JP2009216447A - 組電池の監視装置および故障診断方法 - Google Patents

組電池の監視装置および故障診断方法 Download PDF

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Abstract

【課題】組電池の監視装置の故障を診断する。
【解決手段】組電池1を構成するセル11の電圧Vcを検出する電圧検出手段31,41と、検出されたセルの電圧Vcと第1判定閾値V1とに基づいて第1の判定を行うとともに、前記検出されたセルの電圧Vcと第2判定閾値V2とに基づいて前記第1の判定を行い、検出されたセルの電圧Vcと第2判定閾値V2とに基づいて第2の判定を行うとともに、検出されたセルの電圧Vcと第1判定閾値V1とに基づいて第2の判定を行い、これら第1及び第2の判定結果に基づいて判定手段の故障診断を行う故障診断手段5を備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、組電池の監視装置および故障診断方法に関するものである。
複数のセルを接続した組電池の過充電状態や過放電状態などの異常を検出する装置において、異常検出回路の自己診断を行うものが知られている(特許文献1)。
従来の自己診断手法は、自己診断時において過充電状態の閾値と過放電状態の閾値とを、故障が生じていない検出回路では必ず同じHiレベル信号又はLoレベル信号が出力されるようにそれぞれ異なる閾値に変更し、コンパレータの故障を診断するものである。
特開2004−127663号公報
しかしながら、従来の自己診断手法では、判定閾値を設定する分圧抵抗回路などの短絡や断線故障により閾値がずれた場合には、故障を診断することができなかった。
本発明が解決しようとする課題は、組電池の監視装置の故障を診断できる監視装置および故障診断方法を提供することである。
本発明は、セルの状態を判定する複数の閾値を互いに入れ替え、入れ替え前後における判定結果に基づいて監視装置の故障診断を行うことにより、上記課題を解決する。
本発明によれば、複数の判定閾値を互いに入れ替えて故障診断するので、判定閾値がずれる故障をも含めた監視装置の故障を診断することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
《第1実施形態》
図1は、本発明の実施形態に係る組電池の監視装置を示すブロック図である。本例の組電池の監視装置は、電気自動車、ハイブリッド車両、エンジン車両のバッテリのほか、車両以外の装置に用いられるバッテリに適用することができる。
本例の組電池1は、二次電池であるセル(単電池)11を複数個直列もしくは並列または直列および並列に接続したものである。なお、本例では説明の便宜上5個のセル11を直列に接続した組電池1を例に挙げて監視装置を説明するが、異常検出(保護)対象たる組電池1のセルの接続数や並列および直列などの接続形態は、本例に限定されるものではない。
組電池1は、電流センサ51、電圧センサ52およびメインリレー6を介してインバーター7に接続され、インバーター7へ直流電力を供給する。インバーター7は、組電池1の直流電力を交流電力に変換して走行駆動用交流モータ8に印加し、モータ8を駆動して車両を走行させる。インバーター7はまた、車両の制動時にモータ8で発生した交流回生電力を直流電力に変換し、組電池1を充電する。なお、メインリレー6はCPU5により開閉され、組電池1とモータ8との間の接続と開放を行う。
電流センサ51は、組電池1からインバーター7へ流れる放電電流と、インバーター7から組電池1へ流れる充電電流とを検出しこれをCPU5へ出力する。また、電圧センサ52は、組電池1の総電圧を検出しこれをCPU5へ出力する。電流センサ51が本発明の電流検出手段に相当し、電圧センサ52が本発明の組電池電圧検出手段に相当する。
