JP2009245094A - 流量制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】エネルギー効率の面での問題の有無を定量的に判断させたり、省エネルギーへの取り組みを活発化させたりする。
【解決手段】実流量計測部25Bによって管路13を流れる流体の実流量QRを計測する。超過流量積算部25Dによって、流体の実流量QRが設計流量QDを超えている超過期間毎の設計流量QDからの実流量QRの超過分ΔQを積算する。この超過流量の積算値ΣΔQを超過流量積算値記憶部21に記憶するとともに表示部17に表示する。この超過流量の積算値ΣΔQを参照することにより、システムがどの程度設計どおり運用されているのか、どの程度設計から外れて運用されているのかなどを定量的に知ることができる。また、超過流量の積算値ΣΔQを解析することで、システムがどの程度エネルギーを無駄にしているのか、異常が起きていないかどうかなどを検証することができる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、流路を流れる流体の流量を制御する流量制御システムに関するものである。
従来より、この種の流量制御システムとして、空調機への熱媒体(冷温水)の流量を制御する空調制御システムがある(例えば、特許文献1,2参照)。この空調制御システムを構築する際には、空調機からの調和空気を供給する制御対象エリアにおける空調負荷の最大量(最大空調負荷)を見積もり、この最大空調負荷を解消可能な設備として、例えば、熱源装置、空調機、熱源装置から空調機への冷温水の供給量を制御する流量制御バルブなどを選定する必要がある。
ここで、最大空調負荷に見合った能力を設計能力として選定すると、空調制御システムを構築した後で性能検証した場合に最大能力が必要な設計能力を下回ってしまったり、あるいは空調制御システムの運用後に、制御対象エリアの空調負荷が増大して設計時の最大空調負荷を上回るなどの問題が生じる虞れがある。そこで、通常、安全を考慮して、必要とする設計能力よりも多少余裕を持たせた最大能力を有する設備を選定している。
特開平11−211191号公報 特開平06−272935号公報
しかしながら、上述した従来の空調制御システムでは、必要とする設計能力よりも多少余裕を持たせた最大能力を有する設備を選定しているため、エネルギー効率の面での問題があった。例えば、流量制御バルブの能力に余裕を持たせると、この流量制御バルブを開度制御するようにした場合、全開で設計流量よりも多い最大流量が流れることになり、エネルギーが無駄に消費されるという問題が生じる。従来においては、このようなエネルギーの無駄を定量的に知る手段が無く、エネルギー効率の面での問題の有無を判断することができず、省エネルギーへの取り組みを妨げていた。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、エネルギー効率の面での問題の有無を定量的に判断させたり、省エネルギーへの取り組みを活発化させたりすることが可能な流量制御システムを提供することにある。
このような目的を達成するために本発明は、流体が流れる流路の開閉量を調節する弁体と、この弁体の開度が最大の時に流路を流れる流体の流量よりも小さな値として定められた運用上の設計流量を記憶する設計流量記憶手段と、流路を流れる流体の実流量を計測する実流量計測手段と、この実流量計測手段によって計測された実流量と設計流量記憶手段に記憶されている設計流量とを比較し、実流量が設計流量を超えている期間を実流量の超過期間とし、この超過期間毎の設計流量からの実流量の超過分を積算する超過流量積算手段とを設けたものである。
この発明によれば、管路を流れる流体の実流量が計測され、この流路を流れる流体の実流量が設計流量を超えている超過期間毎の設計流量からの実流量の超過分が積算される。本発明では、この超過流量の積算値を参照することにより、システムがどの程度設計どおり運用されているのか、どの程度設計から外れて運用されているのかなどを定量的に知ることができる。また、超過流量の積算値を解析することで、システムがどの程度エネルギーを無駄にしているのか、異常が起きていないかどうかなどを検証することができる。
