JP2009237921A - 無線検針システムおよび読取装置およびプログラム - Google Patents

無線検針システムおよび読取装置およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】無線検針システムにおいて検針員が故障箇所を特定することができる故障診断機能を提供する。
【解決手段】計量値の読取装置に故障診断手段を備え、無線部と読取装置との間の無線通信が行われているか否かを確認する第一の確認手段と、無線部と読取装置との間の無線通信が行われている場合に、メータ部と無線部との間の通信が行われているか否かを確認する第二の確認手段と、メータ部と無線部との間の通信が行われている場合に、メータ部の識別情報と読取装置で設定したメータ部の識別情報とが一致しているか否かを確認する第三の確認手段と、第一、第二、第三の確認手段の結果に基づいて故障診断をして操作者に指示メッセージを表示する表示手段とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、ガス、水道、電力等の使用量を示す積算メータの値を無線通信を用いて検針するようにした無線検針システムに利用する。本発明は、無線検針システムの故障を診断するプログラムを有する読取装置に関する。
ガス、水道、電力等の使用量を示す各種メータの検針を行う業務は、旧来は目視による手法であったが、無線通信機器を用いた無線検針システムが開発されてきた。この無線検針システムは、メータボックス側に電池を内蔵した無線送受信器を設置し、この無線送受信器が積算メータの値を取り込み、検針員が持つ読取装置からの検針指示により、無線によって積算データを読取装置に送信することによって遠隔で無線検針を可能とするものである。これにより、積雪などがある場合でも遠隔で検針が可能であり、検針業務を省力化することができる。
このような無線検針システムについては、以下のような発明が提案されている。
特開平11−177564号公報 特開2006−195962号公報
上記無線検針システムは、検針員が定期的に検針を行うので、検針員が無線検針システムの保守点検を行うことが望ましい。しかしながら、積算メータと無線送受信器とから構成されるシステムにおいて、故障が発生した場合に、積算メータが原因であるのか、無線送信受信器が原因であるのかの特定が困難である。
もし、原因の特定が容易であれば、現場にて誤り無く速やかに故障した部品の交換が可能となり、無線検針システムの運用の効率化および運用コストの削減が図れるが、原因の特定が困難である状況下では、故障していない部品も含めて全部品を交換するなどの対策をとる必要があり、実際には不必要な時間およびコストを要する。
本発明は、このような背景の下に行われたものであって、検針員が故障箇所を特定することができる故障診断機能を備えた無線検針システムおよび読取装置およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、計量値を電気信号に変換して出力するメータ部と、このメータ部から出力される電気信号を無線信号として送信する無線部と、この無線部から送信される無線信号を受信して上記計量値を読み取る読取装置とを備え、上記読取装置は、上記メータ部および上記無線部の診断を実施する故障診断手段を備えた無線検針システムである。
ここで、本発明の特徴とするところは、上記故障診断手段は、上記無線部と上記読取装置との間の無線通信が行われているか否かを確認する第一の確認手段と、上記無線部と上記読取装置との間の無線通信が行われている場合に、上記メータ部と上記無線部との間の通信が行われているか否かを確認する第二の確認手段と、上記メータ部と上記無線部との間の通信が行われている場合に、上記メータ部の識別情報と上記読取装置で設定した上記メータ部の識別情報とが一致しているか否かを確認する第三の確認手段と、上記第一、第二、第三の確認手段の結果に基づいて故障診断をして操作者(ここでは検針員が操作者に該当する)に指示メッセージを表示する表示手段とを備えるところにある。
