JP2009214688A - 筒内圧検出装置の出力補正装置 - Google Patents

筒内圧検出装置の出力補正装置 Download PDF

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武則 竿田
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功 松本
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晃 山下
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Abstract

【課題】筒内圧検出装置の出力補正装置において、筒内圧検出装置の出力を補正する機会を十分確保すると共に筒内圧検出装置の出力を補正する精度を向上する技術を提供する。
【解決手段】ハイブリッド車両における筒内圧検出センサの出力補正装置であって、第1モータジェネレータのみが動力源となっているEV走行の最中に、第2モータジェネレータによって内燃機関を基準回転数に駆動し(S103,S106)、内燃機関が基準回転数に駆動されている場合に筒内圧検出センサで筒内圧を検出し(S104,S107)、検出される筒内圧と基準回転数の基準筒内圧との乖離に基づいて筒内圧検出センサの出力を補正する(S105,S108)。
【選択図】図4

Description

本発明は、筒内圧検出装置の出力補正装置に関する。
内燃機関の気筒の筒内圧がモータリング圧と同じになる燃料カット時に、推定モータリング圧と筒内圧検出装置が検出する筒内圧との偏差から筒内圧検出装置の異常を検知する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。内燃機関の非爆発時に筒内圧を検出し、当該筒内圧と基準圧とを比較して補正する技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。燃焼圧が双峰の波形となるまで点火遅角し、上死点前後の波形を対称にして全範囲のモータリング圧を求める技術が開示されている(例えば、特許文献3参照)。筒内圧とモータリング圧とがほぼ等しくなる排気行程中に筒内圧のずれを示すヒステリシスを算出する技術が開示されている(例えば、特許文献4参照)。燃焼カットしてモータで走行し、筒内圧検出装置が検出する筒内圧とデータとして保存しているコンプレッション圧とを比較して内燃機関の故障を判定する技術が開示されている(例えば、特許文献5参照)。
特開2006−284533号公報 特開昭62−192627号公報 特公平2−15010号公報 特開2007−303293号公報 特開2007−290663号公報
ところで内燃機関の気筒の筒内圧を筒内圧検出装置で検出し、内燃機関の運転を制御することが従来から行われている。そして筒内圧検出装置の出力を補正する機会を十分確保することが望まれている。また筒内圧検出装置の出力を補正する精度を向上することが望まれている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、筒内圧検出装置の出力補正装置において、筒内圧検出装置の出力を補正する機会を十分確保すると共に筒内圧検出装置の出力を補正する精度を向上する技術を提供することにある。
本発明にあっては、以下の構成を採用する。すなわち、本発明は、
気筒を有する動力源となる内燃機関と、
前記内燃機関と共に動力源となる第1モータと、
前記内燃機関を燃焼させずに機械的に駆動する第2モータと、
前記気筒の筒内圧を検出する筒内圧検出装置と、
を備えるハイブリッドシステムにおける筒内圧検出装置の出力補正装置であって、
前記第1モータのみが動力源となっている最中に、前記第2モータによって前記内燃機関を基準回転数に駆動する駆動制御手段と、
前記駆動制御手段によって前記内燃機関が基準回転数に駆動されている場合に、前記筒内圧検出装置で筒内圧を検出する検出制御手段と、
前記検出制御手段によって検出される筒内圧と基準回転数の基準筒内圧との乖離に基づいて前記筒内圧検出装置の出力を補正する補正制御手段と、
を備えることを特徴とする筒内圧検出装置の出力補正装置である。
本発明によると、第1モータのみが動力源となっている最中であれば何時でも筒内圧検出装置の出力を補正でき、筒内圧検出装置の出力を補正する機会を十分確保できる。また検出される筒内圧と基準回転数の基準筒内圧との乖離に基づいて筒内圧検出装置の出力を補正するだけであるので、誤差が少なく筒内圧検出装置の出力を補正する精度を向上できる。
