JP2009236087A - 内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】シリンダヘッド内において冷却水を自然対流でスムーズに循環させることが可能な内燃機関を提供する。
【解決手段】所定の減量条件が成立した場合に送り出す冷却水の流量を減少させるウォータポンプ30と、シリンダヘッド4内に設けられてシリンダ2の上方から吸気側及び排気側の両方に延び、かつウォータポンプ30から冷却水が供給されるウォータジャケット10と、を備え、吸気側が排気側よりも高くなるように配置される内燃機関1Aにおいて、ウォータジャケット10には、吸気側ジャケット10aをシリンダブロック3側に形成される第1吸気側冷却部17とヘッドカバー5側に形成される第2吸気側冷却部18とに分割する吸気側隔壁15と、シリンダ2の上方から吸気側に最も離れた位置に配置されて第1吸気側冷却部17と第2吸気側冷却部18とを連通する吸気側隙間21とが設けられる。
【選択図】図2

Description

本発明は、シリンダヘッド内にシリンダの上方から吸気側及び排気側の両方に延びる冷却水通路が設けられ、所定の減量条件が成立した場合にその冷却水通路に供給される冷却水の流量を減少させる内燃機関に関する。
シリンダヘッド内にシリンダの並び方向と略直交する方向に冷却水を流すウォータジャケットが設けられたV型内燃機関が知られている(特許文献1参照)。
特開平11−336607号公報
ところで、内燃機関の暖機時など所定の減量条件が成立した場合に冷却水の流量を減少させたりウォータポンプを停止させたりすることが可能な冷却装置を備えた内燃機関が知られている。このような内燃機関において冷却水の流量を減少させたりウォータポンプを停止させたりすると、シリンダヘッドのウォータジャケット内の冷却水は自然対流でウォータジャケット内を循環する。特許文献1のV型内燃機関にこのような冷却装置を適用した場合、一般にV型内燃機関は吸気側が排気側よりも上に位置するため、冷却水は排気側で熱せられて吸気側に移動し、その後吸気側で冷却されて排気側に移動する。特許文献1のV型内燃機関では、このように冷却水が循環する場合に排気側から吸気側に移動する冷却水と吸気側から排気側に移動する冷却水とが衝突してシリンダヘッド内の冷却水の循環が乱れ、冷却水の自然対流によって十分にシリンダヘッドを冷却できないおそれがある。
そこで、本発明は、シリンダヘッド内において冷却水を自然対流でスムーズに循環させることが可能な内燃機関を提供することを目的とする。
本発明の内燃機関は、所定の減量条件が成立した場合に送り出す冷却水の流量を減少又は停止させる冷却水ポンプと、シリンダヘッド内に設けられてシリンダの上方から吸気側及び排気側の両方に延び、かつ前記冷却水ポンプから冷却水が供給される冷却水通路と、を備え、吸気側が排気側よりも高くなるように配置される内燃機関において、前記冷却水通路には、前記冷却水通路のうち前記シリンダの上方よりも吸気側の吸気側冷却水通路をシリンダブロック側に形成される第1吸気側冷却部とヘッドカバー側に形成される第2吸気側冷却部とに分割する隔壁と、前記シリンダの上方から吸気側に最も離れた位置に配置されて前記第1吸気側冷却部と前記第2吸気側冷却部とを連通する連通部と、が設けられていることにより、上述した課題を解決する(請求項1)。
本発明の内燃機関において冷却水ポンプからの冷却水の流量が減少又は停止して自然対流で冷却水が循環する場合、冷却水通路内の冷却水の温度は、排気側の冷却水通路の冷却水が最も高く、第1吸気側冷却部の冷却水、第2吸気側冷却部の冷却水の順に低くなる。そのため、本発明の内燃機関では、冷却水の流量が減少した場合、排気側の冷却水通路、第1吸気側冷却部、連通部、第2吸気側冷却部、排気側の冷却水通路の順に自然対流で冷却水を循環させることができる。そのため、シリンダヘッド内において冷却水を自然対流でスムーズに循環させることができる。これにより、排気側の冷却水と吸気側の冷却水との間の温度差を小さくすることができるので、シリンダヘッドの各部の温度差を小さくしてシリンダヘッドの変形を抑制することができる。また、隔壁によって吸気側冷却水通路を分割したので、冷却水の流速を高めることができる。そのため、シリンダヘッドから冷却水への熱伝達を促進させることができる。
