JP2009226095A - 電子内視鏡装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】選択された波長域の分光画像を形成する電子内視鏡装置において、波長域の選択を容易化する。
【解決手段】白色光が照射された被観察体を撮像素子15により撮像し、撮像素子15から出力されたR、G、B3色画像信号と、予めメモリ36に記憶されているマトリクス(分光)データ内のパラメータとから使用者が選択した所定波長域の分光画像を形成する電子内視鏡装置において、使用者が選択した所定領域のR,G,B3色画像信号とマトリクス(分光)データとから、この所定領域のスペクトル分布(分光反射率データ)を作成して表示する。使用者は、このスペクトル分布を観察しながら、所定波長域を設定することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は電子内視鏡装置に関し、特に詳細には、カラー画像を担持する画像信号を演算処理することによって、特定の波長域の分光画像(映像)を形成、表示可能とした電子内視鏡装置に関する。
固体撮像素子を用いた電子内視鏡装置の分野では、近年、胃粘膜等の消化器官における分光反射率に基づいて、狭帯域バンドパスフィルタを組み合わせた分光イメージングを行う装置、すなわち狭帯域フィルタ内蔵電子内視鏡装置(Narrow Band Imaging-NBl)が注目されている。この装置は、面順次式のR(赤),G(緑),B(青)の回転フィルタの代わりに、狭帯域のバンドパスフィルタを設け、これら狭帯域バンドパスフィルタを介して照明光を順次出力し、これらの照明光で得られた信号に対しそれぞれの重み付けを変えながらR,G,B(RGB)信号の場合と同様の処理を行うことにより、分光画像を形成するものである。このような分光画像によれば、胃、大腸等の消化器において、従来では得られなかった微細構造等が抽出される。また、特許文献1には、狭帯域バンドパスフィルタの代わりに、面順次照射手段を用いて取得した画像から分光画像を形成することが開示されている。
一方、特許文献2では、上記の狭帯域バンドパスフィルタ等を用いる面順次式のものではなく、固体撮像素子に微小モザイクの色フィルタを配置する同時式において、白色光が照射された被観察体を撮像して得た画像信号を基に、演算処理にて分光画像を形成することが提案されている。この特許文献2には、照明光の分光特性と、撮像素子のカラー感度特性および色フィルタの透過率等を含む撮像システム全体の分光特性とを加味したマトリクスデータ(分光データ)を求め、撮像素子により撮像されたRGB画像信号と、このマトリクスデータ(分光データ)との演算により、照明光の種類や、撮像システムの固有の分光特性等の依存しない、被観察部の分光反射率データを得る手法が開示されている。特許文献1では、このマトリクスデータとRGB画像信号との演算により、所定の波長域(λ1,λ2、λ3)における反射率を表す推定マトリクスを算出し、この推定マトリクスに基づいて分光画像を生成している。このような演算によって分光画像を形成する場合は、所望の波長域に対応した複数のフィルタを用意する必要がなく、またこれらの交換配置が不要となるので、装置の大型化が避けられ、低コスト化を図ることができる。
ところで、このような分光画像を表示可能な電子内視鏡装置においては、特許文献3に示すように、所定の波長域を使用者が任意に設定することのできる装置の開発が進められている。このような装置においては、所望の組織、例えば血管などをより鮮明に表示させるために、使用者は所望の波長域を設定することができる。
特開平1−280448号公報 特開2003−93336号公報 特開2007−202621号公報
しかしながら、実際には電子内視鏡装置を用いた被観察体の観察は、短時間に終了させることが好ましく、十分の時間をかけて、好ましい波長域を検索することはできない。このため、被観察体の微細構造等を抽出した分光画像を表示したい場合などに、適切な波長域を設定することが困難となる恐れがあった。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、選択された波長域の分光画像を形成する電子内視鏡装置において、容易に波長域を選択することのできる利便性の向上した電子内視鏡を提供することを目的とする。
本発明の電子内視鏡装置は、被観察体に照明光を照射する光源と、
前記照明光の照射を受けた前記被観察体を撮像するカラー撮像素子と、
該カラー撮像素子から出力された3色画像信号から通常画像信号を生成する通常画像生成手段と、
該カラー撮像素子から出力された3色画像信号と、予め記憶されている分光データとに基づいて、選択された所定波長域の分光画像を生成する分光画像生成手段と、
