JP2009150159A - 水洗洋式便器 - Google Patents

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Kenjiro Arashi
謙次郎 嵐
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Abstract

【課題】 放尿の飛び出しを長期の使用に耐えて防止する水洗洋式便器を提供することを目的とする。
【解決手段】 水洗洋式便器21は便器本体22がスカート部23とボウル24とリム部25とで形成され、ヒンジ式の便座26と便蓋27を備える。便器本体22のボウル24の下部は排水口24aから水封用のトラップ部30を介して排水管31に連結されるので、ボウル24には常時一定の水位Wまで水が溜まった状態である。水洗洋式便器21のボウル24の奥側面に男子が立位で放尿の際に放尿するに望ましい放出目標としての凸状標的Sがボウル24と一体的に三角錐形状で形成され、三角錐形状の側面の一辺S1が上方に向くように配置される。凸状標的Sはボウル24の常時一定の水位Wで満たされた溜水W1に浸る領域に形成される。
【選択図】図2

Description

本発明は水洗洋式便器に関し、男子が立位で放尿の際に小水がボウル面からの飛び出すのを防止する技術に関する。
従来、水洗洋式便器のボウル面からの小水の飛び出しを防止するための技術として特許文献1の方法が知られている。
特許文献1によれば、図4に示すように、水洗洋式便器1は本体部2と、便座部3及び蓋5によって構成されている。便座部3及び蓋5は根元部分が図示しないヒンジによって本体部2に揺動可能に接続されている。男子が放尿する際には便座部3と蓋5はハネ上げられる。
水洗洋式便器1の本体部2のボウル6には、常時、一定の水位11まで水が張られており、水洗洋式便器1の排水路にはトラップ部7が設けられ、トラップ部7の頂端部8の位置まで水が溜まる構成となっている。
そして、使用者から見てボウル6の奥側であって且つ水面下の位置に放尿標識10が設けられ、放尿標識10の位置はトラップ部7の水路の頂端部8よりも下方である。放尿標識10は、男子が放尿する際の望ましい着地目標を印す目印であり、放尿が放尿標識10に命中すれば、跳ね返りや飛沫が床にこぼれることは少ない。
特開2007−224550号公報
ところが、このような水洗洋式便器1の放尿標識10では、長期の使用によって放尿標識10が外れたり剥げたりすることがあるので、放尿の目標が定まらず放尿標識位置から外れた放尿がボウル6外へ飛散するという問題が発生していた。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みて、放尿の飛び出しを長期の使用に耐えて防止する水洗洋式便器を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、水洗洋式便器において、男子が立位で放尿の際の放出目標としての凸状標的が前記水洗洋式便器のボウルと一体的に形成されることを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1に記載の水洗洋式便器であって、前記凸状標的は円錐形状又は角錐形状で前記ボウルの常時一定水位の溜水に浸る領域に形成されることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、男子が立位で放尿の際の放出目標としての凸状標的が前記水洗洋式便器のボウルと一体的に形成されるので、凸状標的は外れたり剥げたりせず永続的に存在するので、長期に亘って常に放尿の目標が定まり放尿がボウル外へ飛散することが防止できる。
請求項2の発明によれば、前記凸状標的は円錐形状又は角錐形状で前記ボウルの常時一定水位の溜水に浸る領域に形成されるので、汚物や小水が直接溜まり難いのでその表面が汚れず標識としての効果が持続できる。
<本発明の実施形態>
以下に、本発明の実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。
<水洗洋式便器構成>
図1、図2、図3(a)、(b)に示すように、本発明の実施形態における水洗洋式便器21は便器本体22がスカート部23とボウル24とリム部25とから成り、ヒンジ式の便座26と便蓋27を備える。男子が放尿する際には便座26と便蓋27を跳上げて使用する。
便器本体22のボウル24の下部は排水口24aから水封用のトラップ部30を介して排水管31に連結されるので、ボウル24には常時一定の水位Wまで水が溜まった状態である。水位Wはトラップ部30の内部における頂端30aの高さ位置である。
ここで、前記水洗洋式便器21のボウル24の奥側面に男子が立位で放尿の際に放尿するに望ましい放出目標としての凸状標的Sがボウル24と一体的に形成される。凸状標的Sは三角錐形状で一対の側面S2で挟まれた一辺S1が上方に向くように配置される。なお、凸状標的Sは前記ボウル24の常時一定の水位Wで満たされる溜水W1に浸る領域に形成される。
便器本体22のスカート部23と、凸状標的Sが一体的に形成されるボウル24と、リム部25とは、樹脂や陶器等でそれぞれ別部品として加工した後に固着して組立てられる。
<水洗洋式便器の作用>
上記のように、前記水洗洋式便器21のボウル24の奥側面に男子が立位で放尿の際の放出目標としての凸状標的Sが形成され、前記凸状標的Sはボウル24と一体的に三角錐形状で形成される、このため、望ましい放出目標としての放尿標識10に放尿が命中することで、放尿の跳ね返りや飛沫が床にこぼれることが減少する。
三角錐形状の凸状標的Sは側面の一辺S1が上方に向くように形成されるので、放尿は一辺S1を挟む一対の側面S2によって左右に振り分けられるので上方への跳ね返りが少なくなる。また、前記凸状標的Sは前記ボウルの常時一定の水位Wである溜水W1に浸る領域に設けられるので、凸状標的Sが乾燥することがない。このため、汚れの附着等が減少し放尿標識としての品質性を長期間保持できる。
前記凸状標的Sはボウル24と一体的に形成されるのでそれぞれを別途形成する手間が不要なので製作コストも減少する。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて説明したが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、凸状標的Sは円錐形状でも構わない。凸状標的Sは四角錐形状でも良く、この場合、四角錐形状と同様に側面の一辺が上方に向くように配置するのが好ましい。
凸状標的Sは前記ボウル24の常時一定の水位Wより少し上方で水位Wに接する位置に設けても構わない。この位置であれば、放尿と放尿による衝撃による溜水W1の振動水によって凸状標的Sは使用毎に常に濡れた状態が発生するので汚れの附着等が減少し放尿標識としての品質性を長期間保持できる。
なお、便器本体22のスカート部23と、凸状標的Sと一体のボウル24と、リム部25とは、樹脂や陶器で全体を一体形成しても構わない。
本発明の実施形態における水洗洋式便器21の斜視図である。 本発明の実施形態における水洗洋式便器21の図1におけるA−A断面図である。 本発明の実施形態における、(a)は凸状標的Sの正面図、(b)は図3(a)のB−B断面図である。 従来の水洗洋式便器1の側面断面図である。
符号の説明
21 水洗洋式便器
22 便器本体
23 スカート部
24 ボウル
24a 排水口
25 リム部
26 便座
27 便蓋
30 トラップ部
31 排水管
S 凸状標的
S1 一辺
W 水位
W1 溜水

Claims (2)

  1. 水洗洋式便器において、
    男子が立位で放尿の際の放出目標としての凸状標的が前記水洗洋式便器のボウルと一体的に形成されることを特徴とする水洗洋式便器。
  2. 請求項1に記載の水洗洋式便器であって、前記凸状標的は円錐形状又は角錐形状で前記ボウルの常時一定水位の溜水に浸る領域に形成されることを特徴とする水洗洋式便器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102493540A (zh) * 2011-11-26 2012-06-13 刘磊 一种厕坑

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03140528A (ja) * 1989-10-24 1991-06-14 Mitsuhiko Miura 水の跳ね返りを防止した洋風便器
JP2007224550A (ja) * 2006-02-22 2007-09-06 Matsushita Electric Works Ltd 洋風便器

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