本発明の内燃機関の一形態においては、前記シリンダが、一方向に向かって並ぶように複数設けられ、前記冷却水通路には、前記第1吸気側冷却部から前記連通部を通過して前記第2吸気側冷却部に流入した冷却水の少なくとも一部が前記冷却水通路のうちシリンダ間の上方に位置する部分に向かって流れるようにその冷却水を案内するガイド手段が設けられていてもよい(請求項2)。このように第2吸気側冷却部に流入した冷却水の少なくとも一部をシリンダ間の上方に導くことにより、冷却水が対流する領域を広げることができる。そのため、シリンダヘッドの各部の冷却をさらに促進させることができる。これにより、シリンダヘッドの変形をさらに抑制することができる。
この形態においては、前記ガイド手段として、前記第1吸気側冷却部から前記連通部を通過して前記第2吸気側冷却部に流入した冷却水の流れを前記シリンダの並び方向に変更する第1ガイドと、シリンダ間に配置されて前記第1ガイドによって流れの方向が変更された冷却水の流れを前記シリンダの並び方向と交差する方向に変更する第2ガイドと、が設けられてもよい(請求項3)。この場合、第2吸気側冷却部に流入した冷却水をまず第1ガイドでシリンダの並び方向に移動させ、その後その冷却水を第2ガイドでシリンダ間の上方に移動させることができる。
本発明の内燃機関の一形態において、前記冷却水通路には、前記冷却水通路のうち前記シリンダの上方よりも排気側の排気側冷却水通路を前記シリンダブロック側に形成されて前記第1吸気側冷却部と連通する第1排気側冷却部と前記ヘッドカバー側に形成されて前記第2吸気側冷却部と連通する第2排気側冷却部とに分割する排気側隔壁と、前記シリンダの上方から排気側に最も離れた位置に配置されて前記第1排気側冷却部と前記第2排気側冷却部とを連通する排気側連通部と、が設けられてもよい(請求項4)。この形態では、冷却水の流量が減少した場合に冷却水を第1排気側冷却部、第1吸気側冷却部、連通部、第2吸気側冷却部、第2排気側冷却部、排気側連通部、第1排気側冷却部の順に循環させることができる。このように排気側冷却水通路においても冷却水の流れる方向を整えることにより、シリンダヘッド内で冷却水をさらにスムーズに循環させることができる。そのため、シリンダヘッドの変形をさらに抑制することができる。また、排気側隔壁によって排気側冷却水通路を分割したので、排気側における冷却水の流速も高めることができる。そのため、シリンダヘッドから冷却水への熱伝達をさらに促進させることができる。
以上に説明したように、本発明の内燃機関によれば、吸気側冷却水通路内に隔壁を設けて第1吸気側冷却部と第2吸気側冷却部とに分割し、これらを連通部で連通し、排気側冷却水通路内に隔壁を設けて第1排気側冷却部と第2排気側冷却部とに分割し、これらを連通部で連通したので、シリンダヘッド内において冷却水を自然対流でスムーズに循環させることができる。
(第1の形態)
図1及び図2は、本発明の第1の形態に係る内燃機関の要部を示した図である。なお、図1は図2のI−I線における内燃機関の断面図であり、図2は図1のII−II線における内燃機関の断面図である。この内燃機関(以下、エンジンと称することがある。)1Aは、車両に走行用動力源として搭載されるものである。この際、エンジン1Aは、吸気側が排気側よりも高くなるように車両に搭載される。図1及び図2に示したようにエンジン1Aは、複数(例えば4つ)のシリンダ2が形成されるシリンダブロック3と、シリンダブロック3に取り付けられるシリンダヘッド4と、シリンダヘッド4に取り付けられるヘッドカバー5とを備えている。なお、図1では、4つのシリンダ2のうちの2つのみを示す。シリンダヘッド4は、シリンダ2に吸気を導くための吸気ポート6及びシリンダ2から排気を排出するための排気ポート7をシリンダ2毎に2つずつ備えている。また、シリンダヘッド4は、シリンダ2の略中心線上に不図示の点火プラグが配置されるように設けられ、この点火プラグがねじ込まれる点火プラグねじボス8を備えている。
図1及び図2に示したようにシリンダヘッド4内には、シリンダ2の上方から吸気側及び排気側の両方に延びる、言い換えるとシリンダ2の並び方向(以下、縦方向と称することがある。)と交差する方向(以下、横方向と称することがある。)に延びる冷却水通路としてのウォータジャケット10が設けられている。図2に示したようにウォータジャケット10は、カムハウジング側壁11、吸気側外壁12、排気側外壁13、及びシリンダブロック側壁14で形成されている。シリンダブロック側壁14には、ウォータジャケット10をシリンダブロック3のウォータジャケット(不図示)と接続するための接続穴14aが設けられている。
