JP2009224913A - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】顔等の特定被写体が持つコントラスト差の方向に対応した適切なハイブリッドAFを行う。
【解決手段】撮像装置は、撮像素子10を用いて生成された画像から特定被写体を検出する被写体検出手段20と、該特定被写体に対して、位相差検出方式による第1のフォーカス制御を行った後、コントラスト検出方式による第2のフォーカス制御を行う制御手段32とを有する。制御手段は、特定被写体の向きに応じた位相差検出方向を設定し、該位相差検出方向において検出された位相差に基づいて第1のフォーカス制御を行った後、位相差検出方向と同じ方向でのコントラストを検出して第2のフォーカス制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、位相差検出方式及びコントラスト検出方式でのフォーカス制御を行う撮像装置に関する。
撮像装置のAF(オートフォーカス)方式としては、位相差検出方式やコントラスト検出方式等がある。位相差検出方式では、撮像光学系における射出瞳のうち互いに異なる領域を通過した一対の光束が形成する一対の像(2像)の位相差に基づいて撮像光学系のデフォーカス量を検出する。そして、該デフォーカス量に対応した移動量だけフォーカスレンズを移動させることによって合焦状態を得る。
また、コントラスト検出方式では、撮像素子を用いて生成された画像信号に含まれる高周波数成分(コントラスト評価値)が最大になる位置にフォーカスレンズを移動させることで合焦状態を得る。そして、高速でAFが可能な位相差検出方式と高精度なAFが可能なコントラスト検出方式とを併用するハイブリッドAFも使用されることが多い。
また、特許文献1には、撮像素子上に位相差検出専用の画素を配置することで、撮像素子とは別の位相差検出ユニットを用いていた従来の位相差検出方式に比べて、合焦精度を改善した撮像装置が開示されている。そして、このように位相差検出専用の画素を有する撮像素子を用いて位相差検出方式によるAF(位相差AF)を行うとともに、コントラスト検出方式によるAF(コントラストAF)をも行うことで、さらに高精度なハイブリッドAFが可能となる。
また、撮像素子を用いて生成された画像から被写体の顔を検出し、その顔にピントを合わせるようにAFを行う撮像装置が提案されている。特許文献2には、画像に含まれる被写体の眼を検出し、検出された眼の周りにフォーカス枠を表示して、このフォーカス枠に対してAFを行う撮像装置が開示されている。さらに、特許文献3には、被写体の顔の情報に基づいて被写体距離を推定し、その被写体距離に基づいてフォーカス制御を行う撮像装置が開示されている。
特開2000−156823号公報 特開2005−128156号公報 特開2006−18246号公報
ハイブリッドAFを採用した撮像装置では、以下のような問題がある。位相差検出のための瞳分離方向が、例えば水平方向である場合において、被写体が水平方向にある大きさ以上のコントラスト差を持っているときには、位相差AFを行った後に、より高精度なコントラストAFを行うことが可能である。
しかし、被写体が瞳分離方向に小さなコントラスト差しか有さないときは、瞳分離方向に直交する垂直方向にある大きさ以上のコントラスト差を持っていても、その被写体に対して高精度なコントラストAFを行うことができない。したがって、被写体がコントラスト差を持つ方向によって、ハイブリッドAFとしての性能に差が生じてしまうという問題がある。
本発明は、顔等の特定被写体が持つコントラスト差の方向に対応した適切なハイブリッドAFを行えるようにした撮像装置を提供する。
本発明の一側面としての撮像装置は、撮像素子を用いて生成された画像から特定被写体を検出する被写体検出手段と、該特定被写体に対して、位相差検出方式による第1のフォーカス制御及びコントラスト検出方式による第2のフォーカス制御を行う制御手段とを有する。そして、制御手段は、特定被写体に応じた位相差検出方向を設定し、該位相差検出方向において検出された位相差に基づいて第1のフォーカス制御を行い、かつ位相差検出方向と同じ方向で検出されたコントラストに基づいて第2のフォーカス制御を行うことを特徴とする。
また、本発明の他の一側面としての撮像装置の制御方法は、撮像素子を用いて生成された画像から特定被写体を検出するステップと、該特定被写体に対して、位相差検出方式による第1のフォーカス制御及びコントラスト検出方式による第2のフォーカス制御を行う制御ステップとを有する。そして、制御ステップにおいて、特定被写体に応じた位相差検出方向を設定し、該位相差検出方向において検出された位相差に基づいて第1のフォーカス制御を行い、かつ位相差検出方向と同じ方向で検出されたコントラストに基づいて第2のフォーカス制御を行うことを特徴とする。
