JP2009239822A - 撮像装置、及び撮影方法、撮影制御プログラム - Google Patents

撮像装置、及び撮影方法、撮影制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】撮影の失敗、及び不必要な撮影を防ぐことができる撮像装置を提供する。
【解決手段】シャッターキーの半押しに応じて装置本体の揺れ量を検出し(SA3)、AE処理により撮影条件を決定する(SA4)。揺れ量が閾値以上でなければ(SA6でNO)、シャッターキーの全押しを待って通常の撮影を行う(SA6〜SA9)。揺れ量が閾値以上であれば(SA6でYES)、手ぶれの危険がないシャッタースピードを上限として決定し、シャッタースピードを上限まで変化させた複数の撮影条件を取得する(SA10,SA11)。シャッターキーの全押しを待って複数の撮影条件に基づくブラケット撮影(連続撮影)を行い、撮影画像をマルチ表示して所望する撮影画像をユーザーに選択させ、選択された撮影画像のみを記録する(SA12〜SA16)。手ぶれの危険がある場合にだけ自動的にシャッタースピードを変えたブラケット撮影を行うことができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、オートブラケット機能を備えた撮像装置、及び撮影方法、撮影制御プログラムに関するものである。
従来、例えばデジタルカメラにおいては、失敗のない撮影を行うための機能として、露出や、ホワイトバランス等の特定の撮影条件を段階的に変化させて連続撮影を行うオートブラケット機能が知られている(例えば下記特許文献1参照)。
特開2001−333432号公報
しかしながら、上記オートブラケット機能は失敗のない撮影を行うためには極めて有効であるものの、オートブラケット機能は、予め決められた撮影回数で撮影条件を段階的に変化させた連続撮影を行なうため、係る機能を用いた撮影(オートブラケット撮影)が必要のない場合でも連続撮影が無駄に行われてしまうという問題があった。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、撮影の失敗、及び不必要な撮影を防ぐことができる撮像装置、及びその撮影方法、撮影制御プログラムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため請求項1記載の発明に係る撮像装置にあっては、被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段に撮影用の撮像動作による撮像を指示する撮影指示手段と、前記撮像手段に撮像動作を行わせ複数の撮影画像を取得するブラケット撮影を実行するブラケット撮影手段と、前記撮像指示手段による撮影指示に応答して前記撮像手段に撮像動作を行わせる際に、前記ブラケット撮影手段によるブラケット撮影を行うか否かを、撮影環境を示す特定情報に基づき決定する決定手段と、前記決定手段によって前記ブラケット撮影を行うことが決定されたことを条件とし、前記ブラケット撮影を実行するように前記ブラケット撮影手段を制御するブラケット撮影制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項2記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記撮影環境を示す特定情報として、前記撮像指示手段による撮影指示に応答して撮像された撮影画像に手ぶれが生じるか否かの判断材料となる特定情報を取得する情報取得手段を備え、前記決定手段は、前記情報取得手段より取得された特定情報に基づいて前記撮影画像に所定の基準量を超える手ぶれが生じるか否かを判断する判断手段を含み、この判断手段によって手ぶれが生じると判断された場合に前記ブラケット撮影を行うことを決定し、前記ブラケット撮影手段は、前記撮影指示手段による撮影指示に応答して前記撮像手段にシャッタースピードを変化させて複数回の撮像動作を行わせることにより複数の撮影画像を取得することを特徴とする。
また、請求項3記載の発明に係る撮像装置にあっては、装置本体の揺れ量を検出する揺れ量検出手段を備え、前記情報取得手段は、前記揺れ量検出手段によって検出された装置本体の揺れ量を前記特定情報として取得することを特徴とする。
また、請求項4記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記撮影指示手段による撮影指示に応答した撮影用の撮像動作以前における決められた時間間隔で行われた撮像動作によって前記撮像手段により撮像された1組の画像を比較することによって当該双方の画像間における被写体のずれ量を検出するずれ量検出手段を備え、前記情報取得手段は、前記ずれ量検出手段によって検出された被写体のずれ量を前記特定情報として取得することを特徴とする。
また、請求項5記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記撮影指示手段による撮影指示に応答した撮影用の撮像動作によって前記撮像手段により撮像された画像と、前記撮影指示手段による撮影指示に応答した撮影用の撮像動作以前における撮像動作によって前記撮像手段により撮像された画像とを比較することによって当該双方の画像間における被写体のずれ量を検出するずれ量検出手段を備え、
前記情報取得手段は、前記ずれ量検出手段により検出された被写体のずれ量を前記特定情報として取得することを特徴とする。
また、請求項6記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記情報取得手段は、撮影指示手段による撮影指示に応答した前記撮像手段による撮像動作時の撮影条件として設定されているシャッタースピードを前記特定情報として取得し、前記決定手段は、前記判断手段により、前記情報取得手段より取得されたシャッタースピードに基づき撮影画像に所定の基準量を超える手ぶれが生じると判断された場合にブラケット撮影を行うことを決定することを特徴とする。
また、請求項7記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記情報取得手段は、前記撮影指示手段による撮影指示に応答した前記撮像手段による撮影動作時の撮影条件として設定されているシャッタースピードを前記特定情報として取得し、前記判断手段は、前記情報取得手段により取得されたシャッタースピードが、前記光学系の焦点距離の逆数に相当するシャッタースピードよりも遅い場合に、撮影画像に所定の基準量を超える手ぶれが生じると判断することを特徴とする。
また、請求項8記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記ブラケット撮影手段は、前記撮影指示手段による撮影指示に応答して前記撮像手段に撮影用の撮像動作を行わせた後、前記撮像手段に更に1又は複数回の撮像動作をシャッタースピードを変化させて行わせることにより複数の撮影画像を取得するブラケット撮影を実行し、前記ブラケット撮影制御手段は、前記決定手段によって前記ブラケット撮影を行うことが決定されたことを条件とし、前記ブラケット撮影を実行するように前記ブラケット撮影手段を制御することを特徴とする。
