JP2009230528A - 配達支援プログラム、配達支援装置、および配達支援方法 - Google Patents

配達支援プログラム、配達支援装置、および配達支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】つぎの配達先までに必要となる情報のみを配達人に提示すること。
【解決手段】配達支援システム100において、アダプタ装置140は、電子ペーパからなる宅配伝票150を収容する収容部を備え、当該宅配伝票150に対する表示内容の書き込みをおこなう。具体的には、各宅配伝票150に対応する配達先情報や配達先間の中領域地図情報を書き込む。また、配達車両120が、つぎの配達先までの所定範囲内に位置した場合に、宅配伝票150を、配達先間の地図が表示された中領域地図表示から、目的配達先周辺の詳細地図表示に書き換える。
【選択図】図1

Description

この発明は、配達業に用いられる配達支援プログラム、配達支援装置、および配達支援方法に関する。
従来、配達業者による配達は、配達車両が使用されている。この配達車両には、配達を効率よくおこなうために、配達を支援するシステムや装置が種々提案されている。たとえば、複数の配達先に対して、最短のルートを提示するために、配達先の情報を取得し、最短ルートを探索するようにした技術が提案されている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
また、探索したルートを宅配伝票に印字出力した技術が提案されている(たとえば、下記特許文献2参照。)。さらに、配達車両に搭載されるナビゲーション装置と、電子荷札とを用い、最も車両に近い配達先をナビゲーション装置のディスプレイに表示させたり、荷物を配達車両から降ろす際に、誤った荷物を降ろした場合に、警告を発するようにしたりする技術が提案されている(たとえば、下記特許文献3参照。)。
特開平5−233647号公報 特開2002−104623号公報 特開平6−111197号公報
しかしながら、上述した特許文献1〜3の技術は、配達人に対して提示する情報量が多く、効率的な配達の妨げとなるばかりでなく、不慣れな配達人にとっては配達先を間違えるおそれがあるといった問題があった。具体的には、特許文献1の技術は、一度に全ての配達先のルートを提示するため、細街路などを提示することができないといった問題があった。また、特許文献2の技術は、宅配伝票の限られたスペースにルートを印字するものであるため、配達先がどの家の隣に位置する等の詳細な情報が不明であるといった問題があった。
ここで、配達先の建物が一方通行に面していたり、配達車両が進入できない道路に面していたりした場合、配達先から離れた位置に配達車両を停車させ、配達人が配達先まで徒歩で荷物を運ぶことがある。このような場合、特許文献3の技術では、車両に搭載されたディスプレイの内容を配達人が記憶し、その記憶を頼りに、または宅配伝票の住所を頼りに、配達先に向かうこととなる。ところが、配達人が配達先までのルートを記憶できない場合には、荷物を持った状態で道に迷い、無駄な労力や時間を費やしてしまうことがあるといった問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、配達人の配達負担の軽減と配達業務の効率化を図ることができる配達支援プログラム、配達支援装置、および配達支援方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この配達支援プログラム、配達支援装置、および配達支援方法は、配達先群の配達ルートを取得し、直前に配達される配達先からの部分配達ルートを示す地図データを配達先ごとに取得し、取得した地図データ群の中から、目的配達先の直前に配達された配達先から前記目的配達先への部分配達ルートを示す地図データを抽出し、抽出した地図データと配達先の配達先情報を、可搬型表示媒体に転送することを要件とする。
この配達支援プログラム、配達支援装置、および配達支援方法によれば、現在位置からつぎの目的配達先までの区間ごとの配達ルートを可搬型表示媒体に表示させることができる。
この配達支援プログラム、配達支援装置、および配達支援方法によれば、つぎの配達先までに必要となる情報のみを配達人に提示することができるため、配達人の配達負担の軽減と配達業務の効率化を図ることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この配達支援プログラム、配達支援装置、および配達支援方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
(本実施の形態の配達支援システムの全体構成)
つぎに、図1を用いて、実施の形態1の配達支援システムのシステム構成について説明する。なお、実施の形態1は、可搬型表示媒体(宅配伝票)を複数枚用いた場合について説明する。図1は、実施の形態1の配達支援システムのシステム構成図である。図1において、配達支援システム100は、管理サーバ110と、配達車両120とからなる。配達車両120内には、携帯電話装置130と、配達支援装置としてのアダプタ装置140と、ナビゲーション装置160と、可搬型表示媒体としての宅配伝票150とが搭載されている。管理サーバ110と携帯電話装置130とは、インターネットや、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などのネットワークを介して接続されている。また、携帯電話装置130とアダプタ装置140とは、たとえば、赤外線通信などにより接続可能になっている。
管理サーバ110は、DB(データベース)111に接続され、DB111内のデータを読み込んだり、DB111にデータを書き込んだりする。管理サーバ110は、DB111に記録される各データを用い、配達人ごとの配達ルートを探索したり、配達人に対する荷物の振り分けなどをおこなったりする。なお、配達ルートは、配達所を出発し、各配達先を経由した後、再度配達所に戻るまでのルートである。
DB111は、荷物ごとの宛先や氏名などの情報である配達先情報を記録する配達先情報DBと、各配達人の担当エリアの情報を記録する配達人担当エリア情報DBと、地図情報を記録する地図情報DBとからなる。なお、DB111に記録されているデータの詳細については、図2−1〜図2−3を用いて後述する。
携帯電話装置130は、管理サーバ110とアダプタ装置140とを通信接続するための送受信機能を有している。携帯電話装置130は、アダプタ装置140と、赤外線送受信や、USB(Universal Serial Bus)などを用いて有線接続することにより、アダプタ装置140を管理サーバ110と通信接続させる。なお、この携帯電話装置130をリモコンとして用いることにより、アダプタ装置140への各種設定や入力をおこなうことも可能である。
アダプタ装置140は、電子ペーパからなる宅配伝票150を差し込むように収容する収容部を備え、当該宅配伝票150に対する表示内容の書き込みをおこなう。具体的には、各宅配伝票150に対応する配達先情報や各配達先間の中領域地図情報を書き込む。また、配達車両120が、つぎの配達先までの所定範囲内に位置した場合に、宅配伝票150を、配達先間の地図が表示された中領域地図表示から、目的配達先周辺の詳細地図表示に書き換える。
宅配伝票150には、少なくとも配達先分以上の複数枚の電子ペーパが用いられ、配達先ごとに各電子ペーパが割り当てられている。この宅配伝票150には、配達先からつぎの配達先までのルートの情報などが表示される。また、宅配伝票150としての電子ペーパは、フィルム基板を用いることによりフレキシブル性を有するとともに、赤、緑、青の表示パネルを積層することによりカラー表示が可能になっている。なお、電子ペーパは、公知の技術であるため、ここでは詳細な説明を省略する。この宅配伝票150には、配達先間の配達ルートの情報のほか、宅配情報が表示されている。なお、宅配情報は、つぎの配達先の伝票の情報である。
