JP2009228696A - 伝達機構、伝達機構の製造方法および車両用操舵装置 - Google Patents

伝達機構、伝達機構の製造方法および車両用操舵装置 Download PDF

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善和 九郎丸
Yuji Shimamoto
勇二 嶌本
Yasuhiro Kamatani
安浩 鎌谷
Kensaku Nakamura
賢作 中村
Yuuki Bando
勇気 坂東
Daiki Yamahana
大基 山花
Yorinobu Kanayama
順宣 金山
Katsuyuki Oguchi
勝之 大口
Takumi Otsuki
拓巨 大槻
Takehiro Saruwatari
丈博 猿渡
Masayoshi Ashidaka
正善 足高
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Abstract

【課題】複数の仕様を安価に製造することができる低騒音の伝達機構を提供する。
【解決手段】金属製の第1のギヤとしての駆動ギヤ18に噛み合う第2のギヤとしての従動ギヤ19が、金属製の主ギヤ32と、副ギヤ33とを組み合わせてなる。副ギヤ33は、芯金39と、少なくとも歯面を形成する樹脂部材40とを含む。主ギヤ32および副ギヤ33の歯溝45,46に位置決め軸44を挿入して両ギヤ32,33の歯形の位相を一致させた状態で、各ギヤ32,33のピン挿通孔41,42を同時に加工する。ピン挿通孔41,42にピン34を圧入し、両ギヤ32,33を固定する。
【選択図】図7C

Description

本発明は、伝達機構、伝達機構の製造方法、および伝達機構を含む車両用操舵装置に関するものである。
伝達機構に用いる低騒音ギヤとして、金属ギヤおよび樹脂ギヤを軸方向に積層してなる複合ギヤが提案されている(例えば特許文献1,2)。
実開昭57−82243号公報 実開平1−116250号公報
しかしながら、特許文献1,2では、インサート成形を用いて金属ギヤと樹脂ギヤとを一体化しているため、低騒音ギヤの仕様毎に別途の金型が必要となる。したがって、複数の仕様の低騒音ギヤや伝達機構を製造する場合に、製造コストが高くなる。
一方、金属ギヤと樹脂ギヤとを別途に形成した後、両者を固定する場合には、金属ギヤの歯と樹脂ギヤの歯の位相にずれが生じ、騒音を低減できなくなるおそれがある。
この種の低騒音ギヤを車両操舵装置に用いた場合にも同様の問題がある。
そこで、本発明の目的は、複数の仕様を安価に製造することができる低騒音の伝達機構、伝達機構の製造方法および伝達機構を含む車両用操舵装置を提供することである。
上記目的を達成するための本発明は、金属製の第1のギヤ(18;75)と、これに噛み合う第2のギヤ(19;76)とを備え、第2のギヤは、第2のギヤの軸方向(X1)に並ぶ主ギヤ(32)および副ギヤ(33)と、主ギヤおよび副ギヤを軸方向(X1)および周方向(Y1)に固定する固定部材(34;50;53;55)とを含み、主ギヤは金属製であり、副ギヤは、少なくとも歯面(36a)を形成する樹脂部材(40)を有している伝達機構(17;17A)を提供する。
本発明によれば、少なくとも歯面を形成する樹脂部材を有する副ギヤを、固定部材を用いて主ギヤに固定することにより、第2のギヤを形成する。したがって、例えば歯厚の異なる複数の仕様の第2のギヤにおいて、副ギヤを共通化することが可能であり、複数の仕様の第2のギヤ、ひいては伝達機構を製造するときに、全体としての製造コストを安くすることができる。また、固定部材を用いて、副ギヤが軸方向および周方向に固定されるので、主ギヤに対する副ギヤの位置精度が良く、騒音を良好に低減することができる。
また、上記固定部材は、主ギヤおよび副ギヤの双方に形成されたピン挿通孔(41,42)に圧入されたピン(34)を含む場合がある(請求項2)。この場合、主ギヤおよび副ギヤの双方にピンを圧入するので、両ギヤの互いに他に対する位置精度を格段に高くすることができる。また、ピンを圧入するだけなので、位置決め作業が容易である。