バッテリーコントローラーは、容量調整回路2、過充電検出回路3、過放電検出回路4およびCPU5から構成され、上述した電流センサ51および電圧センサ52とともに、組電池1の充放電と容量調整を制御するとともに、セル11の過充電状態、過放電状態および満充電状態などの検出を行う。
容量調整回路2は、CPU5で検出した各セル11の端子電圧に基づいて、セル間の電池容量バラツキを補正する。
図2は、本例の容量調整回路2の一例を示す電気回路図であり、説明の便宜上、一つのセル11のみを示すが、他の4つのセル11に設けられた容量調整回路2も同じ構成である。また以下では、一つのセル11に対する動作のみを説明するが、他の4つのセル11に対する動作も同様である。
組電池1のセル11には、抵抗器21とトランジスタ22の直列回路が並列に接続されている。抵抗器21とトランジスタ22の直列回路は、セル11の充電容量(SOC:State Of Charge)を放電するための回路であり、抵抗器21は放電抵抗であり、トランジスタ22は放電と停止を行うためのスイッチング素子である。なお、スイッチング素子として、トランジスタ22に代えてFETなどの半導体スイッチング素子や、リレーなどを用いることもできる。
CPU5は、検出した各セル11の端子電圧に基づいて容量調整すべきセル11とその容量調整量を演算し、該当するセル11のトランジスタ22のベースへ信号を送り、トランジスタ22のオン(導通)とオフ(非導通)を制御する。トランジスタ22がオンすると、セル11の充電電力が抵抗器21を介して放電し、放電分だけ充電容量SOCが減少する。CPU5は、トランジスタ22のオンとオフを繰り返してデューティー制御を行う。このデューティー比は、セル11の放電容量と放電時間(容量調整時間)とに基づいて決定する。更に詳述すると、並列セルブロック11Aの充電容量と目標充電容量(詳細後述)との差に基づいて、並列セルブロック11Aから抵抗器21へ電流を流す(放電する)時間である放電時間を算出する。そして、予め定められた容量調整開始から容量調整が終了するまでの所定時間と放電時間に基づいてデューティ比を決定する。尚、予め定められた容量調整開始から容量調整が終了するまでの所定時間とは、例えば並列セルブロック11A〜11Dのうち最も容量調整に時間がかかる並列セルブロックの容量調整開始から容量調整が終了するまでの所定時間とすれば、全ての並列セルブロックが同時に容量調整を終える事ができるが、これに限らず例えばシステムの都合上定められた時間であっても良く、適宜設計上の都合に応じて設定可能な時間である。
また、トランジスタ22のコレクターとエミッター間には電圧センサ23が接続されている。トランジスタ22がオンするとコレクター〜エミッター間電圧がほぼ0Vになり、オフするとコレクター〜エミッター間電圧がセル11の両端電圧になる。CPU5は、電圧センサ23によりトランジスタ22のコレクター〜エミッター間電圧をモニターし、トランジスタ22の動作状況、つまりセル11の容量調整状況を確認しながら容量調整を実行する。
なお、容量調整回路2は、組電池1のセル11単位で容量調整を行い、いずれかのセル11が過充電状態または過放電状態になって組電池1の容量が十分に利用できなくなることを防止する。すなわち、並列セルブロック11A〜11Dの各並列セルブロックに容量バラツキが有ると、負荷駆動時の放電や充電によって、充電容量の少ない並列セルブロックは過放電となりやすく、充電容量の大きい並列セルブロックは過充電となりやすい。これを防止する為に充電容量の少ない並列セルブロックの容量が過放電となる可能性が有る場合に組電池1の出力電力を制限したり、充電容量の大きい並列セルブロックの容量が過放電となる可能性が有る場合に組電池1への入力(充電)電力を制限したりすると、他の並列ブロックは電力を入力/出力可能であるにも関わらず、入力/出力ができなくなり、組電池1の容量を充分に利用できなくなってしまう。このため、容量調整部2は各並列セルブロックの容量バラツキを減少させる様に目標充電容量を設定し、各並列セルブロックの充電容量が目標充電容量となるように放電する事により、各セルブロックに容量バラツキを調整する。なお目標充電容量は、例えば全ての並列セルブロックの容量のうちの最小値や中間値等、各並列セルブロックの容量バラツキを減少させる事ができる容量が設定される。