前記通常画像を表示する表示手段とを備えた電子内視鏡装置において、
前記表示手段に表示された通常画像の所望の領域を指定する指定手段と、
前記所望の領域の3色画像信号と、予め記憶されている分光データとに基づいて、前記所望の領域の分光反射率データを算出する分光反射率算出手段とを備えることを特徴とするものである。
前記指定手段が、通常画像の所望の2つの領域を同時に指定可能であれば、分光反射率算出手段は、前記指定手段により指定された2つの領域の分光反射率データを算出するものであってもよい。
前記表示手段が、前記分効率反射手段により算出された2つの領域の分光反射率データを表示するものであれば、
前記所定波長域を手動操作により入力する入力手段を備えてもよい。
前記指定手段は、前記カラー撮像素子を保持するスコープ部に設けられているスイッチまたはフットスイッチであってもよい。
本発明による電子内視鏡装置においては、被観察体に照明光を照射する光源と、前記照明光の照射を受けた前記被観察体を撮像するカラー撮像素子と、該カラー撮像素子から出力された3色画像信号から通常画像信号を生成する通常画像生成手段と、該カラー撮像素子から出力された3色画像信号と、予め記憶されている分光データとに基づいて、選択された所定波長域の分光画像を生成する分光画像生成手段と、前記通常画像を表示する表示手段とを備えた電子内視鏡装置において、前記表示手段に表示された通常画像の所望の領域を指定する指定手段と、前記所望の領域の3色画像信号と、予め記憶されている分光データとに基づいて、前記所望の領域の分光反射率データを算出する分光反射率算出手段とを備えることにより、例えばモニタなどに、所望の領域の分光反射率データを表示させれば、使用者は容易に適切な波長域を設定することができる。
また、通常画像の所望の2つの領域を同時に指定して、指定された2つの領域の分光反射率データを算出するものであれば、関心領域とそうでない領域の分光反射率データを算出することができ、これらの分光反射率データの差に基づいて、より容易に波長域を設定することができる。
2つの領域の分光反射率データを表示し、所定波長域を手動操作により入力する入力手段を備えれば、使用者は関心領域とそうでない領域の分光反射率データを視認しつつ、所定波長を設定することができ、装置の使い勝手が向上する。
前記指定手段が、前記カラー撮像素子を保持するスコープ部に設けられているスイッチまたはフットスイッチであれば、使用者はスコープ部を操作しながら、通常画像の所望の領域を指定することができ、装置の使い勝手が向上する。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態による電子内視鏡装置の基本構成を示すものである。本内視装置は、モニタへ通常画像を表示する通常画像表示モード、分光画像を表示する分光画像表示モード、分光反射率データと通常画像とを表示する分光反射率表示(通常)モード、または分光反射率データと分光画像とを表示する分光反射率表示(分光)モードにより動作するものである。図示の通りこの電子内視鏡装置は、被験者の体腔内、例えば上部消化管内に挿入されるスコープ部10と、このスコープ部10が着脱自在に接続されるプロセッサ部12とから構成されている。プロセッサ部12内には白色光を発する光源装置14が配置されている。スコープ部10の先端には照明窓22が設けられ、この照明窓22には、一端が上記光源装置14に接続されたライトガイド23の他端が対面している。
光源装置14は、白色光を発するランプ14aと、このランプ14aを点灯させる点灯駆動回路14bと、ランプ14aの前側に配置された絞り14cと、この絞り14cを開閉する絞り駆動部14dとから構成されている。なお、ランプ14aとライトガイド23との間には、該ランプ14aから発せられた白色光をライトガイド23に入射させるための光学系が設けられるが、それらについては図示を省いてある。また、この種の光源装置は、他の部位とは別体として構成されもよい。
上記スコープ部10の先端部には、固体撮像素子であるCCD15が設けられている。このCCD15としては、例えば撮像面にRGBの色フィルタを有する原色型の色フィルタが取り付けられている。なお、色フィルタとしてば補色型の色フィルタを用いてもよい。
CCD15には、同期信号に基づいて駆動パルスを形成するCCD駆動回路16が接続されると共に、このCCD15が出力した画像(映像)信号をサンプリングして増幅するCDS/AGC(相関二重サンプリング/自動利得制御)回路17が接続されている。またCDS/AGC回路17には、そのアナログ出力をデジタル化するA/D変換器18が接続されている。さらにスコープ部10内には、そこに設けられた各種回路を制御するとともに、プロセッサ部12との間の通信制御を行うマイコン20が配置されている。またスコープ部10の根元近傍には、マイコン20に接続され、表示モードの切換を行う押圧型のスイッチ19および分光反射率データを算出する領域の設定などを行う押圧型のスイッチ21とが設けられている。
