JP2009212678A - 表示制御装置、方法、およびプログラム - Google Patents

表示制御装置、方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 あらかじめ映像の再生時間の一部を復号しておくことで、同時に複数の映像を再生をする場合において、各映像を同時に再生する時間を短時間で切り替えることは考慮されていなかった。
【解決手段】 映像復号部102は、第1の期間(映像aが再生される時間)と第2の期間(映像cが再生される時間)が重複する期間中に第1の映像(映像a)を表示するための第1の映像データ(映像コンテンツa)を重複期間よりも前に復号し、第1の映像データを復号したあとは、第2の映像(映像c)を表示するための第2の映像データ(映像コンテンツc)を復号する(S305)。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の映像を同時に表示する表示制御装置に関する。
近年、映像コンテンツを配信するインフラの充実や、ハードディスクドライブに代表される大容量蓄積メディアの普及に伴い、ユーザが映像コンテンツを蓄積メディアに記録して視聴する形態が増えている。また、それらの蓄積メディアに記録された複数の映像コンテンツに基づいて、複数の映像を同時にディスプレイ画面上に再生、表示することも行われつつある。
このような背景の下で、複数の映像を同時に表示させるときの復号処理に関する技術として、例えば、特許文献1がこれまでに提案されている。
特許文献1は、1つ分の映像の復号能力で、2つの映像のクロスフェードを行う場合の復号化方法が提案されている。即ち、まず、フェードアウトする映像について、フェードアウト開始から終了までの再生時間(例えば5秒間)の映像を前もって復号して記憶部に保持しておく。そして、クロスフェード時に、フェードインする映像を復号部で復号しつつ、記憶部に保持しておいたフェードアウトする映像と組み合わせてクロスフェードさせている。
特開2003−235013号公報
しかしながら、あらかじめ映像の再生時間の一部を復号しておくことで、同時に複数の映像を再生をする場合において、各映像を同時に再生する時間を短時間で切り替えることは考慮されていなかった。
即ち、特許文献1のクロスフェードでは、フェードアウト開始から終了までの時間が決まっており(例えば、5秒間)、この時間を短時間で切り替えることは考慮されていなかった。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、所望の切り替え時間で再生する映像を切り替えながら、同時に復号可能な数以上の映像を再生できるようにすることである。
上記の課題を解決するため、本発明の表示制御装置は、以下の構成を有する。即ち、映像を表示させる表示制御装置であって、映像の表示位置を移動させる移動手段と、前記移動手段による移動速度に応じた第1の期間中に第1の映像を表示するための第1の映像データ、及び、前記移動手段による移動速度に応じた第2の期間中に第2の映像を表示するための第2の映像データを復号する復号手段とを有し、前記第1の期間は、前記第2の期間より開始及び終了が早く、且つ、前記第2の期間と一部重複し、前記復号手段は、前記第1の期間と前記第2の期間が重複する重複期間中に前記第1の映像を表示するための第1の映像データを、前記重複期間より前に復号し、前記第1の映像データを復号したあとは、前記第2の映像を表示するための第2の映像データを復号する。
また、本発明の表示制御方法は、映像を表示させる表示制御装置が行う表示制御方法であって、映像の表示位置を移動させる移動工程と、前記移動工程による移動速度に応じた第1の期間中に第1の映像を表示するための第1の映像データ、及び、前記移動工程による移動速度に応じた第2の期間中に第2の映像を表示するための第2の映像データを復号する復号工程とを有し、前記第1の期間は、前記第2の期間より開始及び終了が早く、且つ、前記第2の期間と一部重複し、前記復号工程は、前記第1の期間と前記第2の期間が重複する重複期間中に前記第1の映像を表示するための第1の映像データを、前記重複期間より前に復号し、前記第1の映像データを復号したあとは、前記第2の映像を表示するための第2の映像データを復号する。
本発明によれば、所望の切り替え時間で再生する映像を切り替えながら、同時に復号可能な数以上の映像を再生することができる。
<実施形態1>
以下、本発明の第1の実施形態について図面およびフローチャートを用いて説明する。ただし、本発明の技術的範囲がこの実施の形態に限定されるものではない。
図1は本発明における表示制御装置である、デジタルテレビ1の構成を示すブロック図である。
尚、本実施形態におけるデジタルテレビ1は、複数の映像を再生させることが可能な表示制御装置である。
また、本発明は、デジタルテレビ以外に、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、ノートブックPC、パームトップPC、コンピュータを内蔵した各種家電製品、ゲーム機、携帯電話などのうち、複数の映像を同時に再生表示させることができる装置、もしくは、これらの組合せによっても実施可能である。