過充電検出回路3は、予め設定された判定電圧V1に基づいてセル11の過充電状態を検出し、その検出結果をCPU5へ出力する。また、過放電検出手段4は、予め設定された判定電圧V2に基づいて過放電状態を検出し、その検出結果をCPU5へ出力する。
なお、過充電検出回路3および過放電検出回路4が本発明の判定手段に相当し、過充電検出回路3の判定電圧V1が本発明の第1判定閾値に相当し、過放電検出回路4の判定電圧V2が本発明の第2判定閾値に相当し、過充電検出回路3にて行う過充電状態の検出が本発明の第1の判定に相当し、過放電検出回路4で行う過放電状態の検出が本発明の第2の判定に相当する。
図3は、本実施形態に係る過充電検出回路3および過放電検出回路4示す電気回路図である。
同図に示す本例の過充電検出回路3は、コンパレータ31と、抵抗R1,R2とを有し、コンパレータ31の+端子にセル11の正極側の電圧が印加され、−端子に電源電圧Vccを抵抗R1,R2で分割した比較基準電圧V1(=Vcc・R2/(R1+R2),過充電状態を規定する閾電圧値)が印加されている。なお、切替器53による−端子への印加電圧については後述する。コンパレータ31は、セル11の正極側電圧Vcと比較基準電圧V1とを比較し、セル電圧Vcが過充電の比較基準電圧V1以上(Vc≧V1)のときは、出力端子からHiレベルの信号をCPU5へ出力し、セル電圧Vcが比較基準電圧V1よりも低い(Vc<V1)ときは、出力端子からLoレベルの信号をCPU5へ出力する。
一方、同図に示す本例の過放電検出回路4は、コンパレータ41と、抵抗R1,R3とを有し、コンパレータ41の−端子にセル11の正極側の電圧が印加され、+端子に電源電圧Vccを抵抗R1,R3で分割した比較基準電圧V2(=Vcc・R3/(R1+R3),過放電状態を規定する閾電圧値)が印加されている。なお、切替器54による+端子への印加電圧については後述する。コンパレータ41は、セル11の正極側電圧Vcと比較基準電圧V2とを比較し、セル電圧Vcが過放電の比較基準電圧V2以下(Vc≦V2)のときは、出力端子からHiレベルの信号をCPU5へ出力し、セル電圧Vcが比較基準電圧V2より高い(Vc>V2)ときは、出力端子からLoレベルの信号をCPU5へ出力する。
なお言うまでもないが、過充電状態を判定する第1判定閾値は過放電状態を判定する第1判定閾値より高い電圧値であることから、比較基準電圧V1は比較基準電圧V2より高い電圧値であり、これを規定する抵抗R2も抵抗R3より大きい抵抗値を有する。
本実施形態では、過充電検出回路3のコンパレータ31の−端子に印加する比較基準電圧V1と、過放電検出回路4のコンパレータ41の+端子に印加する比較基準電圧V2とを入れ替えるための切替器53,54を備えている。
過充電検出回路3のコンパレータ31の−端子に接続された切替器53は、当該−端子に印加する比較基準電圧を、過放電検出回路4のコンパレータ41の比較基準電圧V2にするために、電源電圧Vccを抵抗R1,R3で分割した電位の回路に接続された接点Bを有する。そして、上述した比較基準電圧V1が印加される接点Aと当該接点Bとの切り替えによって、コンパレータ31の−端子に印加される比較基準電圧は、接点AのときはV1、接点BのときはV2にそれぞれ切り替えられる。
また、過放電検出回路4のコンパレータ41の+端子に接続された切替器54は、当該+端子に印加する比較基準電圧を、過充電検出回路3のコンパレータ31の比較基準電圧V1にするために、電源電圧Vccを抵抗R1,R2で分割した電位の回路に接続された接点Bを有する。そして、上述した比較基準電圧V2が印加される接点Aと当該接点Bとの切り替えによって、コンパレータ41の+端子に印加される比較基準電圧は、接点AのときはV2、接点BのときはV1にそれぞれ切り替えられる。
