JP2009216023A - 内燃機関の制御システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】成層燃焼と均質燃焼とを選択的に実施可能な内燃機関の制御システムであって、EGR弁が開弁状態で固着したときは(S101)、内燃機関において成層燃焼を実施する(S105)。
【選択図】図2
Description
内燃機関の吸気通路に設けられたスロットル弁と、
内燃機関の気筒内に燃料を直接噴射する燃料噴射弁と、
内燃機関の排気通路に一端が接続されており前記吸気通路における前記スロットル弁よりも下流側に他端が接続されたEGR通路と、
該EGR通路に設けられており前記吸気通路に導入されるEGRガスの流量を制御するEGR弁と、を備え、
少なくとも前記スロットル弁の開度を調整することによって吸入空気量を制御することで成層燃焼と均質燃焼とを選択的に実施可能な内燃機関の制御システムであって、
前記EGR弁が開弁状態で固着したか否を判別する開固着判定手段をさらに備え、
該開固着判定手段によって前記EGR弁が開弁状態で固着したと判定された場合、内燃機関において成層燃焼を実施することを特徴とする。
気筒内において燃焼に供される混合気をより多くする必要がある。そのため、内燃機関の機関負荷又は機関回転数がある程度高い領域では、成層燃焼では目標トルクを生じさせることが困難となる場合がある。上記によれば、このような領域で成層燃焼が実施されることを抑制することが出来る。
内燃機関の吸気通路に設けられたスロットル弁と、
内燃機関の気筒内に燃料を直接噴射する燃料噴射弁と、
内燃機関の排気通路に一端が接続されており前記吸気通路における前記スロットル弁よりも下流側に他端が接続されたEGR通路と、
該EGR通路に設けられており前記吸気通路に導入されるEGRガスの流量を制御するEGR弁と、を備え、
少なくとも前記スロットル弁の開度を調整することによって吸入空気量を制御することで成層燃焼と均質燃焼とを選択的に実施可能な内燃機関の制御システムであって、
前記EGR弁が開弁状態で固着したか否かを判別する開固着判定手段をさらに備え、
内燃機関において均質燃焼が実施されているときに前記開固着判定手段によって前記EGR弁が開弁状態で固着したと判定された場合、内燃機関での燃焼形態を成層燃焼に切り換えることを特徴とする。
<内燃機関およびその吸排気系の概略構成>
図1は、本実施例に係る内燃機関およびその吸排気系の概略構成を示す図である。内燃機関1は、4つの気筒2を有する車両駆動用のガソリンエンジン(火花点火式内燃機関)である。
スロットル弁13が設けられている。
本実施例に係る内燃機関1においては、均質燃焼と成層燃焼とを選択的に実施することが可能である。夫々の燃焼形態は、燃料噴射弁11からの燃料噴射時期及び燃料噴射量を制御するとともに、スロットル弁13の開度を調整することによって吸入空気量を制御することで実現される。
本実施例においては、排気通路9を流れる排気の一部がEGRガスとしてEGR通路21を通ってサージタンク14に導入される。そして、サージタンク14に導入されたEGRガスが吸入空気と共に内燃機関1に供給される。
燃焼状態が不安定となる場合がある。このように、吸気のEGR率が過剰になることによって燃焼状態が不安定となると、失火やトルクの変動が生じたり、未燃燃料成分の排出量が増加したりする虞がある。
らの目標燃料噴射時期tinjt及び目標燃料噴射量Qinjtを算出する。
本実施例においては、上記説明したEGR弁22が開弁状態で固着した場合の制御ルーチンにおけるステップS101を実行するECU20が、本発明に係る開固着検出手段に相当する。このステップS101においては、上記方法と異なる方法によって、EGR弁22が開弁状態で固着したか否かを判別してもよい。例えば、EGR弁22の開度を検出する開度センサを設け、EGR弁22が開弁状態で固着したか否かの判別を該開度センサの検出値に基づいて行ってもよい。また、サージタンク14内の温度を検出する温度センサを設け、EGR弁22が開弁状態で固着したか否かの判別を該温度センサの検出値に基づいて行ってもよい。
御ルーチンにおけるステップS102を実行するECU20が、本発明に係る開度取得手段に相当する。EGR弁22の開度を検出する開度センサが設けられている場合は該開度センサによって開弁状態で固着したEGR弁22の開度を取得することが出来る。また、サージタンク14内の温度を検出する温度センサが設けられている場合は該温度センサの検出値に基づいて開弁状態で固着したEGR弁22の開度を算出することが出来る。
本実施例に係る内燃機関1及びその吸排気系の概略構成は実施例1と同様である。また、本実施例に係る内燃機関1においても、実施例1と同様、均質燃焼と成層燃焼とを選択的に実施することが可能である。
本実施例においては、EGR弁22が開弁状態で固着した場合であっても、そのときの内燃機関1の運転状態によっては均質燃焼を実施する。図3は、本実施例に係る、EGR弁22が開弁状態で固着したときの内燃機関1の運転状態と燃焼形態との関係を示す図である。図3において、縦軸は機関負荷を表しており、横軸は機関回転数を表している。また、図3において、領域R1は均質燃焼を実施する領域を表しており、領域R2は成層燃焼を実施する領域を表している。
吸気のEGR率の過剰な増加を抑制しつつ均質燃焼が可能な高負荷又は高回転領域内であれば均質燃焼が実施される。この場合、均質燃焼が実施されても内燃機関1での燃焼状態が不安定となることを抑制することが出来る。
