JP2009232563A - モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】ブラシ片とコミテータとの安定した接触状態を確保できる振動モータを提供する。
【解決手段】 振動モータ1は、シャフト4に軸支されたコミテータ13と、コミテータ13を挟むように略平行に配置された一対のブラシ片20と、ブラシ片20と係止可能な係止片25とを備える。ブラシ拡げ治具24を利用しブラシ片20の先端部分20bを外方に押し広げた状態で、ブラシ片20をそれに隣接した係止片25と接近するようにスライドさせて、ブラシ片20を係止片25に係止させる。ブラシ片20の係止状態では、ブラシ片20と干渉せずにロータアッセンブリーRをスムーズにシャフト4に装着することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、各種携帯通信機器(例えば、携帯電話機)や遊技機器等に内蔵し、例えば振動発生源として利用するためのモータに関する。
従来、このような分野の技術として、特開昭62−217847号公報がある。この公報に記載されたモータは、ロータとコミテータとを収容する中空筒状のケースと、ケースの開放端を施蓋するブラケットと、ブラケットに対し回動可能にされると共に、一対のブラシ片が固定されたブラシ基板とを備え、ブラシ基板には貫通穴が設けられ、ブラケットにはこの貫通穴に挿入するピンが立設されている。そして、貫通穴にピンを挿入した後に、ブラケットに対しブラシ基板を回動することにより、ブラシ片をピンに当接させてブラシ片同士の間隔を押し広げて、ブラシ片同士の間にコミテータを装着する。コミテータの装着後に、ブラシ基板の回動を元に戻すことによりブラシ片とコミテータとを接触させる。これによって、ブラシ片とコミテータとを容易に組み付ける。
特開昭62−217847号公報
しかしながら、前述したモータでは、貫通穴は、ブラシ基板上においてブラシ片の基端(すなわち、ブラシ基板に固定された一端)とコミテータの設置場所との間に設けられているので、ブラシの基端からコミテータとの摺動接触部分までの距離が大きくなり、ブラシ片が長くなる。その結果、コミテータとの回転摺動においてブラシ片の追従性が悪くなり、ブラシ片とコミテータとの安定した接触状態を確保し難かった。
本発明は、ブラシ片とコミテータとの安定した接触状態を確保できるモータを提供することを目的とする。
本発明に係るモータは、シャフトに軸支されたコミテータを有するモータにおいて、板バネによって形成されると共に、コミテータを挟むように略平行に配置された一対のブラシ片と、ブラシ片の先端部分に対して離間及び接触すると共に、先端部分に接触して外方に押し広げられた状態に保持する一対の係止片と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係るモータでは、係止片は、ブラシ片の先端部分に対して離間及び接触すると共に、ブラシ片の先端部分に接触して外方に押し広げられた状態に保持するので、ブラシ片と係止片とを接触させることによってブラシ片を係止片に係止させ、両者を離間させることによってブラシ片の係止状態を解除することが可能となる。そして、ブラシ片の係止状態では、ブラシ片と干渉せずにコミテータをシャフトに容易に装着することができ、コミテータの装着後に、ブラシ片の係止状態を解除して、ブラシ片の弾性力によってブラシ片を一定の接触圧をもってコミテータに接触させることができる。加えて、係止片はブラシ片の先端部分を外方に押し広げられた状態に保持するので、ブラシ片の基端からコミテータとの摺動接触する部分までの距離を小さくすることが可能となり、ブラシ片を短くすることができる。その結果、コミテータとの回転摺動においてブラシ片の追従性を高めることができ、ブラシ片とコミテータとの安定した接触状態を確保することができる。
本発明に係るモータにおいて、ブラシ片に固定されると共に、シャフトの径方向にスライド可能に設けられたターミナルと、ターミナルを保持するターミナルホルダとを備え、係止片はターミナルホルダに設けられていることが好適である。
この場合にあっては、ターミナルをシャフトの径方向にスライドさせることで、ターミナルに固定されたブラシ片を径方向に移動させ、ブラシ片を係止片に容易に係止させることができる。また、係止片はターミナルホルダに設けられているので、係止片を別の部品として組み付ける必要がなくなり、係止片を容易に配置することができる。