また、前記第三の確認手段を実行した結果、前記メータ部の識別情報と前記読取装置で設定した前記メータ部の識別情報とが不一致であったときには“メータ部識別情報不一致”として故障診断結果を表示すると共に、“メータ部識別情報不一致のためメータ部無断交換の有無の確認を要する”旨を指示するメッセージを表示する第一の指示手段と、この第一の指示手段による指示に対する確認状況を示す操作入力が行われたときには、この確認状況および“メータ部識別情報不一致”の旨を記録する手段と、前記第三の確認手段を実行した結果、前記メータ部の識別情報と前記読取装置で設定した前記メータ部の識別情報とが一致しており、前記読取装置で前記メータ部の計量値が読み取れたときには、“ハードウェアには問題が無い可能性が高いが念のため、ハードウェアに破損が無いことの確認を要する”として故障診断結果を表示する第一の故障診断結果表示手段と、前記第三の確認手段を実行した結果、前記メータ部の識別情報と前記読取装置で設定した前記メータ部の識別情報とが一致していたにも関わらず、前記読取装置で前記メータ部の計量値が読み取れなかったときには、“メータ部故障の可能性有り、ハードウェア破損の有無の確認を要する”として故障診断結果を表示する第二の故障診断結果表示手段とを備えることができる。
また、前記故障診断手段は、前記第二の確認手段を実行した結果、前記メータ部と前記無線部との間の通信が行われていない場合には、前記メータ部のモデルと前記読取装置に設定されている前記メータ部のモデルとが一致しているか否かを確認するように指示するメッセージを表示する第二の指示手段と、この第二の指示手段を実行した後に、前記メータ部のモデルと、前記読取装置に設定されている前記メータ部のモデルとが一致していることを確認した旨を示す操作入力が行われたときには、“メータ部の故障もしくはメータ部と無線部との間の通信障害の可能性有り、設置環境およびハードウェア破損の有無の確認を要する”として故障診断結果を表示する第三の故障診断結果表示手段と、前記第二の指示手段を実行した後に、前記メータ部のモデルと、前記読取装置に設定されている前記メータ部のモデルとが不一致であったため前記読取装置に設定されている前記メータ部のモデルの再設定が行われたときには、“メータ部のタイプ設定誤り”として故障診断結果を記録して前記第二の確認手段の実行に戻る手段とを備えることができる。
さらに、前記故障診断手段は、前記第一から第三のいずれか一つの故障診断結果表示手段によって表示された故障診断結果に対する確認結果の入力を指示するメッセージを表示する第三の指示手段と、この第三の指示手段に対する確認結果を示す操作入力が行われたときには、当該確認結果と共に、前記第一から第三のいずれか一つの故障診断結果表示手段によって表示された故障診断結果に至るまでの故障診断の履歴を記録する手段とを備えることができる。
また、本発明を読取装置としての観点から観ると、本発明は、メータ部が計量値を電気信号に変換して出力し、無線部が上記メータ部から出力される電気信号を無線信号として送信し、上記無線部から送信される無線信号を受信して上記計量値を読み取る手段と、上記メータ部および上記無線部の診断を実施する故障診断手段とを備えた読取装置である。
ここで、本発明の特徴とするところは、上記故障診断手段は、上記無線部と上記読取装置との間の無線通信が行われているか否かを確認する第一の確認手段と、上記無線部と上記読取装置との間の無線通信が行われている場合に、上記メータ部と上記無線部との間の通信が行われているか否かを確認する第二の確認手段と、上記メータ部と上記無線部との間の通信が行われている場合に、上記メータ部の識別情報と上記読取装置で設定した上記メータ部の識別情報とが一致しているか否かを確認する第三の確認手段と、上記第一、第二、第三の確認手段の結果に基づいて故障診断をして操作者(検針員)に指示メッセージを表示する表示手段とを備えるところにある。
また、前記第三の確認手段を実行した結果、前記メータ部の識別情報と前記読取装置で設定した前記メータ部の識別情報とが不一致であったときには“メータ部識別情報不一致”として故障診断結果を表示すると共に、“メータ部識別情報不一致のためメータ部無断交換の有無の確認を要する”旨を指示するメッセージを表示する第一の指示手段と、この第一の指示手段による指示に対する確認状況を示す操作入力が行われたときには、この確認状況および“メータ部識別情報不一致”の旨を記録する手段と、前記第三の確認手段を実行した結果、前記メータ部の識別情報と前記読取装置で設定した前記メータ部の識別情報とが一致しており、前記読取装置で前記メータ部の計量値が読み取れたときには、“ハードウェアには問題が無い可能性が高いが念のため、ハードウェアに破損が無いことの確認を要する”として故障診断結果を表示する第一の故障診断結果表示手段と、前記第三の確認手段を実行した結果、前記メータ部の識別情報と前記読取装置で設定した前記メータ部の識別情報とが一致していたにも関わらず、前記読取装置で前記メータ部の計量値が読み取れなかったときには、“メータ部故障の可能性有り、ハードウェア破損の有無の確認を要する”として故障診断結果を表示する第二の故障診断結果表示手段とを備えることができる。