一方プロセッサ部12には、デジタル化された画像信号に対して各種の画像処理を施すDSP(デジタル信号プロセッサ)24が設けられている。このDSP24は、上記CCD15から出力されるR、G、Bの3色画像信号から輝度(Y)信号と色差[C(R−Y,B−Y)]信号で構成されるY/C信号を生成し、それを出力するものであり、該DSP24には、I/P変換およびノイズ除去などを行う信号処理回路25が接続されている。信号処理回路25には、表示用の通常カラー画像信号を形成する信号処理回路26と、後述する分光カラー画像信号を生成するための第1色変換回路28とが接続されている。
信号処理回路26は、鏡像処理,マスク発生、キャラクタ発生、色調整、色彩強調、構造強調などの各種信号処理を行い、表示用の通常カラー画像信号を生成し、この通常カラー画像信号を表示画像生成部27へ出力する。表示画像生成部27には、例えば液晶表示装置やCRT等からなるモニタ34および、光走査記録装置等からなる画像記録装置45が接続されている。表示画像生成部27では、通常画像表示モードが選択されている場合には、通常カラー画像信号を、分光反射率画像表示モードが選択されている場合には、通常カラー画像信号と分光反射率データとを、分光画像表示モードが選択されている場合には、後述する分光カラー画像信号をモニタ34および画像記録装置45へ出力する。
第1色変換回路28は、上記信号処理回路25から出力されたY/C信号をR、G、Bの3色画像信号に変換する。なお、上記DSP24はスコープ部10側に配置してもよい。
上記第1色変換回路28の後段側には、予め記憶されている推定分光画像信号生成用のマトリクス(分光)データの中から読み出された選択された波長域λ1,λ2,λ3に対応するパラメータを用いて、この3色画像信号R、G、Bに対してマトリクス演算を行って、選択された波長λ1,λ2,λ3に対する推定分光画像信号λ1s,λ2s,λ3sを出力する第1色空間変換処理回路29と、この推定分光画像信号λ1s,λ2s,λ3sを、使用者が入力した各画像信号毎のゲイン値を用いて増幅して、擬似色分光画像信号λ1t,λ2t,λ3tを出力する第2色空間変換処理回路30と、この擬似色分光画像信号λ1t,λ2t,λ3tの全ての信号の平均輝度が、DSP24から出力されたY/C信号、すなわち通常カラー画像信号の全ての信号の平均輝度と略等しくなるように、擬似色分光画像信号λ1t,λ2t,λ3tの輝度を調整して、輝度調整が行われた擬似色分光画像信号λ1t’,λ2t’,λ3t’を出力する輝度調整回路31と、この擬似色分光画像信号λ1t’,λ2t’,λ3t’を、RGB信号に対応させた処理をするためにそれぞれR,G,Bチャンネルへ入力し、この入力信号をY/C信号に変換する第2色変換回路32、鏡像処理,マスク発生、キャラクタ発生、色調整、色彩強調、構造強調などの各種信号処理を行う信号処理回路33、および表示画像生成部27が逐次この順に接続されている。
プロセッサ部12内には、スコープ部10との間の通信を行うと共に、該装置12内の各部と接続され、各部の動作を制御し、また推定分光画像信号を形成するための、波長域λ1,λ2,λ3やマトリクスデータ(分光データ)を上記色空間変換処理回路29に設定する等の機能を有するマイコン35が設けられている。また、マイコン35は本発明の分光反射率算手段と波長域算出手段としても機能するものである。マイコン35の機能の詳細については、装置の動作について後述する際に説明する。さらにマイコン35には、メモリ36、モニタ34、キーボード型の入力部41、画像記録コントローラ42およびスコープ部10のマイコン20が接続されている。
メモリ36には、分光画像を形成するための波長セット、ゲインセットおよびマトリクス(分光)データが記憶されている。λ1,λ2,λ3の波長セットとしては、図2に示すように、例えば400,500,600(nm、以下同様)の波長域標準セットa、血管を描出するための470,500,670の血管B1セットb、同じく血管を描出するための475,510,685の血管B2セットc、特定組織を描出するための440,480,520の組織E1セットd、同じく特定組織を描出するための480,510,580の組織E2セットb、オキシヘモグロビンとデオキシヘモグロビンとの差を描出するための400,430,475のヘモグロビンセットf、血液とカロテンとの差を描出するための415,450,500の血液‐カロテンセットg、血液と細胞質の差を描出するための420,550,600の血液‐細胞質セットhの8つの波長セットが記憶されている。また、e1、e2、e3のゲインセットとして、1,1,1のゲイン標準セットが記憶されている。
