JP2009225179A - ウォッシャ付きカメラケース - Google Patents

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勝也 工藤
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Abstract

【課題】ウォッシャ液を再利用して、使用量を削減する。
【解決手段】カメラ本体とレンズとを収納するウォッシャ付きカメラケースにおいて、撮影する光を透過する前面ガラスと、前面ガラスに洗浄水を噴出する噴射口と、前記噴射口より高い位置に設けられ、前記洗浄水を蓄える上ウォッシャタンクと、前記前面ガラスより低い位置に設けられ、噴射後の洗浄水を受けて蓄える下ウォッシャタンクと、前記下ウォッシャタンクに蓄えられた洗浄水を前記上ウォッシャタンクにくみ上げるポンプと、を備えた。平時、噴射口はワイパブレードなどにより塞がれ、ワイパ作動に合わせて重力により自然噴出するので、ポンプは1台で足りる。噴射後の洗浄水に限らず、カメラケースに降り注いだ雨も樋で集めて蓄えるようにしてもよい。また、ウォッシャタンクは減揺水槽として機能させることもできる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カメラの前面窓を洗浄できるウォッシャ付きカメラケースに関し、特に洗浄液を再利用するウォッシャ付きカメラケースに関する。
屋外に設置される監視カメラシステムにおいて、カメラケースの前面窓の汚れを払拭するために、ワイパー及びウォッシャを備えたものが知られる。洗浄液は、カメラケースの外に別途設けられたウォッシャタンクに蓄えられ、ポンプで吸い上げてノズルから前面窓に向けて噴射される。
また、カメラケース内でウォッシャ管を加熱するヒータで、ウォッシャ液タンク内のウォッシャ液も温められるように、ウォッシャ液を循環させるようにしたカメラシステムが知られる(例えば特許文献1参照。)。
また、雨水を受ける受水口やごみ等をろ過するろ過用フィルタを設け、雨水を洗浄水として利用することで洗浄水の補充を不必要にした撮影窓ウォッシャー用タンク装置が知られる(例えば特許文献2参照。)。
特開2007−13631号公報(図8〜図14) 特開2007−318226号公報
しかしながら従来のウォッシャ付きカメラケースでは、一度洗浄に用いた洗浄液はそのまま流れ去り、タンクには戻らない。つまり洗浄液は使い切りである。
また、特許文献2のように雨水で補充したとしても、降雨が少なければいずれ洗浄液はなくなってしまう。また補充量が不明なため、タンクに水位計などを備えない限り、洗浄水の残量が判らず、突然ウォッシャが使用できなくなる可能性もある。
このように、洗浄水の補充を完全に不要にすることは困難であり、洗浄水の節約のため、十分汚れが洗い落とせない状態でカメラ監視が行われることもしばしばある。
また従来のウォッシャ付きカメラケースでは、カメラケースの外から洗浄水を取り入れて噴射する構成になっているため、別体のウォッシャタンクやパイプ/ホース、ポンプなどの部品が必要になり、大型で高価なものになってしまう。またタンクをパン雲台に搭載した場合、露出したホースが雲台(チルト)の動作を繰り返すうちに切れてしまうこともあった。
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、ウォッシャ液の使用量を抑えることができ、また小型で安価にウォッシャ機能を利用できるウォッシャ付きカメラケースを提供することを目的とする。
本発明のウォッシャ付きカメラケースは、カメラ本体とレンズとを収納するウォッシャ付きカメラケースであって、
撮影する光を透過する前面ガラスと、
前面ガラスに洗浄水を噴出する噴射口と、
前記噴射口より高い位置に設けられ、前記洗浄水を蓄える上ウォッシャタンクと、
前記前面ガラスより低い位置に設けられ、噴射後の前記洗浄水を受けて蓄える下ウォッシャタンクと、
前記下ウォッシャタンクに蓄えられた洗浄水を前記上ウォッシャタンクにくみ上げるポンプと、を備える。
本発明によれば、ウォッシャ液の減少量を減らし、また小型で安価にウォッシャ機能を実現できる。
図1は、本発明の実施例1に係るウォッシャ付きカメラケースの模式図である。
カメラケース1は、例えば鋼板製の箱であり、レンズやカメラ本体(いずれも図示せず)を収納する。そして取付金具や電動雲台等によって支えられる。
前面ガラス2は、カメラケースの前面の開口部に密着して設けられるガラス板であり、撮影する光を透過する。
上ウォッシャタンク3は、カメラケースの前方(前面ガラス2側)に向かって傾斜した底面と、ウォッシャ出力機構とを有するタンクであり、カメラケース1の上部に設けられる(カメラケース1の内部、外部のどちらに設けても良い)。ウォッシャ出力機構とは、上ウォッシャタンク3の最底部付近に設けた穴から、前面ガラス2の外面に洗浄水を導くパイプ、ノズル類や、必要なときだけ洗浄水を噴出させるための閉塞手段等である。
下ウォッシャタンク4は、前面ガラス2の下方において上向きに開口した開口部と、ろ過機構とを有するタンクであり、カメラケース1の下部に設けられる(カメラケース1の内部、外部のどちらに設けても良い)。ろ過機構は、使用済みの洗浄水から汚れを除去するためのものであり、例えば開口部に設けたフィルタにより実現する。フィルタはカメラケースを開けずに交換できるように開口部の外側に取り付けるとよい。
