JP2009230705A - テンプレート作成装置、文書データ作成装置、その作成方法及びプログラム - Google Patents

テンプレート作成装置、文書データ作成装置、その作成方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】文書作成の労力を軽減できるテンプレートを作成するテンプレート作成装置、作成方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】システム100は、端末機10と、属性語データベース20と、テンプレートデータベース30とを備える。端末機10は、文書データ12aが入力されると、文書データ12aから文字列データ12bを抽出する文字列データ作成部12と、文字列データ12bと属性語データベース20に記憶されている属性語とを比較する文字比較部13と、該比較結果で一致すれば、該文字列データ12bに含まれる文字列の代わりに、属性語の種別を示す属性フラグを立てて、テンプレート化する属性語選択入力機能埋め込み部14と、テンプレート化された文字列データ12eに文書属性及びテンプレート名称を付加したテンプレートデータ31aをテンプレートデータベース30に送信して登録するテンプレートデータ送信部15とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、テンプレート作成装置、文書データ作成装置、その作成方法及びプログラムに関し、更に詳しくは、入力された文書データからテンプレートを作成するテンプレート作成装置、テンプレート作成方法及びプログラム、並びに、テンプレートから文書データを作成する文書データ作成装置、文書データ作成方法及びプログラムに関する。
近年、文書作成の際に、予め用意されたテンプレートを用いて、このテンプレートの所定の空欄に予め準備された定型句や単語の候補を埋め込む文書作成支援装置が提案されている(例えば、特許文献1,2)。
特許文献3には、ユーザが選択した文書の種別(用途)に対応するテンプレートの各欄に、定型文や単語を埋め込んだ後に、文書の文体を校正する文書作成支援装置が記載されている。また、特許文献4には、ユーザにより選択されたテンプレートに含まれる検索キーを用いて、所定の範囲内に存在する情報を検索し、検索された情報と検索キーとを置き換える文書作成装置が記載されている。
特開2004−54361号公報 特開2003−6191号公報 特開2006−260076号公報 特開平10−161996号公報
特許文献1,2に記載の技術では、ユーザが予め用意されているテンプレートを用いて文書を作成しようとしても、テンプレート自体がユーザの意図に沿っていない場合が考えられる。このような場合には、ユーザは、使用したい雛形の文書(文書データともいう)を入手して、この文書をワープロに展開し、文章を確認しながら、必要な個所を手入力で変更を加えることで、文書を作成しなければならない。
ところが、上記雛形の文書が、ユーザ以外の者により作成されていた場合には、ユーザは、雛形の文書の内容を熟知しているわけではない。その結果として、ユーザが文書に変更を加えているときに、変更すべき箇所をそのままにして文書が作成されてしまうという問題があった。
また、特許文献3,4に記載の技術では、テンプレートを用いて作成された文書に対して校正や置き換えを実行しているものの、そのテンプレートは特許文献1,2と同様に予め用意されているものであり、上記した同様の問題があった。
本発明は、文書作成の労力を軽減できるテンプレートを作成するテンプレート作成装置、その方法及びプログラムを提供することを目的とする。また、本発明は、文書作成の労力を軽減できるテンプレートを用いて文書データを作成する文書データ作成装置、その方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、入力された文書データからテンプレートを作成するテンプレート作成装置であって、
文書データから文字列を抽出する文字列抽出部と、
文書を構成する文字列パターンと該文字列パターンを複数のグループに分類したグループ名とを対応させて記憶するデータベースを参照し、前記文字列抽出部によって抽出された文字列をキーとして、前記グループ名を検索するデータベース検索部と、
前記文書データから抽出された文字列を、前記検索部で検索されたグループ名に置き換えて、テンプレートを作成する文字列置換部と、を備えることを特徴とするテンプレート作成装置を提供する。
また、本発明は、入力された文書データからテンプレートを作成するテンプレート作成方法であって、
文書データから文字列を抽出するステップと、