図中、101は復号再生管理部である。尚、詳細は後述するが、本実施形態では、図2に示すように、映像a〜hまでの8つの映像が同時に画面上に表示され、そのうち4つの映像が同時に再生されている。また、これらの映像は一定速度でスクロール移動され、その表示位置が変更される。復号再生管理部101は、例えばユーザから入力される指示に基づき、これら表示される映像の並び順の決定、スクロール速度の決定、及び各映像の表示画面上における位置の決定を行う。即ち、復号再生管理部101は、映像の表示位置を移動させる。
102は映像復号部であり、後述する復号制御部103から受けた映像コンテンツ復号要求を受け、再生する映像に対応する映像コンテンツをデジタルテレビ1に接続されたストレージ106から取得し、復号する。尚、映像復号部102による映像コンテンツの取得先は、ストレージ106に限らず、ネットワーク上のサーバ等でも良い。尚、本実施形態では、映像aを再生するために復号する符号化されたデータのことを映像コンテンツa、映像bを再生するために復号する符号化されたデータのことを映像コンテンツbというように表現する。即ち、本実施形態では、映像コンテンツaを復号することで映像aを再生し、映像コンテンツbを復号することで映像bを再生することができる。また、映像コンテンツと合わせて、取得した音声コンテンツの取得、復号を行っても良い。また、本実施形態の映像復号部102は、本実施形態で再生する2つの映像の復号を、少なくとも映像の再生時間の半分の時間で行うことができることを前提としている。即ち、本実施形態の映像復号部102は、例えば、2つの映像を5.6秒間再生させるための復号を、2.8秒以内に行うことができるものとする。
103は復号制御部であり、復号再生管理部101に記憶されている管理情報テーブルから、復号させる映像コンテンツの情報を取得し、その取得した情報に応じて映像復号部102に映像コンテンツ復号要求を出す。管理情報テーブル、及び映像コンテンツ復号要求の詳細については、後述する。
104は映像復号部102が映像コンテンツを復号して得られたビデオデータを保持する蓄積部であり、これは、例えばデジタルテレビ1内に備わるメモリの一部である。
105は映像合成/出力部であり、復号再生管理部101から受信した再生開始要求に応じて蓄積部104から必要なビデオデータを取得し、不図示の再生機器(例えばモニタ)に表示させるための出力を行う。尚、再生される映像に関連するオーディオデータを蓄積部104から取得し、これを例えばスピーカー等に出力させる音声出力部を備えていても良い。
次に、本実施形態における表示画面上の複数映像の表示例について、図2を用いて説明する。
図2は、映像a〜映像hまで8つの映像が時計回りでスクロールされながら表示されていることを示している。ここで、映像a、h、g、fは映像が再生されており、映像e、d、c、bは映像の再生が停止されている。再生が停止されているこれらの映像の画面は、例えば単色表示や静止画などで表示されている。復号再生管理部101は、このような映像の並び順、スクロールの速度、映像aの位置から映像fの位置まで移動しながら再生を行うという表示位置の管理を管理情報テーブルで行っている。
復号再生管理部101が保持する管理情報テーブルの例を、図5に示す。
図中、映像IDは、映像を識別するための識別情報であり、例えば、映像データのファイル名などである。また、再生順序は、図2に示した各映像の並び順を示している。
再生時間は、図2の映像aの位置にスクロール移動され再生が開始(再開)されてから、映像eの位置へスクロール移動し、再生が終了(中断)されるまでの時間を示している。復号開始時刻は、各映像の復号を開始する時刻を絶対時刻で表わしたものである。また、再生開始時刻は、各映像の再生を開始(再開)する時刻(図2の映像aの位置にスクロール移動される時刻)を絶対時刻で表わしたものである。本実施形態の復号開始時刻は、再生開始時刻の直前(0.1秒前)となるように設定されている。管理情報テーブルの各項目の詳細については、後述する。
次に、本実施形態のデジタルテレビ1が行う復号制御処理について図3を用いて説明する。尚、本実施形態のデジタルテレビ1は、図3で説明する各部の処理を、記憶されるプログラムに基づいて行う。即ち、デジタルテレビ1の各制御を行うCPUが、ROM等に記憶される制御プログラムを、メモリ上に適宜読み出し、処理を実行する。ただし、これらの処理を専用のハードウェアによって行うようにしても良い。
S301において、復号再生管理部101は、表示する映像a〜hまでの映像を決定し、その表示する順序を決定する。表示する映像の決定方法としては、例えばユーザによる映像の選択に基づく方法や、指定された撮影日時に基づいて表示する映像を決定する方法など、種々の方法が考えられる。また、表示する順序の決定方法としては、例えば、ユーザによる指定に応じて決定する方法や、撮影順に応じて決定する方法など、種々の方法が考えられる。
復号再生管理部101は、その決定した表示する映像とそれらの表示順序を示す情報を、それぞれ図5に示す管理情報テーブルの映像ID、再生順序の項目で保持する。この管理情報テーブルは、復号再生管理部101が保持しており、復号再生管理部101は、このテーブルで管理されている情報に基づき、映像合成/出力部105に対し、表示させるビデオデータの指示を行う。ここで、映像IDは、上述のように映像を識別するための情報であり、再生順序は、表示画面上に表示させる順序を示す。また、本実施形態では、図5に示すように、映像a〜hまでの8つの映像が表示する映像として決定されたものとして、以下の説明を続ける。