前記駆動制御手段が駆動する基準回転数は異なる機関回転数で複数設定され、複数の基準回転数において前記検出制御手段は筒内圧を検出すると共に前記補正制御手段は前記筒内圧検出装置の出力を補正するとよい。
本発明によると、異なる機関回転数で複数回補正を行うので、相乗的に誤差が減り筒内圧検出装置の出力を補正する精度を向上できる。
本発明によると、筒内圧検出装置の出力補正装置において、筒内圧検出装置の出力を補正する機会を十分確保できると共に筒内圧検出装置の出力を補正する精度を向上できる。
以下に本発明の具体的な実施例を説明する。
<実施例1>
図1は、本実施例に係る筒内圧検出装置の出力補正装置を適用するハイブリッド車両100の概略構成を示す図である。図1に示すハイブリッド車両100は、車軸110、車輪120、ECU200、内燃機関300、第1モータジェネレータ400、第2モータジェネレータ500、動力分割機構600、インバータ700、及びバッテリ800を備えている。本実施例のハイブリッド車両100が本発明のハイブリッドシステムを搭載した車両である。
車軸110は、内燃機関300及び第1モータジェネレータ400から出力された動力を車輪120に伝達するための軸である。車輪120は、車軸110を介して伝達される動力を路面に伝達する手段であり、図1においては左右一輪ずつ示されているが、実際には前後左右に一輪ずつ配置されハイブリッド車両全体で4つ備えられる。
ECU200は、ハイブリッド車両100の動作全体を制御する電子制御ユニットである。ECU200は、ROMに格納された制御プログラムに従って各種制御を実行する。
内燃機関300は、図2に示す気筒301を4つ有するディーゼル内燃機関である。内燃機関300は、ハイブリッド車両100の動力源となる。なお内燃機関300の詳細な構成については後述する。
第1モータジェネレータ400は、内燃機関300と同様にハイブリッド車両100の動力源となる電動機として機能する。また第1モータジェネレータ400は、バッテリ800を充電するための発電機としても機能する。本実施例の第1モータジェネレータ400が本発明の第1モータに相当する。
第2モータジェネレータ500は、バッテリ800を充電するための或いは第1モータジェネレータ400に電力を供給するための発電機として機能する。また内燃機関300の駆動力をアシストする或いは内燃機関300を燃焼させずに機械的に駆動する電動機としても機能する。本実施例の第2モータジェネレータ500が本発明の第2モータに相当する。
なお第1、第2モータジェネレータ400,500は、例えば同期電動発電機として構成され、外周面に複数個の永久磁石を有するロータと、回転磁界を形成する三相コイルが巻回されたステータとを備える。またこれらのモータジェネレータは、他の形式のモータジェネレータであってもよい。
動力分割機構600は、内燃機関300の出力を第2モータジェネレータ500及び車軸110へ分配することができる遊星歯車機構である。
インバータ700は、バッテリ800から取り出した直流電力を交流電力に変換して第1、第2モータジェネレータ400,500に供給すると共に、第1、第2モータジェネレータ400,500によって発電された交流電力を直流電力に変換してバッテリ800に供給する。
バッテリ800は、第1、第2モータジェネレータ400,500を動作可能にする電力を供給する電力供給源であり、供給する電力を充電可能な蓄電池である。
次に内燃機関300について説明する。図2は内燃機関300の概略構成を示す図である。内燃機関300は、図2に示す気筒301を4つ有する水冷式の4ストロークサイクル・ディーゼル内燃機関である。
内燃機関300の気筒301内には、ピストン302が摺動自在に設けられている。気筒301内上部の燃焼室303には、吸気ポート304及び排気ポート305が接続されている。
気筒301上部には、気筒301内の燃焼室303に燃料を直接噴射する燃料噴射弁306が設けられている。燃料噴射弁306は、燃料噴射部位が燃焼室303に露出している。燃料噴射弁306はECU200に電気的に接続されており、ECU200によって制御される。
吸気ポート304の燃焼室303への開口部は吸気弁307によって開閉され、排気ポート305の燃焼室303への開口部は排気弁308によって開閉される。吸気ポート304は吸気通路309に接続され、排気ポート305は排気通路310に接続されている。
気筒301には、気筒内部の圧力(筒内圧)を検出する筒内圧検出センサ311が設けられている。筒内圧検出センサ311は、圧力検出端子の一部が燃焼室303に露出している。筒内圧検出センサ311はECU200に電気的に接続されており、筒内圧検出センサ311の出力値がECU200に入力される。言い換えれば、筒内圧検出センサ311は検出した筒内圧をECU200に出力する。本実施例の筒内圧検出センサ311が本発明の筒内圧検出装置に相当する。
