JP2009224840A - トランシーバおよびトランシーバにおける動作方法 - Google Patents

トランシーバおよびトランシーバにおける動作方法 Download PDF

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Abstract

【課題】小型化が可能なトランシーバを提供する。
【解決手段】トランシーバ1では、切替制御回路16が、電源スイッチSWがオンになったと判定した場合、表示制御部13が、オンであるスイッチSW1を介して電極Pに信号を供給することで、メモリ14に記憶された情報を表示装置12に表示させる。次に、切替制御回路16は、スイッチ回路15のスイッチSW1をオフ、スイッチSW2をオンさせる。通信回路11は、伝達すべき情報に基づく波形の電圧を、オンであるスイッチSW2を介して電極Pにを印加する。電極Pは、電界伝達媒体に容量結合し、電界伝達媒体と大地との間に電界が生じる。電界の一部は、他のトランシーバを経由することで、他のトランシーバがもつ同様な電極に同じ波形の電圧が印加される。他のトランシーバは、その電圧の波形により情報を再生する。
【選択図】図1

Description

本発明は、小型化が可能なトランシーバおよびトランシーバにおける動作方法に関するものである。
近年においては、人体などの電界伝達媒体に電界を誘起させて行う通信に関する研究がなされている(非特許文献1参照)。
図8は、そのような通信のしくみを説明するための模式図である。例えば、左のトランシーバ1Xは、右のトランシーバ1Xに伝達すべき情報に基づく電圧を自身の電極12A’、12B’間に印加する。すると、電極12A’、人体などの電界伝達媒体M、右のトランシーバ1Xの電極12A’、12B’、大地、左のトランシーバ1Xの電極12B’を通って、左のトランシーバ1Xの電極12A’に戻る電界の経路が形成される。右のトランシーバ1Xは、自身の電極12A’、12B’間に誘起される電界によって生じる電圧により情報を検出する。
"RedTacton"、[online]、日本電信電話株式会社、[平成19年3月8日検索]、インターネット〈URL:http://www.redtacton.com/〉
右のトランシーバ1Xの電極12A’、12B’間に誘起される電界は、左のトランシーバ1Xの電極12’A、12B’、右のトランシーバ1Xの電極12A’、12B’が大きいほど強く、こうして検出の感度を向上させることができる。
一方で、トランシーバにあっては、その通信回路を収納する筐体を小さくし、例えばカード型にしたいという要望がある。そこで問題なのが、2つの電極の配置である。特に、表示装置を内蔵する場合は、大きな筐体が必要になる。そのため、トランシーバの小型化が困難となってしまう。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、小型化が可能なトランシーバを提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1の本発明は、伝達すべき情報に基づく電界が電界伝達媒体に誘起されてなされる通信における当該情報を電極により送信または受信する通信回路と、電極を有する表示装置と、前記電極を用いて前記表示装置に情報を表示させる表示制御部と、前記電極を前記通信回路または前記表示制御部に切り替えて接続するスイッチ回路とを備えることを特徴とするトランシーバをもって解決手段とする。
請求項2の本発明は、前記通信回路に接続された電源スイッチと、前記電源スイッチがオフからオンになったか否かを判定し、オンになった場合、前記電極が前記表示制御部から前記通信回路に切り替えて接続されるように前記スイッチ回路を制御し、前記電源スイッチがオンからオフになったか否かを判定し、オフになった場合、前記電極が前記通信回路から前記表示制御部に切り替えて接続されるように前記スイッチ回路を制御する切替制御回路とを備えることを特徴とする請求項1記載のトランシーバをもって解決手段とする。
請求項3の本発明は、前記表示制御部は、前記電源スイッチがオフからオンになったとの判定結果を受けて、前記電極が前記通信回路に接続される前に、前記表示装置に情報を表示させることを特徴とする請求項2記載のトランシーバをもって解決手段とする。
