。なお、ユーザがテロップ分割フィルタ設定画面106で、すべてのテロップの表示を“ON”と設定していた場合も、抽出したテロップのサイズとレイアウトを同様に調整してからコンピュータ28に出力する。
このとき、CPU61は、テロップ表示制御手段としての動作を行い、テレビ放送の内容が変わり、テレビ放送からテロップが消失しても、次に表示される後続テロップが出現するまでテロップを表示し続けるためのテロップ表示コマンドをコンピュータ28に出力する。こうすると、後続テロップが出現したとき、コンピュータ28に表示されていたテロップがコンピュータ28の表示画面28aから消失せずにコンピュータ28でスクロールした画面の一番下に追加される。また、コンピュータ28は、すでに表示していたテロップの表示サイズを縮小またはレイアウト変更し、次のテロップを追加するなどして前のテロップを表示し続けてもよい。
ここで、例えば、図8に示すように、画像表示装置11に番組の画像120が表示され、その画像120にテロップ121、122が含まれていたとする。すると、CPU61は番組データからテロップ121、122を取り出しそれらをテロップ格納テーブル107に格納する。テロップ121、122のうち、テロップ122が“字幕”の項目に格納され、テロップ121はそのほかの項目に格納される。ユーザが図6に示すようにして、テロップ抽出情報を設定している場合、“字幕”の項目に格納されているテロップ122がテロップ抽出情報と一致することになるので、CPU61は番組データからテロップ122を抽出してコンピュータ28に出力する。そのため、コンピュータ28にはテロップ122と同じテロップ122aが表示される。
そして、画像表示装置11で受信する番組が変わり、図9に示す画像130が表示され、画像130にテロップ131、132が含まれていたとする。すると、この画像130の番組のジャンルが“緊急速報”であり、その場合のテロップは“地域情報”が「ON」になっているので、テロップ131、132はいずれもコンピュータ28に出力され、コンピュータ28にテロップ131,132と同じテロップ131a、132aが表示される。
さらに、その番組内で画像が変わり、図10に示す画像140が表示されたとする。この画像140には、テロップが含まれていないので、コンピュータ28に新たなテロップが表示されることはないが、コンピュータ28にはすでに表示していたテロップ131a、132aが継続して表示される。
さらに、その番組内で画像が変わり、図11に示す画像150が表示されたとする。この画像150には、テロップ151が含まれているので、コンピュータ28にはテロップ151と同じテロップ151aが表示される。この場合、コンピュータ28では、すでに表示していたテロップ131a、132aの最も下(テロップ132aの下)に追加される形でテロップ151aが表示される。ユーザはコンピュータ28でマウスを操作するなどして画面をスクロールさせると、テロップ132aの上に表示されていたテロップ131aを表示させることができる。
また、図12に示すように、全体のフォントを縮小したり、表示領域の寸法を変えるなどして、テロップ131a、132a、テロップ151aをすべて表示するようにしてもよい。
このようにすることで、番組終了後でも、コンピュータ28を用いて、ユーザはテロップを参照することが可能である。画像表示装置11でテロップを表示する場合、表示後、すぐに画面から消失してしまうことがあるが、画像表示システム100ではそのようなテロップも、コンピュータ28の表示画面28aから消失せずに継続して表示することができる。なお、チャンネル切り替え時、番組の終了時には、ユーザの操作または自動でコンピュータ28のテロップを消去してもよく、保存するようにしてもよい。
このように、画像表示システム100では、画像表示装置11とコンピュータ28という2台の表示装置が連動し、データ放送やテロップをユーザに嗜好に適合した内容でコンピュータ28で表示することで、ユーザのより快適なテレビ視聴を提供することが可能である。また、コンピュータ28のように表示装置を内蔵し、さらにチューナを内蔵したコンピュータと、それに外付けされた別体の外部表示装置の二つの表示装置を有効に利用することもできる。
以上の実施の形態では、画像表示システム100は画像表示装置11、コンピュータ28の2つの表示装置から構成されるとしているが、表示装置の個数は2台に限定されるものではない。表示装置の個数はユーザの必要に応じて変更できるようにしてもよい。
コンピュータ28がチューナを内蔵している場合はコンピュータ28によりテレビ放送を受信して、コンピュータ28により、番組データやテロップの抽出を行い、その抽出した番組データやテロップなどを画像表示装置11(または別体のコンピュータ)に出力してもよい。
以上の説明は、本発明の実施の形態についての説明であって、この発明の装置及び方法を限定するものではなく、様々な変形例を容易に実施することができる。又、各実施形態における構成要素、機能、特徴あるいは方法ステップを適宜組み合わせて構成される装置又は方法も本発明に含まれるものである。
画像表示システムの構成を示すブロック図である。 画像表示装置と、それに接続される装置とを示すブロック図である。 画像表示装置の内部の主要な構成を示すブロック図である。 画像表示装置と、データ放送表示設定画面の一例を示す図である。 画像表示装置に番組の画像およびデータ放送の画像を表示する場合、番組の画像およびデータ放送の画像を画像表示装置とコンピュータに分けて表示する場合の一例を示す図である。 テロップ分割フィルタ設定画面と、テロップ分割フィルタ設定画面の一例を示す図である。 テロップ格納テーブルの一例を示す図である。 画像表示装置に番組の画像およびテロップを表示する場合、テロップをコンピュータに表示する場合の一例を示す図である。 画像表示装置に別の番組の画像およびテロップを表示する場合、テロップをコンピュータに表示する場合の一例を示す図である。 画像表示装置に図9の後の番組が表示された場合の一例を示す図である。 画像表示装置に図10の後の番組が表示された場合の一例を示す図である。 画像表示装置に図10の後の番組が表示された場合の他の一例を示す図である。 画像表示装置のシステムフローの動作手順を示すフローチャートである。 画像表示装置でテロップを含む番組の画像を表示する場合の動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
11,101…画像表示装置、28…コンピュータ、60…制御部、61…CPU、100…画像表示システム、105…データ放送表示設定画面、106…テロップ分割フィルタ設定画面、107…テロップ格納テーブル、121,122、131,132、141,142…テロップ。

