JP2009227543A - 水硬性組成物、水硬性モルタル及び硬化体 - Google Patents

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Abstract

【課題】水硬性モルタルと、金属とを接触させて施工した場合に、水硬性モルタルと接触する金属表面の錆の発生を抑制又は遅延させることができ、速硬性、硬化物の強度に優れる水硬性モルタルを製造するための水硬性組成物を提供する。
【解決手段】アルミナセメント、ポルトランドセメント及び半水石膏からなる水硬性成分と、細骨材とを含み、半水石膏が、水硬性成分の合計質量を100質量%として、20〜27質量%である水硬性組成物である。
【選択図】なし

Description

本発明は、土木・建築分野に使用される水硬性組成物、それを用いた水硬性モルタル及び硬化体であり、特に、水硬性モルタルと接触する金属表面の錆の発生を防止又は抑制させることに優れる水硬性モルタル、その原料となる水硬性組成物及びその水硬性モルタルを用いた硬化体に関する。
鉄筋コンクリート等に使用されるコンクリートや水硬性モルタル補修材などにおいて、水硬性モルタルと接触する金属表面に錆の発生を防止又は抑制させることのできる水硬性モルタルや、強度の向上した硬化物を得るための水硬性モルタルを得るための水硬性組成物が求められている。
例えば、特許文献1には、金属表面の錆の発生を抑制又は遅延でき、強度の向上がはかれる硬化物を得るための水硬性組成物として、アルミナセメント35〜50質量部、ポルトランドセメント25〜42質量部及び石膏23〜27質量部(アルミナセメント、ポルトランドセメント及び石膏の合計は、100質量部である。)の水硬性成分を含むことを特徴とする水硬性組成物が開示されている。
また、特許文献2には、金属又は金属表面に錆の発生を抑制又は、遅延させることができ防錆性に優れる組成物として、アルミナセメント、ポルトランドセメント及び石膏からなる水硬性成分と、アルカリ金属の亜硝酸塩とを含む防錆性に優れる水硬性組成物であり、アルカリ金属の亜硝酸塩は、水硬性成分100質量部に対し0.3〜8質量部含むことを特徴とする水硬性組成物が開示されている。
特開2006−265083号公報 特開2006−143547号公報
建築や土木などでは、水硬性モルタルを用いて施工する場合、水硬性モルタルと接触する金属表面に錆が発生する場合がある。特に速硬性を有する水硬性モルタルでは、錆の発生により金属の腐食が起きるため、その水硬性モルタルを用いた硬化体の耐久性に問題が生じる可能性が考えられる。
本発明は、水硬性モルタルと、金属とを接触させて施工した場合に、水硬性モルタルと接触する金属表面の錆の発生を防止又は抑制させることができ、速硬性を有する水硬性モルタルを製造するための水硬性組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題に対し、アルミナセメント、ポルトランドセメント及び石膏からなる速硬性を有する水硬性成分を含む水硬性組成物において、石膏として半水石膏を使用し、かつ適切な成分比率とすることによって上記課題を解決できることを明らかにし、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、アルミナセメント、ポルトランドセメント及び半水石膏からなる水硬性成分と、細骨材とを含み、半水石膏が、水硬性成分の合計質量を100質量%として、20〜27質量%である水硬性組成物である。
本発明の水硬性組成物の好ましい態様を以下に示す。本発明では、これらの態様を適宜組み合わせることができる。
(1)水硬性成分が、水硬性成分の合計質量を100質量%として、アルミナセメント30〜35質量%及びポルトランドセメント37〜48質量%を含む。
(2)水硬性組成物が、水硬性成分100質量部に対して、無機成分10〜350質量部をさらに含む。
(3)無機成分が、高炉スラグである。
(4)水硬性組成物が、水硬性成分100質量部に対して、細骨材60〜300質量部を含む。