本発明によれば、特定被写体に応じた位相差検出方向での位相差AFを行い、かつ位相差検出方向と同じ方向でのコントラスト検出によるコントラストAFを行う。このため、特定被写体が持つコントラスト差の方向に対応した適切なハイブリッドAFを行うことができ、特定被写体に対する高精度の合焦状態を得ることができる。
以下、本発明の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明の実施例である撮像装置としてのデジタルスチルカメラの構成を示している。
図1において、1は撮像光学系であり、2は撮像光学系1の一部を構成するフォーカスレンズである。4はフォーカスレンズ2を光軸方向に移動させるアクチュエータとしてのフォーカスモータである。10はCCDセンサやCMOSセンサ等で構成される撮像素子である。12は撮像素子10からのアナログ撮像信号をデジタル撮像信号に変換するA/D変換器である。
14はメモリコントローラであり、15はメモリ(DRAM)である。メモリコントローラ14は、メモリ15に対するデータのリード/ライトをコントロールする。メモリ15は、A/D変換器12からのデジタル撮像信号や後述する現像処理部16からの画像データを一時的に蓄えるバッファ機能を有する。
現像処理部16は、A/D変換器12からのデジタル撮像信号に対して各種処理を行うことで画像データを生成する。また、現像処理部16は、メモリ15で保持された画像データをYUV形式の画像データに変換する。例えば、デジタルカメラで一般的な記録フォーマットであるJPEG形式の画像データを生成する前段階として、YUV形式の画像データを生成する。
また、現像処理部16において、所定周期で順次生成される表示用画像データは、表示部22に転送され、ここでLCD等の表示デバイスに表示される。これにより、電子ビューファインダ(EVF)による被写体映像(ライブビュー映像)の表示が行われる。
20は顔検出部(被写体検出手段)であり、現像処理後の画像データやメモリ15に保存された画像データから被写体(人物)の顔を検出する。顔検出の具体的方法については後述する。
顔検出部20での顔検出結果(顔位置情報)は、表示部22に顔の位置を示すデータとして送られる。表示部22は、顔を含む領域(顔領域)を囲む顔枠のデータを生成し、該顔枠データを、現像処理部16から転送された表示用画像データに重ねて表示デバイスに表示させる。
26は位相差デフォーカス量取得部(第1の焦点検出手段)であり、現像処理部16又はメモリ15からの画像データのうち、後述するAF領域制御部28により指定された焦点検出エリアにおいて位相差検出方式によりデフォーカス量を取得する。デフォーカス量の取得方法(位相差AF)については後述する。
AF領域制御部28は、撮像領域(撮像画面)のうちピントを合わせるAF領域(焦点検出領域)を指定する。AF領域制御部28は、顔検出部20からの顔検出結果(顔位置情報)を受けた場合は、現像処理部16からの画像データ(フォーカス用輝度データ)における顔領域を指定する。
30はコントラスト評価値取得部であり、現像処理部16又はメモリ15からの画像データのうち、AF領域制御部28で指定されたAF領域内の画像信号からコントラスト評価値(単にコントラストともいう)を生成する。AF領域として顔領域が指定された場合は、該顔領域内の画像信号からコントラスト評価値を生成する。コントラスト評価値の生成方法(コントラストAF)については後述する。
32はフォーカス制御部である。フォーカス制御部32は、位相差デフォーカス量取得部26からのデフォーカス量やコントラスト評価値取得部30からのコントラスト評価値に基づいて、合焦対象である被写体に対して合焦状態を得るためのフォーカスレンズ2の移動量又は位置を算出する。そして、フォーカス制御部32は、該移動量だけ又は該位置にフォーカスレンズ2を移動させるように、フォーカスモータ4を制御する。すなわち、フォーカス制御部 32は、被写体に対して、位相差AF(第1のフォーカス制御)を行った後、コントラストAF(第2のフォーカス制御)を行う制御手段として機能する。
合焦対象が顔領域である場合に、位相差AFを行った後にコントラストAFを行うことにより、顔領域に対するハイブリッドAFを行うことができる。
34は、フォーカス制御部32からの指示に応じてフォーカスモータ4を駆動するフォーカスモータ駆動部である。
35は姿勢検出手段としての姿勢センサである。この姿勢センサ35については後述する。
[撮像素子10による位相差AFの説明]