また、請求項9記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記ブラケット撮影手段は、前記撮像手段による複数回の撮像動作時におけるシャッタースピードを変化させるときのシャッタースピードの全体的な変化量を、前記情報取得手段により取得された特定情報に基づき制御するシャッタースピード制御手段を含むことを特徴とする。
また、請求項10記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記ブラケット撮影手段は、前記撮像手段による複数回の撮像動作時における複数の撮影画像を取得するときの撮像動作回数を、前記情報取得手段により取得された特定情報に応じて制御する撮影回数制御手段を含むことを特徴とする。
また、請求項11記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記ブラケット撮影手段は、前記撮像手段による複数回の撮像動作時における露出を、被写体の明るさに応じた適正露出に制御する露出制御手段を更に備えたことを特徴とする。
また、請求項12記載の発明に係る撮像装置にあっては、使用者による手ぶれを補正する手ぶれ補正手段を更に備え、前記決定手段は、前記判断手段により、前記情報取得手段より取得された特定情報に基づき撮影画像に前記手ぶれ補正手段により補正可能な手ぶれ量を超える手ぶれが生じると判断された場合にブラケット撮影を行うことを決定することを特徴とする。
また、請求項13記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記撮影環境を示す特定情報として、数値情報を取得する情報取得手段と、この情報取得手段に取得された数値情報を表す数値領域における予め区分けされている複数の分割領域と、各々の分割領域に対応して予め決められている前記所定の動作条件の設定値との対応関係を示す対応テーブルを記憶する記憶手段と、前記撮影指示手段による撮影指示に応答した撮影時における前記所定の動作条件の設定値を、前記記憶手段に記憶されている対応テーブルによって示されるとともに、前記情報取得手段により取得された特定情報が該当する分割領域に対応する設定値に設定する設定手段とを備え、前記決定手段は、前記情報取得手段により取得された数値情報が、前記複数の分割領域のいずれかにおける、隣接する他の分割領域に接する所定領域幅の境界範囲の位置に該当する場合にブラケット撮影を行うことを決定し、前記ブラケット撮影制御手段は、前記決定手段によってブラケット撮影を行うことが決定されたことを条件とし、前記撮像指示手段による撮影指示に応答して第1の撮影画像と第2の撮影画像を取得するように前記ブラケット撮影手段を制御し、前記ブラケット撮影手段は、前記所定の動作条件の設定値を、前記第1の撮影画像の取得時には前記設定手段により設定された設定値に制御し、かつ前記第2の撮影画像の取得時には、前記記憶手段に記憶されている対応テーブルによって示されているとともに、前記情報取得手段により取得された特定情報が該当するいずれかの分割領域における境界範囲と接する他の分割領域に対応して予め決められている設定値に制御すことを特徴とする。
また、請求項14記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記撮像手段により取得される画像のホワイトバランスを光源種別に応じて調整するホワイトバランス調整手段と、撮影環境下における被写体の色温度を検出する色温度検出手段をと備え、前記情報取得手段は、前記色温度検出手段により検出された色温度を前記数値情報として取得し、前記記憶手段は、予め区分けされた色温度の複数の分割領域と、各々の分割領域に対応して予め決められている光源種別との対応関係を示す対応テーブルを記憶し、前記設定手段は、前記撮影指示手段による撮影指示に応答した撮影時における前記所定の動作条件の設定値として、前記ホワイトバランス調整手段による画像のホワイトバランス調整時の光源種別を、前記記憶手段に記憶されている対応テーブルによって示されるとともに、前記情報取得手段により取得された色温度が該当する分割領域に対応する設定値に設定し、前記決定手段は、前記情報取得手段により取得された色温度が、前記複数の分割領域のいずれかにおける、隣接する他の分割領域に接する所定領域幅の境界範囲の位置に該当する場合にブラケット撮影を行うことを決定し、前記ブラケット撮影手段は、前記ホワイトバランス調整手段による画像のホワイトバランス調整時の光源種別を、前記第1の撮影画像の取得時には前記設定手段により設定された光源種別に制御し、かつ前記第2の撮影画像の取得時には、前記記憶手段に記憶されている対応テーブルによって示されているとともに、前記情報取得手段により取得された色温度が該当するいずれかの分割領域における境界範囲と接する他の分割領域に対応して予め決められている光源種別に制御することを特徴とする。
また、請求項15記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記ブラケット撮影手段は、前記撮像指示手段による撮影指示に応答して前記撮像手段に撮像動作を行わせ、当該撮像動作により前記撮像手段により撮像された同一の画像に対し、前記撮影制御手段による光源種別の制御に従い前記ホワイトバランス調整手段によって施された異なる光源種別に対応するホワイトバランス調整が行われた各々の画像を前記第1の撮影画像及び前記第2の画像として取得することを特徴とする。
また、請求項16記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記ブラケット撮影手段によりブラケット撮影が行われたことを使用者に報知する報知手段を更に備えたことを使用者に報知することを特徴とする。
また、請求項17記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記撮像手段により撮像された画像を表示する表示手段を更に備え、前記報知手段は、前記ブラケット撮影手段により取得された複数の撮影画像の1又は複数を前記表示手段に所定の表示形態で表示させることによって、前記ブラケット撮影手段によりブラケット撮影が行われたことを使用者に報知することを特徴とする。
また、請求項18記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記ブラケット撮影制御手段は、前記決定手段によって前記ブラケット撮影を行なうことが決定されなかった場合は、前記ブラケット撮影手段による前記ブラケット撮影を実行させずに、前記撮影指示手段による撮影指示に応答した前記撮像手段による撮像動作時の撮影条件で撮像を行い、撮影画像を取得することを特徴とする。
また、請求項19記載の発明に係る撮影方法にあっては、複数の撮影画像を取得するブラケット撮影を行うか否かを、撮影環境を示す特定情報に基づき決定する工程と、前記ブラケット撮影を行うことが決定されたことを条件とし、複数の撮影画像を取得するブラケット撮影を実行する工程とを含むことを特徴とする。