また、前記故障診断手段は、前記第二の確認手段を実行した結果、前記メータ部と前記無線部との間の通信が行われていない場合には、前記メータ部のモデルと前記読取装置に設定されている前記メータ部のモデルとが一致しているか否かを確認するように指示するメッセージを表示する第二の指示手段と、この第二の指示手段を実行した後に、前記メータ部のモデルと、前記読取装置に設定されている前記メータ部のモデルとが一致していることを確認した旨を示す操作入力が行われたときには、“メータ部の故障もしくはメータ部と無線部との間の通信障害の可能性有り、設置環境およびハードウェア破損の有無の確認を要する”として故障診断結果を表示する第三の故障診断結果表示手段と、前記第二の指示手段を実行した後に、前記メータ部のモデルと、前記読取装置に設定されている前記メータ部のモデルとが不一致であったため前記読取装置に設定されている前記メータ部のモデルの再設定が行われたときには、“メータ部のタイプ設定誤り”として故障診断結果を記録して前記第二の確認手段の実行に戻る手段とを備えることができる。
さらに、前記故障診断手段は、前記第一から第三のいずれか一つの故障診断結果表示手段によって表示された故障診断結果に対する確認結果の入力を指示するメッセージを表示する第三の指示手段と、この第三の指示手段に対する確認結果を示す操作入力が行われたときには、当該確認結果と共に、前記第一から第三のいずれか一つの故障診断結果表示手段によって表示された故障診断結果に至るまでの故障診断の履歴を記録する手段とを備えることができる。
また、本発明をプログラムとしての観点から観ると、本発明は、情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、本発明の読取装置における前記故障診断機能を実現することを特徴とするプログラムである。
本発明によれば、検針員が故障箇所を特定することができる。これにより、無線検針システムの運用の効率化および運用コストの削減を図ることができる。
本発明の実施形態の無線検針システムを図1から図4を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態の無線検針システムの全体構成図である。図2は、本発明の実施形態のメータボックスを側面から観た図である。図3は、本発明の実施形態の無線検針システムのブロック構成図である。図4は、本発明の実施形態の読取装置における故障診断手順を示すフローチャートである。
本発明の実施形態の無線検針システムは、図1および図2に示すように、計量値を電気信号に変換して出力するメータ部1と、このメータ部1から出力される電気信号を無線信号として送信する無線部2と、この無線部2から送信される無線信号を受信して上記計量値を読み取る読取装置3とを備え、読取装置3は、メータ部1および無線部2の診断を実施する故障診断部6を備えた無線検針システムである。
なお、図1および図2に示す構成は、本願出願人が既に出願を行った構成であり(本願出願時に未公開)、脚10の支持台11に無線部2を搭載することにより、蓋14の近傍に無線部2を配置することができる。また、脚10は、水道管15を跨いで底部16に設置可能であると共に、メータボックス13のほぼ中央部に無線部2が配置されるように工夫してある。
読取装置3は、図3に示すように、無線送受信部4を備え、無線部2の無線送受信部20との間で無線通信を行うことにより、検針実施部5は、メータ部1の計量値を読み取ることができる。また、メータ部1と無線部2との間での通信(信号線12による有線通信)の状況やメータ部1および無線部2の識別情報なども無線送受信部20から無線信号として受け取ることができる。
検針結果や故障診断結果などは表示部7に表示される。なお、表示部7は、ディスプレイまたはプリンタあるいはその両方である。検針員は、操作部8を操作することにより、検針実施部5または故障診断部6に指示を与えることができる。また、検針員は、操作部8を操作することにより、故障診断部6からの指示に対する応答を行うことができる。