請求項4の本発明は、前記表示制御部は、前記電源スイッチがオンからオフになったとの判定結果を受けて、前記電極が前記表示制御部に接続された後に、前記表示装置に情報を表示させることを特徴とする請求項2記載のトランシーバをもって解決手段とする。
請求項5の本発明は、前記通信回路による累積の通信量が記憶されるメモリを備え、前記通信回路は累積の通信量を前記メモリに記憶させ、前記切替制御回路は、前記電源スイッチがオンであるときに、前記メモリに記憶された通信量の増加量が予め設定された量を超えたか否かを判定し、超えたと判定されるごとに、前記電極を前記表示制御部に切り替えて接続させるとともに、超えたとの判定結果を受けた前記表示制御部により前記表示装置に情報が表示された後に、前記電極を前記通信回路に切り替えて接続させることを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載のトランシーバをもって解決手段とする。
請求項6の本発明は、伝達すべき情報に基づく電界が電界伝達媒体に誘起されてなされる通信における当該情報を電極により送信または受信する通信回路と、電極を有する表示装置と、前記電極を用いて前記表示装置に情報を表示させる表示制御部と、前記電極を前記通信回路または前記表示制御部に切り替えて接続するスイッチ回路と前記通信回路に接続された電源スイッチと、前記スイッチ回路を制御する切替制御回路とを備えるトランシーバにおける動作方法であって、前記切替制御回路が、前記電源スイッチがオフからオンになったか否かを判定するステップと、前記切替制御回路が、前記電源スイッチがオンになった場合、前記電極が前記表示制御部から前記通信回路に切り替えて接続されるように前記スイッチ回路を制御するステップとを含むことを特徴とするトランシーバにおける動作方法をもって解決手段とする。
請求項7の本発明は、伝達すべき情報に基づく電界が電界伝達媒体に誘起されてなされる通信における当該情報を電極により送信または受信する通信回路と、電極を有する表示装置と、前記電極を用いて前記表示装置に情報を表示させる表示制御部と、前記電極を前記通信回路または前記表示制御部に切り替えて接続するスイッチ回路と前記通信回路に接続された電源スイッチと、前記スイッチ回路を制御する切替制御回路とを備えるトランシーバにおける動作方法であって、前記切替制御回路が、前記電源スイッチがオフからオンになったか否かを判定するステップと、前記表示制御部が、前記電源スイッチがオンになった場合、前記表示装置に情報を表示させるステップと、前記切替制御回路が、前記電極が前記表示制御部から前記通信回路に切り替えて接続されるように前記スイッチ回路を制御するステップとを含むことを特徴とするトランシーバにおける動作方法をもって解決手段とする。
請求項8の本発明は、伝達すべき情報に基づく電界が電界伝達媒体に誘起されてなされる通信における当該情報を電極により送信または受信する通信回路と、電極を有する表示装置と、前記電極を用いて前記表示装置に情報を表示させる表示制御部と、前記電極を前記通信回路または前記表示制御部に切り替えて接続するスイッチ回路と前記通信回路に接続された電源スイッチと、前記スイッチ回路を制御する切替制御回路とを備えるトランシーバにおける動作方法であって、前記切替制御回路が、前記電源スイッチがオンからオフになったか否かを判定するステップと、前記切替制御回路が、前記電源スイッチがオフになった場合、前記電極が前記通信回路から前記表示制御部に切り替えて接続されるように前記スイッチ回路を制御するステップとを含むことを特徴とするトランシーバにおける動作方法をもって解決手段とする。
請求項9の本発明は、伝達すべき情報に基づく電界が電界伝達媒体に誘起されてなされる通信における当該情報を電極により送信または受信する通信回路と、電極を有する表示装置と、前記電極を用いて前記表示装置に情報を表示させる表示制御部と、前記電極を前記通信回路または前記表示制御部に切り替えて接続するスイッチ回路と前記通信回路に接続された電源スイッチと、前記スイッチ回路を制御する切替制御回路とを備えるトランシーバにおける動作方法であって、前記切替制御回路が、前記電源スイッチがオンからオフになったか否かを判定するステップと、前記切替制御回路が、前記電源スイッチがオフになった場合、前記電極が前記通信回路から前記表示制御部に切り替えて接続されるように前記スイッチ回路を制御するステップと、前記表示制御部が、前記表示装置に情報を表示させるステップとを含むことを特徴とするトランシーバにおける動作方法をもって解決手段とする。