2・・・気筒
6・・・吸気弁
7・・・排気弁
8・・・吸気通路
9・・・排気通路
11・・燃料噴射弁
12・・点火プラグ
13・・スロットル弁
14・・サージタンク
15・・三元触媒
16・・エアフローメータ
17・・圧力センサ
20・・ECU
21・・EGR通路
22・・EGR弁
23・・EGRクーラ
24・・クランクポジションセンサ
25・・アクセル開度センサ
Claims (4)
- 内燃機関の吸気通路に設けられたスロットル弁と、
内燃機関の気筒内に燃料を直接噴射する燃料噴射弁と、
内燃機関の排気通路に一端が接続されており前記吸気通路における前記スロットル弁よりも下流側に他端が接続されたEGR通路と、
該EGR通路に設けられており前記吸気通路に導入されるEGRガスの流量を制御するEGR弁と、を備え、
少なくとも前記スロットル弁の開度を調整することによって吸入空気量を制御することで成層燃焼と均質燃焼とを選択的に実施可能な内燃機関の制御システムであって、
前記EGR弁が開弁状態で固着したか否を判別する開固着判定手段をさらに備え、
該開固着判定手段によって前記EGR弁が開弁状態で固着したと判定された場合、内燃機関において成層燃焼を実施することを特徴とする内燃機関の制御システム。 - 前記開固着判定手段によって前記EGR弁が開弁状態で固着したと判定されたときの前記EGR弁の開度を取得する開度取得手段をさらに備え、
前記開固着判定手段によって前記EGR弁が開弁状態で固着したと判定された場合に内燃機関において成層燃焼を実施するときに、内燃機関の目標トルクと前記開度取得手段によって取得された前記EGR弁の開度とに基づいて、前記スロットル弁の開度と前記燃料噴射弁からの燃料噴射時期及び燃料噴射量とを決定することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御システム。 - 前記開固着判定手段によって前記EGR弁が開弁状態で固着したと判定された場合に、内燃機関の機関負荷が所定負荷以上のとき又は内燃機関の機関回転数が所定回転数以上のときは、内燃機関において均質燃焼を実施することを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の制御システム。
- 内燃機関の吸気通路に設けられたスロットル弁と、
内燃機関の気筒内に燃料を直接噴射する燃料噴射弁と、
内燃機関の排気通路に一端が接続されており前記吸気通路における前記スロットル弁よりも下流側に他端が接続されたEGR通路と、
該EGR通路に設けられており前記吸気通路に導入されるEGRガスの流量を制御するEGR弁と、を備え、
少なくとも前記スロットル弁の開度を調整することによって吸入空気量を制御することで成層燃焼と均質燃焼とを選択的に実施可能な内燃機関の制御システムであって、
前記EGR弁が開弁状態で固着したか否かを判別する開固着判定手段をさらに備え、
内燃機関において均質燃焼が実施されているときに前記開固着判定手段によって前記EGR弁が開弁状態で固着したと判定された場合、内燃機関での燃焼形態を成層燃焼に切り換えることを特徴とする内燃機関の制御システム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008062095A JP2009216023A (ja) | 2008-03-12 | 2008-03-12 | 内燃機関の制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008062095A JP2009216023A (ja) | 2008-03-12 | 2008-03-12 | 内燃機関の制御システム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2009216023A true JP2009216023A (ja) | 2009-09-24 |
Family
ID=41188124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008062095A Pending JP2009216023A (ja) | 2008-03-12 | 2008-03-12 | 内燃機関の制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009216023A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003519750A (ja) * | 2000-01-15 | 2003-06-24 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 内燃機関を運転するための方法 |
-
2008
- 2008-03-12 JP JP2008062095A patent/JP2009216023A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2003519750A (ja) * | 2000-01-15 | 2003-06-24 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 内燃機関を運転するための方法 |
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