JP2009237750A - 情報検索支援装置及び情報検索支援方法 - Google Patents

情報検索支援装置及び情報検索支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザによる検索キーワードの入力動作を支援して検索動作の利便性を高める。
【解決手段】検索条件を設定することで、所定のデータベースの中からその検索条件に対応した検索結果を取得できる検索システムにおいて、検索キーワード予測部12は、ユーザの現在の状況やユーザによる過去の入力履歴情報に基づいて、検索条件として使用する適切な検索キーワードを予測する。そして、予測した検索キーワードをDBMS(検索エンジン)に渡して、その検索キーワードに対応する検索結果を取得してユーザに提示することで、ユーザは、検索キーワードを入力することなく、ユーザに適正な検索結果を得ることができるようになる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ユーザが所望する情報をDB(DataBase:データベース)検索する際のユーザ支援を行う情報検索支援装置及び情報検索支援方法に関し、特に、ユーザによる検索条件などの情報の入力の簡便化を図る情報検索支援装置及び情報検索支援方法に関する。また、本発明は、カーナビゲーション装置において、ユーザが周辺施設検索や目的地検索などを含むDB検索を行う際の検索条件の入力を支援する情報検索支援装置及び情報検索支援方法に関する。
ユーザが検索キーワードなどの検索条件を入力して所望の情報をDB検索する技術が、従来から存在している。以下、いくつかのDB検索に関する従来の技術について説明する。
<検索エンジン>
例えば、インターネット上には様々な検索サイトが公開されている。ユーザはこうした検索サイトを閲覧して検索条件を指定することで、その検索条件に適した検索結果を取得することが可能となる。例えば、web(ウェブ)検索エンジンは、ユーザが検索キーワードを指定することで、その検索キーワードを含んだインターネットで公開されているwebページの閲覧を可能とする情報(webページのURL(Uniform Resource Locator)情報)を検索結果としてユーザに提供することが可能である。また、webページのURLだけではなく、例えば、特定の場所付近の地図情報やインターネットで公開されている画像情報などをユーザに対して検索結果として提供することも可能である。
なお、ユーザが入力する検索条件は検索キーワードに限らず、例えばユーザが自然文を入力し、その自然文を解析してキーワード抽出を行うことによって検索条件の特定が行われるweb検索エンジンも存在する。また、複数の検索キーワードによるAND(アンド)検索やOR(オア)検索、マイナス検索(除外条件検索)、フレーズ検索(複合語検索)など、様々な検索キーワードの組み合わせによる検索条件の設定が可能なweb検索エンジンも存在する。
また、検索エンジンとしては、例えば、ディレクトリ型検索エンジン、ロボット型(巡回型)検索エンジン、メタ型(横断型)検索エンジンなどの様々な検索エンジンが存在し、検索方式としては、例えば、全文検索方式、ディレクトリ(インデックス)方式などの様々な検索方式が存在する。なお、全文検索方式の辞書は、例えばN−gram方式のデータベースで形成され、ディレクトリ方式の辞書は、例えばB−treeのトポロジで形成される。
<SEO及びSEM>
また、検索エンジンの中には、SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)やSEM(Search Engine Marketing:検索エンジンマーケティング)の技術を用いて、検索DBでヒットさせたい検索キーワードをプロバイダ自身が予測し、この検索キーワードが入力された場合に、その検索キーワードに対応する情報(例えば、スポンサーサイトのURL情報)を効果的にユーザに提供する手法が採用されているところもある。
<単語予測機能付IME>
一方、携帯電話機やPC(Personal Computer)のIME(Input Method Editor)には、単語予測機能が設けられており、ユーザが入力した単語やキーを基に、次に入力する可能性の高い単語を予測候補リストとして表示し、ユーザがこの予測候補リストの中から単語を選択可能とすることで、ユーザ入力の簡便化を図っている。なお、単語予測機能では、過去の入力履歴頻度を利用したマルコフモデルによって、予測候補の特定が実現されている場合が多く、IMEでは、この入力履歴頻度を含めて単語の辞書化が行われている。また、購入時(使用開始時)の初期状態の入力履歴頻度は、通常、統計的な一般解を用いて構築されることが多い。
<短時間での検索が不可能>
しかしながら、従来の検索技術では、ユーザによる検索キーワードの入力に時間や手間を要するという問題がある。特に、カーナビゲーション装置において検索キーワードの入力を行う場合、交差点で停車中の場合などの短時間のうちに情報の検索(情報の入力及び閲覧)が行えるようにする必要がある。
例えば、従来の技術では、図9に図示されているようなユーザインタフェースをユーザに提供することで、ユーザによる検索を可能としている。ユーザが情報検索を行う場合、情報端末は、図9に図示されているようなユーザインタフェースを画面に表示して、ユーザに検索キーワードの入力や検索結果の閲覧を行わせる。
図9に図示されているような従来の技術における情報検索用のユーザインタフェースには、ユーザが検索キーワードを入力するための検索キーワード入力フィールド5と、検索キーワード入力フィールド5に検索キーワードを入力して情報検索を開始させる際に選択する検索開始ボタン6と、その検索結果を表示する検索結果表示フィールド7が含まれている。
しかしながら、このようなユーザインタフェースでは、検索キーワード入力フィールド5に1つ又は複数の検索キーワードを入力する必要がある点や、検索を開始する際に検索開始ボタン6を選択する必要がある点などにおいて、ユーザは時間や手間をかける必要がある。特に、カーナビゲーション装置において交差点で停車中に行われるような検索では、ユーザは、検索キーワードの入力に手間取ることになり、本来時間をかけるべき検索結果の閲覧を十分に行うことができないという問題がある。
一方、音声認識(例えば、ユーザが発話した自然言語をワードスポッティングによって音声認識)による入力を用いれば、ユーザの入力の手間(例えば、タッチパネルに触れたりキーボードでキー入力を行ったりすることによる入力操作)を省くことができるようになるが、音声認識の精度は必ずしも高くはなく、例えば『東京都』を『京都』と間違えて認識するなど、誤認識が発生しやすいという問題がある。
また、音声認識の精度だけではなく文章の解釈の精度も必ずしも高くはないという問題もある。例えば従来の技術において、自然言語の解析には一般に形態素解析が用いられているが、この形態素解析では、文節(あるいは、単語の切れ目)を誤って認識してしまうという問題もある。例えば、『きたかたらーめん』という音声入力を1フレーズの『きたかたらーめん』として解釈して『きたかたらーめん』という施設名の検索を行うことも可能であり、『きたかた』、『らーめん』の2つの単語に分解して解釈し、『喜多方』市という地域にある『ラーメン』屋の検索を行うことも可能である。
