JP2009246594A - 三角波生成回路および台形波生成回路 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 充放電回路に充放電切替信号を入力して負荷容量の充電・放電を切り替えることにより三角波を発生させるとともに、三角波と基準クロック信号の位相差を検出し、その位相差に対応して充放電回路の充放電電流を調整する充放電電流調整信号を生成して三角波の傾きを制御し、三角波の周期を基準クロック信号の周期に同期させる波形制御回路を含む三角波生成回路において、波形制御回路は、基準クロック信号に対する三角波の位相の進み遅れと位相差に対応して、充放電回路の充電および放電を許可するか停止するかを決定する充放電許可信号を生成する位相調整回路を備え、充放電回路は、充放電許可信号を入力して負荷容量に対する充電および放電を制御する構成である。
【選択図】 図1
Description
図21において、波形制御回路80から出力される充放電電流調整信号は基準電流発生回路51に入力され、バイアス電圧を制御して発生する基準電流を変化させる。この基準電流が変化すると、それに応じて定電流回路52,53の電流が変化し、充放電切替信号によって開閉するスイッチ54,55を介して、負荷容量60に対する充放電電流を増減させる。これにより、出力される三角波のスルーレート(波形の傾き)が変化し、最終的に基準クロック信号と三角波の周期が同じになるように制御される。また、電源電圧変動等のノイズにより位相がずれた場合も、基準クロック信号との位相差がゼロに復帰するように調整される。
図1は、本発明の三角波生成回路の第1の実施形態を示す。図2は、スルーレート信号生成回路12の構成例を示す。図3は、本発明の三角波生成回路の第1の実施形態の動作例を示す。
図4において、波形制御回路80から出力される充放電電流調整信号は基準電流発生回路51に入力され、発生する基準電流を変化させる。この基準電流が変化すると、それに応じて定電流回路52,53の電流が変化し、充放電切替信号によって開閉するスイッチ54,55を介して、負荷容量60に対する充放電電流を増減させる。また、この充放電電流は、充放電許可信号によって開閉するスイッチ56で出力がオンオフされる。これにより、出力される三角波のスルーレート(波形の傾き)および波形保持期間が変化し、最終的に基準クロック信号と三角波の周期が同じになるように制御される。
本構成例は、充放電許可信号によって開閉するスイッチ57,58を、充放電切替信号によって開閉するスイッチ54,55に直列に挿入した構成であり、その他は第1の構成例と同様である。これにより、充放電切替信号によりスイッチ54,55が切り替わるときに、過渡的に流れる貫通電流を遮断または低減することができる。
図6は、本発明の三角波生成回路の第2の実施形態を示す。
本実施形態の特徴は、第1の実施形態の負荷容量60に代えて、波形制御回路80のループフィルタ85から出力される可変容量制御信号(アナログ電圧)により容量値が変化する可変容量回路61を用いるところにある。充放電停止機能付き充放電回路50Cは、第1の実施形態の充放電停止機能付き充放電回路50Bから充放電電流の制御部を省いた構成であり、充放電電流調整信号(アナログ電圧)の入力がなく可変容量回路61に対する充放電電流は一定値となる。これにより、三角波生成回路の回路構成が簡単になる。なお、波形制御回路80のループフィルタ85から出力される可変容量制御信号(アナログ電圧)は、第1の実施形態における充放電電流調整信号(アナログ電圧)と同じ信号である。
図8は、本発明の三角波生成回路の第3の実施形態を示す。
本実施形態の特徴は、第1の実施形態と第2の実施形態を組み合わせた構成であり、充放電電流調整信号(アナログ電圧)を入力する充放電停止機能付き充放電回路50Bで充放電電流を増減し、さらに充放電電流調整信号(アナログ電圧)を可変容量制御信号(アナログ電圧)として入力する可変容量回路61で負荷容量を増減し、両機能により波形の傾き調整を行う。これにより、スルーレートの制御性を高めることができる。
図9は、本発明の三角波生成回路の第4の実施形態を示す。
本実施形態の特徴は、第2の実施形態のアナログ的に容量が変化する可変容量回路61に代えて、ディジタル的に容量が変化するディジタル可変容量回路62を用い、波形制御回路80のループフィルタ85に代えてnビットのアップダウンカウンタ21を用い、アップダウンカウンタ21からディジタル可変容量回路62へ可変容量制御信号(ディジタル電圧)を出力するところにある。
図11は、本発明の三角波生成回路の第5の実施形態を示す。図12は、本発明の三角波生成回路の第5の実施形態の動作例を示す。
図13は、本発明の三角波生成回路の第6の実施形態を示す。
本実施形態の特徴は、第5の実施形態のアップダウンカウンタ22において、スルーレート信号のエッジでクロック端子CKに入力するEX−OR出力パルスをカウントしないように制御するパルス制御回路23を備えるところにある。
パルス制御回路23は、遅延線231、パルス幅短縮部232、パルス幅伸長部233、エッジ検出部234およびAND235により構成される。遅延線231は、充放電許可信号生成回路13のEX−OR131からEX−OR出力を入力し、スルーレート信号のエッジの直前に発生する所定のパルス幅以下のEX−OR出力がエッジの後ろになるような遅延を与えてパルス幅短縮部232へ出力する。
図18は、本発明の三角波生成回路の第7の実施形態を示す。
本実施形態の特徴は、第1〜第6の実施形態の波形制御回路80の2つの比較回路81,82およびSRラッチ83に代えて、1つの比較回路24およびセレクタ25を用いたところにある。なお、図18では、第6の実施形態に適用した例を示すが、第1〜第5の実施形態にも同様に適用可能である。
11 セレクタ
12 スルーレート信号生成回路
121,122 Dラッチ
123 セレクタ
13 充放電許可信号生成回路
