JP2009245883A - バックライトユニット - Google Patents

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Yasunori Soga
泰規 曽我
Toyomi Yamashita
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Abstract

【課題】表示パネルの大画面化を実現することができ、しかも光源ユニットの発光動作に起因する表示パネルの画像表示斑を減少することができるバックライトユニットを提供する。
【解決手段】バックライトユニットにおいて、シャーシ11の底面には、第1の光源ユニット4Bの側から第2の光源ユニット4Tの側へと延伸し、シャーシ11の内側から外側に向かって突出する複数の凸部Hと、第1の光源ユニット4B側の凸部11Hの領域内に配設された第1の貫通穴11H1と、第2の光源ユニット4T側の凸部11Hの領域内に配設された第2の貫通穴11H2とを更に備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、シャーシを用いたバックライトユニットに関し、特に表示パネルの大画面化を実現することができ、しかも光源ユニットの発光動作に起因する表示パネルの画像表示斑を減少することができるバックライトユニットに関する。
エッジライト型の液晶面光源装置におけるバックライトユニットは、液晶表示パネルの裏面に配設された導光体と、この導光体の側面に配設された光源ユニットとを備えている。この光源ユニットから照射された光は導光体の側面に入射される。導光体は、光源ユニットから照射された光を内部において均等に拡散し、この拡散光を液晶表示パネルの裏面の全域に斑を生じないように均等に出力する。光源ユニットとしては冷陰極放電管(CCFL)やその他に発光ダイオード(LED)が使用され、この光源ユニットが組み込まれたバックライトユニットが開発されている。
なお、この種のバックライトユニットとしては例えば下記特許文献1に記載されている。
特許2007−26916号公報
前述の光源ユニットが組み込まれたバックライトユニットにおいては、以下の点について配慮がなされていなかった。
バックライトユニットにおいて、バックシャーシの主面(底面)上に導光体が配設され、光源ユニットがバックシャーシの主面の端部側に配設される場合、光源ユニット及び導光体の少なくとも一部を覆うようにバックシャーシの主面を折り曲げて形成された側面に光源ユニットが取り付けられる。バックシャーシには放熱性に優れ、機械的強度に優れ、機械加工性が良好でしかも比較的安価な例えばアルミニウム板が使用されている。ところが、前述のように光源ユニットの発光動作に伴う熱の発生により、光源ユニットに近いバックシャーシの側面の伸びが光源ユニットから遠いバックシャーシの主面の中央側よりも大きく、バックシャーシ自体が液晶表示パネル側に反りを生じる。このバックシャーシの反りは光源ユニット及び導光体にも影響し、光源ユニットと導光体の側面との間の位置関係に変化が生じる。このため、光源ユニットから照射された光が効率良く導光体の側面に入射されることが難しくなり、導光体の中央領域まで十分に光を拡散することができなくなるので、導光体から液晶表示パネルに出力される輝度が低下する。
そこで、本発明は上記課題を解決する事ができるバックライトユニットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の実施の形態に係るバックライトユニットの特徴は、導光体と、導光体の側面に対向して配設され、導光体の側面に光を入射させる光源ユニットと、導光体の光取り出し面と反対の面に対して対向する主面を有するシャーシと、を備え、シャーシの主面には、光源ユニットが配設されたシャーシの側から光源ユニットが配設された側と対向するシャーシの側へと延伸するように設けられ、導光体と反対の方向に突出する複数の間隔を空けて設けられた凸部と、第1の光源ユニット側の前記凸部の形成領域内に配設された第1の貫通穴と、第2の光源ユニット側の前凸部の形成領域内に配設された第2の貫通穴と、を更に備える。