次に、図3を用いて、撮像素子10における撮像画素(群)と位相差検出画素(群)の配置について説明する。撮像素子10は、撮像光学系1からの光束により形成された被写体像を光電変換して画像の生成及びコントラスト検出に用いられる第1の信号を出力する第1の光電変換セル群(撮像画素群)を有する。また、撮像素子10は、撮像光学系1からの光束のうち分割された光束により形成された複数の像を光電変換して位相差の検出に用いられる第2の信号を出力する第2の光電変換セル群(位相差検出画素群)を有する。第1の信号はコントラストAFに用いられ、第2の信号は位相差AFに用いられる。
図3には、撮像素子10の一部を拡大して示している。矩形枠によって囲まれた個々の白抜き部分201が撮像画素を示す。また、矩形枠によって囲まれてその内側にハッチングが施された部分202,203が位相差検出画素を示す。位相差検出画素は、互いに斜めに隣接した2つの画素で1つのペアを構成し、該ペアが撮像素子10(撮像画素群)内に離散的(かつ周期的)に配置されている。
図4の上側には位相差検出画素202の正面図を、図4の下側には、正面図におけるB−B’線で切断した場合の位相差検出画素202の断面図を示している。この位相差検出画素202は、撮像画素201が有するR,G,Bのいずれかのカラーフィルタ層は持っておらず、最も光入射側の位置にマイクロレンズ301が設けられている。なお、正面図ではマイクロレンズ301の図示は省略している。302はマイクロレンズ301を形成するための平面を構成するための平滑層である。
303aは遮光層であり、光電変換領域305の中心Oに対して一方向に偏心した絞り開口部を有する。304は平滑層である。
また、図5の上側には位相差検出画素203の正面図を、図5の下側には、正面図におけるB−B’線で切断した場合の位相差検出画素203の断面図を示している。この位相差検出画素203も、カラーフィルタ層は持っておらず、最も光入射側の位置(平滑層302上)にマイクロレンズ301が設けられている。なお、正面図ではマイクロレンズ301の図示は省略している。
303bは遮光層であり、光電変換領域305の中心Oに対して、位相差検出画素202に設けられた遮光層303aとは反対方向に偏心した絞り開口部を有する。すなわち、位相差検出画素202,203の遮光層303a,303bは、各マイクロレンズ301の光軸(O)を挟んだ対称な位置に絞り開口部を有する。
このような構成によれば、撮像光学系1を位相差検出画素202から見た場合と位相差検出画素203から見た場合とで、撮像光学系1の瞳が対称に分割されたことと等価となる。すなわち、マイクロレンズ301と遮光層303a,303bは、いわゆる瞳分割光学系を構成する。
互いに隣接した位相差検出画素202,203上には、撮像素子10の画素数が多くなるにつれてより近似した2像が形成されるようになる。撮像光学系1が被写体に対してピントが合っている状態では、位相差検出画素202,203から得られる出力(像信号)は互いに一致する。
これに対し、撮像光学系1のピントがずれているならば、位相差検出画素202,203から得られる像信号には位相差が生じる。そして、該位相差の方向は、前ピン状態と後ピン状態とで逆になる。
図6及び図7に、位相差とピント状態との関係を示す。これらの図においては、位相差検出画素202,203をそれぞれS1,S2として示す。また、撮像画素201を省略して、複数の位相差検出画素202,203のペアを互いに近づけて同一断面上に示している。また、図中、位相差検出画素S1,S2のペアが同じマイクロレンズ301で覆われているように示しているが、位相差検出画素S1,S2がそれぞれ別々のマイクロレンズで覆われていてもよい。
被写体の特定点からの光は位相差検出画素S1に対する瞳を通って位相差検出画素S1に入射する光束L1と、位相差検出画素S2に対する瞳を通って位相差検出画素S2に入射する光束L2とに分割される。該2つの光束L1,L2は、撮像光学系1のピントが特定点に合っている状態では、図6に示すようにマイクロレンズ301の表面における一点に集光する。そして、位相差検出画素S1,S2上には、同一の像が形成される。これにより、位相差検出画素S1から読み出した像信号と、位相差検出画素S2から読み出した像信号とは同一のものとなる。
一方、撮像光学系1のピントが特定点に合っていない状態では、図7に示すように、光束L1,L2はマイクロレンズ301の表面とは異なる位置で交差する。このときのマイクロレンズ301の表面と2つの光束L1,L2の交点との距離、すなわちデフォーカス量をxとする。また、この状態で発生した位相差検出画素S1,S2上での像のずれ量(位相差)がn画素に相当するものとする。
画素ピッチをd、2つの瞳の重心間の距離をDaf、撮像光学系1の主点から焦点位置までの距離をuとするとき、デフォーカス量xは、
