JP2009217503A - 計算機システム、計算機制御方法及び計算機制御プログラム - Google Patents
計算機システム、計算機制御方法及び計算機制御プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009217503A JP2009217503A JP2008060016A JP2008060016A JP2009217503A JP 2009217503 A JP2009217503 A JP 2009217503A JP 2008060016 A JP2008060016 A JP 2008060016A JP 2008060016 A JP2008060016 A JP 2008060016A JP 2009217503 A JP2009217503 A JP 2009217503A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- task
- program
- computers
- computer
- execution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
【解決手段】複数の計算機がネットワーク接続される計算機システムにおけるマルチプログラミングOS101を実装した各計算機が、ネットワークを介して、同一プログラムの実行を識別するプログラム識別情報を、タスク同期処理116、タイマ割込み処理118、同期システムコール実行処理120による任意の時間範囲にて交換し、プログラム識別情報の一致・不一致の状態を判定し、次に動作させるプログラムを選択して実行する。
【選択図】図1
Description
そして、本発明は、プログラム識別情報の一致あるいは不一致の状態を判定することで、次に動作させるプログラムを選択し、複数の計算機にて任意経過時間後に同期してプログラムを選択・実行し、又は複数の計算機にて任意のシステムコールを同期して実行する。
ただし、本発明においては、マルチプロセッサシステムにおいて、プログラム(タスク)の同期動作を任意のプロセッサ内のコアプロセッサに限定するなどの指定が可能である。CPUの中に複数のプロセッサが存在し、プロセッサの中に複数のコアが存在する。
マルチプログミング機能を有するOS101においては、複数プログラムの実行を可能とするために実行中のプログラムをタスク(プロセスとも言う)という単位で管理する。プログラムが実行されるとOS101内のタスク生成処理102がタスクを生成し、タスクA,B,C単位に固有の情報をタスクコントロールブロック(TCB)104に記憶する。
一般的に、タスクA,B,Cは、動作時に優先レベルX、X、Yを有し、優先レベルX、X、Yの高低によりタスクA,B,Cの実行順序をOS101が決定する。CPUの1つのコアにて動作するタスクA,B,Cは、同一時間においては1つである。このため、複数タスクA,B,Cが起動されている状態において、実行可能であるが他のタスクA,B,CによりCPUのコアを占有されている場合に、CPUのコアの空きを待つタスクA,B,Cを実行待ちキュー105で管理する。
同期待ちキュー106は、本OS101を使用して複数の計算機において同一時に同一のタスクを実行させる場合に、同期待ち処理のタスクを管理する。すなわち、同一時にタスクが実行可能な状態でない場合において、全計算機において同一時に同一のタスクを実行可能な状態になるまでタスクを保持する。
同期システムコール設定テーブル108は、OS101が提供する機能であるシステムコール実行時に複数計算機において同一タスクが同時に本システムコール処理を実行するために使用するテーブルである。
実行コア割当てテーブル109は、プロセスグループ単位にCPUの実行コアを指定するテーブルである。
タイムアウト設定テーブル111は、CPUのコア単位に同一タスクを動作させる場合において同一タスクが動作可能となることを待ち合わす時間を記憶するテーブルである。
同期論理設定テーブル112は、複数計算機にて同時に同一タスクを実行する場合に全計算機において、同一タスクが任意の時間内に実行可能とならない場合に、次に実行させるタスクを選択する方法を記憶するテーブルである。
実行待ち処理114及びタスク選択処理115は、タスク同期処理116により複数計算機において同時に同一タスクを実行させる処理である。すなわち、実行中タスクが動作しているCPUのコアを他のタスクに明け渡す場合において、他の実行可能タスクを選択し、同時に同一タスクを実行させる。
同期システムコール実行処理120は、任意のシステムコール実行時に複数計算機にて同一タスクを同一時に実行させることに使用する。この処理は、OS101が提供するシステムコール処理から実行される処理である。