上記課題を解決するために、本発明の実施の形態に係るバックライトユニットの特徴は、導光体と、導光体の一方の側面に対向して配設され、導光体の一方の側面に光を入射させる第1の光源ユニットと、導光体の一方の側面と反対の他方の側面に対向して配設され、導光体の他方の側面に光を入射させる第2の光源ユニットと、導光体の光取り出し面と反対の面に対して対向する主面を有するシャーシと、を備え、シャーシの主面には、第1の光源ユニットの側から第2の光源ユニットの側へと延伸するように設けられ、導光体と反対の方向に突出する複数の間隔を空けて設けられた凸部と、第1の光源ユニット側の凸部の形成領域内に配設された第1の貫通穴と、第2の光源ユニット側の凸部の形成領域内に配設された第2の貫通穴と、を更に備える。
更に、凸部と凸部との間のシャーシの主面は導光体の光取り出し面と反対の主面に接触し、シャーシの凸部と導光体との間は空間を有する事が好ましい。
上記課題を解決するために、本発明の実施の形態に係るバックライトユニットの特徴は、導光体と、導光体の一方の側面に対向して配設され、導光体の一方の側面に光を入射させる第1の光源ユニットと、導光体の一方の側面と反対の他方の側面に対向して配設され、導光体の他方の側面に光を入射させる第2の光源ユニットと、導光体の光取り出し面と反対の面に対して対向する主面を有するシャーシと、を備え、シャーシには、導光体及び光源ユニットの一部を覆うように光源ユニットが設けられた主面の端部側において折り曲げられた折り曲げ部により形成された側面を有し、この折り曲げ部にはスリットを備える。
更に、シャーシの主面には、第1の光源ユニットの近傍から第2の光源ユニットの近傍へと延伸し、導光体と反対の方向に突出して、複数の間隔を空けて設けられた凸部と、第1の光源ユニット側の凸部の形成領域内に配設された第1の貫通穴と、第2の光源ユニット側の凸部の形成領域内に配設された第2の貫通穴と、を備える事が好ましい。
本発明によれば、表示パネルの大画面化を実現することができ、しかも光源ユニットの発光動作に起因する表示パネルの画像表示斑を減少することができるバックライトユニット用のシャーシ及びバックライトユニットを提供することができる。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、現実のものとは異なる。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
また、以下に示す実施の形態はこの発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の技術的思想は各構成部品の配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
本発明の実施の形態は、バックライトユニットとして大画面を有する薄型液晶バックライトユニットに本発明を適用した例を説明するものである。なお、以下の説明においては、32インチの液晶バックライトユニットに本発明を適用した例を説明するが、本発明はこの画面サイズに限定されるものではなく、32インチの画面サイズを越える薄型液晶バックライトユニット、又は32インチ未満の画面サイズを有する薄型液晶バックライトユニットにも適用することができる。
(第1の実施の形態)
[バックライトユニットの全体構成]
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態に係るバックライトユニット1は、表示パネル2と、表示パネル2の一表面(裏面)2Bに対向して配設された導光体3と、表示パネル2及び導光体3を内部に配設するシャーシ(バックシャーシ)11と、シャーシ11の内部において導光体3の一側面3Bに対向して配設され、導光体3の一側面3Bに光を照射する第1の光源ユニット4Bと、シャーシ11内部において導光体3の一側面3Bに対向する他側面3Tに対向して配設され、導光体3の他側面3Tに光を照射する第2の光源ユニット4Tと、を備える。
[導光体の構成]
導光体3は、図1に示すように、表示パネル2の表示面2Aと反対の一表面2Bに適度の間隔例えば1mm−2mmの間隔を持って対向する光出力面(表面)3Aの面法線方向から見て(平面的に見て)表示パネル2の平面形状と同様に方形状の平面形状を有するフラットな板材である。また、導光体3の平面サイズは表示パネル2の平面サイズに比べて若干一回り大きく構成される。例えば32インチの場合、縦420mm−440mm、横710mm−730mm、厚さ8.0mm−13.0mmのサイズを有する導光体3が使用される。
この導光体3は、第1の光源ユニット4Bから照射された光を一側面3Bから入射し、及び第2の光源ユニット4Tから照射された光を他側面3Tから入射し、導光体3の内部において入射された光を均等に拡散し、光出力面3Aから均等に拡散された光を表示パネル2に出力する。導光体3は、このように光透過性を有し、耐熱性に優れ、かつ反射率が低い、例えばアクリル樹脂を実用的に使用することができる。