さらに、検針実施部5の検針結果や故障診断部6の故障診断結果を記録部9に記録することができる。また、記録部9に記録された内容を表示部7に表示させたり、プリントアウトすることができる。あるいは、記録部9の記録内容を記録媒体(メモリカードなど)を用いてデータとして取り出すこともできる。
次に、故障診断部6における故障診断手順を図4のフローチャートを参照して説明する。検針員は、検針作業が正常に行えない場合や定期点検の際に、操作部8を操作することにより故障診断部6を起動して以下に示す故障診断手順を実行する。
故障診断部6は、無線部2の筐体に刻印されている無線部2の識別情報(IDと記す)と、読取装置3に設定されている無線部2の識別情報とが一致しているか否かを目視確認することを指示するメッセージを表示部7に表示する(ステップS1)。
続いて、故障診断部6は、ステップS1を実行した後に、操作部8から、無線部2の識別情報と、読取装置3に設定されている無線部2の識別情報とが不一致であった旨を示す操作入力が行われたときには(ステップS2のNo)、“無線部識別情報登録誤り”として故障診断結果を記録し(ステップS18)、“正しい無線部識別情報再登録”を指示するメッセージを表示し(ステップS19)、スタートに戻る(ステップS20)。
続いて、故障診断部6は、ステップS1を実行した後に、操作部8から、無線部2の識別情報と、読取装置3に設定されている無線部2の識別情報とが一致している旨を示す操作入力が行われたときには(ステップS2のYes)、無線部2と読取装置3との間の無線通信が正常に行われているか否かを確認する(ステップS3)。この確認作業は、読取装置3の無線送受信部4の動作を読取装置3の故障診断部6が確認することによって自動的に行うことができる。
続いて、故障診断部6は、ステップS3を実行した結果、無線部2と読取装置3との間の無線通信が正常に行われていない場合には(ステップS3のNo)、無線部2の再起動を指示するメッセージを表示する(ステップS21)。
続いて、故障診断部6は、ステップS21を実行した後に、無線送受信部4から無線部2に起動信号を送信し(ステップS22)、無線部2と読取装置3との間の無線通信が開始された場合には(S23のYes)、“起動忘れの可能性有り”として故障診断結果を表示する(ステップS24)。また、その旨を記録し(ステップS25)、ステップS3の実行に戻る(ステップS26)。なお、無線部2の起動操作は、検針員が所定の操作手順を行うことにより実行される。また、検針員が操作部8を操作することによって読取装置3から起動信号を送信する(ステップS22)。
続いて、故障診断部6は、ステップS21およびステップS22を実行してもなお、無線部2と読取装置3との間の無線通信が開始されない場合には(ステップS23のNo)、“無線部が故障の可能性有り、ハードウェア破損の有無の確認を要する”として故障診断結果を表示する(ステップS27)。
続いて、故障診断部6は、ステップS3を実行した結果、無線部2と読取装置3との間の無線通信が正常に行われている場合には(ステップS3のYes)、メータ部1と無線部2との間の通信が行われているか否かを確認する(ステップS4)。この確認作業は、読取装置3の無線送受信部4が受信する無線部2からの無線信号の中にメータ部1に関する情報(例えば、メータ部1の識別情報)が含まれているか否かを読取装置3の故障診断部6が確認することによって自動的に行うことができる。
続いて、故障診断部6は、ステップS4を実行した結果、メータ部1と無線部2との間の通信が行われていない場合には(ステップS4のNo)、メータ部12のモデルと読取装置3に設定されているメータ部1のモデルとが一致しているか否かを確認するように指示するメッセージを表示する(ステップS12)。
続いて、故障診断部6は、ステップS12を実行した後に、メータ部1のモデルと、読取装置3に設定されているメータ部1のモデルとが一致していることを確認した旨を示す操作入力が行われたときには(ステップS13のYes)、“メータ部の故障またはメータ部と無線部との間の通信障害の可能性有り、設置環境およびハードウェア破損の有無の確認を要する”として故障診断結果を表示する(ステップS14)。
続いて、故障診断部6は、ステップS12を実行した後に、メータ部1のモデルと、読取装置3に設定されているメータ部1のモデルとが不一致であったため(ステップS13のNo)、読取装置3に設定されているメータ部1のモデルの再設定が行われたときには(ステップS15)、“メータ部のタイプ設定誤り”として故障診断結果を記録し(ステップS16)、ステップS4の実行に戻る(ステップS17)。
