JP2009240407A - 化粧料容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ミラーの回動により多種多様な使い方ができる使い勝手のよい化粧料容器を提供する。
【解決手段】蓋体2に、その内側面で時計周りもしくは反時計周りに回動可能に保持されるミラー3を設ける。ミラー本体3aと、蓋体2の内側面に固定保持される円形状の第1の薄肉シート又はフィルム3cと、この第1の薄肉シート又はフィルムに回動可能で、かつ抜け出し不能に嵌り込む開口部3dを有し該ミラー本体を接着層を介して固定保持する第2の薄肉シート又はフィルム3dにて構成し、第1の薄肉シート又はフィルムの外側縁部に、蓋体2の内側面に向けて先細りになる第1のテーパー部4を設け、前記第2の薄肉シート又はフィルムの開口部の内側縁部には蓋体2の内側面に向けて先細りになり該第1のテーパー部に合致してミラー本体が回動する際の摺動面を形成するとともにその抜け出しを阻止する係止爪を形成する第2のテーパー部5を設ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、化粧料容器(コンパクト)に関するものであり、該容器の多種多様な使い方を実現しようとするものである。
コンパクトの如き化粧料容器は、一般にアイシャドーやアイライナー、ファンデーション等の内容物を塗布具(パフ等)とともに収納できる内部空間を有しており、蓋体の内側面には化粧状況が把握できるようにミラーが組み付けられている。
通常、この種の容器に組み付けられているミラーは、蓋体の形状に合わせ、円形、矩形等様々な形状に加工されてはいるものの、何れのミラーも接着剤等を介して蓋体の内側面に固定されているのが普通でミラーに映し出される領域は常に限定されたものになっており(特許文献1参照)、例えば、縦長のミラーが備えられた容器において横長の状態で化粧状況を映し出したい場合等には容器そのもの向きを変更する動作が必要であって、使用状況に応じて多種多様な使い方ができないのが現状であった。
登録実用新案第2538831号明細書
本発明の課題は、蓋体の内側面に備え付けられたミラーを回動できるようにし、余計な動作を要することなしに多種多様な使い方のできる使い勝手のよい化粧料容器を提案するところにある。
本発明は、上記従来の課題を解決するためになされたものであって、化粧料及び塗布具の少なくとも1つを収納せしめる区画凹所を有するケース本体と、このケース本体に開閉可能に合わさり該区画凹所を閉塞する蓋体とを備えた化粧料容器につき、前記蓋体に、その内側面で時計周りもしくは反時計周りに回動可能に保持されるミラーを設け、
該ミラーを、ミラー本体と、蓋体の内側面に固定保持される円形状の第1の薄肉シート又はフィルムと、この第1の薄肉シート又はフィルムに回動可能で、かつ抜け出し不能に嵌り込む開口部を有し該ミラー本体を接着層を介して固定保持する第2の薄肉シート又はフィルムにて構成し、
第1の薄肉シート又はフィルムの外側縁部に、蓋体の内側面に向けて先細りになる第1のテーパー部を設け、
前記第2の薄肉シート又はフィルムの開口部の内側縁部に、蓋体の内側面に向けて先細りになり該第1のテーパー部に合致してミラー本体が回動する際の摺動面を形成するとともにその抜け出しを阻止する係止爪を形成する第2のテーパー部を設けたところに特徴を有する。
蓋体の内側面に設けられたミラーを該内側面内で時計周りあるいは反時計周りに回動させることで、容器そのものを持ち替える等の動作を要することなしに映し出される領域を変更することが可能となり(とくに縦横の長さが異なるミラーの場合は縦方向あるいは横方向に向きを変えることが可能、また一部分に凹面鏡が組み込まれている場合においてはその部位を見やすい位置に設定できる等)、該容器の使い方の幅がより一層広がる。
ミラーの回動機構を構成する部材として第1及び第2の薄肉シート又はフィルムを用いることにより化粧料容器の厚さに何ら影響を与えることがない。
以下、図面を参照して本発明をより具体的に説明する。
図1〜4は本発明にしたがう化粧料容器の実施の形態を示した図であり、図1は蓋体を閉じた状態で示した外観斜視図、図2は図1の容器について蓋体を開放した状態の外観斜視図、図3は図1に示した容器の断面図、さらに図4は図1の容器の各パーツを分解状態で示した外観斜視図である。
図1〜4における符号1はケース本体である。このケース本体1は化粧料、パフ等の塗布具を収納せしめる複数の区画凹所M、Mが設けられている(図2参照)。
2はケース本体1に枢軸Sを介して開閉可能に合わさり該区画凹所M、Mを閉塞する蓋体である。この蓋体2の内側面の中央部には先端部が平坦になる円形の凸部2aが形成され、側壁には凹部2bが形成されている(図3、4参照)。