また、請求項20記載の発明に係る撮影制御プログラムにあっては、撮像装置が有するコンピュータを、複数の撮影画像を取得するブラケット撮影を行うか否かを、撮影環境を示す特定情報に基づき決定する決定手段と、この決定手段によって前記ブラケット撮影を行うことが決定されたことを条件とし、複数の撮影画像を取得するブラケット撮影を実行するブラケット撮影手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、撮像装置において、撮影の失敗、及び不必要な撮影を防ぐことが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態を図にしたがって説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明に係るデジタルカメラの電気的構成を示す各実施の形態に共通するブロック図である。本実施の形態のデジタルカメラは、AE(自動露出)、及び後述するオートブラケット機能を備えたものであって、以下のように構成されている。
すなわち光学系1によって結像された被写体の光学像は、絞り2により光量を調整されて撮像手段であるCCD3の受光面に結像される。上記絞り2の開口度は、CPU4の制御信号に応じて絞り駆動回路5から出力される駆動信号によって適宜変更される。
前記CCD3は、CPU4の命令に従いタイミング発生器(TG:Timing Generator)6が生成するタイミング信号に基づき垂直/水平ドライバ7によって駆動され、被写体の光学像を光電変換し、撮像信号としてアナログ信号処理部8に出力する。また、CCD3の駆動時には、その電荷蓄積時間がCPU4により制御され、これにより電子シャッターが実現される。
前記アナログ信号処理部8は、CCD3の出力信号に含まれるノイズを相関二重サンプリングによって除去するCDS回路や、ノイズが除去された撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器、ゲイン調整アンプ等から構成され、デジタルに変換した撮像信号を画像処理部9へ出力する。前記画像処理部9は、入力した撮像データ(ベイヤデータ)から画素補間、及び画素毎のRGBデータ(RAWデータ)の生成を行った後、それを輝度(Y)、及び色差(Cb,Cr)の各データからなるYUVデータに変換する。
撮影用の動作モードである記録モードにおいて、前記画像処理部9で生成されたYUVデータは、順次SDRAM10に格納され、1フレーム分のYUVデータ(画像データ)が蓄積される毎にビデオ信号に変換された後、表示手段である液晶モニタ(LCD)11においてスルー画像として表示される。
また、シャッターキーが全押しされた撮影時には、SDRAM10に一時記憶された画像データ(YUVデータ)がCPU4により圧縮されてSDRAM10内のバッファ領域にいったん蓄積された後、最終的にはJPEG等の所定のフォーマットの画像ファイルとして外部メモリ12に記録される。なお、外部メモリ12は図示しないカードインターフェイスを介して接続されたカメラ本体に着脱自在なメモリカードである。また、前記SDRAM10には複数枚分の画像データが記憶可能な記憶容量が確保されている。
また、外部メモリ12に記録された画像ファイルは、記録画像の再生用の動作モードである再生モードにおいて、ユーザーの選択操作に応じてCPU4に適宜読み出されて伸張され、YUVデータとしてSDRAM10に展開された後、液晶モニタ11において再生表示される。
フラッシュメモリ13は、前記外部メモリ12(メモリカード)が装着されていない状態において撮影された画像のファイルが記憶される画像記憶領域と、プログラム領域とが確保されたメモリ(記憶手段)である。プログラム領域には、CPU4に前述した各部の動作を制御させるためのプログラムや、AE制御、AWB制御等を行わせるための各種プログラムが記憶されている。特に、本実施形態においてはCPU4に後述する処理を行わせることにより、CPU4を本発明の決定手段(判断手段)、ブラケット撮影手段(撮影回数制御手段、シャッタースピード制御手段)、情報取得手段、露出制御手段、報知手段として機能させる撮影制御プログラムが記憶されている。
さらに、プログラム領域には、AE制御に際して使用される周知のプログラム線図等の各種のデータや、ユーザーにより変更なデジタルカメラが有する各種機能に関する設定データも記憶されている。上記プログラム線図は設定可能なISO感度(100〜1600)に対応して複数用意されている。図2は、ISO感度が100の場合に使用されるプログラム線図を示したものである。
揺れ検出部14は、XY方向の2軸の角速度を検出する振動ジャイロセンサと、その出力信号をデジタル信号に変換するA/D変換器、振動ジャイロセンサにより検出された角速度に基づきカメラ本体の揺れ量を演算する演算回路から構成され、演算したカメラ本体の揺れ量をCPU4へ出力する本発明の揺れ量検出手段である。
キー入力部15は、図示しない電源キーや前記シャッターキー、モード切替スイッチ、メニューキー、ディスプレーキー、コントロールキー、セットキー等の各操作キーから構成される。キー入力部15におけるキー操作状態はCPU4によって逐次スキャンされており、ユーザーによっていずれかの操作キーが操作されると、その操作内容がCPU4によって逐次検出される。前記シャッターキーは、半押し位置と全押し位置との2段階の操作位置を有する所謂ハーフシャッター機能を有するものであり、主として半押し操作がAEロックに使用され、全押し操作が実際の撮影指示に使用される。
次に、以上の構成からなるデジタルカメラの動作について説明する。図3は、オートブラケット機能が有効な状態、すなわちユーザーによるキー入力部15のメニューキー、セットキー等の操作によってオートブラケット機能がオン設定された状態で、モード切替スイッチ操作により記録モードが設定された場合におけるCPU4の処理内容を示したフローチャートである。
すなわちCPU4は、記録モードが設定されると直ちにCCD3の駆動を開始し、所定時間毎のスルー画像の取得、及び取得したスルー画像の液晶モニタ11への表示を開始する(ステップSA1)。以後、ユーザーよりシャッターキーが半押しされるまでの間は、新たなスルー画像の取得及び表示を繰り返す(ステップSA2でNO)。
やがて任意の時点でシャッターキーの半押しを検出したら(ステップSA2でYES)、前記揺れ検出部14によってカメラ本体の揺れ量を検出し(ステップSA3)、さらにAE制御を実行し撮影条件を決定する(ステップSA4)。すなわち直前に取得した画像データに基づき被写体の明るさを(EV値)を取得し、その明るさに応じた適正露出を得るための撮影条件、すなわちISO感度、シャッタースピード、絞り値(F値)を前述したプログラム線図から取得して設定する(ステップSA4)。
引き続き、ステップSA3で検出したカメラ本体の揺れ量が予め決められている閾値以上であるか否かを判断する(ステップSA5)。このとき、上記揺れ量が閾値未満であった場合には(ステップSA5でNO)、撮影画像に手ぶれが生じる可能性がない(または極めて少ない)と判断し、そのままシャッターキーの全押し待ちを行う(ステップSA6でNO)。
その後、シャッターキーの全押しを検出した時点で(ステップSA6でYES)、ステップSA4で設定した撮影条件に従った撮像動作により記録用の画像を取得する撮影処理を実行する(ステップSA7)。そして、取得した撮影画像を液晶モニタ11に一定時間(例えば1秒間)表示した後(ステップSA8)、その画像データを圧縮して外部メモリ12に記録する(ステップSA9)。つまり、手ぶれが生じる可能性がないと判断できる状況下では、AE制御を実施した通常の撮影を行い撮影画像を記録する。