図2に示したようにウォータジャケット10内には、シリンダ2の上方に設けられている点火プラグねじボス8から吸気側に延びる吸気側隔壁15と、点火プラグねじボス8から排気側に延びる排気側隔壁16とが設けられている。吸気側隔壁15は、シリンダブロック側壁14のうちシリンダ2の吸気側に配置される吸気側燃焼室壁14bと略平行になるように設けられる。また、排気側隔壁16は、シリンダブロック側壁14のうちシリンダ2の排気側に配置される排気側燃焼室壁14cと略平行になるように設けられる。図2に示したように吸気側隔壁15を設けることにより、ウォータジャケット10のうちシリンダ2の上方よりも吸気側のウォータジャケット(以下、吸気側ジャケットと称することがある。)10aを、シリンダブロック3側に形成される第1吸気側冷却部17と、ヘッドカバー5側に形成される第2吸気側冷却部18とに分割することができる。また、排気側隔壁16を設けることにより、ウォータジャケット10のうちシリンダ2の上方よりも排気側のウォータジャケット(以下、排気側ジャケットと称することがある。)10bを、シリンダブロック3側に形成される第1排気側冷却部19と、ヘッドカバー5側に形成される第2排気側冷却部20とに分割することができる。なお、吸気側ジャケット10aが本発明の吸気側冷却水通路に相当し、排気側ジャケット10bが本発明の排気側冷却水通路に相当する。
図1及び図2に示したように吸気側隔壁15は、少なくとも共通のシリンダ2に接続される2つの吸気ポート6の間において吸気側外壁12と接しないように設けられる。そのため、この吸気ポート6間には、第1吸気側冷却部17と第2吸気側冷却部18とを連通する連通部としての吸気側隙間21が設けられる。このように吸気側隔壁15と吸気側外壁12との間に吸気側隙間21を設けることにより、この吸気側隙間21をシリンダ2の上部から吸気側に最も離れた位置に配置することができる。排気側隔壁16も同様に、少なくとも共通のシリンダ2に接続される2つの排気ポート7の間において排気側外壁13と接しないように設けられる。そのため、排気ポート7間には、第1排気側冷却部19と第2排気側冷却部20とを連通する排気側連通部としての排気側隙間22が設けられる。そして、このように排気側隔壁16と排気側外壁13との間に排気側隙間22を設けることにより、この排気側隙間22をシリンダ2の上部から排気側に最も離れた位置に配置することができる。
図1に示したようにエンジン1Aは、シリンダブロック3のウォータジャケット及びシリンダヘッド4のウォータジャケット10とに冷却水を送る冷却水ポンプとしてのウォータポンプ30を備えている。なお、シリンダブロック3及びシリンダヘッド4に送られた冷却水は、ラジエータなどを経由してウォータポンプ30に戻される。このウォータポンプ30は電動式であり、エンジン1Aの運転状態に拘わらず停止させたり動作させたりすることができる。ウォータポンプ30の動作は、エンジンコントロールユニット(ECU)40によって制御される。ECU40は、マイクロプロセッサ及びその動作に必要なRAM、ROM等の周辺機器を含んだコンピュータとして構成され、エンジン1Aの運転状態を制御する周知のコンピュータユニットである。ECU40は、所定の減量条件が成立した場合、ウォータポンプ30から送り出される冷却水の流量が減少するようにウォータポンプ30の動作を制御する。所定の減量条件は、例えばエンジン1Aの暖機時などに成立したと判断される。このようにエンジン1Aの暖機時に冷却水の流量を減少させることにより、エンジン1Aの暖機を促進させることができる。