内燃機関300には、クランクポジションセンサ312が設けられている。クランクポジションセンサ312は内燃機関300のクランクシャフトのクランク角を検出する。クランクポジションセンサ312はECU200に電気的に接続されており、クランクポジションセンサ312の出力値がECU200に入力される。そしてECU200はクランクポジションセンサ312の出力値に基づいて内燃機関300の機関回転数を算出する。
そしてECU200は、クランクポジションセンサ312、アクセルポジションセンサ130、車速センサ140、SOCセンサ150等の出力信号を受けて内燃機関300の
運転状態を含むハイブリッド車両100の状態を判別し、判別された状態に基づいてハイブリッド車両100を電気的に制御する。
図1のハイブリッド車両100においては、内燃機関300、主として電動機として機能する第1モータジェネレータ400、及び主として発電機として機能する第2モータジェネレータ500の夫々の動力分配がECU200及び動力分割機構600により制御され、走行状態が制御される。以下に幾つかの状況に応じたハイブリッド車両100の動作について説明する。
例えばハイブリッド車両100の始動時においては、バッテリ800の電気エネルギを用いて駆動される第2モータジェネレータ500が電動機として機能し、第2モータジェネレータ500の動力によって内燃機関300がクランキングされ内燃機関300が始動する。
例えばハイブリッド車両100の発進時には、SOCセンサ150の出力信号に基づいたバッテリ800の蓄電状態に応じて2種類の態様を選択する。例えばバッテリ800が十分蓄電されている発進時においては、第2モータジェネレータ500によってバッテリ800を充電する必要が無いため、内燃機関300は暖機のためだけに始動し、ハイブリッド車両100は第1モータジェネレータ400の動力によって発進する。一方、バッテリ800があまり蓄電されていない発進時においては、内燃機関300の動力によって第2モータジェネレータ500が発電機として機能し、バッテリ800が充電されつつ、ハイブリッド車両100は内燃機関300の動力によって発進する。
例えばハイブリッド車両100が低速走行時や緩やかな坂を下っている軽負荷走行時には、内燃機関300を運転すると燃焼効率等の効率が悪くなるため、燃料噴射弁306からの燃料噴射が停止されて内燃機関300が停止され、ハイブリッド車両100は第1モータジェネレータ400による動力のみで走行する。この際バッテリ800があまり充電されていない場合には、内燃機関300が第2モータジェネレータ500を作動させるためだけに駆動され、第2モータジェネレータ500によってバッテリ800の充電を行ってもよい。
例えばハイブリッド車両100の通常走行時のように内燃機関300の燃焼効率等の効率が良好な運転領域においては、ハイブリッド車両100は主として内燃機関300の動力によって走行する。この際内燃機関300の動力は、動力分割機構600によって2系統に分割され、一方は車軸110を介して車輪120に伝達され、他方は第2モータジェネレータ500を作動させ発電を行わせる。このとき発電された電力によって第1モータジェネレータ400を駆動させ、第1モータジェネレータ400によって内燃機関300の動力がアシストされる。この際バッテリ800があまり充電されていない場合には、内燃機関300の出力を上昇させて、第2モータジェネレータ500によって発電される電力の一部でバッテリ800の充電を行ってもよい。
例えばハイブリッド車両100の減速時には、車輪120から車軸110を介して伝達される動力によって第1モータジェネレータ400を回転させ発電機として作動させる。これにより車輪120の運動エネルギが電気エネルギに変換され、ハイブリッド車両100が減速されると共にバッテリ800が充電される(回生)。
ところで内燃機関300の気筒301の筒内圧を筒内圧検出センサ311で検出し、内燃機関300の運転を制御している。しかし内燃機関300の運転を制御するために用いる筒内圧検出センサ311は、製造時バラツキや使用耐久後の劣化によって出力が真値から外れる場合がある。これに対し従来においては筒内圧検出センサ311の出力を補正す
る機会を十分確保することができていなかった。また従来においては筒内圧検出センサ311の出力を補正する精度も十分とはいえなかった。