また、本発明は、上記伝達機構の製造方法であって、上記主ギヤおよび副ギヤのピン挿通孔は、主ギヤおよび副ギヤの歯の位相を一致させた状態で同時に孔明加工されている伝達ギヤの製造方法を提供する(請求項3)。この場合、両ギヤの歯の位相を一致させた状態で、両ギヤのピン挿通孔を同時に加工するので、これらのピン挿通孔に上記ピンを圧入することにより、非常に精度良く、両ギヤを位置決めすることができる。
また、上記第1のギヤは、歯(35)を有する環状のギヤ本体(37)と、ギヤ本体の端面から突出するボス(38)を有し、上記第2のギヤの副ギヤは、上記ボスの外周(38a)に嵌合された環状の芯金(39)と、芯金に固定され少なくとも歯面を形成する樹脂部材とを有し、上記固定部材は、ボスの端部に設けられ芯金にかしめ付けられた塑性変形部(50)を含む場合がある(請求項4)。この場合、両ギヤの位相を合わせた状態で、第1のギヤのボスを第2のギヤの副ギヤの芯金に嵌合させた後、ボスの端部を芯金にかしめ付けることにより、両ギヤを容易に固定することができる。ボルトのような固定部品を用いることなくコストが安価である。また、ボルトの頭部のような軸方向の出っ張りがないので、軸方向に小型化することができる。
また、上記第2のギヤの副ギヤは、環状の芯金と、芯金に固定され少なくとも歯面を形成する樹脂部材とを有し、上記副ギヤの芯金および主ギヤの何れか一方に突起(51)が設けられるとともに、他方に上記突起と嵌合する嵌合孔(52)が設けられ、上記固定部材は、上記突起の端部に設けられ上記嵌合孔の周縁にかしめ付けられた塑性変形部(53)を含む場合がある(請求項5)。この場合、例えば副ギヤの芯金に設けられた突起を、例えば主ギヤに設けられた嵌合孔に嵌合した後、突起の端部を嵌合孔の周面にかしめ付けることにより、両ギヤを容易に固定することができる。ボルトのような固定部品を用いることなくコストが安価である。また、ボルトの頭部のような軸方向の出っ張りがないので、軸方向に小型化することができる。
また、上記突起が形成される一方のギヤの歯形は、上記突起の位置を基準として形成されており、上記嵌合孔が形成される他方のギヤの歯形は、上記嵌合孔の位置を基準として形成されている場合がある(請求項6)。この場合、互いに嵌合する突起および嵌合孔の位置をそれぞれ基準として各ギヤの歯形が成形されているので、突起および嵌合孔の嵌合により、両ギヤの歯形の位置精度が非常に高い。したがって、騒音を良好に低減することができる。
また、上記第2のギヤの副ギヤは、環状の芯金と、芯金に固定され少なくとも歯面を形成する樹脂部材とを有し、上記副ギヤの芯金および主ギヤの何れか一方に両ギヤの周方向の位置決め用の突起(51)が設けられるとともに、他方に上記位置決め用の突起と嵌合する位置決め用の嵌合孔(52)が設けられ、上記位置決め用の突起が形成される一方のギヤの歯形は、上記位置決め用の突起の位置を基準として形成されており、上記位置決め用の嵌合孔が形成される他方のギヤの歯形は、上記位置決め用の嵌合孔の位置を基準として形成されている場合がある(請求項7)。この場合、互いに嵌合する位置決め用の突起と位置決め用の嵌合孔をそれぞれ基準として各ギヤの歯形が形成されているので、位置決め用の突起および位置決めの嵌合孔を嵌合させることにより、両ギヤを精度良く位相合わせした状態に位置決めすることができる。
まて、上記第2のギヤの副ギヤは、環状の芯金と、芯金に固定され少なくとも歯面を形成する樹脂部材とを有し、上記固定部材は、芯金および主ギヤの対向面に設けられ両者間を熱融着したスポット溶接部(55)を含む場合がある(請求項8)。
また、本発明は、上記伝達機構の製造方法において、主ギヤおよび副ギヤの中心を合わせた状態で、両ギヤの歯溝(45,46)に位置決め軸(44)を挿入して、両ギヤの歯形の位相を合わせる工程を含み、上記位置決め軸は、主ギヤの歯溝に挿入される第1の部分(47)と、副ギヤの歯溝に挿入される第2の部分(48)とを含み、第1の部分および第2の部分の何れか一方が、円柱であり、他方が、上記円柱と同心の円錐テーパ状の外周面を有する軸体に形成されているこ伝達機構の製造方法を提供する(請求項9)。この場合、位置決め軸が円柱と円柱と同心の円錐テーパ状の外周面を有する軸体とを備えているので、この位置決め軸を両ギヤの歯溝に挿入することにより、両ギヤを精度良く位相合わせした状態に位置決めすることができる。