x=n×d×u/Daf …(1)
で求められる。
なお、uは撮像光学系1の焦点距離fにほぼ等しいと考えられるので、デフォーカス量xは、
x=n×d×f/Daf …(2)
で求めることもできる。
図8には、位相差検出画素S1,S2のそれぞれから読み出した像信号を示す。これらの一対の像信号にはずれ量(つまりは像ずれ量)n×dが発生する。
位相差デフォーカス量取得部26は、相関演算手法を用いて一対の像信号のずれ量(位相差)n×dを求め、さらに(1)又は(2)式によってデフォーカス量xを求める。
フォーカス制御部32は、算出されたデフォーカス量に基づいて、デフォーカス量xを所定範囲内に収める(望ましくは零にする)ためのフォーカスレンズ2の移動量を算出する。そして、フォーカス制御部32は、撮像光学系1内のフォーカスレンズ2を、算出した移動量に対応した合焦位置に移動させる。これにより、位相差AFによる合焦状態が得られる。
なお、現像処理部16は、位相差検出画素に対応する画像用画素データを該位相差検出画素の近傍に配置された複数の撮像画素の出力に基づいて補間してもよい。これにより、画素欠けのない画像データが生成される。
このように、本実施例では、撮像光学系1からの光束のうち互いに異なる瞳を通った光束L1,L2を瞳分割光学系を用いて分割し、光束L1,L2により形成される2像を受光するように位相差検出画素S1,S2を設けることで、位相差AFを可能としている。
[顔検出の説明]
顔検出部20による人物の顔(特定被写体)の検出方法としては、主成分分析による固有顔(eigenface)を用いた方法や、目,鼻,口等の顔の特徴点を利用する方法がある。前者は、M.A.Turk and A.P.Pentland, "Face recognition using eigenfaces", Proc. of IEEE Conf. on Computer Vision and Pattern Recognition, pp.586-591, 1991.にて説明されている。また、後者は、例えば、特開平09−251534号公報にて説明されている。これらの顔検出方法は、入力画像と複数の標準パターンとのパターンマッチング法により、入力画像が人物の顔であるかどうかを判定する。本実施例では、メモリ15に予め保存された人物の顔の標準パターンと現像処理部16又はメモリ15からの画像データとの間でパターンマッチングを行う。
そして、AF領域制御部28は、顔検出部20からの顔位置情報に基づいて、画像データ上での顔領域を指定し、表示部22は該顔領域を囲む顔枠を画像データに重ねて表示する。
ただし、本発明では、上記顔検出方法に限らず、他の顔検出方法を使用してもよい。例えば、先に示した特許文献2にて開示された、画像データに含まれる人物の眼を検出し、検出された眼の位置及び大きさを示す情報に基づいて顔枠を設定するようにしてもよい。
[コントラストAFの説明]
コントラスト評価値取得部30は、撮像素子10を用いて得られた画像データをバンドパスフィルタを通すことで、該画像データに含まれる高周波成分を抽出し、該高周波成分から画像データのコントラスト状態を示すコントラスト評価値を生成する。そして、このコントラスト評価値をフォーカスレンズ2を所定範囲で移動させながら取得し、コントラスト評価値が最大となったフォーカスレンズ位置を合焦位置と判定する。該合焦位置にフォーカスレンズ2を移動させることで、コントラストAFによる合焦状態が得られる。
[顔領域に対するハイブリッドAFの説明]
次に、本実施例における顔領域に対するハイブリッドAFについて、図2、図9及び図10を用いて説明する。
図2には、手前に2人の人物がいて、それら人物の間の後方に建物があるシーンを示している。図10は、図2のシーンのうち一方の人物と背景の建物を含む広い領域でのコントラスト評価値を示している。この図では、背景の建物に対するコントラスト評価値が顔に対するコントラスト評価値よりも高くなっている。つまり、背景の影響によって、人物(顔)の距離よりも遠い距離においてコントラスト評価値が最大となっている。このため、コントラストAFを行っても、顔に対してピントがずれる(建物にピントが合う)。
図9は、図2のシーンのうち、一方の人物の顔領域Fのみで取得されたコントラスト評価値を示す。この図では、人物の顔(特定被写体)の距離においてコントラスト評価値が最大となっている。このため、コントラストAFにより顔にピントが合う。