[光源ユニットの構成]
第1の光源ユニット4B、第2の光源ユニット4Tはいずれも半導体発光素子具体的には半導体発光ダイオードを備えている。すなわち、図1に示すように、第1の光源ユニット4Bは、ベースとなる基板41と、基板41上の発光ダイオード42とを備えて構成されている。第1の実施の形態においては、導光体3の一側面3Bと対向するように設けられた基板41上に数個−十数個の発光ダイオード42が列を成して実装され(モジュール化され)、第1の光源ユニット4Bが構成されている。第2の光源ユニット4Tは、第1の光源ユニット4Bと同様に、導光体3の他側面3Tと対向するように設けられた基板41上に数個−十数個の発光ダイオード42が列を成して実装されている。
[筐体の構成]
図1乃至図2に示すように、バックライトユニット1においては、表示パネル2側に配設されたベゼル10及び導光体3側に配設されたシャーシ11により装置全体の筐体が構築され、このベゼル10及びシャーシ11により構築された筐体の内部に前述の表示パネル2、導光体3、第1の光源ユニット4B、第2の光源ユニット4Tが少なくとも配設されている。第1の実施の形態において、ベゼル10は、成型加工が容易に行なえる、例えば樹脂材料又はアルミニウムまたはその合金等の金属材料により構成されている。また、シャーシ11は、導光体3よりも熱伝導性に優れ、成型加工を容易に行うことができ、機械的強度に優れかつ安価な材料である、例えばアルミニウム又はその合金等の金属材料により構成されている。
シャーシ11は導光体3及び第1及び第2の光源ユニット4B、4Tを覆うように導光体3の光出力面3Aと反対の主面3Cと対向する主面(底面)11Cと、第1及び第2の光源ユニット4B、4Tの設けられた主面(底面)11Cの端部側の第2の折り曲げ部11Tと、第2の折り曲げ部11Tにより形成された一方及び他方の側壁を有する。
なお、第1の光源ユニット4Bは、シャーシ11の一方の側壁(図1中左側壁)に配置されている。同様に、第2の光源ユニット4Tは、シャーシ11の他方の側壁(図1中右側壁)に配置されている。これらの配置には第1及び第2の光源ユニット4B、4Tとシャーシとを例えばビス止め、ねじ止め、両面テープ等の固着手段で取り付けることができる。また、第1及び第2の光源ユニット4B、4Tの少なくとも一方は熱伝導性を有する弾性体7を介してシャーシ11に取り付けても良い。また、第1及び第2の光源ユニット4B、4Tは第1及び第2の光源ユニット4B、4Tと導光体3との距離を保持する保持手段を取り付けても良い。
図1及び図2で示すように、シャーシ11の主面11は、表示パネル2側において表示パネル2と反対の裏面に向かって突出し、第1の光源ユニット4B側から第2の光源ユニット4T側に延伸しかつこの延伸方向と交差する方向に延伸し、複数間隔を空けて配設された凸部11Hと、凸部11Hの第1の光源ユニット4B側の一端側に配設され、凸部11Hの形成領域内にその外部から流体aを吸入するための第1の貫通穴11H1と、凸部11Hの第2の光源ユニット4T側の他端側に配設され、凸部11Hの形成領域内にその外部に流体aを排出するための第2の貫通穴11H2とを更に備えている。
凸部11H、第1の貫通穴11H1及び第2の貫通穴11H2は、シャーシ11の底面に例えばプレス加工を行いて形成したものである。従って、凸部11H、第1の貫通穴11H1及び第2の貫通穴11H2の配設に伴う部品点数の増加はない。凸部11Hを除くシャーシ11の領域11Dは導光体3と接触しており、シャーシ11の凸部11Hは導光体3との間に隙間を有する。従って、凸部11Hは、シャーシ11と導光体3との間にシャーシ11及びその内部の熱を放出するための流体aを流す経路となる。ここで、流体aには空気が使用されている。流体aは、シャーシ11及びその内部の温度が環境温度に比べて高くなると、バックライトユニット1の下側になる第1の貫通穴11H1から凸部11H内に吸入され、凸部11H内で熱交換した後、第2の貫通穴11H2を通して排出される。つまり、流体aは、自然対流により自然に凸部11Hを通過し、シャーシ11及びその内部の熱を放出する。よって、凸部11Hはバックライトユニット1を設置した時、凸部11Hの延伸方向が上下方向となるように配設する事が熱を良好に放出するために望ましい。