Claims (8)

  1. デジタル放送の放送信号を選択して受信する受信手段と、
    該受信手段が受信した前記放送信号から得られる番組データを用いて画像を表示する画像表示手段と、
    前記画像表示手段とは別体の外部表示装置に画像を表示させるための外部番組データを前記番組データから抽出するための抽出情報を設定する抽出情報設定手段と、
    該抽出情報設定手段により設定された前記抽出情報にしたがい、前記番組データから前記外部番組データを抽出する抽出手段と、
    該抽出手段により抽出された前記外部番組データを前記外部表示装置に出力する番組データ出力手段とを有することを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記抽出情報を設定するための設定画面を前記画像表示手段に表示させる画面表示制御手段を更に有し、
    前記抽出情報設定手段は、前記設定画面を用いて入力された情報にしたがい前記抽出情報を設定することを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  3. デジタル放送の放送信号を選択して受信する受信手段と、
    該受信手段が受信した前記放送信号から得られる番組データを用いて画像を表示する画像表示手段と、
    前記画像表示手段とは別体の外部表示装置に表示させるテロップを特定するためのテロップ抽出情報を設定するテロップ抽出情報設定手段と、
    該テロップ抽出情報設定手段により設定された前記テロップ抽出情報にしたがい、前記番組データからテロップを抽出するテロップ抽出手段と、
    該テロップ抽出手段により抽出された抽出テロップを前記外部表示装置に出力するテロップ出力手段とを有することを特徴とする画像表示装置。
  4. 前記テロップ抽出情報を設定するためのテロップ設定画面を前記画像表示手段に表示させる画面表示制御手段を更に有し、
    前記テロップ抽出情報設定手段は、前記テロップ設定画面を用いて入力された情報にしたがい前記テロップ抽出情報を設定することを特徴とする請求項3記載の画像表示装置。
  5. 前記番組データに含まれるテロップを種類ごとに分類して格納するテロップ格納手段を更に有し、
    前記テロップ抽出手段は、前記テロップ格納手段に格納されているテロップのうち、前記テロップ抽出情報設定手段により設定された前記テロップ抽出情報に対応するテロップを抽出することを特徴とする請求項3記載の画像表示装置。
  6. 前記抽出テロップのサイズまたはレイアウトを調整する調整手段を更に有し、
    前記テロップ出力手段は、前記調整手段によりサイズまたはレイアウトが調整された調整テロップを前記外部表示装置に出力することを特徴とする請求項3記載の画像表示装置。
  7. 前記テロップ抽出手段が前記抽出テロップを抽出した後、前記抽出テロップの後に表示される後続テロップが出現するまで前記外部表示装置が前記抽出テロップを表示するように制御するテロップ表示制御手段を更に有することを特徴とする請求項3記載の画像表示装置。
  8. 前記テロップ表示制御手段は、前記外部表示装置に前記抽出テロップとともに前記後続テロップを表示させることを特徴とする請求項7記載の画像表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016001918A (ja) * 2015-08-25 2016-01-07 シャープ株式会社 表示装置、受信装置、表示方法、テレビジョン受像機、表示システム、プログラムおよび記録媒体

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