すなわち、CPU202、203、メモリ206、207、命令比較機能205、208は2台構成としている。各部は、バス204で接続される。まず、メモリ206、207内のデータを一致させ、CPU202、203において同一プログラムカウンタ値を比較、設定する。そして、CPU202、203の実行する命令や演算結果(レジスタの値、メモリに出力した値)が同一であるかどうかを、命令比較機能205、208によって比較する。
第1〜4のサーバ211〜214は、CPU211−1〜214−1、BC(バスコントローラ)211−2〜214−2、メモリ211−3〜214−3、NIC(ネットワークインターフェースコントローラ)211−4〜214−4を有している。
また、出力比較機216は、CPU216−1、BC216−2、メモリ216−3、NIC216−4、216−5を有している。
第1〜4のサーバ211〜214で実行されるネットワーク送信データについては、例えば出力比較機216において、第1〜4のサーバ211〜214からの送信データを受信して比較照合し、計算機210の外部のネットワーク217に出力する。
図1に示したOS101を計算機210にて動作させることにより、第1〜4のサーバ211〜214の4台の装置のうち2台が故障したとしても残りの2台のサーバで同一タスクを動作し、出力比較機216において外部出力データの比較が可能となる。また、第1〜4のサーバ211〜214の4台のうち3台が故障したとしても残りの1台においてタスクの実行を継続することが可能となる。
図3AはTCB、図3Bは実行待ちキュー、図3Cは同期待ちキュー、図3Dはプロセッサ状態情報、図3Eは同期システムコール設定テーブル、図3Fは実行コア割当てテーブル、図3GはCPUタスク同期状態情報、図3Hはタイムアウト設定テーブル、図3Iは同期論理設定テーブルである。
図3Aに示すタスクコントロールブロック(TCB)104は、実行中のプログラム単位にタスク個別の情報を記憶するものである。TCB104は、タスクを識別する識別ID301、タスクの動作優先レベル302、タスクのスケジュール方法を示す識別子を格納するスケジューリング方法303の情報を有する。
CPUコアの空きを待つタスクを図3Bに示す実行待ちキュー105で管理する。実行待ちキュー105は、CPUコア単位に存在する。
同期待ちキューID310は、同期待ちキューを識別する番号であり、CPUコアと1対1に対応する。図3Cに示す同期待ちキュー106は、タスク動作の優先レベル単位にTCB104のアドレスを記録する領域を所有し、実行待ち状態ではあるが、全計算機において同一タスクが実行待ち状態ではないタスクのTCB104を優先レベル単位に記録する。
同期システムコール設定テーブル108は、システムコールを特定するためのシステムコールID315、本システムコールが特定のコアでのみ全計算機の処理実行を同期させるために使用するCPUプロセッサID316、コアID317の情報を有する。
また、同期システムコール設定テーブル108は、特定のプロセスグループのみ本システムコールの全計算機の処理実行を同期させるために使用するプロセスグループID318の情報を有する。
また、同期システムコール設定テーブル108は、特定のスケジューリング方法のみ本システムコールの全計算機の処理実行を同期させるために使用するスケジューリングID319の情報を有する。
図3Gに示すCPUタスク同期状態情報テーブル110は、計算機内のCPUコア単位に同一タスクが同時に実行されていることを示す状態を記憶するテーブルである。CPUタスク同期状態情報110は、計算機、ブレードコンピュータのブレードに対応するCPUボードID323、プロセッサID324、コアID325、同期維持あるいは同期離脱等の同期状態326、同期回数を示す同期カウンタ319の情報を有する。
タイムアウト設定テーブル111は、プロセスグループ単位に待ち合わせ時間を指定するためにプロセスグループID328、プロセッサID329、コアID330、タイムアウト時間331、同期比率332、タイムアウト回数333の情報を有する。
同期比率332は、1秒内の同期待ち時間の最大比率を示すものである。タイムアウト回数333は、タイムアウトが連続で発生した場合に異常とみなす回数を指定する。累積時間334は、1秒内の同期待ち時間の累積時間を示す。この時間が1秒内において同期比率を超えた場合にタイムアウト回数をタイムアウト回数333で指定した回数待たずにタイムアウトとするなどの判定に使用する。
同期論理設定テーブル112は、同期論理を識別するID335、スケジュール判定情報336、再同期判定情報337の情報を有する。スケジュール判定情報336は、複数計算機にて同一タスクが実行可能状態であるか、否かの状態種別によって次に動作させるタスクを決定する方法を示すものである。例えば、スケジュール判定情報336は、次のような条件に対応させて設定することができる。