また、『ろっぽんぎひるずのれすとらん』という音声入力から、『六本木ヒルズ』内の『レストラン』の検索を行うことも可能であり、『六本木ヒルズ』とその周辺の『レストラン』や『六本木ヒルズ』という文字列を含むレストランの検索を行うことも可能である。また、例えば『…とうきょうと』という音声入力を1フレーズ『…とうきょうと』と解釈することも可能であり、『…とう』と『きょうと』に分けて解釈することも可能である。このように、形態素解析の技術では複数の意味に解釈可能なフレーズや単語が存在しており、ユーザの意図に一致しない解釈がなされてしまい、ユーザに対して有益な検索結果を提供できない場合があるという問題がある。
また、ユーザが入力した単語から、次に入力する単語を予測する単語予測機能を用いれば、検索キーワード入力フィールドに検索キーワードを入力する際の単語入力の簡便化が図れるが、こうした単語予測機能は、ユーザが以前に入力した単語(あるいは単語の組み合わせ)を入力履歴としてIMEが格納しておき、その入力履歴をユーザに提示することによって、ユーザの単語入力の支援を行っている。すなわち、単語予測機能付IMEは、ユーザが入力する検索キーワードの予測を行っていると言うよりは、ユーザが入力したキーと一致する入力履歴をユーザに提示しているものにすぎない。
本発明は、上記の問題を解決するため、ユーザによる検索キーワードの入力動作を支援して検索動作の利便性を高めるための検索支援装置及び検索支援方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の情報検索支援装置は、検索条件を提供することで、所定のデータベースの中から前記検索条件に対応した検索結果を特定する検索システムにおける情報検索支援装置であって、
ユーザの現在の状況を把握するユーザ状況把握手段と、
前記ユーザの過去の入力履歴情報を格納する入力履歴情報格納手段と、
前記ユーザ状況把握手段で把握された前記ユーザの現在の状況、及び/又は、前記入力履歴情報格納手段に格納されている前記入力履歴情報に基づいて、前記検索条件として使用する検索キーワードを予測する検索キーワード予測手段とを、
有する。
上記の構成により、ユーザによる検索キーワードの入力動作を支援して検索動作の利便性を高めることが可能となる。
さらに、本発明の情報検索支援装置は、上記の構成に加えて、前記検索キーワード予測手段は、前記ユーザによる検索キーワードの入力が行われていない状態で、前記検索条件として使用する初頭キーワードを予測するように構成されている。
上記の構成により、ユーザは検索キーワードを入力することなく、ユーザが入力しようとしている検索キーワードが検索条件として設定されるようになる。
さらに、本発明の情報検索支援装置は、上記の構成に加えて、前記検索キーワード予測手段で予測された前記初頭キーワードを表示する初頭キーワード表示手段を有する。
上記の構成により、ユーザは自動的に設定された検索キーワードを確認することが可能となる。
さらに、本発明の情報検索支援装置は、上記の構成に加えて、前記ユーザが過去に入力したことのある複数の検索キーワードの組み合わせを検索履歴情報として保持し、前記検索履歴複数に基づいて、前記検索条件として使用する検索キーワードの組み合わせを予測するフレーズ予測手段を有する。
上記の構成により、検索条件を表す複数の検索キーワードの組み合わせ(フレーズ)を予測することが可能となる。
さらに、本発明の情報検索支援装置は、上記の構成に加えて、前記検索キーワード予測手段は、既に検索キーワードが設定されている状態で、前記検索キーワードの次に設定される検索キーワードを予測するように構成されている。
上記の構成により、検索キーワードが1つ以上設定された状態で、ユーザが次に入力しようとしている検索キーワードが検索条件として設定されるようになる。
さらに、本発明の情報検索支援装置は、上記の構成に加えて、前記検索キーワード予測手段で予測された前記次に設定される検索キーワードを表示する次キーワード表示手段を有する。
上記の構成により、ユーザは自動的に設定された検索キーワードを確認することが可能となる。
さらに、本発明の情報検索支援装置は、上記の構成に加えて、前記ユーザが過去に入力したことのある複数の検索キーワードの組み合わせを検索履歴情報として保持するとともに、前記複数の検索キーワードの組み合わせを、前記ユーザが検索条件を入力する際に提供できるようにする検索履歴情報管理手段を有する。
上記の構成により、複数の検索キーワードの組み合わせ(フレーズ)をユーザに提供してユーザの情報入力の支援を行うことが可能となる。
さらに、本発明の情報検索支援装置は、上記の構成に加えて、前記検索キーワード予測手段で予測された前記検索キーワードに基づいて、前記所定のデータベースの中から前記検索キーワードに対応した検索結果を取得する検索結果取得手段を有する。
上記の構成により、ユーザが入力すると予測された検索キーワードに対応する様々な検索結果を取得することが可能となる。
さらに、本発明の情報検索支援装置は、上記の構成に加えて、前記検索結果取得手段で取得した前記検索結果を表示する検索結果表示手段を有する。
上記の構成により、ユーザが入力すると予測された検索キーワードに対応する様々な検索結果をユーザに提示することが可能となる。
さらに、本発明の情報検索支援装置は、上記の構成に加えて、前記ユーザ状況把握手段で把握した前記ユーザの現在の状況に基づいて、検索対象地域を推定する検索対象地域推定手段を有し、
前記検索キーワード予測手段は、さらに前記検索対象地域推定手段で推定された前記検索対象地域の情報に基づいて、前記検索条件として使用する検索キーワードを予測するように構成されている。
上記の構成により、検索対象地域の絞り込みを行うことが可能となる。
さらに、本発明の情報検索支援装置は、上記の構成に加えて、前記検索対象地域推定手段は、経路案内中か否かの状態、表示画面に表示されている地図が示す位置のどちらか一方又は両方の条件に基づいて、現在位置、目的地、前記表示画面に表示されている地図上の任意の位置のいずれか1つの位置を検索対象地域とするように構成されている。
上記の構成により、現在の状況に相当する各種の条件から、検索対象地域を絞り込むことが可能となる。
さらに、本発明の情報検索支援装置は、上記の構成に加えて、前記検索キーワードの履歴を格納する検索キーワード履歴格納手段と、
前記検索キーワード履歴格納手段に格納されている前記検索キーワードの履歴を利用して、前記ユーザの音声入力の認識を行うための形態素解析の補正を行う形態素解析補正手段とを、
有する。
上記の構成により、音声認識の精度を向上させることが可能となる。
さらに、本発明の情報検索支援装置は、上記の構成に加えて、前記検索キーワード予測手段は、前記検索条件として使用する検索キーワードとして、前記ユーザが検索条件として使用することが予想される形容詞句を予測するように構成されている。
上記の構成により、形容詞句を含む検索キーワードを予測できるようになる。
また、上記の目的を達成するため、本発明の情報検索支援方法は、検索条件を提供することで、所定のデータベースの中から前記検索条件に対応した検索結果を特定する検索システムにおける情報検索支援方法であって、
ユーザの現在の状況を把握するユーザ状況把握ステップと、
前記ユーザの過去の入力履歴情報を所定の情報格納手段に格納する入力履歴情報格納ステップと、
前記ユーザ状況把握ステップで把握された前記ユーザの現在の状況、及び/又は、前記入力履歴情報格納ステップで格納した前記入力履歴情報に基づいて、前記検索条件として使用する検索キーワードを予測する検索キーワード予測ステップとを、
有する。
上記の処理により、ユーザによる検索キーワードの入力動作を支援して検索動作の利便性を高めることが可能となる。