文書を構成する文字列パターンと該文字列パターンを複数のグループに分類したグループ名とを対応させて記憶するデータベースを参照し、前記文字列を抽出するステップによって抽出された文字列をキーとして、前記グループ名を検索するステップと、
前記文書データから抽出された文字列を、前記検索するステップで検索されたグループ名に置き換えて、テンプレートを作成するステップと、を備えることを特徴とするテンプレート作成方法を提供する。
さらに、本発明は、コンピュータを備え、入力された文書データからテンプレートを作成するテンプレート作成装置のためのプログラムであって、前記コンピュータに、
文書データから文字列を抽出する処理と、
文書を構成する文字列パターンと該文字列パターンを複数のグループに分類したグループ名とを対応させて記憶するデータベースを参照し、前記文字列を抽出する処理によって抽出された文字列をキーとして、前記グループ名を検索する処理と、
前記文書データから抽出された文字列を、前記検索する処理で検索されたグループ名に置き換えて、テンプレートを作成する処理と、を実行させることを特徴とするプログラムを提供する。
本発明は、1つ以上のグループ名を含む文書から成るテンプレートを記憶するテンプレート記憶部と、
前記テンプレートから前記グループ名を抽出するグループ名抽出部と、
文書を構成する文字列パターンと該文字列パターンが属するグループ名とを対応させて記憶するデータベースを参照し、前記グループ名に含まれる複数の文字列パターンを検索するデータベース検索部と、
前記検索された複数の文字列中から1つの文字列が選択されると、前記テンプレート中のグループ名を前記選択された1つの文字列に置き換える文字列置換部と、を備えることを特徴とする文書データ作成装置を提供する。
また、本発明は、1つ以上のグループ名を含む文書から成るテンプレートを記憶するステップと、
前記テンプレートから前記グループ名を抽出するステップと、
文書を構成する文字列パターンと該文字列パターンが属するグループ名とを対応させて記憶するデータベースを参照し、前記グループ名に含まれる複数の文字列パターンを検索するステップと、
前記検索された複数の文字列中から1つの文字列が選択されると、前記テンプレート中のグループ名を前記選択された1つの文字列に置き換えるステップと、を備えることを特徴とする文書データ作成方法を提供する。
さらに、本発明は、コンピュータを備え、テンプレートから文書データを作成する文書データ作成装置のためのプログラムであって、前記コンピュータに、
1つ以上のグループ名を含む文書から成るテンプレートを記憶する処理と、
前記テンプレートから前記グループ名を抽出する処理と、
文書を構成する文字列パターンと該文字列パターンが属するグループ名とを対応させて記憶するデータベースを参照し、前記グループ名に含まれる複数の文字列パターンを検索する処理と、
前記検索された複数の文字列中から1つの文字列が選択されると、前記テンプレート中のグループ名を前記選択された1つの文字列に置き換える処理と、を実行させることを特徴とするプログラムを提供する。
なお、本発明の用語「グループ名」には、グループを直接示すグループ名の他に、グループ名の略称やID番号(識別番号)など、間接的にグループを示す語句や数字なども含まれる。
本発明のテンプレート作成装置、作成方法及びプログラムによると、文書データから抽出された文字列をキーとして検索されたグループ名と、この文字列とを置き換えて、テンプレートを作成できる。このため、テンプレートは、入力された文書データに基づいて作成されることになり、予め用意されたテンプレートに比べてユーザの意図に沿っている。その結果として、このテンプレートを用いることで、文書作成の労力を軽減できる。
また、本発明の文書データ作成装置、作成方法及びプログラムによると、1つ以上のグループ名を含む文書から成るテンプレートから、グループ名を抽出して、テンプレート中のグループ名を、グループ名に含まれる文字列パターンのうち1つの文字列に置き換えることで、文書データを容易に作成できる。
以下、図面を参照して、本発明の例示的な実施の形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るシステムの構成を示す図である。システム100は、入力された文書データからテンプレートデータを作成するテンプレート作成機能と、この作成されたテンプレートデータを用いて文書データを作成する文書データ作成機能とを有する。なお、テンプレートデータとは、後述するテンプレート化された文字列データに対して、文書属性(文書の用途)とテンプレート名称とが付加されたデータをいう。