これら切替器53,54への接点A,Bの切替指示はCPU5からの信号によって制御されるが、切替器53が接点Aに切り替えられているときは切替器54も接点Aに切り替えられ、切替器53が接点Bに切り替えられているときは切替器54も接点Bに切り替えられる。
なお、コンパレータ31が本発明の第1比較器およびセルの電圧を検出する電圧検出手段に相当し、コンパレータ41が本発明の第2比較器およびセルの電圧を検出する電圧検出手段に相当し、切替器53,54が本発明の切替器に相当し、CPU5が本発明の制御部に相当し、比較基準電圧V1が本発明の第1判定閾値に相当し、比較基準電圧V2が本発明の第2判定閾値に相当する。
図1に戻り、CPU5は、電流センサ51により検出される組電池1全体に流れる電流(インバータ7に供給される電流)と、組電池電圧センサ52により検出される組電池1全体の電圧とを監視する。一方、上述した過充電検出回路3および過放電検出回路4により検出される過充電状態および過放電状態を監視し、組電池1を構成する各セル11の容量バランスを、容量調整回路2を用いて適宜のタイミングで調整する。
また、CPU5は、過充電検出回路3および過放電検出回路4の故障を診断する機能も備えている。この故障診断は、セル11が過充電状態や過放電状態ではない場合であって、モータ8が駆動する前の組電池システムの起動時(電源投入時)や、組電池1の充放電が一定時間以上休止している時など、組電池1に電流が流れていない無負荷状態の時に実施することが望ましい。こうした状態は、電流センサ51及び組電池電圧検出センサ52からの検出信号により判断することができる。
次に、故障診断の処理手順について説明する。
CPU5は、切替器53,54を制御してこれらを接点Aに切り替え、そのときのコンパレータ31,41からそれぞれ出力される出力レベルを記憶する。次いで、切替器53,54を制御してこれらを接点Bに切り替え、そのときのコンパレータ31,41からそれぞれ出力される出力レベルを記憶する。
これら2つのステップで出力されたコンパレータ31,41からの出力結果に基づいて、過充電検出回路3および過放電検出回路4の故障を診断することができる。
説明の便宜上、コンパレータ31,41の比較基準電圧を本来の電圧V1,V2に設定して(切替器53,54の接点をA)行った判定を「正規判定」、コンパレータ31,41の比較基準電圧を互いに入れ替えて(切替器53,54の接点をB)行った判定を「逆判定」と称することにする。
図4は、本例の故障診断方法を説明するための図であり、以下においてはセル11の端子電圧Vcが正常値、すなわち過充電の比較基準電圧V1よりも低く、過放電の比較基準電圧V2よりも高い場合(V2<Vc<V1)について説明する。
過充電検出回路3および過放電検出回路4の比較基準電圧V1,V2の回路がともに正常である場合は、図4(A)に示すように、正規判定では、コンパレータ31の出力はLoレベル、コンパレータ41の出力もLoレベルとなる一方で、逆判定では、コンパレータ31の出力はHiレベル、コンパレータ41の出力もHiレベルとなる。
これに対し、過充電検出回路3の比較基準電圧V1の回路が短絡し、比較基準電圧V2より低い電圧値(たとえばV2が2Vである場合における0V)になっているという異常がある場合は、同図(B)に示すように、正規判定では、コンパレータ31の出力はHiレベル、コンパレータ41の出力はLoレベルとなる一方で、逆判定では、コンパレータ31の出力はHiレベル、コンパレータ41の出力はLoレベルとなる。
また、過放電検出回路4の比較基準電圧V2の回路が開放し、比較基準電圧V1より高い電圧値(たとえばV1が4Vである場合における5V)になっているという異常がある場合は、同図(C)に示すように、正規判定では、コンパレータ31の出力はLoレベル、コンパレータ41の出力はHiレベルとなる一方で、逆判定では、コンパレータ31の出力はLoレベル、コンパレータ41の出力はHiレベルとなる。