ナビゲーション装置160は、地図DB161を備え、ディスプレイに地図画面を表示する。また、ナビゲーション装置160は、GPSユニットやディスプレイを備え、配達車両の現在位置の情報を取得するとともに、地図画面上に現在位置を表示する。なお、本構成においては、管理サーバ110にて配達ルートを探索するようにしているが、ナビゲーション装置160や、アダプタ装置140がルート探索プログラムを有している場合には当該アダプタ装置140にて、配達ルートを探索することも可能である。
(各DBに記録されているデータの内容)
つぎに、図2−1〜図2−3を用いて、各DBに記録されているデータの内容について説明する。図2−1は、配達人担当エリア情報DB210に記録されている情報を示す説明図である。図2−1において、配達人担当エリア情報DB210には、配達人ごとに担当エリア名と、担当エリアに対応する担当エリア地図とが記録されている。
図2−2は、配達先情報DB220に記録されている情報を示す説明図である。図2−2において、配達先情報DB220には、伝票番号、配達先氏名、配達先住所、指定情報、配達順番、が記録されている。伝票番号は荷物ごとに付される番号である。配達先氏名および配達先住所は、当該荷物の配達先を示す情報である。指定情報は、配達時間を指定する情報であり、受取人または送付人によって指定された配達日時を示す情報である。配達順番は、最短または最速で配達するためのルート探索をおこなうことによって得られた順番である。なお、この配達順番の決定の処理については、図8を用いて後述する。
図2−3は、地図情報DB230に記録されている情報を示す説明図である。図2−3において、地図情報DB230には、縮尺ごとの地図情報が記録されている。具体的には、詳細地図画面を表示させるための詳細地図データ、広域地図画面を表示させるための広域地図データ、中間の縮尺を表示させるための中領域地図データが記録されている。
(アダプタの構成)
つぎに、図3を用いて、アダプタ装置140の構成について説明する。図3は、アダプタ装置140の構成を示す説明図である。図3において、アダプタ装置140は、赤外線通信部301と、シリアルポート302と、入力デバイス303と、CPU304(Central Processing Unit)と、画像記録部305と、デバイスコントローラ306と、バンクメモリ307と、ドライバ308と、を備えて構成される。
赤外線通信部301は、携帯電話装置130を介して、管理サーバ110に対して配達先情報などを要求する旨の情報を送信するほか、管理サーバ110から配達先情報などを受信する。シリアルポート302は、たとえば、USBなどにより携帯電話装置130やナビゲーション装置160と有線接続することにより、各種情報の送受信をおこなう。なお、携帯電話装置130を介した配達情報などの送受信に際しては、赤外線通信部301、またはシリアルポート302のうち、少なくともいずれか一方を用いればよい。
入力デバイス303は、タッチパネルや操作ボタンなどからなり、配達人からの各種設定や入力を受け付ける。CPU304は、アダプタ装置140全体の制御を司る。画像記録部305は、配達先情報や、配送ルート情報の中領域地図データ(または広域地図データ)、および詳細地図データを記録する。デバイスコントローラ306は、画像記録部305内に記録される情報を、所定のアドレスを用いて、各バンクメモリ307にバンク分けする。ドライバ308は、バンク分けされた情報を宅配伝票150に書き込む。
(アダプタ装置のハードウェア構成)
つぎに、図4を用いて、アダプタ装置140のハードウェア構成について説明する。図4は、アダプタ装置140のハードウェア構成を示すブロック図である。
図4においてアダプタ装置140は、CPU304と、ROM(Read Only Memory)401と、RAM(Random Access Memory)402と、磁気ディスクドライブ403と、磁気ディスク404と、I/F(インターフェース)405と、入力デバイス303と、を備えている。また、各構成部はバス400によってそれぞれ接続されている。
CPU304は、アダプタ装置140の全体の制御を司り、ROM401に記憶されている各種プログラムを実行する。各種プログラムの一例としては、地図データ抽出プログラム、目的配達先近傍判定プログラム、現在位置設定プログラムが挙げられる。地図データ抽出プログラムは、地図データの中から、目的配達先の直前に配達される配達先から目的配達先への部分配達ルートを示す地図データを抽出するプログラムである。目的配達先近傍判定プログラムは、配達車両120の現在位置が目的配達先の近傍内であるか否かを判定するプログラムである。現在位置設定プログラムは、詳細地図データに配達車両120の現在位置を設定するプログラムである。
RAM402は、CPU304のワークエリアとして使用される。磁気ディスクドライブ403は、CPU304の制御にしたがって磁気ディスク404に対するデータのリード/ライトを制御する。磁気ディスク404は、図3に示した画像記録部305に相当し、配達先情報や、配送ルート情報の中領域用の画像および詳細領域用の画像を記憶する。また、磁気ディスク404として、ハードディスク、フレキシブルディスクなどを採用することができる。
I/F405は、赤外線通信部301、またはシリアルポート302に相当し、携帯電話装置130との接続をおこなう。なお、携帯電話装置130は、インターネットなどのネットワークを介して、管理サーバ110に接続される。また、I/F405は、宅配伝票150に書き込みをおこなうための電気的接続をおこなう。そして、I/F405は、内部のインターフェースを司り、携帯電話装置130に対するデータの入出力の制御や、宅配伝票150に対するデータの出力の制御をおこなう。
(実施の形態1にかかるアダプタ装置の機能的構成)
つぎに、図5を用いて、実施の形態1にかかるアダプタ装置140の機能的構成について説明する。図5は、実施の形態1にかかるアダプタ装置140の機能的構成を示すブロック図である。図5において、アダプタ装置140は、配達ルート取得部501と、地図データ取得部502と、抽出部503と、転送部504と、判定部505と、詳細地図データ取得部506と、設定部507と、停車検出部508とを備えて構成される。
配達ルート取得部501は、配達先群の配達ルートを取得する。配達ルートは、当該配達車両120に乗車する配達人ごとの、配達所を出発してから配達所に戻るまでのルートである。配達ルート取得部501は、管理サーバ110から配達ルートの情報を受信することにより、当該配達ルートの情報を取得する。なお、配達ルート取得部501は、図3に示した、赤外線通信部301またはシリアルポート302によって実現される。なお、配達ルートは、ナビゲーション装置160によって探索されたものでもよいし、アダプタ装置140がルート探索プログラムを有している場合には、アダプタ装置140自身が探索したものでもよい。
地図データ取得部502は、配達ルートを示す地図データを取得する。この地図データは、たとえば、地図情報DB230に格納される中領域地図データ(または広域地図データ)である。地図データ取得部502は、管理サーバ110から当該地図データを取得するが、配達ルート取得部501によって取得された配達ルートの情報を基に、ナビゲーション装置160から取得することも可能である。なお、地図データ取得部502は、図3に示した、赤外線通信部301またはシリアルポート302によって実現される。
抽出部503は、配達ルート取得部501によって取得された配達ルートを用い、地図データ取得部502によって取得された地図データの中から、目的配達先の直前に配達される配達先から目的配達先への部分配達ルートを示す地図データを抽出する。具体的には、抽出部503は、ある配達先からつぎの配達先までのルートを示す地図データを抽出する。なお、抽出部503は、図3に示したCPU304によって実現される。具体的には、CPU304がROM401に記憶されている地図データ抽出プログラムを実行することにより抽出部503を実現する。