続いて、故障診断部6は、ステップS4を実行した結果、メータ部1と無線部2との間の通信が行われている場合には(ステップS4のYes)、メータ部1の識別情報と読取装置3で設定したメータ部1の識別情報とは一致しているか否かを確認する(ステップS5)。この確認作業は、読取装置3の無線送受信部4が受信する無線部2からの無線信号の中にメータ部1の識別情報が含まれているので、この識別情報を読取装置3の故障診断部6が確認することによって自動的に行うことができる。
続いて、故障診断部6は、ステップS5を実行した結果、メータ部1の識別情報と読取装置3で設定したメータ部1の識別情報とが不一致であったときには(ステップS5のNo)、“メータ部識別情報不一致”として故障診断結果を表示し(ステップS6)、“メータ部識別情報不一致のためメータ部無断交換の有無の確認を要する”旨を指示するメッセージを表示する(ステップS7)。
続いて、ステップS7による指示に対する確認状況を示す操作入力が行われたときには、この確認状況および“メータ部識別情報不一致”の旨を記録する(ステップS8)。
続いて、故障診断部6は、ステップS5を実行した結果、メータ部1の識別情報と読取装置3で設定したメータ部1の識別情報とが一致しており(ステップS5のYes)、読取装置3でメータ部1の計量値が読み取れたときには(ステップS9のYes)、“ハードウェアには問題が無い可能性が高いが念のため、ハードウェアに破損が無いことの確認を要する”として故障診断結果を表示する(ステップS10)。
続いて、故障診断部6は、ステップS5を実行した結果、読取装置3でメータ部1の計量値が読み取れなかったときには(ステップS9のNo)、“メータ部が故障の可能性有り、ハードウェア破損の有無の確認を要する”として故障診断結果を表示する(ステップS11)。
続いて、故障診断部6は、ステップS10、ステップS11、ステップS14、ステップS27のいずれか一つの故障診断結果表示によって表示された故障診断結果に対する確認結果の入力を指示するメッセージを表示する(ステップS28)。その後、ステップS28に対する確認結果を示す操作入力が行われたときには、当該確認結果と共に、ステップS10、ステップS11、ステップS14、ステップS27のいずれか一つの故障診断結果表示によって表示された故障診断結果に至るまでの故障診断の履歴を記録する(ステップS29)。
これによれば、検針員が現場において容易に無線検針システムの故障箇所を診断することができる。また、故障診断の結果、メータ部1の故障であるのか、無線部2の故障であるのか、あるいはその両方の故障であるのかが特定できるので、故障部品の交換も誤り無く速やかに行うことができる。
(プログラムの実施例)
情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、本実施形態の読取装置3の故障診断部6の機能を実現するプログラムの実施例を説明する。ここで、情報処理装置とは、読取装置3に内蔵される汎用のコンピュータ装置である。
本実施例のプログラムは記録媒体に記録されることにより、情報処理装置は、この記録媒体を用いて本実施例のプログラムをインストールすることができる。あるいは、本実施例のプログラムを保持するサーバからネットワークを介して直接情報処理装置に本実施例のプログラムをインストールすることもできる。
これにより、情報処理装置を用いて、本実施形態の読取装置3の故障診断部6の機能を実現することができる。なお、読取装置3のその他の機能(検針実施部3、無線送受信部4における通信制御機能など)についても本実施例のプログラムによって併せて実現してもよい。
なお、本実施例のプログラムは、情報処理装置によって直接実行可能なものだけでなく、ハードディスクなどにインストールすることによって実行可能となるものも含む。また、圧縮されたり、暗号化されたりしたものも含む。
本発明によれば、検針員が故障箇所を特定することができるので、無線検針システムの運用の効率化および運用コストの削減に利用できる。
本発明の実施形態の無線検針システムの全体構成図である。 本発明の実施形態のメータボックスを側面から観た図である。 本発明の実施形態の無線検針システムのブロック構成図である。 本発明の実施形態の読取装置における故障診断手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 メータ部
2 無線部
3 読取装置
4、20 無線送受信部
5 検針実施部