本発明において、実流量が設計流量を超える毎に、その実流量が設計流量を超えている間の設計流量からの実流量の超過分を連続超過流量として積算し、この連続超過流量の積算値が予め定められている閾値を超えたときに警報を出力すると、超過流量の異常状態の発生を直ちに確認することができ、その対策を早急にとることが可能となる。また、この場合、出力された警報を受けて、弁体の開度を強制的に閉方向に変更し、流路を流れる流体の流量を絞るようにすれば(例えば、設計流量まで絞る)、異常状態を脱するとともに、省エネルギーを図ることが可能となる。
なお、本発明の流量制御システムは、流体の流量を弁体を用いて制御するシステムであればよく、空調機へ供給する熱媒体の流量を制御する空調制御システムへの適用に限られるものではない。空調制御システムへ本発明を適用することにより、空調制御システムの運用にあたって、エネルギーの無駄や異常な超過流量が発生していることを知らせたり、異常な超過流量を防ぐことが可能となり、空調制御システムの保全に役立つものとなる。
また、空調制御システムへ適用する場合、冷水用の設計流量と温水用の設計流量とを設計流量記憶手段に記憶させておき、空調機を用いての冷房時には冷水用の設計流量を設計流量として選択して使用し、空調機を用いての暖房時には温水用の設計流量を設計流量として選択して使用するとよい。冷房と暖房とでは設計流量が異なる場合があり、設計流量を冷水用の設計流量と温水用の設計流量の2種類設けて選択可能とすることにより、冷房時も暖房時も適切に超過流量の監視・警報・対応が可能となる。
本発明によれば、管路を流れる流体の実流量を計測し、この流路を流れる流体の実流量が設計流量を超えている超過期間毎の設計流量からの実流量の超過分を積算するようにしたので、この超過流量の積算値を参照することにより、システムがどの程度設計どおり運用されているのか、どの程度設計から外れて運用されているのかなどを定量的に知ることが可能となる。また、超過流量の積算値を解析することで、システムがどの程度エネルギーを無駄にしているのか、異常が起きていないかどうかなどを検証することも可能となる。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。図1はこの発明に係る流量制御システムが適用された空調制御システムの一例を示す計装図である。
図1において、1は冷温水を生成する熱源機、2は熱源機1が生成する冷温水を搬送するポンプ、3は複数の熱源機1からの冷温水を混合する往ヘッダ、4は往水管路、5は往ヘッダ3から往水管路4を介して送られてくる冷温水の供給を受ける空調機、6は還水管路、7は空調機5において熱交換され還水管路6を介して送られてくる冷温水が戻される還ヘッダ、8は往ヘッダ3から空調機5に供給される冷温水の流量を制御する流量制御バルブ、9は空調機5から送り出される給気の温度を計測する給気温度センサ、10は空調制御装置、11は空調機5のコイル、12は送風機である。
この空調制御システムにおいて、ポンプ2より圧送され熱源機1により熱量が付加された冷温水は、往ヘッダ3において混合され、往水管路4を介して空調機5へ供給され、空調機5を通過して還水管路6により還水として還ヘッダ7へ至り、再びポンプ2によって圧送され、以上の経路を循環する。例えば、冷房運転の場合、熱源機1では冷水が生成され、この冷水が循環する。暖房運転の場合、熱源機1では温水が生成され、この温水が循環する。
空調機5は、制御対象エリアから空調制御システムに戻る空気(還気)と外気との混合気を、冷温水が通過するコイル11によって冷却または加熱し、この冷却または加熱された空気を給気として送風機12を介して制御対象エリアに送り込む。空調機5は、冷房運転と暖房運転で共通のコイル11を用いるシングルタイプの空調機である。
図2はこの空調制御システムにおける流量制御バルブ8の要部を示す図である。流量制御バルブ8は、空調機5を通過した冷温水が流入する流路を形成する管路13と、この管路13を流れる流体の流量(流路の開閉量)を調節する弁体14と、この弁体14を駆動するモータ15と、弁体14の実開度を弁開度θpvとして検出する弁開度検出器16と、表示部17と、空調制御装置10や監視装置(図示せず)との間の通信を仲介する通信インタフェース18,19と、設計流量記憶部20と、超過流量積算値記憶部21と、異常閾値記憶部22と、管路13内における弁体14の上流側の流体の圧力を1次圧力P1として検出する1次側圧力センサ23と、管路13内における弁体14の下流側の流体の圧力を2次圧力P2として検出する2次側圧力センサ24と、処理部25とを備えている。