これに対し、シャッターキーが半押しされたときの揺れ量が閾値以上であった場合には(ステップSA5でYES)、撮影画像に手ぶれが生じる可能性が大きいと判断し、以下の処理を行う。まず、ステップSA3で検出した揺れ量に基づき手ぶれの危険がないシャッタースピードのうち最も遅いシャッタースピードを取得し、そのシャッタースピードを、設定可能なシャッタースピードの上限として決定する(ステップSA10)。具体的には、フラッシュメモリ13のプログラム領域に予め記憶されている、揺れ量と、手ぶれの危険がないシャッタースピードとの対応関係を示す図示しない対応テーブルから、検出した揺れ量に対応するシャッタースピードを確認し、それを設定可能なシャッタースピードの上限とする。これによって、ブラケット撮影の際に変更させるシャッタースピードは、AE処理で設定したシャッタースピードと設定可能なシャッタースピードの上限との範囲で変更される。なお、上記対応テーブルにおける揺れ量とシャッタースピードとの関係は経験則に基づいて予め決められたものである。
次に、後述するブラケット撮影に際して各回の撮影時に設定する撮影条件として、ステップSA4のAE処理で設定したシャッタースピードを前述した手ぶれの危険がない上限のシャッタースピードまで順に変化させた、適正露出を得ることができる1又は複数の撮影条件を前述したプログラム線図から新たに取得する(ステップSA11)。このとき、プログラム線図から得られる特定のシャッタースピードに対応するISO感度及び絞り値の組合せが複数存在する場合には、ISO感度がより低い組合せの撮影条件を採用する。
なお、上記処理では、取得する撮影条件を適正露出を得ることができる範囲内のものとするため、適正露出が得られるISO感度、絞り値、シャッタースピードの組合せが存在しない場合には、そのシャッタースピードは手ぶれの危険がない上限のシャッタースピードにならない。これはシャッタースピードが速ければ速いほど、手ぶれの危険はなくなるが、シャッタースピードが速くなると、撮影された画像は暗くなってしまい、適正露出を得るのが難しくなってしまうからである。
よって、手ぶれの危険がない上限のシャッタースピードとは、適正露出を得ることができ、且つ手ぶれの危険がないシャッタースピードのうち、最も遅いシャッタースピードのことである。
引き続き、上述した1又は複数の撮影条件を取得したら、シャッターキーの全押し待ちを行い(ステップSA12でNO)、シャッターキーの全押しを検出した時点で(ステップSA12でYES)、AE制御により設定していた撮影条件と、ステップSA11で取得した1又は複数の撮影条件に従ったブラケット撮影(連続撮影)を実行する(ステップSA13)。このとき、各回の撮影時に取得した複数枚分の画像データはSDRAM10に一時的に記憶する。
図4(a)〜(c)は、上記ブラケット撮影で各回の撮影時に使用される撮影条件の例を示した図である。ここで、図に示した1回目の撮影条件(ISO感度、絞り値、シャッタースピードの組合せ)がAE制御により設定されていた撮影条件であり、2回目及び3回目の撮影条件がステップSA11で新たに取得される撮影条件である。また、図4(a)は、AE制御によるシャッタースピードが「1/125」で、手ぶれの危険がない上限のシャッタースピードが「1/250」の場合、同図(b)は、AE制御によるシャッタースピードが「1/60」、上限のシャッタースピードが「1/125」の場合、同図(c)は、AE制御によるシャッタースピードが「1/30」、上限のシャッタースピードが「1/125」の場合の例である。
図4(c)において、AE制御によるシャッタースピードである「1/30」と、手ぶれの危険がない上限のシャッタースピードである「1/125」以外に、「1/60」のシャッタースピードが撮影条件として取得されている理由は、手ぶれの危険がないと判断した上限のシャッタースピードは撮影条件からの推測であるため、それよりも遅いシャッタースピードでも手ぶれのない撮影画像が得られる可能性があるためである。また、AE制御による撮影条件と同じ適正露出を得るためには、シャッタースピードの変化に合わせてISO感度、F値を変化させる必要があるため、異なるシャッタースピードで撮影すると、同じ適正露出であっても撮影された画像は同じ画像にはならない。よって、AE制御によるシャッタースピードと手ぶれの危険がないシャッタースピードとの間に設定可能なシャッタースピードが存在する場合は、その全てのシャッタースピードを撮影条件として加えるようにする。つまり、AE制御によるシャッタースピードと上限のシャッタースピードとの差が大きいほど、ブラケット撮影における撮影回数が多くなる。
そして、上記ブラケット撮影の終了後には、SDRAM10に記憶した複数枚の撮影画像を、液晶モニタ11の画面上に一括してマルチ表示する(ステップSA14)。これにより、適正露出を確保しながらシャッタースピードを変化させるブラケット撮影を行った旨をユーザーに知らせる。また、このとき、記録する画像の選択を促すメッセージ等を表示して、ユーザーに所定のキー操作によって所望する画像(複数でもよい)を選択させ、ユーザーによる選択作業が完了したら(ステップSA15)、選択された撮影画像のデータを圧縮して外部メモリ12に記録する(ステップSA16)。
以上のようにオートブラケット機能がオン設定されているときの撮影時には、シャッターキーが半押しされたときのカメラ本体の揺れが大きく、撮影画像に手ぶれが生じる可能性が大きいと判断できる状況下であれば、シャッターキーの全押しに応じて、シャッタースピードを、通常のAE制御に基づくシャッタースピードから手ぶれの危険がないようなシャッタースピード(但し、適正露出が得られる範囲内に限る)の間で変化させたブラケット撮影が自動的に行われる。これにより、手ぶれが生じるような状況下であっても、手ぶれが生じていない画像を高い確率で得ることができる。
しかも、シャッターキーが半押しされたときのカメラ本体の揺れが小さく、手ぶれが生じる可能性がない状況下であれば、シャッターキーの全押しに応じて通常の撮影動作(単写撮影)が行われる。つまり、オートブラケット機能による複数回の撮影が無駄に行われることがない。
したがって、オートブラケット機能をオン設定しておくだけで、ユーザーは、シャッタースピードを変化させるオートブラケット機能の使用の可否を撮影前にいちいち判断せずとも、手ぶれが生じていない画像を常に、しかも高い確率で得ることができる。同時に連続撮影が無駄に行われるようなこともない。これにより、撮影の失敗、及び不必要な撮影を防ぐことができる撮像装置を提供することができる。
また、ブラケット撮影を実施したときには、連続撮影した複数の撮影画像を液晶モニタ11の画面上にマルチ表示することにより、ブラケット撮影を実施したことをユーザーに知らせるため、これによっても使い勝手がよい。なお、ユーザーに対するブラケット撮影を実施した旨の報知は他の方法によって行うようにしてもよい。すなわち本発明においてブラケット撮影で取得した画像を全て記録する構成としてもよく、その場合、例えばブラケット撮影には、代表的な撮影画像(1枚目の画像等)のみをプレビュー表示するものとし、音声等によってブラケット撮影の実施を報知するようにしてもよいし、代表的な撮影画像を、通常撮影後におけるステップSA8の場合とは異なる表示形態(表示時間を長くする等)で表示させるようにしてもよい。要は、ユーザーがブラケット撮影を実施した旨を知ることができる態様であればよい。