ただし、コントラストAFにより顔に高精度にピントを合わせるためには、顔がコントラスト差を持つ方向においてコントラスト評価値を取得することが必要である。さらに言えば、コントラスト評価値の取得(検出)方向が、位相差AFでの位相差検出方向である瞳分割方向と同じであることが必要である。瞳分割方向とは、前述した瞳分割光学系による光束の分割方向であり、言い換えれば、第1及び第2の位相差センサの分離方向である。
本実施例では、撮像素子10に、図11Aに示すように位相差検出方向(瞳分割方向)、つまりは位相差を検出可能な方向が水平方向である位相差センサ(水平位相差センサ)を設けている。さらに、撮像素子10に、図11Bに示すように位相差検出方向が垂直方向である位相差センサ(垂直位相差センサ)を設けている。
そして、このような水平及び垂直位相差センサが、撮像素子10の全体に所定間隔で離散して配置されている。具体的には、撮像素子10の画素全体の1%程度の画素を位相差センサに割り当てている。
なお、位相差検出方向(瞳分割方向)、水平位相差センサ及びコントラスト検出に関して水平方向とは撮像素子10の長辺に沿った方向を意味し、垂直方向とは撮像素子10の短辺に沿った方向を意味する。
垂直方向に比べて水平方向により大きいコントラスト差を持つ被写体に対しては、水平位相差センサを用いて位相差AFを行った後、水平方向でのコントラスト検出によってコントラストAFを行うことで、高精度なハイブリッドAFを行える。一方、垂直方向により大きいコントラスト差を有する被写体に対しては、垂直位相差センサを用いて位相差AFを行った後、垂直方向でのコントラスト検出によってコントラストAFを行うことで、該被写体に対する高精度なハイブリッドAFを行える。
コントラスト評価値取得部30で、画像データに対して水平方向及び垂直方向のバンドパスフィルタを使い分けることで、水平方向及び垂直方向でのコントラスト評価値をそれぞれ取得することができる。
ここで、一般に、顔は両眼の方向に比べて、両眼の方向に対して直交する方向(顔の長手方向)においてより大きいコントラスト差を持つ。このため、図2に示すように被写体が正立状態にあってカメラが正姿勢(以下、横位置という)で構えられている場合には、垂直位相差センサを用いた位相差AFと垂直方向でのコントラスト検出によるコントラストAFを行う方が合焦精度が高くなる。
しかし、被写体が正立状態にあってカメラが横倒し姿勢(以下、縦位置という)で構えられている場合には、水平位相差センサを用いた位相差AFと水平方向でのコントラスト検出によるコントラストAFを行う方が合焦精度が高くなる。
このように、本実施例では、顔領域に対しては、カメラに対する顔の向きに応じた位相差検出方向を設定して位相差AFを行った後、該位相差検出方向と同じ方向でのコントラスト検出に基づくコントラストAFを行う。具体的には、顔の長手方向が撮像素子10の短辺に沿った方向である場合は、位相差検出方向を撮像素子10の長辺に沿った方向に設定する。また、顔の長手方向が撮像素子10の長辺に沿った方向である場合は、位相差検出方向を撮像素子10の短辺に沿った方向に設定する。
これにより、顔領域に対する位相差AFとコントラストAFでの焦点状態の評価の整合性がとれることとなり、ハイブリッドAFの性能を十分に生かして高い合焦精度を得ることができる。
本実施例のカメラには、該カメラが横位置か縦位置かを検出するための姿勢センサ35が設けられている。この姿勢センサ35によりカメラの位置(姿勢)を検出し、その結果に基づいて位相差検出方向とこれと同じ方向であるコントラスト検出方向を設定することで、カメラに対する顔の向きに応じた位相差検出方向及びコントラスト検出方向を設定することができる。
なお、カメラが横位置にあっても被写体が横たわっている場合(顔が横倒しになっいる場合)には、水平位相差センサを用いた位相差AFと水平方向でのコントラスト検出によるコントラストAFを行う方が合焦精度が高くなる。このような場合は、姿勢センサ35を用いても上述した適切な位相差検出方向及びコントラスト検出方向を設定できない。
そこで、本実施例では、顔検出部20において顔の傾き情報も取得し、その傾き情報に基づいて位相差検出方向及びコントラスト検出方向を適切に設定し、水平位相差センサを用いた位相差AFと水平方向でのコントラスト検出によるコントラストAFを行う。
また、顔検出部20において顔の傾き情報を取得した結果、カメラに対して顔が斜めに傾いている(顔の長手方向が撮像素子の長辺及び短辺に対して傾いている)場合は、水平位相差センサと垂直位相差センサのそれぞれで位相差検出を行う。さらに、水平方向と垂直方向のそれぞれでコントラスト検出を行う。そして、該各方向で得られた位相差及びコントラスト評価値に対して、顔の傾き角度に応じた適切な重み付けをすることで、実際にAFにおいて使用する位相差及びコントラスト評価値を決定すればよい。
