JP2009236384A - 空調装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】室外機と室内機とを別々に設置するため冷媒配管の配設作業に手間がかかり、冷媒配管等が見えて外観を損ねたりせず、また、窓に設置して窓の使い勝手が悪くなるといったことがなく、室内スペースを最大限利用可能な空調装置を提供する。
【解決手段】ケーシング1内に室内空気流路2と室外空気流路3とがそれぞれ形成される。室内空気流路2に蒸発器又は凝縮器の一方となる熱交換器43が位置し且つ室外空気流路3に蒸発器又は凝縮器の他方となる熱交換器44が位置するようにヒートポンプ4がケーシング1内に収納される。床下収納凹部51に前記ケーシング1が収納される。床下収納凹部51は、ケーシング1の室外空気流路3の吸入口31及び吐出口32に対応する位置に床下の室外と連通する連通口が形成される。ケーシング1の室外空気流路3の吸入口31及び吐出口32にそれぞれ室内に連通する吸入ダクト及び吐出ダクトを接続した。
【選択図】 図1
【解決手段】ケーシング1内に室内空気流路2と室外空気流路3とがそれぞれ形成される。室内空気流路2に蒸発器又は凝縮器の一方となる熱交換器43が位置し且つ室外空気流路3に蒸発器又は凝縮器の他方となる熱交換器44が位置するようにヒートポンプ4がケーシング1内に収納される。床下収納凹部51に前記ケーシング1が収納される。床下収納凹部51は、ケーシング1の室外空気流路3の吸入口31及び吐出口32に対応する位置に床下の室外と連通する連通口が形成される。ケーシング1の室外空気流路3の吸入口31及び吐出口32にそれぞれ室内に連通する吸入ダクト及び吐出ダクトを接続した。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ヒートポンプを利用した空調装置に関するものである。
従来より、室内の空調にヒートポンプを利用した空調装置が用いられているが(例えば特許文献1参照)、この従来の空調装置においては、図5に示すように、それぞれ熱交換器94、93を備えた室外機91と室内機92とを別々に設置して、室外機91と室内機92との間に冷媒配管90を配設するものであった。
上記従来の空調装置は、室外機91と室内機92とを別々に設置していて、ヒートポンプ2の両熱交換器94、93の間に冷媒配管90を配設する必要があり、現場での配管作業が手間になるものであり、更に、冷媒配管90や該冷媒配管90を収容するダクトが露出して見えて、建物の外観を損ねるものであった。
特開平5−312431号公報
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、冷媒配管等が見えて外観を損ねたりしない室内スペースを最大限利用可能な空調装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために請求項1に係る発明は、装置本体となるケーシング1内に室内空気流路2と室外空気流路3とがそれぞれ形成される。室内空気流路2に蒸発器又は凝縮器の一方となる熱交換器43が位置し且つ室外空気流路3に蒸発器又は凝縮器の他方となる熱交換器44が位置するようにヒートポンプ4がケーシング1内に収納される。床面5の一部に下方に凹む床下収納凹部51を形成して該床下収納凹部51に前記ケーシング1が収納される。床下収納凹部51には、該床下収納凹部51に収納されるケーシング1の室外空気流路3の吸入口31及び吐出口32に対応する位置に、床下の室外と連通する連通口が形成される。ケーシング1の室外空気流路3の吸入口31及び吐出口32にそれぞれ室内に連通する吸入ダクト及び吐出ダクトが接続される。
このような構成とすることで、床下収納凹部51に装置本体となるケーシング1を収納するため、冷媒配管が露出せずに済むと共に、デッドスペースとなる床下を有効利用して、ケーシング1が室内を占有せずに済むものである。
また、床下収納凹部51の上端部に、上面が床面5と面一となる蓋52を設けて成ることを特徴とするものである。これにより、蓋52の上面が床面5と同様に使用可能となる。