本発明に係るモータにおいて、ブラシ片と電気的に接続された回路基板と、回路基板を取り付けるためのブラケットとを更に備え、回路基板は、ブラケットに埋設され、ブラケットには、回路基板の上面に設けられた第1の電極パターンを露出させるための貫通穴が設けられ、ターミナルは、貫通穴内に配置されていること好適である。
この場合にあっては、回路基板はブラケットに埋設され、ターミナルは貫通穴内に配置されているので、回路基板の厚さとターミナルによるモータの厚さへの影響が生じず、モータの薄型化が図ることができる。また、回路基板に設けられた第1の電極パターンが露出されるので、ターミナルと第1の電極パターンとを容易に電気的に接触させることができる。
本発明に係るモータにおいて、回路基板の底面は、ブラケットから露出され、回路基板の底面にはリフロー半田付け用の第2の電極パターンが設けられていること好適である。
この場合にあっては、回路基板と外部の配線基板との接続を簡単に行うことが可能となるので、モータを携帯通信機器等に容易に組み込むことができる。
本発明によれば、ブラシ片とコミテータとの安定した接触状態を確保できるモータを提供することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明に係るモータの好適な実施形態について詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、モータは、2極3スロットタイプの振動モータ1であって、直径約10mm、厚さ約2mmと小型化が図られ、携帯電話などに内蔵され振動発生源として利用される。この振動モータ1は、一側が開放された扁平な外筒部2と、外筒部2の開放側を塞ぐための蓋部3とから構成されたモータケースCを有し、モータケースC内には、コア5を有するロータアッセンブリーRがシャフト4に軸支されている。
外筒部2は、ステンレス等の非磁性材料からなり、その頂部の中央には、シャフト4の先端が挿入するための円孔2aが設けられている。外筒部2の内周面には、C字状のバックヨーク6を介し、リング状のマグネット7が固定されている。バックヨーク6は、軟磁性材料から構成されている。
蓋部3は、外筒部2の形状に合わせるように略円板状に形成され、外筒部2の開口側で外筒部2と固定されている。この蓋部3は、給電用の電極を配した回路基板8と、回路基板8を取り付けるためのブラケット9とを備える。ブラケット9は、非磁性の金属材料から略円板状に形成され、その中央には、円筒状の軸ホルダ9aが立設されている。シャフト4は、この軸ホルダ9a内に圧入され固定されている。軸ホルダ9aの上方には、ワッシャ10と軸受11が配置され、ロータアッセンブリーRは、軸受11を介してシャフト4に回転自在に支持されている。
図3に示すように、ロータアッセンブリーRは、コイル12が巻き付けられたコア5と、コイル12に電流を供給するコミテータ13と、コミテータ13を保持するためのコミテータホルダ14とから主として構成されている。コア5は、2極3スロットであって平板状に形成され、厚さ0.35mmの一枚の珪素鋼板を打ち抜き加工することにより作り出されている。そして、3つのスロットのうちの1つには、タングステンなどの高比重金属からなる分銅19が嵌め込まれている。このように分銅19はコア5のスロットに配置されることにより、分銅19の厚さによるモータケースCの厚さへの影響を抑制することでき、振動モータ1の薄型化を図ることが可能となる。
コミテータ13は、銅製薄板のプレス成形によって作られた3枚のコミテータセグメント16を有する。各コミテータセグメント16は、シャフト4の軸線L方向に沿って延在すると共に断面円弧状の本体部16aと、本体部16aの端部から起立して、コア5の平面5aに平行に延在するライザ部16bとを備える。ライザ部16bの先端では、コイル12の電線が巻き付けられ、半田付けされている(図1参照)。
コミテータセグメント16には、本体部16aと一体化されると共に、本体部16aの端部から突出する棒状の導通部16c,16dが設けられている。これらの導通部16c,16dは、シャフト4の軸線L方向に延在し、ライザ部16bに対して左右対称に配置されている。そして、各コミテータセグメント16は、本体部16aに圧入された固定リング23によってコミテータホルダ14に固定されている。