なお、顔検出部20で顔を判断するための画素領域のサイズとしては、例えば、水平320×垂直240画素の表示部22での表示画像のサイズに対して、20×20画素程度に設定すればよい。撮像素子10の画素全体の1%程度の画素が位相差センサとして用いられるとして、同じ位相差検出方向に対応する一対の位相差検出画素を互いに近い斜め位置に配置すると、20画素間隔で水平位相差センサと垂直位相差センサを配置できる。
そして、水平位相差センサと水平位相差センサを交互に、かつ撮像素子の全体にほぼ均等に配置すると、1000万画素(水平3648×垂直2736画素)の撮像素子では上記の顔領域内に500画素程度の位相差検出画素を配置することができる。この500画素程度の位相差検出画素において、水平位相差センサと垂直位相差センサを水平及び垂直方向に交互に配置すると、水平及び垂直位相差センサがそれぞれ130個配置できる。上述した顔領域内に130個ずつの水平及び垂直位相差センサを配置することで、顔に対する良好な精度での位相差AFを行うことができる。
次に、図12に示すフローチャートを用いて、顔検出部20による顔検出処理について説明する。この処理は、顔検出部20内のメモリに格納されたコンピュータプログラムに従って実行される。また、ここでは、被写体としての人物が、図2に示すように正立状態にあるものとする。
ステップS450では、カメラの起動後に、表示部22でのEVFによる被写体映像の表示が開始される。
次に、ステップS452では、顔検出部20は、顔検出のシーケンスの開始条件となるシーンチェンジがあったか否かを判別する。撮像素子10で受光している被写体からの光に変化がないときは、その前に検出した顔と同じ顔が存在するとみなして、シーンチェンジを待つ。ステップS450でのEVFの表示開始直後は、シーンチャンジしたものとして扱う。
ステップS452でシーンチェンジがあったときは、ステップS454に進み、顔検出部20は、姿勢センサ35からのカメラの位置(姿勢)を示す信号を読み込む。そして、ステップS456では、姿勢センサ35からの信号に基づいてカメラが縦位置か横位置かを判別する。縦位置であればステップS458に、横位置であればステップS468にそれぞれ進む。
ステップS458では、顔検出部20は、前述した顔検出方法を用いて縦位置での顔検出に適した手順で顔を検出する。また、ステップS460では、顔の数とそれぞれの顔の位置を検出する。そして、ステップS472に進む。
一方、ステップS468では、顔検出部20は、前述した顔検出方法を用いて横位置での顔検出に適した手順で顔を検出する。また、ステップS470では、顔の数とそれぞれの顔の位置を検出する。そして、ステップS472に進む。
ステップS472では、顔検出部20は、カメラのレリーズボタンの半押し操作でONになる撮像準備スイッチ(SW1)がONになったか否かを判別する。SW1がONでなければステップS452に戻り、ONであればステップS474に進み、図13に示すステップS500に進む。
図13には、フォーカス制御部32で行われる顔領域に対するハイブリッドAFのフローチャートを示している。この処理は、フォーカス制御部32内のメモリに格納されたコンピュータプログラムに従って実行される。
ステップS500では、図12のステップS474でのSW1がONされたことを条件としてAFシーケンスを開始する。なお、EVFが表示状態であっても非表示状態であっても該AFが開始される。
ステップS502では、フォーカス制御部32は、姿勢センサ35からのカメラの位置(姿勢)を示す信号を読み込む。そして、ステップS504では、姿勢センサ35からの信号に基づいてカメラが縦位置か横位置かを判別する。縦位置であればステップS510に、横位置であればステップS540にそれぞれ進む。
ステップS510では、フォーカス制御部32は、SW1がONされる前に顔検出部20により行われた顔検出処理(ステップS458)にて検出された顔を含む顔領域をAF領域として設定する。複数の顔が検出されていた場合には、最も近い距離に位置する顔等を主顔とし、その主顔を含む顔領域をAF領域として設定する。
次に、ステップS512では、フォーカス制御部32は、位相差デフォーカス量取得部26にAF領域に対する水平位相差センサを用いた位相差検出(デフォーカス量算出)を行わせ、さらにデフォーカス量からフォーカスレンズ2の移動量を算出する。そして、ステップS514で、フォーカス制御部32は、該算出した移動量だけフォーカスレンズ2を移動させる。これにより、位相差AFによる合焦状態が得られる。
