JP2009242856A - 電気銅板の切断システム及び電気銅板の切断方法 - Google Patents

電気銅板の切断システム及び電気銅板の切断方法 Download PDF

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Abstract

【課題】厚み及び重量が従来の約半分で機械的強度が弱いPC法による電気銅板1の変形や、位置ズレを起こすことなく適正な状態で搬送可能とし、さらに切断された電気銅板1aを正しい姿勢で積層することが可能な電気銅板の切断システム及び電気銅板の切断方法を提供する。
【解決手段】PC法で製造された電気銅板1の両側端部を弾性保持する保持部材が設けられた挟持部を備えた掴み装置20と、内部に収容した複数の電気銅板1aを押圧して保持する保持機構を備えた搬送ボックス40と、搬送ボックス40から取り出された電気銅板1aを積層した最上段の電気銅板1aの高さ位置を検知し、それよって台座50を上下させる高さ位置調整装置を備えてなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気銅板の切断システム及び電気銅板の切断方法に関し、さらに詳しくは、パーマネントカソード法(以下「PC法」という。)によって製造された電解銅板の切断・移送・整列を行う電気銅板の切断システム及び電気銅板の切断方法に関する。
従来の電気銅板は、電解液中に純度の高い厚さ0.6〜0.8mmの薄い銅板からなる種板(陰極板)と、粗銅を鋳造して形成したアノードと呼ばれる陽極板を浸漬して直流電流を流すことにより種板の表面に銅を析出させるいわゆる「種板法」で製造されていたが、近年では次第にPC法へ移行してきている。PC法は、陰極板としてSUS板を使用する電解精製方法であり、SUS板の両面に電気銅を析出させ、SUS板の両面に析出した電気銅を剥ぎ取り機によって引き剥がすことによって電気銅板を得る方法である。SUS板の陰極板は、従来の種板法における陰極板(薄い銅板)に比べて懸垂性が高く、極間の距離が短縮できると共に、電流密度の引き上げが可能で電流効率も向上するという利点がある。また、SUS板は丈夫でかつ繰り返し使用が可能であり、高品質の電気銅板が得られるという利点もあり、従来の種板法に比べて生産性が高い。
PC法によって製造された電気銅は、電気銅板の回収システムによってその回収が行われる。すなわち、電解精製が終了し両面に電気銅が析出した状態のSUS板は、コンベアによって移送され、洗浄装置によって洗浄された後、はぎ取装置によって電気銅板のSUS板からの引き剥しが行われる。引き剥がされた電気銅板は積層装置によって所定の枚数ずつ積層されて搬出される。一方、SUS板は別途回収されて再び電解精製に使用される。電気銅板の回収システムについては、例えば、特許文献1(特開2005−240146号公報)に開示されている。
特開2005−240146号公報
回収された電気銅板は用途に応じて切断装置によってほぼ半分の大きさに切断し、所定枚数ごとに積層して搬送・保管が行われる。従来の種板法によって製造された電気銅板は、その厚さが約20mm、幅が約960mm、高さが約1,020mm、重量が約160kg程度であるのに対し、PC法によって製造された電気銅板は、その厚さが約10mm、幅が約960mm、高さが約1,051mm、重量が約78kg程度であり、PC法によって製造された電気銅板の厚さ及び重量は、種板法によって製造された電気銅板の約半分程度となっている。そのため、従来の切断装置によってPC法によって製造された電気銅板の切断処理を行った場合、1枚当たりの重量が従来法の場合の約半分程度であることから処理能力が半減してしまうという問題がある。
また、PC法による電気銅板は種板法の場合に比べてその厚さが約半分程度となっているため得られた電気銅板自体の機械的強度が弱くなっている。そのため、切断装置へ移送するために電気銅板の両側端部を掴み装置によって把持した際に電気銅板が変形してしまうという問題があった。