さらに、本発明の情報検索支援方法は、上記の処理に加えて、前記検索キーワード予測ステップは、前記ユーザによる検索キーワードの入力が行われていない状態で、前記検索条件として使用する初頭キーワードを予測するステップを有する。
上記の処理により、ユーザは検索キーワードを入力することなく、ユーザが入力しようとしている検索キーワードが検索条件として設定されるようになる。
さらに、本発明の情報検索支援方法は、上記の処理に加えて、前記検索キーワード予測ステップで予測された前記初頭キーワードを表示する初頭キーワード表示ステップを有する。
上記の処理により、ユーザは自動的に設定された検索キーワードを確認することが可能となる。
さらに、本発明の情報検索支援方法は、上記の処理に加えて、前記ユーザが過去に入力したことのある複数の検索キーワードの組み合わせを検索履歴情報として保持するステップと、
前記検索履歴複数に基づいて、前記検索条件として使用する検索キーワードの組み合わせを予測するフレーズ予測ステップとを、
有する。
上記の処理により、検索条件を表す複数の検索キーワードの組み合わせ(フレーズ)を予測することが可能となる。
さらに、本発明の情報検索支援方法は、上記の処理に加えて、前記検索キーワード予測ステップは、既に検索キーワードが設定されている状態で、前記検索キーワードの次に設定される検索キーワードを予測するステップを有する。
上記の処理により、検索キーワードが1つ以上設定された状態で、ユーザが次に入力しようとしている検索キーワードが検索条件として設定されるようになる。
さらに、本発明の情報検索支援方法は、上記の処理に加えて、前記検索キーワード予測ステップで予測された前記次に設定される検索キーワードを表示する次キーワード表示ステップを有する。
上記の処理により、ユーザは自動的に設定された検索キーワードを確認することが可能となる。
さらに、本発明の情報検索支援方法は、上記の処理に加えて、前記ユーザが過去に入力したことのある複数の検索キーワードの組み合わせを検索履歴情報として保持するステップと、
前記複数の検索キーワードの組み合わせを、前記ユーザが検索条件を入力する際に提供するステップとを、
有する。
上記の処理により、複数の検索キーワードの組み合わせ(フレーズ)をユーザに提供してユーザの情報入力の支援を行うことが可能となる。
さらに、本発明の情報検索支援方法は、上記の処理に加えて、前記検索キーワード予測ステップで予測された前記検索キーワードに基づいて、前記所定のデータベースの中から前記検索キーワードに対応した検索結果を取得する検索結果取得ステップを有する。
上記の処理により、ユーザが入力すると予測された検索キーワードに対応する様々な検索結果を取得することが可能となる。
さらに、本発明の情報検索支援方法は、上記の処理に加えて、前記検索結果取得ステップで取得した前記検索結果を表示する検索結果表示ステップを有する。
上記の処理により、ユーザが入力すると予測された検索キーワードに対応する様々な検索結果をユーザに提示することが可能となる。
さらに、本発明の情報検索支援方法は、上記の処理に加えて、前記ユーザ状況把握ステップで把握した前記ユーザの現在の状況に基づいて、検索対象地域を推定する検索対象地域推定ステップを有し、
前記検索キーワード予測ステップは、さらに前記検索対象地域推定ステップで推定された前記検索対象地域の情報に基づいて、前記検索条件として使用する検索キーワードを予測するステップを有する。
上記の処理により、検索対象地域の絞り込みを行うことが可能となる。
さらに、本発明の情報検索支援方法は、上記の処理に加えて、前記検索対象地域推定ステップは、経路案内中か否かの状態、表示画面に表示されている地図が示す位置のどちらか一方又は両方の条件に基づいて、現在位置、目的地、前記表示画面に表示されている地図上の任意の位置のいずれか1つの位置を検索対象地域とするステップを有する。
上記の処理により、現在の状況に相当する各種の条件から、検索対象地域を絞り込むことが可能となる。
さらに、本発明の情報検索支援方法は、上記の処理に加えて、前記検索キーワードの履歴を所定の情報格納手段に格納する検索キーワード履歴格納ステップと、
前記検索キーワード履歴格納ステップで格納された前記検索キーワードの履歴を利用して、前記ユーザの音声入力の認識を行うための形態素解析の補正を行う形態素解析補正ステップとを、
有する。
上記の処理により、音声認識の精度を向上させることが可能となる。
さらに、本発明の情報検索支援方法は、上記の処理に加えて、前記検索キーワード予測ステップは、前記検索条件として使用する検索キーワードとして、前記ユーザが検索条件として使用することが予想される形容詞句を予測するステップを有する。
上記の処理により、形容詞句を含む検索キーワードを予測できるようになる。
本発明は、上記のように構成されており、ユーザによる検索キーワードの入力動作を支援して検索動作の利便性を高めるという効果を有している。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下では説明のために、本発明の実施の形態における情報検索支援装置が実装された情報端末として、GPS(Global Positioning System)測位機能や経路案内機能などを装備したカーナビゲーション装置を主に考慮しながら説明を行うが、任意の情報端末に本発明を適用することが可能である。
図1は、本発明の実施の形態における情報検索用のユーザインタフェースの一例を示す図である。本発明の実施の形態では、図1に図示されているようなユーザインタフェースをユーザに提供することで、ユーザによる検索を可能とする。ユーザが情報検索を行う場合、情報端末は、図9に図示されているようなユーザインタフェースを画面に表示して、ユーザに検索キーワードの入力や検索結果の閲覧を行わせる。
図1に図示されている情報検索用のユーザインタフェースには、ユーザが検索キーワードとして入力と予測された検索キーワードを表示するための検索キーワード表示フィールド1と、過去の検索キーワードの履歴の一覧をプルダウン表示するための履歴表示ボタン2と、検索キーワード表示フィールドに表示された検索キーワードから検索された検索結果を表示する検索結果表示フィールド3が含まれている。なお、例えば、図9に図示されているような従来の技術における情報検索用のユーザインタフェースに切り換えるための切り換えボタンが配置されていてもよい。
検索キーワード表示フィールド1には、ユーザが入力した検索キーワードではなく、当該情報端末がユーザの状況や過去の入力履歴(前回までの入力の学習結果)などから、ユーザが入力するであろうと予測した検索キーワードが表示される。なお、情報端末は、少なくとも1つの検索キーワードの予測を行い、検索キーワードとして検索キーワード表示フィールド1に表示することが望ましい。また、当該情報端末は複数の検索キーワード(図1では第1〜第3キーワード)を予測することが可能であり、検索フィールドには複数の検索キーワード(図1では第1〜第3キーワード)の表示が可能である。
また、履歴表示ボタン2は、過去に検索キーワード表示フィールド1に表示された複数の検索キーワードの組み合わせ(フレーズ)や、実際に検索に用いられた複数の検索キーワードの組み合わせなどの履歴一覧を表示するための選択ボタンである。この履歴表示ボタンを選択することで、複数の検索キーワードの組み合わせを表示、選択することが可能となる。