3は蓋体2の凹部2bを通り抜けその内側面内で時計周りあるいは反時計周りに回動可能に保持されたミラーである。このミラー3はミラー本体(鏡そのもの)3aと、このミラー本体3aを保持するフレーム3bと、蓋体2の凸部2aに接着層Tを介して固定保持される円形状の第1の薄肉シート(又はフィルム)3cと、ミラー本体3aを接着層Tを介して固定保持する一方で接着層Tを介してフレーム3bに固定保持される第2の薄肉シート(又はフィルム)3dからなり、該第2の薄肉シート3dには第1の薄肉シート3cに回動可能で、かつ抜け出し不能にはまり込む開口部3dが形成されている。ここに、上記接着層T、T及びTは各薄肉シート3c、3dの変形を抑制するために好ましくは回動部側の端縁直近まで設けるようにする。
また、4は第1の薄肉シート3cの外側縁部に設けられた第1のテーパー部である。この第1のテーパー部4は図3に示す如く、蓋体2の内側面に向けて先細りになる台形状の断面形状を有している。5は第2の薄肉シート3dの開口部3dの内側縁部に設けられた第2のテーパー部であり、この第2のテーパー部5は第1のテーパー部4と同様に蓋体2の内側面に向けて先細りとなる台形状の断面形状をなしていて、第1のテーパー部4に合致してミラー3が回動する際の摺動面を形成するともに該第2の薄肉シート3dの抜け出しを阻止する係止爪を形成するようになっている。
上記の構成になる化粧料容器は、蓋体2を開放した状態においてミラー3を図5に示すように回動させて使用することが可能であり、容器そのものを持ち替える動作を必要とせずに映し出す領域の変更が可能となる。
本発明ではミラー本体3aをフレーム3bにて保持する場合を例として示したが、ミラー本体3aのエッジ部にアール加工を施す等の手法によりフレーム3bの設置を省略することも可能であり、この場合、パーツ数を削減することができ、化粧料容器の厚さをより薄くできる利点がある。
上掲図1〜4に示した化粧料容器は、フレーム3bの幅端部が蓋体2及びケース本体1の幅端部から突出したタイプのものを示したが、フレーム3bの幅寸法は蓋体2、ケース本体1の幅寸法と同じ寸法に設定してもよく、この点については限定されない。とくに実施の形態において示した化粧料容器はその外観形状がこの種の一般的な容器(縦長コンパクト)の外観形状に比較して特異な形状を呈することになるので商品としての識別力が高くなる。また、容器は円形のものや楕円形のもの、あるいは正方形状のものにも適用し得る。
なお、図示はしないが蓋体2及びフレーム3bあるいはミラー本体3aとの相互間に相互に当接する一対の凸部あるいは凹部凸部を設け、ミラー3の回動に際して凸部同士を当接させるか凹部に凸部を入れ込むことによりミラー3の位置決めを行うこともできる。
第1のテーパー部4、第2のテーパー部5については可能ならば階段状に断面形状を変化させてもよく、その形状は必要に応じて適宜変更し得る。
ミラーの回動が可能であり多種多様な使い方ができる使い勝手のよい化粧料容器が提供できる。
本発明にしたがう化粧料容器の実施の形態を示した外観斜視図である。 図1の容器について蓋体を開放した外観斜視図である。 図1の容器についてその断面を示した図である。 図1の容器の各パーツを分解状態で示した図である。 本発明にしたがう化粧料容器の使用状況を示した図である。
符号の説明
1 ケース本体
2 蓋体
2a 凸部
2b 凹部
3 ミラー
3a ミラー本体
3b フレーム
3c 第1の薄肉シート
3d 第2の薄肉シート
3d 開口部
4 第1のテーパー部
5 第2のテーパー部
6 接着層
7 背着層
、M 区画凹所
接着層
S 枢軸

Claims (1)

  1. 化粧料及び塗布具の少なくとも1つを収納せしめる区画凹所を有するケース本体と、このケース本体に開閉可能に合わさり該区画凹所を閉塞する蓋体とを備えた化粧料容器であって、
    前記蓋体に、その内側面で時計周りもしくは反時計周りに回動可能に保持されるミラーを設け、
    該ミラーは、ミラー本体と、蓋体の内側面に固定保持される円形状の第1の薄肉シート又はフィルムと、この第1の薄肉シート又はフィルムに回動可能で、かつ抜け出し不能に嵌り込む開口部を有し該ミラー本体を接着層を介して固定保持する第2の薄肉シート又はフィルムからなり、
    第1の薄肉シート又はフィルムの外側縁部に、蓋体の内側面に向けて先細りになる第1のテーパー部を設け、
    前記第2の薄肉シート又はフィルムの開口部の内側縁部に、蓋体の内側面に向けて先細りになり該第1のテーパー部に合致してミラー本体が回動する際の摺動面を形成するとともにその抜け出しを阻止する係止爪を形成する第2のテーパー部を設けたことを特徴とする化粧料容器。
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