また、本発明は、電動モータ(16)の動力を上記伝達機構を用いて操舵機構(A)に伝達する車両用操舵装置(1)を提供する(請求項10)。この場合、騒音の少ない車両用操舵装置を達成することができる。
なお、上記において、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素の参照符号を表すものであるが、これらの参照符号により特許請求の範囲を限定する趣旨ではない。
本発明の好ましい実施の形態の添付図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の一実施の形態の伝達機構が適用された車両用操舵装置としての電動パワーステアリング装置の概略構成を示す模式図である。図1を参照して、電動パワーステアリング装置1は、ステアリングホイール等の操舵部材2に連結しているステアリングシャフト3と、ステアリングシャフト3に自在継手4を介して連結された中間シャフト5と、中間シャフト5に自在継手6を介して連結されたピニオンシャフト7と、ピニオンシャフト7の端部近傍に設けられたピニオン歯7aに噛み合うラック歯8aを有して自動車の左右方向に延びる転舵軸としてのラックバー8とを有している。
ピニオンシャフト7およびラックバー8によりラックアンドピニオン機構からなる操舵機構Aが構成されている。ラックバー8は、車体に固定されるラックハウジング9内に図示しない複数の軸受を介して直線往復動自在に支持されている。ラックバー8の両端部は、ラックハウジング9の両側へ突出し、各端部には、それぞれタイロッド10が結合されている。各タイロッド10は対応するナックルアーム(図示せず)を介して対応する転舵輪11に連結されている。
操舵部材2が操作されてステアリングシャフト3が回転されると、この回転がピニオン歯7aおよびラック歯8aによって、自動車の左右方向に沿ってのラックバー8の直線運動に変換される。これにより、転舵輪11の転舵が達成される。
ステアリングシャフト3は、操舵部材2に連なる入力軸3aと、ピニオンシャフト7に連なる出力軸3bとに分割されており、これら入、出力軸3a,3bはトーションバー12を介して同一の軸線上で相対回転可能に互いに連結されている。
電動モータ16の出力回転が伝達機構としての減速機構17を介してピニオンシャフト7に伝達され、さらに、ラックバー8の直線運動に変換されて、操舵が補助されるようになっている。
減速機構17は、電動モータ16により回転駆動される第1のギヤとしての駆動ギヤ18と、この駆動ギヤ18に噛み合うと共にピニオンシャフト7に一体回転可能に連結される第2のギヤとしての従動ギヤ19とを備える。駆動ギヤ18および従動ギヤ19は、ギヤハウジング21内に収容されている。
トーションバー12を介する入、出力軸3a,3b間の相対回転変位量により操舵トルクを検出するトルクセンサ13が設けられており、このトルクセンサ13のトルク検出結果は、ECU(Electronic Control Unit :電子制御ユニット)14に与えられる。ECU14では、トルク検出結果や図示しない車速センサから与えられる車速検出結果等に基づいて、駆動回路15を介して操舵補助用の電動モータ16を駆動制御する。電動モータ16の出力回転が伝動機構としての減速機構17を介して減速されてステアリングシャフト3の出力軸3bに伝達され、さらにピニオンシャフト7を介してラックバー8の直線運動に変換されて、操舵が補助される。
減速機構17は、電動モータ16により回転駆動される第1のギヤとしての駆動ギヤ18と、この駆動ギヤ18に噛み合うと共にステアリングシャフト3の出力軸3bに同行回転可能に連結される第2のギヤとしての従動ギヤ19を備える。