また、床下収納凹部51の底面にケーシング1を載置し、ケーシング1の上側に床下収納凹部51の新たな底面となる底板50を設置して成ることを特徴とするものである。これにより、底板50が新たな底面となってその底板50上に収納物8が載置可能となる。
本発明にあっては、冷媒配管が露出せずに済むため、外観を損ねずに済むものである。
以下、本発明の一実施形態について図1乃至図4に基づいて説明する。
本発明の空調装置は、装置本体となる一つのケーシング1内に、ヒートポンプ4を収容して主体(ヒートポンプユニット)が構成されるものである。
ケーシング1には、室内空気の吸入口21と吐出口22とを形成すると共に、該室内空気の吸入口21と吐出口22とを結ぶ室内空気流路2を形成する。また、ケーシング1に室外空気の吸入口31と吐出口32とを形成すると共に、該室外空気の吸入口31と吐出口32とを結ぶ前記室内空気流路2とは別の室外空気流路3を形成する
ヒートポンプ4は、図2に示すように、冷媒流路40と、冷媒流路40の途中に配設される、圧縮機41と、膨張弁42と、運転時に蒸発器と凝縮器となる一対の熱交換器43、と、で構成される。このヒートポンプ4は、一方の熱交換器43を室内空気流路2に設け、他方の熱交換器44を室外空気流路3に設け、圧縮機41と膨張弁42はその他の部分に設けてある。
ヒートポンプ4は、図2に示すように、冷媒流路40と、冷媒流路40の途中に配設される、圧縮機41と、膨張弁42と、運転時に蒸発器と凝縮器となる一対の熱交換器43、と、で構成される。このヒートポンプ4は、一方の熱交換器43を室内空気流路2に設け、他方の熱交換器44を室外空気流路3に設け、圧縮機41と膨張弁42はその他の部分に設けてある。
上記ヒートポンプユニットのケーシング1は、床下収納凹部51に収納するものである。床下収納凹部51は、床面5の一部に下方に凹む凹所であり、床下収納凹部51の上端部には上面が床面5と面一となる蓋52を設けてあり、蓋52の上面を床面5と同様に使用することが可能となる。本実施形態では、床下収納凹部51の底面にケーシング1を載置し、ケーシング1の上側に床下収納凹部51の新たな底面となる底板50を設置し、図3に示すように底板50上に収納物8を載置可能な二重底構造としてあり、底板50が新たな底面となってその上に収納物8が載置可能となる。
床下収納凹部51には、収納されたケーシング1の室外空気流路3の吸入口31及び吐出口32に対応する位置に、床下の室外と連通する連通口53、54を形成するもので、本実施形態ではそれぞれ床下収納凹部51の底部に形成し、この連通口53、54に連通するようにケーシング1の室外空気流路3の吸入口31及び吐出口32を位置させる。
また床下収納凹部51には、収納されたケーシング1の室内空気流路2の吸入口21及び吐出口22に接続される吸入ダクト24及び吐出ダクト25が挿通する挿通口55、56が形成してある。吸入ダクト24及び吐出ダクト25は、一端がそれぞれ前記室内空気流路2の吸入口21及び吐出口22に接続されると共に、他端が室内に連通するもので、本実施形態では吸入ダクト24及び吐出ダクト25の他端は部屋の壁6に形成した室内空気吸い込み口61及び室内空気吹き出し口62にそれぞれ接続される。また、室内空気流路2に配置するフィルタ26を着脱自在に設けるもので、本実施形態ではケーシング1の上側にフィルタ挿抜口11が形成してあり、フィルタ26の交換が容易となる。
上述した空調装置は、冷房運転時は、室内空気流路2に設けた熱交換器43を蒸発器とすると共に、室外空気流路3に設けた熱交換器44を凝縮器として機能するように冷媒を流す。そして、各空気流路2、3に設けたファン23、33を駆動して、室内空気を室内空気流路2に流して空気の冷却を行い、床下の室外空気を室外空気流路3に流して廃熱を行う。
また暖房運転時は、室内空気流路2に設けた熱交換器43を凝縮器とすると共に、室外空気流路3に設けた熱交換器44を蒸発器として機能するように冷媒を流し、ファン23、33を駆動して、室内空気を室内空気流路2に流して空気の加熱を行い、床下の室外空気を室外空気流路3に流して冷気を排出する。
なお、上記のものは空調装置を冷暖房両用として説明したが、冷房専用又は暖房専用としても勿論よいものである。