コミテータホルダ14は、略三角形状のベース部15と、ベース部15の中央に立設された円筒部17とを有する。ベース部15には、円筒部17から外方に向けて延びる3つの溝15aが形成されている。これらの溝15aには、コミテータ13のライザ部16bが収容されている。また、ベース部15には、シャフト4の軸線L方向に延在する貫通穴15bが3つ設けられている。これらの貫通穴15bは、円筒部17を中心にした円周上で等間隔に配置され、その内部には火花及びノイズの発生を防止するためのチップ型バリスタ18が嵌め込まれている。そして、コミテータセグメント16の導通部16c,16dは、貫通穴15bに挿入され、バリスタ18の端部電極にそれぞれ圧着され電気的に接続されている。
図4に示すように、ブラケット9の上方には、ブラケット9の平面と平行に延びる一対のブラシ片20が配置されている。この一対のブラシ片20は、シャフト4に軸支されたコミテータ13を挟むように略平行に配置されている。ブラシ片20は、板バネによって略L字状に形成され、その基端20aは、カシメによりターミナル21に固定され、ブラシ20の先端部分20bはコミテータセグメント16に摺動接触している。このブラシ片20は、ターミナル21に支持されると共に、ターミナル21を介して回路基板8の第1の電極パターンP1,P2と電気的に接触されている。
回路基板8は、円板状に形成され、ブラケット9に埋設されている。この場合にあっては、回路基板9による振動モータ1の厚さへの影響が生じないので、振動モータ1の薄型化を図ることができる。回路基板8の上面8aはブラケット9に覆われ、底面8bはブラケット9から露出している。回路基板8には切欠部8cが設けられ、一方、ブラケット9にはこの切欠部8cに対応する突起部9cが設置されている(図5参照)。これによって、回路基板8をブラケット9に取り付ける際に、両者の位置決めを容易に行うことができると共に、取り付けられた回路基板8の回転を防止することができる。
回路基板8の上面8aには、一対のターミナル21と電気的に接触する第1の電極パターンP1,P2が設けられている。一方、底面8bには、リフロー半田付け用の第2の電極パターンP3,P4が設けられている。そして、第1の電極パターンP1と第2の電極パターンP3とはスルーホールS1を介し、第1の電極パターンP2と第2の電極パターンP4とはスルーホールS2を介して互いに電気的に接続されている。
ブラケット9には、回路基板8の上面8aに設けられた第1の電極パターンP1,P2を露出させるための貫通穴9bが2つ設けられている。これらの貫通穴9bは、矩形状に形成され、シャフト4の中心軸に対して左右対称に配置され、貫通穴9bの中には、ターミナル21がシャフト4の径方向に沿って左右にスライド可能に収容されている。このようにターミナル21を貫通穴9b内に収容することにより、ターミナル21による振動モータ1の厚さへの影響が生じず、振動モータ1の薄型化が図り易くなる。そして、この一対のターミナル21は、半田Hを介して第1の電極パターンP1,P2とそれぞれ電気的に接続されると共に、ターミナルホルダ22によって回路基板8に押し付けられている。ターミナルホルダ22は、貫通穴9b内に配置され、接着や溶接等によってブラケット9に固定されている。
図6に示すように、ターミナルホルダ22は、断面凹形状の保持部22aと、保持部22aの先端から突出する一対の棒状のガイド片22b,22cとを備える。保持部22aは、その内部に配置されたターミナル21を上方から押さえながら、保持部22aの両側壁22d,22eでターミナル21をガイドする。ガイド片22b,22cは、保持部22aの両側壁22d,22eの長手方向に延在すると共に、両側壁22d,22eとそれぞれ一体的に形成されている。このガイド片22b,22cは、その間に配置されたターミナル21をガイドする。
ターミナル21は、保持部22aよりも長く形成されている。従って、ガイド片22b,22c間に配置されたターミナル21は、ターミナルホルダ22から露出する。このターミナル21の露出部分は、ターミナル21をスライドさせる際の把持部として機能する。このようにすれば、ターミナル21の上にターミナルホルダ22を載せた後であっても、ターミナル21を容易に掴んでスライドさせることができる。