(5)水硬性組成物が、流動化剤及び増粘剤をさらに含む。
(6)水硬性組成物が、凝結調整剤をさらに含む。
(7)水硬性組成物が、セルフレベリング材用水硬性組成物である。
また、本発明は、水硬性組成物と、水とを混練して得られる水硬性モルタルである。
また、本発明は、水硬性組成物と、水とを混練して得られる水硬性モルタルを硬化させて得られる硬化体である。
本発明により、水硬性モルタルと、金属とを接触させて施工した場合に、水硬性モルタルと接触する金属表面の錆の発生を防止又は抑制させることができ、速硬性、硬化物の強度に優れる水硬性モルタルを製造するための水硬性組成物を得ることができる。
本発明は、アルミナセメント、ポルトランドセメント及び半水石膏からなる水硬性成分と、細骨材とを含む水硬性組成物に関する。本発明の水硬性組成物は、水硬性成分として含まれる半水石膏の添加量を、所定量とすることにより、防錆性に優れ、さらに速硬性、硬化物の強度に優れる水硬性モルタルを製造するための水硬性組成物を得ることができる。
<水硬性成分>
本発明の水硬性組成物では、優れた速硬性と防錆性を有する水硬性モルタルを得ることができることから、アルミナセメント、ポルトランドセメント及び半水石膏からなる水硬性成分を用いることが特に好ましい。本発明では、水硬性成分として含まれる半水石膏の添加量は、水硬性成分の合計質量を100質量%として、20〜27質量%とする。このような組成にすることにより、本発明の水硬性組成物を用いることによって、防錆性にさらに優れ、速硬性、硬化物の強度に優れる水硬性モルタルを得ることができる。
水硬性成分の組成は、アルミナセメント、ポルトランドセメント及び半水石膏の合計質量を100質量部とした場合に、好ましくはアルミナセメント30〜35質量部、ポルトランドセメント37〜48質量部及び半水石膏20〜27質量部である。また、水硬性成分の組成は、上記合計質量を100質量部として、さらに好ましくはアルミナセメント31〜35質量部、ポルトランドセメント39〜47質量部及び半水石膏21〜27質量部である。また、水硬性成分の組成は、上記合計質量を100質量部として、より好ましくはアルミナセメント31〜34質量部、ポルトランドセメント40〜47質量部及び半水石膏21〜27質量部である。また、水硬性成分の組成は、上記合計質量を100質量部として、特に好ましくはアルミナセメント32〜34質量部、ポルトランドセメント40〜46質量部及び半水石膏21〜26質量部である。このような組成の水硬性組成物を用いることにより、特に優れた速硬性、高強度、防錆性を有する水硬性モルタルを得ることができ、低収縮性又は低膨張性で硬化中の体積変化が少ない硬化体を得ることができるために好ましい。
<ポルトランドセメント>
本発明の水硬性組成物の水硬性成分として用いるポルトランドセメントは、普通ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメント、超早強ポルトランドセメント、中庸熱ポルトランドセメント、低熱ポルトランドセメント及び白色ポルトランドセメントなどのポルトランドセメントを使用することができる。また、本発明の水硬性組成物のセメント成分として、ポルトランドセメントと他の成分とを混合した混合セメント、例えば、高炉セメント、フライアッシュセメント及びシリカセメントなどの混合セメントなどを用いることができる。
<アルミナセメント>
本発明の水硬性組成物のセメント成分として用いるアルミナセメントは、その種類によらず使用することができる。アルミナセメントとしては、鉱物組成の異なるものが数種知られ、市販されているが、何れも主成分はモノカルシウムアルミネート(CA)であり、市販品はその種類によらず使用することができる。
<石膏>
本発明では、水硬性成分のひとつとして半水石膏を用いる。半水石膏は、水硬性組成物と水とを混練して得られる水硬性モルタルが硬化した後の寸法安定性を保持する成分として機能するものである。
本発明では、半水石膏を使用することができる。半水石膏としては、α型及びβ型のどちらも使用することができ、またこれらを併用しても使用することができる。