転送部504は、抽出部503によって抽出された、部分配達ルートを示す地図データと目的配達先の配達先情報を宅配伝票150に転送する。なお、転送するデータに、配達ルートの情報を含ませ、具体的には、たとえば、つぎの配達先までの距離や到達予定時刻などの情報を含ませてもよい。目的配達先の配達先情報は、具体的には、配達先情報DB220から取得した、つぎの配達先の伝票の情報である。なお、転送部504は、図3に示した、デバイスコントローラ306、バンクメモリ307、ドライバ308などによって実現される。
判定部505は、配達車両120の現在位置が目的配達先の近傍内であるか否かを判定する。目的配達先の近傍は、目的配達先から、たとえば500m以内といった所定範囲内の距離であり、適宜設定変更することが可能である。なお、判定部505は、図3に示したCPU304によって実現される。具体的には、CPU304がROM401に記憶されている目的配達先近傍判定プログラムを実行することにより判定部505を実現する。
詳細地図データ取得部506は、配達先の近傍を示す詳細地図データを配達先ごとに取得する。詳細地図データ取得部506は、具体的には、管理サーバ110から当該地図データを取得するが、配達先の位置情報を基に、ナビゲーション装置160から取得することも可能である。なお、詳細地図データ取得部506は、図3に示した、赤外線通信部301またはシリアルポート302によって実現される。
この場合、抽出部503は、判定部505によって配達車両120の現在位置が目的配達先の近傍内であると判定された場合、詳細地図データ群の中から、目的配達先の近傍を示す詳細地図データを抽出する。具体的には、抽出部503は、現在位置から配達先までのルートを示す詳細地図データを抽出する。
設定部507は、詳細地図データに配達車両120の現在位置を設定する。具体的には、設定部507が現在位置を設定することにより、詳細地図データ上に現在位置がプロットされる。なお、設定部507は、図3に示したCPU304によって実現される。具体的には、CPU304がROM401に記憶されている現在位置設定プログラムを実行することにより設定部507を実現する。
また、転送部504は、目的配達先への部分配達ルートを示す地図データおよび目的配達先の配達先情報が転送された宅配伝票150に、設定部507によって設定された詳細地図データを転送する。このように、転送部504によって詳細地図データが転送されることにより、宅配伝票150の保持するデータを、詳細地図データに書き換えることが可能になっている。
停車検出部508は、配達車両120の停車を検出する。ここでいう停車は、たとえば、配達車両120のサイドブレーキが引かれた状態であるが、このほかにも、ギアの位置がパーキングブレーキに位置した状態、エンジンキーの位置がアクセサリー電源の位置またはオフの位置に位置した状態としてもよい。すなわち、停車検出部508は、配達車両120から、サイドブレーキ、パーキングブレーキ、エンジンキーなどの状態を取得することにより、停車を検出する。
この停車検出部508を備えた構成において、判定部505は、停車検出部508によって配達車両120の停車が検出された際の当該配達車両120の現在位置が目的配達先の近傍内であるか否かを判定する。すなわち、判定部505は、配達車両120が目的配達先の近傍内に位置し、かつ、停車が検出されたか否かを判定する。
(画像記録部が保持するデータ)
つぎに、図6を用いて、画像記録部305が保持するデータについて説明する。図6は、画像記録部305が保持するデータを示す説明図である。図6において、データ600は、図3に示した画像記録部305(図4の磁気ディスク404)に記録される情報を示し、バンクアドレス601と、配達先情報602と、中領域ルート情報603と、詳細領域ルート情報604とを示している。
バンクアドレス601は、データの転送先となるバンクメモリ307のアドレスを示している。配達先情報602は、配達先の住所、氏名、時間指定などの情報である。中領域ルート情報603は、図5に示した抽出部503によって抽出された、配達先間の部分配達ルートを示す地図データである。詳細領域ルート情報604は、図5に示した抽出部503によって抽出された、目的配達先の近傍を示す詳細地図データである。
(実施の形態1にかかるアダプタ装置による配達支援処理の概要)
つぎに、図7を用いて実施の形態1にかかるアダプタ装置140による配達支援処理の概要について説明する。図7は、実施の形態1にかかるアダプタ装置140による配達支援処理の概要を示したフローチャートである。なお、このフローチャートにおける説明では、図5に示したアダプタ装置140の構成要素を用いて説明する。
図7において、アダプタ装置140は、まず、管理サーバ110に対し、携帯電話装置130を介して配達先情報や配達ルート情報などを要求する旨の情報を配達人IDとともに送信する。アダプタ装置140による当該情報の送信を受けて、管理サーバ110は各情報をアダプタ装置140へ送信する。なお、管理サーバ110側の処理については、図8を用いて後述する。
管理サーバ110からの各種情報の送信を受けて、アダプタ装置140は、配達先情報を取得する(ステップS701)。なお、配達先情報は、配達先情報DB220に記録されている情報である(図2−2参照)。また、配達ルート取得部501が配達ルート情報を取得する(ステップS702)。なお、配達ルート情報は、詳細については図8を用いて後述するが、管理サーバ110にて探索され、配達人担当エリア情報DB210に記録されている情報である(図2−1参照)。また、地図データ取得部502が中領域地図データおよび詳細地図データを取得する(ステップS703)。なお、中領域地図データおよび詳細地図データは、地図情報DB230に記録されている情報である(図2−3参照)。
このあと、抽出部503が目的配達先の配達先情報と、その地図データを抽出する(ステップS704)。なお、地図データの抽出の詳細については、図11を用いて後述する。そして、転送部504により、抽出した情報を宅配伝票150へ転送する(ステップS705)。そして、宅配伝票150は、転送された情報を保存および表示する(ステップS706)。なお、ステップS706およびステップS707の詳細については、図10を用いて後述する。
一方、アダプタ装置140は、ステップS705における、宅配伝票150への情報の転送をおこなったあと、判定部505による目的配達先近傍判定をおこなう(ステップS707)。目的配達先近傍判定は、配達車両120の位置から配達先までが所定距離内に位置したか否かの判定であり、詳細については、図12を用いて、後述する。
また、この目的配達先近傍判定により、目的配達先近傍であると判定されると、転送部504が目的配達先近傍の詳細地図データを宅配伝票150へ転送する(ステップS708)。宅配伝票150は、転送された情報を保存および表示する(ステップS709)。そして、配達人が宅配伝票150を所持して配達をおこなったのち、宅配伝票150がアダプタ装置140に装着されたことによる配達完了を検出すると(ステップS710)、ステップS707に移行し、つぎの目的配達先近傍判定をおこなう。
(管理サーバによる配達ルート順の決定処理)
つぎに、図8を用いて、管理サーバ110による配達ルート順の決定処理について説明する。図8は、管理サーバ110による配達ルート順の決定処理を示すフローチャートである。図8において、管理サーバ110は、携帯電話装置130を介してアダプタ装置140から配達人IDを受信すると(ステップS801)、配達人担当エリア情報DB210から配達人担当エリア内の配達先情報を取得する(ステップS802)。