6 故障診断部
7 表示部
8 操作部
9 記録部
10 脚
11 支持台
12 信号線
13 メータボックス
14 蓋
15 水道管
16 底部

Claims (9)

  1. 計量値を電気信号に変換して出力するメータ部と、
    このメータ部から出力される電気信号を無線信号として送信する無線部と、
    この無線部から送信される無線信号を受信して上記計量値を読み取る読取装置と
    を備え、
    上記読取装置は、上記メータ部および上記無線部の診断を実施する故障診断手段を備えた
    無線検針システムにおいて、
    上記故障診断手段は、
    上記無線部と上記読取装置との間の無線通信が行われているか否かを確認する第一の確認手段と、
    上記無線部と上記読取装置との間の無線通信が行われている場合に、前記メータ部と前記無線部との間の通信が行われているか否かを確認する第二の確認手段と、
    上記メータ部と上記無線部との間の通信が行われている場合に、上記メータ部の識別情報と上記読取装置で設定した上記メータ部の識別情報とが一致しているか否かを確認する第三の確認手段と、
    上記第一、第二、第三の確認手段の結果に基づいて故障診断をして操作者に指示メッセージを表示する表示手段と
    を備えることを特徴とする無線検針システム。
  2. 前記第三の確認手段を実行した結果、前記メータ部の識別情報と前記読取装置で設定した前記メータ部の識別情報とが不一致であったときには“メータ部識別情報不一致”として故障診断結果を表示すると共に、“メータ部識別情報不一致のためメータ部無断交換の有無の確認を要する”旨を指示するメッセージを表示する第一の指示手段と、
    この第一の指示手段による指示に対する確認状況を示す操作入力が行われたときには、この確認状況および“メータ部識別情報不一致”の旨を記録する手段と、
    前記第三の確認手段を実行した結果、前記メータ部の識別情報と前記読取装置で設定した前記メータ部の識別情報とが一致しており、前記読取装置で前記メータ部の計量値が読み取れたときには、“ハードウェアには問題が無い可能性が高いが念のため、ハードウェアに破損が無いことの確認を要する”として故障診断結果を表示する第一の故障診断結果表示手段と、
    前記第三の確認手段を実行した結果、前記メータ部の識別情報と前記読取装置で設定した前記メータ部の識別情報とが一致していたにも関わらず、前記読取装置で前記メータ部の計量値が読み取れなかったときには、“メータ部故障の可能性有り、ハードウェア破損の有無の確認を要する”として故障診断結果を表示する第二の故障診断結果表示手段と
    を備える請求項1記載の無線検針システム。
  3. 前記故障診断手段は、
    前記第二の確認手段を実行した結果、前記メータ部と前記無線部との間の通信が行われていない場合には、前記メータ部のモデルと前記読取装置に設定されている前記メータ部のモデルとが一致しているか否かを確認するように指示するメッセージを表示する第二の指示手段と、
    この第二の指示手段を実行した後に、前記メータ部のモデルと、前記読取装置に設定されている前記メータ部のモデルとが一致していることを確認した旨を示す操作入力が行われたときには、“メータ部の故障もしくはメータ部と無線部との間の通信障害の可能性有り、設置環境およびハードウェア破損の有無の確認を要する”として故障診断結果を表示する第三の故障診断結果表示手段と、
    前記第二の指示手段を実行した後に、前記メータ部のモデルと、前記読取装置に設定されている前記メータ部のモデルとが不一致であったため前記読取装置に設定されている前記メータ部のモデルの再設定が行われたときには、“メータ部のタイプ設定誤り”として故障診断結果を記録して前記第二の確認手段の実行に戻る手段と
    を備える請求項1または2記載の無線検針システム。
  4. 前記故障診断手段は、
    前記第一から第三のいずれか一つの故障診断結果表示手段によって表示された故障診断結果に対する確認結果の入力を指示するメッセージを表示する第三の指示手段と、
    この第三の指示手段に対する確認結果を示す操作入力が行われたときには、当該確認結果と共に、前記第一から第三のいずれか一つの故障診断結果表示手段によって表示された故障診断結果に至るまでの故障診断の履歴を記録する手段と
    を備える
    請求項1から3のいずれか1項記載の無線検針システム。