また、検索結果表示フィールド3は、検索キーワード表示フィールド1に表示された検索キーワードを検索条件として行われた検索結果を表示するためのフィールドである。なお、本発明の実施の形態における検索は、ユーザによって検索開始ボタンが選択された際に行われるパッシブ型(受動型)であってもよいが、検索キーワードの予測が行われて自動的に検索キーワードが設定されるため、ユーザインタフェースに検索開始ボタンを設けないアクティブ型(能動型)とすることが可能である。アクティブ型の検索では、ユーザが検索開始ボタンを選択しなくても、検索キーワード(初頭キーワード)を検索条件とした検索結果が表示されるようになる。したがって、本発明の実施の形態では、ユーザが検索キーワードを入力しなくても検索キーワードの予想及び設定が情報端末において行われ、ユーザが検索開始ボタンを選択しなくてもその検索結果(図1では検索結果1〜4が既に表示)が表示されるようになる。すなわち、例えば、ユーザが情報検索用のユーザインタフェースを表示させると、その情報検索用のユーザインタフェースに、ユーザが欲しいと予測された情報の検索結果が表示されることになる。また、図1には不図示であるが、検索キーワードの予測に用いられた条件(例えば、現在位置や目的地などの検索対象地域、ユーザの趣味や嗜好などの情報)も同時にユーザインタフェースの任意の箇所に表示してもよい。
具体的には、例えば、本発明の実施の形態における情報検索支援装置が移動情報端末(携帯情報端末やカーナビゲーション装置など)に実装されているシステムにおいて、移動情報端末の現在位置(例えば、六本木)に基づいて、現在位置周辺の主要な施設(例えば、六本木ヒルズ)を第1キーワード(初頭キーワード)とし、さらに、今までの入力履歴の学習結果からユーザがレストランに関して頻繁に検索を行うことが分かっているような場合に、レストランを第2キーワードとして検索が行われる。この場合、ユーザインタフェースにおいて、2つの検索キーワード(『六本木ヒルズ』、『レストラン』)が検索キーワード表示フィールド1に表示され、その検索結果(『六本木ヒルズ』、『レストラン』を検索キーワードとする検索結果)が検索結果表示フィールド3に表示される。なお、本明細書において、初頭キーワードとは、ユーザが検索キーワードの入力を行うことなく、情報検索支援装置が現在の状況や過去の入力履歴情報から予想した検索キーワードである。
なお、情報キーワード表示フィールド1に表示されている検索キーワードの一部のみを消去して残りの検索キーワードを残し、さらに、ユーザが別の検索キーワードを入力して検索キーワードの組み合わせを再構成することも可能である。
次に、本発明の実施の形態における情報検索支援装置を含む情報検索システムの一構成例について説明する。図2は、本発明の実施の形態における情報検索支援装置を含む情報検索システムの一構成例を示す図である。
ユーザはHMI(Human Machine Interface)10を通じて手入力及び音声入力の両方を行うことが可能であり、HMI10はGUI(Graphical User Interface)アプリ15及びVUI(Voice User Interface)アプリ16を有している。GUIアプリ15は、タッチパネル(マウスやその他のポインティングデバイスなどを含む)やキーボード(テンキーを含む)などの手入力の処理を行う入力デバイスや、こうした入力デバイスから入力された情報を処理するためのアプリケーションである。一方、VUIアプリ16は、音声入力用のマイクなどの音声入力の処理を行う入力デバイスや、こうした入力デバイスから入力された音声情報の音声認識処理を行うためのアプリケーションである。
また、IME11は、日本語の入力の補助を行うアプリケーションであり、文字の変換(例えば、ひらがな/カタカナから漢字への変換)を行う機能を有している。また、IME11は、こうした文字変換用の単語辞書を有しており、さらに、ユーザによる入力履歴を保持し、入力履歴からユーザの入力を予測する単語予測機能を有していてもよい。
また、DBMS(DataBase Management System)13は、供給された検索キーワードに基づく検索を行って検索結果を出力する検索エンジンであり、例えば、検索処理を行うインデックス検索部17と検索対象の様々な情報を保持している検索対象情報DB18とを有している。
また、検索キーワード予測部12は、GUIアプリ15とVUIアプリ16との間、HMI10とDBMS13との間、IME11とDBMS13との間の橋渡しとしての役割を有し、本発明の主要な処理(例えば、検索キーワードの予測処理など)を行うことが可能である。検索キーワード予測部12は、例えば、カーナビゲーション装置の各種センサ及び各種装置から様々な情報(例えば、車両の現在位置や移動状況などに関する情報)を取得したり、ユーザが普段使用しているIME単語辞書や、ユーザによる単語入力の単語予測機能に係る入力履歴情報をIME11から取得したりすることで、現在の状況やユーザの嗜好に合わせた検索キーワードを予測し、その予測された検索キーワードをDBMS13に渡して検索結果を取得することが可能である。さらに、検索キーワード予測部12は、検索キーワードの予測結果の精度を任意の方法によって確認(例えば、ユーザによって検索結果が活用されたか否か判断)し、検索キーワードの予測結果の精度をフィードバックすることで、よりユーザが所望する検索キーワードの予測が可能となるように学習処理を行うことも可能である。
また、検索結果取得部14は、検索キーワード予測部12で予測された検索キーワードをDBMS13に渡して検索処理を行わせ、その検索結果を取得する機能を有している。検索結果取得部14で取得された検索結果は、例えばHMI11を通じてユーザに提示されてもよく、他のアプリケーションで利用されてもよい。
また、図3には、本発明の実施の形態における情報検索支援装置の検索キーワード予測部の一構成例が図示されている。なお、図3は、図2に図示されている検索キーワード予測部12の構成の一例を図示したものである。
図3に図示されている検索キーワード予測部12は、キーワード候補回答部51、IME単語予測情報取得部52、入力履歴学習部53、キーワード推定部54を有している。
キーワード候補回答部51は、任意のトリガ(例えば、ユーザが情報検索用のユーザインタフェースを閲覧しようとしている場合)の受信タイミングで、ユーザが入力すると予測される検索キーワードをキーワード推定部54から取得してHMIへ出力する機能を有している。なお、キーワード候補回答部51は、何のキーワードも設定されていない状態から予測される第1キーワードの候補を回答することも可能であり、何らかの検索キーワードが決定されている状態から次のキーワードの候補を回答することが可能である。また、キーワード候補回答部51は、HMIへ回答した検索キーワードや、その検索キーワードがユーザに役に立ったかどうかのフィードバック情報(例えば、ユーザに対して所望の検索キーワードであったかどうかを問い合わせ、その問い合わせ結果を取得)を入力履歴学習部53へ供給することが可能である。
また、IME単語予測情報取得部52は、IMEと連動して動作する機能を有しており、IMEが保持している単語辞書や、単語予測に関連した入力履歴情報を参照する機能を有している。