第2に、全計算機、又は2つ以上の計算機においてタイムアウト時間内に同一タスクが同一順序に実行可能状態となった場合にのみ全計算機、又は2つ以上の計算機において一番早く実行可能待ちとなったタスクを実行させる。
第3に、全計算機においてタイムアウト時間内に同一タスクが実行可能状態となった場合にのみ計算機内で一番早く実行可能待ちとなったタスクを実行させる。
第5に、全計算機、又は2つ以上の計算機においてタイムアウト時間内に同一タスクが同一順序に実行可能状態となった場合にのみ全計算機、又は2つ以上の計算機において実行可能待ちとなったタスクのうち一番優先レベルが高いタスクを実行させる。
第6に、全計算機内で一番早く実行可能待ちとなったタスクのうち優先レベルが一番高いタスクを実行させる。
ぞれぞれの計算機において、図4に示すタスク同期CPU間交換情報113は、各計算機に対応するように第1〜第4のCPUボードの更新エリア113−1〜113−4が設けられている。各計算機は、図2の構成においては、第1〜第4のサーバ211〜214が対応する。
タイマ実行タスク同期データ402及びシステムコール同期データ403の領域内も、タスクスイッチ同期データ401と同様に、シーケンス番号404〜シーケンス番号409の情報が存在する構成となる。
タイマ実行タスク同期データ402は、以下の情報を有する。すなわち、図1に示したタイマ割込みから実行されるタイマ割込み処理118において、任意の時間経過後に実行されるタイマ起動タスクを複数計算機においてタイマ割込みのズレを補正して同一時に実行させる。このために任意の待ち時間が経過し、実行可能状態となったタスクに関する情報を同一時に同一タスクを動作させる他の計算機へ送信するための情報である。
第1〜第4のCPUボードの更新エリア113−1〜113−4において、自計算機に対応するエリアは、図1に示したCPU情報交換ドライバ112の送信情報により更新される。第1〜第4のCPUボードの更新エリア113−1〜113−4において、他計算機に対応するエリアは、CPU情報交換ドライバ121の受信情報により更新される。
データ種別情報408は、タスクスイッチ同期データ401、タイマ実行タスク同期データ402、システムコール同期データ403のデータ種別を識別するための情報である。チェックサム値407は、タスクスイッチ同期データ401〜システムコール同期データ403の領域内データのサム値を格納する。
タスクは、プロセス実行可能状態(ステップS3)から、タスク選択処理115により図1に示した実行待ちキュー105で保持され、CPUコア上で次に実行されるタスクが選択され、プロセス実行状態(ステップS4)となる。
また、CPUコア上で動作中のタスクが任意の資源が獲得されない場合や、任意の時間、実行時間間隔を空けてから実行する場合には、タスクは、CPUコアを明け渡し、プロセス休止解除状態(ステップS5)となる。
図6に示す実行待ち処理114において、OS101は、前の動作タスクのタスク制御テーブルより実行待ちキューIDを取得し(ステップS601)、実行待ちキューIDの実行待ちキューより次の動作タスクを選択する(ステップS602)。
判断ステップS603で、実行させるタスクが存在する場合には、OS101は、優先レベルが低い実行中タスクを実行待ちキューに接続する(ステップS604)。この処理を、キューイング処理という。判断ステップS603で、実行させるタスクが存在しない場合は、処理を終了する。この場合、OS101は、アイドルタスクやアイドル処理を実行する。
ここで、OS101は、実行待ちキューIDの動作対象コアID,プロセッサID, CPUボードIDを取得する(ステップS612)。次に、OS101は、コアIDに対するスケジュールIDが次の動作タスクのスケジューリングIDと等しく、スケジュールIDは、タスク同期であるか否かを判断する(ステップS613)。
まず、第1に、前回送信のシーケンス番号に1を加算し、今回送信のシーケンス番号を生成し、データの先頭に格納する。
第2に、同期状態情報に現在の自ブレード内、コアの同期状態を格納する。
第3に、同期対象タスク情報にTCB内識別IDを格納する。次に動作させるタスクの識別IDのみでなく、実行待ちキューに接続されている実行待ちタスクの起動順から任意のタスク数のTCB内識別IDを格納する。
第5に、前回送信のシーケンス番号に1を加算し、今回送信のシーケンス番号を生成する。
第6に、タスクスイッチ同期データ全体のサム値を格納する。
次に、OS101は、タスクスイッチ同期データの転送要求をCPU情報交換ドライバに発行する(ステップS702)。OS101は、他CPUボードのタスクスイッチ同期データのCPU情報交換ドライバを介した更新を同データ内シーケンス番号の更新を判定して待つ(ステップS703)。
判断ステップS704で、タスクスイッチ同期データが未更新の場合には、本処理を終了する。
