JP2009220758A - 台車 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車から路面に加わる力を従来より小さくすることができる台車を提供する。
【解決手段】 台車10は、路面90に設置される車20と、車20に支持された台30と、空気の流れを起こすファン40と、台30に設置されてファン40によって起こされる空気の流れによって矢印10aで示す方向の揚力を発生させる翼50とを備え、ファン40は、車20から路面90に加わる矢印10bで示す方向の力に空気の矢印10aで示す方向の圧力によって対抗する位置に配置されていて、翼50は、車20から路面90に加わる矢印10bで示す方向の力に矢印10aで示す方向の揚力によって対抗する位置に設置されていることを特徴とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、人や物を運搬するための台車に関する。
従来の台車として、路面に設置される車と、車に支持された台と、空気の流れを起こすファンとを備え、車から路面に加わる力に空気の圧力によって対抗する位置にファンが配置されている台車が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−34812号公報
台車は、車から路面に加わる力が軽減されると、小さな外力で路面上を移動させられることができる。したがって、車から路面に加わる力を軽減することが期待されている。
そこで、本発明は、車から路面に加わる力を従来より小さくすることができる台車を提供することを目的とする。
本発明の台車は、路面に設置される車と、前記車に支持された台と、空気の流れを起こすファンと、前記台に設置されて前記ファンによって起こされる前記空気の流れによって揚力を発生させる翼とを備え、前記ファンは、前記車から前記路面に加わる力に前記空気の圧力によって対抗する位置に配置されていて、前記翼は、前記車から前記路面に加わる力に前記揚力によって対抗する位置に設置されていることを特徴とする。
この構成により、本発明の台車は、ファンから吹き出す空気の圧力によって車から路面に加わる力に対抗するだけでなく、ファンによって起こされる空気の流れによって発生させられた揚力によっても車から路面に加わる力に対抗するので、車から路面に加わる力を従来より小さくすることができる。
また、本発明の台車の前記翼は、前記流れに対する角度を変更可能に前記台に設置されていることが好ましい。
この構成により、本発明の台車は、ファンによって起こされる空気の流れの強さだけでなく、ファンによって起こされる空気の流れに対する翼の角度によっても、揚力の大きさを変更することができる。
また、本発明の台車は、前記ファンの回転数および前記翼の前記角度を制御する制御部を備え、前記制御部は、前記ファンの回転数および前記翼の前記角度を互いに関連付けて変更することが好ましい。
この構成により、本発明の台車は、ファンの回転数のみを制御する構成と比較して、車から路面に加わる力の大きさを高精度に制御することができる。
本発明によれば、ファンから吹き出す空気の圧力によって車から路面に加わる力に対抗するだけでなく、ファンによって起こされる空気の流れによって発生させられた揚力によっても車から路面に加わる力に対抗するので、車から路面に加わる力を従来より小さくすることができる台車を提供することができる。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
まず、本実施の形態に係る台車の構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係る台車10の外観斜視図である。図2は、台車10の正面図である。図3は、図2のA−A矢視断面図である。図4は、台車10の底面図である。図5は、図2のB−B矢視断面図である。
図1〜図5に示すように、台車10は、路面90に設置される車20と、車20に支持された台30と、台30に設置されて空気の流れを起こすファン40と、台30に設置されてファン40によって起こされる空気の流れによって矢印10aで示す方向の揚力を発生させるFRP(Fiber Reinforced Plastics)製の翼50とを備えている。台車10は、荒地や砂地などの平坦でない路面90でも使用可能であり、例えば、物を運搬したり、救急用の担架として人を運んだりすることができる。
車20は、台30の下部の四隅に配置されている。
台30は、内部が空洞であるアルミ製の枠31と、枠31上の四隅に設置されたアルミ製の柱32と、枠31の空洞を4つの空間に仕切る十字型のアルミ製の仕切板33と、柱32および仕切板33に支持されて人や物が積載させられるアルミ製の積載板34と、仕切板33によって仕切られた枠31内の4つの空間のそれぞれに配置されてファン40によって吹き出された空気の流れの勢いを増すためのFRP製の絞り35と、枠31の正面、右側面、左側面、背面の下部にそれぞれ形成された溝31aに圧入された塩化ビニル製のスカート36とを備えている。スカート36は、枠31からの突出量を調整可能であり、ファン40によって吹き出された空気によって埃が飛散することを防ぐことができる。
台30は、空気が供給される空気供給口30aが枠31、柱32、仕切板33および積載板34によって正面、右側面、左側面、背面に2つずつ、計8つ形成されている。空気供給口30aは、仕切板33によって仕切られた枠31内の4つの空間のそれぞれに2つずつ連通している。
ファン40は、仕切板33によって仕切られた枠31内の4つの空間のそれぞれに配置されており、自らが吹き出す空気の矢印10aで示す方向の圧力が車20から路面90に加わる矢印10bで示す方向の力に対抗する位置に配置されている。
翼50は、空気供給口30a毎に柱32と、仕切板33との間に渡されており、ファン40によって起こされる空気の流れによって発生する矢印10aで示す方向の揚力が車20から路面90に加わる矢印10bで示す方向の力に対抗する位置に配置されている。また、翼50は、ファン40によって起こされる空気の流れに対する角度を変更可能に台30に設置されている。
図6は、台車10の側面断面図であって、車20の近傍の図である。