システム100は、端末機10と、端末機10に直接又はインターネット等の通信回線を介して接続された属性語データベース20及びテンプレートデータベース30とを備える。端末機10は、文書入力部11と、文字列データ作成部12と、文字比較部13と、属性語選択入力機能埋め込み部(以下、埋め込み部という)14と、テンプレートデータ送信部15と、テンプレートデータ表示操作部16とを備える。
まず、図2を参照して、属性語データベース20について説明する。属性語データベース20は、文書を構成する文字列パターンと、この文字列パターンを複数のグループ(属性語の種別)に分類したグループ名(例えば、「挨拶」、「会社名」等)とを対応させて記憶している。なお、このグループ名に含まれる複数の文字列パターンを、属性語という。
属性語データベース20は、図1、図2に示すように、グループ名毎に属性語を記憶した複数のデータベース21,22を有し、それぞれ端末機10の文字比較部13と相互に接続されている。つまり、属性語データベース20は、端末機10からの要求に応じて、グループ名毎に検索できるように内部が分類されている。データベース21,22は、図示のように、それぞれ属性語1データベース、属性語2データベースとして示されており、例えば、属性語1データベース21ではグループ名が「挨拶」であり、属性語2データベース22ではグループ名が「会社名」である。
属性語1データベース21は、「挨拶」として分類された属性語(属性語データ)である、「いつもお世話になります」、「毎度、格別のお引立を賜わり厚く御礼申しあげます」、「お疲れさまです」、「ご苦労さまでした」等が記憶されており、それぞれの属性語に識別番号(No.)1〜Xが付されており、さらに文字数も記憶されている。属性語2データベース22は、「会社名」として分類された属性語である、「いろは産業株式会社」、「ABC株式会社」、「アイウコーポレーション」等が記憶されており、それぞれの属性語に識別番号(No.)1〜Yが付されており、さらに文字数も記憶されている。
次に、図3を参照して、テンプレートデータベース30について説明する。テンプレートデータベース30は、システム100のテンプレート作成機能を実行することで作成されるテンプレートデータを、文書属性(例えば、「人事」「総務」等)毎に記憶する。テンプレートデータベース30は、図1、図3に示すように、文書属性毎にテンプレートデータを記憶した複数のデータベース31,32を有し、それぞれ端末機10のテンプレートデータ送信部15とテンプレートデータ表示操作部16とに相互に接続されている。
データベース31,32は、図示のように、それぞれ文書属性1データベース、文書属性2データベースとして示されており、例えば、文書属性1データベース31では文書属性が「人事」であり、文書属性2データベース32では文書属性が「総務」である。さらに、テンプレートデータベース30は、文書属性が同一であっても、テンプレート名称(例えば、打合せ打診、会議開催)が異なるテンプレートデータであれば、同一データベース内でさらに分類されている。一例として、テンプレートデータ31a,31bは、共に文書属性「人事」であるが、テンプレート名称が「打合せ打診」、「会議開催」であり異なるので、同一データベース31内で分類されている。つまり、テンプレートデータベース30は、端末機10からの要求に応じて、文書属性だけでなくテンプレート名称によっても検索できるように内部が分類されている。なお、テンプレートデータ31bは、説明の便宜上、空白としている。
また、データベース31,32には、文字数、文字番号、文字、属性フラグ、選択語句が含まれている。属性フラグとは、属性語データベース20に含まれるデータベース21,22毎、即ちグループ名毎に割り当てられており、フラグ「1」は属性語1データベース21の「挨拶」を示し、フラグ「2」は属性語2データベース22の「会社名」を示す。選択語句とは、データベース21,22に記憶されている識別番号(No.)に対応付けられた属性語を示す。なお、テンプレートデータ31aがデータベース31に図示のような形式で記憶される動作については、後述する。
再び図1を参照して、端末機10について説明する。文書入力部11は、ユーザにより選択された文書ファイル(文書データ)を受け付けて、文書データを文字列データ作成部12に受け渡す機能を有する。文字列データ作成部12は、文書入力部11から文書データを受け取り、この文書データから文字列を抽出して、文字列データを作成すると共に、作成した文字列データを文字比較部13に受け渡す機能を有する。
図4は、文書データを文字列データに変換する状態について示す図である。文書データ12aは、文字列データ作成部12により、文字列データ12bに変換される。文字列データ12bは、図示のように、文字数「n」、この文字数に対応する文字番号「1〜n」、文字番号に対応させて配置される文字、を含み、さらに、上記属性フラグ、選択語句のためのエリアも備える。なお、文字数は、句読点や改行も1文字としており、例えば、改行は、文字番号「13」に(改行)として示されている。