第1のギヤとしての駆動ギヤ18および第2のギヤとしての従動ギヤ19には、例えば一対のはすば歯車が用いられている。駆動ギヤ18および従動ギヤ19は、互いの中心軸線が平行となるように金属製のハウジング20によって支持されている。ハウジング20は、減速機構17が収容されたギヤハウジング21と、トルクセンサ13が収容されたセンサハウジング22とを組み合わせて構成されている。
駆動ギヤ18とは同行回転する支軸23の第1および第2端部24,25は、それぞれ、軸受26,27によって回転可能に支持されている。また、支軸23の第1の端部24は、軸受26を挿通して延設され、継手28を介して、電動モータ16の回転軸29とは同軸上に同行回転可能に連結されている。
出力軸3bは、従動ギヤ19を軸方向に挟んだ両側で一対の軸受30,31によって回転可能に支持されている。軸受30はセンサハウジング22によって支持され、軸受31はギヤハウジング21によって支持されている。
第1のギヤとしての駆動ギヤ18は、金属製であり、例えば鉄を含む部材により形成されている。図2を参照して、第2のギヤとしての従動ギヤ19は、従動ギヤ19の軸方向X1に並ぶ主ギヤ32および副ギヤ33を備えている。主ギヤ32および副ギヤ33は固定部材としてのピン34によって、軸方向X1および周方向Y1に固定されている。
主ギヤ32および副ギヤ33は、互いに歯の位相が一致する状態で固定されており、図3に示すように従動ギヤ19を軸方向に沿って見たときに、主ギヤ32の歯35の歯面35aよりも、副ギヤ33の歯36の歯面36aが周方向Y1に突出している。
図2および図4を参照して、主ギヤ32は金属製であり、例えば鉄を含む部材により形成されている。主ギヤ32は、歯35を有する環状のギヤ本体37と、ギヤ本体37の端面37aから突出するボス38とを有している。副ギヤ33は、上記ボス38の外周38aに嵌合された環状の芯金39と、芯金39に固定され少なくとも歯面36aを形成する樹脂部材40とを有している。樹脂部材40は、金型内に芯金39をインサートした状態で射出成形され、射出成形と同時に芯金39と樹脂部材40が一体に固定されている。
副ギヤ33において、歯36の全体が樹脂部材40によって形成されていてもよいし、歯36の一部が芯金39によって形成されていてもよい。
上記のピン34は、図4に示すように、主ギヤ32の本体37に形成されるピン挿通孔41および副ギヤ33の芯金39に形成されるピン挿通孔42に圧入されるようになっている。本実施の形態では、後述するように、主ギヤ32および副ギヤ33のピン挿通孔41,42は、主ギヤ32および副ギヤ33の歯35,36の位相を一致させた状態で同時に孔明加工されている。
具体的には、第2のギヤとしての従動ギヤ19の製造に際しては、図5に示すように、ピン挿通孔41が未だ形成されていない主ギヤ中間体32Aに模擬軸43を挿通し、この主ギヤ中間体32Aと、ピン挿通孔42が未だ形成されていない副ギヤ中間体33Aとを図6Aに示すように、模擬軸43上で組み合わせ、両ギヤ中間体32A,33Aの中心の位置を合わせる。
次いで、主ギヤ中間体32Aおよび副ギヤ中間体33Aの歯35,36の位相を略一致させた状態で、1または複数の位置決め軸44を両ギヤ中間体32A,33Aの歯溝45,46に挿入して、歯面を押圧し、両ギヤ中間体32A,33Aの歯形の位相を合わせる。
位置決め軸44は、図6A,図6Cおよび図7Aに示されるように主ギヤ中間体32Aの歯溝45に挿入される第1の部分47と、図6A,図6Bおよび図7Aに示されるように副ギヤ中間体33Aの歯溝46に挿入される第2の部分48とを有している。これら第1および第2の部分47,48は同軸上に配置されている。
図6Aに示すように、第1の部分47および第2の部分48の何れか一方が、円柱であり、他方が、上記円柱と同心の円錐テーパ状の外周面を有する軸体に形成されている。本実施の形態では、図6Aに示すように、第1の部分47が円柱であり、第2の部分48が円錐テーパ状の外周面48aを有する軸体に形成されている。
図7Aに示すように、位置決め軸44を用いて、両ギヤ中間体32A,33Aの歯35,36の位相を一致させた状態で、図7Bに示すように、ドリル49を用いて、ピン挿通孔42およびピン挿通孔41が同時に孔明加工される。