また、入力履歴学習部53は、IMEが保持している単語辞書や単語予測に関連した入力履歴情報を参照することで、このユーザの嗜好や言語表現上の癖などを把握するとともに、どのような状況においてどのような検索条件を入力するかを学習する機能を有している。入力履歴学習部53は、例えば、IMEの単語辞書によって単語認識を行い、その単語(あるいは単語認識できなかった単語も含む)と、前後の単語との関係や、そのときの状況との関連付けなどを行うことが可能である。こうした学習結果は、例えば後述のように、隠れマルコフモデルの状態遷移確率(各キーワード間における前後の相関を表す値)及びシンボル出現確率(例えば、各品詞や単語の種類の間前後の相関を表す値)として保持可能である。この場合、学習によって状態遷移確率及びシンボル出現確率の値が調整されて、より適切な検索キーワードの出現確率が高くなるように改良される。また、入力履歴学習部53は、検索キーワードの履歴を格納しておくことも可能であり、複数の検索キーワードの組み合わせ(フレーズ)を検索履歴(入力履歴)の情報として保持するとともに、複数の検索キーワードの組み合わせを、ユーザが検索条件を入力する際に提供できるよう管理することも可能である。さらに、保持している検索キーワードをIMEの単語辞書に反映させることで、例えばIMEの変換精度の向上(語彙の増加)や、VUIアプリにおける音声認識の精度向上(音声認識の補正用辞書として検索履歴を利用)を図ることも可能である。
また、キーワード推定部54は、入力履歴学習部53における学習結果や、車両センサなどによって得られた様々な情報に基づいて、ユーザが入力すると予測される検索キーワードを推定する機能を有している。キーワード推定部54は、例えば後述のように隠れマルコフモデルを用いて検索キーワードの推定を行うことが可能であり、どのような品詞(あるいは、どのような種類の単語)に続いてどのような品詞のどの検索キーワードに遷移するのかを確率に従って遷移させることで、次の検索キーワードを推定することが可能である。なお、キーワード推定部54は、キーワード推定部54で予測した検索キーワードに続く次のキーワードの候補を推定するだけではなく、ユーザによって入力された検索キーワードに続く次のキーワードの候補を推定することも可能である。すなわち、本発明では、例えば第1キーワードをユーザに入力してもらい、その第1キーワードに続く第2キーワードの推定を行うことも可能である。
また、図4は、本発明の実施の形態における情報検索支援装置の処理の一例を示すフローチャートである。情報端末においてユーザが情報検索を開始しようとした場合(例えば、図1に図示されている情報検索用のインタフェースを表示した場合)、情報端末は、まず現在の状況を推定する(ステップS101)。なお、任意の情報を現在の状況を示す情報として使用可能である。例えば、現在地、目的地、経由地、経路上の任意の地点、現在の移動状況(移動方向や移動速度)、日時、天候、同乗者数、並行して動作しているアプリケーションの名前や種類などが現在の状況を示す情報として挙げられる。
また、情報端末は、過去の入力履歴を参照する(ステップS102)。なお、過去の入力履歴を示す情報に関しても同様に任意の情報が使用可能であり、さらに、任意の形式に加工して(例えば学習処理による学習結果として)保持可能である。例えば、過去に入力(又は使用)された検索キーワード、検索キーワードの種類(品詞)やその入力順序などが過去の入力履歴を示す情報として使用可能である。また、このとき、ユーザの趣味や嗜好に関する情報を過去の入力履歴と共に参照してもよい。さらに、検索キーワード予測部は、IMEと連動して、IMEの単語予測機能が保持する単語入力の予測に用いられる入力履歴に関する情報を取得し、このIMEの単語予測機能で保持されている入力履歴に関する情報を活用してもよい。
検索キーワードがまだ推定されておらず、第1キーワードとしての検索キーワードを予測する場合には、情報端末は、ステップS101で得られた現在の状況や、ステップS102で得られた過去の入力履歴に基づいて、現在の状況でこのユーザが第1キーワードとして入力しそうな検索キーワードを予測する(ステップS104)。この結果、第1キーワードが得られる。
また、別の検索キーワード(すなわち、第2キーワード以降の検索キーワード)を更に予測する場合には、再びステップS101から処理を繰り返し行う。なお、第2キーワード以降の検索キーワードを予測する場合、情報端末は、ステップS103で別のキーワードを既に予測済みであると判断して、それまでステップS104で予測された検索キーワードも参照し(ステップS106)、ステップS101で得られた現在の状況や、ステップS102で得られた過去の入力履歴に加えて、さらに、ステップS106で得られた検索キーワードに基づいて、現在の状況でこのユーザが入力しそうな検索キーワードを予測する(ステップS104)。
この結果、ユーザが情報検索を開始しようとして、情報検索用のユーザインタフェースを閲覧した場合に、例えば、ユーザの使用状況に合わせた検索対象地域周辺の施設情報の検索結果などが自動的に表示されるようになる。
また、現在の状況を推定する場合、例えば、上述のように様々な地点(現在地、目的地、経由地、経路上の任意の地点)に関する情報が得られるが、これらのうちのどの地点に関する情報を使用するか(あるいは検索対象として重きを置くか)を定めることは容易ではない。ここでは、ユーザによるカーナビゲーション装置の使用状況(カーナビゲーション装置における動作状況)を参照することで、検索の対象として重要だと予測される地点を検索対象地域として推定する方法について説明する。
図5及び図6は、本発明の実施の形態における情報検索支援装置の検索対象地域推定処理の前半部分及び後半部分の一例をそれぞれ示すフローチャートである。なお、図5に図示されている前半部分と、図6に図示されている後半部分とは、丸囲みのAの箇所(ステップS202の処理からステップS211の処理に遷移する箇所)でつながっている。
図5及び図6において、情報端末は、ステップS104における検索キーワードの予測に使用すべき検索対象地域の推定する場合、まず検索対象地域が未指定か否かを確認する(ステップS201)。ステップS201で検索対象地域が既に指定されている場合(例えば、あらかじめ又はユーザによる手入力などによって検索対象地域が既に入力されている場合や、既に予測された別の検索キーワード(例えば、第1キーワード)で検索対象地域が定まっている場合)には、検索対象地域の推定を行わずにそのまま終了となる。
一方、ステップS201で検索対象地域が指定されていない場合には、カーナビゲーション装置が現在、経路案内を行っているか否かを確認する(ステップS202)。ステップS202で経路案内中ではないことが判明した場合には、カーナビゲーション装置は、表示中のナビ画面(ナビゲーション装置の表示画面)に表示されている画面の種類を確認する(ステップS203)。
ステップS203で表示中のナビ画面が地図画面であることが確認された場合には、カーナビゲーション装置は、さらに地図画面の状態を確認する(ステップS204)。ステップ204で地図画面の状態が現在地(GPS測位地点)を表示する画面である場合には、カーナビゲーション装置は、現在地を検索対象地域として設定する(ステップS205)。一方、ステップ204で地図画面の状態が任意地点(GPS測位地点とは異なる地点)を表示する画面である場合には、カーナビゲーション装置は、地図画面に表示中の当該任意地点(すなわち、現在表示画面で閲覧している地点)を検索対象地域として設定する(ステップS205)。
また、ステップS203で表示中のナビ画面が目的地設定画面(あるいは目的地検索画面)であることが確認された場合には、カーナビゲーション装置は、さらに目的地設定画面の状態を確認する(ステップS207)。ステップ207で目的地設定画面の状態が現在地(GPS測位地点)を表示する画面である場合には、カーナビゲーション装置は、推定目的地(目的地あるいは目的地となりそうな地点)を検索対象地域として設定する(ステップS208)。一方、ステップ207で目的地設定画面の状態が任意地点(GPS測位地点とは異なる地点)を表示する画面である場合には、カーナビゲーション装置は、目的地設定画面に表示中の当該任意地点(すなわち、現在表示画面で閲覧している地点)を検索対象地域として設定する(ステップS209)。