請求項10の本発明は、伝達すべき情報に基づく電界が電界伝達媒体に誘起されてなされる通信における当該情報を電極により送信または受信する通信回路と、電極を有する表示装置と、前記電極を用いて前記表示装置に情報を表示させる表示制御部と、前記電極を前記通信回路または前記表示制御部に切り替えて接続するスイッチ回路と前記通信回路に接続された電源スイッチと、前記スイッチ回路を制御する切替制御回路と前記通信回路による累積の通信量が記憶されるメモリを備えるトランシーバにおける動作方法であって、前記切替制御回路が、前記電源スイッチがオフからオンになったか否かを判定するステップと、前記切替制御回路が、前記電源スイッチがオンになった場合、前記電極が前記表示制御部から前記通信回路に切り替えて接続されるように前記スイッチ回路を制御するステップと前記切替制御回路が、前記メモリに記憶された通信量の増加量が予め設定された量を超えたか否かを判定するステップと、前記切替制御回路が、超えたと判定された場合、前記電極を前記表示制御部に切り替えて接続させるステップと、前記表示制御部が、前記表示装置に情報を表示させるステップと、前記切替制御回路が、前記電極を前記通信回路に切り替えて接続させるステップと、前記切替制御回路が、前記電源スイッチがオンからオフになったか否かを判定するステップと、前記切替制御回路が、前記電源スイッチがオフになった場合、前記電極が前記通信回路から前記表示制御部に切り替えて接続されるように前記スイッチ回路を制御するステップとを含むことを特徴とするトランシーバにおける動作方法をもって解決手段とする。
本発明のトランシーバによれば、スイッチ回路を設けたことで、電界通信において情報を送信または受信するための電極を表示装置の電極とは別に設ける必要がないので、トランシーバを小型化することができる。かかるトランシーバの小型化は、切替制御回路を設けることで、可能とすることができる。例えば、電極が通信回路に接続される前に、表示装置に情報を表示させることができる。例えば、電極が表示制御部に接続された後に、表示装置に情報を表示させることができる。例えば、通信回路における通信量の増加量が予め設定された量を超えるごとに、表示装置に情報を表示させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に係るトランシーバの構成図である。
トランシーバ1は、図示しない他のトランシーバに伝達すべき、あるいは、他のトランシーバからトランシーバ1に伝達すべき情報に基づく電界が、人体などの電界伝達媒体に誘起されてなされる通信(電界通信という)に使用されるものである。
トランシーバ1は、そのような情報を送信または受信する通信回路11と、情報を表示する表示装置12と、情報を表示させる表示制御部13と、情報が記憶されるメモリ14と、電池Eと、電池Eと通信回路11間の電源スイッチSWと、表示装置12内の電極Pと表示制御部13間のスイッチSW1ならびに電極Pと通信回路11間のスイッチSW2を有するスイッチ回路15と、スイッチ回路15を制御する切替制御回路16とを備える。表示制御部13は常に電池Eに給電されている。電源スイッチSWは、トランシーバ1のユーザにより操作可能となっている。
表示装置12は、例えば、いわゆる電子ペーパであり、電極Pと、プリント基板121と、その上に搭載された画素電極122を有する駆動回路、…と、画素電極122ごとの電子インク123を備える。電子インク123は、マイクロカプセルやシリコンビーズなどである。
図2は、トランシーバ1の断面図である。
トランシーバ1は、筐体17を有し、表示装置12は、筐体17の表面に配置される。図1の通信回路11、表示制御部13、メモリ14、スイッチ回路15および切替制御回路16は、筐体17内のプリント基板18に搭載される。
(第1の実施の形態に係るトランシーバの動作方法)
図3は、トランシーバ1のフローチャートである。図4は、トランシーバ1の利用形態を示す図である。ここでは、電源スイッチSWがオフ、スイッチ回路15のスイッチSW1がオン、スイッチSW2がオフであることとする。