文字比較部13は、文字列データ作成部12で作成した文字列データと、属性語データベース20に記憶されている属性語とを比較し、比較結果を埋め込み部14に受け渡す機能を有する。
埋め込み部14は、該比較結果で文字列データの中に、属性語と合致する語句が含まれていれば、この語句の代わりに、合致した属性語の種別(グループ名)に置き換え可能とするために属性フラグを立てる機能を有する。さらに、埋め込み部14は、合致した属性語の文字数分だけ後続する文字列を詰めて、テンプレート化した文字列データを作成し、該文字列をテンプレートデータ送信部15に受け渡す機能を有する。これは、後述するテンプレートデータが作成された後に、このテンプレートデータを用いて文書を作成する場合に(図9参照)、属性フラグに対応する属性語(図2参照)のいずれかを適宜選択して入力できることを意味している。
一例として、文書データ12a中の「ABC株式会社」という文字が、グループ名が「会社名」である属性語2データベース22に登録されているので、「ABC株式会社」という固有名称(語句)の代わりに、「会社名」として登録されている識別番号1〜Yに対応する複数の属性語から適宜選択できる。つまり、埋め込み部14は、属性語と合致する語句が含まれている文字列データに対して、グループ名に応じた属性語を選択して入力する機能を付加したことになる。
テンプレートデータ送信部15は、埋め込み部14で上記機能を付加され、テンプレート化された文字列データを受け取り、該文字列データに対して、ユーザから入力されたテンプレート名称と文書属性とを付加したテンプレートデータを、テンプレートデータベース30に送信する機能を有する。このようにして、システム100のテンプレートデータ作成機能が実現される。
テンプレートデータ表示操作部16は、テンプレートデータベース30に登録されたテンプレートデータを読み出し、所望のテンプレートデータがユーザにより選択されると、該選択されたテンプレートデータを文書データに再変換すると共に、端末機10の表示部に表示して、ユーザによる入力操作を可能とする機能を有する。このようにして、システム100の文書データ作成機能が実現される。
以下、テンプレートデータ作成機能に伴うシステム100の動作について詳細に説明する。ここでは、図4に示す文書データ12aから、図3に示すテンプレートデータ31aを作成する場合について説明する。まず、文書入力部11は、入力された文書データ12aを文字列データ作成部12に受け渡す。文字列データ作成部12は、受け取った文書データ12aを、図4に示すように、文書データ12a中の文字を一列に並べて、1文字毎に文字番号を付加し、さらに、属性フラグと選択語句とを付加できるようなエリアを有する文字列データ12bを作成する。次に、文字列データ作成部12は、この文字列データ12bを文字比較部13に受け渡す。
ここで、図5に示すフローチャートを参照して、文字比較部13と埋め込み部14の動作を説明する。なお、ステップS11〜ステップS21は、文字比較部13による処理であり、また、ステップS31及びステップS32は、埋め込み部14による処理である。まず、文字比較部13は、文字列データ作成部12から文字列データ12bを受け取る(ステップS11)。
次に、文字比較部13は、文字列データ12bの1文字目を検索開始位置とし(ステップS12)、属性語データベース20から属性語1データベース21(図2参照)の1番目の属性語データを読み込む(ステップS13)。さらに、文字比較部13は、図6に示すように、読み込んだ属性語1データベース21の属性語データの文字数分を、文字列データ12bと比較して、両者が合致したか否かを判定する(ステップS14)。
ステップS14で両者が一致していれば(Y)、埋め込み部14による処理に移行する。まず、埋め込み部14は、文字列データ12bの合致した属性語の文字数+1番目に対応する文字列データ12bの属性フラグのエリアに、合致した属性語の種別を示す属性フラグを立てる(ステップS31)。ここでは、属性語1データベース21に記憶された、識別番号No.1、文字数「11」である、「いつもお世話になります」が合致した属性語に該当する。そこで、埋め込み部14は、文字列データ12bに対して、図7(a)に示すように、文字番号「12」に対応する属性フラグのエリアに「1」を立てて文字列データ12cを作成する。