また、PC法による電気銅板はその厚み及び重量が種板法に比べて約半分程度となったことから搬送コンベアへ移載する際に位置ズレを起こし易く、適正な状態で搬送コンベアで搬送されないという問題があった。
さらに、従来は切断の終わった電気銅板は二枚一組として搬送ボックスに収容して所定の積層位置まで搬送し、電気銅板をプッシャによって搬送ボックスから押し出すことにより順次所定位置に積層させていたが、PC法による電気銅板はその厚み及び重量が種板法に比べて約半分程度であるため、搬送ボックスでの移動中に位置ズレを起こし易く、二枚の電気銅板が搬送過程で重なり合ってしまうという問題があった。半減した処理能力の回復を図るべく搬送ボックスの移動速度を速くするとさらに位置ズレが激しくなりかえって処理能力のアップを阻害する要因となっていた。また、プッシャによる押し出しの際には勢いが付き過ぎて積層時に正しく整列せず、山が不揃いとなってバラツキを生じるなどの不具合が発生するという問題もあった。
そこで、本発明は、上記問題点を解決し、電気銅板を切断装置によって切断し、切断した電気銅板を所定枚数ずつ積層する電気銅板の切断システムにおいて、厚み及び重量が種板法の約半分であり機械的強度が弱いPC法による電気銅板を掴み装置によって把持しても電気銅板を変形させることがない電気銅板の切断システム及び電気銅板の切断方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、厚み及び重量が種板法の約半分となった電気銅板を搬送ボックスで搬送する場合にも位置ズレを起こすことなく適正な状態で搬送可能な電気銅板の切断システム及び電気銅板の切断方法を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、切断された電気銅板を正しい姿勢で積層することが可能な電気銅板の切断システム及び電気銅板の切断方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために請求項1に記載の本発明は、パーマネントカソード法で製造された電気銅板を切断装置で切断し、さらに切断した電気銅板をそれぞれ所定枚数ずつ積層する電気銅板の切断システムにおいて、電気銅板の両側端部を挟持して切断装置に供給する掴み装置であって、挟持時における電気銅板の変形を防止して弾性保持する保持部材が設けられた挟持部を備えた掴み装置と、搬送コンベアによって搬送されてくる切断された電気銅板を一括して収容して搬送する搬送ボックスであって、搬送時における各電気銅板の位置ズレを防止するために各電気銅板を押圧して保持する保持機構を備えた搬送ボックスと、そして、搬送ボックスから取り出された複数の電気銅板を積層するための台座の高さ位置を調整するための高さ位置調整装置であって、次々と積層される最上段の電気銅板の高さ位置を検知し、それよって台座を上下させることにより電気銅板が所定の高さ位置で積層されるようにした高さ位置調整装置を備えてなることを特徴とする。
上記課題を解決するために請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の電気銅板の切断システムにおいて、切断後の電気銅板を搬送コンベア上に移載する際に、電気銅板が搬送コンベア上を適正な位置状態で搬送されるように電気銅板を案内する案内板が設けられていることを特徴とする。
上記課題を解決するために請求項3に記載の本発明は、請求項1に記載の電気銅板の切断システムにおいて、搬送ボックスは、電気銅板を支持し、且つ、スライド移動させる左右両端に配置された一対のレールと、そして、レール上に配置された電気銅板の両側縁部のうち少なくとも一方側を上部側からスライド可能に押圧するローラを備えた保持装置であって、ローラとレールの間に挿入された電気銅板を上部側から押圧することにより移送時の電気銅板の位置ズレを防止する保持装置を備えてなることを特徴とする。
上記課題を解決するために請求項4に記載の本発明は、請求項1に記載の電気銅板の切断システムにおいて、高さ位置調整装置は、台座上に積層された最上段の電気銅板の高さ位置をセンサで検知することによって台座の高さ調整を行うようにされたことを特徴とする。