処理部25は、バルブ制御部25Aと、実流量計測部25Bと、設計流量超過通知部25Cと、超過流量積算部25Dと、連続超過流量積算部25Eと、連続超過流量積算値異常警報部25Fと、設計流量読出部25Gとを備えている。この処理部25におけるバルブ制御部25A、実流量計測部25B、設計流量超過通知部25C、超過流量積算部25D、連続超過流量積算部25E、連続超過流量積算値異常警報部25F、設計流量読出部25Gはプログラムに従うCPUの処理機能として実現される。
なお、この実施の形態において、設計流量記憶部20には、運用上の設計流量として、冷水用の設計流量QDCと温水用の設計流量QDHが格納されている。この冷水用の設計流量QDCおよび温水用の設計流量QDHは弁体14の開度が最大の時に管路13を流れる流体の流量よりも小さな値として定められている。冷水用の設計流量QDCと温水用の設計流量QDHとは基本的には異なる値として定められるが、場合によっては、同じ値をとることもある。また、異常閾値記憶部22には後述する連続超過流量の積算値ΣΔQCに対し、それが異常であるか否かを判定するための閾値が異常閾値Cthとして格納されている。
以下、処理部25における各部の機能を交えながら、この流量制御バルブ8における特徴的な処理動作について説明する。なお、この例では、冷房運転を行っており、空調制御装置10より流量制御バルブ8へ冷房運転を行っていることを知らせるモード信号が与えられているものとする。また、制御対象エリアの温度を設定温度に保つべく、空調制御装置10より制御設定指令値θsp(弁開度の指令値(0〜100%))が流量制御バルブ8へ与えられているものとする。
流量制御バルブ8において、空調制御装置10からの冷房を知らせるモード信号は、通信インタフェース18を介して設計流量読出部25Gへ送られる。設計流量読出部25Gは、空調制御装置10からの冷房を知らせるモード信号を受けて、設計流量記憶部20に格納されている冷水用の設計流量QDCを読み出し、設計流量QDとして設計流量超過通知部25C、超過流量積算部25D、連続超過流量積算部25Eへ与える。
流量制御バルブ8において、空調制御装置10からの制御設定指令値θspは、通信インタフェース18を介してバルブ制御部25Aへ与えられる。バルブ制御部25Aは、空調制御装置10からの制御設定指令値θspを受けて、弁開度検出器16からの弁体14の実開度を示す弁開度θpvが制御設定指令値θspに一致するように、モータ15へ駆動指令を送り、弁体14の開度を制御する。
この弁体14の開度の制御中、実流量計測部25Bは、1次側圧力センサ23からの流体(冷水)の1次圧力P1と、2次側圧力センサ24からの流体の2次圧力P2と、弁開度検出器16からの弁開度θpvを入力とし、これらのパラメータから管路13を流れている流体の実流量QRを実流量の計測値として算出し、この算出した実流量QRを設計流量超過通知部25C、超過流量積算部25D、連続超過流量積算部25Eへ与える。
設計流量超過通知部25Cは、実流量計測部25Bからの実流量QRと設計流量読出部25Gからの設計流量QD(冷水用の設計流量QDC)とを比較し、実流量QRが設計流量QDを超えると、実流量QRが設計流量QDを超えている間、超過流量積算部25Dおよび連続超過流量積算部25Eへ設計流量超過通知信号を送る。
超過流量積算部25Dは、設計流量超過通知部25Cより設計流量超過通知信号が送られてくると、実流量計測部25Bからの実流量QRと設計流量読出部25Gからの設計流量QDとの差(設計流量QDからの実流量QRの超過分)を超過流量ΔQとして求め、この超過流量ΔQを積算して行く。超過流量積算部25Dは、この超過流量ΔQの積算を設計流量超過通知信号が生じている全期間を対象として行う。
これにより、図3に示すように、実流量QRが設計流量QDを超えている期間を実流量の超過期間Tとし、この超過期間T毎の設計流量QDからの実流量QRの超過分が積算され、この超過期間T毎の設計流量QDからの実流量QRの超過分ΔQの積算値が超過流量の積算値ΣΔQとして求められる。この超過流量積算部25Dにより求められる刻々の超過流量の積算値ΣΔQは超過流量積算値記憶部21に記憶される。また、超過流量積算値記憶部21に記憶された超過流量の積算値ΣΔQは、表示部17に表示されるとともに、通信インタフェース19を介して空調制御装置10や監視装置へ出力される。