切替制御回路16は、電源スイッチSWがオフからオンになったか否かを判定する(図3:ステップS1)。ユーザが電源スイッチSWをオンさせた(図4:ステップD1)ことで、例えば、YESと判定された場合、判定結果を受けて、表示制御部13が、オンであるスイッチSW1を介して電極Pに信号を供給し、また、プリント基板121上の駆動回路にも信号を供給することで、メモリ14に記憶された情報を表示装置12に表示させる(図3、図4:ステップS3)。例えば、電池Eの残量、通信回路11による通信状況、トランシーバ1が稼働中である旨の情報が表示される。
次に、切替制御回路16は、スイッチ回路15のスイッチSW1をオフ、スイッチSW2をオンさせる(ステップS5)。これにより、表示制御部13から電極Pへの信号が絶たれるが、電子ペーパである表示装置12では、表示が維持される。
表示を確認したユーザにより、トランシーバ1が身につけられる(図4:ステップD3)と、トランシーバ1では、図示しない他のトランシーバとの間の電界通信(図4:ステップD5)がなされる。
例えば、トランシーバ1が他のトランシーバに情報を送信する場合、まず、通信回路11が、伝達すべき情報に基づく波形の電圧を、オンであるスイッチSW2を介して電極Pにを印加する。電極Pは、ユーザに容量結合し、ユーザと大地との間に電界が生じる。電界の一部は、他のトランシーバを経由することで、他のトランシーバがもつ同様な電極に同じ波形の電圧が印加される。他のトランシーバは、その電圧の波形により情報を再生する。
他のトランシーバも、トランシーバ1が行ったように情報を送信する。トランシーバ1も、他のトランシーバが行ったように情報を受信する。
かかる電界通信の中にあって、通信回路11は、メモリ14に累積の通信量を記憶させ、適宜更新する。
さて、ステップS1でNOと判定された場合、または、ステップS5の次で、切替制御回路16は、電源スイッチSWがオンからオフになったか否かを判定する(図3:ステップS7)。NOと判定された場合、ステップS1に戻る。
一方、例えば、ユーザが身につけたトランシーバ1を取りだし(図4:ステップD7)、ユーザが電源スイッチSWをオフさせた(図4:ステップD9)ことで、例えば、ステップS7でYESと判定された場合、切替制御回路16は、スイッチ回路15のスイッチSW1をオン、スイッチSW2をオフさせる(図3:ステップS9)。
次に、ステップS7でYESと判定されたとの判定結果を受けて、表示制御部13が、オンであるスイッチSW1を介して電極Pに信号を供給し、また、プリント基板121上の駆動回路にも信号を供給することで、メモリ14に記憶された情報を表示装置12に表示させ(図3、図4:ステップS11)、ステップS1に戻る。例えば、電池Eの残量、通信回路11による通信状況、トランシーバ1が稼働を終了する旨の情報が表示される。[第2の実施の形態]
図5は、第2の実施の形態に係るトランシーバの構成図である。
第2の実施の形態に係るトランシーバ2は、第1の実施の形態のものと、ほぼ同様なので、第1の実施の形態と同様の構成要素には、同一符号を付し、重複説明を省略する。
トランシーバ2は、通信回路11と、表示装置12と、表示制御部13と、メモリ14と、電池Eと、スイッチ回路15と、切替制御回路16Aとを備える。
(第2の実施の形態に係るトランシーバの動作方法)
図6は、トランシーバ2のフローチャートである。図7は、トランシーバ2の利用形態を示す図である。ここでは、電源スイッチSWがオフ、スイッチ回路15のスイッチSW1がオン、スイッチSW2がオフであることとする。
切替制御回路16Aは、電源スイッチSWがオフからオンになったか否かを判定する(図6:ステップS101)。ユーザが電源スイッチSWをオンさせた(図7:ステップD101)ことで、例えば、YESと判定された場合、判定結果を受けて、表示制御部13が、オンであるスイッチSW1を介して電極Pに信号を供給し、また、プリント基板121上の駆動回路にも信号を供給することで、メモリ14に記憶された情報を表示装置12に表示させる(図6、図7:ステップS103)。例えば、電池Eの残量、通信回路11による通信状況、トランシーバ2が稼働中である旨の情報が表示される。
次に、切替制御回路16Aは、スイッチ回路15のスイッチSW1をオフ、スイッチSW2をオンさせる(図6:ステップS105)。これにより、表示制御部13から電極Pへの信号が絶たれるが、電子ペーパである表示装置12では、表示が維持される。