また、ブラケット撮影に際しても各々の撮影時には常に適正露出が確保されるため、記録候補となる画像に同一の明るさを確保することができる。さらに、ブラケット撮影で設定する撮影条件の取得に際しては、ISO感度がより低い組合せの撮影条件を採用するようにした。よって、記録候補となる画像により高い画質を確保することができる。なお、画質を重視しないのであれば、設定可能な全てのISO感度の使用を許容してもよく、適正露出が確保できる、手ぶれの危険がない上限までの各シャッタースピードとISO感度と絞り値との全ての組合せによる撮影条件を用いたブラケット撮影を行うようにしてもよい。
また、ブラケット撮影を行うときの最速のシャッタースピードをカメラ本体の揺れ量に基づき変化させるようにしたことから、ブラケット撮影に際して撮影回数をいたずらに増やすことなく、手ぶれが生じていない撮影画像を得ることができる。
ここで、本実施形態においては、撮影画像に手ぶれが生じる可能性の有無(手ぶれが生じる可能性が極めて少ないか否か)をカメラ本体の揺れ量に基づいて判断するようにしたが、上記判断はカメラ本体の揺れに限らず他の方法により判断してもよい。例えば、一般的に、シャッタースピードが35mmフィルム換算の焦点距離の逆数(1/焦点距離)より遅くなると、手ぶれが発生すると言われている。そのため「1秒/焦点距離」のシャッタースピードを判断基準として、撮影時におけるシャッタースピードが係る判断基準よりも遅ければ、手ぶれが生じる可能性が有ると判断し、かつ判断基準以上であれば、手ぶれが生じる可能性がないと判断するようにしてもよい。その場合には、前記揺れ検出部14を廃止することによりカメラの構成を簡略化することができる。
なお、実際の判断基準は、焦点距離が28mmのとき「1/30」といったように、設定可能なシャッタースピードのうちで「1/焦点距離」以上の最も近いシャッタースピードとすればよい。また、これについては、撮影時におけるシャッタースピードがAE制御により自動的に設定される場合に限らず、手動で設定され手いる場合や固定されている場合についても同様である。
また、本実施形態では前記光学系1が焦点距離が固定されている構成について説明したが、手ぶれが発生する危険度合は撮影時の焦点距離によって変化するため、焦点距離が変更できるズーム機能を有する光学系を有する構成においては、本実施形態のようにカメラ本体の揺れ量に基づき撮影画像に手ぶれが生じる可能性の有無を判断する場合においては、その判断基準を焦点距離に応じて変更することが望ましい。すなわち焦点距離が長くなるほど、手ぶれが生じる可能性が有ると判断すべきカメラ本体の揺れ量を小さくした方が、より正確に撮影画像に手ぶれが生じる可能性の有無を判断することができる。
さらに、本発明は、いわゆる電子式や、光学式、撮像素子シフト式等の周知の手ぶれ補正機能を有する構成のものにも適用することができる。その場合には、撮影画像に手ぶれが生じる可能性の有無を判断する場合の判断基準を、手ぶれ補正機能がオフ状態の場合とオフ状態の場合とで切り換えられる、つまり手ぶれが生じる可能性が有ると判断すべきカメラ本体の揺れ量を、手ぶれ補正機能がオフ状態のときには小さくし、かつ手ぶれ補正機能がオン状態のときには大きくすれば、より正確に撮影画像に手ぶれが生じる可能性の有無を判断することができる。
また、撮影画像に手ぶれが生じる可能性の有無は、撮像した画像データに基づき行うようにしてもよい。例えばスルー画像を表示している間には直前の2枚分の画像をバッファリングしておくとともに、シャッターキーの半押し時には、直前の2枚分の画像間における被写体(画像内の特定領域の被写体で構わない)の移動量を検出し、係る移動量に基づいて撮影画像に手ぶれが生じる可能性の有無を判断するようにしてもよい。また、シャッターキーが半押しされている間には、直前の2枚分の画像間における被写体の移動量を繰り返し検出するとともに、シャッターキーが全押しされた時点で、その直前に検出した移動量に基づいて撮影画像に手ぶれが生じる可能性の有無を判断するようにしてもよい。
さらに、本実施形態では撮影画像に手ぶれが生じる可能性の有無によってブラケット撮影の要否を判断するものについて説明したが、それを以下のようにして判断するようにしてもよい。例えばシャッターキーの半押し後には、直前のスルー画像を常にバッファリングしておくとともに、シャッターキーが全押しされた時点でAE制御で設定した撮影条件に従った撮影を行い、ここで取得した撮影画像と直前のスルー画像との間における被写体の移動量を検出し、その移動量に基づいてブラケット撮影の要否を判断するようにしてもよい。この場合、ブラケット撮影の要否をより的確に判断することができる。
なお、その実施に際しては、シャッターキーの全押しに伴い撮像した画像のデータをSRAM10に一時記憶するものとし、ブラケット撮影が不要であると判断した場合については、一時記憶した画像のみを正規に撮影画像として記録すればよい。また、ブラケット撮影が必要であると判断した場合については、その時点で本実施形態と同様にシャッタースピードが異なる1又は複数の撮影条件を取得した後、それに従ったブラケット撮影を行い、その際に撮像した画像のデータを、シャッターキーの全押しに伴い撮像した画像と共にSRAM10に一時記憶すればよい。
また、本実施形態においては、前述したようにブラケット撮影を行うときの最速のシャッタースピードをカメラ本体の揺れ量に基づき変化させ、結果的に、カメラ本体の揺れ量に基づきブラケット撮影における撮影回数を増減するようにしたが、最速のシャッタースピードは特に決めずに、単にカメラ本体の揺れ量が大きくなるに従い、ブラケット撮影における撮影回数を増やすようにしてもよい。その場合であっても、撮影回数をいたずらに増やすことなく、手ぶれが生じていない撮影画像を得ることができる。
また、ブラケット撮影における撮影回数は固定としてもよく、さらに、撮影回数を変化させる場合、及び固定する場合のいずれの場合においても、ブラケット撮影で使用する最も遅いシャッタースピード(例えば1回目の撮影時のシャッタースピード)をカメラ本体の揺れ量に応じて変化させるようにしてもよい。
また、本実施形態では、AE制御によるシャッタースピードと手ぶれの危険がない上限のシャッタースピードとの間に設定可能なシャッタースピードが存在する場合は、その全てのシャッタースピードを撮影条件として加えるようにしたが、AE制御によるシャッタースピードと手ぶれの危険がない上限のシャッタースピードのみを用いてブラケット撮影するようにしてもよい。
また、本実施形態では、ブラケット撮影の際に変更させるシャッタースピードは、AE処理で設定したシャッタースピードと設定可能なシャッタースピードの上限との範囲で変更されるようにしたが、設定可能なシャッタースピードの上限以上の範囲で変更されるようにしてもよい。これにより、手ぶれの危険がないシャッタースピードよりも速いシャッタースピードでブラケット撮影を行なうことで、撮影画像に手ぶれが生じる可能性を少なくすることができる。
また、本実施形態では、ブラケット撮影に際して設定する撮影条件として、プログラム線図によって示される適正露出が確保可能な撮影条件を使用ものとしたが、ブラケット撮影に際しては使用する撮影条件は、これに限定されるものでなく、例えば所定の範囲内(−3EV等)であれば、ある程度露出を低下させる撮影条件についても使用してもよい。また、ブラケット撮影における1回目の撮影時に設定する撮影条件は、AE制御により設定されてものに限らず、手動で設定されていたものでも構わない。
