JP2009236233A - 動力伝達装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】坂道での車両のずり下がりの発生を抑制できる、動力伝達装置を提供する。
【解決手段】動力伝達装置は、トルクコンバータ1のステータ9の回転方向を一方向に設定するワンウェイクラッチ7と、ワンウェイクラッチ7の内輪8が固定されているステータシャフト4と、トルクコンバータ1の出力が伝達される回転シャフト6と、回転シャフト6の回転方向を一方向に設定するワンウェイクラッチ5とを備える。ワンウェイクラッチ5の外輪は、回転シャフト6側に連結されている。ワンウェイクラッチ5の内輪8は、ステータシャフト4に固定されている。ワンウェイクラッチ7の内輪8と、ワンウェイクラッチ5の内輪8とは、一体化されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、動力伝達装置に関し、特に、自動変速機を備える動力伝達装置に関する。
動力伝達装置は、駆動力源から入力される動力を他の装置に伝達するための装置である。動力伝達装置には、たとえば、自動車のエンジンのクランクシャフトから入力される動力をタイヤへ伝達する装置が挙げられる。動力伝達装置に関して、従来、種々の技術が提案されている(たとえば、特許文献1〜3参照)。
特開2001−113969号公報 実開昭61−126142号公報 特開昭62−110051号公報
自動変速機を備える動力伝達装置が用いられている車両が坂道で停車している場合、坂道の勾配により、タイヤから動力伝達装置への逆駆動が発生する。タイヤからの逆駆動の入力がトルクコンバータで発生するクリープ力を上回ると、トルクコンバータの出力を伝達するための回転シャフトまでが逆回転する。その結果、車両が坂道をずり下がるという問題があった。
特に、ベルト式無段変速機搭載車両では、ずり下がり時にセカンダリプーリによりベルトがまわされるため、ベルトすべりが発生し、ベルトの寿命低下を引き起こすという問題があった。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、坂道での車両のずり下がりの発生を抑制できる、動力伝達装置を提供することである。
本発明は、駆動力源から入力される回転力を駆動輪に伝達する動力伝達装置に係る。動力伝達装置は、第一ワンウェイクラッチと、ステータシャフトと、回転シャフトと、第二ワンウェイクラッチとを備える。第一ワンウェイクラッチは、トルクコンバータのステータの回転方向を一方向に設定する。トルクコンバータは、駆動力源と駆動輪との間に設けられている。ステータシャフトには、第一ワンウェイクラッチの内輪が固定されている。回転シャフトには、トルクコンバータの出力が伝達される。第二ワンウェイクラッチは、回転シャフトの回転方向を一方向に設定する。第二ワンウェイクラッチの外輪は、回転シャフト側に連結されている。第二ワンウェイクラッチの内輪は、ステータシャフトに固定されている。第一ワンウェイクラッチの内輪と、第二ワンウェイクラッチの内輪とは、一体化されている。
本発明の動力伝達装置によると、タイヤからの逆駆動の入力が回転シャフトを逆回転させようとすると、第二ワンウェイクラッチにより回転シャフトが固定され、回転シャフトの逆回転を防止する。そのため、坂道の勾配で車両がずり下がることを抑制することができる。第一ワンウェイクラッチと第二ワンウェイクラッチとは内輪を共有しているために、部品点数の低減された、簡単な構造の動力伝達装置を得ることができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において、同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰返さない。
なお、以下に説明する実施の形態において、各々の構成要素は、特に記載がある場合を除き、本発明にとって必ずしも必須のものではない。また、以下の実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、上記個数などは例示であり、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。
図1は、本実施の形態の動力伝達装置に係る、トランスミッションとアクスルが一体に形成されているトランスアクスルの構成を示す断面模式図である。図2は、図1に示すトランスアクスル100に含まれる、トルクコンバータを拡大して示す断面模式図である。図1に示すトランスアクスル100は、自動車などの車両に搭載される。
図1に示すように、トランスアクスル100は、エンジンのクランクシャフトから前後進切り替え機構部20のインプットシャフトである回転シャフト6へトルクを伝達するための装置である、トルクコンバータ1を備える。エンジンは、図1の右側に配置されている。回転シャフト6がトルクコンバータ1の回転軸となる。回転シャフト6は、前後進切り替え機構部20を介在させて変速機構部130へ駆動力を入力する変速入力軸である。