本発明の第1の実施の形態において、凸部11Hは第1の光源ユニット4Bから第2の光源ユニット4Tに細長い半筒形状により構成されている。第1の貫通穴11H1、第2の貫通穴11H2は、例えばそれぞれ縦長のスリット形状により構成されており、その個数は限定されるものではないが、4本づつ配設されている。
また、凸部11Hは前述のようにシャーシ11の底面を立体的に成型することにより構成されているので、シャーシ11自体の機械的強度は凸部11Hにより増強される。
以上説明したように、このように構成される本発明の第1の実施の形態に係るバックライトユニット1においては、シャーシ11に凸部11H、第1の貫通穴11H1及び第2の貫通穴11H2を備え、第1の光源ユニット4B及び第2の光源ユニット4Tの発光動作に起因する熱を外部に放出することができ、この結果、表示パネル2の画像表示斑を減少することができるので、表示パネル2の大画面化を実現することができる。
また、本発明の第1の実施の形態に係るバックライトユニット1においては、立体的な形状を有する放熱経路11をシャーシ11に備えたので、シャーシ11の機械的強度を補強することができ、第1の光源ユニット4B及び第2の光源ユニット4Tの発光動作に起因する熱によるシャーシ11の反りを減少することができる。この結果、バックライトユニット1においては、表示パネル2の大画面化を実現することができる。
更に、本発明の第1の実施の形態に係るバックライトユニット1においては、導光体3よりも熱伝導性の良い材料からなるシャーシ11の領域11Dは導光体3と接触しており、シャーシ11の領域11Dが第1の光源ユニット4B及び第2の光源ユニット4Tの発光動作時の熱に起因して導光体3の第1の光源ユニット4B及び第2の光源ユニット4T近傍の温度が上昇する事を抑制するとともに、導光体3の表示面における温度の均一化を図る事ができる。よって、図2で示すように、凸部11Hは第1の光源ユニット4B及び第2の光源ユニット4Tの外郭(端)まで形成されておらず、第1の光源ユニット4B及び第2の光源ユニット4T側にはシャーシ11の領域11Dが形成されている事が望ましい。
更に、流体aが導光体3の中央領域に熱を伝達することができる。従って、表示パネルの温度分布を均一化することができ、より一層、表示パネル2の画像表示斑を減少することができる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態は、前述の第1の実施の形態に係るバックライトユニット1において、光源ユニットの発光動作により発生する熱によるシャーシの反りを減少する例を説明するものである。
[バックライトユニットのシャーシの構成]
第2の実施の形態に係るバックライトユニット1は、図3に示すように、第1の実施の形態に係るバックライトユニット1のシャーシ11の光源ユニット4Tの配設領域に第2の折り曲げ部11Tを有し、この第2の折り曲げ部11Tにスリット11SLを配設したものである。
図1及び図3に示すように、シャーシ11の第1の光源ユニット4Bの配設領域にはシャーシ11のその配設領域を折り曲げて成型した第1の折り曲げ部11Bを有し、この第1の折り曲げ部11Bに第1の光源ユニット4Bが取り付けられている。同様に、シャーシ11の第2の光源ユニット4Tの配設領域にはシャーシ11のその配設領域を折り曲げて成型した第2の折り曲げ部11Tを有し、この第2の折り曲げ部11Tに第2の光源ユニット4Tが取り付けられている。スリット11SLは、特に発光動作に伴う熱の影響が大きい第2の折り曲げ部11Tに配設され、この第2の折り曲げ部11Tの領域部分の伸縮を吸収する。
ここで、第1の折り曲げ部11B、第2の折り曲げ部11Tは、いずれも表示パネル2、導光体3、第1の光源ユニット4B、第2の光源ユニット4Tを内部に収納する空間を生成し、かつシャーシ11を立体的に成型してその機械的強度を増強する枠体である。図1及び図3に示すように、第1の折り曲げ部11B、第2の折り曲げ部11Tは、シャーシ11の導光体3の裏面3Cに対向する底面を表示パネル2側(内側)に底面に対して例えば垂直に折り曲げて構成されている。第1の折り曲げ部11B、第2の折り曲げ部11Tはいずれもシャーシ11に一体化されている。