所定量の半水石膏を用いて調製した水硬性組成物を使用する水硬性モルタルは、速硬性に優れる。また、その水硬性モルタルを用いた硬化体は、強度発現性に優れる。さらに、半水石膏を用いて調製した水硬性組成物を用いた水硬性モルタルは、水硬性モルタルが接触する金属又は金属メッキ表面に錆の発生を防止又は抑制させることができるという防錆性に優れる。
<細骨材>
本発明の水硬性組成物は、水硬性成分に加えて、細骨材を含む。本発明の水硬性組成物に含まれる細骨材の配合量は、水硬性成分100質量部に対し、好ましくは30〜500質量部、より好ましくは50〜400質量部、さらに好ましくは100〜300質量部、特に好ましくは150〜250質量部の範囲が好ましい。
細骨材としては、粒径2mm以下の骨材、好ましくは粒径0.075〜1.5mmの骨材、さらに好ましくは粒径0.1〜1mmの骨材、特に好ましくは0.15〜0.6mmの骨材を主成分として用いることが好ましい。細骨材の粒径は、JIS・Z−8801で規定される、呼び寸法の異なる数個のふるいを用いる方法によって測定することができる。
細骨材の種類は、珪砂、川砂、海砂、山砂及び砕砂などの砂類、アルミナセメントクリンカー、シリカ粉、粘土鉱物、廃FCC触媒及び石灰石などの無機材料、ウレタン砕、EVAフォーム及び発砲樹脂などの樹脂粉砕物などを用いることができる。特に細骨材としては、珪砂、川砂、海砂、山砂及び砕砂などの砂類、廃FCC触媒、石英粉末、石灰石砂及びアルミナセメントクリンカーなどを好ましく用いることができる。
<その他の成分>
本発明の水硬性組成物は、セメント成分及び半水石膏からなる水硬性成分と、細骨材とを含む他に、さらに無機成分、流動化剤、凝結調整剤(凝結遅延剤・凝結促進剤)、増粘剤及び消泡剤から選ばれる成分を1種以上含むことが好ましい。
<流動化剤>
本発明の水硬性組成物は、材料分離を抑制しつつ好適な流動性を確保するために、流動化剤(高性能減水剤などの減水剤)を含むことが好ましい。水硬性成分であるアルミナセメントの発現強度は、水/水硬性成分比の影響を大きく受けることから、アルミナセメントを含む本発明の水硬性組成物の場合には、減水効果を有する流動化剤を使用して水/水硬性成分比を小さくすることが特に好ましい。
流動化剤としては、減水効果を合わせ持つ、メラミンスルホン酸のホルムアルデヒド縮合物、カゼイン、カゼインカルシウム、リグニンスルホン酸系、ポリエーテル系など、ポリエーテルポリカルボン酸などの流動化剤が、その種類を問わず使用でき、これらの市販のものを使用できる。特にポリエーテル系など及びポリエーテルポリカルボン酸などの流動化剤が好ましく、これらの市販のものを使用できる。
流動化剤は、本発明の水硬性組成物に用する水硬性成分に応じて、特性を損なわない範囲で適宜添加することができる。具体的には、本発明の水硬性組成物に対して、水硬性成分100質量部に対して好ましくは0.01〜2.0質量部、さらに好ましくは0.05〜1.0質量部、特に好ましくは0.1〜0.5質量部の流動化剤を配合することができる。添加量が余り少ないと好適な効果(優れた流動性と高い硬化体強度)を発現しないため、これらの範囲の下限値以上であることが好ましく、また添加量が多すぎても添加量に見合った効果は期待できず単に不経済であるだけでなく、場合によっては粘稠性も大きくなり所要の流動性を得るための混練水量が増大して強度性状が悪化する場合が考えられため、これらの範囲の上限値以下であることが好ましい。
<無機成分>
本発明の水硬性組成物は、高炉スラグ微粉末、フライアッシュ及びシリカヒュームから選ばれる少なくとも1種以上の無機成分を含み、特に高炉スラグ微粉末を含むことが好ましい。これらの無機成分を含むことにより、乾燥収縮による硬化体の耐クラック性を高めることができる。このような効果を奏するために、無機成分の添加量は、水硬性成分100質量部に対し、10〜350質量部であることが好ましく、30〜200質量部であることがより好ましい。