ステップS516では、フォーカス制御部32は、フォーカスレンズ2が合焦位置に対して所定の範囲(位相差合焦範囲)内に移動したか否かをチェックする。位相差合焦範囲内であれば、次のステップS518において、フォーカスレンズ2を所定範囲内(例えば、位相差合焦範囲内又はこれよりも若干大きな範囲内)で所定量ずつ細かく移動(スキャン)させながら、該AF領域に対するコントラストAFを行う。このときのコントラスト評価値の検出方向は、ステップS512での位相差AFにおける位相差検出方向と同じ水平方向である。位相差合焦範囲付近でスキャンすることで、短時間でAF領域(顔)に対するコントラストAFによる合焦位置(コントラスト合焦位置)を検出することができる。
そして、ステップS520では、フォーカス制御部32は、ステップS518で検出したコントラスト合焦位置にフォーカスレンズ2を移動させる。こうして、AF領域(顔)に対して高精度の合焦状態が得られると、ステップS560にて合焦判定を行い、ステップS562でAFを完了する。
一方、ステップS540では、フォーカス制御部32は、SW1がONされる前に顔検出部20により行われた顔検出処理(ステップS468)にて検出された顔を含む顔領域をAF領域として設定する。複数の顔が検出されていた場合には、主顔を含む顔領域をAF領域として設定する。
次に、ステップS542では、フォーカス制御部32は、位相差デフォーカス量取得部26にAF領域に対する垂直位相差センサを用いた位相差検出(デフォーカス量算出)を行わせ、さらにデフォーカス量からフォーカスレンズ2の移動量を算出する。そして、ステップS544で、フォーカス制御部32は、該算出した移動量だけフォーカスレンズ2を移動させる。これにより、位相差AFによる合焦状態が得られる。
ステップS546では、フォーカス制御部32は、フォーカスレンズ2が合焦位置に対して位相差合焦範囲内に移動したか否かをチェックする。位相差合焦範囲内であれば、次のステップS548において、フォーカスレンズ2を所定範囲内(例えば、位相差合焦範囲内又はこれよりも若干大きな範囲内)で所定量ずつ細かく移動(スキャン)させながら、該AF領域に対するコントラストAFを行う。このときのコントラスト評価値の検出方向は、ステップS542での位相差AFにおける位相差検出方向と同じ垂直方向である。位相差合焦範囲付近でスキャンすることで、短時間でAF領域(顔)に対するコントラストAFによる合焦位置(コントラスト合焦位置)を検出することができる。
そして、ステップS550では、フォーカス制御部32は、ステップS548で検出したコントラスト合焦位置にフォーカスレンズ2を移動させる。こうして、AF領域(顔)に対して高精度の合焦状態が得られると、ステップS60にて合焦判定を行い、ステップS562でAFを完了する。
本実施例によれば、顔の向きに応じた位相差検出方向で位相差AFを行い、それと同じ方向でのコントラスト検出によるコントラストAFを行う。このため、顔の向き、つまりは顔がより大きなコントラスト差を持つ方向に対応したハイブリッドAFを行うことができ、顔に対する高精度の合焦状態を得ることができる。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、上記実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
例えば、上記実施例では、姿勢センサを用いてカメラの位置(姿勢)を検出し、検出されたカメラの位置に基づいてカメラに対する顔の向きを特定する場合について説明した。しかし、画像データでの顔検出処理の中でカメラに対する顔の向きを判別するようにしてもよい。
また、上記実施例では、特定被写体として顔を検出し、その向きに応じて位相差検出方向及びコントラスト検出方向を決定した。この点、被写体を縦にスキャンするのでなく、横にスキャンした方が位相差検出、コントラスト検出が適する特定被写体の場合、例えば、縦線があるような被写体を特定被写体として検出する場合には次のようにしてもよい。すなわち、特定被写体として縦線のある被写体を検出し、その向きに応じて位相差検出方向及びコントラスト検出方向を決定する。
また、上記実施例では、位相差AFを行った後にコントラストAFを行う場合について説明したが、本発明におけるフォーカス制御はこれに限られない。例えば、位相差AFとコントラストAFとを同時に行い、両方の結果を用いてフォーカスレンズの位置を収束させてもよい。また、動画撮像においてコントラストAFを行っている間に被写体が急に変化したような場合に、顔の位置に変化がなければ、その直前にコントラスト検出を行っていた領域において同じ方向に位相差AFを行ってもよい。
また、上記実施例では、特定被写体が「顔」である場合について説明したが、本発明は、顔に限らず様々な特定被写体に対するハイブリッドAFを行う場合に適用することができる。