なお、過充電検出回路3および過放電検出回路4ともに上述した異常がある場合は、図示は省略するが、正規判定では、コンパレータ31の出力はHiレベル、コンパレータ41の出力もHiレベルとなる一方で、逆判定では、コンパレータ31の出力はLoレベル、コンパレータ41の出力もLoレベルとなる。
以上の結果を表1に示す。
Figure 2009216447
このように、過充電検出回路3および過放電検出回路4がともに正常である場合の正規判定と逆判定の結果に対し、少なくともいずれか一方の検出回路3,4に故障がある場合の正規判定と判定の結果は、表1に示すようにいずれも互いに相違する。したがって、過充電検出回路3の故障か、過放電検出回路4の故障か、あるいは過充電検出回路3および過放電検出回路4ともに故障かを特定しつつ、故障を診断することができる。
特に本実施形態では、コンパレータ31,41の比較基準電圧V1,V2を設定する抵抗R1〜R3の短絡や開放故障が生じて比較基準電圧V1,V2がずれても、これを検出することができる。
《第2実施形態》
図5は、本発明の他の実施形態に係る過充電検出回路3および過放電検出回路4を示すブロック図である。説明の便宜上、一つのセル11のみを示すが、他の4つのセル11に設けられたA/Dコンバータ35及び比較論理回路36も同じ構成である。また以下では、一つのセル11に対する動作のみを説明するが、他の4つのセル11に対する動作も同様である。
上述した第1実施形態では過充電検出回路3と過放電検出回路4をアナログ回路で構成したが、本実施形態ではこれら過充電検出回路3と過放電検出回路4をデジタル回路で構成している。このため、セル11の端子間に接続されたA/Dコンバータ35と、マイクロプロセッサなどで構成される比較論理回路36を有し、A/Dコンバータでデジタル変換されたセル11の電圧Vcは比較論理回路36へ出力される。
比較論理回路36は、A/Dコンバータ36により変換されたセル電圧が、過充電状態の判定閾値である比較基準電圧V1以上か否かの判定と、過放電状態の判定閾値である比較基準電圧V2以下か否かの判定を実行する。そして、この判定結果をCPU5へ出力する。
これら過充電の比較基準電圧V1と過放電の比較基準電圧V2の設定数値は、CPU5から出力されるコマンドに含まれるが、後述するようにそれぞれのセル11に対して共通のコマンドとしてCPU5から出力される。
各セル11の比較論理回路36は、隣接するセルの比較論理回路36とカスケード接続され、CPU5から送信される共通のコマンドを受信し、さらにこのコマンドを隣接するセル11の比較論理回路36へ送信する。この比較論理回路36が、本発明の第1論理回路及び第2論理回路に相当する。
図6は、本例の情報処理手順を示すフローチャートである。
まず、組電池システムが故障診断モードになると、CPU5は、過充電の比較基準電圧V1と過放電の比較基準電圧V2を含めた故障診断コマンドを生成し、セル11の比較論理回路36へ出力する(ステップS1)。ここでは、たとえばV1=4V、V2=2Vとする。上述したように、この故障診断コマンドは、たとえば図1に示す組電池1の正極側に最も近い第1番目のセル11の比較論理回路36へ送信する。
第1番目のセル11の比較論理回路36は、この故障診断コマンドを受信し(ステップS2)、比較論理回路36の過充電の比較基準電圧V1と過放電の比較基準電圧V2の数値をコマンドの値に設定する。
そして、当該比較論理回路36は、A/Dコンバータ35を介して検出された当該セル11の電圧Vcが、設定された過充電の比較基準電圧V1以上か否かを判断し、セル11の電圧Vcが比較基準電圧V1以上の場合はHiレベル信号をCPU5へ出力する一方で、セル11の電圧Vcが比較基準電圧V1未満の場合はLoレベル信号をCPU5へ出力する。以下、この出力を過充電フラグともいう。