次に、埋め込み部14は、合致した属性語の文字数分だけ、後続の文字列を詰めて(ステップS32)、図7(b)に示す文字列データ12dを作成する。なお、文字列データ12dの文字数は、合致した属性語の文字数分だけ小さくなり、「n’」となっている。
一方、上記ステップS14で両者が合致しないとき(N)、また、上記ステップS32の処理の後に、文字比較部13は、検索中である属性語1データベース21に記憶されている全ての属性語データと比較したか否かを判定し(ステップS15)、比較していなければ(N)、属性語1データベース21から次の属性語データを読み込み(ステップS16)、再びステップS14の処理に戻る。
ステップS15で全ての属性語データと比較した場合には(Y)、文字比較部13は、属性語データベース20内の全てのデータベースと比較したか否かを判定し(ステップS17)、比較していなければ(N)、次のデータベース、例えば属性語2データベース22から1番目の属性語データを読み込み(ステップS18)、上記ステップS14の処理に戻る。
ここで、ステップS18以降のステップS14、S31、S32を実行することで、文字列データ12dは、図8に示すテンプレート化された文字列データ12eとなる。つまり、文字列データ12dは、文字番号「6」〜「12」に、属性語2データベース22の識別番号No.3に対応付けられた属性語「ABC株式会社」を含んでいる。そのため、文字番号「13」の属性フラグのエリアに「2」のフラグを立てて、該属性語の文字数分だけ、後続の文字列を詰めた文字列データ12eとなる。文字列データ12eは、文字番号「6」に対応する属性フラグのエリアに「2」のフラグが立てられており、文字数は、該属性語の文字数分だけ小さくなり、「n”」となっている。
一方、ステップS17で全てのデータベースと比較した場合には(Y)、文字比較部13は、検索する文字列データ12eの文字が、最終文字か否かを判定し(ステップS19)、最終文字でなければ(N)、文字列データ12eの検索開始位置を1文字進めて(ステップS20)、上記ステップS14の処理に戻る。
ステップS19で最終文字であれば(Y)、文字比較部13は、図8に示す上記文字列データ12eを、テンプレートデータ送信部15に送信し(ステップS21)、処理を終了する。
続いて、テンプレートデータ送信部15は、キーボード等を用いて外部から入力された文書属性「人事」とテンプレート名称「打合せ打診」とを、上記文字列データ12eに付加したテンプレートデータ31a(図3参照)を作成して、このテンプレートデータ31aを、付加された文書属性に従って、テンプレートデータベース30に含まれる、文書属性「人事」及びテンプレート名称「打合せ打診」である文書属性1データベース31に分類して登録する。
このように、システム100のテンプレートデータ作成機能によれば、文書データ12aからテンプレートデータ31aを作成できる。テンプレートデータ31aは、入力された文書データ12aに基づいて作成されており、予め用意されたテンプレートデータに比べてユーザの意図に沿っている。その結果として、所望の文書データを容易に作成できるテンプレートデータを得ることができる。
次に、図9、図10を参照して、テンプレートデータを用いて文書データを作成する文書データ作成機能について説明する。まず、テンプレートデータ表示操作部16は、キーボード等による外部からの指示に従い、使用したいテンプレートデータ31aが記憶されているテンプレートデータベース30の文書属性1データベース31にアクセスして(図3参照)、テンプレートデータ31aを選択して読み出す。さらに、テンプレートデータ表示操作部16は、図9に示すように、読み出したテンプレートデータ31aを文書データ33に再変換する。なお、文書データ33での「属性語1」、「属性語2」とは、上記属性フラグに対応するグループ名に相当する。
一例として、文書データ33中の「属性語1」を、属性語1データベース21に含まれる属性語のいずれかに置き換える場合には、属性語1データベース21を文書データ33と共に表示させた状態34で、例えば、識別番号「No.3」である「お疲れさまです」をキーボード等により選択すればよい。この際には、テンプレートデータ31aは、図10に示すように、属性フラグに「1」が立てられたエリアに対応する選択語句のエリアに、「No.3」が記憶されたテンプレートデータ31cとなっている。
これにより、文書データ33中の「属性語1」が「お疲れ様です」に置き換えられた文書データ35が作成される。なお、文書データ35では、属性語である「お疲れさま」を「お疲れ様」に適宜変換した状態で示している。