ウォータポンプ30から送り出される冷却水が減少又は停止すると、ウォータジャケット10内の各部の冷却水に温度差が生じ、ウォータジャケット10内において冷却水が自然対流で循環し始める。図2の矢印F1、F2、F3は、この自然対流時における冷却水の流れを示している。ウォータジャケット10内においては、排気側かつシリンダブロック3側に形成された第1排気側冷却部19の冷却水の温度が最も高くなり易く、吸気側かつヘッドカバー5側に形成された第2吸気側冷却部18の冷却水の温度が最も低くなり易い。そして、上述したようにエンジン1Aは、吸気側が排気側より高くなるように車両に搭載される。そのため、図2に矢印F1で示したように、冷却水は第1排気側冷却部19から第1吸気側冷却部17に流れる。その後、冷却水は、矢印F2で示したように第1吸気側冷却部17から吸気側隙間21を介して第2吸気側冷却部18に流れ込む。第2吸気側冷却部18では、他の場所と比較して冷却水の温度が低くなる。そのため、重力によって第2吸気側冷却部18の冷却水は第2排気側冷却水20に流れる。その後、第2排気側冷却水20に流れ込んだ冷却水は、排気側隙間22を通過して第1排気側冷却部19に戻る。以降、同様にして冷却水はウォータジャケット10内の各部をこの順番で繰り返し循環する。
第1の形態のエンジン1Aによれば、冷却水の流量が減少又は停止し、ウォータジャケット10内において冷却水が自然対流で循環を始めた場合、図2に示したように冷却水を第1排気側冷却部19、第1吸気側冷却部17、第2吸気側冷却部18、第2排気側冷却水20、第1排気側冷却部19の順に流すことができる。そのため、ウォータジャケット10内において冷却水を自然対流でスムーズに循環させることができる。また、このようにスムーズに冷却水を循環させることにより、ウォータジャケット10内における冷却水の温度差を小さくすることができる。これにより、シリンダヘッド4の各部の温度差を小さくし、シリンダヘッド4の変形を抑制することができる。さらに、吸気側燃焼室壁14b、排気側燃焼室壁14c、及び点火プラグねじボス8の各部の冷却を促進できるので、点火プラグによる点火時期以外の時期にシリンダ2内の燃料混合気が燃焼を開始すること、いわゆるプレイグニッションの発生を防止できる。そのため、エンジン1Aの出力を向上させて暖機時間を短縮することができる。
エンジン1Aでは、吸気側隔壁15によって吸気側ジャケット10aを第1吸気側冷却部17と第2吸気側冷却部18に分割するとともに排気側隔壁16によって排気側ジャケット10bを第1排気側冷却部19と第2排気側冷却水20に分割したので、各冷却部17、18、19、20を流れる冷却水の流速を高めることができる。そのため、シリンダヘッド4から冷却水への熱伝達を促進させ、シリンダヘッド4の冷却を促進させることができる。また、第1吸気側冷却部17及び第2吸気側冷却部18における冷却水の流速を高めることにより、吸気ポート6を流れる吸気の冷却を促進できるので、シリンダ2に流入する吸気量を増加させ、エンジン1Aの出力を向上させることができる。
(第2の形態)
図3及び図4は、本発明の第2の形態に係る内燃機関の要部を示す図である。なお、図3は図4のIII−III線における内燃機関の断面図を示し、図4は図3のIV−IV線における内燃機関の断面図を示している。図3及び図4に示したように、この形態の内燃機関(エンジン)1Bは、ウォータジャケット10に冷却水の流れを変更するガイド手段としてのガイド50が設けられる。それ以外は第1の形態と同じであるため、図3及び図4において第1の形態と共通の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
図3に示したように、ガイド50としては、吸気側隙間21に配置される第1ガイド51と、シリンダ2間に配置される第2ガイド52とが設けられる。第1ガイド51は、図3に矢印F4で示したように吸気側隙間21を介して第2吸気側冷却部18に流入した冷却水を図3の左右方向に分割し、その冷却水の流れが横方向から縦方向に変化するように設けられる。第2ガイド52は、図3に矢印F5で示したように第1ガイド51で方向を変えられた冷却水が再度横方向に流れるように設けられる。これにより、第2吸気側冷却部18に流入した冷却水の少なくとも一部をシリンダ2間の上方Sに導くことができる。
第2の形態のエンジン1Bによれば、冷却水の少なくとも一部をシリンダ2間の上方Sに導くことができるので、ウォータジャケット10内において冷却水が対流する領域を広げることができる。そのため、シリンダヘッド4の各部の冷却をさらに促進させ、シリンダヘッド4の変形をさらに抑制することができる。また、第1ガイド51及び第2ガイド52によってウォータジャケット10内における冷却水の循環をさらにスムーズに行わせることができるので、シリンダブロック側壁14のうちシリンダ2の上方に配置される各部分の温度差をさらに小さくすることができる。