上記課題を解決するために請求項5に記載の本発明は、請求項1に記載の電気銅板の切断システムにおいて、搬送ボックス内に収容された状態で搬送されてくる複数枚の電気銅板の中の先頭の電気銅板と当接させることによって搬送ボックスから取り出すためのプッシャと、搬送ボックスから取り出された複数枚の電気銅板をそれぞれ台座上に積層された電気銅板の最上段の位置へ正しく整列した状態で積層させる整列ガイドが設けられていることを特徴とする。
上記課題を解決するために請求項6に記載の本発明は、請求項5に記載の電気銅板の切断システムにおいて、整列ガイドは、表面が円弧状に突出した弓型形状を有する第一の整列板と、第一の整列板とプッシャとの間に配置された断面が略ひし形状の第二の整列板を備え、搬送コンベアによって搬送されてきた複数の電気銅板を第一の整列板と第二の整列板との間及び第二の整列板とプッシャとの間にそれぞれ落下させることにより電気銅板を案内して台座上の積層位置へ正しく整列した状態で積層させることを特徴とする。
上記課題を解決するために請求項7に記載の本発明は、パーマネントカソード法で製造された電気銅板を切断装置で切断し、さらに切断した電気銅板をそれぞれ所定枚数ずつ積層する電気銅板の切断方法において、挟持部に電気銅板の変形を防止するための保持部材が設けられた掴み装置によって電気銅板の両側端部を挟持して切断装置に供給する工程と、電気銅板を切断装置によって切断する工程と、切断後の電気銅板を搬送する搬送コンベア上で適正な位置状態で搬送されるように案内板を介して搬送コンベア上に移載する工程と、切断された複数の電気銅板を一括して搬送ボックスに収容し、搬送時における各電気銅板の位置ズレを防止するために保持機構によって各電気銅板を押圧して保持しつつ搬送する工程と、搬送ボックスから取り出され、台座上に積層された最上段の電気銅板の高さ位置を検知し、それよって台座を上下させることにより電気銅板が所定の高さ位置で積層されるようにした高さ位置調整工程を含み構成されてなることを特徴とする。
上記課題を解決するために請求項8に記載の本発明は、請求項7に記載の電気銅板の切断方法において、電気銅板を支持し、且つ、スライド移動させる左右両端に配置された一対のレールと、レール上に配置された電気銅板の両側縁部のうち少なくとも一方側を上部側からスライド可能に押圧する押圧するローラを備えた保持装置によってローラとレールの間に挿入された電気銅板を上部側から押圧することにより移送時の電気銅板の位置ズレを防止したことを特徴とする。
上記課題を解決するために請求項9に記載の本発明は、請求項7に記載の電気銅板の切断方法において、搬送ボックス内に収容された状態で搬送されてくる複数枚の電気銅板の中の先頭の電気銅板をプッシャに当接させることによって搬送ボックスから取り出す工程と、搬送ボックスから取り出された複数枚の電気銅板を整列ガイドによって案内することにより各電気銅板をそれぞれ台座上に積層された電気銅板の最上段の位置へ正しく整列した状態で積層させる工程を含み構成されてなることを特徴とする。
本発明に係る電気銅板の切断システム及び電気銅板の切断方法によれば、電気銅板の両側端部を挟持して切断装置に供給する掴み装置の挟持部に電気銅板を弾性保持する保持部材を配置したので挟持時における電気銅板の変形が軽減され切断後における積載時の際の整列性が大幅に改善されるという効果がある。これによって出荷時の搬入及び搬出が容易になるという効果がある。
また、本発明に係る電気銅板の切断システム及び電気銅板の切断方法によれば、搬送ボックスに電気銅板を押圧して保持する保持機構を設けたので搬送ボックスに収容された切断後の複数の電気銅板の位置ズレが防止され、搬送時に電気銅板が互いに重なり合うのが防止されるという効果がある。従って、搬送ボックスの搬送速度を高めても電気銅板を的確に積載できるという効果がある。
さらに、本発明に係る電気銅板の切断システム及び電気銅板の切断方法によれば、電気銅板を積層するための台座の高さ位置を調整するための高さ位置調整装置を設け、最上段の電気銅板の高さ位置が常に一定となるように台座を上下させることとしたので電気銅板は位置ズレを起こすことなくきれいに整列した状態で積層させることができるという効果がある。