前後進切り替え機構部20は、図2に拡大して示すように、シングルピニオン式のプラネタリーギヤ23と、プラネタリーギヤ23のプラネタリーキャリヤを固定するリバースブレーキ22と、エンジン駆動力をプラネタリーギヤ23のサンギヤに伝達するフォワードクラッチ21と、を含む。
車両の前進時には、フォワードクラッチ21が係合され、エンジンから入力される回転駆動力が回転シャフト6からプラネタリーギヤ23のサンギヤへ入力され、そのまま変速機構部130のプライマリシャフト200へと出力される。車両の後退時には、フォワードクラッチ21が開放され、リバースブレーキ22が係合される。エンジンからの駆動力は、プラネタリーギヤ23のリングギヤに入力され、次にリバースブレーキ22によって公転をとめられたピニオンギヤを通してサンギヤへ入力され、逆回転方向となって変速機構部130のプライマリシャフト200へと出力される。
トランスアクスル100は、変速機構部130を備える。変速機構部130は、ベルト式の無段変速機である。変速機構部130は、エンジンから回転力が入力される駆動側(入力側)のプライマリシャフト200と、回転力を出力する従動側(出力側)のセカンダリシャフト300と、プライマリシャフト200に設けられたプライマリプーリ250と、セカンダリシャフト300に設けられたセカンダリプーリ350とを含む。プライマリシャフト200とセカンダリシャフト300とは、互いに間隔を隔てて平行に配置されている。
このトランスアクスル100においては、金属ベルト390が、プライマリシャフト200に取付けられたプライマリプーリ250およびセカンダリシャフト300に取付けられたセカンダリプーリ350に、巻きかけられて使用される。金属ベルト390は、プライマリプーリ250の内周面であるプーリ溝280に面する動力伝達面265,275と、セカンダリプーリ350の内周面であるプーリ溝380に面する動力伝達面365,375とに摩擦接触する、動力伝達部材として機能する。これにより、金属ベルト390は、プライマリプーリ250と、セカンダリプーリ350との間で、動力を伝達する。
車両の走行状態に応じて油圧アクチュエータ290,400を制御して、溝幅を無段階に変えられるプーリ幅280,380の溝幅を変えることで、金属ベルト390のプライマリプーリ250およびセカンダリプーリ350に対する巻付け半径が変わる。これにより、変速機構部130は、プライマリシャフト200の回転数とセカンダリシャフト300の回転数との比率、すなわち変速比を無段階に(連続的に)変化させる。
トランスアクスル100は、ディファレンシャル部150を含む。ディファレンシャル部150は、変速機構部130と動力伝達可能に設けられている。ディファレンシャル部150は、リングギヤ153を含む。リングギヤ153は、リダクションドライブギヤ151とリダクションドリブンギヤ152とを介在させて、セカンダリシャフト300に連結されている。変速機構部130から動力伝達を受けたディファレンシャル部150は、車両旋回時の左右車輪の回転速度を変えながら、両輪に均等な駆動力を伝達する。
このようにして、トランスアクスル100は、駆動力源としてのエンジンから入力される回転駆動力を、駆動輪としての車輪に伝達する、動力伝達装置として機能する。
図2に示すように、トルクコンバータ1は、3種類の羽根であるタービンランナー31、ポンプインペラ32およびステータ9を有する流体作動室と、ロックアップ機構70とにより構成されている。
トルクコンバータ1の前側、すなわちエンジンに近い側である図2の右側には、円板形状のフロントカバー41が配置されており、回転軸から外側に延びるように、すなわちラジアル方向に延びるようにフロントカバー41が位置している。フロントカバー41はトルクコンバータ1の前面筐体として作用する。フロントカバー41にはインペラシェル42が固定されており、インペラシェル42とフロントカバー41とにより構成されるケース40内の所定の空間に、トルクコンバータ1のさまざまな構成要素が配置される。フロントカバー41とインペラシェル42とで取囲まれる空間は、ほぼ密閉された空間である。この空間内に、オートマチックトランスミッション内の潤滑・作動油である、オートマチックトランスミッションフルード(ATF)が封入される。
フロントカバー41は、トルクコンバータ1においてエンジンからの回転駆動力を受取る部材であり、エンジンからフロントカバー41へ動力が入力されると、この動力がインペラシェル42へ伝達される。
インペラシェル42はポンプインペラ32を構成しており、ポンプインペラ32がインペラシェル42に一体的に構成される。ポンプインペラ32はタービンランナー31と向かい合うように配置され、回転シャフト6の回転軸を中心として回転することが可能である。ポンプインペラ32には、作動流体をタービンランナー31へ向かって押出すような形状の羽根が設けられている。ポンプインペラ32が回転することで、ポンプインペラ32近傍の作動流体は、タービンランナー31へ向かって押出されるように流れる。