そして、配達先情報の住所を用いて位置情報を取得するとともに、始点となる配達所から各配達先を経由して終点となる配達所までのルートが最短になる配達ルートを探索する(ステップS803)。そして、出発時刻を入力することにより、配達ルート上の各配達先の配達予想時間を算出する(ステップS804)。このあと、配達先情報に指定時間の有るものが含まれるか否かを判断し(ステップS805)、配達先情報に指定時間の有るものが含まれる場合(ステップS805:Yes)、指定時間の有る配達先Aの指定時間(TA1〜TA2)を取得する(ステップS806)。
そして、指定時間の有る配達先への配達予想時間は指定時間内か否かを判断し(ステップS807)、指定時間内である場合(ステップS807:Yes)、他に指定時間の有るものが含まれるか否かを判断する(ステップS808)。一方、指定時間の有る配達先への配達予想時間が指定時間内ではない場合(ステップS807:No)、当該対象荷物を配達人担当エリアから外し(ステップS809)、ステップS808における、他に指定時間の有るものが含まれるか否かの判断をおこなう。
ステップS808において、他に指定時間の有るものが含まれる場合(ステップS808:Yes)、ステップS806に移行し、指定時間の有る他の配達先Bの指定時間(TB1〜TB2)を取得する。一方、他に指定時間の有るものが含まれない場合(ステップS808:No)、配達ルートの順にしたがって配達先に通し番号を付与する(ステップS810)。
また、ステップS805において、指定時間の有るものが含まれない場合(ステップS805:No)、ステップS810に移行し、配達ルートの順にしたがって配達先に通し番号を付与する。このあと、配達先情報DB220内の各配達先情報に配達順番(図2−2参照)を記録させる(ステップS811)。そして、配達ルートに配達の通し番号を反映させ、配達人担当エリア情報の担当エリア地図を更新し(ステップS812)、一連の処理を終了する。
(配達ルート順の決定処理によって決定される配達ルートの具体例)
つぎに、図9を用いて、配達ルート順の決定処理によって決定される配達ルートの具体例について説明する。図9は、配達ルート順の決定処理によって決定される配達ルートの具体例を示す説明図である。
図9において、地図900上には、配達人担当エリア910内に、配達所911と、配達先912とが示されている。地図920に示すように、配達所911から各配達先912(符号A〜G)を通る線で結び、最短となる線が配達ルート921となる。そして、出発時刻を入力することにより、地図930に示すように、各配達先912における配達予想が算出される。なお、配達ルート921は、A〜Gの順番であるが、逆方向のG〜Aの順番としてもよい。また、配達ルート921は、各配達先912を結ぶ最短となる線としているが、渋滞状況や道路状況などを加味した上で、最速となる線で結ぶことも可能である。
地図930において、配達先Cの配達予想時刻は13時07分である。一方、配達先Cの荷物には、18時00分から20時00分までの時間指定が有る。この場合、地図940に示すように、配達先Cの荷物を削除するとともに、配達先D以降の配達予想時刻を再度算出する。このあと、地図950に示すように、配達先912に通し番号951を付し、配達人担当エリア情報の担当エリア地図として更新する。
(実施の形態1にかかるアダプタ装置による宅配伝票への情報転送処理)
つぎに、図10を用いて、実施の形態1にかかるアダプタ装置140による宅配伝票150への情報転送処理について説明する。図10は、実施の形態1にかかるアダプタ装置140による宅配伝票150への情報転送処理を示したフローチャートである。
図10において、アダプタ装置140は、配達先情報の配達順番(通し番号)Nを、対象となる宅配伝票に転送する(ステップS1001)。この転送を受けて、宅配伝票150は、配達順番Nを表示する(ステップS1002)。アダプタ装置140は、この転送をおこなったあと、配達人担当エリア情報の担当エリア地図から、配達順番NとN−1とを含む地図データを抽出し、対象となる宅配伝票150に転送する(ステップS1003)。なお、このとき、N=1〜n(nは終点である配達所)として、N=1のとき、N−1はnとする。すなわち、1番目の配達先の宅配伝票には、配達所から当該配達先までの地図データが表示される。
そして、宅配伝票150は、アダプタ装置140からの転送を受けて、配達順番NとN−1とを含む地図データを表示し(ステップS1004)、一連の処理を終了する。また、アダプタ装置140は、この転送をおこなったあと、全ての宅配伝票150に転送したか否かを判断し(ステップS1005)、全ての宅配伝票に転送していない場合(ステップS1005:No)、ステップS1001における、宅配伝票150への配達先順番Nの転送をおこなう。全ての宅配伝票に転送した場合(ステップS1005:Yes)、一連の処理を終了する。
(アダプタ装置による地図データの抽出の具体例)
つぎに、図11を用いてアダプタ装置140による地図データの抽出の具体例について説明する。図11は、アダプタ装置140による地図データの抽出の具体例を示した説明図である。
図11において、地図950は、図9にて説明したものであり、すなわち、配達ルート921上の各配達先912に通し番号951を付したものである。抽出する地図データは、たとえば、符号1101,1102に示す領域の抽出データである。抽出データ1101は、配達所911から1番目の配達先までの地図データを抽出したものである。抽出された地図データは、1番目の配達先の宅配伝票150に転送される。一方、抽出データ1102は、1番目の配達先912から2番目の配達先912までの地図データを抽出したものである。抽出データ1102は、2番目の配達先の宅配伝票150に転送される。
このような地図データの抽出がn番目(図11では7番目)までおこなわれ、抽出した地図データは、それぞれ対応する宅配伝票150に転送される。なお、図11に示す7番目は、配達先ではなく、配達所を示している。すなわち、7番目の配達先としての宅配伝票150は存在しない。したがって、この場合、6番目の配達先912から配達所までの地図データを表示させるための、宅配伝票150の代わりとなる電子ペーパを用意しておき、当該電子ペーパに、配達所までの地図データを転送すればよい。
(アダプタ装置による目的配達先の近傍判定処理)
つぎに、図12を用いてアダプタ装置140による目的配達先の近傍判定処理について説明する。図12は、アダプタ装置140による目的配達先の近傍判定処理を示したフローチャートである。
図12において、アダプタ装置140は、配達車両120から、サイドブレーキのオン信号を取得する(ステップS1201)。そして、ナビゲーション装置160が配達車両120の現在位置情報を取得する(ステップS1202)。そして、荷物の配達先の位置情報を取得する(ステップS1203)。
このあと、配達車両120の現在位置から目的配達先までの距離が500m以内か否かを判断し(ステップS1204)、500m以内であると判断した場合(ステップS1204:Yes)、詳細地図データに配達車両120の現在位置を設定し(ステップS1205)、目的配達先周辺の詳細地図データを抽出する(ステップS1206)。そして、配達車両120の現在位置から配達先までの詳細地図データを宅配伝票150に転送し(ステップS1207)、一連の処理を終了する。
一方、配達車両120の現在位置から目的配達先までの距離が500m以内ではないと判断した場合(ステップS1204:No)、一連の処理を終了する。なお、ステップS1204において、配達先が配達車両120の現在位置から500m以内であると判断した場合であっても、たとえば、配達先と配達車両120の現在位置とがほぼ同位置の場合、つまり、配達先の目の前に配達車両120を停車させた場合には、ステップS1205の処理に移行せず、一連の処理を終了させてもよい。
(アダプタ装置による詳細地図データの抽出)