ここで内燃機関300がモータリングされている時の筒内圧は、内燃機関300の状態による差が少なく、製造時バラツキも少ないことが知られている。このため内燃機関300を燃焼させずにモータリング(非燃焼回転)して筒内圧検出センサ311の出力を補正することが考えられた。そしてハイブリッド車両100においては、一方のモータジェネレータの駆動のみでハイブリッド車両100が走行している最中は、他方のモータジェネレータで内燃機関300をモータリングすることが可能である。
そこで本実施例では、第1モータジェネレータ400のみが動力源となっている最中、すなわち第1モータジェネレータ400の駆動のみでハイブリッド車両100が走行している最中に、第2モータジェネレータ500によって内燃機関300を燃焼させずに基準回転数に駆動、すなわちモータリングする。そして先の最中において内燃機関300が基準回転数にモータリングされている場合に、筒内圧検出センサ311で筒内圧を検出する。そして図3に示すようにこのとき検出される実線の筒内圧と基準回転数の予め求められた破線の基準筒内圧との乖離に基づいて筒内圧検出センサ311の出力を補正するようにした。
ここで基準筒内圧とは、予め実験や検証等により求められた内燃機関300の機関回転数が基準回転数における真値の筒内圧である。
本実施例によると、第1モータジェネレータ400のみが動力源となっている最中、すなわち第1モータジェネレータ400の駆動のみでハイブリッド車両100が走行している最中であれば何時でも筒内圧検出センサ311の出力を補正できる。よって筒内圧検出センサ311の出力を補正する機会を十分確保できる。
また検出される筒内圧と基準回転数の基準筒内圧との乖離に基づいて筒内圧検出センサ311の出力を補正するだけの比較的簡易なものであるので、誤差が少なく筒内圧検出センサ311の出力を補正する精度を向上できる。特に内燃機関300がモータリングされている時の筒内圧は、内燃機関300の状態による差が少なく、製造時バラツキも少ないので、筒内圧検出センサ311の出力を補正する精度をより真値に近づくように向上できる。
ここで本実施例では、図3に示すように基準回転数は異なる機関回転数である1000回転数及び2000回転数に設定され、これら1000回転数及び2000回転数の基準回転数にモータリングされた際に、筒内圧を検出すると共に筒内圧検出センサ311の出力を補正するようにした。
本実施例によると、異なる機関回転数である1000回転数及び2000回転数の基準回転数において2回補正を行うので、相乗的に誤差が減り筒内圧検出センサ311の出力を補正する精度を向上できる。
そしてこのように筒内圧検出センサ311の出力を補正できた結果、内燃機関300を利用したハイブリッド車両100の走行時に燃焼圧との差を検出することで、より正確な最大燃焼圧及びその発生位置、さらには熱発生量を検出できる。
なお基準回転数は本実施例の1000回転数及び2000回転数に限られるものではなく、異なる機関回転数で複数設定されるとよい。基準回転数の設定数が増加する程、より相乗的に誤差が減り筒内圧検出センサ311の出力を補正する精度を向上できる。また基
準回転数が唯一設定される場合も本発明に包含される。
次に、本実施例による筒内圧検出センサ311の出力補正制御ルーチンについて説明する。図4は、本実施例による筒内圧検出センサ311の出力補正制御ルーチンを示したフローチャートである。本ルーチンは、所定の時間毎に繰り返し実行される。
ステップS101では、ECU200は、第1モータジェネレータ400の駆動のみでハイブリッド車両100が走行している(以下EV走行ともいう)か否かを判別する。
ステップS101においてEV走行していないと否定判定された場合には、本ルーチンを一旦終了する。ステップS101においてEV走行していると肯定判定された場合には、ステップS102へ移行する。
ステップS102では、ECU200は、筒内圧検出センサ311の出力補正が要求されているか否かを判別する。具体的には、前回の筒内圧検出センサ311の出力補正から所定期間が経過されている場合等に筒内圧検出センサ311の出力補正が要求されていると判断する。
ステップS102において筒内圧検出センサ311の出力補正が要求されていないと否定判定された場合には、本ルーチンを一旦終了する。ステップS102において筒内圧検出センサ311の出力補正が要求されていると肯定判定された場合には、ステップS103へ移行する。
ステップS103では、ECU200は、第2モータジェネレータ500によって内燃機関300を基準回転数である1000回転数にモータリングする。本ステップの処理を実行するECU200が本発明の駆動制御手段に相当する。
ステップS104では、ECU200は、内燃機関300が1000回転数にモータリングされている場合に、筒内圧検出センサ311でクランク角度ごとの筒内圧の圧力波形を検出する。本ステップの処理を実行するECU200が本発明の検出制御手段に相当する。