一方、ステップS202で経路案内中であることが判明した場合には、カーナビゲーション装置は、表示中のナビ画面(ナビゲーション装置の表示画面)に表示されている画面の種類を確認する(ステップS211)。ステップS211で表示中のナビ画面が地図画面であることが確認された場合には、カーナビゲーション装置は、さらに地図画面の状態を確認する(ステップS212)。ステップ212で地図画面の状態が現在地(GPS測位地点)を表示する画面である場合には、カーナビゲーション装置は、現在地を始点とした案内経路を検索対象地域として設定する(ステップS213)。
一方、ステップ212で地図画面の状態が任意地点(GPS測位地点とは異なる地点)を表示する画面である場合には、カーナビゲーション装置は、案内経路上の近隣地点が表示されているか否かを確認する(ステップS214)。ステップS214で案内経路上の近隣地点が地図画面上に表示されていない場合には、地図画面に表示中の当該任意地点を検索対象地域として設定する(ステップS215)。また、ステップS214で案内経路上の近隣地点が地図画面上に表示されている場合には、任意地点を基準とした案内経路(例えば、任意地点を重心とした領域に含まれる案内経路周辺)を検索対象地域として設定する(ステップS216)。
また、ステップS211で表示中のナビ画面が目的地設定画面(あるいは目的地検索画面)であることが確認された場合には、カーナビゲーション装置は、さらに目的地設定画面の状態を確認する(ステップS217)。ステップ217で目的地設定画面の状態が現在地(GPS測位地点)を表示する画面である場合には、カーナビゲーション装置は、目的地を始点とした案内経路(すなわち、目的地から逆方向にたどる案内経路)を検索対象地域として設定する(ステップS218)。
一方、ステップ217で目的地設定画面の状態が任意地点(GPS測位地点とは異なる地点)を表示する画面である場合には、カーナビゲーション装置は、案内経路上の近隣地点が表示されているか否かを確認する(ステップS219)。ステップS219で案内経路上の近隣地点が目的地設定画面上に表示されていない場合には、目的地設定画面に表示中の当該任意地点を検索対象地域として設定する(ステップS220)。また、ステップS219で案内経路上の近隣地点が目的地設定画面上に表示されている場合には、任意地点を基準とした案内経路(例えば、任意地点を重心とした領域に含まれる案内経路周辺)を検索対象地域として設定する(ステップS220)。
以上のように、図5及び図6に図示されている検索対象地域推定処理を用いることで、検索キーワードの予測に必要となり得る検索対象地域を絞り込むことが可能となる。
また、上述の説明では、ユーザが情報検索用のユーザインタフェースを表示する際に、検索キーワードの予測や検索結果の表示が行われる場合が説明されているが、任意のタイミングで検索キーワードの予測や検索結果の取得が行われて検索結果がいったん保持された後、別のタイミングでユーザに検索結果が提供されてもよい。以下、図7を参照しながら、検索キーワードの予測及び検索結果の取得と、ユーザへの検索結果の提示とが異なるタイミングで行われる場合について説明する。
図7は、本発明の実施の形態における情報検索支援装置が、検索キーワードの予測及び検索結果の取得と、ユーザへの検索結果の提示とを異なるタイミングで行う場合の一例を示すシーケンスチャートである。
図7において、検索キーワード予測部は、任意のタイミングで第1及び第2キーワードを予測し(ステップS301、S302)、検索要求としてこれらの第1及び第2キーワードをDBMSへ送信する(ステップS303)。なお、例えば、第1キーワードは『目的地の地名』であり、第2キーワードは『レストラン』と予測されたとする。DBMSは、これらの検索キーワードに基づいてDB検索を行い(ステップS304)、その検索結果を検索キーワード予測部へ返す(ステップS305)。検索キーワード予測部は、この検索結果を受信し、格納する。
一方、上記のステップS301〜S306の処理とは独立して、HMI(ユーザインタフェース)から検索結果の表示トリガが検索キーワード予測部に供給される(ステップS307)。なお、HMIからDBMSへの検索結果表示トリガの送出は任意のタイミングで行われてもよく、例えば、ユーザが情報検索用のユーザインタフェースを表示した場合や、ユーザが検索条件の入力や検索開始指示の入力を行った場合が可能である。そして、検索キーワード予測部は、HMIから検索結果表示トリガを受信すると、格納されている検索結果をHMIへ送信する(ステップS308)。
このように、あらかじめ検索キーワードの予測及び検索結果の取得を行っておいて、ユーザによる情報検索用のユーザインタフェースの表示(あるいは、ユーザによる検索条件の入力や検索開始指示)が行われた場合に、格納しておいた検索結果をユーザに提示することで、検索に要する時間(特に、DBMSとの通信に要する時間やDBMSにおける検索処理時間)を省いた短時間でユーザに検索結果を提示することが可能となる。また、特に、DBMSとの通信が不安定な環境において、DBMSとの通信が可能なタイミングで検索結果を取得しておくことで、検索結果を表示するまでに長時間要する環境(あるいはDBMSから検索結果が得られえないような環境)であっても、あらかじめ取得しておいた検索結果を即座にユーザに提示することが可能となる。
また、本発明は、情報検索支援装置による検索キーワードの予測方法にどのような技術を用いてもよく、特別な手法の使用を要請するものではない。例えば、情報検索支援装置による検索キーワードの予測に隠れマルコフモデルの技術を利用することが可能である。
図8には、本発明の実施の形態における情報検索支援装置による検索キーワードの予測に用いられる隠れマルコフモデルの構成の一例が模式的に図示されている。隠れマルコフモデルでは、各状態(図8では3つの状態S1〜S3を設定)間における状態遷移確率と、それぞれの状態間を遷移した場合に取り得る値(出力される値)を決めるシンボル出現確率が設定される。
例えば、図8に図示されているモデルでは、状態S1から状態S1、状態S1から状態S2、状態S1から状態S3、状態S2から状態S2、状態S2から状態S3、状態S3から状態S3の状態遷移が考えられ、それぞれの状態遷移の確率が状態遷移確率によって定められている。なお、例えば、状態S1から状態遷移する場合には、状態S1、状態S2、状態S3の3つに状態に遷移可能であり、状態S1から状態S1〜S3へのそれぞれへの状態遷移確率の総和が1となる。例えば、図8の例において、状態S1から状態S1への状態遷移確率は0.7、状態S1から状態S2への状態遷移確率は0.2、状態S1から状態S3への状態遷移確率は0.1のように定まる。本発明の実施の形態によれば、隠れマルコフモデルにおける状態は、単語の品詞や単語の種類などの所定の大きなカテゴリを表している。
一方、例えば、図8に図示されているモデルにおけるシンボル出現確率は、各状態間で遷移が行われた場合に出力される詳細な構成要素のそれぞれの出力確率である。このシンボル出現確率は、多数の構成要素に対して割り当てることが可能であり、各状態間で遷移が行われた場合に出現する構成要素の各確率の総和が1となる。例えば、図8の例において、初期値がA又はBである状態S1から、出力値C又はDである状態S2へ状態遷移する場合に、状態S1の初期値がAの場合には、状態S2への状態遷移時における出力値Cの出現確率は0.3、出力値Dの出現確率は0.7となり、状態S1の初期値がBの場合には、状態S2への状態遷移時における出力値Cの出現確率は0.8、出力値Dの出現確率は0.2となる。本発明の実施の形態によれば、隠れマルコフモデルにおけるシンボルは、各単語(形態素レベル)などのような小さな単位(あるいは最小単位)を表している。