また、本発明に係る電気銅板の切断システム及び電気銅板の切断方法によれば、台座上に積層された電気銅板の最上段の位置へ正しく整列した状態で積層させる整列ガイドを設けたので、電気銅板の積層時の位置ズレを防止してきれいに整列いた状態で積層させることができるという効果がある。
以下、本発明に係る電気銅板の切断システム及び電気銅板の切断方法について図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は本発明に係る電気銅板の切断システムの一実施形態の全体構成を示す側面図である。
初めに、図示された電気銅板の切断システム10の概要について説明する。電気銅板の切断システム10は、電気銅板1を挟持して移載する掴み装置20と、電気銅板1を切断する切断装置30と、切断後の電気銅板1aを搬送する搬送コンベア31と、切断された電気銅板1aを収容して搬送する搬送ボックス40と、切断された電気銅板1aを積層するための台座50を備えて構成されている。
PC法によって製造された電気銅板1は、図示しない電気銅板回収システムによってSUS板から引き剥がされ、そして、所定枚数を積層した状態で移送コンベア2によって電気銅板の切断システム10まで運ばれてくる。所定位置にセットされた電気銅板1は吸引搬送装置3によって一枚ずつ吊り下げられてコンベア21上に移載される。掴み装置20はコンベア21上を移動可能となっており、掴み装置20は予めその積層された電気銅板1側(図1の右側)に位置しており、電気銅板1を保持した吸引搬送装置3は掴み装置20の上を通過して図1における掴み装置20の左側に電気銅板1を載置するようになっている。そして、掴み装置20はコンベア21上に載置された電気銅板1の両側端部を挟持して電気銅板1を切断装置30へ供給する。
切断装置30に供給された電気銅板1は2等分に切断される。切断された各電気銅板1aはさらに搬送コンベア31によって搬送ボックス40まで移送され、二枚一組としてその内部に収容される。切断された一組の電気銅板1aを収容した搬送ボックス40はビーム40aに沿って積層位置まで移動する。搬送ボックス40の進行方向側にはプッシャ49が配置されており、プッシャ49は搬送ボックス40内に収容された先頭の電気銅板1aと当接するが搬送ボックス40の移動は妨げない構造となっているので電気銅板1aは搬送ボックス40から押し出されるようにして落下し、その位置で電気銅板1aの積層が行われる。積層位置には高さ位置調整装置によって上下移動可能とされた台座50が配置されており、次々と落下積層される電気銅板1aが常に同じ高さ位置になるように高さ調整が行われる。そして、所定枚数の電気銅板1aが積層されたらその山をコンベア61によって保管場所へ移送する。
さて、掴み装置20は、電気銅板1の両側端部を挟持して電気銅板1を切断装置30に供給するための装置であり、図2(a)に示すように、電気銅板1の両側端部を挟持する一対の挟持部22、22と、各挟持部22、22をそれぞれ動作させる左右一対の油圧シリンダ25、25を備えている。これにより、油圧シリンダ25、25を動作させることで両挟持部22、22との間の距離を変化させて電気銅板1の両側端部を挟持及びその解放を行うようになっている。そして、挟持部22の電気銅板1の側端部と接する面側には挟持時における電気銅板1の変形を防止するために弾性保持する保持部材23が配設されている。挟持部22は電気銅板1の長さ(高さ)方向の約1/4の付近を挟持するようになっているのである程度の力で挟み付けないと電気銅板1全体を動かすことができないが、銅は柔らかい金属なのであまり強い力で挟み付けると容易に変形してしまう。そのため、電気銅板1と直接接する部分に保持部材23を配設して電気銅板1を弾性保持することで電気銅板1の変形を防止している。尚、保持部材23の材質としては、例えば、クッション性を有するゴム材、硬質の合成樹脂などがある。