連続超過流量積算部25Eは、設計流量超過通知部25Cより設計流量超過通知信号が送られてくると、実流量計測部25Bからの実流量QRと設計流量読出部25Gからの設計流量QDとの差(設計流量QDからの実流量QRの超過分)を超過流量ΔQCとして求め、この超過流量ΔQCを積算して行く。連続超過流量積算部25Eは、この超過流量ΔQCの積算を設計流量超過通知信号が生じている期間毎に行う。
これにより、図4に示すように、実流量QRが設計流量QDを超えている期間を実流量の超過期間Tとし、この超過期間T毎に設計流量QDからの実流量QRの超過分ΔQCの積算値が連続超過流量の積算値ΣΔQCとして求められる。この場合、新たな超過期間Tに入る毎に、それまでの連続超過流量の積算値ΣΔQCは零に戻され、連続超過流量の零からの積算が開始される。この連続超過流量積算部25Eにより求められる刻々の連続超過流量の積算値ΣΔQCは連続超過流量積算値異常警報部25Fに送られる。
連続超過流量積算値異常警報部25Fは、連続超過流量積算部25Eからの連続超過流量の積算値ΣΔQCを監視し、この連続超過流量の積算値ΣΔQCが異常閾値記憶部22に格納されている異常閾値Cthを超えると、警報を出力する。この連続超過流量積算値異常警報部25Fからの警報は、表示部17およびバルブ制御部25Aへ与えられるとともに、通信インタフェース19を介して空調制御装置10や監視装置へ出力される。
この場合、表示部17には、超過流量の異常状態の発生が表示される。また、バルブ制御部25Aは、連続超過流量積算値異常警報部25Fからの警報を受けて、実流量計測部25における実流量QRおよび設計流量読出部25Gにおける設計流量QDを取得し、実流量QRが設計流量QDとなるように、弁体14の開度を強制的に閉方向に変更する。なお、連続超過流量の積算値ΣΔQCが異常閾値Cthを下回れば、連続超過流量積算値異常警報部25Fからの警報の出力が解除される。この場合、バルブ制御部25Aにおける制御は、空調制御装置10からの制御設定指令値θspに従う開度制御に戻る。
以上の説明から分かるように、本実施の形態によれば、管路13を流れる流体の実流量QRを計測し、この管路13を流れる流体の実流量QRが設計流量QDを超えている超過期間T毎の設計流量QDからの実流量QRの超過分ΔQを積算し、この超過流量の積算値ΣΔQを表示部17に表示したり、空調制御装置10や監視装置に送るようにしたので、超過流量の積算値ΣΔQを参照することにより、システムがどの程度設計どおり運用されているのか、どの程度設計から外れて運用されているのかなどを定量的に知ることができるようになる。また、超過流量の積算値ΣΔQを解析することで、システムがどの程度エネルギーを無駄にしているのか、異常が起きていないかどうかなどを検証することができるようになる。
また、本実施の形態によれば、実流量QRが設計流量QDを超える毎に、その実流量QRが設計流量QDを超えている間の設計流量QDからの実流量QRの超過分ΔQCを連続超過流量として積算し、この連続超過流量の積算値ΣΔQCが異常閾値Cthを超えたときに警報を出力し、その旨を表示部17に表示したり、空調制御装置10や監視装置に送るようにしたので、超過流量の異常状態の発生を直ちに確認することができ、その対策を早急にとることが可能となる。
また、本実施の形態によれば、連続超過流量の積算値ΣΔQCが異常閾値Cthを超えたときに警報を出力し、弁体14の開度を強制的に閉方向に変更して、管路13を流れる流体の流量を設計流量QDまで絞るようにしたので、異常状態を脱するとともに、省エネルギーを図ることが可能となる。
なお、上述においては、空調制御装置10より流量制御バルブ8へ冷房を知らせるモード信号が与えられていることを前提としたが、空調制御装置10より流量制御バルブ8へ暖房を知らせるモード信号が与えられている場合も、同様の処理動作が行われる。この場合、設計流量読出部25Gが設計流量記憶部20に格納されている温水用の設計流量QDHを読み出し、設計流量QDとして設計流量超過通知部25C、超過流量積算部25D、連続超過流量積算部25Eへ与える。