表示を確認したユーザにより、トランシーバ2が身につけられる(図7:ステップD103)と、トランシーバ2では、図示しない他のトランシーバとの間の電界通信(図7:ステップD105)がなされる。
かかる電界通信の中にあって、通信回路11は、メモリ14に累積の通信量を記憶させ、適宜更新する。
切替制御回路16Aは、メモリ14に記憶された通信量の増加量が予め設定された量を超えたか否かを判定する(図6:ステップS107)。NOと判定された場合、切替制御回路16Aは、電源スイッチSWがオンからオフになったか否かを判定する(図6:ステップS109)。NOと判定された場合、ステップS107に戻る。
ステップS107でYESと判定された場合、切替制御回路16Aは、スイッチ回路15のスイッチSW1をオン、スイッチSW2をオフさせる(図7:ステップS111)。 次に、ステップS107でYESと判定されたとの判定結果を受けて、表示制御部13が、オンであるスイッチSW1を介して電極Pに信号を供給し、また、プリント基板121上の駆動回路にも信号を供給することで、メモリ14に記憶された情報を表示装置12に表示させる(図6、図7:ステップS113)。例えば、電池Eの残量、通信回路11による通信状況が表示される。
次に、切替制御回路16Aは、スイッチ回路15のスイッチSW1をオフ、スイッチSW2をオンさせる(図6:ステップS115)。これにより、表示制御部13から電極Pへの信号が絶たれるが、電子ペーパである表示装置12では、表示が維持される。
次に、切替制御回路16Aは、電源スイッチSWがオンからオフになったか否かを判定する(図6:ステップS109)。NOと判定された場合、ステップS107に戻る。 よって、電界通信(図7:ステップD105)により、予め設定された量と同じ通信量がメモリ14に記憶されるごとに、メモリ14に記憶された情報が表示される(図7:ステップS113)。
なお、ユーザが電源スイッチSWをオンさせないことにより、図6のステップS101でNOと判定された場合、切替制御回路16Aは、電源スイッチSWがオンからオフになったか否かを判定する(図6:ステップS109)。この場合、電源スイッチSWはオフなのでNOと判定され、ステップS107に戻る。この場合、通信できないのでNOと判定され、ステップS109に戻る。つまり、電源スイッチSWをオンさせない間は、ステップS101の後、ステップS109、S107が繰り返される。
一方、例えば、ユーザが身につけたトランシーバ2を取りだし(図7:ステップD107)、ユーザが電源スイッチSWをオフさせた(図7:ステップD109)ことで、例えば、ステップS109でYESと判定された場合、切替制御回路16は、スイッチ回路15のスイッチSW1をオン、スイッチSW2をオフさせる(図6:ステップS117)。
次に、ステップS109でYESと判定されたとの判定結果を受けて、表示制御部13が、オンであるスイッチSW1を介して電極Pに信号を供給し、また、プリント基板121上の駆動回路にも信号を供給することで、メモリ14に記憶された情報を表示装置12に表示させ(図6、図7:ステップS119)、ステップS101に戻る。例えば、電池Eの残量、通信回路11による通信状況、トランシーバ2が稼働を終了する旨の情報が表示される。
以上説明したように、本発明に係るトランシーバによれば、スイッチ回路を設けたことで、電界通信において情報を送信または受信するための電極を表示装置の電極とは別に設ける必要がないので、トランシーバを小型化することができる。
例えば、図2に示すような配置とトランシーバ1の厚さが決まっている場合は、表示装置12の電極とは別な電極を設ける必要がないことにより、プリント基板18上で、部品の空間を高くとれ、よって、背の高い部品を使用することができる。
かかるトランシーバの小型化は、切替制御回路を設けることで、可能とすることができる。例えば、電極が通信回路に接続される前に、表示装置に情報を表示させることができる。例えば、電極が表示制御部に接続された後に、表示装置に情報を表示させることができる。例えば、通信回路における通信量の増加量が予め設定された量を超えるごとに、表示装置に情報を表示させることができる。