また、ターミナルホルダ22には、ブラシ片20の先端部分20bを外方に押し広げられた状態に保持するための係止片25が設けられている。この係止片25は、ターミナルホルダ22と一体的に形成されると共に、ターミナルホルダ22の先端から前方に突出している。このように係止片25をターミナルホルダ22と一体的に形成することで、係止片25を別の部品として組み付ける必要がなくなる。
一対の係止片25は、シャフト4を中心にして対称に配置されている。係止片25は、ターミナルホルダ22が貫通穴9bに配置される時にブラケット9の上面に位置するように、係止片25の底面25aは、ターミナルホルダ22の底面22fよりも高い位置に形成されている。また、コミテータ13をシャフト4に装着する際に係止片25がコミテータ13と干渉しないように、係止片25同士の間隔はコミテータ13の外径よりも大きくなっている(図1参照)。
以下、図7〜図12を参照してロータアッセンブリーRとブラシ片20との組み付け作業を説明する。
図7に示すように、ブラシ片20が固定されたターミナル21をブラケット9の貫通穴9b内に配置させた後、ターミナル21の上にターミナルホルダ22を載せてターミナル21を仮固定する。次に、ブラシ片拡げ治具24をシャフト4に装着する。ブラシ片拡げ治具24は、シャフト4が挿入される軸孔を有する円筒部24aと、円筒部24aの外周壁から径方向に延びる左右一対のブラシ拡開部24b,24cとから構成されている。そして、ブラシ拡げ治具24をシャフト4に装着する際に、ブラシ拡開部24b,24cがブラシ片20と干渉しないように、例えばブラシ片20同士の間隔が最も大きい場所にブラシ拡開部24b,24cを入れる。
次に、図8に示すように、シャフト4の軸線Lを中心軸としてブラシ片拡げ治具24を時計回りに回転させる。その時、ブラシ拡開部24b,24cの先端がブラシ片20の内面に干渉し、ブラシ片20はブラシ片拡げ治具24によってシャフト4の径方向外方に押し広げられる。そして、ブラシ片20の先端部分20bがそれに隣接した係止片25よりも外方まで押し広げられた時に、ブラシ片拡げ治具24の回転を止める。
続いて、図9に示すように、各貫通穴9bに配置されたそれぞれのターミナル21をシャフト4に向かってスライドさせる。これによって、左右のターミナル21はそれぞれシャフト4に接近し、ターミナル21に固定されたブラシ片20は隣接した係止片25に接近する。このとき、ブラシ片20の先端部分20bと係止片25とが重なり合う。
次に、シャフト4を中心軸としてブラシ片拡げ治具24を反時計回りに回転させ、ブラシ片拡げ治具24をシャフト4から外す(図10参照)。この時、ブラシ片20の先端部分20bは、係止片25により外方に押し広げられた状態で保持されているので、ブラシ片20同士の間隔は、コミテータ13の外径より大きくなる。続いて、ワッシャ10をシャフト4に装着した後、軸受11を圧入したロータアッセンブリーRをシャフト4に装着する。この時、ブラシ片20同士の間隔がコミテータ13の外径より大きくなるので、ブラシ片20と干渉せずにロータアッセンブリーRをスムーズにシャフト4に装着することができる(図11参照)。
ロータアッセンブリーRを装着した後に、ターミナル21同士をそれぞれシャフト4の径方向の外方にスライドさせる。これによって、ブラシ片20の先端部分20bは係止片25から離間し係止片25から外れて、ブラシ片20の係止状態が解除される。この時、ブラシ片20の弾性力によってブラシ片20は一定の接触圧をもってコミテータ13に接触する(図12参照)。次に、半田付けで一対のブラシ片20と第1の電極パターンP1,P2とを接続し、接着剤でターミナルホルダ22とブラケット9とを固定する。
このように構成された振動モータ1にあっては、ブラシ拡げ治具24を利用してブラシ片20を外方に押し広げた状態で、ブラシ片20をそれに隣接した係止片25と接近するようにスライドさせ、ブラシ片20を係止片25に係止させる。ブラシ片20の係止状態では、ブラシ片20と干渉せずにロータアッセンブリーRをスムーズにシャフト4に装着することが可能となる。そして、ロータアッセンブリーRの装着後に係止片25から離間するようにブラシ片20をスライドさせ、ブラシ片20の係止状態を解除することで、ブラシ片20の弾性力によってブラシ片20を一定の接触圧をもってコミテータ13に接触させることができる。