S302において、復号再生管理部101は、映像をスクロール移動させる速度(スクロール速度)と、各映像の再生時間を決定する。スクロール速度を決定する方法として、ユーザがデジタルテレビ1に対して指示する方法や、予め設定された速度を用いる方法などが考えられる。また、再生時間とは、ある映像が、図2における映像aの位置にスクロール移動し再生映像が表示され始める時刻(再生開始時刻)から、映像eの位置にスクロール移動し再生映像の表示が終了(中断)する(再生終了時刻)までの時間である。本実施形態における再生時間は、スクロール速度によって決定される。復号再生管理部101は、決定した各映像の再生時間を、図5の再生時間の項目で保持する。尚、本実施形態では一定速度でスクロールするため、それぞれの映像の再生時間は一定(5.6秒)である。ただし、スクロール速度が一定でない場合は、再生時間は映像によって異なる場合がある。
例えば、映像の再生中にスクロール速度を早くするような指示がされた場合、スクロール速度の変化に応じて、各映像の再生時間は短くなる。一方、映像の再生中にスクロール速度を遅くするような指示がされた場合、スクロール速度の変化に応じて、各映像の再生時間は長くなる。ここで、スクロール速度を遅くするような指示が行われた場合、本実施形態では、当該指示が行われた時点で再生表示が行われている映像の再生がすべて中断されてからスクロール速度を遅くする。
また、例えば、スクロール速度が徐々に早くなるように設定されていた場合、スクロール速度の変化に応じて再生時間が徐々に短くなる。一方、スクロール速度が徐々に遅くなるように設定されていた場合、スクロール速度の変化に応じて、各映像の再生時間が徐々に長くなる。
S303は、以降のS304、S305の処理を、スクロール再生をしている間繰り返すことを示している。
S304では、復号再生管理部101において映像a〜映像hの各映像の復号開始の絶対時刻(復号開始時刻)を決定(更新)する。本実施形態では、映像が図2の映像aの位置にスクロール移動し再生表示が開始(再開)される時刻(再生開始時刻)の直前(0.1秒前)から復号をはじめる。尚、各映像の再生開始時刻は、S301、302で決定された再生表示を行う映像の数と再生順序、スクロールの速度、及び選択された8つの映像の表示を開始する時刻に基づいて決定される。ここで決定した復号開始の絶対時刻を図5の復号開始時刻の項目で保持している。例えば、図5に示すように、映像aの復号開始時刻は、07:24:15.4(7時24分15.4秒)である。また、映像a〜映像hは、ループして再生されるため、この復号開始時刻及び再生開始時刻は、再生表示を行っている間、逐次更新される。本実施形態では、映像の再生表示が開始(再開)、即ち図2の映像aの位置に映像が表示されるときに、復号開始時刻を更新する。図6は、図5の管理情報テーブルから、映像aと映像bの復号開始時刻が更新された場合の管理情報テーブルの例である。即ち、図6の時点では、映像g、h、a、bが再生表示されており、映像f、e、d、cの再生表示は中断されている。
S305(復号手順)において、復号制御部103は、復号再生管理部101で保持されている復号開始時刻を参照する。そして、復号開始時刻になると、復号再生管理部101から、復号を開始させる映像に関する復号情報を取得する。ここで取得される復号情報には、映像ID、再生時間、及びスクロール速度の情報が含まれる。そして、復号情報を取得した復号制御部103は、スクロール速度、及び映像復号部102の復号能力に応じて復号終了時刻を計算して、映像復号部102に対し、映像コンテンツ復号要求を出す。この映像コンテンツ復号要求には、復号を開始する映像IDと、当該映像IDに対応する映像の再生時間そして、計算した復号終了時刻が含まれる。
ここで、本実施形態における復号終了時刻の計算方法について、具体的に説明する。本実施形態の映像復号部102は、例えば映像aが、図2の映像aの位置にスクロール移動し、再生映像が表示される直前(0.1秒前)から映像aの復号をはじめる。ここで、本実施形態の映像復号部102は、同時に2つの映像コンテンツの復号しか出来ない。従って、映像復号部102は、映像aが映像gの位置にくるまでの間(2.8秒)に、映像eの位置へ移動する(再生終了時刻)までにかかる再生時間(5.6秒)分の復号を行う必要がある。言い換えると、映像復号部102は、再生順序が映像aの2つ後ろである映像cが、図2における映像aの位置に移動するまでに、映像aが図2の映像eの位置に移動するまでの分、即ち、映像aが表示画面上で再生される間の分の復号を行う必要がある。尚、上記の説明からわかるように、映像aが再生される時間は、映像cが再生される時間より開始及び終了が早く、且つ、映像cが再生される時間と一部重複している。つまり、映像復号部102は、映像aと映像cが共に再生されている期間(重複期間)中に映像aを再生するための映像データを、重複期間より前に行う。そして、映像復号部102は、映像データaを再生するための映像データの復号をしたあと、映像cを再生するための映像データの復号を行う。本実施形態の映像復号部102は、映像aと映像cが共に再生されている重複期間中は、映像cを再生するための映像データの復号を行う。尚、映像復号部102は、映像aと映像cの重複期間中に、映像b、及び映像dの復号も適宜行っている。