切断装置30へ供給された電気銅板1は、その高さ(長さ)方向に約半分に切断される。従って、切断された電気銅板1aは、幅が約960mm、高さ(長さ)が約525mm、重量が約39kg程度となる。尚、切断装置30の構成は従来のものとほぼ同様であり、その詳しい説明は省略する。また、本実施形態では電気銅板1を半分に切断しているが、これに限るものではなく、3分割あるいは4分割など二以上に切断することも可能である。
切断装置30によって切断された電気銅板1aは、搬送コンベア31によって次工程へ搬送されるが、切断後の電気銅板1aを搬送コンベア31上に移載する際に、切断後の電気銅板1aが搬送コンベア31上を適正な位置状態で搬送されるように電気銅板1aを案内する案内板26が設けられている。案内板26は、図2(b)に示されているように、搬送コンベア31の両外側で且つその進行方向に沿って配置された左右のガイド板27a、27bによって形成されている。左右のガイド板27a、27bの上部側の開口部長さは、切断後の電気銅板1aの幅よりも大きく拡開するようにして形成されており、一方、電気銅板1aが排出される下部側の開口長さは上部側の開口部長さより狭く電気銅板1aの幅よりも僅かに大い程度に形成されている。そして、案内板26は、電気銅板1が適正な位置状態で搬送コンベア31上を搬送されるように案内するべく位置調整がなされて搬送コンベア31の上部側に配置されている。これにより、切断後の電気銅板1aが切断装置30から案内板26へ投入されると電気銅板1aは左右のガイド板27a、27bに案内されて適正な位置状態で搬送が行われるように搬送コンベア31上に載置される。
切断装置30によって半分に切断された電気銅板1aは、それぞれ搬送コンベア31によって搬送され、二枚一組となってビーム40aに沿って移動可能に吊り下げられて配置された搬送ボックス40内に収容される。搬送ボックス40への電気銅板1aの収容は、一枚の電気銅板1を複数に切断したそれぞれの電気銅板1aを一組として収容することが好ましい。搬送ボックス40は、図3に示すように、下方側が開放された略コの字状の本体41と、本体41の左右の両端付近に略L字状に形成された取付部44に配置されたレール42と、レール42の上方側に位置するように配置されたローラ部材43とを備えて構成されている。本体41は、本体41の上部に設けられた支持部材41aによってビーム40aにスライド移動可能に取り付けられている。また、左右のローラ部材43のうちの一方側(本実施形態では図3における右側)のローラ部材43は、エアシリンダ45によって上下移動可能とされており、他方側のローラ部材43(本実施形態では図3における左側)は電気銅板1aを案内するガイドの役割を果たすように構成されており、レール42とローラ部材43との間に収容された電気銅板1の少なくとも一方側の端部近傍をローラ部材43でレール42側に押圧可能となっている。このように構成された電気銅板1aの保持機構によって搬送ボックス40の移動中に電気銅板1aが位置ズレを起こすのを防止している。もちろん、左右のローラ部材43のいずれもエアシリンダ45によって上下移動可能に構成することも可能である。尚、図3の左側のローラ部材43は上方に移動した状態を示し、右側のレール42は下方に移動して電気銅板1aをレール42に押し付けている状態を示している。
一方、搬送ボックス40の進行方向側にはプッシャ49が配置されており、プッシャ49は搬送ボックス40内に収容された電気銅板1aと当接するが搬送ボックス40の本体41部分とは接触せずその移動を妨げないように構成されている。そのため、搬送ボックス40の移動することによってプッシャ49と当設した電気銅板1aはその移動が阻止される一方、搬送ボックス40はさらに移動を続けるため電気銅板1aはレール42とローラ部材43から押し出されるようにして搬送ボックス40から排出され、落下する(図4参照)。電気銅板1aの落下位置には台座50が配置されており、台座50は上下移動することによって電気銅板1aは台座50上に次々と積層されるようになっている。