第1の実施の形態に係るトランシーバの構成図である。 トランシーバ1の断面図である。 トランシーバ1のフローチャートである。 トランシーバ1の利用形態を示す図である。 第2の実施の形態に係るトランシーバの構成図である。 トランシーバ2のフローチャートである。 トランシーバ2の利用形態を示す図である。 電界伝達媒体に電界を誘起させて行う通信のしくみを説明するための模式図である。
符号の説明
1、2…トランシーバ
SW1、SW2…スイッチ
11…通信回路
12…表示装置
12A、12B、P…電極
13…表示制御部
14…メモリ
15…スイッチ回路
16、16A…切替制御回路
16A…切替制御回路
17…筐体
18、121…プリント基板
122…画素電極
123…電子インク
E…電池
M…電界伝達媒体
SW…電源スイッチ

Claims (10)

  1. 伝達すべき情報に基づく電界が電界伝達媒体に誘起されてなされる通信における当該情報を電極により送信または受信する通信回路と、
    電極を有する表示装置と、
    前記電極を用いて前記表示装置に情報を表示させる表示制御部と、
    前記電極を前記通信回路または前記表示制御部に切り替えて接続するスイッチ回路と
    を備えることを特徴とするトランシーバ。
  2. 前記通信回路に接続された電源スイッチと、
    前記電源スイッチがオフからオンになったか否かを判定し、オンになった場合、前記電極が前記表示制御部から前記通信回路に切り替えて接続されるように前記スイッチ回路を制御し、前記電源スイッチがオンからオフになったか否かを判定し、オフになった場合、前記電極が前記通信回路から前記表示制御部に切り替えて接続されるように前記スイッチ回路を制御する切替制御回路と
    を備えることを特徴とする請求項1記載のトランシーバ。
  3. 前記表示制御部は、
    前記電源スイッチがオフからオンになったとの判定結果を受けて、前記電極が前記通信回路に接続される前に、前記表示装置に情報を表示させる
    ことを特徴とする請求項2記載のトランシーバ。
  4. 前記表示制御部は、
    前記電源スイッチがオンからオフになったとの判定結果を受けて、前記電極が前記表示制御部に接続された後に、前記表示装置に情報を表示させる
    ことを特徴とする請求項2記載のトランシーバ。
  5. 前記通信回路による累積の通信量が記憶されるメモリを備え、
    前記通信回路は累積の通信量を前記メモリに記憶させ、
    前記切替制御回路は、
    前記電源スイッチがオンであるときに、前記メモリに記憶された通信量の増加量が予め設定された量を超えたか否かを判定し、超えたと判定されるごとに、前記電極を前記表示制御部に切り替えて接続させるとともに、超えたとの判定結果を受けた前記表示制御部により前記表示装置に情報が表示された後に、前記電極を前記通信回路に切り替えて接続させる
    ことを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載のトランシーバ。
  6. 伝達すべき情報に基づく電界が電界伝達媒体に誘起されてなされる通信における当該情報を電極により送信または受信する通信回路と、
    電極を有する表示装置と、
    前記電極を用いて前記表示装置に情報を表示させる表示制御部と、
    前記電極を前記通信回路または前記表示制御部に切り替えて接続するスイッチ回路と
    前記通信回路に接続された電源スイッチと、
    前記スイッチ回路を制御する切替制御回路とを備えるトランシーバにおける動作方法であって、
    前記切替制御回路が、前記電源スイッチがオフからオンになったか否かを判定するステップと、
    前記切替制御回路が、前記電源スイッチがオンになった場合、前記電極が前記表示制御部から前記通信回路に切り替えて接続されるように前記スイッチ回路を制御するステップと
    を含むことを特徴とするトランシーバにおける動作方法。
  7. 伝達すべき情報に基づく電界が電界伝達媒体に誘起されてなされる通信における当該情報を電極により送信または受信する通信回路と、
    電極を有する表示装置と、
    前記電極を用いて前記表示装置に情報を表示させる表示制御部と、
    前記電極を前記通信回路または前記表示制御部に切り替えて接続するスイッチ回路と
    前記通信回路に接続された電源スイッチと、