復号制御部103は、上記した映像a、cの重複期間となるまでに、重複期間中に再生される映像aの再生に必要な復号が終了するように、復号終了時刻を含めた映像コンテンツ復号要求を、映像復号部102に送信する。つまり、復号終了時刻は、映像cの再生開始時刻(07:24:18.3)と同じ時刻である。
そして、映像コンテンツ復号要求を受信した映像復号部102は、S305において、その復号要求に含まれる映像IDと再生時間から復号する映像コンテンツ及び復号範囲を特定し、さらに復号終了時刻に間に合うように、映像コンテンツの復号を行う。即ち、映像復号部102は、第1の期間(映像aが再生される時間)と第2の期間(映像cが再生される時間)が重複する重複期間中に第1の映像(映像a)を表示するための第1の映像データ(映像コンテンツa)を、重複期間よりも前に復号する。そして、第1の映像データを復号したあと、第2の映像(映像c)を表示するための第2の映像データ(映像コンテンツc)を復号する。
このようにすることにより、映像復号部102は、各映像が再生表示されている間(再生時間)の分の復号を、映像gの位置に来るまでに終えることができる。従って、復号を行う必要がある映像は、常に図2で示す映像aと映像hの位置にある2つの映像となる。よって映像復号部102が同時に2つの映像しか復号できないとしても、表示画面上の映像a、h、g、fの位置にある4つの映像を再生させることができる。復号制御部103からの映像コンテンツ復号要求に応じて映像コンテンツの復号を行った映像復号部102は、復号処理により得られたビデオデータを蓄積部104に保存する。
次に、本実施形態のデジタルテレビ1による映像の再生制御処理について、図4を用いて説明する。
尚、本実施形態のデジタルテレビ1は、図4で説明する各部の処理を、記憶されるプログラムに基づいて行う。即ち、デジタルテレビ1の各制御を行うCPUが、ROM等に記憶される制御プログラムを、メモリ上に適宜読み出し、処理を実行する。ただし、これらの処理を専用のハードウェアによって行うようにしても良い。
S401は、以降のS402、S403の処理をスクロール表示している間繰り返すことを示している。
S402(移動手順)において、復号再生管理部101は、各映像の再生開始の絶対時刻(再生開始時刻)を決定する。再生開始時刻とは、図2における映像aの位置にスクロール移動し再生映像が表示され始める時刻である。尚、各映像の再生開始時刻は、S301、302で決定された再生表示を行う映像の数と再生順序、スクロール速度、及び選択された8つの映像の表示を開始する時刻に基づいて決定される。復号再生管理部101は、スクロール移動によって次に再生させる映像(図2の映像aの位置に移動する映像)の映像IDと、決定した再生開始時刻、及び再生時間の情報を含む再生開始要求を映像合成/出力部105へ送信する。また、復号再生管理部101は、S402において、スクロールによる各映像の表示位置の変更を指示する。即ち、復号再生管理部101は、映像の表示位置を移動させる。
S403において、映像合成/出力部105は、S402で送信された再生開始要求に含まれる映像IDと再生開始時刻を参照し、再生開始時刻になったら映像IDに対応する映像の再生を開始(再開)させる。即ち、映像合成/出力部105は、蓄積部104から復号されたビデオデータを取得し、スクロール表示の画面に合成し、表示させるための出力をする。
以上説明したように、本実施形態のデジタルテレビ1の復号再生管理部101は、スクロール速度に応じて各映像の再生時間を決定している。さらに、復号再生管理部101は、スクロール速度と映像復号部102の復号能力に基づいて復号終了時刻を決定し、復号開始時刻から復号終了時刻までの間にその映像が再生表示される分の復号処理を完了させている。尚、再生表示される分とは、映像が図2の映像aの位置に移動し、再生が開始(再開)されてから映像eの位置に移動し、再生が終了(中断)するまでの時間のことである。
このようにすることで、所望の切り替え時間で再生する映像を切り替えながら、同時に復号可能な数以上の映像を表示することができる。
尚、上述の通り、本実施形態の映像復号部102は、本実施形態で再生する2つの映像の復号を、少なくとも映像の再生時間の半分の時間で行うことができることを前提としている。即ち、本実施形態の映像復号部102は、例えば、2つの映像を5.6秒間再生させるための復号を、2.8秒以内に行うことができるものとしていた。ここで、再生時間分の映像の復号が、復号終了時刻よりも早く終わった場合は、そのあとに再生を開始する映像の復号を予め開始しておくようにしても良いし、新たに映像の再生が開始されるまで復号処理を待つようにしても良い。
<実施形態2>
以下、本発明の第2の実施形態について、第1の実施形態との差異を中心に説明する。ただし、本発明の技術的範囲がこの実施の形態に限定されるものではない。
第1の実施形態の映像復号部102は、図2の映像aの位置に映像aが移動し再生映像が表示される直前から復号をはじめ、映像gの位置に移動するまでの間に、映像eの位置に移動(再生を中断)するまでの再生時間5.6秒分の復号を行っていた。第2の実施形態では、映像復号部102が映像gの位置に移動するまでに5.6秒分の復号が行えなえず、2.8秒分の復号しかできない場合について説明する。本実施形態のデジタルテレビ1の復号再生管理部101は、再生時間分の映像コンテンツの復号ができない場合に、再生する映像の品質決定を行う不図示の品質決定部を備える。