また、比較論理回路36は、過放電の比較基準電圧V2に基づいて、A/Dコンバータ35を介して検出された当該セル11の電圧Vcが、設定された過放電の比較基準電圧V2以下か否かを判断し、セル11の電圧Vcが比較基準電圧V2以下の場合はHiレベル信号をCPU5へ出力する一方で、セル11の電圧Vcが比較基準電圧V2より高い場合はLoレベル信号をCPU5へ出力する(ステップS3)。以下、この出力を過放電フラグともいう。なお、CPU5は、セル11の比較論理回路36から送られてきた過充電フラグ及び過放電フラグの判定結果をセル11に対応付けて一時的に記憶する。
ここでのセル11は第1番目のセル11であるため、ステップS4はジャンプしてステップS5へ進む。
ステップS5においては、第1番目のセル11の比較論理回路36は、CPU5から送信されてきた故障診断コマンドを隣接する第2番目のセル11の比較論理回路36へ送信する。そして、第2番目のセル11の比較論理回路36はこのコマンドを受信し、当該比較論理回路36の過充電の比較基準電圧V1と過放電の比較基準電圧V2の数値をコマンドの値に設定する。このステップS2→S3→S5の処理を、故障診断コマンドが最終段のセル11(組電池1の陰極側に最も近いセル11)の比較論理回路36にて受信されるまで繰り返す。
最終段のセル11の比較論理回路36における判定結果がCPU5へ出力されたら、ステップS4を介してステップS6へ進む。ここでは、比較基準電圧V1,V2は互いに入れ替えられていないのでステップS7へ進む。
ステップS7において、CPU5は、過充電の比較基準電圧V1と過放電の比較基準電圧V2とを入れ替え、この比較基準電圧V1,V2を含めた故障診断コマンドを生成し、第1番目のセル11の比較論理回路36へ出力してステップS2へ戻る。先に送信した故障診断コマンドでは、V1=4V,V2=2Vであったため、ここではV1=2V、V2=4Vとなる。
第1番目のセル11の比較論理回路36は、この故障診断コマンドを受信し(ステップS2)、比較論理回路36の過充電の比較基準電圧V1と過放電の比較基準電圧V2の数値をコマンドの値に設定する。そして、当該比較論理回路36は、A/Dコンバータ35を介して検出された当該セル11の電圧Vcが、設定された過充電の比較基準電圧V2以上か否かを判断し、セル11の電圧Vcが比較基準電圧V2以上の場合はHiレベル信号をCPU5へ出力する一方で、セル11の電圧Vcが比較基準電圧V2未満の場合はLoレベル信号をCPU5へ出力する。また、比較論理回路36は、過放電の比較基準電圧V1に基づいて、A/Dコンバータ35を介して検出された当該セル11の電圧Vcが、設定された過放電の比較基準電圧V1以下か否かを判断し、セル11の電圧Vcが比較基準電圧V1以下の場合はHiレベル信号をCPU5へ出力する一方で、セル11の電圧Vcが比較基準電圧V1より高い場合はLoレベル信号をCPU5へ出力する(ステップS3)。なお、CPU5は、セル11の比較論理回路36から送られてきた、この2回目の判定結果を、先に記憶した第1回目の判定結果と対応付けて、セルごとに一時的に記憶する。
最終段のセル11の比較論理回路36における2回目の判定結果がCPU5へ出力されたら、ステップS4及びステップS6を介してステップS8へ進み、CPU5は、一時的に記憶した1回目の判定結果と、比較基準電圧V1,V2を互いに入れ替えた2回目の判定結果に基づいて比較論理回路36の故障診断を行う。
この故障診断は、図4を参照して説明した第1実施形態の考え方と同じであり、セル11の端子電圧Vcが正常値、すなわち過充電の比較基準電圧V1よりも低く、過放電の比較基準電圧V2よりも高い場合(V2<Vc<V1)について説明すると以下のとおりである。なお、ここでも説明の便宜上、比較論理回路36の比較基準電圧を本来の電圧V1,V2に設定して行った判定を「正規判定」、比較論理回路36の比較基準電圧を互いに入れ替えて行った判定を「逆判定」と称することにする。