水硬性組成物において、無機成分が高炉スラグ微粉末である場合には、高炉スラグ微粉末の添加量は、水硬性成分100質量部に対し、好ましくは10〜350質量部、より好ましくは30〜200質量部、さらに好ましくは50〜150質量部、特に好ましくは70〜130質量部とすることが好ましい。高炉スラグ微粉末の添加量が少なすぎると硬化体の乾燥収縮が大きくなるので、これらの範囲の下限値以上であることが好ましい。また、高炉スラグ微粉末の添加量が多すぎると初期強度の低下を招くことがあるので、これらの範囲の上限値以下であることが好ましい。
高炉スラグ微粉末は、JIS A 6206に規定されるブレーン比表面積3000cm/g以上のものを用いることが、初期強度の低下を防止できる効果を高める上で好ましい。
<凝結調整剤>
本発明の水硬性組成物に添加する凝結調整剤は、水硬性組成物に使用する水硬性成分及び水硬性成分以外の成分等に応じて、特性を損なわない範囲で適宜添加することができる。また、凝結遅延剤及び凝結促進剤の成分、添加量及び混合比率を適宜選択して、水硬性組成物の可使時間と速硬性とを調整することができる。
凝結遅延剤としては、公知の凝結遅延剤を用いることができる。凝結遅延剤の一例として、L−酒石酸ナトリウムなどの酒石酸ナトリウム類、リンゴ酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム類、グルコン酸ナトリウムなどのオキシカルボン酸類を代表とする有機酸やそのナトリウム塩、硫酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム及びトリポリリン酸ナトリウムなどの無機ナトリウム塩類などの成分を挙げることができる。凝結遅延剤は、これらの成分のそれぞれを単独で又は2種以上の成分を併用して用いることができる。
凝結遅延剤の一種であるオキシカルボン酸類は、オキシカルボン酸及びこれらの塩を含む。オキシカルボン酸としては、例えばクエン酸、グルコン酸、酒石酸、グリコール酸、乳酸、ヒドロアクリル酸、α−オキシ酪酸、グリセリン酸、タルトロン酸、リンゴ酸などの脂肪族オキシ酸、サリチル酸、m−オキシ安息香酸、p−オキシ安息香酸、没食子酸、マンデル酸及びトロパ酸などの芳香族オキシ酸などを挙げることができる。
オキシカルボン酸の塩としては、例えばオキシカルボン酸のアルカリ金属塩(具体的にはナトリウム塩、カリウム塩など)及びアルカリ土類金属塩(具体的にはカルシウム塩、バリウム塩、マグネシウム塩など)などを挙げることができる。
特に、重炭酸ナトリウム及び/又はL−酒石酸ナトリウムを、本発明の水硬性組成物に添加する凝結遅延剤として用いることが、凝結遅延効果、入手容易性及び価格の面から好ましく、重炭酸ナトリウムとL−酒石酸ナトリウムとを併用して用いることが特に好ましい。
本発明の水硬性組成物に添加する凝結遅延剤は、水硬性組成物中の水硬性成分100質量部に対して、好ましくは0.01〜2.0質量部であり、より好ましくは0.1〜1.5質量部、さらに好ましくは0.2〜1.2質量部、特に好ましくは0.4〜1質量部の範囲で用いることができる。凝結遅延剤の添加がこれらの範囲であると、本発明の水硬性組成物を用いた水硬性モルタルにおいて、好適な流動性が得られる可使時間(ハンドリングタイム)を確保できることから好ましい。
さらに、凝結遅延剤の添加量を、前記の好ましい範囲に調整することにより、自己流動性(セルフレベリング性)を有し、好適な流動性が得られる可使時間(ハンドリングタイム)を有する水硬性モルタルを得ることができるため好ましい。
本発明の水硬性組成物に添加する凝結促進剤としては、公知の凝結を促進する成分を用いることができ、例えば、凝結促進効果を有するリチウム塩を好適に用いることができる。
本発明の水硬性組成物に添加する凝結促進剤であるリチウム塩の一例として、炭酸リチウム、塩化リチウム、硫酸リチウム、硝酸リチウム及び水酸化リチウムなどの無機リチウム塩並びに酢酸リチウム、シュウ酸リチウム、酒石酸リチウム、リンゴ酸リチウム及びクエン酸リチウムなどの有機酸リチウム塩を挙げることができ、これらのリチウム塩を凝結促進剤として用いることができる。特に炭酸リチウムは、凝結促進効果、入手容易性、価格の面から好ましい。