ステップS705の判定にてNOの場合には、OS101は、プロセッサ状態情報内スケジューリングIDに対応する同期論理IDを同期論理設定テーブルより検索し、スケジュール判定情報をもとに次動作対象タスク識別IDを決定する(ステップS706)。
図8Aに示す割込み処理117では、OS101は、割込み種別を読み出し(ステップS801)、次に、割込み種別を判定し、割込み種別毎の割込み処理を実行する(ステップS802)。
判断ステップS807で、タスク同期でない場合、又はステップS808の後にステップS809に移行する。
まず、第7に、前回送信のシーケンス番号に1を加算し、今回送信のシーケンス番号を生成し、データの先頭に格納する。
第8に、同期状態情報に現在の自ブレード内、コアの同期状態を格納する。
第9に、同期対象タスク情報にタイムアップしたタスクのTCB内識別IDを格納する。
第10に、データ識別情報に遅延実行タスク同期データの識別情報を格納する。
第11に、前回送信のシーケンス番号に1を加算し、今回送信のシーケンス番号を生成する。
第12に、タスクスイッチ同期データ全体のサム値を格納する。
そして、OS101は、遅延実行タスク同期データのタスク識別IDが全CPUボードにおいて同一かを判定し、YESの場合は、実行待ちキューにタイムアップタスクのタスク識別IDを登録する。NOの場合は、同期待ちキューにタイムアップタスクのタスク識別IDを登録する(ステップS813)。
次に、OS101は、タスクの動作対象コアID,プロセッサID,CPUボードIDを取得し、同期システムコール設定テーブルと比較する(ステップS902)。そして、OS101は、コアIDに対するスケジュールIDが次動作タスクのスケジューリングIDと等しく、スケジュールIDは、タスク同期であるか否かを判断する(ステップS903)。判断ステップS903で、タスク同期である場合には、OS101は、図1に示した同期待ち合わせ処理119を実行する(ステップS904)。
次に、OS101は、特定したCPUボードNO.に対応したタスク同期CPU間交換情報を更新する(ステップS1002)。そして、OS101は、CPU間交換情報交換ドライバ間の通信ヘッダに送信元CPUボードNO.及び送信先CPUボードNO.等の情報を格納し、送信先CPUボードNO.に対し、データをブロードキャストする(ステップS1003)。
図11Aにおいて、A−1に示す同期対象タスク同期データに格納されているタスク識別情報が、A−2〜A−5に示す第1〜第4のCPUボードに対応する計算機において、識別ID:30010、30005の順でタスクが実行可能状態となり実行待ちキューに接続されたことを示す。
このデータを第1〜第4のCPUボードに対応する計算機においてネットワークを介して交換した場合、図1に示したOS101内タスク選択処理115、タスク同期処理116によりタスク動作は、図11Bに示すタイムチャートとなる。
このデータを第1〜第4のCPUボードに対応する計算機においてネットワークを介して交換した場合、図1に示したOS101内タイマ割込み処理118、同期待ち合わせ処理119によりタスク動作は、図12Bに示すタイムチャートとなる。
図13Bに示すタイムチャートでは、タスク識別ID:30004のタスクが動作中であり、システムコールID:10のシステムコールを実行し、第1〜第4のCPUボードに対応する計算機において、同期してシステムコールID:10のシステムコールが実行されることを示している。
図1に示した同期論理テーブル112内のスケジュール判定情報は、下記の第1〜第6に基づいて設定される。
第1に、全計算機においてタイムアウト時間内に同一タスクが同一順序に実行可能状態となった場合にのみ全計算機内で一番早く実行可能待ちとなったタスクを実行させる。
第2に、全計算機、又は2つ以上の計算機においてタイムアウト時間内に同一タスクが同一順序に実行可能状態となった場合にのみ全計算機、又は2つ以上の計算機において一番早く実行可能待ちとなったタスクを実行させる。
第4に、全計算機においてタイムアウト時間内に同一タスクが同一順序に実行可能状態となった場合にのみ全計算機内で実行可能待ちとなったタスクのうち一番優先レベルが高いタスクを実行させる。
第5に、全計算機、又は2つ以上の計算機においてタイムアウト時間内に同一タスクが同一順序に実行可能状態となった場合にのみ全計算機、又は2つ以上の計算機において実行可能待ちとなったタスクのうち一番優先レベルが高いタスクを実行させる。
第6に、全計算機内で一番早く実行可能待ちとなったタスクのうち優先レベルが一番高いタスクを実行させる。
Claims (13)
- 複数の計算機がネットワーク接続される計算機システムにおけるマルチプログラミングOSを実装した各計算機が、
前記ネットワークを介して、同一プログラムの実行を識別するプログラム識別情報を、任意の時間範囲にて交換する情報交換処理部と、
前記プログラム識別情報の一致あるいは不一致の状態を判定する判定部と、