マトリクス(分光)データは、推定分光画像信号および分光反射率データを作成する際に用いられるデータであり、テーブルとして記憶されている。本実施形態において、このメモリ36に格納されているマトリクスデータの一例は次の表1のようになる。
Figure 2009226095
この表1のマトリクスデータは、例えば400nmから700nmの波長域を5nm間隔で分けた61の波長域パラメータ(係数セット)p1〜p61および、通常画像形成のためのパラメータP1〜P3からなる。パラメータp1〜p61は各々、マトリクス演算のための係数kpr,kpg,kpb(p=1〜61)から構成されている。
そして色空間変換処理回路29において、上記係数kpr,kpg,kpbと第1色変換回路28から出力されたRGB信号とにより次式で示すマトリクス演算が行われて、推定分光画像信号λ1s,λ2s,λ3sが形成される。
Figure 2009226095
すなわち、分光画像を構成する波長域λ1,λ2,λ3としてそれぞれ例えば500nm,620nm,650nmが選択される場合は、係数(kpr,kpg,kpb)として、表1の61のパラメータのうち、中心波長500nmに対応するパラメータp21の係数(-0.00119,0.002346,0.0016)、中心波長620nmに対応するパラメータp45の係数(0.004022,0.000068,‐0.00097)、および中心波長650nmに対応するパラメータp51の係数(0.005152,-0.00192,0.000088)からなるマトリクスを用いて上記マトリクス演算がなされる。
図3は分光画像表示モードが選択された際のモニタ34に表示される画面47の一例を示す図である。モニタ34の画面47には分光画像49と、分光画像を形成する波長域を表示、選択または設定するための波長域表示小画面51と、各波長域のゲインを表示、選択または設定するためのゲイン表示小画面52とが表示される。なお、分光画像49には血管50が表示されている。
波長域表示小画面51には、例えば、a〜hの波長セットを選択するためのセット選択スイッチ53と、波長域λ1,λ2,λ3を表示し、また手動入力により設定するための波長表示スイッチ54a〜54cが表示される。また、ゲイン表示小画面52には、標準のゲインセット(1,1,1)を選択するためのセット選択スイッチ55と、ゲインe1、e2、e3を表示し、また手動入力により設定するためのゲイン表示スイッチ56a〜56cが表示される。これらの小画面に表示されているスイッチは、キーボード型の入力部41により操作される。
以下、上記構成を有する本実施形態の電子内視鏡装置の動作について説明する。まず、通常画像表示モードの際の動作について説明する。通常画像表示モードでは、通常カラー画像が形成される。これらの画像を形成する際には、図1に示す光源装置14が駆動され、そこから発せられた白色光が絞り14cを経てライトガイド23に入射し、スコープ部10内に配されたライトガイド23の先端から出射した白色光が被観察体に照射される。そして、CCD駆動回路16によって駆動されたCCD15がこの被観察体を撮像し、撮像信号を出力する。この撮像信号はCDS/AGC回路17で相関二重サンプリングと自動利得制御による増幅を受けた後、A/D変換器18でA/D変換されて、RGB画像信号としてプロセッサ装置12のDSP24に入力される。DSP24では、スコープ部10からの出力された3色画像信号であるRGB画像信号に対し色変換処理が行われ、前述の通りのY/C信号、すなわち通常カラー画像信号が形成される。このDSP24が出力するY/C信号(通常カラー画像信号)は、信号処理回路25においてI/P変換およびノイズ除去などが行われ、信号処理回路26に入力され、鏡像処理,マスク発生、キャラクタ発生、色調整、色彩強調、構造強調などの各種信号処理が施され、表示画像生成部27へ出力される。表示画像生成部27では、信号処理回路26から出力された通常カラー画像信号をモニタ34および画像記録装置45へ出力する。
次に分光画像表示モードの際の動作について説明する。本装置が通常画像表示モードで動作している時に、使用者がスコープ部10の根元に設けられているスイッチ19を押圧すると、動作モードが通常画像表示モードから通常画像と分光画像の両画像を表示する分光画像表示モードへ切り替わる。なお、このスイッチ19の押圧により、表示モードは、通常画像表示モード、分光画像表示モード、分光反射率データと通常画像を表示する分光反射率表示(通常)モード、分光反射率データと分光画像とを表示する分光反射率表示(分光)モード、通常画像表示モードの順番で順次切り替る。
