JP2009220852A - キャップ - Google Patents

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JP2009220852A
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Toshihiko Akamatsu
外之彦 赤松
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Akamatsu Kasei Kougyou Co Ltd
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Akamatsu Kasei Kougyou Co Ltd
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Abstract

【課題】容器から外すことなく内容物ストローで飲むことができると共に、ストローを挿入する状態で充填している液体がこぼれるのを有効に防止する。
【解決手段】キャップは、プラスチックシートを成形して製造される。キャップは、外周縁に沿って容器の開口縁に嵌着される嵌着鍔2を設けている。さらに、キャップは、嵌着鍔2から内側に離れた位置であって、リング状の軌跡に、内面に突出する隔壁3を設けており、隔壁3の内側に内周フラット面4を、隔壁3の外側に外周フラット面5を設けている。また、内周フラット面4と外周フラット面5とに段差を設けて、内周フラット面4を外周フラット面5よりもキャップの外側に突出するように高くして、内周フラット面4にストローを挿入する切断線6を設けている。
【選択図】図3

Description

本発明は、主としてコーヒー等の持ち帰りに使用される紙コップからなる容器のキャップに関する。
キャップは、紙コップ等の容器の開口部に脱着できるように被せられて、コーヒーなどがこぼれないように開口部を閉塞する。この構造のキャップは、外周縁に沿って嵌着鍔を設けて脱着できるように容器に被せられる。(特許文献1参照)
実開昭63−134946号公報
特許文献1に記載されるキャップを図1に示す。このキャップ91は、紙コップなどの容器に被せてコーヒー等をこぼれないように開口部を閉塞できる。しかしながら、このキャップ91は、コーヒーなどを飲む毎に紙コップから外す必要があるので手間がかかる欠点がある。この欠点を解消するために、キャップに切断線を設けて、ストローを挿入してコーヒーなどを飲むキャップも市販されている。ただ、この構造のキャップは、ストローを挿入する状態で、ストローと切断線との間に隙間ができ、容器が揺れるとこの隙間からコーヒーなどがこぼれやすい欠点がある。、
本発明は、さらにこの欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、容器から外すことなくストローでコーヒーなどを飲むことができると共に、ストローを挿入する状態で充填しているコーヒーなどがこぼれるのを有効に防止できるキャップを提供することにある。
本発明のキャップ1は、前述の目的を達成するために以下の構成を備える。
キャップは、プラスチックシートを成形して製造される。キャップは、外周縁に沿って容器10の開口縁12に嵌着される嵌着鍔2を設けている。さらに、キャップは、嵌着鍔2から内側に離れた位置であって、リング状の軌跡に、内面に突出する隔壁3を設けており、隔壁3の内側に内周フラット面4を、隔壁3の外側に外周フラット面5を設けている。また、内周フラット面4と外周フラット面5とに段差を設けて、内周フラット面4を外周フラット面5よりもキャップの外側に突出するように高くして、内周フラット面4にストローを挿入する切断線6を設けている。
本発明の請求項2のキャップは、外周フラット面5の幅(d)を、内周フラット面4の幅(D)の20%ないし70%としている。
本発明の請求項3のキャップは、キャップの外形を円形として、隔壁3を設けてなるリング状の軌跡を円形としている。
本発明の請求項4のキャップは、長さが異なる複数の隔壁3Aをリング状の軌跡に設けている。
本発明の請求項5のキャップは、切断線6をクロス状に設けている。
本発明の請求項6のキャップは、プラスチックシートを真空成形して、嵌着鍔2と隔壁3を設けている。
本発明のキャップは、容器から外すことなくストローを切断線に挿入してコーヒーなどの飲料を飲むことができ、しかも、ストローを挿入する状態で充填しているコーヒーなどの飲料がこぼれるのを有効に防止できる特徴がある。それは、紙コップなどの容器が車の振動などで揺れて、充填している液体飲料が内部で激しく波立つ状態となっても、切断線を設けている内周フラット面の外側に設けている隔壁に衝突して落下され、さらに切断線を設けている内周フラット面を隔壁の外側の外周フラット面よりも高い段差部としていることから、液体飲料が直接に切断線に飛び散って外部に漏れることがないからである。このことは、紙コップの容器の主たる用途である車で移動しながらの使用において、コーヒーなど液体飲料の漏れを有効に防止できることから極めて便利に使用できる特徴を実現する。とくに、ストローを挿入する状態での漏れを有効に防止できることから、いつでも飲むことができる状態としながら、極めて便利に使用できる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのキャップを例示するものであって、本発明はキャップを以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図2ないし図6に示すキャップ1は、紙コップ等の容器10の開口部11に脱着できる被せられて、容器10の内部に充填されるコーヒーや清涼飲料水などの液体飲料を漏れないように開口部11を閉塞する。ただし、本発明は、キャップを被せる容器を紙コップには特定しない。容器には、紙コップと同じ形状にプラスチックシートを真空成形してなる容器、あるいは底を閉塞している円筒状の容器であって、持ち運びできる全ての容器とすることができる。
図に示すキャップ1は、プラスチックシートを真空成形して製造される。このキャップ1は、外周縁に沿って容器10の開口縁12に嵌着される嵌着鍔2を設けている。図のキャップ1は、嵌着鍔2の内側に下面に突出するように嵌着凸条7を設けている。このキャップ1は、嵌着鍔2と嵌着凸条7との間に嵌着溝8を設けて、この嵌着溝8に紙コップなどの容器10の開口縁12を挿入して、容器10に脱着できるように連結される。
さらに、キャップ1は、嵌着鍔2の内側に離れた位置であって、リング状の軌跡に隔壁3を設けている。この隔壁3は、キャップ1の内側、すなわち下面に突出するように設けられる。図3と図4のキャップ1は、リング状の軌跡を円形として、円形軌跡に隔壁3を設けている。さらに、図のキャップ1は、長さが異なる複数の隔壁3Aをリング状の軌跡に設けている。このキャップ1は、隔壁3Aで離して積層できるので、複数のキャップ1を積層する状態から一枚を簡単に分離して取り出しできる。図3ないし図6のキャップ1は、リング状の軌跡に配置される複数の隔壁3Aの間に、低い隔壁3Bを設けている。このキャップ1は、リング状の軌跡に連続して隔壁3を設けて、切断線6からの漏れをより確実に防止できる。ただし、本発明のキャップは、図示しないが、リング状の軌跡に複数の隔壁を設けて、隔壁の間に低い隔壁を設けない形状とすることもできる。
さらに、キャップは、隔壁3を嵌着鍔2から内側に離れたリング状の軌跡に設けることで、隔壁3の内側を内周フラット面4、隔壁3の外側を外周フラット面5としている。図のキャップ1は、外周フラット面5の幅(d)を内周フラット面4の幅(D)の約50%としている。すなわち、両側に設けられる外周フラット面5の幅(d)のトータル値であるである2dを、内周フラット面4の幅(D)にほぼ等しくしている。ただし、外周フラット面の幅(d)は、内周フラット面の幅(D)の20%ないし70%とすることができる。外周フラット面の幅が狭いと、隔壁が嵌着鍔に接近して、隔壁でもって液体飲料の漏れを有効に阻止できず、反対に広いと内周フラット面が狭くなって、切断線が短くなって、ストローを挿入する領域が狭くなって、ストローの挿入に手間がかかる。このため、外周フラット面の幅は、漏れを防止する効果と、ストローの挿入しやすさを考慮して前述の範囲で最適値に設定される。
図のキャップ1は、内周フラット面4にクロス状に切断線6を設けている。この切断線6は、中心部にストローをスムーズに挿入できる特徴がある。ただ、切断線は、必ずしもクロス状に設ける必要はなく、たとえば放射状に、あるいは直線状に設けることもできる。切断線6は、図7の断面図に示すように、鋏のように、プラスチックシートを上下の刃物9で挟んで切断して設けられる。この状態で切断して設けられる切断線6は、プラスチックシートの切断面が互いに接近することから、プラスチックシートを平板の上に載せて、上からトムソン刃で押し切る切断線に比較して、漏れをさらに少なくできる。それは、切断された切断端面が互いに接近して、隙間が狭くなるからである。
キャップ1は、プラスチックシートを真空成形して嵌着鍔2と、嵌着凸条7と、隔壁3を設けていることから、嵌着凸条7と隔壁3は、プラスチックシートをU曲する形状に成形して設けられる。
従来のキャップの斜視図である。 本発明のキャップの斜視図である。 図2に示すキャップの底面斜視図である。 図2に示すキャップの底面図である。 図4に示すキャップのA−A線断面図である。 図4に示すキャップのB−B線断面図である。 キャップの内周フラット面に切断線を設ける状態を示す断面図である。
符号の説明
1…キャップ
2…嵌着鍔
3…隔壁 3A…隔壁
3B…低い隔壁
4…内周フラット面
5…外周フラット面
6…切断線
7…嵌着凸条
8…嵌着溝
9…刃物
10…容器
11…開口部
12…開口縁
91…キャップ