(実施形態2)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施形態は、前述したフラッシュメモリ13のプログラム領域に、オートブラケット機能が有効な状態での記録モードにおいてCPU4に後述する図5に示した処理を行わせるための撮影制御プログラムと、後述する撮影画像のホワイトバランス制御に使用される図6に示した光源判定テーブル101とが記憶されたデジタルカメラに関するものである。
上記光源判定テーブル101は、ホワイトバランス制御に際して基本とする、被写体の色温度に対応する光源の種別を示すルックアップテーブル(対応テーブル)であって、本実施形態においては色温度が8つの領域に分けられるとともに、各々の色温度領域に対応する光源の種別として「晴天の日陰」、「曇天」、・・・「ろうそくの光」がそれぞれ決められている。
なお、本実施形態においては前記画像処理部9とCPU4によって本発明のホワイトバランス調整手段、色温度検出手段が実現される。また、本実施形態においては前記揺れ検出部14は廃止することができる。
以下、図5のフローチャートに従い本実施形態の動作を説明する。すなわちCPU4は、ユーザーによるキー入力部15のメニューキー、セットキー等の操作によってオートブラケット機能がオン設定された状態で、モード切替スイッチ操作により記録モードが設定されると直ちにCCD3の駆動を開始し、所定時間毎のスルー画像の取得、及び取得したスルー画像の液晶モニタ11への表示を開始する(ステップSB1)。以後、ユーザーよりシャッターキーが半押しされるまでの間は、新たなスルー画像の取得及び表示を繰り返す(ステップSB2でNO)。
やがて任意の時点でシャッターキーの半押しを検出したら(ステップSB2でYES)、直前に取得した画像データに含まれるCb成分及びCr成分に基づき被写体の色温度を検出し(ステップSB3)、検出した色温度が、前記光源判定テーブル101に示されている光源が切り替わる境界値(5500Kや4500K等)から所定範囲内であるか否かを判断する(ステップSB4)。
ここで、検出した色温度が境界値から予め決められている所定範囲内でなく、色温度から判断できる光源種別が実際とは異なる可能性が低いか、又は極めて低い状況下である場合には(ステップSB4でNO)、シャッターキーの全押し待ちを行い(ステップSB5でNO)、シャッターキーの全押しを検出した時点で(ステップSB5でYES)、記録用の画像を取得する撮影処理を実行する(ステップSB6)。
引き続き、撮影処理により取得した画像に対し、ステップSB3で検出した色温度の光源に応じたホワイトバランス調整を行う(ステップSB7)。すなわち画像処理部9に、取得した画像データのCb,Cr成分(R,Bでもよい。)のゲインを上記光源に対応した予め決められているゲインに調節させ、赤味や青味のない自然な色感を確保する。そして、補正後の撮影画像を液晶モニタ11に一定時間(例えば1秒間)表示した後(ステップSB8)、その画像データを圧縮して外部メモリ12に記録する(ステップSB9)。つまり、色温度が境界値から所定範囲内でなかった場合には、通常のオートホワイトバランス調整のみを行う撮影を行って撮影画像を記録する。
一方、ステップSB3で検出した色温度が、色温度に対応する光源が切り替わる境界値から所定範囲内であって、色温度の検出誤差等に起因し、色温度から判断できる光源種別が実際とは異なる可能性が高い状況下であった場合には(ステップSB4でYES)、先に説明した場合と同様に、シャッターキーの全押し待ちを行い(ステップSB10でNO)、シャッターキーの全押しを検出した時点で(ステップSB10でYES)、記録用の画像を取得する撮影処理を実行する(ステップSB11)。
ただし、その後は、撮影処理により取得した画像に対して、まず、前記ステップSB7と同様、ステップSB3で検出した色温度の光源に応じたホワイトバランス調整を行い第1の画像を生成するとともに(ステップSB12)、さらにステップSB3で検出した色温度の光源と、対応する色温度範囲が隣接する光源に応じたホワイトバランス調整を行い第2の画像を生成する(ステップSB13)。
例えばステップSB3で検出した色温度が5500Kのから所定範囲内であったときには、晴天の日陰に応じた通常のオートホワイトバランス調整による第1の画像と、晴天の日陰に最も近い光源である曇天に応じたホワイトバランス調整による第2の画像とを生成する。つまり、異なる光源に対応したホワイトバランス調整を伴うブラケット撮影を行う。なお、上記第1及び第2の画像のデータはそれぞれSDRAM10に一時的に記憶する。
そして、上記ブラケット撮影の終了後には、SDRAM10に記憶した2枚の撮影画像を、液晶モニタ11の画面上に並べて表示する(ステップSB14)。これにより、上記ブラケット撮影を行った旨をユーザーに知らせる。また、このとき、記録する画像の選択を促すメッセージ等を表示して、ユーザーに所定のキー操作によって所望する画像(いずれか一方、又は双方)を選択させ、ユーザーによる選択作業が完了したら(ステップSB15)、選択された撮影画像のデータを圧縮して外部メモリ12に記録する(ステップSB16)。
以上のようにオートブラケット機能がオン設定されているときの撮影時には、被写体の色温度が、色温度に対応する光源が切り替わる境界値から所定範囲内であれば、被写体の色温度から判断した光源に応じた通常のホワイトバランス調整を行う撮影と、その光源に最も近い光源に応じたホワイトバランス調整を行う撮影とが自動的に行われる。したがって、色温度から判断できる光源種別が実際とは異なる可能性が高い状況下であっても、赤味や青味のない自然な色感の画像を確実に得ることができる。
しかも、色温度から判断できる光源種別が実際とは異なる可能性が低いか、又は極めて低い状況下であれば、シャッターキーの全押しに応じて通常のオートホワイトバランスと同様のホワイトバランス調整による撮影動作(単写撮影)が行われる。つまり、オートブラケット機能による複数回の撮影が無駄に行われることがない。
したがって、オートブラケット機能をオン設定しておくだけで、ユーザーは、ホワイトバランス調整を変化させるオートブラケット機能の使用の可否を撮影前にいちいち判断せずとも、自然な色調の画像を常に得ることができる。同時に連続撮影が無駄に行われるようなこともない。これにより、撮影の失敗、及び不必要な撮影を防ぐことができる撮像装置を提供することができる。
また、本実施形態においては、ブラケット撮影を実行する際、撮影処理により取得した1つの画像に対して、異なるホワイトバランス調整を行うことにより第1の画像と第2の画像を生成するようにしたが、ホワイトバランス調整の異なる撮影処理を2回行うことで第1の画像と第2の画像を取得するようにしてもよい。
また、本実施形態においては、ブラケット撮影を実施したときには、撮影に伴い取得した2枚の撮影画像を液晶モニタ11の画面上に並べて表示することにより、ブラケット撮影を実施したことをユーザーに知らせるため、これによっても使い勝手がよい。なお、ユーザーに対するブラケット撮影を実施した旨の報知は、第1の実施形態で言及したように他の方法によって行うようにしてもよい。