    前記スイッチ回路を制御する切替制御回路とを備えるトランシーバにおける動作方法であって、
    前記切替制御回路が、前記電源スイッチがオフからオンになったか否かを判定するステップと、
    前記表示制御部が、前記電源スイッチがオンになった場合、前記表示装置に情報を表示させるステップと、
    前記切替制御回路が、前記電極が前記表示制御部から前記通信回路に切り替えて接続されるように前記スイッチ回路を制御するステップと
    を含むことを特徴とするトランシーバにおける動作方法。
  8. 伝達すべき情報に基づく電界が電界伝達媒体に誘起されてなされる通信における当該情報を電極により送信または受信する通信回路と、
    電極を有する表示装置と、
    前記電極を用いて前記表示装置に情報を表示させる表示制御部と、
    前記電極を前記通信回路または前記表示制御部に切り替えて接続するスイッチ回路と
    前記通信回路に接続された電源スイッチと、
    前記スイッチ回路を制御する切替制御回路とを備えるトランシーバにおける動作方法であって、
    前記切替制御回路が、前記電源スイッチがオンからオフになったか否かを判定するステップと、
    前記切替制御回路が、前記電源スイッチがオフになった場合、前記電極が前記通信回路から前記表示制御部に切り替えて接続されるように前記スイッチ回路を制御するステップと
    を含むことを特徴とするトランシーバにおける動作方法。
  9. 伝達すべき情報に基づく電界が電界伝達媒体に誘起されてなされる通信における当該情報を電極により送信または受信する通信回路と、
    電極を有する表示装置と、
    前記電極を用いて前記表示装置に情報を表示させる表示制御部と、
    前記電極を前記通信回路または前記表示制御部に切り替えて接続するスイッチ回路と
    前記通信回路に接続された電源スイッチと、
    前記スイッチ回路を制御する切替制御回路とを備えるトランシーバにおける動作方法であって、
    前記切替制御回路が、前記電源スイッチがオンからオフになったか否かを判定するステップと、
    前記切替制御回路が、前記電源スイッチがオフになった場合、前記電極が前記通信回路から前記表示制御部に切り替えて接続されるように前記スイッチ回路を制御するステップと、
    前記表示制御部が、前記表示装置に情報を表示させるステップと
    を含むことを特徴とするトランシーバにおける動作方法。
  10. 伝達すべき情報に基づく電界が電界伝達媒体に誘起されてなされる通信における当該情報を電極により送信または受信する通信回路と、
    電極を有する表示装置と、
    前記電極を用いて前記表示装置に情報を表示させる表示制御部と、
    前記電極を前記通信回路または前記表示制御部に切り替えて接続するスイッチ回路と
    前記通信回路に接続された電源スイッチと、
    前記スイッチ回路を制御する切替制御回路と
    前記通信回路による累積の通信量が記憶されるメモリを備えるトランシーバにおける動作方法であって、
    前記切替制御回路が、前記電源スイッチがオフからオンになったか否かを判定するステップと、
    前記切替制御回路が、前記電源スイッチがオンになった場合、前記電極が前記表示制御部から前記通信回路に切り替えて接続されるように前記スイッチ回路を制御するステップと
    前記切替制御回路が、前記メモリに記憶された通信量の増加量が予め設定された量を超えたか否かを判定するステップと、
    前記切替制御回路が、超えたと判定された場合、前記電極を前記表示制御部に切り替えて接続させるステップと、
    前記表示制御部が、前記表示装置に情報を表示させるステップと、
    前記切替制御回路が、前記電極を前記通信回路に切り替えて接続させるステップと、
    前記切替制御回路が、前記電源スイッチがオンからオフになったか否かを判定するステップと、
    前記切替制御回路が、前記電源スイッチがオフになった場合、前記電極が前記通信回路から前記表示制御部に切り替えて接続されるように前記スイッチ回路を制御するステップと
    を含むことを特徴とするトランシーバにおける動作方法。
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