次いで、図7Cに示すように、ピン挿通孔42,41にピン34を圧入することにより、主ギヤ32および副ギヤ33を一体に固定して、第2のギヤとしての従動ギヤ19の製造が完了する。
本実施の形態によれば、少なくとも歯面36aを形成する樹脂部材40を有する副ギヤ33を、固定部材として圧入されるピン34を用いて、主ギヤ32に固定することにより、第2のギヤとしての従動ギヤ19を形成する。したがって、例えば歯厚の異なる複数の仕様の従動ギヤにおいて、副ギヤ33を共通化することが可能であり、複数の仕様の従動ギヤ19、ひいては伝達機構としての減速機構17、車両用操舵装置としての電動パワーステアリング装置1を製造するときに、全体としての製造コストを安くすることができる。
また、固定部材としてのピン34を用いて、主ギヤ32に対して軸方向X1および周方向Y1に固定されるので、主ギヤ32に対する副ギヤ33の位置精度が良く、騒音を良好に低減することができる。
また、主ギヤ32および副ギヤ33を固定する固定部材として、両ギヤに形成されたピン挿通孔41,42に圧入されたピン34を用いるので、両ギヤ32,33の互いに他に対する位置精度を格段に高くすることができる。また、ピン34を圧入するだけなので、位置決め作業が容易である。
特に、主ギヤ32および副ギヤ33のピン挿通孔41,42は、両ギヤ32,33の歯35,36の位相を一致させた状態で同時に孔明加工されているので、これらのピン挿通孔41,42にピン34を圧入することにより、非常に精度良く、両ギヤ32,33を位置決めすることができる。したがって、図3を参照して、主ギヤ32の歯面35aからの副ギヤ33の歯面36aの突出量(周方向Y1に関する突出量)を精度良く達成でき、その結果、安定して騒音を低減することができる。
上記の実施の形態では、主ギヤ32と副ギヤ33を固定する固定部材として、両ギヤ32,33のピン挿通孔41,42に圧入されるピン34を用いたが、これに代えて、図8に示すように、いわゆるかしめによる塑性変形部50を用いてもよい。
具体的には、第2のギヤとしての従動ギヤ19Aにおいて、副ギヤ33の芯金39内に嵌合された主ギヤ32のボス38の端部38bは、芯金39の端面39aから若干量突出している。そのボス38の端部38bに設けられ芯金39の端面39aにかしめ付けられた塑性変形部50によって、両ギヤ32,33が固定されている。
本実施の形態では、図7Aに示すように、両ギヤの歯の位相を一致させた状態で、かしめを行うことになる。かしめを用いるので、両ギヤ32,33を容易に固定することができる。ボルトのような固定部品を用いることなくコストが安価である。また、ボルトの頭部のような軸方向の出っ張りがないので、軸方向に小型化することができる。
次いで、図9の実施の形態では、副ギヤ33の芯金39の端面に設けられた1または複数の位置決め用の突起51を、主ギヤ32の対応する位置決め用の嵌合孔52に嵌合させ、且つ図10に示すように位置決め用の突起51の端面を主ギヤ32の端面において位置決め用の嵌合孔52の周縁にかしめつけた塑性変形部53を設けるようにしてもよい。
ここで、第2のギヤとしての従動ギヤ19Bにおいて、副ギヤ33の歯36の歯形は、当該副ギヤ33に設けられた位置決め用の突起51の位置を基準として形成され、主ギヤ32の歯35の歯形は、当該主ギヤ32に設けられた位置決め用の嵌合孔52の位置を基準として形成されている。
本実施の形態によれば、互いに嵌合する位置決め用の突起51および位置決め用の嵌合孔52をそれぞれ基準として各ギヤ32,33の歯形が形成されているので、位置決め用の突起51および位置決め用の嵌合孔52を嵌合させることにより、両ギヤ32,33を精度良く位相合わせした状態に位置決めすることができる。しかも、上記の位置決め用の突起51の端部をかしめて、これを両ギヤ32,33の固定に用いるので、両ギヤ32,33を容易に固定することができる。ボルトのような固定部品を用いることなくコストが安価である。また、ボルトの頭部のような軸方向の出っ張りがないので、軸方向に小型化することができる。