ここで、本実施形態においては、撮影時における光源種別の判断基準となる被写体の色温度を、シャッターキーが半押しされた直前に取得していた画像データから検出するものについて説明したが、被写体の色温度は、シャッターキーの全押しに応答した撮像動作により取得した撮影画像から検出してもよい。また、色温度を画像データから検出せずに、例えば色温度を検出するための専用のセンサや、または色温度と共に被写体の明るさを検出するセンサを別途設け、それらのセンサによって検出するようにしてもよい。
一方、本実施形態においては、必要に応じて、ホワイトバランスの調整内容を決める光源種別を変えて異なる撮影画像を取得するブラケット撮影を自動的に行うものについて説明したが、本発明の実施に際しては、光源種別以外の他の設定値を変化させるブラケット撮影を必要に応じて自動的に行うようにしてもよい。例えば被写体の明るさに応じた露出設定やフラッシュ光量の設定、被写体距離に対応するフォーカスレンズアドレスの設定といったように、各々の設定値を決定するとき、それを決めるための情報(明るさ、被写体距離等)を数値情報として取得するとともに、取得した数値情報が数値領域内の予め区分けされている複数の分割領域のいずれに該当するかを確認し、確認した分割領域に対応する設定値を所定の対応テーブルを用いて決定することにより、その設定値を段階的に設定する構成においては、係る設定値を変化させるブラケット撮影を必要に応じて自動的に行うようにしてもよい。
また、上記第1及び第2の実施の形態においては、ユーザーによってオートブラケット機能がオン設定されている状態において、オートブラケット機能を有効にするようにしたが、このような設定を設けず、常にオートブラケット機能を有効にしてもよい。
また、以上の説明においては、本発明をデジタルカメラに適用した場合を説明したが、これに限らず本発明は、静止画撮影が可能なデジタルビデオカメラ等の他の撮像装置にも適用することができる。
本発明の各実施の形態に共通するデジタルカメラの電気的構成を示すブロック図である。 同デジタルカメラに記憶されているプログラム線図の例を示す図である。 第1の実施の形態におけるCPUの処理手順を示すフローチャートである。 同実施の形態においてブラケット撮影に際して設定される撮影条件の例を示した図である。 第2の実施の形態におけるCPUの処理手順を示すフローチャートである。 同実施の形態において使用される光源判定テーブルを示す概念図である。
符号の説明
1 光学系
2 絞り
3 CCD
4 CPU
9 画像処理部
10 SDRAM
11 液晶モニタ
13 フラッシュメモリ
14 揺れ検出部
101 光源判定テーブル

Claims (20)

  1. 被写体を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段に撮影用の撮像動作による撮像を指示する撮影指示手段と、
    前記撮像手段に撮像動作を行わせ複数の撮影画像を取得するブラケット撮影を実行するブラケット撮影手段と、
    前記撮像指示手段による撮影指示に応答して前記撮像手段に撮像動作を行わせる際に、前記ブラケット撮影手段によるブラケット撮影を行うか否かを、撮影環境を示す特定情報に基づき決定する決定手段と、
    前記決定手段によって前記ブラケット撮影を行うことが決定されたことを条件とし、前記ブラケット撮影を実行するように前記ブラケット撮影手段を制御するブラケット撮影制御手段と
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮影環境を示す特定情報として、前記撮像指示手段による撮影指示に応答して撮像された撮影画像に手ぶれが生じるか否かの判断材料となる特定情報を取得する情報取得手段を備え、
    前記決定手段は、前記情報取得手段より取得された特定情報に基づいて前記撮影画像に所定の基準量を超える手ぶれが生じるか否かを判断する判断手段を含み、この判断手段によって手ぶれが生じると判断された場合に前記ブラケット撮影を行うことを決定し、
    前記ブラケット撮影手段は、前記撮影指示手段による撮影指示に応答して前記撮像手段にシャッタースピードを変化させて複数回の撮像動作を行わせることにより複数の撮影画像を取得する
    ことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 装置本体の揺れ量を検出する揺れ量検出手段を備え、
    前記情報取得手段は、前記揺れ量検出手段によって検出された装置本体の揺れ量を前記特定情報として取得する
    ことを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記撮影指示手段による撮影指示に応答した撮影用の撮像動作以前における決められた時間間隔で行われた撮像動作によって前記撮像手段により撮像された1組の画像を比較することによって当該双方の画像間における被写体のずれ量を検出するずれ量検出手段を備え、
    前記情報取得手段は、前記ずれ量検出手段によって検出された被写体のずれ量を前記特定情報として取得する
    ことを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  5. 前記撮影指示手段による撮影指示に応答した撮影用の撮像動作によって前記撮像手段により撮像された画像と、前記撮影指示手段による撮影指示に応答した撮影用の撮像動作以前における撮像動作によって前記撮像手段により撮像された画像とを比較することによって当該双方の画像間における被写体のずれ量を検出するずれ量検出手段を備え、
    前記情報取得手段は、前記ずれ量検出手段により検出された被写体のずれ量を前記特定情報として取得する
    ことを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  6. 前記情報取得手段は、撮影指示手段による撮影指示に応答した前記撮像手段による撮像動作時の撮影条件として設定されているシャッタースピードを前記特定情報として取得し、
    前記決定手段は、前記判断手段により、前記情報取得手段より取得されたシャッタースピードに基づき撮影画像に所定の基準量を超える手ぶれが生じると判断された場合にブラケット撮影を行うことを決定する
    ことを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  7. 前記情報取得手段は、前記撮影指示手段による撮影指示に応答した前記撮像手段による撮影動作時の撮影条件として設定されているシャッタースピードを前記特定情報として取得し、前記判断手段は、前記情報取得手段により取得されたシャッタースピードが、前記光学系の焦点距離の逆数に相当するシャッタースピードよりも遅い場合に、撮影画像に所定の基準量を超える手ぶれが生じると判断することを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  8. 前記ブラケット撮影手段は、前記撮影指示手段による撮影指示に応答して前記撮像手段に撮影用の撮像動作を行わせた後、前記撮像手段に更に1又は複数回の撮像動作をシャッタースピードを変化させて行わせることにより複数の撮影画像を取得するブラケット撮影を実行し、