本発明の実施例であるデジタルカメラの構成を示すブロック図。 実施例のカメラで撮像されるシーンの例を示す図。 実施例のカメラに用いられる撮像素子の画素配列を示す図。 上記撮像素子に設けられた位相差検出画素の正面図及び断面図。 上記撮像素子に設けられた別の位相差検出画素の正面図及び断面図。 実施例における位相差検出画素により得られる位相差とピント状態(合焦状態)との関係を示す図。 実施例における位相差検出画素により得られる位相差とピント状態(デフォーカス状態)との関係を示す図。 位相差検出画素のそれぞれから読み出した一対の像信号を示す図。 図2のシーンのうち顔領域のみで取得されたコントラスト評価値を示す図。 図2のシーンのうち背景まで含む領域で取得されたコントラスト評価値を示す図。 実施例における水平位相差センサを示す図。 実施例における垂直位相差センサを示す図。 実施例における顔検出処理を示すフローチャート。 実施例におけるAF処理を示すフローチャート。
符号の説明
1 撮像光学系
2 フォーカスレンズ
10 撮像素子
16 現像処理部
20 顔検出部
28 AF領域制御部
26 位相差デフォーカス量取得部
30 コントラスト評価値取得部
32 フォーカス制御部
35 姿勢センサ
F 顔領域
R,G,B 撮像画素
S1,S2 位相差検出画素

Claims (7)

  1. 撮像素子を用いて生成された画像から特定被写体を検出する被写体検出手段と、
    該特定被写体に対して、位相差検出方式による第1のフォーカス制御及びコントラスト検出方式による第2のフォーカス制御を行う制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記特定被写体に応じた位相差検出方向を設定し、該位相差検出方向において検出された位相差に基づいて前記第1のフォーカス制御を行い、かつ前記位相差検出方向と同じ方向で検出されたコントラストに基づいて前記第2のフォーカス制御を行うことを特徴とする撮像装置。
  2. 該撮像装置の姿勢を検出する姿勢検出手段を有し、
    前記制御手段は、該検出された姿勢に基づいて前記位相差検出方向を設定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記特定被写体は、顔であることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記顔の長手方向が前記撮像素子の短辺に沿った方向である場合は、前記制御手段は、前記位相差検出方向を前記撮像素子の長辺に沿った方向に設定し、
    前記顔の長手方向が前記撮像素子の長辺に沿った方向である場合は、前記制御手段は、前記位相差検出方向を前記撮像素子の短辺に沿った方向に設定することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記顔の長手方向が前記撮像素子の長辺及び短辺に対して傾いている場合は、前記制御手段は、前記位相差検出方向を前記撮像素子の長辺に沿った方向と短辺に沿った方向とに設定し、該各方向で検出された位相差とコントラストを用いて前記第1のフォーカス制御と第2のフォーカス制御を行うことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  6. 前記撮像素子は、撮像光学系からの光束により形成された被写体像を光電変換して画像の生成及び前記コントラストの検出に用いられる第1の信号を出力する第1の光電変換セル群と、前記撮像光学系からの光束のうち分割された光束により形成された複数の像を光電変換して前記位相差の検出に用いられる第2の信号を出力する第2の光電変換セル群とを有し、
    前記第2の光電変換セル群は、前記撮像素子の長辺に沿った方向での前記位相差を検出する光電変換セルと、前記撮像素子の短辺に沿った方向での前記位相差を検出する光電変換セルとを含むことを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の撮像装置。
  7. 撮像素子を用いて生成された画像から特定被写体を検出するステップと、
    該特定被写体に対して、位相差検出方式による第1のフォーカス制御及びコントラスト検出方式による第2のフォーカス制御を行う制御ステップとを有し、
    前記制御ステップにおいて、前記特定被写体に応じた位相差検出方向を設定し、該位相差検出方向において検出された位相差に基づいて前記第1のフォーカス制御を行い、かつ前記位相差検出方向と同じ方向で検出されたコントラストに基づいて前記第2のフォーカス制御を行うことを特徴とする撮像装置の制御方法。
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