なお、位置決め用の突起51を主ギヤ32に設け、位置決め用の嵌合孔52を副ギヤ33に設けるようにしてもよい。
また、位置決め用の突起51および位置決め用の嵌合孔52は位置決め用としてのみ機能させ、両ギヤを固定するための固定部材として、例えばボスの端面に設けられた塑性変形部や、後述するスポット溶接部を用いてもよい。
次いで、図11および図12の実施の形態では、主ギヤ32の本体37の端面に1または複数の微小な突起54を設け、この突起54の部分でスポット溶接して両ギヤ32,33を固定する。すなわち、図12に示すように、第2のギヤとしての従動ギヤ19Cにおいて、固定部材として、芯金39および主ギヤ32の本体37の対向面に設けられ両者間を熱融着したスポット溶接部55を用いる。この場合、図11に示すように、模擬軸43上で両ギヤ32,33を組み合わせ、図6Aに示したような位置決め軸44を用いて、両ギヤ32,33の歯形の位相を合わせた後、両ギヤ32,33を相互に加圧して通電し、スポット溶接する。
本実施の形態では、両ギヤ32,33を容易に固定することができる。また、ボルトのような固定部品を用いることなくコストが安価である。また、ボルトの頭部のような軸方向の出っ張りがないので、軸方向に小型化することができる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、例えば、図6Aの実施の形態の位置決め軸44に代えて、図13に示すような位置決め軸44Aを用いることができる。この位置決め軸44Aでは、主ギヤ中間体32Aの歯溝45に挿入される第1の部分470をテーパ状とし、副ギヤ中間体33Aの歯溝46に挿入される第2の部分480を円柱状としている。この位置決め軸44Aを用いた場合にも、図6Aの実施の形態と同じ効果を奏することができる。
また、第1のギヤとしての駆動ギヤがウォーム軸であり、第2のギヤとしての従動ギヤがウォームホイールであってもよい。
また、第1および第2のギヤの組み合わせとしては、外歯の一対の平歯車や、外歯の一対のはずば歯車、外歯の一対のやまば歯車、互いに噛み合う内歯車および外歯車、ラックおよびピニオン、一対のかさ歯車などがある。
また、第2のギヤとしての従動ギヤがピニオンシャフト7に設けられていてもよい。この場合、いわゆるピニオンアシスト式の電動パワーステアリング装置となる。
また、第2のギヤとしての従動ギヤが転舵軸としてのラックバー8を同軸的に取り囲むように設けられていてもよい。この場合、いわゆるラックアシストの電動パワーステアリング装置となる。具体的には、図14に示すように、ピニオンシャフト70は、自在継手6を介して中間シャフト5に連なる入力軸71と、ピニオン歯7aに連なる出力軸72と、入力軸71と出力軸72とを同軸上に連結するトーションバー73とを備えている。トルクセンサ74は、トーションバー73を介する入力軸71および出力軸72の相対回転変位量により操舵トルクを検出する。
本実施の形態の伝達機構としての減速機構17Aは、電動モータ16の出力回転を減速する平行軸歯車機構からなり、金属製の第1のギヤとしての駆動ギヤ75と、これに噛み合う第2のギヤとしての中間ギヤ76と、中間ギヤ76に噛み合う従動ギヤ77とを備えている。
第2のギヤとしての中間ギヤ76に、上記の各実施の形態の第2のギヤ19,19A,19B,19Cの何れかの構造が採用されている。すなわち、中間ギヤ76は、金属製の主ギヤ32と、少なくとも歯面が樹脂により形成された副ギヤ33とを備えている。従動ギヤ77が金属製である場合、第2のギヤとしての中間ギヤ76は、駆動ギヤ75および従動ギヤ77の双方に対してラトル音低減に寄与できる。すなわち、金属製である場合の従動ギヤ77も第1のギヤに相当することになる。換言すると、第2のギヤ(中間ギヤ76)に噛み合う複数の第1のギヤ(駆動ギヤ75、従動ギヤ77)があることになる。
また、従動ギヤ77の回転が、例えばボールねじ機構からなる運動変換機構78によって、ラックバー8の軸方向移動に変換されるようになっている。運動変換機構78は、ラックバー8の同軸上に一体に設けられたねじ軸79と、ねじ軸79の周囲を取り囲むボールナットからなり従動ギヤ77によって駆動される回転筒80と、ねじ軸79の外周および回転筒80の内周の対応するねじ溝間に介在する複数のボール81とにより構成されている。