台座50には、図5に示すように、油圧シリンダ51によって上下移動可能とされると共に、所定の高さ位置には発光器53aと受光器53bによって構成されるセンサを備えた高さ位置調整装置が設けられている。すなわち、積層された最上段の電気銅板1aの高さ位置をセンサによって検知し、それによって最上段の電気銅板1aの高さ位置が常に一定となるように昇降装置51を動作させそれによって台座50を上下移動させるようになっている。これにより、搬送ボックス40から抜き出された電気銅板1aを常に同じ高さから落下させて積層させることができ電気銅板1aを積層させた山をきれいに整列した状態で形成することができる。ここで、高さ位置調整装置の動きについて詳述すると、まず発光器53aと受光器53bを最上段の電気銅板1aが積層される高さ位置に配置する、そして、発光器53aから発せられた光が受光器53bで受光されない場合には昇降装置51を下げて台座50を下方側に移動させ、発光器53aから発せられた光を受光器53bが受光した場合には昇降装置51の動きを停止して台座50を静止させるように制御する。これにより最上段の電気銅板1aの上に新たな電気銅板1aが積層されるとその厚みによって発光器53aの光が遮られ受光器53bでの受光が妨げられる。すると昇降装置51は下降を開始し台座50が下がる。そして、積層された電気銅板1aの山が下がり、発光器53aからの光を受光器53bが受光したらそれに基づいて昇降装置51の動きを停止させる。これにより台座50はその位置で停止する。これを順次繰り返すことで電気銅板1aは常に同じ高さ位置から最上段の電気銅板1aの上に積層されることになる。
上述の台座50の上下移動に加えて、積層される電気銅板1aの山をきれいに整列させるために台座50の上部側には整列ガイドが設けられている。図6に示すように、整列ガイドは、第一の整列板55aと第二の整列板55bから構成される。第一の整列板55aは表面が円弧状に突出して形成されている。一方、第二の整列板55bは断面が略ひし形状を有し、第一の整列板55aとプッシャ49との間に配置されている。図7に示すように、第一の整列板55a及び第二の整列板55bは二個一対となっている。これにより、二枚一組として搬送ボックス40によって搬送された電気銅板1aは搬送ボックス40から抜き出された後、この第一の整列板55aと第二の整列板55bによって案内されてその位置が修正され、電気銅板1aの山の最上段にきれいに整列するようにして積層される。尚、図6ではセンサ及び昇降装置は省略されている。
所定枚数の電気銅板1aが積層されたらコンベア61によってその山を移送し、積層した状態で所定の場所で保管される。
次に、上述した電気銅板の切断システム10の動作と共に、本発明に係る電気銅板の切断方法の一実施形態について説明する。図8は本発明に係る電気銅板の切断方法の一実施形態のフローチャートである。
初めに、PC法によって製造された電気銅板1は、図示しない電気銅板回収システムによってSUS板から引き剥がされ、そして、所定枚数を積層した状態で移送コンベア2によって電気銅板の切断システム10まで運ばれてくる。所定位置にセットされた電気銅板1は吸引搬送装置3によって一枚ずつ吊り下げられてコンベア21上に移載される。掴み装置20は予め積層された電気銅板1側(図1の右側)に位置しており、その掴み装置20の上を吸引搬送装置3が通過して図1における掴み装置20の左側に電気銅板1が載置される。そして掴み装置20は図1における左方向へ移動して電気銅板1の両側端部を挟持して電気銅板1を切断装置30に供給する。このとき、掴み装置20の挟持部22に設けられた保持部材23によって電気銅板1を弾性保持するため電気銅板1の変形が抑制される(ステップS1)。
切断装置30に供給された電気銅板1は2等分に切断され、切断された各電気銅板1aは搬送コンベア31上に移載されるが、このとき、電気銅板1aは案内板26左右のガイド板27a、27bに案内されて適正な位置状態で搬送が行われるように搬送コンベア31上に載置される。搬送コンベア31によって搬送ボックス40まで移送された電気銅板1aは搬送ボックス40内部に二枚一組として収容される。そして、切断された電気銅板1aを収容した搬送ボックス40はビーム40aに沿って電気銅板1aの積層位置まで移動するが、このとき、少なくとも一方側のローラ部材43をエアシリンダ45で押し下げ、それによって電気銅板1aの両側端部近傍をレール42側に押圧し、搬送ボックス40の移動中に電気銅板1aが位置ズレを起こすのを防止する(ステップS2)。