比較論理回路36が正常である場合、正規判定では、過充電フラグはLoレベル、過放電フラグもLoレベルとなる一方で、逆判定では、過充電フラグはHiレベル、過放電フラグもHiレベルとなる。
これに対し、比較論理回路36の過充電の比較基準電圧V1の設定機能が故障し、比較基準電圧V2より低い電圧値(たとえばV2が2Vである場合における0Vに固定されている。)になっているという異常がある場合は、正規判定では、過充電フラグはHiレベル、過放電フラグはLoレベルとなる一方で、逆判定では、過充電フラグはHiレベル、過放電フラグはHiレベルとなる。
また、本例の比較論理回路36では、当該比較論理回路36の過充電の比較基準電圧V1の設定機能が故障し、比較基準電圧V1より高い電圧値(たとえばV1が4Vである場合における5Vに固定されている。)になっているという異常も考えられる。この場合は、正規判定では、過充電フラグはLoレベル、過放電フラグはLoレベルとなる一方で、逆判定では、過充電フラグはLoレベル、過放電フラグはHiレベルとなる。
一方、比較論理回路36の過放電の比較基準電圧V2の設定機能が故障し、比較基準電圧V2より低い電圧値(たとえばV2が2Vである場合における0Vに固定されている。)になっているという異常がある場合は、正規判定では、過充電フラグはLoレベル、過放電フラグはHiレベルとなる一方で、逆判定では、過充電フラグはHiレベル、過放電フラグはHiレベルとなる。
また、本例の比較論理回路36では、当該比較論理回路36の過放電の比較基準電圧V2の設定機能が故障し、比較基準電圧V1より高い電圧値(たとえばV1が4Vである場合における5Vに固定されている。)になっているという異常も考えられる。この場合は、正規判定では、過充電フラグはLoレベル、過放電フラグはHiレベルとなる一方で、逆判定では、過充電フラグはHiレベル、過放電フラグはHiレベルとなる。
以上の結果を表2に示す。
Figure 2009216447
このように、比較論理回路36が正常である場合の正規判定と逆判定の結果に対し、比較論理回路36の比較基準電圧V1,V2の設定機能の少なくともいずれか一方に故障がある場合の正規判定と判定の結果は、表2に示すようにいずれも互いに相違する。したがって、過充電の比較基準電圧の設定機能の故障か、過放電の比較基準電圧の設定機能の故障かを特定しつつ、故障を診断することができる。
特に本実施形態では、比較論理回路36の比較基準電圧V1,V2を設定する機能が故障して比較基準電圧V1,V2がずれても、これを検出することができる。
また、本実施形態のように、CPU5と各セル11をカスケード接続し、比較基準電圧V1,V2を含む故障診断コマンドを共通化して送信するシステムに適用することで比較論理回路36の故障を事前に検出することができる。その結果、故障による通信タイミングのズレ、ひいては通信不能を防止することができる。また、通信タイミングのズレを補うために比較論理回路36やCPU5の演算速度を速くする対策も不要となる。
なお、上述した第1及び第2の実施形態では、第1判定閾値として過充電の比較基準電圧、第2判定閾値として過放電の比較基準電圧を例示したが、これ以外の第1または第2判定閾値として満充電の比較基準電圧を適用することもできる。この場合、満充電の基準電圧V3は、V2<V3<V1であることから、第1判定閾値を満充電の比較基準電圧とし、第2判定閾値を過放電の比較基準電圧としたり、または第1判定閾値を過放電の比較基準電圧とし、第2判定閾値を満充電の比較基準電圧としたりすることができる。
本発明の実施形態に係る組電池の監視装置を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る容量調整回路を示す電気回路図である。 本発明の実施形態に係る過充電検出回路および過放電検出回路を示す電気回路図である。 図3に示す実施形態の故障診断方法を説明するための図である。 本発明の他の実施形態に係る過充電検出回路および過放電検出回路を示すブロック図である。 図5に示す実施形態の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1…組電池