分光画像表示モードでは、上述した通常カラー画像形成動作と平行して、分光カラー画像形成動作が行われる。以下、分光カラー画像形成について説明する。上述したように、DSP24が出力するY/C信号(通常カラー画像信号)は、信号処理回路25を介して信号処理回路26に入力され、通常カラー画像が形成されている。同時にDSP24が出力するY/C信号は、信号処理回路25を介して第1色変換回路28に入力され、そこでRGB信号に変換される。このRGB信号は第1色空間変換処理回路29へ供給され、この第1色空間変換処理回路29ではRGB信号とマトリクスデータとにより、推定分光画像形成のためのマトリクス演算がなされる。
以下、この演算について説明する。色空間変換処理回路29は前述のメモリ36に記憶されているマトリクスデータを用いて、RGB信号に対して、分光画像形成のための前記数1式のマトリクス演算を行う。入力部41の操作によってλ1,λ2,λ3の3つの波長域が設定され、マイコン35はメモリ36に記憶されているマトリクスデータから、それらの3つの選択波長域に対応するパラメータを読み出し、それらを色空間変換処理回路29に入力する。
例えば、3つの波長域λ1,λ2,λ3として波長500nm,620nm,650nmが選択された場合は、それぞれの波長に対応する表1のパラメータp21,p45,p51の係数が用いられて、RGB信号から次の数2式のマトリクス演算にて推定分光画像信号λ1s,λ2s,λ3sが形成される。
Figure 2009226095
その後、上記推定分光画像信号λ1s,λ2s,λ3sは、第2色空間変換処理回路30へ供給される。この第2色空間変換処理回路30では推定分光画像信号λ1s,λ2s,λ3sと、推定分光画像信号(λ1s、λ2s、λ3s)の各信号のゲイン値を示すマトリクスとにより、擬似色分光画像形成のためのマトリクス演算がなされる。
以下、この演算について説明する。入力部43の操作によって各推定分光画像信号(λ1s、λ2s、λ3s)に対するゲイン値が設定されている。マイコン35はそれらの3つのゲイン値に対応する1×3のマトリクスを生成し、第2色空間変換処理回路29に出力する。
例えば、3つの波長域λ1,λ2,λ3に対するゲイン値としてe1、e2およびe3が選択された場合は、推定分光画像信号(λ1s、λ2s、λ3s)号から次式のマトリクス演算にて擬似色分光画像信号λ1t,λ2t,λ3tが形成される。
Figure 2009226095
その後、上記擬似色分光画像信号λ1t,λ2t,λ3tは、輝度調整回路31へ供給される。輝度調整回路31では、この擬似色分光画像信号λ1t,λ2t,λ3tの全ての信号の平均輝度が、DSP24から出力されたY/C信号、すなわち通常カラー画像信号の全ての信号の平均輝度と略等しくなるように、擬似色分光画像信号λ1t,λ2t,λ3tの輝度を調整する輝度調整がおこなわれる。
以下、この輝度調整について説明する。マイコン35は、まずDSP24から出力された1フィールドに関するY/C信号、すなわち1フィールド分の通常カラー画像信号のY(輝度)信号の平均値(通常Yav)を算出する。また、1フィールド分の擬似色分光画像信号λ1t,λ2t,λ3tが生成された時点で、1フィールド分の擬似色分光画像信号の全てに対して、Y/C信号へ変換した場合のY(輝度)信号値を次式により算出する。
Figure 2009226095
マイコン35は1フィールド分の似色分光画像信号の全てのY(輝度)信号値の平均値(分光Yav)を算出し、通常Yavとの比率を求める。通常Yav=α・分光Yavであった場合には、次式の演算により、輝度調整が行われた擬似色分光画像信号λ1t’,λ2t’,λ3t’を算出する。
Figure 2009226095
その後、擬似色分光画像信号λ1t’,λ2t’,λ3t’が各々Rs,Gs,Bsの3色画像信号として第2色変換回路32に入力され、この第2色変換回路32では、Rs,Gs,Bsの3色画像信号がY/C信号(Y,Rs−Y,Bs−Y)に変換され、このY/C信号、すなわち分光カラー画像信号が信号処理回路33により信号処理が施され、表示画像生成部27へ入力される。表示画像生成部27では、信号処理回路26から出力された通常カラー画像信号と、信号処理部33から出力された分光カラー画像信号を合成して、一枚のカラー画像を生成し、モニタ34および画像記録装置45へ出力する。