本実施形態の復号再生管理部101は、S304で映像a〜映像hの各映像の復号開始時刻の他に、各映像の再生速度を決定する。即ち、復号再生管理部101は、S304で、単位時間に再生する映像のフレーム数を決定する。映像復号部102は、映像aの位置から映像gの位置に移動するまでに2.8秒分の映像コンテンツしか復号できないため、再生速度を1/2とする。再生速度の項目を加えた管理情報テーブルを図7に示す。以下第2の実施形態では、図7の管理情報テーブルを用いて説明する。
次に、本実施形態のデジタルテレビ1における各部の復号制御処理の動作について、図3を用いて説明する。同図において、S301、S302は、実施形態1の説明と同様である。即ち、S301において、復号再生管理部101は、ユーザからの入力操作等により、スクロール表示する映像、同時に再生する映像の数、表示順序を決定する。そして、S302において、復号再生管理部101は、ユーザからの入力操作等により、映像のスクロール速度を決定し、決定されたスクロール速度から、各映像の再生時間を決定する。
S303は、以降のS304、S305の処理を、スクロール表示が行われている間、繰り返すことを示している。S304において、復号再生管理部101は、実施形態1と同様に、各映像の復号開始時刻を決定する。各映像の復号開始時刻は、実施形態1で説明したように、再生開始時刻から決定される。再生開始時刻は、表示させる映像の数と各映像の再生順序、選択された複数の映像の表示を開始する時刻、及びスクロール速度から決定される。復号再生管理部101は、決定された再生開始時刻の直前(例えば0.1秒前)から復号が開始するように復号開始時刻を決定する。また、S304において、復号再生管理部101は、映像コンテンツの再生速度を決定する。
ここで、復号再生管理部101による映像コンテンツの再生速度の決定方法について説明する。例えば、映像復号部102が、映像aの復号が開始されて(復号開始時刻)から映像cの再生が開始される(復号終了時刻)までの間に、映像コンテンツaを2.8秒分だけ復号できるとする。しかし、S302で決定された映像aの再生時間は、それよりも長い5.6秒であったとする。この場合、2.8秒間再生を行った後の2.8秒間、映像aの再生が止まってしまう。そこで、復号再生管理部101は、映像復号部102の復号能力で5.6秒間、映像aを再生することができるように、再生速度を決定する。この例では、2.8秒分の映像aを、5.6秒間かけて再生表示されるように再生速度を1/2に決定する。また、他の例として、例えば映像復号部102が、映像aの再生が開始されてから映像cの再生が開始されるまでの間に、4.2秒分だけ映像コンテンツaの復号を行えるとする。この場合、復号制御部103は、復号により得られた4.2秒分の映像aを、再生時間である5.6秒間かけて再生されるように、その再生速度を3/4に決定する。即ち、復号再生管理部101は、S304において、第1の期間(映像aが再生される時間)の長さに応じて、単位時間に表示される第1の映像(映像a)のフレーム数を決定する。また、復号再生管理部101は、S304で、映像の移動速度(スクロール速度)に応じた第1の期間(映像aが再生される時間)の長さに基づいて、第1の映像(映像a)の品質(単位時間に表示されるフレーム数)を決定する。
S305(復号手順)において、復号制御部103は、復号再生管理部101の管理情報テーブルに記憶されている復号開始時刻を参照する。そして、復号開始時刻になると、復号制御部103は、復号を開始させる映像の映像IDとその映像の再生時間、再生速度、及びスクロール速度の情報を復号再生管理部101から取得し、映像復号部102に対して映像コンテンツ復号要求を出す。実施形態1と同様に、この映像コンテンツ復号要求には、映像コンテンツの復号をいつまでに終了させるかを示す復号終了時刻の情報を含んでいる。
映像コンテンツ復号要求を受信した映像復号部102は、該要求に含まれる映像IDから復号を行う映像コンテンツを特定し、さらに再生時間、再生速度から、復号する映像コンテンツの長さを判断する。そして、復号終了時刻の情報から、いつまでにその映像コンテンツの復号を終えるべきか判断する。例えば、映像コンテンツ復号要求に含まれる映像IDが映像aを示し、再生時間が5.6秒、再生速度が1/2、復号終了時刻が07:24:30.5の場合について説明する。この場合、映像復号部102は、07:24:30.5(7時24分30.5秒)までの間に、再生時間5.6秒の1/2である2.8秒分の映像aの映像コンテンツデータを復号する。例えば、1秒間に30フレームを再生するビデオデータの場合、通常速度では5.6秒間で再生するフレーム数は168となるが、本実施形態では再生速度が1/2であるため、再生するフレーム数は84となる。従って、映像復号部102は、5.6秒間で84のフレームが再生できるように映像コンテンツの復号を行う。即ち、映像復号部102は、S305で、復号再生管理部101によって決定された品質(単位時間に表示されるフレーム数)に応じて、第1の映像データ(映像コンテンツa)を復号する。