11…セル
2…容量調整回路
21…抵抗器
22…トランジスタ
23…電圧センサ
3…過充電検出回路
31…コンパレータ
4…過放電検出回路
41…コンパレータ
5…CPU
51…電流センサ
52…電圧センサ
53,54…切替器

Claims (8)

  1. 組電池を構成するセルの電圧を検出する電圧検出手段と、
    検出されたセル電圧が判定閾値以上であるか否かの第1の判定を行うとともに、前記検出されたセルの電圧が判定閾値より小さいか否かの第2の判定を行う判定手段と、を備えた組電池の監視装置において、
    予め定められた所定の第1判定閾値を前記判定閾値として前記第1の判定を行うとともに、前記第1判定閾値とは異なる予め定められた所定の第2判定閾値を前記判定閾値として前記第2の判定を行い、
    前記第2判定閾値を前記判定閾値として前記第1の判定を行うとともに、前記第1判定閾値を前記判定閾値として前記第2の判定を行い、
    これら第1及び第2の判定結果に基づいて前記判定手段の故障診断を行う故障診断手段を備えることを特徴とする組電池の監視装置。
  2. 請求項1に記載の組電池の監視装置において、
    前記第1判定閾値は前記第2判定閾値よりも大きい値であって、
    前記第1の判定は前記セルの過充電状態の判定、前記第2の判定は前記セルの過放電状態の判定であることを特徴とする組電池の監視装置。
  3. 請求項1または2に記載の組電池の監視装置において、
    前記組電池の電圧を検出する組電池電圧検出手段と、
    前記組電池の電流を検出する電流検出手段と、をさらに備え、
    前記自己診断手段は、前記検出された組電池の電圧および電流が所定範囲にある場合に前記故障診断を行うことを特徴とする組電池の監視装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の組電池の監視装置において、
    前記判定手段は、前記セル電圧が判定閾値以上であるか否かの前記第1の判定を行う第1比較器と、前記セル電圧が判定閾値より小さい否かの前記第2の判定を行う第2比較器とを有し、
    前記故障診断手段は、前記第1比較器の判定閾値と前記第2比較器の判定閾値とを入れ替える切替器と、当該切替器を制御する制御部とを有することを特徴とする組電池の監視装置。
  5. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の組電池の監視装置において、
    前記判定手段は、前記第1の判定を行う第1論理回路と前記第2の判定を行う第2論理回路とを有し、
    前記故障診断手段は、前記第1論理回路の判定閾値と前記第2論理回路の判定閾値とを入れ替える切替信号を前記判定手段へ出力する制御部を有することを特徴とする組電池の監視装置。
  6. 請求項5に記載の組電池の監視装置において、
    前記制御部は、前記切替信号を、前記それぞれのセルの判定手段に対し共通のコマンドとして出力することを特徴とする組電池の監視装置。
  7. 組電池を構成するセルの電圧と複数の判定閾値とに基づいて複数の判定を行う組電池監視装置を故障診断する方法であって、
    前記複数の判定閾値による判定と、前記複数の判定閾値の値を互いに入れ替えた判定閾値による判定とに基づいて、前記組電池監視装置の故障診断を行うことを特徴とする故障診断方法。
  8. 請求項7に記載の故障診断方法において、
    前記判定は、少なくとも前記セルの過充電状態の判定および過放電状態の判定を含むことを特徴とする故障診断方法。
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