このように、システム100の文書データ作成機能によれば、テンプレートデータ表示操作部16が、テンプレートデータ31aからグループ名に対応する、属性語フラグを抽出して、テンプレートデータ31a中のグループ名を、グループ名に含まれる属性語のうち1つの属性語に置き換えて、文書データ35を作成できる。つまり、利用したい文書データそのものから、属性語データベース20を用いて作成されたテンプレートデータを利用して、所望の文書データを作成できる。その結果として、既存文書の汎用性を高めて、文書作成の労力を軽減できる。
上記実施形態では、属性語データベース20にデータベース21,22が含まれているとしたが、これに限定されず、例えば、端末機10に対して、属性語データベース20に属性語を追加登録できる機能を付加してもよい。また、属性語データベース20を例えばWeb上に公開して、多数のユーザで共有してもよい。このようにすれば、利用できる属性語が増加することになり、より使い易いデータベースを構築できる。
また、端末機10に対して、テンプレートデータベース30からテンプレートデータを読み出して、テンプレートデータの利用頻度毎にソートして表示する機能を付加してもよい。このようにすれば、ある案件に対する文書データをデファクトスタンダード(事実上の標準)にすることができる。
さらに、属性語データベース20やテンプレートデータベース30をプロバイダが提供することで、ユーザに便宜を図る代わりに、利用に応じて課金するというビジネスを展開してもよい。
また、本システム100の用途例として、例えば公開したくない情報(秘密事項)を含む文章(文書データ)から、秘密事項を抽象化(即ち、テンプレート化)してテンプレートデータを作成するようにしてもよい。このようにすれば、秘密事項を開示することなく、テンプレートデータを提供でき、さらに、文章の起案が苦手なユーザであっても、このテンプレートデータを用いることで文章を容易に作成できる。
以上説明したように、本発明のテンプレート作成装置によると、以下の態様の採用が可能である。
作成されたテンプレートを、文書の用途毎に保存するテンプレート保存部を更に有する。この場合には、テンプレートが作成される毎に、テンプレート保存部に保存されるテンプレートが増えることになる。その結果として、ユーザの意図に沿ったテンプレートを蓄積することができる。
文字列抽出部は、テンプレートからグループ名を抽出し、データベース検索部は、データベースを参照して、グループ名に含まれる複数の文字列パターンを検索し、文字列置換部は、検索された複数の文字列中から1つの文字列が選択されると、テンプレート中のグループ名を選択された1つの文字列に置き換えて文書データを作成する。この場合には、テンプレートにグループ名が含まれていれば、グループ名に含まれるいずれかの文字列を、グループ名に置き換えて文書データを作成できる。そのため、テンプレートから各種文書データを作成できることになる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて説明したが、本発明のテンプレート作成装置、文書データ作成装置、その作成方法及びプログラムは、上記実施形態の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正及び変更を施したものも、本発明の範囲に含まれる。
本発明の一実施形態に係るシステムの構成を示す図。 属性語データベースの構成を示す図。 テンプレートデータベースの構成を示す図。 文書データを文字列データに変換する状態について示す図。 文字比較部及び埋め込み部の処理を示すフローチャート。 属性語データベースと文字列データとを比較する処理を例示する図。 (a)及び(b)は、埋め込み部での処理を例示する図。 テンプレート化された文字列データを示す図。 テンプレートデータを用いて文書データを作成する例を示す図。 図9に示す文書データを作成する過程で得られるテンプレートデータを示す図。
符号の説明
10:端末機
11:文書入力部
12:文字列データ作成部
12a:文書データ(文書ファイル)
12b:文字列データ
12e:テンプレート化された文字列データ
13:文字比較部
14:属性語選択入力機能埋め込み部
15:テンプレートデータ送信部
16:テンプレートデータ表示操作部
20:属性語データベース
30:テンプレートデータベース
31a:テンプレートデータ
100:システム

Claims (8)

  1. 入力された文書データからテンプレートを作成するテンプレート作成装置であって、
    文書データから文字列を抽出する文字列抽出部と、
    文書を構成する文字列パターンと該文字列パターンを複数のグループに分類したグループ名とを対応させて記憶するデータベースを参照し、前記文字列抽出部によって抽出された文字列をキーとして、前記グループ名を検索するデータベース検索部と、