なお、本実施形態においては、擬似色分光画像信号λ1t’,λ2t’,λ3t’を各々Rs,Gs,Bsの3色画像信号として第2色変換回路32に入力する際には、擬似色分光画像信号λ1t’,λ2t’,λ3t’を、その順番のままRs,Gs,Bs3色画像信号へ割り当てるが、使用者が特殊な色表示を望む場合等には、順番を変更して割り当ててもよい。
上記分光カラー画像信号に基づいてモニタ34に表示される分光画像は、図4および図5で示すような波長域の色成分で構成されるものとなる。すなわち図4は、原色型CCD15の色フィルタの分光感度特性R,G,Bに、分光画像を形成する3つの波長域λ1,λ2,λ3を重ねた概念図であり、また図5は、生体の反射スペクトルに3つの波長域λ1,λ2,λ3を重ねた概念図である。先に例示したパラメータp21,p45,p51による分光画像信号λ1s,λ2s,λ3sは、図5に示されるように各々500nm、620nm、650nmを中心波長とする±10nm程度の範囲の波長域の色信号であり、これら3つの波長域の色の組合せから構成される分光画像(動画あるいは静止画)が表示されることになる。
次に、上記波長域λ1,λ2,λ3およびゲインe1、e2、e3の表示、選択および設定について説明する。電子内視鏡装置の工場出荷後、最初に電源を入れて装置を立ち上げると、上記波長域標準セットa(400,500,600)およびゲイン標準セット(1,1,1)がマイコン35によって選択される。そして、分光画像表示モードが選択された場合には、この選択された波長域(400,500,600)が波長表示スイッチ54a〜54cにより表示され、またゲイン標準セット(1,1,1)がゲイン表示スイッチ56a〜56cに表示される。第1色空間変換処理回路29は、波長域(400,500,600)について、前述のマトリクス演算を行い、増幅回路推定分光画像信号λ1s,λ2s,λ3sを形成する。また、第2色空間変換処理回路30は、ゲイン(1,1,1)を用いて前述の演算を行い、擬似色分光画像信号λ1t,λ2t,λ3tを形成する。
また臨床医師等の装置操作者は、キーボード型の入力部41を用いて、セット選択スイッチ53を選択することにより、その他の波長セットb〜hを順番のかつ任意に選択することができる。また、キーボード型の入力部41の操作により、波長表示スイッチ54a〜54cの位置を左右へ移動させることにより、波長域を任意の値に設定することができる。また、同様にゲイン表示スイッチ56a〜56cの位置を左右へ移動させることにより、ゲインを任意の値に設定することができる。選択された波長セットの波長域λ1,λ2,λ3に対応する各パラメータがマイコン35によってメモリ36から読み出され、それらのパラメータが第1色空間変換処理回路29に入力される。第1色空間変換処理回路29は、入力されたパラメータを用いて前述のマトリクス演算を行い、推定分光画像信号λ1s,λ2s,λ3sを形成する。また、選択されたゲインセットは、第2色空間変換処理回路30に入力される。第2色空間変換処理回路30は、入力されたパラメータを用いて前述の演算を行い、擬似色分光画像信号λ1t,λ2t,λ3tを形成する。輝度調整部31は、この擬似色分光画像信号λ1t,λ2t,λ3tに対して、前述の演算を行い、輝度調整が行われた擬似色分光画像信号λ1t’,λ2t’,λ3t’を算出する。
次に、分光反射率データと通常画像を表示する分光反射率表示(通常)モードが選択された際の動作について説明する。本装置が通常画像表示モードで動作している時に、使用者がスコープ部10の根元に設けられているスイッチ19を2回押圧すると、動作モードが通常画像表示モードから分光反射率データと通常画像を表示する分光反射率表示(通常)モードへ切り替る。
この表示モードではまず、図6に示すような画面61が表示される。この画面61には、通常画像48が表示され、この通常画像48には、9個の矩形領域70、71a〜hが重畳されている。これらの矩形領域は、半透明状の領域であり、通常画像の視認を妨げることはない。
分光反射率表示(通常)モードが選択された直後には、矩形領域70は半透明の黄色に表示され、他の領域は半透明の緑色に表示されている。使用者は、まず矩形領域70の中に分光反射率データを表示したい部分、例えば血管が入るように、スコープ部10の先端を移動させる。
この時点で、スイッチ21を短時間に2回押圧(ダブルクリック)すると、マイコン35では、メモリ36に記憶されているマトリクス(分光)データの全てのパラメータからなる3×61のマトリクスを用いて、矩形領域70の中心部位の3色画像信号R、G、Bに対して次式で示すマトリクス演算を行って、矩形領域70の中心部位の分光反射率データ(q1〜q61)を作成する。
Figure 2009226095