つぎに、図13を用いてアダプタ装置140による詳細地図データの抽出について説明する。図13は、アダプタ装置140による詳細地図データの抽出を示した説明図である。
図13において、宅配伝票150には、配達所911から1番目の配達先912までの中領域地図データ1301が表示されている。配達人は、中領域地図データ1301を見ながら、配達先912に向けて走行しており、配達先912から500m以内の地点で停車して配達車両120のサイドブレーキを引いたとする。
すると、宅配伝票150に保存されているデータは、詳細地図データ1302に書き換えられる。この詳細地図データ1302は、配達先912の周辺の詳細を示したものである。なお、この配達先912は、配達先912に面する道路が狭く、家の前まで配達車両120で行くことのできない場所である。このような詳細地図データ1302を宅配伝票150に表示させることにより、配達人にとって荷物の持ち運びの妨げになることなく、的確に配達先912に向かうことが可能になる。
以上のように、実施の形態1によれば、つぎの目的配達先までの区間ごとの配達ルートを宅配伝票150に表示させることができる。したがって、不要な情報を提示することなく、つぎの配達先までに必要となる情報のみを配達人に提示することができる。
また、可搬型表示媒体としての宅配伝票150に電子ペーパを用いたので、当該宅配伝票150を把持するにあたり、従来の伝票と大差なく把持することができる。したがって、荷物を持ち運ぶ際の妨げを最小限に抑えることができる。また、使い捨てとなる紙の伝票を用いた場合と比べると、表示内容を書き換えることが可能な電子ペーパを使用することにより、資源の無駄遣いを防止し、環境保全に貢献することができる。
また、目的配達先の近傍判定により、目的配達先近傍内に位置した際に、宅配伝票150に対するデータの書き換えをおこない、詳細地図データを表示させることができる。これにより、配達人は、降車前に地図情報を書き写さなくても、目的配達先の詳細な情報を知ることができる。したがって、宅配伝票150に表示される詳細地図データを見ることにより、配達車両120を停止させてから徒歩にて目的配達先まで荷物を届けることができる。
また、目的配達先の近傍内で配達車両120の停車(具体的には、サイドブレーキのオン)を検出した場合に、詳細地図データを宅配伝票150に転送するようにしたので、たとえば、目的配達先周辺に到達し、配達車両120から降りる直前となる最適なタイミングで、宅配伝票150に表示させる内容を変えることができる。このように本実施の形態では、配達人の負担軽減を図ることができるとともに、配達物を迅速に届けることができ、駐車時間も必要最小限に抑制することができる。
(実施の形態2)
つぎに、実施の形態2について説明する。実施の形態2は、1枚の可搬型表示媒体(宅配伝票150)を用いた場合について説明する。なお、実施の形態2において、実施の形態1と同様の構成については同様の符号を付し、詳細な説明については適宜説明を省略する。なお、実施の形態2では、宅配伝票150に代えて、PDA(Personal Digital Assistant)や携帯電話等の情報端末装置を用いることも可能である。
(実施の形態2にかかるアダプタ装置の機能的構成)
つぎに、図14を用いて、アダプタ装置1400の機能的構成について説明する。図14は、アダプタ装置1400の機能的構成を示すブロック図である。図14において、アダプタ装置1400は、配達ルート取得部501と、転送部504と、判定部505と、詳細地図データ取得部506と、設定部507と、停車検出部508と、地図データ取得部1401と、決定部1402と、抽出部1403と、検出部1404とを備えて構成される。
地図データ取得部1401は、直前に配達される配達先からの部分配達ルートを示す地図データを配達先ごとに取得する。部分配達ルートを示す地図データは、たとえば、地図情報DB230に格納される中領域地図データ(または広域地図データ)である。地図データ取得部1401は、管理サーバ110から当該地図データを取得するが、ナビゲーション装置160から取得することも可能である。なお、地図データ取得部1401は、図3に示した、赤外線通信部301またはシリアルポート302によって実現される。
決定部1402は、配達ルート取得部501によって取得された配達ルートと配達車両120の現在位置とに基づいて、未配達の残余の配達先の中からつぎに配達すべき目的配達先を決定する。なお、現在位置の情報は、ナビゲーション装置160から取得する。具体的には、決定部1402は、配達ルートの情報と現在位置の情報とを照らし合わせることにより、既に配達を完了した配達先を決定するとともに、つぎの目的配達先を決定する。なお、決定部1402は、図3に示したCPU304によって実現される。具体的には、目的配達先を決定するための所定のプログラムをCPU304が実行することにより決定部1402を実現する。
抽出部1403は、地図データ取得部1401によって取得された地図データ群の中から、決定部1402によって決定された目的配達先の直前に配達された配達先から目的配達先への部分配達ルートを示す地図データを抽出する。具体的には、抽出部1403は、配達を終えた配達先からつぎの配達先までの部分配達ルートを示す地図データを抽出する。なお、抽出部1403は、図3に示したCPU304によって実現される。具体的には、部分配達ルートを示す地図データを抽出するための所定のプログラムをCPU304が実行することにより抽出部1403を実現する。
検出部1404は、目的配達先への配達完了を検出する。配達完了の検出は、たとえば、アダプタ装置1400から外された宅配伝票150が、アダプタ装置1400に装着された状態を検出することである。また、具体的には、検出部1404は、目的配達先への部分配達ルートを示す地図データおよび目的配達先の配達先情報が転送された宅配伝票150がアクセス不可能状態からアクセス可能状態に遷移したことを検出する。
アクセス可能状態は、たとえば、宅配伝票150がアダプタ装置1400へ装着された状態である。アクセス不可能状態は、電気的に接続されていない状態、赤外線通信やICタグなどにより無線接続不可能な状態である。反対に、アクセス可能とは、電気的に接続された状態、赤外線通信やICタグなどにより無線接続可能な状態である。
この場合、決定部1402は、検出部1404によって検出された目的配達先への配達完了後における配達車両120の現在位置に基づいて、配達完了後における未配達の配達先の中から、つぎに配達すべき目的配達先を決定する。具体的には、決定部1402は、配達ルートの情報と現在位置の情報とを照らし合わせることにより、既に配達を完了した配達先を決定するとともに、つぎの目的配達先を決定する。決定部1402によって決定された情報は、抽出部1403による部分配達ルートを示す地図データの抽出に用いられる。
(実施の形態2にかかるアダプタ装置による配達支援処理の概要)
つぎに、図15を用いてアダプタ装置1400による配達支援処理の概要について説明する。図15は、実施の形態2にかかるアダプタ装置1400による配達支援処理の概要を示したフローチャートである。なお、このフローチャートにおける説明では、図14に示したアダプタ装置1400の構成要素を用いて説明する。
図15において、アダプタ装置1400は、まず、管理サーバ110に対し、携帯電話装置130を介して配達先情報や配達ルート情報などを要求する旨の情報を配達人IDとともに送信する。アダプタ装置1400による当該情報の送信を受けて、管理サーバ110は各情報をアダプタ装置1400へ送信する。なお、管理サーバ110側の処理については、図8に示した通りである。