続いて、本実施形態の復号再生管理部101、及び映像合成/出力部105による映像の再生制御処理について、図4を用いて説明する。
S401は、以降のS402、S403の処理をスクロール表示している間繰り返すことを示している。
S402(移動手順)において、復号再生管理部101は、各映像の再生開始の絶対時刻(再生開始時刻)を決定する。再生開始時刻とは、実施形態1で説明した通り、図2における映像aの位置にスクロール移動し再生映像が表示され始める時刻である。復号再生管理部101は、スクロール移動によって次に再生させる映像(図2の映像aの位置に移動する映像)の映像IDと、決定した再生開始時刻、及び再生時間、再生速度の情報を含む再生開始要求を映像合成/出力部105へ送信する。また、復号再生管理部101は、S402において、スクロールによる各映像の表示位置の変更を指示する。即ち、復号再生管理部101は、映像の表示位置を移動させる。
S403において、映像合成/出力部105は、S402で送信された再生開始要求に含まれる映像IDと再生開始時刻を参照し、再生開始時刻になったら映像IDに対応する映像の再生を開始(再開)させる。即ち、映像合成/表示部105は、蓄積部104から復号されたビデオデータを取得し、スクロール表示の画面に合成し、表示するための出力をする。
尚、上記の説明では再生速度を落とす方法について説明したが、他の方法として、再生時間(5.6秒)分の映像コンテンツaのうち、例えば画面内符号化されたフレームのみを復号することなどにより、復号させるフレーム数を落とすようにしてもよい。ここで、画面内符号化されたフレームとは、MPEG2のデータで言えば、Iフレーム(Intra frame)である。また、Iフレームだけでなく、Pフレーム(Predictive frame)のような順方向予測されたフレーム等を適宜含めるようにしても良い。この場合、復号再生管理部101は、図3のS304で、復号するフレームの種類を決定し、その情報を管理情報テーブルに記憶させる。そして、復号制御部103は、復号開始時刻になると映像復号部102に対し、復号するフレームの種類の情報を含めた復号開始要求を送信する(S305)。即ち、復号再生管理部101は、S304で、映像の移動速度(スクロール速度)に応じた第1の期間(映像aが再生される時間)の長さに基づいて、第1の映像の品質(復号すべき映像コンテンツaの種類)を決定する。そして、映像復号部102は、S305で、復号再生管理部101によって決定された品質(復号すべき映像コンテンツaの種類)に応じて、第1の映像データ(映像コンテンツa)を復号する。このようにすることで、再生速度を落とさずに映像を再生することができる。
また別の方法として、5.6秒分の映像のそれぞれのフレームの解像度を落とすことで復号にかかる時間を削減し、再生時間分の映像を復号するようにしても良い。この場合、復号再生管理部101は、図3のS304で、復号するフレームの解像度を決定し、その情報を管理情報テーブルに記憶させる。そして、復号制御部103は、復号開始時刻になると映像復号部102に対し、復号するフレームの解像度の情報を含めた復号開始要求を送信する(S305)。即ち、復号再生管理部101は、S304で、映像の移動速度(スクロール速度)に応じた第1の期間(映像aが再生される時間)の長さに基づいて、第1の映像(映像a)の品質(解像度)を決定する。そして、映像復号部102は、S305で、復号再生管理部101によって決定された品質(解像度)に応じて、第1の映像データ(映像コンテンツa)を復号する。このようにすることで、再生速度を落とさずに映像を再生することができる。
また、上記したそれぞれの方法を適宜組み合わせても良い。
また、本実施形態の復号再生管理部101は、再生速度、復号するフレームの種類、フレームの解像度を変化させる場合、そのことを示す情報を、S403において送信する再生開始要求に含める。そして、再生開始要求を受信した映像合成/出力部105は、再生する映像の品質が変化していることを示す情報を再生する映像に合成し、表示させる。例えば、表示画面の右上に、「スロー再生(再生速度1/2)」といったメッセージを載せる。即ち、復号再生管理部101は、S403で、決定内容(品質)を表示させる。このようにすることで、再生する映像の品質が変化していることをユーザは知ることができる。
以上説明したように、本実施形態の復号再生管理部101は、移動速度(スクロール速度)に応じた第1の期間(映像aが再生される時間)の長さに基づいて、第1の映像(映像a)の品質を決定する。そして、映像復号部102は、復号再生管理部101によって決定された品質に応じて、第1の映像データ(映像コンテンツa)を復号する。ここで復号再生管理部101によって決定される品質には、本実施形態で説明したように、映像の再生速度、再生するフレームの種類、解像度、またそれらの組み合わせなどがある。このようにすることで、映像復号部102が映像の再生時間分の復号が行えないとしても、映像復号部102で同時に復号できる映像数以上の映像を同時に再生することが可能となる。即ち、本実施形態のデジタルテレビ1によれば、所望の切り替え時間で再生する映像を切り替えながら、同時に復号可能な数以上の映像を表示することができる。