ブラシ片20の係止状態において、係止片25は、ブラシ片20の先端部分20bを外方に押し広げた状態に保持するので、ブラシ片20の基端20aからコミテータとの摺動接触部分までの距離を小さくすることが可能となり、ブラシ片20を短くすることができる。その結果、コミテータ13との回転摺動においてブラシ片20の追従性を高めることができ、ブラシ片20とコミテータ13との安定した接触状態を確保することができる。
また、回路基板8の上面8aに設けられた第1の電極パターンP1,P2が露出されるので、ターミナル21と第1の電極パターンP1,P2とを容易に電気的に接触させることができる。更に、回路基板8の底面8bには、リフロー半田付け用の第2の電極パターンP3,P4が設けられていので、回路基板8と外部の配線基板との接続を簡単に行うことが可能となり、振動モータ1を携帯通信機器等に容易に組み込むことができる。
更に、ターミナル21はシャフト4の径方向にスライド自在に貫通穴9b内に配置されているので、ターミナル21を径方向にスライドすることによって、ターミナル21に固定されるブラシ片20を容易に径方向に移動させることができる。従って、ブラシ片20を係止片25に容易に係止させることが可能となる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、一対のブラシ片20のうちの一方のみをスライドさせてもよい。また、上記の実施形態では、ブラシ片20をシャフト4の径方向にスライドさせて係止片25に係止させることとしたが、これに限らず、例えば係止片25をスライド可能に設け、係止片25をスライドさせてブラシ片20の先端部分20bを外方に押し広げられた状態に保持してもよい。
本発明に係るモータの一実施形態である振動モータを示す分解斜視図である。 図1に示された振動モータの断面図である。 ロータアッセンブリーを示す分解斜視図である。 ブラケット、ターミナル及びターミナルホルダの位置関係を示す分解斜視図である。 ブラケットと回路基板との位置関係を示す分解斜視図である。 ターミナルホルダと係止片とを示す平面図、正面図及び側面図である。 組み付け作業時にブラシ拡げ治具が装着された状態を示す平面図である。 組み付け作業時にブラシ拡げ治具を時計回りに回転させた状態を示す平面図である。 組み付け作業時にターミナルをスライドさせた状態を示す平面図である。 組み付け作業時にブラシ拡げ治具を反時計回りに回転させた状態を示す平面図である。 組み付け作業時にブラシ片が係止された状態を示す平面図である。 組み付け作業時にブラシ片の係止を解除した状態を示す平面図である。
符号の説明
1…振動モータ、4…シャフト、8…回路基板、8a…上面、8b…底面、9…ブラケット、9b…貫通穴、13…コミテータ、20…ブラシ片、20b…先端部分、21…ターミナル、22…ターミナルホルダ、25…係止片、P1,P2…第1の電極パターン、P3,P4…第2の電極パターン。

Claims (4)

  1. シャフトに軸支されたコミテータを有するモータにおいて、
    板バネによって形成されると共に、前記コミテータを挟むように略平行に配置された一対のブラシ片と、
    前記ブラシ片の先端部分に対して離間及び接触すると共に、前記先端部分に接触して外方に押し広げられた状態に保持する一対の係止片と、を備えたことを特徴とするモータ。
  2. 前記ブラシ片に固定されると共に、前記シャフトの径方向にスライド可能に設けられたターミナルと、
    前記ターミナルを保持するターミナルホルダとを備え、
    前記係止片は前記ターミナルホルダに設けられていることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  3. 前記ブラシ片と電気的に接続された回路基板と、
    前記回路基板を取り付けるためのブラケットとを更に備え、
    前記回路基板は、前記ブラケットに埋設され、前記ブラケットには、前記回路基板の上面に設けられた第1の電極パターンを露出させるための貫通穴が設けられ、
    前記ターミナルは、前記貫通穴内に配置されていることを特徴とする請求項2に記載のモータ。
  4. 前記回路基板の底面は、前記ブラケットから露出され、前記回路基板の底面にはリフロー半田付け用の第2の電極パターンが設けられていることを特徴とする請求項3に記載のモータ。
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