ステップS105では、ECU200は、ステップS104で検出される筒内圧と基準回転数が1000回転数であるときの基準筒内圧との乖離に基づいて筒内圧検出センサ311の出力を補正する。補正は例えばステップS104で検出される筒内圧の圧力波形のピーク値と基準回転数が1000回転数であるときの基準筒内圧の圧力波形のピーク値とを比較し、そのピーク値同士の乖離した差分を筒内圧検出センサ311の出力に補うようにする。本ステップの処理を実行するECU200が本発明の補正制御手段に相当する。
なお補正は本ステップに応じたものでなくてもよい。例えばステップS104で検出される筒内圧の圧力波形と基準回転数が1000回転数であるときの基準筒内圧の圧力波形との相対的な比率を求め、その比率の乖離した分を筒内圧検出センサ311の出力に補うようにしてもよいし、従来から用いられるいずれの手法を採用してもよい。
ステップS106では、ECU200は、第2モータジェネレータ500によって内燃機関300を次の基準回転数である2000回転数にモータリングする。本ステップの処理を実行するECU200が本発明の駆動制御手段に相当する。
ステップS107では、ECU200は、内燃機関300が2000回転数にモータリングされている場合に、筒内圧検出センサ311でクランク角度ごとの筒内圧の圧力波形
を検出する。本ステップの処理を実行するECU200が本発明の検出制御手段に相当する。
ステップS108では、ECU200は、ステップS107で検出される筒内圧と基準回転数が2000回転数であるときの基準筒内圧との乖離に基づいて筒内圧検出センサ311の出力を補正する。補正は例えばステップS107で検出される筒内圧の圧力波形のピーク値と基準回転数が2000回転数であるときの基準筒内圧の圧力波形のピーク値とを比較し、そのピーク値同士の乖離した差分を筒内圧検出センサ311の出力に補うようにする。本ステップの処理を実行するECU200が本発明の補正制御手段に相当する。本ステップの処理の後、本ルーチンを一旦終了する。
以上説明した本ルーチンによれば、EV走行時に何時でも筒内圧検出センサ311の出力を補正できる。また内燃機関300をモータリングして比較的簡易且つ異なる機関回転数で2回筒内圧検出センサ311の出力の補正を行うことができる。
本発明に係る筒内圧検出装置の出力補正装置は、上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもよい。
実施例1に係るハイブリッド車両の概略構成を示す図。 実施例1に係る内燃機関の概略構成を示す図。 実施例1に係る検出する筒内圧及び基準筒内圧を示す図。 実施例1に係る筒内圧検出センサの出力補正制御ルーチンを示すフローチャート。
符号の説明
100 ハイブリッド車両
110 車軸
120 車輪
130 アクセルポジションセンサ
140 車速センサ
150 SOCセンサ
200 ECU
300 内燃機関
301 気筒
302 ピストン
303 燃焼室
304 吸気ポート
305 排気ポート
306 燃料噴射弁
307 吸気弁
308 排気弁
309 吸気通路
310 排気通路
311 筒内圧検出センサ
312 クランクポジションセンサ
400 第1モータジェネレータ
500 第2モータジェネレータ
600 動力分割機構
700 インバータ
800 バッテリ

Claims (2)

  1. 気筒を有する動力源となる内燃機関と、
    前記内燃機関と共に動力源となる第1モータと、
    前記内燃機関を燃焼させずに機械的に駆動する第2モータと、
    前記気筒の筒内圧を検出する筒内圧検出装置と、
    を備えるハイブリッドシステムにおける筒内圧検出装置の出力補正装置であって、
    前記第1モータのみが動力源となっている最中に、前記第2モータによって前記内燃機関を基準回転数に駆動する駆動制御手段と、
    前記駆動制御手段によって前記内燃機関が基準回転数に駆動されている場合に、前記筒内圧検出装置で筒内圧を検出する検出制御手段と、
    前記検出制御手段によって検出される筒内圧と基準回転数の基準筒内圧との乖離に基づいて前記筒内圧検出装置の出力を補正する補正制御手段と、
    を備えることを特徴とする筒内圧検出装置の出力補正装置。
  2. 前記駆動制御手段が駆動する基準回転数は異なる機関回転数で複数設定され、複数の基準回転数において前記検出制御手段は筒内圧を検出すると共に前記補正制御手段は前記筒内圧検出装置の出力を補正することを特徴とする請求項1に記載の筒内圧検出装置の出力補正装置。
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