上述したように、ヒートポンプ4を収容したケーシング1を床下収納凹部51に収納するため、従来例のように室外機と室内機とを別々に設置することで、冷媒配管の配設作業が手間となってしまうと共に、冷媒配管やダクトが見えて建物の外観を損ねてしまうといったことを防止することができる。
また、ケーシング1を床下に収納するため、いわゆるウィンドファンのように窓に設置して窓の有効面積が小さくなり、窓の使い勝手が悪くなる、といったことを防止することができる。また、また、床下収納凹部51にケーシング1を収納するため、デッドスペースとなる床下を有効利用して、ケーシング1が室内を占有せずに済むものであり、また、新たな点検口を設けたりする必要がなく、図4に示すように蓋52及び底板50を取り外すだけで点検ができ、また、インテリア性を損ねないものである。
1 ケーシング
11 フィルタ挿抜口
2 室内空気流路
21 吸入口
22 吐出口
23 ファン
24 吸入ダクト
25 吐出ダクト
26 フィルタ
3 室外空気流路
31 吸入口
32 吐出口
4 ヒートポンプ
40 冷媒流路
41 圧縮機
42 膨張弁
43 熱交換器
44 熱交換器
5 床面
50 底板
51 床下収納凹部
52 蓋
6 壁
8 収納物
11 フィルタ挿抜口
2 室内空気流路
21 吸入口
22 吐出口
23 ファン
24 吸入ダクト
25 吐出ダクト
26 フィルタ
3 室外空気流路
31 吸入口
32 吐出口
4 ヒートポンプ
40 冷媒流路
41 圧縮機
42 膨張弁
43 熱交換器
44 熱交換器
5 床面
50 底板
51 床下収納凹部
52 蓋
6 壁
8 収納物
Claims (3)
- 装置本体となるケーシング内に室内空気流路と室外空気流路とをそれぞれ形成し、室内空気流路に蒸発器又は凝縮器の一方となる熱交換器が位置し且つ室外空気流路に蒸発器又は凝縮器の他方となる熱交換器が位置するようにヒートポンプをケーシング内に収納し、床面の一部に下方に凹む床下収納凹部を形成して該床下収納凹部に前記ケーシングを収納し、床下収納凹部には、該床下収納凹部に収納されるケーシングの室外空気流路の吸入口及び吐出口に対応する位置に床下の室外と連通する連通口を形成し、ケーシングの室外空気流路の吸入口及び吐出口にそれぞれ室内に連通する吸入ダクト及び吐出ダクトを接続して成ることを特徴とする空調装置。
- 床下収納凹部の上端部に、上面が床面と面一となる蓋を設けて成ることを特徴とする請求項1記載の空調装置。
- 床下収納凹部の底面にケーシングを載置し、ケーシングの上側に床下収納凹部の新たな底面となる底板を設置して成ることを特徴とする請求項2記載の空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008082101A JP2009236384A (ja) | 2008-03-26 | 2008-03-26 | 空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008082101A JP2009236384A (ja) | 2008-03-26 | 2008-03-26 | 空調装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009236384A true JP2009236384A (ja) | 2009-10-15 |
Family
ID=41250556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008082101A Withdrawn JP2009236384A (ja) | 2008-03-26 | 2008-03-26 | 空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009236384A (ja) |
-
2008
- 2008-03-26 JP JP2008082101A patent/JP2009236384A/ja not_active Withdrawn
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
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