従動ギヤ77は、回転筒80の外周に同行回転可能に取り付けられている。ねじ軸79の回転が規制されているので、従動ギヤ77から回転筒80に入力された回転が、ねじ軸79(すなわちラックバー8)の軸方向移動に変換されるようになっている。
駆動ギヤ75の支軸82の両端が一対の軸受83,84によって回転可能に支持されている。また、中間ギヤ76の支軸85の両端が一対の軸受86,87によって回転可能に支持されている。また、回転筒80の両端が一対の軸受88,89によって回転可能に支持されている。互いに組み合わされる第1および第2のギヤハウジング21A,21Bが設けられており、上記の軸受83,86,88は第1のギヤハウジング21Aによって支持され、上記の軸受84,87,89は第2のギヤハウジング21Bによって支持されている。支軸82,85はラックバー8の軸方向Z1とは平行に配置されている。
他の構成については、図1の実施の形態と同じであるので、図に同一符号を付して、その説明を省略した。本実施の形態においても、図1、図8、図9、図11および図13の実施の形態と同じ効果を達成することができる。すなわち、複数の仕様を安価に製造することができる低騒音の伝達機構としての減速機構17Aを提供でき、また、減速機構17Aの製造方法を提供でき、また、車両用操舵装置としての電動パワーステアリング装置1Aを提供することができる。
また、本発明は、減速機構に代えて、増速機構に適用されてもよい。また、本発明は、操舵部材2と操舵機構Aとの機械的な連結が解かれた、いわゆるステアバイワイヤ式の車両用操舵装置において、電動モータの動力を転舵軸に伝達する伝達機構に適用されてもよい。
本発明の一実施形態に係る伝達機構としての減速機構を備える、車両用操舵装置としての電動パワーステアリング装置の概略構成を示す図解的な断面図である。 伝達機構の第2のギヤとしての従動ギヤの模式的斜視図である。 従動ギヤの歯の拡大図である。 従動ギヤの分解斜視図である。 従動ギヤの製造工程の模式的斜視図である。 従動ギヤの製造工程において、主ギヤと副ギヤの位相合わせ方法を説明するための模式的斜視図である。 位置決め軸と副ギヤ中間体の歯溝との係合状態を示す概略図である。 位置決め軸と主ギヤ中間体の歯溝との係合状態を示す概略図である。 位置決め軸を用いた主ギヤと副ギヤの位相合わせ工程を示す模式的斜視図である。 位相合わせされた主ギヤおよび副ギヤのピン挿通孔を同時に孔明形成する工程を示す模式的斜視図である。 主ギヤおよび副ギヤのピン挿通孔にピンを圧入して両ギヤを固定する工程を示す模式的斜視図である。 本発明の別の実施形態に係る伝達機構の従動ギヤの模式的斜視図である。 本発明のさらに別の実施形態に係る伝達機構の従動ギヤの分解斜視図である。 図9の実施の形態の従動ギヤの要部の断面図である。 本発明のさらに別の実施の形態の伝達機構の従動ギヤの製造工程の一部を示す模式的斜視図である。 図11の実施の形態の従動ギヤの要部の断面図である。 本発明のさらに別の実施の形態の伝達機構の従動ギヤの製造工程の一部を示す模式的斜視図である。 本発明のさらに別の実施形態に係る伝達機構としての減速機構を備える、車両用操舵装置としての電動パワーステアリング装置の概略構成を示す図解的な断面図である。
符号の説明
1,1A…電動パワーステアリング装置(車両用操舵装置)、3…ステアリングシャフト、5…中間シャフト、7,70…ピニオンシャフト、8…ラックバー(転舵軸)、A…操舵機構、16…電動モータ、17,17A…減速機構(伝達機構)、18…駆動ギヤ(第1のギヤ)、19…従動ギヤ(第2のギヤ)、32…主ギヤ、33…副ギヤ、32A…主ギヤ中間体、33A…副ギヤ中間体、34…ピン(固定部材)、35…(主ギヤの)歯、35a…歯面、36…(副ギヤの)歯、36a…歯面、37…本体、38…ボス、38a…外周、38b…(ボスの)端部、39…芯金、40…樹脂部材、41,42…ピン挿通孔、43…模擬軸、44…位置決め軸、45,46…歯溝、47…第1の部分、48…第2の部分、49…ドリル、50…塑性変形部(固定部材)、51…位置決め用の突起、52…位置決め用の嵌合孔、53…塑性変形部(固定部材)、54…突起、55…スポット溶接部、X1…軸方向、Y1…周方向、75…駆動ギヤ(第1のギヤ)、76…中間ギヤ(第2のギヤ)、77…従動ギヤ(第1のギヤ)、78…運動変換機構、79…ねじ軸、80…回転筒、81…ボール