凝結促進剤の粒径としては、本発明の水硬性組成物の特性を妨げない範囲の粒径を用いることが好ましく、50μm以下の粒径にすることが好ましい。特にリチウム塩を凝結促進剤として用いる場合、リチウム塩の粒径は50μm以下、さらに30μm以下、特に10μm以下が好ましい。リチウム塩の粒径が上記範囲より大きくなるとリチウム塩の溶解度が小さくなるという問題が生じ、特に顔料添加系では微細な多数の斑点として目立つために美観を損なう場合があるため、リチウム塩の粒径は、上記範囲の上限値以下であることが好ましい。
本発明の水硬性組成物に添加する凝結促進剤は、本発明の水硬性組成物の水硬性成分100質量部に対して、好ましくは0.01〜1質量部であり、より好ましくは0.01〜0.5質量部、さらに好ましくは0.02〜0.3質量部、特に好ましくは0.04〜0.2質量部の範囲で用いる。凝結促進剤の添加量がこの範囲であると、本発明の水硬性組成物を用いた水硬性モルタルにおいて、可使時間を確保したのち好適な速硬性が得られることから好ましい。
<増粘剤>
増粘剤は、ヒドロキシエチルメチルセルロースを含み、ヒドロキシエチルメチルセルロースを除く他のセルロース系、スターチエーテル等の化工澱粉系、蛋白質系、ラテックス系及び水溶性ポリマー系などの増粘剤を併用して用いることができる。
本発明の水硬性組成物に対する増粘剤の添加量は、本発明の特性を損なわない範囲で添加することができ、水硬性成分100質量部に対して、好ましくは0.001〜2質量部、さらに好ましくは0.01〜1.5質量部、より好ましくは0.05〜1質量部、特に0.1〜0.8質量部含むことが好ましい。水硬性組成物に対する増粘剤の添加量が多くなると、水硬性モルタル粘度が増加して流動性の低下を招く恐れがあるために上記の好ましい範囲で用いることが好ましい。
本発明の水硬性組成物において、増粘剤及び消泡剤を併用して用いることは、水硬性成分や細骨材などの骨材分離の抑制、気泡発生の抑制及び硬化体表面の改善に好ましい効果を与え、水硬性組成物の硬化物の特性を向上させる上で好ましい。
<消泡剤>
本発明の水硬性組成物では、必要に応じて適時消泡剤を添加することができ、気泡発生の抑制や硬化体表面の改善に好ましい効果を与え、水硬性組成物の硬化物の特性を向上させる上で好ましい。本発明の水硬性組成物に添加する消泡剤は、シリコン系、アルコール系及びポリエーテル系などの合成物質、鉱物油系又は植物由来の天然物質など、公知のものを用いることができる。
本発明の水硬性組成物に対する消泡剤の添加量は、本発明の特性を損なわない範囲で添加することができ、水硬性成分100質量部に対して、好ましくは0.001〜2質量部、さらに好ましくは0.01〜1.5質量部、より好ましくは0.05〜1質量部、特に0.1〜0.5質量部含むことが好ましい。消泡剤の添加量が上記範囲内であると、好適な消泡効果が認められるために好ましい。
<その他の任意成分>
本発明の水硬性組成物では、乾燥クラックの防止・抑制効果をより高める場合などには、収縮低減剤及び樹脂粉末などを適宜選択して用いることができる。
<好適な成分構成>
本発明の水硬性組成物を構成する場合に、特に好適な成分構成は、アルミナセメント、ポルトランドセメント及び半水石膏からなる水硬性成分、硅砂などの細骨材、流動化剤、無機成分、凝結調整剤、増粘剤及び消泡剤を含むものである。
<製造方法>
所定量の水硬性成分及び細骨材並びに必要に応じて流動化剤、無機成分、凝結調整剤、増粘剤及び消泡剤などを混合機で混合することによって、本発明の水硬性組成物のプレミックス粉体を得ることができる。
水硬性組成物のプレミックス粉体は、所定量の水と混合・攪拌することによって、スラリー状の自己流動性を有する水硬性モルタルを製造することができ、その水硬性モルタルを硬化させて水硬性組成物の硬化体を得ることができる。また、特に、その水硬性モルタルをコンクリート上に施工・硬化させることで、本発明の水硬性組成物を用いた水硬性モルタルの硬化体層を表層に有する水平レベル性に優れるコンクリート床構造体を得ることができる。