ステータ9は、ポンプインペラ32とタービンランナー31との間に介在し、タービンランナー31からポンプインペラ32へ流れるATFの流れの方向を変える働きをする。ステータ9は、ワンウェイクラッチ7を介在させてステータシャフト4に取付けられており、一方向にのみ回転することが可能である。ワンウェイクラッチ7は、トルクコンバータ1のステータ9の回転方向を一方向に設定する。ワンウェイクラッチ7の内輪8は、ステータシャフト4に、たとえばスプライン嵌合により固定されている。ステータ9は、タービンランナー31からポンプインペラ32へ戻るATFの流れを整流するための羽根であり、樹脂またはアルミニウム合金などにより形成される。
タービンランナー31はATFを循環させる空間を構成するタービンシェル33を有し、ポンプインペラ32と向かい合うように配置される。タービンランナー31はポンプインペラ32が送り出すATFを受取り、このATFにより回転力が付与される。タービンランナー31へ伝えられたATFは内周側へ移動して、ステータ9を経由して再度ポンプインペラ32側へ送られる。タービンランナー31はポンプインペラ32と別個独立に回転することが可能である。
タービンシェル33は、タービンハブ2に固定されており、タービンハブ2とともに回転シャフト6を回転させることが可能である。タービンハブ2は回転シャフト6にたとえばスプライン嵌合により固定されており、回転シャフト6の外周面6a側に位置する。タービンハブ2は回転シャフト6とタービンシェル33とを接続し、タービンシェル33に入力された回転力を回転シャフト6に伝える働きをする。回転シャフト6には、トルクコンバータ1の出力が伝達される。
ケース40内の空間には、ワンウェイクラッチ5がさらに設けられている。ワンウェイクラッチ5の外輪は、タービンハブ2に固定されている。つまり、ワンウェイクラッチ5の外輪は、タービンハブ2を介在させて回転シャフト6と結合されている。ワンウェイクラッチ5の外輪は回転シャフト6側に連結されている。
一方、ワンウェイクラッチ5の内輪は、ワンウェイクラッチ7の内輪と一体化されている。ワンウェイクラッチ5とワンウェイクラッチ7とは、内輪8を共有している。ワンウェイクラッチ5の内輪は、ステータ9用のワンウェイクラッチ7と共用化されており、ステータシャフト4に固定されている。
ワンウェイクラッチ5,7には、スプラグタイプのワンウェイクラッチを用いることができる。図3は、スプラグタイプのワンウェイクラッチの構成を示す部分断面模式図である。図3に示すように、ワンウェイクラッチ5,7は、内輪(インナーレース)8と外輪(アウターレース)10とを備え、内輪8と外輪10との間に複数のスプラグ11が配置されている。スプラグ11は、環状の保持器13によって揺動可能に支持されている。径方向に並べて配置された2つの保持器13,13の間に、スプラグ11にモーメントを付与する略環状のリボンスプリング12が設けられている。
図4は、ワンウェイクラッチの空転中の状態を示す模式図である。図5は、ワンウェイクラッチのロック時の状態を示す模式図である。図3に示す矢印14方向に外輪が回転すると、図4に示すようにスプラグ11は傾くので、スプラグ11と内輪8および外輪10との接触面圧が下がり摩擦力が減少し、ワンウェイクラッチ5,7は空転するようになる。また、図3に示す矢印14方向とは逆の矢印15方向に外輪が回転すると、リボンスプリング12の付勢力により図5に示すようにスプラグ11は立ち上がり、外輪10および内輪8のそれぞれの軌道面とスプラグ11との間に大きな摩擦力を発生させて、外輪10が内輪8に対して固定される。したがって、ワンウェイクラッチ5,7の外輪10と内輪8とは相対回転できなくなる。
このようなワンウェイクラッチ5をトルクコンバータ1内部のタービンハブ2とステータシャフト4との間に設置すると、ワンウェイクラッチ5の内輪8はステータシャフト4に固定される。また、ワンウェイクラッチ5の外輪10は、回転シャフト6の回転によってタービンハブ2と共に回転する。回転シャフト6の回転によりワンウェイクラッチ5が図3の矢印14方向に回転する場合には、ワンウェイクラッチ5の作動は自由である。一方、回転シャフト6の回転によりワンウェイクラッチ5が図3の矢印15方向に回転しようとする場合には、スプラグ11が立ち上がる動きによってスプラグ11は楔の作用として働き、回転は完全にロックする。すなわち、回転シャフト6の回転方向を一方向に設定することができる。そのため、回転シャフト6の逆回転を防止することができる。
以上説明したように、本実施の形態の動力伝達装置は、駆動力源としてのエンジンから入力される回転駆動力を駆動輪としての左右車輪に伝達する、動力伝達装置である。動力伝達装置は、第一ワンウェイクラッチとしてのワンウェイクラッチ7と、ステータシャフト4と、回転シャフト6と、第二ワンウェイクラッチとしてのワンウェイクラッチ5とを備える。