Claims (6)

  1. プラスチックシートを成形してなる容器(10)のキャップであって、外周縁に沿って容器(10)の開口縁(12)に嵌着される嵌着鍔(2)を有し、この嵌着鍔(2)から内側に離れた位置であって、リング状の軌跡に、内面に突出する隔壁(3)を設けて、隔壁(3)の内側に内周フラット面(4)を、隔壁(3)の外側に外周フラット面(5)を設けており、さらに、内周フラット面(4)と外周フラット面(5)とに段差を設けて、内周フラット面(4)を外周フラット面(5)よりもキャップの外側に突出するように高くしており、この内周フラット面(4)にストローを挿入する切断線(6)を設けてなることを特徴とするキャップ。
  2. 前記外周フラット面(5)の幅(d)が、内周フラット面(4)の幅(D)の20%ないし70%である請求項1に記載されるキャップ。
  3. キャップの外形が円形で、前記隔壁(3)を設けてなるリング状の軌跡を円形としている請求項1に記載されるキャップ。
  4. 長さが異なる複数の隔壁(3A)をリング状の軌跡に設けてなる請求項3に記載されるキャップ。
  5. 前記切断線(6)がクロス状に設けられてなる請求項1に記載されるキャップ。
  6. プラスチックシートが真空成形されて、嵌着鍔(2)と隔壁(3)を設けてなる請求項1に記載されるキャップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012153382A (ja) * 2011-01-24 2012-08-16 Asahi Kasei Pax Corp 容器用蓋
US10582787B2 (en) 2012-08-22 2020-03-10 Ptm Packaging Tools Machinery Pte. Ltd. Paper-based container lids and methods for making the same

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