次に動作させるプログラムを選択して実行する選択実行部と
を備えるものである計算機システム。 - 前記情報交換処理部は、動作プログラムがCPUを明け渡すタスクスイッチング時に、プログラム識別情報を交換することを特徴とする請求項1に記載の計算機システム。
- 前記情報交換処理部は、任意の時間経過後にプログラムを動作させる際に、プログラム識別情報を交換することを特徴とする請求項1に記載の計算機システム。
- 前記情報交換処理部は、任意のシステムコールを実行する際に、プログラム識別情報を交換することを特徴とする請求項1に記載の計算機システム。
- 前記選択実行部は、次に動作させるプログラムを任意に選択する際に、少なくとも2つ以上の計算機においてタイムアウト時間内に同一タスクが同一順序に実行可能状態となった場合にのみ、2つ以上の計算機において一番早く実行可能待ちとなったタスクを実行させることを特徴とする請求項1に記載の計算機システム。
- 前記選択実行部は、次に動作させるプログラムを任意に選択する際に、少なくとも2つ以上の計算機においてタイムアウト時間内に同一タスクが同一順序に実行可能状態となった場合にのみ、2つ以上の計算機において実行可能待ちとなったタスクのうち一番優先レベルが高いタスクを実行させることを特徴とする請求項1に記載の計算機システム。
- 複数の計算機がネットワーク接続される計算機システムにおけるマルチプログラミングOSを実装する各計算機の処理が、
前記ネットワークを介して、同一プログラムの実行を識別するプログラム識別情報を、任意の時間範囲にて交換する情報交換処理ステップと、
前記プログラム識別情報の一致あるいは不一致の状態を判定する判定ステップと、
次に動作させるプログラムを選択して実行する選択実行ステップと
を含むものである計算機制御方法。 - 前記情報交換処理ステップは、動作プログラムがCPUを明け渡すタスクスイッチング時に、プログラム識別情報を交換することを特徴とする請求項7に記載の計算機制御方法。
- 前記情報交換処理ステップは、任意の時間経過後にプログラムを動作させる際に、プログラム識別情報を交換することを特徴とする請求項7に記載の計算機制御方法。
- 前記情報交換処理ステップは、任意のシステムコールを実行する際に、プログラム識別情報を交換することを特徴とする請求項7に記載の計算機制御方法。
- 前記選択実行ステップは、次に動作させるプログラムを任意に選択する際に、少なくとも2つ以上の計算機においてタイムアウト時間内に同一タスクが同一順序に実行可能状態となった場合にのみ、2つ以上の計算機において一番早く実行可能待ちとなったタスクを実行させることを特徴とする請求項7に記載の計算機制御方法。
- 前記選択実行ステップは、次に動作させるプログラムを任意に選択する際に、少なくとも2つ以上の計算機においてタイムアウト時間内に同一タスクが同一順序に実行可能状態となった場合にのみ、2つ以上の計算機において実行可能待ちとなったタスクのうち一番優先レベルが高いタスクを実行させることを特徴とする請求項7に記載の計算機制御方法。
- 複数の計算機がネットワーク接続され、各計算機がマルチプログラミングOSを実装する計算機システムにおける各計算機に、
前記ネットワークを介して、同一プログラムの実行を識別するプログラム識別情報を、任意の時間範囲にて交換する情報交換処理機能と、
前記プログラム識別情報の一致あるいは不一致の状態を判定する判定機能と、
次に動作させるプログラムを選択して実行する選択実行機能と、
を実現させるための計算機制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008060016A JP5176230B2 (ja) | 2008-03-10 | 2008-03-10 | 計算機システム、計算機制御方法及び計算機制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008060016A JP5176230B2 (ja) | 2008-03-10 | 2008-03-10 | 計算機システム、計算機制御方法及び計算機制御プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009217503A true JP2009217503A (ja) | 2009-09-24 |
JP5176230B2 JP5176230B2 (ja) | 2013-04-03 |
Family