ワンウェイクラッチ7は、トルクコンバータ1のステータ9の回転方向を一方向に設定する。ステータシャフト4には、ワンウェイクラッチ7の内輪8が固定されている。回転シャフト6には、トルクコンバータ1の出力が伝達される。ワンウェイクラッチ5は、回転シャフト6の回転方向を一方向に設定する。ワンウェイクラッチ5の外輪10は、回転シャフト6側に連結されている。ワンウェイクラッチ5の内輪8は、ステータシャフト4に固定されている。ワンウェイクラッチ5,7の内輪8は、一体化されている。
このようにすれば、坂道の勾配により車両がずり下がろうとした場合、タイヤからの逆駆動の入力が回転シャフト6を逆回転させようとするが、ワンウェイクラッチ5によって回転シャフト6がロックされ固定されるので、回転シャフト6の逆回転を防止することができる。そのため、坂道の勾配による逆駆動を防止し、車両がずり下がることを抑制することができる。また、本実施の形態の動力伝達装置は、車両停止時のブレーキ故障に対するフェイルセーフとして機能することができる。
ベルト式無段変速機搭載車両では、回転シャフト6の逆回転がなくなることにより、セカンダリプーリ350側から金属ベルト390が回されて発生するベルトすべりがなくなり、金属ベルト390の耐久性が向上する。また、車両ずり下がり時のベルト挟圧の推定は困難であったが、本実施の形態の動力伝達装置を備えると、このようなベルト挟圧の制御が不必要になる。
また、ワンウェイクラッチ7とワンウェイクラッチ5とは内輪8を共有している。ワンウェイクラッチ5,7がそれぞれ別体の内輪を有している構成でも上記の車両のずり下がりを抑制できる効果が得られるが、内輪8が一体化されていることにより、部品点数の低減された、簡単な構造の動力伝達装置を得ることができる。そのため、動力伝達装置の生産性および信頼性を向上させることができ、かつ製造コストを低減することができる。
車両の通常走行時、すなわちドライブレンジでの前進およびリバースレンジでの後進は、前後進切り替え機構部20で切り替えられる。ワンウェイクラッチ5は、前後進切り替え機構部20よりもエンジン側の、トルクコンバータ1内に設置されている。そのため、ワンウェイクラッチ5により回転シャフト6の回転方向が一方向に規定されても、前後進切り替え機構部20におけるドライブレンジとリバースレンジとの切り替えは自由に行なわれる。つまり、本実施の形態の動力伝達装置を備える車両は、従来の動力伝達装置を備える車両と同様に走行可能である。
これまでの説明では、スプラグ型のワンウェイクラッチ5,7を用いる場合について述べたが、ワンウェイクラッチ5,7としてローラまたはラチェットを用いる構造のワンウェイクラッチを採用することができる。
また、ワンウェイクラッチ5,7の内輪のステータシャフト4への固定、およびタービンハブ2の回転シャフト6への固定は、スプライン嵌合に限られるものではない。たとえばねじ止め、かしめ、圧入などの任意の方法によって固定されていてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
トランスアクスルの構成を示す断面模式図である。 トルクコンバータの断面模式図である。 スプラグタイプのワンウェイクラッチの構成を示す部分断面模式図である。 ワンウェイクラッチの空転中の状態を示す模式図である。 ワンウェイクラッチのロック時の状態を示す模式図である。
符号の説明
1 トルクコンバータ、2 タービンハブ、4 ステータシャフト、5,7 ワンウェイクラッチ、6 回転シャフト、6a 外周面、8 内輪、9 ステータ、10 外輪、11 スプラグ、12 リボンスプリング、13 保持器、20 前後進切り替え機構部、21 フォワードクラッチ、22 リバースブレーキ、23 プラネタリーギヤ、31 タービンランナー、32 ポンプインペラ、33 タービンシェル、40 ケース、41 フロントカバー、42 インペラシェル、100 トランスアクスル。

Claims (1)

  1. 駆動力源から入力される回転力を駆動輪に伝達する動力伝達装置であって、
    トルクコンバータのステータの回転方向を一方向に設定する、第一ワンウェイクラッチと、
    前記第一ワンウェイクラッチの内輪が固定されているステータシャフトと、
    前記トルクコンバータの出力が伝達される回転シャフトと、
    前記回転シャフトの回転方向を一方向に設定する第二ワンウェイクラッチとを備え、
    前記第二ワンウェイクラッチの外輪は前記回転シャフト側に連結され、前記第二ワンウェイクラッチの内輪は前記ステータシャフトに固定されており、
    前記第一ワンウェイクラッチの内輪と、前記第二ワンウェイクラッチの内輪とは、一体化されている、動力伝達装置。
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