搬送ボックス40が所定位置まで移動するとプッシャ49が搬送ボックス40内に収容された先頭の電気銅板1aと当接し、電気銅板1aは搬送ボックス40から押し出されるようにして落下して台座50上に次々と積層される(ステップS3)。そのとき、二枚の電気銅板1aはそれぞれ第一の整列板55a及び第二の整列板55bに案内されてきれいに整列した状態で積層が行われる(ステップS4)。
新たな電気銅板1aが最上段の電気銅板1aの上に積層されるとその厚みによって発光器53aからの光が遮断され、受光器53bでの受光が阻害される。すると予め定められたシーケンスに基づき昇降装置51が台座50をゆっくりと下げる。そして、発光器53aからの光を受光器53bが受光したら昇降装置51の動きを停止して台座50をその位置で停止させる(ステップ5)。これにより、電気銅板1aは常に同じ高さ位置から最上段の電気銅板1aの上に積層され電気銅板1aのきれいに整列した積層に寄与する。そして、所定枚数の電気銅板1aが積層されたらその山をコンベア61によって移送し、次の電気銅板1aの積層を開始する。
以上のように、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能であることはいうまでもない。
本発明に係る電気銅板の切断システムの一実施形態の全体構成を示す側面図である。 (a)は掴み装置の概要を示す斜視図、(b)は案内板の概要を示す斜視図である。 搬送ボックスの正面図である。 搬送ボックスと台座の関係を示す側面図である。 センサによる台座の高さ位置調整を示す側面概要図である。 第一の整列板と第二の整列板からなる整列ガイドを示す側面概要図である。 図6の平面図である。 本発明に係る電気銅板の切断方法の一実施形態のフローチャートである。
符号の説明
1 電気銅板
1a 切断された電気銅板
10 電気銅板の切断システム
20 掴み装置
21 コンベア
22 挟持部
23 保持部材
25 油圧シリンダ
26 案内板
27a、27b 案内ガイド
30 切断装置
31 搬送コンベア
40 搬送ボックス
40a ビーム
41 本体
42 レール
43 ローラ部材
44 取付部
45 エアシリンダ
49 プッシャ
50 台座
51 昇降装置
53a 発光器
53b 受光器
55a 第一の整列板
55b 第二の整列板

Claims (9)

  1. パーマネントカソード法で製造された電気銅板を切断装置で切断し、さらに切断した電気銅板をそれぞれ所定枚数ずつ積層する電気銅板の切断システムにおいて、
    前記電気銅板の両側端部を挟持して前記切断装置に供給する掴み装置であって、挟持時における電気銅板の変形を防止して弾性保持する保持部材が設けられた挟持部を備えた掴み装置と、
    搬送コンベアによって搬送されてくる切断された電気銅板を一括して収容して搬送する搬送ボックスであって、搬送時における各電気銅板の位置ズレを防止するために各電気銅板を押圧して保持する保持機構を備えた搬送ボックスと、そして、
    前記搬送ボックスから取り出された複数の電気銅板を積層するための台座の高さ位置を調整するための高さ位置調整装置であって、次々と積層される最上段の電気銅板の高さ位置を検知し、それよって前記台座を上下させることにより電気銅板が所定の高さ位置で積層されるようにした高さ位置調整装置を備えてなることを特徴とする電気銅板の切断システム。
  2. 請求項1に記載の電気銅板の切断システムにおいて、
    切断後の電気銅板を搬送コンベア上に移載する際に、当該電気銅板が前記搬送コンベア上を適正な位置状態で搬送されるように電気銅板を案内する案内板が設けられていることを特徴とする電気銅板の切断システム。
  3. 請求項1に記載の電気銅板の切断システムにおいて、
