JP2009221729A - 洋式便器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 、尿等の汚染水が便器の表面に付着した場合であっても、汚染水が床面に到達しないようにし、床面を常に清潔な状態に維持することが出来るようにした洋式便器を提供する。
【解決手段】 洋式便器10の上部には、便座20が回動自在に設けられるととともにタンク30が設置されている。洋式便器10は、床面40に設置された便器本体11と、この便器本体11の上端に連続して形成されたリム部12とを有している。リム部12に、前記便座20が設けられるとともにタンク30が設置されている。タンク30には手洗い器31が設けられている。便器本体11の下端には、その外周の全周に亘って溝部13が形成されている。溝部13の底面14は、奥側aから手前側bに向かって低くなるように傾斜して形成されている。溝部13の最も手前側bの底面14には、排水孔15が形成されており、この排水孔15にはワントラップ目皿16が設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、床面が尿等により汚されるのを防止した洋式便器に関し、さらに詳しくは、尿が便器表面を流れ落ちて床面に到達するのを防止できるようにした洋式便器に関するものである。
通常、男性が洋式便器で放尿するには、洋式便器の手前に立ち、便器本体内に配置されたボール部内の洗浄液に向かって行うのであるが、尿が洗浄液に落下した際、洗浄液や尿からなる汚染水が水滴となって跳ね返り、リム部や便器本体に付着することがあり、このような場合、リム部や便器本体に付着した汚染水は表面を流れ落ちて床面に到達し、床面を汚すものであった。
また、放尿の際、全ての尿がボール部に落下するものでなく、飛沫となって周囲に飛散し、リム部や便器本体に直接付着する場合があり、このような場合は尿がリム部、便器本体の表面を流れ落ちて床面に到達し、床面を汚すものであった。特に、年少者の場合、尿をボール部内に正確に排出することが出来ないことが多いので、リム部や便器本体に直接掛けてしまう場合があり、床面の汚れがひどくなるものであった。
さらに、手洗い器付のタンクが設置されているタイプの便器においては、放尿後、手洗い器で手を洗うのであるが、その際、手洗いの水が跳ねてタンク、リム部、便器本体に付着し、タンク、リム部、便器本体の表面を流れ落ち、床面に到達して床面を汚すものであった。
さらにまた、冬季においては、タンク、リム部、便器本体の表面に結露し、その水滴が流れ落ちることにより床面を汚す場合があった。
以上のように、放尿の際、汚染水の跳ねによる床面の汚れは問題であり、従来、このような問題を解決するために、尿、糞等の飛散防止便器(例えば、特許文献1参照。)や、尿飛散防止装置(例えば、特許文献2参照。)が提案されていた。
特開2006−16821号公報 特開2005−6898号公報
しかしながら、上述した従来の飛散防止便器等は、尿の飛散自体を防止するための技術であり、一旦飛散して便器の表面に尿が付着した場合は、依然として床面を汚すことを防止できないものであった。
本発明は、以上の問題点を解決し、尿等の汚染水が便器の表面に付着した場合であっても、汚染水が床面に到達しないようにし、床面を常に清潔な状態に維持することが出来るようにした洋式便器を提供することを目的とする。
請求項1に係る洋式便器は、便器本体と、該便器本体の上端に連続して形成され便座が載置されるリム部とを有し、該便器本体の下端外周の全周に亘って溝部が形成されていることを特徴として構成されている。
請求項2に係る洋式便器は、請求項1記載の洋式便器において、溝部が奥側から手前側に向かって低くなるように傾斜して形成されていることを特徴として構成されている。
請求項3に係る洋式便器は、請求項2記載の洋式便器において、溝部の手前側において排水孔が形成されるとともに、該排水孔に排便管に連通する排水管が連結されていることを特徴として構成されている。
請求項4に係る様式便器は、請求項3記載の洋式便器において、排水孔にゴミ侵入防止用の蓋体が設けられていることを特徴として構成されている。
請求項5に係る様式便器は、請求項1、2、3又は4記載の洋式便器において、リム部に、手洗い器が設けられたタンクが設置されていることを特徴として構成されている。
請求項1に係る洋式便器によれば、便器本体の下端外周の全周に亘って溝部が形成されているので、リム部、便器本体の表面を流れ落ちて来た汚染水は溝部により受けられる。したがって、汚染水が床面に到達することが無いので、床面を汚染水で汚すことが無く常に清潔な状態に維持することが出来る。
請求項2に係る洋式便器によれば、溝部が奥側から手前側に向かって低くなるように傾斜して形成されているので、溝部で受けられた汚染水は、奥側から手前側に流れてくるので、汚染水を手前側に集めることが出来、汚染水の除去作業や、溝部の洗浄作業が簡単になるものである。
請求項3に係る洋式便器によれば、溝部の手前側において排水孔が形成されるとともに、排水孔に排便管に連通する排水管が連結されているので、溝部に溜まった汚染水は、排水孔に集められ、この排水孔より排水管を介して排便管に移動して行くので、汚染水の除去作業が簡単なものである。
請求項4に係る洋式便器によれば、排水孔にゴミ侵入防止用の蓋体が設けられているので、ゴミ等の排水管への進入を防止することができるので、排水管が詰まったり、汚染水の流通が悪くなったりすることが無い。