管理サーバ110からの各種情報の送信を受けて、アダプタ装置1400は、配達先情報を取得する(ステップS1501)。なお、配達先情報は、配達先情報DB220に記録されている情報である(図2−2参照)。また、配達ルート取得部501が配達ルート情報を取得する(ステップS1502)。なお、配達ルート情報は、管理サーバ110にて探索された情報であり(図8参照)、配達人担当エリア情報DB210に記録されている情報である(図2−1参照)。また、地図データ取得部1401が中領域地図データおよび詳細地図データを取得する(ステップS1503)。なお、中領域地図データおよび詳細地図データは、地図情報DB230に記録されている情報である(図2−3参照)。そして、決定部1402が目的配達先を決定する(ステップS1504)。
このあと、抽出部1403が目的配達先の配達先情報と、その地図データを抽出する(ステップS1505)。そして、抽出した情報を転送部504が宅配伝票150へ転送する(ステップS1506)。そして、宅配伝票150は、転送された情報を保存および表示する(ステップS1507)。
一方、アダプタ装置1400は、ステップS1506における、宅配伝票150への情報の転送をおこなったあと、判定部505による目的配達先近傍判定をおこなう(ステップS1508)。目的配達先近傍判定は、配達車両120の位置から配達先までが所定距離内に位置したか否かの判定であり、図12に示した処理である。
また、この目的配達先近傍判定により、目的配達先近傍であると判定されると、転送部504が目的配達先近傍の詳細地図データを宅配伝票150へ転送する(ステップS1509)。宅配伝票150は、転送された情報を保存および表示する(ステップS1510)。そして、配達人が宅配伝票150を所持して配達をおこなったのち、宅配伝票150がアダプタ装置1400に装着されたことによる配達完了を検出部1404が検出すると(ステップS1511)、ステップS1504に移行し、つぎの目的配達先を決定する。なお、ステップS1506〜ステップS1511の詳細については、図16を用いて後述する。
(実施の形態2にかかるアダプタ装置による宅配伝票への情報転送処理)
つぎに、図16を用いて、実施の形態2にかかるアダプタ装置1400による宅配伝票への情報転送処理について説明する。図16は、実施の形態2にかかるアダプタ装置1400による宅配伝票への情報転送処理を示したフローチャートである。なお、図16においては、アダプタ装置1400は、配達ルート取得部501が配達ルートの情報を取得していること、および地図データ取得部1401が直前に配達される配達先からの部分配達ルートを示す地図データを配達先ごとに取得していることを前提とする。
図16において、アダプタ装置1400は、決定部1402が未配達の残余の配達先の中からつぎに配達すべき目的配達先を決定する(ステップS1601)。そして、抽出部1403が配達順番NとN−1を含む中領域地図データを抽出する(ステップS1602)。そして、抽出した中領域地図データを宅配伝票150に転送する(ステップS1603)。
宅配伝票150は、アダプタ装置1400からの中領域地図データの転送を受けて、中領域地図データを表示する(ステップS1604)。アダプタ装置1400は、中領域地図データの転送後、サイドブレーキのオン信号を取得したか否かを判断する(ステップS1605)。停車検出部508により、サイドブレーキのオン信号を取得するまで待機状態にあり(ステップS1605:Noのループ)、当該オン信号を取得すると(ステップS1605:Yes)、配達車両120の現在位置から目的配達先までの距離が500m以内か否かを判断する(ステップS1606)。
ステップS1606において、目的配達先までの距離が500m以内となるまで待機状態にあり(ステップS1606:Noのループ)、目的配達先までの距離が500m以内となると(ステップS1606:Yes)、設定部507が詳細地図データ取得部506によって取得された詳細地図データに配達車両120の現在位置を設定する(ステップS1607)。
抽出部1403が目的配達先周辺の詳細地図データを抽出する(ステップS1608)。そして、転送部504が配達車両120の現在位置から配達先までの詳細地図データを宅配伝票150に転送する(ステップS1609)。宅配伝票150は、アダプタ装置1400からの詳細地図データの転送を受けて、詳細地図データを表示する(ステップS1610)。
アダプタ装置1400は、詳細地図データの転送後、検出部1404が配達完了を検出するまで待機状態にある(ステップS1611:Noのループ)。なお、配達完了の検出は、宅配伝票150がアクセス不可能状態からアクセス可能状態に遷移したことを検出することである。配達完了を検出すると(ステップS1611:Yes)、配達順番Nが、帰車する配達所を示すか否か、すなわち、N=nか否かを判断する(ステップS1612)。N=nであると判断しない場合(ステップS1612:No)、ステップS1601における目的配達先の決定をおこなう。N=nであると判断した場合(ステップS1612:Yes)、一連の処理を終了する。
なお、N=nであると判断した場合、目的配達先を配達所として、上述したステップS1601〜ステップS1604までの処理をおこなえばよい。目的配達先を配達所とした場合であっても、配達所までの距離が500m以内になった場合に、宅配伝票150に詳細地図データを表示させることも可能である。
以上のように、実施の形態2によれば、つぎの目的配達先までの区間ごとの配達ルートを宅配伝票150に表示させることができる。これにより、不要な情報を提示することなく、つぎの配達先までに必要となる情報のみを配達人に提示することができる。
また、可搬型表示媒体としての宅配伝票150に電子ペーパを用いたので、当該宅配伝票150を把持するにあたり、従来の伝票と大差なく把持することができる。したがって、荷物を持ち運ぶ際の妨げを最小限に抑えることができる。また、使い捨てとなる紙の伝票を用いた場合と比べると、表示内容を書き換えることが可能な電子ペーパを使用することにより、資源の無駄遣いを防止し、環境保全に貢献することができる。
また、目的配達先の近傍判定により、目的配達先近傍内に位置した際に、宅配伝票150に対するデータの書き換えをおこない、詳細地図データを表示させることができる。これにより、配達人は、降車前に地図情報を書き写さなくても、目的配達先の詳細な情報を知ることができる。したがって、宅配伝票150に表示される詳細地図データを見ることにより、配達車両120を停止させてから徒歩にて目的配達先まで荷物を届けることができる。
また、目的配達先の近傍内で配達車両120の停車(具体的には、サイドブレーキのオン)を検出した場合に、詳細地図データを宅配伝票150に転送するようにしたので、たとえば、目的配達先周辺に到達し、配達車両120から降りる直前となる最適なタイミングで、宅配伝票150に表示させる内容を変えることができる。このように本実施の形態では、配達人の負担軽減を図ることができるとともに、配達物を迅速に届けることができ、駐車時間も必要最小限に抑制することができる。
また、目的配達先への配達完了を検出するようにし、配達完了が検出された際に、未配達の配達先の中から、つぎに配達すべき目的配達先を決定するようにしたので、配達が完了したタイミングで、宅配伝票150に、つぎの目的配達先までの地図データを表示させることができる。
なお、実施の形態2では、宅配伝票150を用いた場合について説明したが、上述した宅配伝票150に転送する情報を、PDAや携帯電話等の情報端末装置に送信するようにし、当該情報端末装置から配達先までのルートを表示させるようにしても、同様の効果を得ることができる。
以上説明した、この配達支援プログラム、配達支援装置、および配達支援方法によれば、つぎの目的配達先までの区間ごとの配達ルートを可搬型表示媒体に表示させることができる。したがって、つぎの配達先までに必要となる情報のみを配達人に提示することができる。これにより、配達人の配達負担の軽減と配達業務の効率化を図ることができる。