    前記ブラケット撮影制御手段は、前記決定手段によって前記ブラケット撮影を行うことが決定されたことを条件とし、前記ブラケット撮影を実行するように前記ブラケット撮影手段を制御することを特徴とする請求項2〜7記載の撮像装置。
  9. 前記ブラケット撮影手段は、前記撮像手段による複数回の撮像動作時におけるシャッタースピードを変化させるときのシャッタースピードの全体的な変化量を、前記情報取得手段により取得された特定情報に基づき制御するシャッタースピード制御手段を含むことを特徴とする請求項2〜8の何れか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記ブラケット撮影手段は、前記撮像手段による複数回の撮像動作時における複数の撮影画像を取得するときの撮像動作回数を、前記情報取得手段により取得された特定情報に応じて制御する撮影回数制御手段を含むことを特徴とする請求項2〜9の何れか1項に記載の撮像装置。
  11. 前記ブラケット撮影手段は、前記撮像手段による複数回の撮像動作時における露出を、被写体の明るさに応じた適正露出に制御する露出制御手段を更に備えたことを特徴とする請求項2〜10の何れか1項に記載の撮像装置。
  12. 使用者による手ぶれを補正する手ぶれ補正手段を更に備え、
    前記決定手段は、前記判断手段により、前記情報取得手段より取得された特定情報に基づき撮影画像に前記手ぶれ補正手段により補正可能な手ぶれ量を超える手ぶれが生じると判断された場合にブラケット撮影を行うことを決定する
    ことを特徴とする請求項2〜11の何れか1項に記載の撮像装置。
  13. 前記撮影環境を示す特定情報として、数値情報を取得する情報取得手段と、
    この情報取得手段に取得された数値情報を表す数値領域における予め区分けされている複数の分割領域と、各々の分割領域に対応して予め決められている前記所定の動作条件の設定値との対応関係を示す対応テーブルを記憶する記憶手段と、
    前記撮影指示手段による撮影指示に応答した撮影時における前記所定の動作条件の設定値を、前記記憶手段に記憶されている対応テーブルによって示されるとともに、前記情報取得手段により取得された特定情報が該当する分割領域に対応する設定値に設定する設定手段と
    を備え、
    前記決定手段は、前記情報取得手段により取得された数値情報が、前記複数の分割領域のいずれかにおける、隣接する他の分割領域に接する所定領域幅の境界範囲の位置に該当する場合にブラケット撮影を行うことを決定し、
    前記ブラケット撮影制御手段は、前記決定手段によってブラケット撮影を行うことが決定されたことを条件とし、前記撮像指示手段による撮影指示に応答して第1の撮影画像と第2の撮影画像を取得するように前記ブラケット撮影手段を制御し、
    前記ブラケット撮影手段は、前記所定の動作条件の設定値を、前記第1の撮影画像の取得時には前記設定手段により設定された設定値に制御し、かつ前記第2の撮影画像の取得時には、前記記憶手段に記憶されている対応テーブルによって示されているとともに、前記情報取得手段により取得された特定情報が該当するいずれかの分割領域における境界範囲と接する他の分割領域に対応して予め決められている設定値に制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  14. 前記撮像手段により取得される画像のホワイトバランスを光源種別に応じて調整するホワイトバランス調整手段と、
    撮影環境下における被写体の色温度を検出する色温度検出手段を
    と備え、
    前記情報取得手段は、前記色温度検出手段により検出された色温度を前記数値情報として取得し、
    前記記憶手段は、予め区分けされた色温度の複数の分割領域と、各々の分割領域に対応して予め決められている光源種別との対応関係を示す対応テーブルを記憶し、
    前記設定手段は、前記撮影指示手段による撮影指示に応答した撮影時における前記所定の動作条件の設定値として、前記ホワイトバランス調整手段による画像のホワイトバランス調整時の光源種別を、前記記憶手段に記憶されている対応テーブルによって示されるとともに、前記情報取得手段により取得された色温度が該当する分割領域に対応する設定値に設定し、
    前記決定手段は、前記情報取得手段により取得された色温度が、前記複数の分割領域のいずれかにおける、隣接する他の分割領域に接する所定領域幅の境界範囲の位置に該当する場合にブラケット撮影を行うことを決定し、
    前記ブラケット撮影手段は、前記ホワイトバランス調整手段による画像のホワイトバランス調整時の光源種別を、前記第1の撮影画像の取得時には前記設定手段により設定された光源種別に制御し、かつ前記第2の撮影画像の取得時には、前記記憶手段に記憶されている対応テーブルによって示されているとともに、前記情報取得手段により取得された色温度が該当するいずれかの分割領域における境界範囲と接する他の分割領域に対応して予め決められている光源種別に制御する
    ことを特徴とする請求項13記載の撮像装置。
  15. 前記ブラケット撮影手段は、前記撮像指示手段による撮影指示に応答して前記撮像手段に撮像動作を行わせ、当該撮像動作により前記撮像手段により撮像された同一の画像に対し、前記ホワイトバランス調整手段によって施された異なる光源種別に対応するホワイトバランス調整が行われた各々の画像を前記第1の撮影画像及び前記第2の画像として取得することを特徴とする請求項14記載の撮像装置。
  16. 前記ブラケット撮影手段によりブラケット撮影が行われたことを使用者に報知する報知手段を更に備えたことを特徴とする請求項1〜15の何れか1項に記載の撮像装置。
  17. 前記撮像手段により撮像された画像を表示する表示手段を更に備え、
    前記報知手段は、前記ブラケット撮影手段により取得された複数の撮影画像の1又は複数を前記表示手段に所定の表示形態で表示させることによって、前記ブラケット撮影手段によりブラケット撮影が行われたことを使用者に報知する
    ことを特徴とする請求項16記載の撮像装置。
  18. 前記ブラケット撮影制御手段は、前記決定手段によって前記ブラケット撮影を行なうことが決定されなかった場合は、前記ブラケット撮影手段による前記ブラケット撮影を実行させずに、前記撮影指示手段による撮影指示に応答した前記撮像手段による撮像動作時の撮影条件で撮像を行い、撮影画像を取得することを特徴とする請求項1〜17の何れか1項に記載の撮像装置。
  19. 複数の撮影画像を取得するブラケット撮影を行うか否かを、撮影環境を示す特定情報に基づき決定する工程と、
    前記ブラケット撮影を行うことが決定されたことを条件とし、複数の撮影画像を取得するブラケット撮影を実行する工程と、
    を含むことを特徴とする撮影方法。
  20. 撮像装置が有するコンピュータを、
    複数の撮影画像を取得するブラケット撮影を行うか否かを、撮影環境を示す特定情報に基づき決定する決定手段と、
    この決定手段によって前記ブラケット撮影を行うことが決定されたことを条件とし、複数の撮影画像を取得するブラケット撮影を実行するブラケット撮影手段と、
    して機能させることを特徴とする撮影制御プログラム。
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