マイコン35は、この分光反射率データ(q1〜q61)と波長との関係をグラフ化し、スペクトル分布を生成し、このスペクトル分布を表示画像生成部27へ出力する。表示画像生成部27では、このスペクトル分布を表示する分光反射率小画面73と、前述した波長域表示小画面51と、ゲイン表示小画面52とを、通常画像48へ加えた合成画像信号を生成し、モニタ34へ出力する。モニタ34へは、図7に示すような画面62が表示される。
また、画面61が表示された状態で、スイッチ21を押圧(ワンクリック)すると、矩形領域71aの表示色が緑色から黄色へ変化する。スイッチ21の押圧(ワンクリック)を繰り返すことにより、順次矩形領域71b〜71hの表示色が緑色から黄色へ変化する。なお、矩形領域71a〜71hの中の一つの矩形領域のみが黄色で表示され、他の矩形領域は緑色で表示される。このような操作により、使用者は血管50が存在する矩形領域70と、血管50が存在しない矩形領域、例えば矩形領域71eとを選択することができる。
この時点で、スイッチ21を短時間に2回押圧(ダブルクリック)すると、マイコン35では、メモリ36に記憶されているマトリクス(分光)データの全てのパラメータからなる3×61のマトリクスを用いて、矩形領域70の中心部位の3色画像信号R、G、Bに対して数6式で示すマトリクス演算を行って、矩形領域70の中心部位の分光反射率データ(q1〜q61)を作成し、同時に黄色で表示されている矩形領域71eの中心部位の分光反射率データも同様に作成する。
マイコン35は、この2つの分光反射率データのスペクトル分布を生成し、この2つのスペクトル分布を表示画像生成部27へ出力する。表示画像生成部27では、この2つのスペクトル分布を表示する分光反射率小画面74と、前述した波長域表示小画面51と、ゲイン表示小画面52とを、通常画像48へ加えた合成画像信号を生成し、モニタ34へ出力する。モニタ34へは、図8に示すような画面63が表示される。なお、図9へ示す画面64のように、2つのスペクトル分布をそれぞれ、分光反射率小画面73および75へ表示させてもよい。
図7に示す画面62、図8に示す画面63または図9に示す画面64がモニタ34へ表示されている状態で、使用者は、分光反射率小画面に表示されたスペクトル分布を参考にしながら、キーボード型の入力部41の操作により、波長表示スイッチ54a〜54cの位置を左右へ移動させることにより、波長域を任意の値に設定する。また、同様にゲイン表示スイッチ56a〜56cの位置を左右へ移動させることにより、ゲインを任意の値に設定する。
この状態で、使用者がスコープ部10の根元に設けられているスイッチ19を押圧すると、動作モードが分光反射率データと通常画像を表示する分光反射率表示(通常)モードから分光反射率データと分光画像を表示する分光反射率表示(分光)モードへ切り替る。
使用者が設定した波長域およびゲイン値に基づいて、通常画像表示モードの際と同様に分光画像が生成される。表示画像生成部27では、2つのスペクトル分布を表示する分光反射率小画面74と、波長域表示小画面51と、ゲイン表示小画面52とを、分光画像49へ加えた合成画像信号を生成し、モニタ34へ出力する。モニタ34へは、図10に示すような画面65が表示される。
なお、図11に示す画面66のように、各擬似色分光画像信号λ1t’,λ2t’,λ3t’をそれぞれ単独で反映させた、単色のR分光画像77a、G分光画像77b、B分光画像77bを生成し、画面の中に表示させてもよい。
なお本実施形態においては、表示画像生成回路27の出力がモニタ34の他に画像記録装置45にも入力されるようになっており、マイコン35によって制御される画像記録コントローラ42が画像記録装置45に画像記録の指示を与えた場合は、その指示で指定されたシーンの通常カラー画像あるいは分光画像のハードコピーがこの画像記録装置45から出力される。
以上の説明で明らかなように、本電子内視鏡装置では、モニタ34に所望の領域、例えば、血管と血管以外の部位のスペクトル分布を表示させることができ、使用者はこのスペクトル分布を観察しながら、分光画像を生成するための波長を設定することができ、装置の使い勝手が向上する。
また、スイッチ19および21がスコープ部10に設けられているため、使用者はスコープ部10を操作しながら、分光反射率データを表示したい部分を指定でき、装置の使い勝手が向上する。なお、本実施の形態においては、スイッチ19および21はスコープ部10に設けられていたが、図12に示すように、スイッチ19および21の代わりに、マイコン35へ接続されているフットスイッチ81および82を設けても良い。この場合にも、使用者はスコープ部10を操作しながら、分光反射率データを表示したい部分を指定できる。