本発明は、上述した各形態に限定されることなく、種々の形態にて実施することができる。本発明の内燃機関は、ディーゼル機関であってもよい。また、本発明の内燃機関は、吸気側が排気側より高くなるように配置される内燃機関であればよく、例えばV型内燃機関、水平対向式内燃機関などでもよい。本発明の内燃機関は4気筒の内燃機関に限定されず、1、2、3、5、6、8、10、12気筒などの内燃機関でもよい。
ウォータジャケット内には、吸気側隔壁のみが設けられてもよい。この場合においても、排気側ジャケット、第1吸気側冷却部、第2吸気側冷却部、排気側ジャケットの順に冷却水を自然対流で循環させることができるので、上述した各形態と同様にウォータジャケット内において冷却水を自然対流でスムーズに循環させることができる。
本発明の第1の形態に係る内燃機関の要部を示す図。 図1のII−II線における内燃機関の断面図。 本発明の第2の形態に係る内燃機関の要部を示す図。 図3のIV−IV線における内燃機関の断面図。
符号の説明
1A、1B 内燃機関
2 シリンダ
3 シリンダブロック
4 シリンダヘッド
5 ヘッドカバー
10 ウォータジャケット(冷却水通路)
10a 吸気側ジャケット(吸気側冷却水通路)
10b 排気側ジャケット(排気側冷却水通路)
15 吸気側隔壁
16 排気側隔壁
17 第1吸気側冷却部
18 第2吸気側冷却部
19 第1排気側冷却部
20 第2排気側冷却部
21 吸気側隙間(連通部)
22 排気側隙間(排気側連通部)
30 ウォータポンプ(冷却水ポンプ)
50 ガイド(ガイド手段)
51 第1ガイド
52 第2ガイド
S シリンダ間の上方

Claims (4)

  1. 所定の減量条件が成立した場合に送り出す冷却水の流量を減少又は停止させる冷却水ポンプと、シリンダヘッド内に設けられてシリンダの上方から吸気側及び排気側の両方に延び、かつ前記冷却水ポンプから冷却水が供給される冷却水通路と、を備え、吸気側が排気側よりも高くなるように配置される内燃機関において、
    前記冷却水通路には、前記冷却水通路のうち前記シリンダの上方よりも吸気側の吸気側冷却水通路をシリンダブロック側に形成される第1吸気側冷却部とヘッドカバー側に形成される第2吸気側冷却部とに分割する隔壁と、前記シリンダの上方から吸気側に最も離れた位置に配置されて前記第1吸気側冷却部と前記第2吸気側冷却部とを連通する連通部と、が設けられていることを特徴とする内燃機関。
  2. 前記シリンダが、一方向に向かって並ぶように複数設けられ、
    前記冷却水通路には、前記第1吸気側冷却部から前記連通部を通過して前記第2吸気側冷却部に流入した冷却水の少なくとも一部が前記冷却水通路のうちシリンダ間の上方に位置する部分に向かって流れるようにその冷却水を案内するガイド手段が設けられている請求項1に記載の内燃機関。
  3. 前記ガイド手段として、前記第1吸気側冷却部から前記連通部を通過して前記第2吸気側冷却部に流入した冷却水の流れを前記シリンダの並び方向に変更する第1ガイドと、シリンダ間に配置されて前記第1ガイドによって流れの方向が変更された冷却水の流れを前記シリンダの並び方向と交差する方向に変更する第2ガイドと、が設けられる請求項2に記載の内燃機関。
  4. 前記冷却水通路には、前記冷却水通路のうち前記シリンダの上方よりも排気側の排気側冷却水通路を前記シリンダブロック側に形成されて前記第1吸気側冷却部と連通する第1排気側冷却部と前記ヘッドカバー側に形成されて前記第2吸気側冷却部と連通する第2排気側冷却部とに分割する排気側隔壁と、前記シリンダの上方から排気側に最も離れた位置に配置されて前記第1排気側冷却部と前記第2排気側冷却部とを連通する排気側連通部と、が設けられる請求項1〜3のいずれか一項に記載の内燃機関。
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JP2014114710A (ja) * 2012-12-07 2014-06-26 Nissan Motor Co Ltd シリンダヘッドの冷却構造

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