また、上述した実施の形態では、空調制御装置10から流量制御バルブ8へ冷房/暖房を知らせるモード信号を与えるようにしたが、管路13内の流体の温度を検出し、この温度から流量制御バルブ8において冷房/暖房の判断を行わせるようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、連続超過流量の積算値ΣΔQCが異常閾値Cthを超えた場合、弁体14の開度を強制的に閉方向に変更して、管路13を流れる流体の流量を設計流量QDまで絞るようにしたが、必ずしも設計流量QDまで絞らなくてもよく、例えば弁体14の開度を所定開度分だけ閉じるようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、バルブ制御部25Aによって弁体14の開度制御を行うようにしたが、実流量計測部25Bによって計測される実流量QRに基づいて流量制御を行うようにしてもよい。この場合、制御設定指令値θspは弁開度の指令値ではなく、流量の指令値(0〜100%)で空調制御装置10から送られ、この制御設定指令値θspに一致するように流量制御が行われるが、この場合にも設計流量QDからの実流量QRの超過分が積算されるものとなり、同様の効果を得ることが可能である。
本発明に係る流量制御システムが適用された空調制御システムの一例を示す計装図である。 この空調制御システムにおいて使用する流量制御バルブの要部を示す図である。 この流量制御バルブの超過流量積算部において超過流量が積算されて行く様子を説明する図である。 この流量制御バルブの連続超過流量積算部において連続超過流量が積算されて行く様子を説明する図である。
符号の説明
1…熱源機、2…ポンプ、3…往ヘッダ、4…往水管路、5…空調機、6…還水管路、7…還ヘッダ、8…流量制御バルブ、9…給気温度センサ、10…空調制御装置、11…コイル、12…送風機、13…管路、14…弁体、15…モータ、16…弁開度検出器、17…表示部、18,19…通信インタフェース、20…設計流量記憶部、21…超過流量積算値記憶部、22…異常閾値記憶部、23…1次側圧力センサ、24…2次側圧力センサ、25…処理部、25A…バルブ制御部、25B…実流量計測部、25C…設計流量超過通知部、25D…超過流量積算部、25E…連続超過流量積算部、25F…連続超過流量積算値異常警報部、25G… 設計流量読出部。

Claims (5)

  1. 流体が流れる流路の開閉量を調節する弁体と、
    この弁体の開度が最大の時に前記流路を流れる流体の流量よりも小さな値として定められた運用上の設計流量を記憶する設計流量記憶手段と、
    前記流路を流れる流体の実流量を計測する実流量計測手段と、
    この実流量計測手段によって計測された実流量と前記設計流量記憶手段に記憶されている設計流量とを比較し、実流量が設計流量を超えている期間を実流量の超過期間とし、この超過期間毎の設計流量からの実流量の超過分を積算する超過流量積算手段と
    を備えることを特徴とする流量制御システム。
  2. 請求項1に記載された流量制御システムにおいて、
    前記実流量計測手段によって計測された実流量が前記設計流量記憶手段に記憶されている設計流量を超える毎に、その実流量が設計流量を超えている間の設計流量からの実流量の超過分を連続超過流量として積算し、この連続超過流量の積算値が予め定められている閾値を超えたときに警報を出力する警報出力手段を
    備えることを特徴とする流量制御システム。
  3. 請求項2に記載された流量制御システムにおいて、
    前記警報出力手段から出力された警報を受けて前記弁体の開度を強制的に閉方向に変更し前記流路を流れる流体の流量を絞る手段
    を備えることを特徴とする流量制御システム。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載された流量制御システムにおいて、
    前記弁体は、
    空調機への熱媒体の供給通路に設けられている
    ことを特徴とする流量制御システム。
  5. 請求項4に記載された流量制御システムにおいて、
    前記設計流量記憶手段は、
    前記空調機を用いての冷房時に前記設計流量として選択される冷水用の設計流量と、前記空調機を用いての暖房時に前記設計流量として選択される温水用の設計流量とを記憶する
    ことを特徴とする流量制御システム。
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