本発明の水硬性組成物は、水と混合・攪拌して水硬性モルタルを製造することができ、水の添加量を調整することにより、水硬性モルタルの流動性、可使時間、材料分離性及び硬化体の強度などを調整することができる。本発明の水硬性組成物に対する水の添加量は、水硬性組成物100質量部に対し、好ましくは10〜40質量部、さらに好ましくは14〜34質量部、より好ましくは18〜30質量部、特に好ましくは22〜28質量部の範囲で添加して用いることが好ましい。
本発明の水硬性組成物を水と混合して調製した自己流動性を有する水硬性モルタルのフロー値が、好ましくは190〜270mm、さらに好ましくは200〜260mm、特に好ましくは210〜250mmに調整されていることが、施工の容易さ及び平滑性の高い硬化体表面を得られやすいという理由により好ましい。
本発明の水硬性組成物を用いた水硬性モルタルは、施工終了後0.5時間〜3時間の間に硬化を開始し、硬化の進行に伴って硬化体の表面硬度が上昇し、硬化体表面の含水量が低下する。水硬性モルタルの硬化体表面のショア硬度は、水硬性モルタルの打設(施工)から好ましくは3時間後に30以上、さらに好ましくは3時間後に35以上、より好ましくは3時間後に40以上、特に好ましくは3時間後に45以上の値とすることができる。そのため、水硬性モルタル施工が終了した後、速やかに硬化が進行することによって水硬性モルタルの施工を完了することができる。
本発明の水硬性組成物を用いた水硬性モルタルを使用することにより、施工終了後0.5時間〜3時間の間に硬化を開始し、養生1日後には、圧縮強度が10N/mm以上まで硬化する。そのため、通常のポルトランドセメントを主成分とする水硬性組成物を用いた場合では困難であった施工後1日後の硬化体上での重機の使用が可能となる。
本発明の水硬性組成物を用いた水硬性モルタルを使用することにより、圧縮強度が好ましくは18N/mm以上、さらに好ましくは19N/mm以上、より好ましくは20N/mm以上、特に好ましくは21N/mm以上の硬化体(24時間養生+6日追加養生)を得ることができる。
<水硬性モルタルに接触する金属>
本発明の水硬性組成物は、
(1)メッキをしていない炭素鋼などの鋼、鉄などの金属、
(2)公知のメッキ、例えば亜鉛メッキ、錫メッキ、ニッケルメッキ、アルミニウムメッキ及び銅メッキなどのメッキをしている炭素鋼などの鋼及び鉄などの被メッキ金属
と接触させて用いることができる。
メッキの方法としては、電気メッキ、無電解メッキや化学メッキなどの電気化学的成膜法、溶融メッキ、金属浸透などの公知のメッキ法を用いることができる。また、化学蒸着や物理蒸着などの気相成膜法その他の成膜方法を用いて、鋼及び鉄などの金属表面に成膜することもできる。
本発明の水硬性組成物を用いた水硬性モルタルは、金属と接するように施工する場合、その接する金属としては、公知の金属を用いることができる。金属としては、鋼、鉄及びアルミニウムなどが好ましい。鋼としては、鉄−炭素系を基本とする合金が好ましく、具体的には、低炭素鋼、中炭素鋼、高炭素鋼などが好ましい。また、鋼としては、圧延されて用いられる鋼材が好ましい。
本発明の水硬性組成物を用いた水硬性モルタルの接触する金属の形状は、特にどのような形状のものでもよい。具体的には、板、シート、棒状及び管状などの形状の金属並びにこれらの加工物を用いることができる。
本発明の水硬性組成物を用いた水硬性モルタルは、メッキが施されていない金属(無メッキ金属)及び/又はメッキが施された金属(被メッキ金属)と接触する部位に施工することができる。
本発明の水硬性組成物を用いた水硬性モルタルは、無メッキ金属及び/又は被メッキ金属に接触させるように施工することができる。その結果、無メッキ金属及び/又は被メッキ金属と、水硬性組成物とを有する構造体(硬化体)を得ることができる。