ID=41189286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008060016A Active JP5176230B2 (ja) | 2008-03-10 | 2008-03-10 | 計算機システム、計算機制御方法及び計算機制御プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5176230B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011090553A (ja) * | 2009-10-23 | 2011-05-06 | Nec System Technologies Ltd | 情報処理装置、同期制御方法およびプログラム |
CN102073538A (zh) * | 2009-11-23 | 2011-05-25 | 倍福自动化有限公司 | 实时运转时间系统以及此运转时间系统功能性模块 |
WO2012032572A1 (ja) * | 2010-09-08 | 2012-03-15 | 株式会社日立製作所 | 計算機 |
WO2012056487A1 (ja) * | 2010-10-25 | 2012-05-03 | 株式会社日立製作所 | 計算機システム |
WO2012127652A1 (ja) | 2011-03-23 | 2012-09-27 | 株式会社日立製作所 | 計算機システム、データ処理方法、及びデータ処理プログラム |
WO2013051067A1 (ja) * | 2011-10-07 | 2013-04-11 | 株式会社日立製作所 | 計算機および計算機制御方法 |
JP2013186509A (ja) * | 2012-03-06 | 2013-09-19 | Hitachi Ltd | 複数サーバにおける同期方法 |
WO2016088414A1 (ja) * | 2014-12-05 | 2016-06-09 | 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント | 情報処理装置および情報処理方法 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02139633A (ja) * | 1988-11-19 | 1990-05-29 | Fujitsu Ltd | プロセス同期制御方式 |
JPH0922369A (ja) * | 1995-07-07 | 1997-01-21 | Fujitsu Ltd | マルチタスキング方式のカーネルにおける不正動作検出方法 |
JPH1083379A (ja) * | 1996-09-09 | 1998-03-31 | Fujitsu Ltd | 並列計算機システム |
JP2000010806A (ja) * | 1998-06-25 | 2000-01-14 | Hitachi Ltd | 分散プログラム実行方法及び複数コンピュータ立ち上げ方法 |
JP2005084707A (ja) * | 2003-09-04 | 2005-03-31 | Fuji Xerox Co Ltd | 情報処理装置および情報処理プログラム |
JP2006519432A (ja) * | 2003-02-27 | 2006-08-24 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 複数の処理要素を有するデータ処理システム、複数の処理要素を有するデータ処理システムを制御する方法 |
WO2007110906A1 (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-04 | Hitachi, Ltd | データ処理装置 |
JP2007264770A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Fujitsu Ltd | データベースアクセス方法及び装置 |
-
2008
- 2008-03-10 JP JP2008060016A patent/JP5176230B2/ja active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02139633A (ja) * | 1988-11-19 | 1990-05-29 | Fujitsu Ltd | プロセス同期制御方式 |
JPH0922369A (ja) * | 1995-07-07 | 1997-01-21 | Fujitsu Ltd | マルチタスキング方式のカーネルにおける不正動作検出方法 |
JPH1083379A (ja) * | 1996-09-09 | 1998-03-31 | Fujitsu Ltd | 並列計算機システム |
JP2000010806A (ja) * | 1998-06-25 | 2000-01-14 | Hitachi Ltd | 分散プログラム実行方法及び複数コンピュータ立ち上げ方法 |
JP2006519432A (ja) * | 2003-02-27 | 2006-08-24 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 複数の処理要素を有するデータ処理システム、複数の処理要素を有するデータ処理システムを制御する方法 |