尚、復号開始要求に品質に関する情報が含まれていた場合、本実施形態の映像復号部102は、品質に関する情報に合わせて復号するフレーム数や画素数を変化させるが、映像が再生される位置によって、その品質の変化量を調整するようにすることが可能である。即ち、例えば、映像復号部102が、映像aの復号が開始されて(復号開始時刻)から映像cの再生が開始(再開)される(復号終了時刻)までの間に、映像コンテンツaを2.8秒分だけ復号できるとする。しかし、S302で決定された映像aの再生時間は、それよりも長い5.6秒であったとする。この場合、前述の説明では、再生速度を決定するステップ(S304)において、再生速度を1/2に決定し、復号するフレーム数を削減していた。しかし、本実施形態の復号再生管理部101は、図2の映像a、映像hの位置で再生されている映像は、新たに表示画面上で再生が開始されたため、ユーザから注目される映像であると判断する。一方、図2の映像f、映像gの位置に移動した映像は、表示されてから時間も経ち、ユーザからの注目から外れやすいと判断する。
そして、復号再生管理部101は、映像a、映像hに表示されている間の再生速度を3/4に落し、図2の映像g、映像fの位置に移動してから、再生速度を1/2以下に下げるようにする。つまり、復号再生管理部101は、再生する映像がユーザに注目される位置に表示されている間は、再生速度をあまり落とさず(もしくは全く下げず)、ユーザからの注目に外れた位置になってから再生速度を下げるようにする。即ち、本実施形態の映像復号部102は、所定の(注目されない)位置に第1の映像(映像a)を表示させるための第1の映像データ(映像コンテンツa)を、復号再生管理部101によって決定された品質(再生速度)に応じて復号する。このようにすることにより、ユーザが注目している映像を、より高い品質で視聴できるようにすることができる。尚、表示画面上のどの位置を注目される表示位置であるとするかや、注目されている映像と注目されていない映像の品質の違いをどの程度にするかは、ユーザごとに設定することが可能である。このようにすることにより、よりユーザの好みに適した同時再生を行うことができる。
また、このように、映像の表示される位置によって品質を設定する場合、上記した映像の品質の変化を示すメッセージを、各映像の表示画面ごとに載せるようにしても良い。即ち、表示画面上の各映像に、「スロー再生(再生速度1/2)」、「スロー再生(再生速度3/4)」といったメッセージを載せるようにする。このようにすることで、同時に再生する映像ごとに、その品質が異なる場合であっても、その品質をユーザが認識できるようにすることができる。
また、実施形態1、及び2では、図3で説明したS301において、スクロールされる映像の数が8つ、そのうち同時に再生される映像の数を4つと決定されるとして説明したが、これに限られるものではなく、映像の数は適宜設定することが可能である。例えば、選択された映像の数が5つでそのうち同時に再生される映像の数を3つとした場合、表示画面は図8に示すような構成になる。また、このとき、S302で決定された各映像の再生時間が15.0秒であったとする。復号再生管理部101は、再生時間(15.0秒)分の映像コンテンツデータの復号を、復号開始時刻から復号終了時刻までの間に行う。
ここで、例えば映像復号部102が同時に復号できる映像コンテンツが1つであった場合について説明する。この場合、例えば映像aが、図8の映像eの位置に移動され、再生が開始(再開)されるタイミングの直前である復号開始時刻から、映像aの位置に移動する復号終了時刻までの時間で、映像cの位置に移動され、再生が終了(中断)されるまでの時間(再生時間)分の復号を行う。言い換えると、映像復号部102は、再生順序が映像aの1つ後ろである映像eが、図8における映像eの位置に移動(再生を開始)するまでに、映像aが映像cの位置に移動するまでの分、即ち、映像aの再生時間分の復号を行う。
このように、本実施形態の映像復号部102は、映像aの再生時間分の映像コンテンツaの復号を、映像復号部102が同時に復号できる映像の数だけ映像aより後に再生が開始される映像の再生が開始されるまでに行う。尚、図8を見てもわかるように、映像aが再生される時間は、映像eが再生される時間より開始及び終了が早く、且つ、映像eが再生される時間と一部重複している。つまり、映像復号部102は、映像aと映像eが共に再生されている期間(重複期間)中に映像aを再生するために必要な映像コンテンツの復号を、重複期間よりも前に行う。即ち、映像復号部102は、第1の期間(映像aが再生される時間)と第2の期間(映像eが再生される時間)が重複する重複期間中に第1の映像(映像a)を表示するための第1の映像データ(映像コンテンツa)を、重複期間よりも前に復号する。そして、映像復号部102は、この第1の映像データを復号したあとは、第2の映像(映像e)を表示するための第2の映像データ(映像コンテンツe)を復号する。
また、実施形態1、及び2では、表示する各映像をスクロール移動させる、即ち、スクロール速度に応じて常に映像の表示画面が移動するようにしたが、例えば、一定時間ごとに映像の位置が切り替わるような形態であっても本発明は実施可能である。
<実施形態3>
本発明の目的は、次の形態によっても達成される。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUまたはMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する形態である。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