本発明の水硬性組成物は、無メッキ金属面及び/又は被メッキ金属面と接触する用途、並びに無メッキ金属及び/又は被メッキ金属を固定する用途などに用いることができる。本発明の水硬性組成物は、無メッキ金属面及び/又は被メッキ金属面と接触させて施工することができ、本発明の水硬性組成物と金属とを用いた施工物や構造体(硬化体)を得ることができる。本発明の水硬性組成物を用いることによって、無メッキ金属及び/又は被メッキ金属を固定した構造体(硬化体)を製造することができる。
<水硬性モルタルの施工方法>
本発明の水硬性組成物を用いた水硬性モルタルの施工方法の一例は、次のとおりである。すなわち、本発明の水硬性組成物を床下地材として使用する場合、無メッキ金属製及び/又は被メッキ金属製の部材及び壁下地材と接触させるように施工することができる。その結果、本発明の水硬性組成物からなる床下地材と、無メッキ金属製及び/又は被メッキ金属製の部材及び壁下地材との構造体を得ることができる。また、メッキしていない釘やメッキを施した釘を用いて、木枠を本発明の水硬性組成物に固定することができる。
本発明の水硬性組成物を用いた水硬性モルタルを施工して金属を固定する場合、金属に対して水硬性モルタルを、(1)流し込む方法、(2)塗布する方法、(3)吹き付ける方法などの公知の方法を用いることができる。また、本発明の水硬性組成物を用いた水硬性モルタルに金属を挿入して固定することができる。
アルミナセメント30〜35質量部、ポルトランドセメント37〜48質量部及び半水石膏20〜27質量部(アルミナセメント、ポルトランドセメント及び半水石膏の合計質量は、100質量部である。)の水硬性成分を含む本発明の水硬性組成物を用いた水硬性モルタルを、無メッキ金属製及び/又は被メッキ金属製の部材と接するように施工することによって、無メッキ金属及び/又は被メッキ金属と、水硬性組成物とを含み、優れた速硬性と防錆性を有する構造体(硬化物)を製造することができる。
<用途>
本発明の水硬性組成物は、トンネルやシールドの裏込め、ダムの継ぎ目、橋梁のシュウ、構造物の補修や補強、鉄筋継手、機械基礎の固定、下水道の補修などの土木・建築分野に用いることができる。本発明の水硬性組成物は、学校、マンション、コンビニエンスストア、病院、ベランダ、工場、倉庫、駐車場、ガソリンスタンド、厨房及び屋上などの床下地材、壁下地材などに用いることができる。
本発明の水硬性組成物は、流動化剤、凝結遅延剤、増粘剤及び消泡剤などを適正に配合することにより、本発明の水硬性組成物を用いた水硬性モルタルに対して優れた自己流動性(セルフレベリング性)を付与することができる。セルフレベリング材として用いる場合は、学校、マンション、コンビニエンスストア、病院、ベランダ、工場、倉庫、駐車場、ガソリンスタンド、厨房及び屋上などの床下地を形成するセルフレベリング材として好適に用いることができる。
以下、本発明を実施例に基づき、さらに詳細に説明する。但し、本発明は下記実施例により制限されるものでない。
(1)水硬性組成物及び水硬性モルタルの調製:
表2に示す配合の水硬性成分、細骨材、減水剤、増粘剤、凝結調整剤及び消泡剤(総量:1.5kg)よりなる水硬性組成物を混合調整し、さらに所定量の水を加えてケミスタラーを用いて3分間混練して、水硬性モルタルを得た。水硬性組成物及び水硬性モルタルの調整は、35℃の温度で行った。なお、水硬性組成物の水硬性成分は、表1に示す組成を用いた。
(2)錆の評価:
上記(2)の水硬性モルタルを、直径50mm、高さ100mm〔壁面材質:低炭素鋼(側面の内面:すずメッキ処理)、底板材質:圧延鋼板(底部の内面:メッキ無し)〕の円筒形である(株)前田製作所製サミット缶に詰め、温度35℃、湿度65%の条件で7日間養生後、サミット缶から水硬性モルタルの硬化体を取り出し、サミット缶内面の錆の状態を目視にて観察した。その結果を表2に示す。
錆評価(◎:錆無し、○:錆2mm未満、×:錆2mmから5mm未満、××:錆5mmから10mm未満、×××:錆10mm以上)
(3)強度の評価(曲げ強度及び圧縮強度):