ここで、隠れマルコフモデルによる具体的な検索キーワードの予測について具体的に説明する。例えば、図8に図示されている状態S1が名詞(地名)であり、状態S2が名詞(施設名)であり、状態3が形容詞であるとする。検索キーワードの予測を行う場合には、まず状態S1に遷移する。ここでは、例えばユーザがまず地名を入力する傾向を有しており、その学習結果から、まず状態S1から始まると仮定しているが、どの状態から始まるかに関しても確率的に求められてもよい。
ここで、例えば、現在位置が六本木近辺である場合に、現在位置に最も近い場所の地名『六本木』が設定される。なお、検索条件として位置情報を指定する場合には、例えば、図5及び図6に図示されているフローチャートの処理を行って検索対象地域の絞り込みを行って地域(地名)を特定することが可能である。
続いて、状態S1から状態遷移する際の状態遷移確率を参照し、その確率に従って状態遷移を行う。ここでは、状態S1から状態S2へ状態遷移が行われるとする。このとき、『六本木』という値を取っている状態S1から状態S2へ状態遷移が行われる場合におけるシンボル出現確率が参照される。例えば、このシンボル出現確率において、名詞(施設名)が『六本木ヒルズ』を出力するシンボル出現確率が0.4、名詞(施設名)が『六本木ミッドタウン』を出力するシンボル出現確率が0.6と定められているとした場合、これらのどちらかの値を出力することになる。ここで、例えば、『六本木ヒルズ』を出力して状態S2に遷移したとする。
さらに、状態S2から状態遷移する際の状態遷移確率を参照し、その確率に従って状態遷移を行う。ここでは、状態S2から状態S3へ状態遷移が行われるとする。このとき、『六本木ヒルズ』という値を取っている状態S2から状態S3へ状態遷移が行われる場合におけるシンボル出現確率が参照される。例えば、このシンボル出現確率において、形容詞が『おいしい』を出力するシンボル出現確率が0.8、形容詞が『安い』を出力するシンボル出現確率が0.1、形容詞が『近い』を出力するシンボル出現確率が0.1と定められているとした場合、これらのうちのどれかの値を出力することになる。ここで、例えば、『おいしい』を出力して状態S3に遷移したとする。
ここで、例えば、所定の回数(2回)の状態遷移が完了した場合に検索キーワードの予測を終了すると設定されている場合、上述の結果から、『六本木』、『六本木ヒルズ』、『おいしい』という単語が検索キーワードとして取得される。こうした検索キーワードに基づくDB検索が行われることで、ユーザが現在所望していると予測される情報を検索結果として提示することが可能となる。
本発明の実施の形態における隠れマルコフモデルは、状態遷移確率やシンボル出現確率、各ノード間のリンクの有無や各状態の設定(品詞の種類などの設定)がユーザの入力履歴情報(例えば、IME単語辞書や検索結果のフィードバック情報など)に基づいて構築されている。例えば、品詞の遷移順序などは、ユーザが自分で検索キーワードを入力するときに、地名を先に入れ、その後で形容詞を入れるなどのキーワード選択の際の癖から学習可能である。したがって、本発明の実施の形態における隠れマルコフモデルでは、上述のように状態遷移を繰り返しながら、ユーザの現在の状況や嗜好情報などに適した単語を検索キーワードとして設定される単語を出力することが可能となる。
なお、図8では、隠れマルコフモデルに含まれる状態(ノード)が3つのみであり、またノード間の関係も複雑ではないが、多数のノードがネットワークを構成するように複雑に関係し合ったモデルにおいても同様に状態遷移確率及びシンボル出現確率を設定することで構築可能である。また、本発明では、検索キーワードの予測方法は上述のような隠れマルコフモデルによる方法に限定されるものではなく、任意の推論技術を用いて検索キーワードの検索を行うことが可能である。
また、地名(検索対象地域を特定する情報)や形容詞句(ユーザの感情を表す感嘆詞(おいしい、楽しいなど)や物(事象)の状態を表す修飾詞(安い、近いなど))を検索キーワードとして使用することでユーザの所望する検索結果が得られやすく、本発明では、地名(検索対象地域を特定する情報)や形容詞句を検索キーワードとして優先的に使用できるよう設定されてもよい。
また、本発明の実施の形態では、説明を簡略化するため、機能ブロック図やフローチャートを用いて説明を行っているが、本発明は、ソフトウェア及び/又はハードウェアによって構成された装置で実現することが可能であり、また、フローチャートの各ステップをコンピュータによってプログラムを実行させることで実現することが可能である。
本発明は、ユーザによる検索キーワードの入力動作を支援して検索動作の利便性を高めるという効果を有しており、ユーザが所望する情報をDB検索する際のユーザ支援を行うための技術に適用可能であり、特に、ユーザによる検索条件などの情報の入力の簡便化を図るための技術に適用可能である。また、本発明は、カーナビゲーション装置におけるDB検索技術や情報入力技術に適用可能である。
本発明の実施の形態における情報検索用のユーザインタフェースの一例を示す図である。 本発明の実施の形態における情報検索支援装置を含む情報検索システムの一構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における情報検索支援装置の検索キーワード予測部の一構成を示す図である。 本発明の実施の形態における情報検索支援装置の処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における情報検索支援装置の検索対象地域推定処理の前半部分の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における情報検索支援装置の検索対象地域推定処理の後半部分の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における情報検索支援装置が、検索キーワードの予測及び検索結果の取得と、ユーザへの検索結果の提示とを異なるタイミングで行う場合の一例を示すシーケンスチャートである。 本発明の実施の形態における情報検索支援装置による検索キーワードの予測に用いられる隠れマルコフモデルの構成を模式的に示す図である。 従来の技術における情報検索用のユーザインタフェースの一例を示す図である。
符号の説明
1 検索キーワード表示フィールド
2 履歴表示ボタン
3 検索結果表示フィールド
5 検索キーワード入力フィールド
6 検索開始ボタン
7 検索結果表示フィールド
10 HMI
11 IME
12 検索キーワード予測部
13 DBMS
14 検索結果取得部
15 GUIアプリ
16 VUIアプリ
17 インデックス検索部
18 検索対象情報DB
51 キーワード候補回答部
52 IME単語予測情報取得部
53 入力履歴学習部
54 キーワード推定部

Claims (26)

  1. 検索条件を提供することで、所定のデータベースの中から前記検索条件に対応した検索結果を特定する検索システムにおける情報検索支援装置であって、
    ユーザの現在の状況を把握するユーザ状況把握手段と、
    前記ユーザの過去の入力履歴情報を格納する入力履歴情報格納手段と、