Claims (10)

  1. 金属製の第1のギヤと、これに噛み合う第2のギヤとを備え、
    第2のギヤは、第2のギヤの軸方向に並ぶ主ギヤおよび副ギヤと、主ギヤおよび副ギヤを軸方向および周方向に固定する固定部材とを含み、
    主ギヤは金属製であり、
    副ギヤは、少なくとも歯面を形成する樹脂部材を有していることを特徴とする伝達機構。
  2. 請求項1において、上記固定部材は、主ギヤおよび副ギヤの双方に形成されたピン挿通孔に圧入されたピンを含むことを特徴とする伝達機構。
  3. 請求項2に記載の伝達機構の製造方法であって、上記主ギヤおよび副ギヤのピン挿通孔は、主ギヤおよび副ギヤの歯の位相を一致させた状態で同時に孔明加工されていることを特徴とする伝達機構の製造方法。
  4. 請求項1において、上記第1のギヤは、歯を有する環状のギヤ本体と、ギヤ本体の端面から突出するボスを有し、
    上記第2のギヤの副ギヤは、上記ボスの外周に嵌合された環状の芯金と、芯金に固定され少なくとも歯面を形成する樹脂部材とを有し、
    上記固定部材は、ボスの端部に設けられ芯金にかしめ付けられた塑性変形部を含むことを特徴とする伝達機構。
  5. 請求項1において、上記第2のギヤの副ギヤは、環状の芯金と、芯金に固定され少なくとも歯面を形成する樹脂部材とを有し、
    上記副ギヤの芯金および主ギヤの何れか一方に突起が設けられるとともに、他方に上記突起と嵌合する嵌合孔が設けられ、
    上記固定部材は、上記突起の端部に設けられ上記嵌合孔の周縁にかしめ付けられた塑性変形部を含むことを特徴とする伝達機構。
  6. 請求項5において、上記突起が形成される一方のギヤの歯形は、上記突起の位置を基準として形成されており、上記嵌合孔が形成される他方のギヤの歯形は、上記嵌合孔の位置を基準として形成されていることを特徴とする伝達機構。
  7. 請求項1において、上記第2のギヤの副ギヤは、環状の芯金と、芯金に固定され少なくとも歯面を形成する樹脂部材とを有し、
    上記副ギヤの芯金および主ギヤの何れか一方に両ギヤの周方向の位置決め用の突起が設けられるとともに、他方に上記位置決め用の突起と嵌合する位置決め用の嵌合孔が設けられ、
    上記位置決め用の突起が形成される一方のギヤの歯形は、上記位置決め用の突起の位置を基準として形成されており、上記位置決め用の嵌合孔が形成される他方のギヤの歯形は、上記位置決め用の嵌合孔の位置を基準として形成されていることを特徴とする伝達機構。
  8. 請求項1において、上記第2のギヤの副ギヤは、環状の芯金と、芯金に固定され少なくとも歯面を形成する樹脂部材とを有し、
    上記固定部材は、芯金および主ギヤの対向面に設けられ両者間を熱融着したスポット溶接部を含むことを特徴とする伝達機構。
  9. 請求項1,4および8の何れか1項に記載の伝達機構の製造方法において、
    主ギヤおよび副ギヤの中心を合わせた状態で、両ギヤの歯溝に位置決め軸を挿入して、両ギヤの歯形の位相を合わせる工程を含み、
    上記位置決め軸は、主ギヤの歯溝に挿入される第1の部分と、副ギヤの歯溝に挿入される第2の部分とを含み、第1の部分および第2の部分の何れか一方が、円柱であり、他方が、上記円柱と同心の円錐テーパ状の外周面を有する軸体に形成されていることを特徴とする伝達機構の製造方法。
  10. 電動モータの動力を請求項1,2,4,5,6,7および8の何れか1項に記載の伝達機構を用いて操舵機構に伝達する車両用操舵装置。
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