また、本発明は、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施例の機能が実現される形態には限られない。すなわち、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOperating System(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施例の機能が実現される場合も含まれる。
本実施形態のデジタルテレビ1の構成を示すブロック図である。 本実施形態における表示画面の一例を示す図である。 実施形態1における復号制御処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態1における再生制御処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態1の復号再生管理部101が保持する管理情報テーブルの例である。 実施形態1において更新された管理情報テーブルの例である。 実施形態2の復号再生管理部101が保持する管理情報テーブルの例である。 変形例における表示画面の一例である。
符号の説明
101 復号再生管理部
102 映像復号部
103 復号制御部
104 蓄積部
105 映像合成/出力部

Claims (8)

  1. 映像を表示させる表示制御装置であって、
    映像の表示位置を移動させる移動手段と、
    前記移動手段による移動速度に応じた第1の期間中に第1の映像を表示するための第1の映像データ、及び、前記移動手段による移動速度に応じた第2の期間中に第2の映像を表示するための第2の映像データを復号する復号手段とを有し、
    前記第1の期間は、前記第2の期間より開始及び終了が早く、且つ、前記第2の期間と一部重複し、
    前記復号手段は、前記第1の期間と前記第2の期間が重複する重複期間中に前記第1の映像を表示するための第1の映像データを、前記重複期間より前に復号し、前記第1の映像データを復号したあとは、前記第2の映像を表示するための第2の映像データを復号する
    ことを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記第1の期間の長さに基づいて、前記第1の映像の品質を決定する品質決定手段を有し、
    前記復号手段は、前記品質決定手段によって決定された品質に応じて、前記第1の映像データを復号する
    ことを特徴とする請求項1記載の表示制御装置。
  3. 前記復号手段は、前記品質決定手段によって決定された品質に応じて、所定の位置に前記第1の映像を表示するための第1の映像データを復号する
    ことを特徴とする請求項2記載の表示制御装置。
  4. 前記品質決定手段は、前記第1の期間の長さに応じて、単位時間に表示される前記第1の映像のフレーム数を決定する
    ことを特徴とする請求項2又は3記載の表示制御装置。
  5. 前記品質決定手段は、前記第1の期間の長さに応じて、復号すべき第1の映像データの種類を決定する
    ことを特徴とする請求項2乃至4のうち、いずれか1項記載の表示制御装置。
  6. 前記品質決定手段は、当該品質決定手段による決定内容を表示させる
    ことを特徴とする請求項2乃至5のうち、いずれか1項記載の表示制御装置。
  7. 映像を表示させる表示制御装置が行う表示制御方法であって、
    映像の表示位置を移動させる移動工程と、
    前記移動工程による移動速度に応じた第1の期間中に第1の映像を表示するための第1の映像データ、及び、前記移動工程による移動速度に応じた第2の期間中に第2の映像を表示するための第2の映像データを復号する復号工程とを有し、
    前記第1の期間は、前記第2の期間より開始及び終了が早く、且つ、前記第2の期間と一部重複し、
    前記復号工程は、前記第1の期間と前記第2の期間が重複する重複期間中に前記第1の映像を表示するための第1の映像データを、前記重複期間より前に復号し、前記第1の映像データを復号したあとは、前記第2の映像を表示するための第2の映像データを復号する
    ことを特徴とする表示制御方法。
  8. 映像を表示させるコンピュータに、
    映像の表示位置を移動させる移動手順と、
    前記移動手順による移動速度に応じた第1の期間中に第1の映像を表示するための第1の映像データ、及び、前記移動手順による移動速度に応じた第2の期間中に第2の映像を表示するための第2の映像データを復号する復号手順とを実行させ、
    前記第1の期間は、前記第2の期間より開始及び終了が早く、且つ、前記第2の期間と一部重複し、
    前記復号手順は、前記第1の期間と前記第2の期間が重複する重複期間中に前記第1の映像を表示するための第1の映像データを、前記重複期間より前に復号し、前記第1の映像データを復号したあとは、前記第2の映像を表示するための第2の映像データを復号する
    ことを特徴とするプログラム。
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