スリット11SLは、第2の折り曲げ部11Tの終端からシャーシ11の底面に達するか又は底面にある程度食い込み、一定の幅寸法を有し、かつバックライトユニット1の上辺に沿って複数本配列されている。第2の実施の形態において、スリット11SLの幅寸法は、シャーシ11の伸縮率を考慮し、スリット11SLにより分離された隣り合う第2の折り曲げ部11T同士がシャーシ11の伸びにより互いに干渉しない例えば1.0mmに設定されている。また、第2の実施の形態において、第2の折り曲げ部11Tの中央から図3中左側に例えば5本、中央から図3中右側に例えば5本の合計10本のスリット11SLが、左右にバランスよく配設されている。
第2の折り曲げ部11Tが上になるようにバックライトユニットを設置した場合、第1及び第2の光源ユニット4B、4Tの発光時の熱により第2の折り曲げ部11T側は最も温度が高くなるので、シャーシ11において最大の伸びになり、一方、特にシャーシ11の中央領域は第2の折り曲げ部11Tに比較して温度が低いので、図3の矢印Wで示すように、シャーシ11の特に第2の折り曲げ部11Tが表示パネル2側に反りを生じる。スリット11SLは、この第2の折り曲げ部11Tの伸びを吸収し、反りWの発生を防止する。
なお、第1の折り曲げ部11Bにも第2の折り曲げ部11Tと同様にスリット11SLが配設されても良い。
また、第2の実施の形態に係るバックライトユニット1は、図3に示すように、第1の折り曲げ部11B、第2の折り曲げ部11Tにそれらに沿って配設され、シャーシ11の反りに対する機械的強度を補強する第1の補強材110B、第2の補強材110Tを更に備えてもよい。第1の補強材110Bは、第1の折り曲げ部11Bと同等の長さを有し、例えば断面L字形(若しくは断面コ字形)を有し、第1の折り曲げ部11Bに装着される。第2の補強材110Tは、第2の折り曲げ部11Tと同等の長さを有し、例えば断面L字形(若しくは断面コ字形)を有し、第2の折り曲げ部11Tに装着される。第1の補強材110B、第2の補強材110Tは、いずれも例えばシャーシ11と同様の金属材料により構成され、同等の板厚により構成される。装着には例えばビス止めが使用される。
以上説明したように、このように構成される第3の実施の形態に係るバックライトユニット1においては、シャーシ11の少なくとも第2の折り曲げ部11Tにスリット11SLを備えたので、第2の光源ユニット4Tの発光動作により発生する熱による第2の折り曲げ部11Tの伸びをスリット11SLにより吸収し、シャーシ11の反りWを減少することができる。この結果、特に導光体3の他側面3Tと第2の光源ユニット4Tとの間のシャーシ11の反りWに起因する位置の変化を防止することができるので、第2の光源ユニット4Tから照射される光を効率よく導光体3の他側面3Tに入射することができ、バックライトユニット1の輝度の低下を防止することができる。
なお、第2の実施の形態に係るバックライトユニット1においては、前述の図1及び図2に示す第1の実施の形態に係るバックライトユニット1の放熱効果を促進するためのシャーシ11の凸部11H、第1の貫通穴11H1及び第2の貫通穴11H2、並びに導光体3に接触する領域11Dを備えていないが、これらを備えても良い。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明を第1の実施の形態及び第2の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものでない。本発明は様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術に適用することができる。例えば、前述の実施の形態においては、バックライトユニット1として液晶バックライトユニットに適用した例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。具体的には、バックライトユニット1として例えばパーソナルコンピュータに接続される液晶表示モニタに本発明は適用することができる。
また、本発明においては、図2中及び図3中の導光体3の側面に相当する領域(図2及び図3においてシャーシ11の右側側面3R及び左側側面3L)に光源ユニットを配置することができる。この場合においても本発明の効果を得る事ができる。更に、光源ユニットは第1又は第2の光源ユニット4B,4Tのいずれか一方のみを配設することとしても良い。
また、前述の実施の形態に係るバックライトユニット1においては、第1の光源ユニット4B及び第2の光源ユニット4Tに発光ダイオードが使用されているが、本発明はこれらの光源ユニットに蛍光管例えば冷陰極放電管を使用してもよい。