    前記文書データから抽出された文字列を、前記検索部で検索されたグループ名に置き換えて、テンプレートを作成する文字列置換部と、を備えることを特徴とするテンプレート作成装置。
  2. 前記作成されたテンプレートを、文書の用途毎に保存するテンプレート保存部を更に有する、請求項1に記載のテンプレート作成装置。
  3. 前記文字列抽出部は、前記テンプレートから前記グループ名を抽出し、
    前記データベース検索部は、前記データベースを参照して、前記グループ名に含まれる複数の文字列パターンを検索し、
    前記文字列置換部は、前記検索された複数の文字列中から1つの文字列が選択されると、前記テンプレート中のグループ名を前記選択された1つの文字列に置き換えて文書データを作成する、請求項1又は2に記載のテンプレート作成装置。
  4. 1つ以上のグループ名を含む文書から成るテンプレートを記憶するテンプレート記憶部と、
    前記テンプレートから前記グループ名を抽出するグループ名抽出部と、
    文書を構成する文字列パターンと該文字列パターンが属するグループ名とを対応させて記憶するデータベースを参照し、前記グループ名に含まれる複数の文字列パターンを検索するデータベース検索部と、
    前記検索された複数の文字列中から1つの文字列が選択されると、前記テンプレート中のグループ名を前記選択された1つの文字列に置き換える文字列置換部と、を備えることを特徴とする文書データ作成装置。
  5. 入力された文書データからテンプレートを作成するテンプレート作成方法であって、
    文書データから文字列を抽出するステップと、
    文書を構成する文字列パターンと該文字列パターンを複数のグループに分類したグループ名とを対応させて記憶するデータベースを参照し、前記文字列を抽出するステップによって抽出された文字列をキーとして、前記グループ名を検索するステップと、
    前記文書データから抽出された文字列を、前記検索するステップで検索されたグループ名に置き換えて、テンプレートを作成するステップと、を備えることを特徴とするテンプレート作成方法。
  6. 1つ以上のグループ名を含む文書から成るテンプレートを記憶するステップと、
    前記テンプレートから前記グループ名を抽出するステップと、
    文書を構成する文字列パターンと該文字列パターンが属するグループ名とを対応させて記憶するデータベースを参照し、前記グループ名に含まれる複数の文字列パターンを検索するステップと、
    前記検索された複数の文字列中から1つの文字列が選択されると、前記テンプレート中のグループ名を前記選択された1つの文字列に置き換えるステップと、を備えることを特徴とする文書データ作成方法。
  7. コンピュータを備え、入力された文書データからテンプレートを作成するテンプレート作成装置のためのプログラムであって、前記コンピュータに、
    文書データから文字列を抽出する処理と、
    文書を構成する文字列パターンと該文字列パターンを複数のグループに分類したグループ名とを対応させて記憶するデータベースを参照し、前記文字列を抽出する処理によって抽出された文字列をキーとして、前記グループ名を検索する処理と、
    前記文書データから抽出された文字列を、前記検索する処理で検索されたグループ名に置き換えて、テンプレートを作成する処理と、を実行させることを特徴とするプログラム。
  8. コンピュータを備え、テンプレートから文書データを作成する文書データ作成装置のためのプログラムであって、前記コンピュータに、
    1つ以上のグループ名を含む文書から成るテンプレートを記憶する処理と、
    前記テンプレートから前記グループ名を抽出する処理と、
    文書を構成する文字列パターンと該文字列パターンが属するグループ名とを対応させて記憶するデータベースを参照し、前記グループ名に含まれる複数の文字列パターンを検索する処理と、
    前記検索された複数の文字列中から1つの文字列が選択されると、前記テンプレート中のグループ名を前記選択された1つの文字列に置き換える処理と、を実行させることを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020160975A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 Nttテクノクロス株式会社 文書作成支援装置、文書作成支援方法及びプログラム
WO2024042604A1 (ja) * 2022-08-23 2024-02-29 ファナック株式会社 補助情報設定支援装置

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