請求項5に係る洋式便器によれば、リム部に手洗い器が設けられたタンクが設置されたものであるので、手洗いの際の跳ね水が便器に付着しても、床面を汚すことが無い。
本発明の洋式便器においては、便器本体の下端外周の全周に亘って溝部が形成されている。溝部は便器本体の表面を流れ落ちてきた尿、洗浄水、水道水、結露により生じた水等の汚染水を受け止め、床面を濡らさないようにするためのものであり、汚染水を貯めることが出来れば、その形状、寸法等は特に限定されない。また、溝部は、奥側から手前側に向かって低くなるように傾斜して形成することが好ましい。このように傾斜して形成することにより、溝部に落下した汚染水が手前側に流れてきて溜まるので、汚染水の除去が簡単になり、また、溝部の清掃にあたっても、奥側から水を流すことにより、円滑に洗浄することが出来る。
溝部には、手前側において排水孔を形成するとともに、この排水孔に排便管に連通する排水管を連結することが好ましい。このように構成することにより、奥側から手前側に流れてきた汚染水が排水孔から排水管を介して排便管に流れているので、汚染水の除去作業が極めて簡単にできる。また、排水孔には、ゴミ等の異物が排水管に入り込まないようにゴミ侵入防止用の蓋体を設けることが好ましい。
本発明により洋式便器は、タンクが設置されているものでも設置されていないものでも特に限定されず適用することが出来るが、手洗い器が設けられたタンクが設置されている洋式便器に適用することが好ましい。このような洋式便器に適用することにより、手洗いの際、発生した跳ね水により床面が汚されるのを防止することが出来る。
本発明による洋式便器の一実施形態を図面を参照して説明する。
図1は洋式便器の斜視図、図2は洋式便器の正面図、図3は洋式便器の左側面図、図4は図2中A−A線断面図である。
これらの図において、10は洋式便器で、この洋式便器10の上部には、便座20が回動自在に設けられるととともにタンク30が設置されている。洋式便器10は、床面40に設置された便器本体11と、この便器本体11の上端に連続して形成されたリム部12とを有し、このリム部12に、前記便座20が設けられるとともにタンク30が設置されており、タンク30には手洗い器31が設けられている。
便器本体11の下端には、その外周の全周に亘って溝部13が形成されており、この溝部13の底面14は、奥側aから手前側bに向かって低くなるように傾斜して形成されている。したがって、溝部13に落ち込んだ汚染水は、奥側aから手前側bに底面14を流れて移動するようになっている。
また、溝部13の最も手前側bの底面14には、排水孔15が形成されており、この排水孔15にはワントラップ目皿16が設けられ、ゴミ等が排水孔15に侵入しないようになっている。この排水孔15は、図3に示すように、床面40下に埋設された排水管17が連結されており、この排水管17は排便管18に連結されている。したがって、溝部13に溜まった汚染水は、排水孔15から排水管16に流入し、排便管18に送られるものである。
以上のような洋式便器10においては、放尿の際、跳ね返りや飛散により尿等の汚染水がリム部12や便器本体11に付着したとき、付着した汚染水は表面を流れ落ちていくが、便器本体11の下端において溝部13に落ち込むこととなり、床面40を汚すことが無い。また、溝部13に落ち込んだ汚染水は、底面14の傾斜により手前側に集められ、排水孔15より排水管17に流入し、排便管18に排出される。
本発明による洋式便器の一実施形態の斜視図 本発明による洋式便器の一実施形態の正面図 本発明による洋式便器の左側面図 図2中A−A線断面図
符号の説明
10 洋式便器
11 便器本体
12 リム部
13 溝部
14 底面
15 排水孔
16 ワントラップ目皿
17 排水管
18 排便管
20 便座
30 タンク
31 手洗い器
40 床面

Claims (5)

  1. 便器本体と、該便器本体の上端に連続して形成され便座が載置されるリム部とを有し、該便器本体の下端外周の全周に亘って溝部が形成されていることを特徴とする洋式便器。
  2. 前記溝部が奥側から手前側に向かって低くなるように傾斜して形成されていることを特徴とする請求項1記載の洋式便器。
  3. 前記溝部の手前側において排水孔が形成されるとともに、該排水孔に排便管に連通する排水管が連結されていることを特徴とする請求項2記載の洋式便器。
  4. 前記排水孔にゴミ侵入防止用の蓋体が設けられていることを特徴とする請求項3記載の洋式便器。
  5. 前記リム部に、手洗い器が設けられたタンクが設置されていることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の洋式便器。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0131653Y2 (ja) * 1982-12-16 1989-09-28
JP2001049724A (ja) * 1999-08-06 2001-02-20 Sumitomo Forestry Co Ltd 便器用結露受座
JP2003261977A (ja) * 2002-03-12 2003-09-19 Toto Ltd 洋風便器
JP2007224561A (ja) * 2006-02-22 2007-09-06 Sumitomo Forestry Co Ltd 便器用受け座

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