なお、上、下ウォッシャタンク3、4には必要に応じ、微小な空気穴が設けられる。
ポンプ5は、下ウォッシャタンク4内に設けられる電動ポンプと、電動ポンプと上ウォッシャタンクの後部(上部)とを繋ぐパイプ(ホース)とを有し、下ウォッシャタンク4内の洗浄液を上ウォッシャタンク3に汲み上げる。
次に、本例の作用を説明する。
上ウォッシャタンク3には前方に向かって傾斜角がついているので、蓄えられた洗浄水は自力で流出し、前面ガラス2に到達する。そのときワイパ(図示せず)を動作させガラス面を払拭すると、洗浄水で汚れを効果的に流し落とすことができる。汚れを含んだ洗浄水は、下ウォッシャタンク4の開口部に流れ込み、ろ過され、回収される。またポンプ5がウォッシャの動作と連動して作動し、回収した洗浄水は上ウォッシャタンクに汲み上げられる。
監視カメラは通常時は若干下方に(俯角を伴って)向けられることが多く、雲台カメラの場合、チルト動作によって真下に向けられる場合もある。そのような場合でも上ウォッシャタンクでは洗浄水が前方に集まるので問題なく噴出することができ、また下ウォッシャタンク4との接続部がタンクの後部(上部)にあるので、下ウォッシャタンク4への逆流も起こりにくくなっている。
なお、カメラは若干上向きに(仰角を伴って)固定して設置されることもあるので、上ウォッシャタンク3の傾斜角は、そのような想定される仰角よりも大きく設計するとよい。また、下ウォッシャタンク4からの溢れを防止するため、下ウォッシャタンク4自体に開口部を設ける代わりに、前面ガラス2の下方に樋を設け、樋で集めた洗浄水を逆止弁及びパイプ等で下ウォッシャタンク4に導くようにしてもよい。
また、雲台カメラにおいて雲台動作に伴い洗浄水が揺れて正確な停止位置が得るのが難しくなった場合、上、下ウォッシャタンク3、4内に浮き板を設け、更に浮き板の動きを上下方向(例えば水平設置時における上下である)のみに拘束すれば、水面の揺れによる反動を抑えることができる。また空気と触れる表面積が減るので、蒸散も抑えられる。
図2は、本発明の実施例2に係るウォッシャ付きカメラケースの断面図である。本例は、ウォッシャタンクに減揺水槽としての機能を持たせた点などで、先の実施例1と異なる。実施例1と同様の構成要素には、同一の符号を付して説明を省略する。
カメラケース11は、上ウォッシャタンク31、レンズ6やカメラ本体7等を収納する。
拡張カメラケース12は、カメラケース11の下方にカメラケース11に結合して設けられ、下ウォッシャタンク41、ポンプ52等を収納する。
噴出導管32は、上ウォッシャタンク31の底部から洗浄水を取り入れて、前面ガラス2の側部からカメラケース11外に出て、前面ガラス2のある方向(横方向)に開口するパイプである。
フィルタ42は、下ウォッシャタンク41の出口付近に設けられ、下ウォッシャタンクからポンプ52で吸い上げる前の洗浄水をろ過する。
樋43は、前面ガラス2の外側の下方に設けられ、噴出後の洗浄水を受け止め、下ウォッシャタンク41に導く。
逆止弁44は、例えば合成ゴム製の弁であって、樋43が下ウォッシャタンク41に接続される部分に設けられ、下ウォッシャタンク41から樋43への逆流を防止する。
仕切り45は、下ウォッシャタンク41の内部を所定の間隔で仕切る板状部材である。仕切り45の下端は開口によって部分的に貫通しており、蓄えられた洗浄水がこの開口を通過するときの摩擦や、水面波が仕切り45にぶつかる際の摩擦により揺れのエネルギーが吸収される。
ポンプ51は、下ウォッシャタンク41の外部に設けられるほかは、ポンプ5と同様である。
ワイパ駆動部81は、カメラケース11内の前方上方に設けられ、カメラケース11外に貫通した軸を介してワイパアーム82を駆動する。
ワイパブレード83は、前面ガラスを払拭する。ワイパーが作動していないとき、ワイパブレード83が噴出導管32の開口部を丁度閉塞するように、開口部の位置が設計されている。なお、ワイパブレード83そのものが開口部を閉塞するものに限らず、ワイパアーム82やワイパブレード83に閉塞用の部材を取り付けてもよい。
また、樋は前面ガラス2の下方のみならず、例えば、ハウジングの全周に設けて雨水を集められるようにしてもよい。降雪の多い地域では、樋に雪が溜まらないよう、樋はケースから突出しないよう埋め込み式にし、液体だけがケースを伝って樋に流れ込めるようにするとよい。
本発明の実施例1に係るウォッシャ付きカメラケースの模式図 本発明の実施例2に係るウォッシャ付きカメラケースの断面図
符号の説明
1、11…カメラケース、
2…前面ガラス、
3、31…上ウォッシャタンク、
4、41…下ウォッシャタンク、
42…フィルタ、
43…樋、
44…仕切り、
5、51…ポンプ、
6…レンズ、
7…カメラ本体、
81…ワイパ駆動部。

Claims (1)

  1. カメラ本体とレンズとを収納するウォッシャ付きカメラケースであって、
    撮影する光を透過する前面ガラスと、
    前面ガラスに洗浄水を噴出する噴射口と、
    前記噴射口より高い位置に設けられ、前記洗浄水を蓄える上ウォッシャタンクと、
    前記前面ガラスより低い位置に設けられ、噴射後の前記洗浄水を受けて蓄える下ウォッシャタンクと、
    前記下ウォッシャタンクに蓄えられた洗浄水を前記上ウォッシャタンクにくみ上げるポンプと、を備えたウォッシャ付きカメラケース。
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