なお、本実施の形態で説明した配達支援方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)移動体に搭載され、少なくとも配達数分以上の複数の可搬型表示媒体にアクセス可能なコンピュータを、
配達先群の配達ルートを取得する配達ルート取得手段、
前記配達ルートを示す地図データを取得する地図データ取得手段、
前記配達ルート取得手段によって取得された配達ルートを用い、前記地図データ取得手段によって取得された地図データの中から、目的配達先の直前に配達される配達先から前記目的配達先への部分配達ルートを示す地図データを抽出する抽出手段、
前記抽出手段によって抽出された前記部分配達ルートを示す地図データと前記配達先の配達先情報を、前記複数の可搬型表示媒体に転送する転送手段、
として機能させることを特徴とする配達支援プログラム。
(付記2)前記コンピュータを、
前記移動体の現在位置が目的配達先の近傍内であるか否かを判定する判定手段、
前記配達先の近傍を示す詳細地図データを前記配達先ごとに取得する詳細地図データ取得手段、
前記詳細地図データに前記移動体の現在位置を設定する設定手段として機能させ、
前記抽出手段は、
前記判定手段によって前記移動体の現在位置が前記目的配達先の近傍であると判定された場合、前記詳細地図データ群の中から、前記目的配達先の近傍を示す詳細地図データを抽出し、
前記転送手段は、
前記目的配達先への配達ルートを示す地図データおよび前記目的配達先の配達先情報が転送された可搬型表示媒体に、前記設定手段によって設定された詳細地図データを転送することを特徴とする付記1に記載の配達支援プログラム。
(付記3)前記コンピュータを、
前記移動体の停車を検出する停車検出手段として機能させ、
前記判定手段は、前記停車検出手段によって前記移動体の停車が検出された際の当該移動体の現在位置が、前記目的配達先の近傍内であるか否かを判定することを特徴とする付記1または2に記載の配達支援プログラム。
(付記4)移動体に搭載され可搬型表示媒体にアクセス可能なコンピュータを、
配達先群の配達ルートを取得する配達ルート取得手段、
直前に配達される配達先からの部分配達ルートを示す地図データを配達先ごとに取得する地図データ取得手段、
前記配達ルート取得手段によって取得された配達ルートと前記移動体の現在位置とに基づいて、未配達の残余の配達先の中からつぎに配達すべき目的配達先を決定する決定手段、
前記地図データ取得手段によって取得された地図データ群の中から、前記決定手段によって決定された目的配達先の直前に配達された配達先から前記目的配達先への部分配達ルートを示す地図データを抽出する抽出手段、
前記抽出手段によって抽出された地図データと前記目的配達先の配達先情報を前記可搬型表示媒体に転送する転送手段、
として機能させることを特徴とする配達支援プログラム。
(付記5)前記コンピュータを、
前記目的配達先への配達完了を検出する検出手段として機能させ、
前記決定手段は、
前記検出手段によって検出された前記目的配達先への配達完了後における前記移動体の現在位置に基づいて、前記配達完了後における未配達の配達先の中から、つぎに配達すべき目的配達先を決定することを特徴とする付記4に記載の配達支援プログラム。
(付記6)前記検出手段は、
前記目的配達先への部分配達ルートを示す地図データおよび前記目的配達先の配達先情報が転送された可搬型表示媒体がアクセス不可能状態からアクセス可能状態に遷移したことを検出することを特徴とする付記5に記載の配達支援プログラム。
(付記7)前記コンピュータを、
前記移動体の現在位置が前記目的配達先の近傍内であるか否かを判定する判定手段、
前記配達先の近傍を示す詳細地図データを前記配達先ごとに取得する詳細地図データ取得手段、
前記詳細地図データに前記移動体の現在位置を設定する設定手段として機能させ、
前記抽出手段は、
前記判定手段によって前記移動体の現在位置が前記目的配達先の近傍内であると判定された場合、前記詳細地図データ群の中から、前記目的配達先の近傍を示す詳細地図データを抽出し、
前記設定手段は、前記抽出手段によって抽出された前記目的配達先の近傍を示す詳細地図データに前記移動体の現在位置を設定し、
前記転送手段は、
前記目的配達先への部分配達ルートを示す地図データおよび前記目的配達先の配達先情報が転送された可搬型表示媒体に、前記設定手段によって設定された詳細地図データを転送することを特徴とする付記4〜6のいずれか一つに記載の配達支援プログラム。
(付記8)移動体に搭載され、少なくとも配達数分以上の複数の可搬型表示媒体にアクセス可能な配達支援装置であって、
配達先群の配達ルートを取得する配達ルート取得手段と、
前記配達ルートを示す地図データを取得する地図データ取得手段と、
前記配達ルート取得手段によって取得された配達ルートを用い、前記地図データ取得手段によって取得された地図データの中から、目的配達先の直前に配達される配達先から前記目的配達先への部分配達ルートを示す地図データを抽出する抽出手段と、
前記抽出手段によって抽出された前記部分配達ルートを示す地図データと前記配達先の配達先情報を、前記複数の可搬型表示媒体に転送する転送手段と、
を備えることを特徴とする配達支援装置。
(付記9)移動体に搭載され可搬型表示媒体にアクセス可能な配達支援装置であって、
配達先群の配達ルートを取得する配達ルート取得手段と、
直前に配達される配達先からの部分配達ルートを示す地図データを配達先ごとに取得する地図データ取得手段と、
前記配達ルート取得手段によって取得された配達ルートと前記移動体の現在位置とに基づいて、未配達の残余の配達先の中からつぎに配達すべき目的配達先を決定する決定手段と、
前記地図データ取得手段によって取得された地図データ群の中から、前記決定手段によって決定された目的配達先の直前に配達された配達先から前記目的配達先への配達ルートを示す地図データを抽出する抽出手段と、
前記抽出手段によって抽出された地図データと前記目的配達先の配達先情報を前記可搬型表示媒体に転送する転送手段と、
を備えることを特徴とする配達支援装置。
(付記10)移動体に搭載され、少なくとも配達数分以上の複数の可搬型表示媒体にアクセス可能な配達支援方法であって、
配達先群の配達ルートを取得する配達ルート取得工程と、
前記配達ルートを示す地図データを取得する地図データ取得工程と、
前記配達ルート取得工程にて取得された配達ルートを用い、前記地図データ取得工程にて取得された地図データの中から、目的配達先の直前に配達される配達先から前記目的配達先への部分配達ルートを示す地図データを抽出する抽出工程と、
前記抽出工程にて抽出された前記部分配達ルートを示す地図データと前記配達先の配達先情報を、前記複数の可搬型表示媒体に転送する転送工程と、
を含んだことを特徴とする配達支援方法。
(付記11)移動体に搭載され可搬型表示媒体にアクセス可能な配達支援方法であって、
配達先群の配達ルートを取得する配達ルート取得工程と、
直前に配達される配達先からの部分配達ルートを示す地図データを配達先ごとに取得する地図データ取得工程と、
前記配達ルート取得工程によって取得された配達ルートと前記移動体の現在位置とに基づいて、未配達の残余の配達先の中からつぎに配達すべき目的配達先を決定する決定工程と、
前記地図データ取得工程によって取得された地図データ群の中から、前記決定工程によって決定された目的配達先の直前に配達された配達先から前記目的配達先への配達ルートを示す地図データを抽出する抽出工程と、
前記抽出工程によって抽出された地図データと前記目的配達先の配達先情報を前記可搬型表示媒体に転送する転送工程と、
を含んだことを特徴とする配達支援方法。