    前記ユーザ状況把握手段で把握された前記ユーザの現在の状況、及び/又は、前記入力履歴情報格納手段に格納されている前記入力履歴情報に基づいて、前記検索条件として使用する検索キーワードを予測する検索キーワード予測手段とを、
    有する情報検索支援装置。
  2. 前記検索キーワード予測手段は、前記ユーザによる検索キーワードの入力が行われていない状態で、前記検索条件として使用する初頭キーワードを予測するように構成されている請求項1に記載の情報検索支援装置。
  3. 前記検索キーワード予測手段で予測された前記初頭キーワードを表示する初頭キーワード表示手段を有する請求項2に記載の情報検索支援装置。
  4. 前記ユーザが過去に入力したことのある複数の検索キーワードの組み合わせを検索履歴情報として保持し、前記検索履歴複数に基づいて、前記検索条件として使用する検索キーワードの組み合わせを予測するフレーズ予測手段を有する請求項1から3のいずれか1つに記載の情報検索支援装置。
  5. 前記検索キーワード予測手段は、既に検索キーワードが設定されている状態で、前記検索キーワードの次に設定される検索キーワードを予測するように構成されている請求項1から3のいずれか1つに記載の情報検索支援装置。
  6. 前記検索キーワード予測手段で予測された前記次に設定される検索キーワードを表示する次キーワード表示手段を有する請求項5に記載の情報検索支援装置。
  7. 前記ユーザが過去に入力したことのある複数の検索キーワードの組み合わせを検索履歴情報として保持するとともに、前記複数の検索キーワードの組み合わせを、前記ユーザが検索条件を入力する際に提供できるようにする検索履歴情報管理手段を有する請求項5又は6に記載の情報検索支援装置。
  8. 前記検索キーワード予測手段で予測された前記検索キーワードに基づいて、前記所定のデータベースの中から前記検索キーワードに対応した検索結果を取得する検索結果取得手段を有する請求項1から7のいずれか1つに記載の情報検索支援装置。
  9. 前記検索結果取得手段で取得した前記検索結果を表示する検索結果表示手段を有する請求項8に記載の情報検索支援装置。
  10. 前記ユーザ状況把握手段で把握した前記ユーザの現在の状況に基づいて、検索対象地域を推定する検索対象地域推定手段を有し、
    前記検索キーワード予測手段は、さらに前記検索対象地域推定手段で推定された前記検索対象地域の情報に基づいて、前記検索条件として使用する検索キーワードを予測するように構成されている請求項1に記載の情報検索支援装置。
  11. 前記検索対象地域推定手段は、経路案内中か否かの状態、表示画面に表示されている地図が示す位置のどちらか一方又は両方の条件に基づいて、現在位置、目的地、前記表示画面に表示されている地図上の任意の位置のいずれか1つの位置を検索対象地域とするように構成されている請求項10に記載の情報検索支援装置。
  12. 前記検索キーワードの履歴を格納する検索キーワード履歴格納手段と、
    前記検索キーワード履歴格納手段に格納されている前記検索キーワードの履歴を利用して、前記ユーザの音声入力の認識を行うための形態素解析の補正を行う形態素解析補正手段とを、
    有する請求項1に記載の情報検索支援装置。
  13. 前記検索キーワード予測手段は、前記検索条件として使用する検索キーワードとして、前記ユーザが検索条件として使用することが予想される形容詞句を予測するように構成されている請求項1に記載の情報検索支援装置。
  14. 検索条件を提供することで、所定のデータベースの中から前記検索条件に対応した検索結果を特定する検索システムにおける情報検索支援方法であって、
    ユーザの現在の状況を把握するユーザ状況把握ステップと、
    前記ユーザの過去の入力履歴情報を所定の情報格納手段に格納する入力履歴情報格納ステップと、
    前記ユーザ状況把握ステップで把握された前記ユーザの現在の状況、及び/又は、前記入力履歴情報格納ステップで格納した前記入力履歴情報に基づいて、前記検索条件として使用する検索キーワードを予測する検索キーワード予測ステップとを、
    有する情報検索支援方法。
  15. 前記検索キーワード予測ステップは、前記ユーザによる検索キーワードの入力が行われていない状態で、前記検索条件として使用する初頭キーワードを予測するステップを有する請求項14に記載の情報検索支援方法。
  16. 前記検索キーワード予測ステップで予測された前記初頭キーワードを表示する初頭キーワード表示ステップを有する請求項15に記載の情報検索支援方法。
  17. 前記ユーザが過去に入力したことのある複数の検索キーワードの組み合わせを検索履歴情報として保持するステップと、
    前記検索履歴複数に基づいて、前記検索条件として使用する検索キーワードの組み合わせを予測するフレーズ予測ステップとを、
    有する請求項14から16のいずれか1つに記載の情報検索支援装置。
  18. 前記検索キーワード予測ステップは、既に検索キーワードが設定されている状態で、前記検索キーワードの次に設定される検索キーワードを予測するステップを有する請求項14から16のいずれか1つに記載の情報検索支援方法。
  19. 前記検索キーワード予測ステップで予測された前記次に設定される検索キーワードを表示する次キーワード表示ステップを有する請求項18に記載の情報検索支援方法。
  20. 前記ユーザが過去に入力したことのある複数の検索キーワードの組み合わせを検索履歴情報として保持するステップと、
    前記複数の検索キーワードの組み合わせを、前記ユーザが検索条件を入力する際に提供するステップとを、
    有する請求項18又は19に記載の情報検索支援方法。
  21. 前記検索キーワード予測ステップで予測された前記検索キーワードに基づいて、前記所定のデータベースの中から前記検索キーワードに対応した検索結果を取得する検索結果取得ステップを有する請求項14から20のいずれか1つに記載の情報検索支援方法。
  22. 前記検索結果取得ステップで取得した前記検索結果を表示する検索結果表示ステップを有する請求項21に記載の情報検索支援方法。
  23. 前記ユーザ状況把握ステップで把握した前記ユーザの現在の状況に基づいて、検索対象地域を推定する検索対象地域推定ステップを有し、
    前記検索キーワード予測ステップは、さらに前記検索対象地域推定ステップで推定された前記検索対象地域の情報に基づいて、前記検索条件として使用する検索キーワードを予測するステップを有する請求項14に記載の情報検索支援方法。
  24. 前記検索対象地域推定ステップは、経路案内中か否かの状態、表示画面に表示されている地図が示す位置のどちらか一方又は両方の条件に基づいて、現在位置、目的地、前記表示画面に表示されている地図上の任意の位置のいずれか1つの位置を検索対象地域とするステップを有する請求項23に記載の情報検索支援方法。
  25. 前記検索キーワードの履歴を所定の情報格納手段に格納する検索キーワード履歴格納ステップと、
    前記検索キーワード履歴格納ステップで格納された前記検索キーワードの履歴を利用して、前記ユーザの音声入力の認識を行うための形態素解析の補正を行う形態素解析補正ステップとを、
    有する請求項14に記載の検索情報支援方法。
  26. 前記検索キーワード予測ステップは、前記検索条件として使用する検索キーワードとして、前記ユーザが検索条件として使用することが予想される形容詞句を予測するステップを有する請求項14に記載の情報検索支援装置。
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