131 EX−OR(排他的論理和回路)
132 NAND(否定論理積回路)
21,22 アップダウンカウンタ
23 パルス制御回路
231 遅延線
232 パルス幅短縮部
233 パルス幅伸長部
234 エッジ検出部
235 AND
24 比較回路
25 セレクタ
50A 充放電回路
50B,50C 充放電停止機能付き充放電回路
60 負荷容量
61 可変容量回路
62 ディジタル可変容量回路
70 バッファ
80 波形制御回路
81,82 比較回路
83 SRラッチ
84 位相比較器
85 ループフィルタ
Claims (10)
- 充放電回路に充放電切替信号を入力して負荷容量の充電・放電を切り替えることにより、2つの異なる電位間で傾きを有する三角波を発生させるとともに、三角波の位相を検出して三角波と基準クロック信号の位相差を検出し、その位相差に対応して前記充放電回路の充放電電流を調整する充放電電流調整信号を生成して三角波の傾きを制御し、三角波の周期と基準クロック信号の周期が同期するように制御する波形制御回路を含む三角波生成回路において、
前記波形制御回路は、前記基準クロック信号に対する前記三角波の位相の進み遅れと前記位相差に対応して、前記充放電回路の充電および放電を許可するか停止するかを決定する充放電許可信号を生成する位相調整回路を備え、
前記充放電回路は、前記充放電許可信号を入力して前記負荷容量に対する充電および放電を制御する構成である
ことを特徴とする三角波生成回路。 - 請求項1に記載の三角波生成回路において、
前記位相調整回路は、
前記基準クロック信号の半周期を基準に前記三角波の位相を検出し、前記三角波の半周期が前記基準クロック信号の半周期よりも長いときに「0」、前記三角波の半周期が前記基準クロック信号の半周期より短いか同じときに「1」となるスルーレート信号を生成するスルーレート信号生成回路と、
前記基準クロック信号と前記三角波の位相差に対応する位相差信号を生成し、前記スルーレート信号が「1」のときに前記充放電回路の充電および放電を停止する期間を含む前記充放電許可信号を出力し、前記スルーレート信号が「0」のときに前記充放電回路の充電および放電を許可する前記充放電許可信号を出力する充放電許可信号生成回路と、
前記スルーレート信号が「1」のときに前記基準クロック信号を選択し、前記スルーレート信号が「0」のときに前記三角波の位相に対応する信号を選択し、前記充放電切替信号として出力するセレクタと
を備えたことを特徴とする三角波生成回路。 - 請求項2に記載の三角波生成回路において、
前記負荷容量の代わりに可変容量を用い、
前記充放電電流調整信号に代わる可変容量制御信号を前記可変容量に入力し、前記充放電回路の充放電電流を調整する代わりに、前記可変容量の容量値を調整して前記三角波の傾きを制御する構成である
ことを特徴とする三角波生成回路。 - 請求項2に記載の三角波生成回路において、
前記負荷容量の代わりに可変容量を用い、
前記充放電電流調整信号を前記充放電回路および前記可変容量に入力し、前記充放電回路の充放電電流を調整するとともに、前記可変容量の容量値を調整して前記三角波の傾きを制御する構成である
ことを特徴とする三角波生成回路。 - 請求項3に記載の三角波生成回路において、
前記可変容量は、各容量値が2の羃乗の大きさに設定され、オンオフ制御される複数n個の固定容量を並列接続したディジタル可変容量とし、
前記可変容量制御信号は、前記基準クロック信号に対する前記三角波の位相の進み遅れに応じてカウントアップまたはカウントダウンを行うnビットのアップダウンカウンタの出力とし、そのnビットの出力により前記ディジタル可変容量の各固定容量をオンオフ制御する構成である
ことを特徴とする三角波生成回路。 - 請求項5に記載の三角波生成回路において、
前記アップダウンカウンタが前記基準クロック信号と前記三角波の位相差に対応する前記位相差信号をクロック入力とし、前記スルーレート信号が「1」のときにカウントアップし、前記スルーレート信号が「0」のときにカウントダウンする構成である
ことを特徴とする三角波生成回路。 - 請求項6に記載の三角波生成回路において、
前記スルーレート信号の変化タイミングで前記アップダウンカウンタのカウント動作が停止するように、そのクロック入力となる前記位相差信号を無効とするパルス制御回路を備えた
ことを特徴とする三角波生成回路。 - 請求項7に記載の三角波生成回路の前記パルス制御回路で前記位相差信号が無効となるパルス幅を調整し、前記位相差信号のパルス幅が所定値以下のときに前記位相差信号を無効にして台形波を出力する構成である
ことを特徴とする台形波生成回路。 - 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の三角波生成回路において、
2つの異なる電位の一方を選択するセレクタと、
前記三角波と前記セレクタで選択された一方の電位を比較し、前記三角波の周期に対応する位相を検出するとともに、当該位相検出により前記セレクタを切り替えて他方の電位と比較する比較回路と
を備えたことを特徴とする三角波生成回路。 - 請求項8に記載の台形波生成回路において、
2つの異なる電位の一方を選択するセレクタと、
前記台形波と前記セレクタで選択された一方の電位を比較し、前記台形波の周期を対応する位相を検出するとともに、当該位相検出により前記セレクタを切り替えて他方の電位と比較する比較回路と
を備えたことを特徴とする台形波生成回路。
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JP2004214979A (ja) * | 2002-12-27 | 2004-07-29 | Seiko Epson Corp | ノコギリ波発生装置及びノコギリ波発生方法、並びに、定電流回路及び定電流回路の電流調整方法 |
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