実施の形態1の配達支援システムのシステム構成図である。 配達人担当エリア情報DBに記録されている情報を示す説明図である。 配達先情報DBに記録されている情報を示す説明図である。 地図情報DBに記録されている情報を示す説明図である。 アダプタ装置の構成を示す説明図である。 アダプタ装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 実施の形態1にかかるアダプタ装置の機能的構成を示すブロック図である。 画像記録部が保持するデータを示す説明図である。 実施の形態1にかかるアダプタ装置による配達支援処理の概要を示したフローチャートである。 管理サーバによる配達ルート順の決定処理を示すフローチャートである。 配達ルート順の決定処理によって決定される配達ルートの具体例を示す説明図である。 実施の形態1にかかるアダプタ装置による宅配伝票への情報転送処理を示したフローチャートである。 アダプタ装置による地図データの抽出の具体例を示した説明図である。 アダプタ装置による目的配達先の近傍判定処理を示したフローチャートである。 アダプタ装置による詳細地図データの抽出を示した説明図である。 実施の形態2にかかるアダプタ装置の機能的構成を示すブロック図である。 実施の形態2にかかるアダプタ装置による配達支援処理の概要を示したフローチャートである。 実施の形態2にかかるアダプタ装置による宅配伝票への情報転送処理を示したフローチャートである。
符号の説明
100 配達支援システム
110 管理サーバ
111 DB
120 配達車両
130 携帯電話装置
140 アダプタ装置
150 宅配伝票
160 ナビゲーション装置
210 配達人担当エリア情報DB
220 配達先情報DB
230 地図情報DB
305 画像記録部
501 配達ルート取得部
502 地図データ取得部
503 抽出部
504 転送部
505 判定部
506 詳細地図データ取得部
507 設定部
508 停車検出部
1400 アダプタ装置
1401 地図データ取得部
1402 決定部
1403 抽出部
1404 検出部

Claims (8)

  1. 移動体に搭載され、少なくとも宅配数分以上の複数の可搬型表示媒体にアクセス可能なコンピュータを、
    配達先群の配達ルートを取得する配達ルート取得手段、
    前記配達ルートを示す地図データを取得する地図データ取得手段、
    前記配達ルート取得手段によって取得された配達ルートを用い、前記地図データ取得手段によって取得された地図データの中から、目的配達先の直前に配達される配達先から前記目的配達先への部分配達ルートを示す地図データを抽出する抽出手段、
    前記抽出手段によって抽出された前記部分配達ルートを示す地図データと前記配達先の配達先情報を、前記複数の可搬型表示媒体に転送する転送手段、
    として機能させることを特徴とする配達支援プログラム。
  2. 移動体に搭載され可搬型表示媒体にアクセス可能なコンピュータを、
    配達先群の配達ルートを取得する配達ルート取得手段、
    直前に配達される配達先からの部分配達ルートを示す地図データを配達先ごとに取得する地図データ取得手段、
    前記配達ルート取得手段によって取得された配達ルートと前記移動体の現在位置とに基づいて、未配達の残余の配達先の中からつぎに配達すべき目的配達先を決定する決定手段、
    前記地図データ取得手段によって取得された地図データ群の中から、前記決定手段によって決定された目的配達先の直前に配達された配達先から前記目的配達先への部分配達ルートを示す地図データを抽出する抽出手段、
    前記抽出手段によって抽出された地図データと前記目的配達先の配達先情報を前記可搬型表示媒体に転送する転送手段、
    として機能させることを特徴とする配達支援プログラム。
  3. 前記コンピュータを、
    前記目的配達先への配達完了を検出する検出手段として機能させ、
    前記決定手段は、
    前記検出手段によって検出された前記目的配達先への配達完了後における前記移動体の現在位置に基づいて、前記配達完了後における未配達の配達先の中から、つぎに配達すべき目的配達先を決定することを特徴とする請求項2に記載の配達支援プログラム。
  4. 前記検出手段は、
    前記目的配達先への部分配達ルートを示す地図データおよび前記目的配達先の配達先情報が転送された可搬型表示媒体がアクセス不可能状態からアクセス可能状態に遷移したことを検出することを特徴とする請求項3に記載の配達支援プログラム。
  5. 移動体に搭載され、少なくとも配達数分以上の複数の可搬型表示媒体にアクセス可能な配達支援装置であって、
    配達先群の配達ルートを取得する配達ルート取得手段と、
    前記配達ルートを示す地図データを取得する地図データ取得手段と、
    前記配達ルート取得手段によって取得された配達ルートを用い、前記地図データ取得手段によって取得された地図データの中から、目的配達先の直前に配達される配達先から前記目的配達先への部分配達ルートを示す地図データを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された前記部分配達ルートを示す地図データと前記配達先の配達先情報を、前記複数の可搬型表示媒体に転送する転送手段と、
    を備えることを特徴とする配達支援装置。
  6. 移動体に搭載され可搬型表示媒体にアクセス可能な配達支援装置であって、
    配達先群の配達ルートを取得する配達ルート取得手段と、
    直前に配達される配達先からの部分配達ルートを示す地図データを配達先ごとに取得する地図データ取得手段と、
    前記配達ルート取得手段によって取得された配達ルートと前記移動体の現在位置とに基づいて、未配達の残余の配達先の中からつぎに配達すべき目的配達先を決定する決定手段と、
    前記地図データ取得手段によって取得された地図データ群の中から、前記決定手段によって決定された目的配達先の直前に配達された配達先から前記目的配達先への配達ルートを示す地図データを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された地図データと前記目的配達先の配達先情報を前記可搬型表示媒体に転送する転送手段と、
    を備えることを特徴とする配達支援装置。
  7. 移動体に搭載され、少なくとも配達数分以上の複数の可搬型表示媒体にアクセス可能な配達支援方法であって、
    配達先群の配達ルートを取得する配達ルート取得工程と、
    前記配達ルートを示す地図データを取得する地図データ取得工程と、
    前記配達ルート取得工程にて取得された配達ルートを用い、前記地図データ取得工程にて取得された地図データの中から、目的配達先の直前に配達される配達先から前記目的配達先への部分配達ルートを示す地図データを抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程にて抽出された前記部分配達ルートを示す地図データと前記配達先の配達先情報を、前記複数の可搬型表示媒体に転送する転送工程と、
    を含んだことを特徴とする配達支援方法。
  8. 移動体に搭載され可搬型表示媒体にアクセス可能な配達支援方法であって、
    配達先群の配達ルートを取得する配達ルート取得工程と、
    直前に配達される配達先からの部分配達ルートを示す地図データを配達先ごとに取得する地図データ取得工程と、
    前記配達ルート取得工程によって取得された配達ルートと前記移動体の現在位置とに基づいて、未配達の残余の配達先の中からつぎに配達すべき目的配達先を決定する決定工程と、
    前記地図データ取得工程によって取得された地図データ群の中から、前記決定工程によって決定された目的配達先の直前に配達された配達先から前記目的配達先への配達ルートを示す地図データを抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程によって抽出された地図データと前記目的配達先の配達先情報を前記可搬型表示媒体に転送する転送工程と、
    を含んだことを特徴とする配達支援方法。
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