また上記実施形態では、400nmから700nmの波長域を61の波長域に分割して選択できるようにしてあるが、波長域λ1,λ2,λ3として、赤外域を含めた波長域、あるいは赤外域のみの波長セットを選択することにより、可視光域のカットフィルタを用いることなく、従来において赤外線を照射して得られる画像に近似した分光画像を得ることができる。また従来の内視鏡では、励起光照射により癌組織等から発せられる蛍光を撮影することが行われるが、上記λ1,λ2,λ3の波長セットとして、蛍光波長に合わせたものを選択することにより、蛍光を発する部分の分光画像を形成することができ、この場合は、励起光のカットフィルタが不要となる利点がある。
本実施の形態では、また、推定分光画像信号(λ1s、λ2s、λ3s)から擬似色分光画像信号(λ1t、λ2t、λ3t)を形成する際には、推定分光画像信号(λ1s、λ2s、λ3s)の波長の順番を維持したまま擬似色分光画像信号(λ1t、λ2t、λ3t)を形成したが、使用者の好みにより、推定分光画像信号(λ1s、λ2s、λ3s)の波長の順番を入れ替えた後に擬似色分光画像信号(λ1t、λ2t、λ3t)を形成してもよい。このような場合には、例えば血管の部分が黄色や青色に表示されるような分光画像が表示される。
さらに、従来の内視鏡では、被観察体にインディゴやピオクタニン等の色素散布を行い、色素散布によって着色した組織を撮像することが行われているが、上記λ1,λ2,λ3の波長セットとして、色素散布によって着色する組織が描出できる波長域を選択することにより、色素散布をすることなく、色素散布時の画像と同等の分光画像を得ることもできる。
本発明の一実施形態に係る電子内視鏡装置の構成を示すブロック図 波長域の一例を示す図 画面の一例を示す図 分光画像の波長域の一例を、原色型CCDの分光感度特性と共に示すグラフ 分光画像の波長域の一例を、生体の反射スペクトルと共に示すグラフ 画面の一例を示す図 画面の一例を示す図 画面の一例を示す図 画面の一例を示す図 画面の一例を示す図 画面の一例を示す図 本発明の他の一実施形態に係る電子内視鏡装置の構成を示すブロック図
符号の説明
10 スコープ部
12 プロセッサ部
14 光源装置
14a ランプ
14b 点灯駆動回路
14c 絞り
14d 絞り駆動部
15 CCD
17 CDS/AGC回路
19,21 スイッチ
20,35 マイコン
22 照明窓
23 ライトガイド
24 DSP
25,26 信号処理回路
28 第1色変換回路
29 第1色空間変換処理回路
31 輝度調整回路
32 第2色変換回路
33 信号処理回路
34 モニタ
34s 波長情報表示領域
35 マイコン
36 メモリ
41 入力部
47 画面
48 通常画像
49 分光画像
51 波長域表示小画面
52 ゲイン表示小画面
61,62,63,64 画面
73,74,75 分光反射率小画面
81,82 フットスイッチ

Claims (4)

  1. 被観察体に照明光を照射する光源と、
    前記照明光の照射を受けた前記被観察体を撮像するカラー撮像素子と、
    該カラー撮像素子から出力された3色画像信号から通常画像信号を生成する通常画像生成手段と、
    該カラー撮像素子から出力された3色画像信号と、予め記憶されている分光データとに基づいて、選択された所定波長域の分光画像を生成する分光画像生成手段と、
    前記通常画像を表示する表示手段とを備えた電子内視鏡装置において、
    前記表示手段に表示された通常画像の所望の領域を指定する指定手段と、
    前記所望の領域の3色画像信号と、予め記憶されている分光データとに基づいて、前記所望の領域の分光反射率データを算出する分光反射率算出手段とを備えることを特徴とする電子内視鏡装置。
  2. 前記指定手段が、通常画像の所望の2つの領域を同時に指定可能であり、
    分光反射率算出手段が、前記指定手段により指定された2つの領域の分光反射率データを算出するものであることを特長とする請求項1記載の電子内視鏡装置。
  3. 前記表示手段が、前記分光反射率算出手段により算出された2つの領域の分光反射率データを表示するものであり、
    前記所定波長域を手動操作により入力する入力手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の電子内視鏡装置。
  4. 前記指定手段が、前記カラー撮像素子を保持するスコープ部に設けられているスイッチまたはフットスイッチであることを特徴とする請求項1から3いずれか1項記載の電子内視鏡装置。
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