    前記搬送ボックスは、電気銅板を支持し、且つ、スライド移動させる左右両端に配置された一対のレールと、そして、
    前記レール上に配置された電気銅板の両側縁部のうち少なくとも一方側を上部側からスライド可能に押圧するローラを備えた保持装置であって、前記ローラと前記レールの間に挿入された電気銅板を上部側から押圧することにより移送時の電気銅板の位置ズレを防止する保持装置を備えてなることを特徴とする電気銅板の切断システム。
  4. 請求項1に記載の電気銅板の切断システムにおいて、
    高さ位置調整装置は、前記台座上に積層された最上段の電気銅板の高さ位置をセンサで検知することによって前記台座の高さ調整を行うようにされたことを特徴とする電気銅板の切断システム。
  5. 請求項1に記載の電気銅板の切断システムにおいて、
    前記搬送ボックス内に収容された状態で搬送されてくる複数枚の電気銅板の中の先頭の電気銅板と当接させることによって前記搬送ボックスから取り出すためのプッシャと、
    前記搬送ボックスから取り出された複数枚の電気銅板をそれぞれ前記台座上に積層された電気銅板の最上段の位置へ正しく整列した状態で積層させる整列ガイドが設けられていることを特徴とする電気銅板の切断システム。
  6. 請求項5に記載の電気銅板の切断システムにおいて、
    前記整列ガイドは、
    表面が円弧状に突出した弓型形状を有する第一の整列板と、
    前記第一の整列板と前記プッシャとの間に配置された断面が略ひし形状の第二の整列板を備え、
    前記搬送コンベアによって搬送されてきた複数の電気銅板を前記第一の整列板と前記第二の整列板との間及び前記第二の整列板と前記プッシャとの間にそれぞれ落下させることにより当該電気銅板を案内して前記台座上の積層位置へ正しく整列した状態で積層させることを特徴とする電気銅板の切断システム。
  7. パーマネントカソード法で製造された電気銅板を切断装置で切断し、さらに切断した電気銅板をそれぞれ所定枚数ずつ積層する電気銅板の切断方法において、
    挟持部に電気銅板の変形を防止するための保持部材が設けられた掴み装置によって前記電気銅板の両側端部を挟持して前記切断装置に供給する工程と、
    前記電気銅板を切断装置によって切断する工程と、
    切断後の電気銅板を搬送する搬送コンベア上で適正な位置状態で搬送されるように案内板を介して搬送コンベア上に移載する工程と、
    切断された複数の電気銅板を一括して搬送ボックスに収容し、搬送時における各電気銅板の位置ズレを防止するために保持機構によって各電気銅板を押圧して保持しつつ搬送する工程と、
    前記搬送ボックスから取り出され、台座上に積層された最上段の電気銅板の高さ位置を検知し、それよって前記台座を上下させることにより電気銅板が所定の高さ位置で積層されるようにした高さ位置調整工程を含み構成されてなることを特徴とする電気銅板の切断方法。
  8. 請求項7に記載の電気銅板の切断方法において、
    電気銅板を支持し、且つ、スライド移動させる左右両端に配置された一対のレールと、前記レール上に配置された電気銅板の両側縁部のうち少なくとも一方側を上部側からスライド可能に押圧する押圧するローラを備えた保持装置によって前記ローラと前記レールの間に挿入された電気銅板を上部側から押圧することにより移送時の電気銅板の位置ズレを防止したことを特徴とする電気銅板の切断方法。
  9. 請求項7に記載の電気銅板の切断方法において、
    前記搬送ボックス内に収容された状態で搬送されてくる複数枚の電気銅板の中の先頭の電気銅板をプッシャに当接させることによって前記搬送ボックスから取り出す工程と、
    前記搬送ボックスから取り出された複数枚の電気銅板を整列ガイドによって案内することにより各電気銅板をそれぞれ台座上に積層された電気銅板の最上段の位置へ正しく整列した状態で積層させる工程を含み構成されてなることを特徴とする電気銅板の切断方法。
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