更に、本発明は、基本的にはバックライトユニット(バックライト装置)若しくは照明ユニット(照明装置)を有するバックライトユニットに適用することができ、例えば写真やポスターの裏面にバックライトユニットを装着したビューア(バックライトユニット付き看板)等に適用することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るバックライトユニットの断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るバックライトユニットのシャーシの概略斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係るバックライトユニットのシャーシの概略斜視図である。
符号の説明
1…バックライトユニット
2…表示パネル
3…導光体
3B…一側面
3T…他側面
3A…光出力面
4B…第1の光源ユニット
4T…第2の光源ユニット
41…基板
42…発光ダイオード
10…ベゼル
11…シャーシ
11B…第1の折り曲げ部
11D…領域
11T…第2の折り曲げ部
11SL…スリット
11H…凸部
11H1…第1の貫通穴
11H2…第2の貫通穴

Claims (5)

  1. 導光体と、
    前記導光体の側面に対向して配設され、前記導光体の前記側面に光を入射させる光源ユニットと、
    前記導光体の光取り出し面と反対の面に対して対向する主面を有するシャーシと、を備え、
    前記シャーシの前記主面には、
    前記光源ユニットが配設されたシャーシの側から前記光源ユニットが配設された側と対向するシャーシの側へと延伸するように設けられ、前記導光体と反対の方向に突出する複数の間隔を空けて設けられた凸部と、
    前記第1の光源ユニット側の前記凸部の形成領域内に配設された第1の貫通穴と、
    前記第2の光源ユニット側の前記凸部の形成領域内に配設された第2の貫通穴と、
    を更に備えること特徴とするバックライトユニット。
  2. 導光体と、
    前記導光体の一方の側面に対向して配設され、前記導光体の前記一方の側面に光を入射させる第1の光源ユニットと、
    前記導光体の前記一方の側面と反対の他方の側面に対向して配設され、前記導光体の前記他方の側面に光を入射させる第2の光源ユニットと、
    前記導光体の光取り出し面と反対の面に対して対向する主面を有するシャーシと、を備え、
    前記シャーシの前記主面には、
    前記第1の光源ユニットの側から前記第2の光源ユニットの側へと延伸するように設けられ、前記導光体と反対の方向に突出する複数の間隔を空けて設けられた凸部と、
    前記第1の光源ユニット側の前記凸部の形成領域内に配設された第1の貫通穴と、
    前記第2の光源ユニット側の前記凸部の形成領域内に配設された第2の貫通穴と、
    を更に備えること特徴とするバックライトユニット。
  3. 前記凸部と前記凸部との間の前記シャーシの主面は前記導光体の前記光取り出し面と反対の主面に接触し、前記シャーシの凸部と前記導光体との間は空間を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のバックライトユニット。
  4. 導光体と、
    前記導光体の一方の側面に対向して配設され、前記導光体の前記一方の側面に光を入射させる第1の光源ユニットと、
    前記導光体の前記一方の側面と反対の他方の側面に対向して配設され、前記導光体の前記他方の側面に光を入射させる第2の光源ユニットと、
    前記導光体の光取り出し面と反対の面に対して対向する主面を有するシャーシと、を備え、
    前記シャーシには、前記導光体及び前記光源ユニットの一部を覆うように前記光源ユニットが設けられた前記主面の端部側において折り曲げられた折り曲げ部により形成された側面を有し、この折り曲げ部にはスリットを配設したことを特徴とするバックライトユニット。
  5. 前記シャーシの前記主面には、前記第1の光源ユニットの近傍から前記第2の光源ユニットの近傍へと延伸し、前記導光体と反対の方向に突出して、複数の間隔を空けて設けられた凸部と、
    前記第1の光源ユニット側の前記凸部の形成領域内に配設された第1の貫通穴と、
    前記第2の光源ユニット側の前記凸部の形成領域内に配設された第2の貫通穴と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項4に記載のバックライトユニット。
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