JIS・R−5201に示される4cm×4cm×16cmの型枠に、水硬性モルタル(35℃に調整)を型詰めして、温度35℃、湿度65%で24時間気中養生した後、脱型し、さらに必要に応じて同条件の気中にて所定期間(6、13日)追加養生して成型体(硬化体)を得た。成型体の曲げ強度及び圧縮強度は、JIS・R−5201記載の方法に従って測定した。
水硬性組成物の原料は以下のものを使用した。
1)水硬性成分
・アルミナセメント(フォンジュ、ケルネオス社製、ブレーン比表面積3100cm/g)。
・ポルトランドセメント(早強セメント、宇部三菱セメント社製、ブレーン比表面積4500cm/g)。
・半水石膏:α半水石膏+β半水石膏、ブレーン比表面積4160cm/g(ラファージュ社製)。
・無水石膏:フッ酸II型無水石膏、ブレーン比表面積4100cm/g(セントラル硝子社製)。
2)細骨材
・珪砂:6号珪砂。
3)流動化剤:ポリカルボン酸系流動化剤(花王社製)。
4)無機成分
・高炉スラグ微粉末(リバーメント、千葉リバーメント社製、ブレーン比表面積4400cm/g)。
5)凝結調整剤:
・重炭酸Na:重炭酸ナトリウム(東ソー社製)。
・酒石酸Na:L−酒石酸ナトリウム(扶桑化学工業社製)。
・炭酸Li :炭酸リチウム(本荘ケミカル社製)。
6)増粘剤 :ヒドロキシエチルメチルセルロース系増粘剤(マーポローズMX−30000、松本油脂製薬社製)。
7)消泡剤 :ポリエーテル系消泡剤(サンノプコ社製)。
<実験1〜7>
表1に示す水硬性成分、細骨材、流動化剤、無機成分、凝結調整剤、増粘剤及び消泡剤(総量:1.5kg)を、ケミスタラーを用いて混練して水硬性組成物を調製し、さらに水390gを加えて3分間混練して、水硬性モルタルを得た。水硬性組成物及び水硬性モルタルの調製は、温度35℃、湿度65%の雰囲気下で行った。
得られた水硬性モルタルを用いて、曲げ・圧縮強度、錆評価を行った結果を表2に示す。
Figure 2009227543
Figure 2009227543
上記の結果から明らかなように、実施例(実験1及び3〜5)は、水硬性組成物の成分である石膏として、適切な範囲内の添加量の半水石膏を使用したため、水硬性組成物を用いた水硬性スラリーは、防錆性について優れた特性を示し、その水硬性スラリーの硬化体は、十分な圧縮強度発現性を示した。
これに対して、実験2及び6に示すように、無水石膏を使用した場合、高い圧縮強度は得られ難く、防錆性も得られなかった。また、実験7から明らかなように、半水石膏を使用しても、水硬性成分の添加量が適切な範囲内ではない場合には、高い圧縮強度は得られるものの、十分な防錆性が得られなかった。

Claims (10)

  1. アルミナセメント、ポルトランドセメント及び半水石膏からなる水硬性成分と、細骨材とを含み、
    半水石膏が、水硬性成分の合計質量を100質量%として、20〜27質量%である水硬性組成物。
  2. 水硬性成分が、水硬性成分の合計質量を100質量%として、アルミナセメント30〜35質量%及びポルトランドセメント37〜48質量%を含む、請求項1記載の水硬性組成物。
  3. 水硬性組成物が、水硬性成分100質量部に対して、無機成分10〜350質量部をさらに含む、請求項1又は2記載の水硬性組成物。
  4. 無機成分が、高炉スラグである、請求項3記載の水硬性組成物。
  5. 水硬性組成物が、水硬性成分100質量部に対して、細骨材60〜300質量部を含む、請求項1〜4のいずれか1項記載の水硬性組成物。
  6. 水硬性組成物が、流動化剤及び増粘剤をさらに含む、請求項1〜5のいずれか1項記載の水硬性組成物。
  7. 水硬性組成物が、凝結調整剤をさらに含む、請求項1〜6のいずれか1項記載の水硬性組成物。
  8. 水硬性組成物が、セルフレベリング材用水硬性組成物である、請求項1〜7のいずれか1項記載の水硬性組成物。
  9. 請求項1〜8記載の水硬性組成物と、水とを混練して得られる水硬性モルタル。
  10. 請求項1〜8に記載の水硬性組成物と、水とを混練して得られる水硬性モルタルを硬化させて得られる硬化体。
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