図6に示すように、車20は、台30の絞り35に形成された穴35aに挿入された支持棒21に支持されている。支持棒21は、台30の絞り35の穴35aに挿入されたバネ22によって車20側に付勢されている。
図7は、台車10の電気回路を示す図である。
図7に示すように、台車10(図1参照。)は、空気供給口30a(図1参照。)に吹き込む空気の流れに対する翼50の角度を変更するためのモーター51と、利用者によって操作される操作部61と、ファン40およびモーター51に供給される電力を蓄えているバッテリ62と、操作部61に行われた操作に応じてバッテリ62からファン40およびモーター51に印加される電圧を制御することによってファン40の回転数および翼50の角度を制御する制御部としての電圧制御部63とを備えている。電圧制御部63は、ファン40の回転数および翼50の角度を互いに関連付けて変更するようになっている。なお、図7においては、説明の簡略のためにファン40を1個しか描いていないが、実際には4個存在している。同様に、図7においては、説明の簡略のために翼50およびモーター51を1組しか描いていないが、実際には8組存在している。
次に、台車10の動作について説明する。
操作部61に行われた操作に応じて電圧制御部63によってファン40およびモーター51に電圧が印加されると、ファン40は、電圧制御部63によって印加された電圧に応じた回転数で回転し、モーター51は、電圧制御部63によって印加された電圧に応じた角度に翼50を駆動する。
ファン40が回転すると、台30の外部の空気は、空気供給口30aから台30の内部にファン40によって吸い込まれ、絞り35によって流れに勢いが付けられて路面90に吹き付けられる。したがって、台車10は、ファン40によって路面90に吹き付けられた空気の矢印10aで示す方向の圧力によって車20から路面90に加わる矢印10bで示す方向の力が軽減される。
また、台30の外部の空気が空気供給口30aから台30の内部にファン40によって吸い込まれるとき、翼50には、空気の流れによって矢印10aで示す方向の揚力が発生する。したがって、台車10は、翼50に発生する矢印10aで示す方向の揚力よって車20から路面90に加わる矢印10bで示す方向の力が軽減される。
以上に説明したように、台車10は、ファン40から吹き出す空気の矢印10aで示す方向の圧力によって車20から路面90に加わる矢印10bで示す方向の力に対抗するだけでなく、ファン40によって起こされる空気の流れによって発生させられた矢印10aで示す方向の揚力によっても車20から路面90に加わる矢印10bで示す方向の力に対抗するので、車20から路面90に加わる矢印10bで示す方向の力を従来より小さくすることができる。したがって、台車10は、従来より小さな外力で路面90上を移動させられることができる。
また、台車10は、ファン40によって起こされる空気の流れに対して翼50の角度が変更可能であるので、ファン40によって起こされる空気の流れの強さだけでなく、ファン40によって起こされる空気の流れに対する翼50の角度によっても、矢印10aで示す方向の揚力の大きさを変更することができる。
また、台車10は、ファン40の回転数および翼50の角度を互いに関連付けて変更する電圧制御部63を備えているので、ファン40の回転数のみを制御する構成と比較して、車20から路面90に加わる矢印10bで示す方向の力の大きさを高精度に制御することができる。
なお、台車10は、本実施の形態において、ファン40によって起こされる空気の流れに対して翼50の角度が変更可能であるが、本発明によれば、ファン40によって起こされる空気の流れに対して翼50の角度が固定されている構成であっても良い。
また、台車10は、本実施の形態において、ファン40に吹き込む前の空気の流れによって矢印10aで示す方向の揚力が発生させられる位置に翼50が配置されているが、本発明によれば、ファン40から噴き出された後の空気の流れによって矢印10aで示す方向の揚力が発生させられる位置に翼50が配置されている構成であっても良い。
図8は、台車10を4台組み合わせた台車70の斜視図である。
図8に示すように、台車70は、四隅に配置された4台の台車10と、4台の台車10を連結するアルミ製のフレーム81と、フレーム81に連結されて利用者が握るためのアルミ製の握りバー82と、握りバー82に設置された操作パネル83とを備えている。
フレーム81は、台車10の空気供給口30aを塞がない形状になっている。また、フレーム81は、幅および奥行きが伸縮可能であっても良い。
操作パネル83には、4台の台車10の操作部61、バッテリ62および電圧制御部63(図7参照。)が収納されている。
以上に説明したように、台車10は、4台に限らず、複数台を組み合わせて使用されることもできる。
本発明の一実施の形態に係る台車の外観斜視図である。 図1に示す台車の正面図である。 図2のA−A矢視断面図である。 図1に示す台車の底面図である。 図2のB−B矢視断面図である。 図1に示す台車の側面断面図であって、車の近傍の図である。 図1に示す台車の電気回路を示す図である。 図1に示す台車を4台組み合わせた台車の斜視図である。
符号の説明
10 台車
20 車
30 台
40 ファン
50 翼
63 電圧制御部(制御部)
70 台車
90 路面

Claims (3)

  1. 路面に設置される車と、前記車に支持された台と、空気の流れを起こすファンと、前記台に設置されて前記ファンによって起こされる前記空気の流れによって揚力を発生させる翼とを備え、
    前記ファンは、前記車から前記路面に加わる力に前記空気の圧力によって対抗する位置に配置されていて、
    前記翼は、前記車から前記路面に加わる力に前記揚力によって対抗する位置に設置されていることを特徴とする台車。
  2. 前記翼は、前記流れに対する角度を変更可能に前記台に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の台車。
  3. 前記ファンの回転数および前記翼の前記角度を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記ファンの回転数および前記翼の前記角度を互いに関連付けて変更することを特徴とする請求項2に記載の台車。
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