  5. メータ部が計量値を電気信号に変換して出力し、無線部が上記メータ部から出力される電気信号を無線信号として送信し、
    上記無線部から送信される無線信号を受信して上記計量値を読み取る手段と、
    上記メータ部および上記無線部の診断を実施する故障診断手段と
    を備えた読取装置において、
    上記故障診断手段は、
    上記無線部と上記読取装置との間の無線通信が行われているか否かを確認する第一の確認手段と、
    上記無線部と上記読取装置との間の無線通信が行われている場合に、上記メータ部と上記無線部との間の通信が行われているか否かを確認する第二の確認手段と、
    上記メータ部と上記無線部との間の通信が行われている場合に、上記メータ部の識別情報と上記読取装置で設定した上記メータ部の識別情報とが一致しているか否かを確認する第三の確認手段と、
    上記第一、第二、第三の確認手段の結果に基づいて故障診断をして操作者に指示メッセージを表示する表示手段と
    を備えることを特徴とする読取装置。
  6. 前記第三の確認手段を実行した結果、前記メータ部の識別情報と前記読取装置で設定した前記メータ部の識別情報とが不一致であったときには“メータ部識別情報不一致”として故障診断結果を表示すると共に、“メータ部識別情報不一致のためメータ部無断交換の有無の確認を要する”旨を指示するメッセージを表示する第一の指示手段と、
    この第一の指示手段による指示に対する確認状況を示す操作入力が行われたときには、この確認状況および“メータ部識別情報不一致”の旨を記録する手段と、
    前記第三の確認手段を実行した結果、前記メータ部の識別情報と前記読取装置で設定した前記メータ部の識別情報とが一致しており、前記読取装置で前記メータ部の計量値が読み取れたときには、“ハードウェアには問題が無い可能性が高いが念のため、ハードウェアに破損が無いことの確認を要する”として故障診断結果を表示する第一の故障診断結果表示手段と、
    前記第三の確認手段を実行した結果、前記メータ部の識別情報と前記読取装置で設定した前記メータ部の識別情報とが一致していたにも関わらず、前記読取装置で前記メータ部の計量値が読み取れなかったときには、“メータ部故障の可能性有り、ハードウェア破損の有無の確認を要する”として故障診断結果を表示する第二の故障診断結果表示手段と
    を備える請求項5記載の読取装置。
  7. 前記故障診断手段は、
    前記第二の確認手段を実行した結果、前記メータ部と前記無線部との間の通信が行われていない場合には、前記メータ部のモデルと前記読取装置に設定されている前記メータ部のモデルとが一致しているか否かを確認するように指示するメッセージを表示する第二の指示手段と、
    この第二の指示手段を実行した後に、前記メータ部のモデルと、前記読取装置に設定されている前記メータ部のモデルとが一致していることを確認した旨を示す操作入力が行われたときには、“メータ部の故障もしくはメータ部と無線部との間の通信障害の可能性有り、設置環境およびハードウェア破損の有無の確認を要する”として故障診断結果を表示する第三の故障診断結果表示手段と、
    前記第二の指示手段を実行した後に、前記メータ部のモデルと、前記読取装置に設定されている前記メータ部のモデルとが不一致であったため前記読取装置に設定されている前記メータ部のモデルの再設定が行われたときには、“メータ部のタイプ設定誤り”として故障診断結果を記録して前記第二の確認手段の実行に戻る手段と
    を備えた請求項5または6記載の読取装置。
  8. 前記故障診断手段は、
    前記第一から第三のいずれか一つの故障診断結果表示手段によって表示された故障診断結果に対する確認結果の入力を指示するメッセージを表示する第三の指示手段と、
    この第三の指示手段に対する確認結果を示す操作入力が行われたときには、当該確認結果と共に、前記第一から第三のいずれか一つの故障診断結果表示手段によって表示された故障診断結果に至るまでの故障診断の履歴を記録する手段と
    を備えた
    請求項5から7のいずれか1項記載の読取装置。
  9. 情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、
    請求項5から8のいずれか1項記載の読取装置における前記故障診断機能を実現する
    ことを特徴とするプログラム。
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