JP2005084707A (ja) * | 2003-09-04 | 2005-03-31 | Fuji Xerox Co Ltd | 情報処理装置および情報処理プログラム |
WO2007110906A1 (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-04 | Hitachi, Ltd | データ処理装置 |
JP2007264770A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Fujitsu Ltd | データベースアクセス方法及び装置 |
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011090553A (ja) * | 2009-10-23 | 2011-05-06 | Nec System Technologies Ltd | 情報処理装置、同期制御方法およびプログラム |
CN102073538A (zh) * | 2009-11-23 | 2011-05-25 | 倍福自动化有限公司 | 实时运转时间系统以及此运转时间系统功能性模块 |
JP2011134310A (ja) * | 2009-11-23 | 2011-07-07 | Beckhoff Automation Gmbh | リアルタイム・ランタイムシステムおよびそのようなランタイムシステムのための機能モジュール |
US8984131B2 (en) | 2009-11-23 | 2015-03-17 | Beckhoff Automation Gmbh | Real-time run-time system with an administrative module to configure functional modules of the system |
WO2012032572A1 (ja) * | 2010-09-08 | 2012-03-15 | 株式会社日立製作所 | 計算機 |
JP5707409B2 (ja) * | 2010-09-08 | 2015-04-30 | 株式会社日立製作所 | 計算機 |
JPWO2012056487A1 (ja) * | 2010-10-25 | 2014-02-24 | 株式会社日立製作所 | 計算機システム |
WO2012056487A1 (ja) * | 2010-10-25 | 2012-05-03 | 株式会社日立製作所 | 計算機システム |
US9942107B2 (en) | 2010-10-25 | 2018-04-10 | Hitachi, Ltd. | Computer system including plural computer nodes synchronized with each other |
JP5596793B2 (ja) * | 2010-10-25 | 2014-09-24 | 株式会社日立製作所 | 計算機システム |
EP2690557A4 (en) * | 2011-03-23 | 2014-08-20 | Hitachi Ltd | COMPUTER SYSTEM, DATA PROCESSING METHOD, AND DATA PROCESSING PROGRAM |
JP5416863B2 (ja) * | 2011-03-23 | 2014-02-12 | 株式会社日立製作所 | 計算機システム、データ処理方法、及びデータ処理プログラム |
EP2690557A1 (en) * | 2011-03-23 | 2014-01-29 | Hitachi, Ltd. | Computer system, data processing method, and data processing program |
CN103180832A (zh) * | 2011-03-23 | 2013-06-26 | 株式会社日立制作所 | 计算机系统、数据处理方法、以及数据处理程序 |
CN103180832B (zh) * | 2011-03-23 | 2016-01-13 | 株式会社日立制作所 | 计算机系统和数据处理方法 |
WO2012127652A1 (ja) | 2011-03-23 | 2012-09-27 | 株式会社日立製作所 | 計算機システム、データ処理方法、及びデータ処理プログラム |
WO2013051067A1 (ja) * | 2011-10-07 | 2013-04-11 | 株式会社日立製作所 | 計算機および計算機制御方法 |
JP2013186509A (ja) * | 2012-03-06 | 2013-09-19 | Hitachi Ltd | 複数サーバにおける同期方法 |
WO2016088414A1 (ja) * | 2014-12-05 | 2016-06-09 | 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント | 情報処理装置および情報処理方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5176230B2 (ja) | 2013-04-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5176230B2 (ja) | 計算機システム、計算機制御方法及び計算機制御プログラム | |
US10764125B2 (en) | Method and device for training model in distributed system | |
Tan et al. | Coupling task progress for mapreduce resource-aware scheduling | |
US8453151B2 (en) | Method and system for coordinating hypervisor scheduling | |
WO2019160030A1 (ja) | サービス提供システム、資源割り当て方法、及び資源割り当てプログラム | |
JP2007172334A (ja) | 並列型演算システムの冗長性を確保するための方法、システム、およびプログラム | |
JP5136550B2 (ja) | 情報処理装置及び情報処理装置の再構成方法 | |
JPWO2007072544A1 (ja) | 情報処理装置、計算機、リソース割り当て方法及びリソース割り当てプログラム | |
US20090183153A1 (en) | Method and computer for synchronous scheduling of multiple virtual CPUs | |
JPWO2011117987A1 (ja) | マルチコアシステムおよび起動方法 | |
JP5994601B2 (ja) | 並列計算機、並列計算機の制御プログラム及び並列計算機の制御方法 | |
JP6010975B2 (ja) | ジョブ管理装置、ジョブ管理方法、及びプログラム | |
JP6610398B2 (ja) | 並列処理装置及び通信制御方法 | |
WO2013145199A1 (ja) | 仮想計算機のスケジュール方法 | |
CN105577310B (zh) | 一种时间触发以太网络中任务分区与通信调度的同步方法 | |
EP2615548B1 (en) | Computing device | |
JP2008009797A (ja) | 無中断メモリレプリケーション方法 | |
JP2010113667A (ja) | 情報処理装置 | |
JP5590032B2 (ja) | 計算装置および並列計算機システム | |
US20220261298A1 (en) | Computer system and program execution method | |
JP5493880B2 (ja) | 並列コンピュータシステム、プロセッサ、同期装置、通信方法および通信支援方法 | |
JP5449471B2 (ja) | 共有データに対する更新処理の同期処理方法、データ共有システムおよびデータ共有プログラム | |
WO2016038788A1 (ja) | 通信装置、通信リクエスト処理システム、通信リクエスト処理方法および通信リクエスト処理プログラム | |
JP2010244129A (ja) | 計算機システム | |
JP2002312333A (ja) | マルチプロセッサ初期化/並行診断方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100223 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120127 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120306 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120427 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121211 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121221 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5176230 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |