JP2009211938A - 照明装置、及びこれを用いた表示装置 - Google Patents

照明装置、及びこれを用いた表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】光センサの設置数を削減させたときでも、光センサの検出精度を向上させることができ、よって光源の駆動制御を高精度に行うことができる照明装置、及びこれを用いた表示装置を提供する。
【解決手段】複数のLED(光源)を備えた照明装置において、所定数のLED毎に設けられるとともに、所定数の各LEDからの光を検出して、検出信号を出力する光センサを設ける。また、光センサによって所定数の各LEDからの光を検出する検出期間を設定するとともに、この検出期間において、光センサと所定数のLEDとの各距離に応じて、対応するLEDへの供給電力を変更する。
【選択図】図6

Description

近年、例えば液晶表示装置は、在来のブラウン管に比べて薄型、軽量などの特長を有するフラットパネルディスプレイとして、液晶テレビ、モニター、携帯電話などに幅広く利用されている。このような液晶表示装置には、光を発光する照明装置(バックライト)と、照明装置に設けられた光源からの光に対しシャッターの役割を果たすことで所望画像を表示する液晶パネルとが含まれている。
また、上記照明装置には、冷陰極蛍光管や熱陰極蛍光管からなる線状光源を液晶パネルの側方または下方に配置したエッジライト型または直下型のものが提供されている。しかるに、上記のような冷陰極蛍光管等には水銀が含まれており、廃棄する冷陰極蛍光管のリサイクル等を行い難かった。そこで、水銀を使用していない発光ダイオード(LED)を光源に用いた照明装置が提案されている(例えば、下記特許文献1参照。)。
また、上記のようなLEDでは、経時変化が生じると、同じ駆動電流を流したとしても、輝度が変化する。さらに、赤色(R)、緑色(G)、及び青色(B)の各色光を発光するRGBの各LEDでは、経時変化が互いに異なるため、これらRGBのLEDを用いた照明装置では、色補正を行うことも要求される。そこで、特許文献1に記載された従来の照明装置では、所定数のLED毎に光センサを設置し、当該光センサの検出結果によってRGBの各色のLEDの発光強度を制御することが提案されている。
また、従来の照明装置には、例えば下記特許文献2に記載されているように、複数のLEDのうち、選択されたLEDのみを時分割で発光させ、それを光センサで受光した結果に基づいてLEDの発光強度を制御することが示されており、光センサの設置数を削減することが可能とされていた。
また、従来の照明装置には、例えば下記特許文献3に記載されているように、所定数のLED毎に光センサを設置するとともに、LEDから光センサまでの距離に応じて、光センサの出力をメモリテーブルにより補正することが提案されており、光センサの検出結果の精度を向上可能とされていた。
特開2007−53122号公報 特開2005−157316号公報 特開2005−310997号公報
ところが、上記のような従来の照明装置では、光センサの設置数を削減させたときに、光センサの検出結果の精度が低下するのを防ぐことができずに、LED(光源)の駆動制御を精度よく行えないという問題点を生じた。
具体的にいえば、上記従来の照明装置では、光センサの検出信号に対して、メモリテーブルを用いて、LEDから光センサまでの距離に応じた補正が行われていた。しかしながら、光センサの出力(検出信号)は、通常、距離の2乗に反比例して減少する。このため、光センサとLEDとが互いに離れてしまうと、当該光センサの出力が非常に微弱な値、つまりほぼ0の値となることがあった。この結果、メモリテーブルを用いて補正したときでも、その補正後の値(検出結果)がほぼ0の値となり、光センサの出力を適切に補正できずに、検出結果を精度よく得られないことがあった。また、このように、光センサの出力が微弱な値である場合には、その出力のSN比が低下している場合が一般的であり、たとえメモリテーブルを用いて補正したとしても、その補正後の値にはノイズ成分が多く含まれ、光センサの検出結果の精度が著しく低下することがあった。
以上のように、従来の照明装置では、光センサの設置数を削減させたときに、光センサの検出結果の精度が低下して、その精度向上を行うことができずに、LEDの駆動制御を高精度に行えなかった。
上記の課題を鑑み、本発明は、光センサの設置数を削減させたときでも、光センサの検出精度を向上させることができ、よって光源の駆動制御を高精度に行うことができる照明装置、及びこれを用いた表示装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明にかかる照明装置は、複数の光源を備えた照明装置であって、
所定数の前記光源毎に設けられるとともに、前記所定数の各光源からの光を検出して、検出信号を出力する光センサと、
前記光源の駆動制御を行う光源制御部と、
前記光センサからの検出信号が入力されるとともに、前記所定数の光源の各検出結果を検出する光検出部と、
前記光検出部の駆動制御を行う光検出制御部を備え、
前記光検出制御部は、前記光センサによって前記所定数の各光源からの光を検出する検出期間を設定し、
前記光源制御部及び前記光検出制御部の少なくとも一方は、前記検出期間において、前記所定数の光源についての前記光センサからの各検出信号が実質的に一致するように、対応する前記光源及び前記光検出部を駆動制御することを特徴とするものである。
上記のように構成された照明装置では、光源制御部及び光検出制御部の少なくとも一方は、上記検出期間において、所定数の光源についての光センサからの各検出信号が実質的に一致するように、対応する光源及び光検出部を駆動制御する。これにより、上記従来例と異なり、光検出部において、光センサからの検出信号が非常に微弱な値となるのを防ぐことができ、当該光検出部は上記所定数の各光源の検出結果にノイズ成分が多く含まれるのを防止することができる。この結果、光センサの設置数を削減させたときでも、光センサの検出精度を向上させることができ、よって光源の駆動制御を高精度に行うことができる照明装置を構成することができる。
また、上記照明装置において、前記光源制御部は、前記検出期間において、前記光センサと前記所定数の光源との各距離に応じて、対応する光源への供給電力を変更することが好ましい。
この場合、光センサから離れた光源への供給電力を大きくすることにより、上記光検出部において、当該光センサから離れた光源についての光センサからの検出信号が非常に微弱な値となるのを確実に防ぐことができ、光センサの検出精度を確実に向上させることができる。
また、上記照明装置において、前記光検出部には、前記光センサからの検出信号のゲインを増幅する検出ゲイン増幅部が設けられ、
前記光検出制御部には、前記検出期間において、前記検出ゲイン増幅部に対し、前記光センサと前記所定数の光源との各距離に応じて、前記光センサからの検出信号のゲインを変更することを指示する検出ゲイン指示部が設けられてもよい。
この場合、上記光検出部において、光センサから離れた光源についての検出信号のゲインを大きくすることにより、当該光センサから離れた光源についての光センサからの検出信号が非常に微弱な値となるのを確実に防ぐことができ、光センサの検出精度を確実に向上させることができる。
また、上記照明装置において、前記光源制御部は、前記検出期間において、前記光センサと前記所定数の光源との各距離に応じて、同時に点灯動作させる前記光源の個数を変更することが好ましい。
この場合、光センサから離れた複数の光源を同時に点灯動作させることにより、上記光検出部において、これら複数の光源についての光センサからの検出信号が非常に微弱な値となるのを確実に防ぐことができ、光センサの検出精度を確実に向上させることができる。また、検出期間の短縮化を図ることができる。
また、上記照明装置において、前記光源制御部は、前記検出期間において、前記光センサと前記所定数の光源との各距離に応じて、同時に点灯動作させる前記光源の個数を変更し、
前記光検出部には、同時に点灯動作される光源についての所定の点灯情報が前記光源制御部から入力されるとともに、その入力された点灯情報を用いて、前記光センサからの検出信号に対し、所定の差動演算を行うことにより、前記所定数の光源の各検出結果を演算する演算部が設けられていることが好ましい。
この場合、演算部が所定の差動演算を行うことにより、光検出部での光源の各検出結果において、外光などの光源以外の光(ノイズ)を相殺することができ、光センサの検出精度をより確実に向上させることができる。
また、上記照明装置において、前記光検出部からの前記所定数の光源の各検出結果を記憶する記憶部を備え、
前記光源制御部は、前記記憶部に記憶されている検出結果を用いて、対応する光源の駆動制御を行うことが好ましい。
この場合、光源制御部は各光源の経時変化などの状態を把握した状態で、各光源の駆動制御をより適切に行うことができる。
また、上記照明装置において、前記光源制御部と前記光検出制御部とが、一体的に構成されてもよい。
この場合、部品点数が少なく構造簡単な照明装置を容易に構成することができる。
また、本発明の表示装置は、上記いずれかの照明装置を用いたことを特徴とするものである。
上記のように構成された表示装置では、光センサの設置数を削減させたときでも、光センサの検出精度を向上させることができ、よって光源の駆動制御を高精度に行うことができる照明装置が用いられているので、優れた表示品位を有する高性能な表示装置を容易に構成することができる。
また、上記表示装置において、情報を表示する表示部を備えるとともに、
前記検出期間は、前記表示部において、情報が表示されていない非表示期間に設定されていることが好ましい。
この場合、表示部での情報の表示動作を阻害することなく、上記光センサ及び光検出部による検出動作を行わせることができる。
また、上記表示装置において、前記表示部には、液晶パネルが用いられるとともに、
前記検出期間は、前記液晶パネルにおいて、黒表示期間に設定されてもよい。
この場合、検出期間が液晶パネルの黒表示期間に設定されているので、光源を点灯動作させていることをユーザに認識させることなく、上記光センサ及び光検出部による検出動作を行わせることができる。
本発明によれば、光センサの設置数を削減させたときでも、光センサの検出精度を向上させることができ、よって光源の駆動制御を高精度に行うことができる照明装置、及びこれを用いた表示装置を提供することが可能となる。
以下、本発明の照明装置、及びこれを用いた表示装置の好ましい実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明では、本発明を透過型の液晶表示装置に適用した場合を例示して説明する。また、各図中の構成部材の寸法は、実際の構成部材の寸法及び各構成部材の寸法比率等を忠実に表したものではない。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる照明装置を用いた液晶表示装置の要部構成を説明する図である。図において、本実施形態の液晶表示装置1には、文字や動画像などの情報を表示する表示部としての液晶パネル2と、液晶パネル2の非表示面側に設けられて、当該液晶パネル2に平面状の光(照明光)を照射する本発明の照明装置3とが設置されており、本実施形態では、液晶パネル2と照明装置3とが透過型の液晶表示装置1として一体化されている。また、照明装置3は、液晶パネル2の背面に設けられた拡散板4を備えており、当該拡散板4によって後述の発光ダイオード(LED)からの光を適宜拡散して、液晶パネル2に対して、均一な輝度の照明光を入射させるように構成されている。
また、液晶表示装置1は、外部からの映像信号が入力される映像信号処理回路5と、映像信号処理回路5に接続されるとともに、液晶パネル2の駆動制御を行う液晶制御回路6と、液晶制御回路6に接続されたソースドライバ7及びゲートドライバ8を具備している。また、液晶表示装置1には、映像信号処理回路5に接続されるとともに、上記LED及び後述の光センサの各駆動制御を行うLED制御回路9と、LED制御回路9に接続されたLED駆動回路10、検出回路11、及びメモリ12とが設けられている。
また、液晶パネル2の液晶モードや画素構造は任意である。また、液晶パネル2の駆動モードも任意である。すなわち、液晶パネル2としては、情報を表示できる任意の液晶パネルを用いることができる。それ故、図1においては液晶パネル2の詳細な構造を図示せず、その説明も省略する。
映像信号処理回路5は、入力された映像信号に対して、所定の信号処理を施し、液晶制御回路6及びLED制御回路9に対する各動作指令を生成して出力する。尚、液晶制御回路6への動作指令には、例えば映像信号に含まれたフレーム単位の映像データ(液晶パネル2の画素単位の階調値を含む。)がある。また、LED制御回路9への動作指令には、例えば照明装置3に設けられた複数の各LEDへの発光指示値のデータが含まれている。
液晶制御回路6は、映像信号処理回路5からの動作指令に基づき、ソース信号及びゲート信号を生成して、ソースドライバ7及びゲートドライバ8にそれぞれ出力するように構成されている。これにより、液晶パネル2では、映像信号処理回路5に入力された映像信号に応じた情報表示が行われる。すなわち、ソースドライバ7及びゲートドライバ8には、液晶パネル2の内部でマトリクス状に配列された複数のソース線及び複数のゲート線が接続されており(図示せず)、これらのソース線及びゲート線に対し、ソース信号及びゲート信号がそれぞれ入力されることにより、液晶パネル2が駆動されて、当該液晶パネル2にて上記映像信号に応じた情報表示が行われる。
次に、図2及び図3も参照して、本実施形態の照明装置3について具体的に説明する。
図2は上記照明装置の要部構成を説明する図であり、図3は図2に示した光センサ及び発光ダイオードを説明する図である。
図2に例示するように、照明装置3では、複数、例えば16個の発光ダイオード(LED)13−1、13−2、…、13−15、13−16(以下、“13”にて総称する。)がシャーシ15上に互いに所定の間隔をおいて設けられている。これら各LED13には、例えば赤色(R)、緑色(G)、及び青色(B)の光をそれぞれ発光する赤色、緑色、及び青色の発光ダイオード13r、13g、13b(図にそれぞれハッチなし、ハッチ、クロスハッチにて図示)を一体的に構成した、いわゆるスリーインワン(3in1)タイプのものが使用されている。また、各LED13は、光源を構成しており、白色光に混色可能になっている。
また、LED13は、LED駆動回路10(図1)から駆動電流が供給されることにより、点灯駆動するよう構成されている。また、このLED駆動回路10は、後に詳述するように、LED制御回路9からの指示信号にしたがって、各LED13に電流供給を行うようになっており、これにより、各LED13では、上記発光指示値に応じた光量で発光動作が実施される。
また、照明装置3では、図2に示すように、所定数(例えば、16個)のLED13毎に、1個の光センサ14がシャーシ15上に設置されている。また、光センサ14は、16個のLED13−1〜13−16の中心位置に配置されており、各LED13のRGBの各色光の発光強度を検出し、その検出した発光強度に応じた検出信号(出力)を上記検出回路11(図1)に出力するようになっている。
また、光センサ14は、各LED13のRGBの各色のLED13r、13g、13b毎に検出動作を行うようになっている。また、この検出動作は、拡散板4からの反射光L2を検出することによって行われる。すなわち、図3に例示するように、1個のLED13に含まれた例えば赤色のLED13rだけを点灯動作させているときに、光センサ14は、LED13rから発せられた赤色光L1が拡散板4にて反射された後の反射光L2を入射して、その発光強度を検出するようになっている。
また、検出回路11では、後で詳述するように、LED制御回路9からの指示信号にしたがって、光センサ14の検出動作を行う検出期間が設定される。そして、検出回路11は、検出期間内で光センサ14の検出信号から各LED13の上記発光強度の検出結果を取得するようになっている。その後、検出回路11は、取得した検出結果をLED制御回路9に出力し、さらに、この検出結果は、記憶部としてのメモリ12で保持されるようになっている。
次に、図4及び図5をそれぞれ参照して、上記LED制御回路9及び検出回路11について具体的に説明する。
図4は図1に示したLED制御回路の具体的な構成を示すブロック図であり、図5は図1に示した検出回路の具体的な構成を示すブロック図である。
図4において、LED制御回路9は、例えばICやASICなどを用いて、LED(光源)13(図2)の駆動制御を行う光源制御部と、光センサ14(図2)の駆動制御を行う光検出制御部とを一体的に構成したものである。すなわち、LED制御回路9には、上記光源制御部に含まれてLED13の駆動制御を行う点灯動作指示部16と、上記光検出制御部に含まれて光センサ14の駆動制御を行う検出期間設定部17及び検出動作指示部18とが設けられている。
点灯動作指示部16には、映像信号処理回路5(図1)からの動作指令を基に複数の各LED13での駆動電流を設定する電流設定部16aと、上記動作指令に基づき各LED13の点灯タイミング(駆動タイミング)を指示する点灯タイミング信号を生成する点灯タイミング信号生成部16bとが設けられている。
尚、LED13は、電流調光及びPWM調光のいずれかを使用して、点灯駆動可能なものである。そして、LED13が電流調光を用いて、点灯駆動される場合では、電流設定部16aは、LED13に供給される駆動電流の大きさを決定して、決定した駆動電流の大きさを指示信号に含めて、LED駆動回路10(図1)に出力する。一方、LED13がPWM調光を用いて、点灯駆動される場合では、電流設定部16aは、PWM調光でのデューティ比のオン時間を決定して、決定したオン時間と所定の電流値を指示信号に含めて、LED駆動回路10に出力する。尚、以下の説明では、LED13が電流調光を用いて、点灯駆動される場合を例示して説明する。
点灯タイミング信号生成部16bは、LED13の点灯開始を示す上記点灯タイミング信号を生成し、電流設定部16aが決定したLED13の駆動電流の大きさとともに、上記指示信号に含めて、LED駆動回路10に出力する。また、点灯タイミング信号生成部16bは、生成したLED13の点灯タイミング信号を検出動作指示部18に出力するようになっている。
また、点灯動作指示部16は、光センサ14による検出動作が行われる、後述の検出期間のときに、光センサ14と、当該光センサ14の検出対象である、16個のLED13−1〜13−16との各距離に応じて、対応するLED13−1〜13−16への供給電力を変更するようになっており、LED13−1〜13−16(所定数の光源)についての光センサ14からの各検出信号が実質的に一致するように、各LED13−1〜13−16を駆動制御するようになっている。(詳細は後述。)。
さらに、点灯動作指示部16では、メモリ12(図1)に光センサ14によるLED13の検出結果が記憶されている場合、電流設定部16aは上記動作指令だけでなく、メモリ12に記憶されている検出結果を用いて、対応するLED13への駆動電流を決定して、当該LED13の駆動制御を行うように構成されている。これにより、本実施形態の照明装置3では、点灯動作指示部16が各LED13の経時変化などの状態を把握した状態で、各LED13の駆動制御をより適切に行うことができる。すなわち、LED13の発光強度が経時変化によって低下したときでも、電流設定部16aがメモリ12内の検出結果を基づき、その発光強度の低下分に応じて、LED13への駆動電流を大きくすることにより、当該LED13の発光強度を常に所定の値とすることができる。
検出期間設定部17は、映像信号処理回路5からの動作指令などを用いて、光センサ14が検出動作を行う検出期間(測定モード)を設定し、検出期間を設定したことを点灯動作指示部16及び検出動作指示部18に通知する。具体的には、検出期間設定部17は、液晶パネル(表示部)2(図1)において、情報が表示されていない非表示期間に上記検出期間を設定して、点灯動作指示部16及び検出動作指示部18に通知するように構成されている。このように検出期間を上記非表示期間に設定することにより、液晶パネル2での情報の表示動作を阻害することなく、光センサ14及び検出回路(光検出部)11による検出動作を行わせることができる。
より詳細にいえば、検出期間設定部17は、液晶表示装置1の電源がONになった直後、すなわち電源ON後の映像が液晶パネル2で表示されるまでの期間や、液晶表示装置1の電源OFFとなった直後、つまり液晶パネル2で映像の表示を停止してから、電源を遮断するまでの期間を、上記検出期間として設定する。また、検出期間設定部17は、照明装置3に設けられた全てのLED13に対する検出動作が複数に分けられるように、複数の検出期間を設定可能に構成されている。
すなわち、照明装置3には、RGBのLED13が数多く設置されているので、上記のように検出期間設定部17が、例えば電源ON後の映像が液晶パネル2で表示されるまでの僅かな期間を、一部のLED13に対する検出期間として設定する。そして、検出期間設定部17は、残りのLED13に対する検出期間を、次の電源オン後の上記僅かな期間に適宜繰り返して設定することにより、照明装置3の全てのLED13に対する検出動作を行わせてもよい。言い換えれば、照明装置3において、検出期間設定部17は、全てのLED13に対する測定モードを複数回に分けて実施させることもできる。
尚、上記の説明以外に、検出期間設定部17は、例えばユーザが液晶表示装置1から情報を視聴していない期間に検出期間を設定することもできる。この視聴していない期間は、例えば検出期間設定部17がユーザの視聴時間帯を統計的に分析することにより得ることができる。さらに、このように、視聴していない期間に検出期間を設定する場合などにおいては、液晶パネル2を黒表示期間に当該検出期間を設定することが好ましい。これにより、LED13を点灯動作させていることをユーザに認識させることなく、光センサ14及び検出回路11による検出動作を行わせることができる。
検出動作指示部18には、検出回路11に対して、光センサ14の検出信号をサンプリングすることを指示する検出タイミング信号を生成する検出タイミング信号生成部18aが設けられている。また、検出動作指示部18には、検出期間設定部17から検出期間が通知されるとともに、点灯タイミング信号生成部16bから点灯タイミング信号が入力されるようになっている。そして、検出タイミング信号生成部18aは、LED13の点灯動作と光センサ14の検出動作とが同期して行われるように、上記検出タイミング信号を生成して、検出回路11に出力する。
尚、上記の説明以外に、上記光源制御部と光検出制御部とを別個のICなどを用いて、別々に構成することもできる。但し、上記LED制御回路9のように、これらの光源制御部と光検出制御部とを一体的に構成する場合の方が、部品点数が少なく構造簡単な照明装置3を容易に構成することができる点で好ましい(後掲の第2〜第4の各実施形態においても、同様。)。
図5に示すように、検出回路11は、A/Dコンバータ11aと検出データ出力部11bを備えており、この検出回路11は、光センサ14(図2)からの検出信号が入力されるとともに、上記光検出制御部からの指示信号に基づいて、所定数のLED(光源)13−1〜13−16の各検出結果を検出する光検出部を構成している。
すなわち、A/Dコンバータ11aには、光センサ14からの検出信号が入力されるとともに、検出動作指示部18からの検出タイミング信号が入力されている。そして、A/Dコンバータ11aは、検出タイミング信号に基づいて、光センサ14からの検出信号をサンプリングし、そのサンプリングした検出信号に対しA/D変換を行う。その後、A/Dコンバータ11aは、A/D変換後の検出信号、つまりLED13−1〜13−16の各検出結果のデータを検出データ出力部11bに出力する。
また、検出データ出力部11bは、A/Dコンバータ11aからのLED13−1〜13−16の各検出結果のデータを、LED制御回路9(図1)を介してメモリ12(図1)に出力する。そして、これらの各検出結果のデータは、上述したように、メモリ12にて保持される。
ここで、図6及び図7を参照して、上記のように構成された本実施形態の液晶表示装置1の動作について具体的に説明する。なお、以下の説明では、上記検出期間での検出動作について、主に説明する。
図6は上記照明装置の動作例を示すフローチャートであり、図7は図2に示した発光ダイオードの点灯動作及び光センサの検出動作を示すタイミングチャートである。なお、図7では、図面の簡略化のために、(a)〜(h)にそれぞれLED13−1〜13−8への指示信号を示し、(i)〜(l)にそれぞれLED13−13〜13−16への指示信号を示して、LED13−9〜13−12への指示信号の図示は省略する(後掲の図12及び図15においても、同様。)。
図6において、本実施形態の照明装置3では、検出期間設定部17が検出期間を設定したことを点灯動作指示部16及び検出動作指示部18に通知すると、照明装置3では、LED13の発光強度の検出動作が行われる。すなわち、本実施形態の照明装置3では、上記測定モードが開始されて、図6のステップS1に示すように、点灯動作指示部16は、LED13−1〜13−16を順次点灯動作させる。また、検出動作指示部18は、検出回路11に対して、上記検出タイミング信号を出力する。これにより、検出回路11では、光センサ14からの検出信号をサンプリングして、LED13−1〜13−16の各発光強度の検出動作が行われる(ステップS2)。
具体的にいえば、図7(a)〜図7(l)に例示するように、点灯動作指示部16は、LED駆動回路10に対し指示信号を出力して、LED13−1〜13−16を順次点灯させる。また、図7(m)に示すように、検出動作指示部18は、LED13−1〜13−16の各点灯動作と光センサ14の検出動作とが同期して行われるように、上記検出タイミング信号を生成して、検出回路11に出力する。
また、点灯動作指示部16は、上述したように、光センサ14と、LED13−1〜13−16との各距離に応じて、対応するLED13−1〜13−16への供給電力を変更して、これらのLED13−1〜13−16についての光センサ14からの各検出信号が実質的に一致するように、各LED13−1〜13−16を駆動制御するようになっている。つまり、点灯動作指示部16では、電流設定部16aは光センサ14からの距離に比例して、LED13の発光強度が大きくなるように、LED13−1〜13−16への各駆動電流を決定している。
具体的にいえば、電流設定部16aは、光センサ14からの距離に応じて、駆動電流の大きさを3段階に分けている。つまり、図7(a)、図7(d)、図7(i)、及び図7(l)に例示するように、電流設定部16aは、光センサ14から最も離れた位置にある、LED13−1、13−4、13−13、及び13−16に対する駆動電流を最大としている。また、電流設定部16aは、図7(f)及び図7(g)に例示するように、光センサ14から最も近い位置にある、LED13−6、13−7、13−10、及び13−11に対する駆動電流を最小とし、さらに図7(b)、図7(c)、図7(e)、図7(h)、図7(j)、及び図7(k)に例示するように、光センサ14から中間の位置にある、LED13−2、13−3、13−5、13−8、13−9、13−12、13−14、及び13−15に対する駆動電流を上記最大及び最小の駆動電流の中間値としている。
以上のように、電流設定部16aは、LED13−1〜13−16への各駆動電流(供給電力)を変更して、光センサ14からの当該LED13−1〜13−16についての各検出信号を実質的に一致させている。これにより、検出回路11において、光センサ14からの距離が遠くても十分な検出信号(光センサ出力)が得ることができ、かつ光センサ14から近いLED13からの光センサ出力が飽和するのを確実に防止することができる。
続いて、検出回路11は、LED13−1〜13−16の各発光強度の検出結果をLED制御回路9に逐次出力する。そして、LED制御回路9は、検出回路11からの検出結果をメモリ12に記憶させる(ステップS3)。その後、LED制御回路9は、全てのLED13について、検出動作が終了したか否かについて判別し(ステップS4)、全てのLED13についての検出動作が終了していないことを判別すると、上記ステップS1に戻る。一方、全てのLED13についての検出動作が終了していることを判別すると、LED制御回路9は、上記測定モードを完了させて、情報を表示可能な状態で、待機状態に移行する。
以上のように構成された本実施形態の照明装置3では、点灯動作指示部(光源制御部)16が検出期間設定部(光検出制御部)17によって設定された検出期間において、光センサ14と所定数のLED13−1〜13−16との各距離に応じて、対応するLED13−1〜13−16への供給電力を変更している。これにより、本実施形態の照明装置3では、上記従来例と異なり、光センサ14から離れたLED13−1、13−4、13−13、13−16についての当該光センサ14からの各検出信号が非常に微弱な値となるのを防ぐことができ、検出回路(光検出部)11は上記所定数の各LED13−1〜13−16の検出結果にノイズ成分が多く含まれるのを防止することができる。この結果、本実施形態では、光センサ14の設置数を削減させたときでも、光センサ14の検出精度を向上させることができ、よってLED13の駆動制御を高精度に行うことができる照明装置3を構成することができる。
また、本実施形態の液晶表示装置1では、光センサ14の設置数を削減させたときでも、光センサ14の検出精度を向上させることができ、よってLED(光源)13の駆動制御を高精度に行うことができる照明装置3が用いられているので、優れた表示品位を有する高性能な液晶表示装置1を容易に構成することができる。
[第2の実施形態]
図8は本発明の第2の実施形態にかかる照明装置のLED制御回路の具体的な構成を示すブロック図であり、図9は上記第2の実施形態にかかる照明装置の検出回路の具体的な構成を示すブロック図である。図において、本実施形態と上記第1の実施形態との主な相違点は、光センサからの検出信号のゲインを増幅する検出ゲイン増幅部を検出回路に設けるとともに、検出期間において、検出ゲイン増幅部に対し、光センサと所定数の光源との各距離に応じて、光センサからの検出信号のゲインを変更することを指示する検出ゲイン指示部をLED制御回路に設けた点である。なお、上記第1の実施形態と共通する要素については、同じ符号を付して、その重複した説明を省略する。
すなわち、図8に示すように、本実施形態の照明装置3のLED制御回路19には、上記光源制御部に含まれてLED13の駆動制御を行う点灯動作指示部20と、上記光検出制御部に含まれて光センサ14の駆動制御を行う検出期間設定部21及び検出動作指示部22とが設けられている。点灯動作指示部20には、映像信号処理回路5からの動作指令を基に複数の各LED13での駆動電流を設定する電流設定部20aと、上記動作指令に基づき各LED13の点灯タイミングを指示する点灯タイミング信号を生成する点灯タイミング信号生成部20bとが設けられている。この電流設定部20aは、第1の実施形態のものと異なり、例えば光センサ14からの距離に関わらず、同じ駆動電流(供給電力)が所定数の各LED13−1〜13−16に供給されるよう設定するようになっている。
検出期間設定部21は、第1の実施形態のものと同様に、光センサ14が検出動作を行う検出期間を上記非表示期間に設定して、検出期間を設定したことを点灯動作指示部20及び検出動作指示部22に通知する。
検出動作指示部22には、検出回路11に対して、上記検出タイミング信号を生成する検出タイミング信号生成部22aと、所定数のLED13−1〜13−16についての光センサ14からの各検出信号のゲインを変更することを指示する検出ゲイン指示部22bとが設けられている。この検出ゲイン指示部22bは、後に詳述するように、LED13−1〜13−16(所定数の光源)についての光センサ14からの各検出信号が実質的に一致するように、これらの各検出信号に対するゲインを変更させるようになっており、各LED13−1〜13−16に対するゲイン指示値を示すゲイン指示信号を出力するように構成されている。
また、図9に示すように、検出回路23には、検出ゲイン増幅部23aと、A/Dコンバータ23bと、検出データ出力部23cとが設けられており、LED制御回路9からの指示信号に基づいて、所定数のLED13−1〜13−16の各検出結果を検出し、さらにその検出結果をLED制御回路9に出力してメモリ12に記憶させるようになっている。
具体的にいえば、検出ゲイン増幅部23aには、光センサ14からの検出信号が入力されるとともに、検出タイミング信号生成部22aからの検出タイミング信号及び検出ゲイン指示部22bからのゲイン指示信号が入力されている。そして、検出ゲイン増幅部23aは、ゲイン指示信号に基づいて、光センサ14からの検出信号のゲインを変更するとともに、検出タイミング信号に基づきゲインを変更した光センサ14からの検出信号をサンプリングして、A/Dコンバータ23bに出力する。その後、A/Dコンバータ23bは、検出ゲイン増幅部23aからの検出信号に対しA/D変換を行って、LED13−1〜13−16の各検出結果のデータを検出データ出力部23cに出力する。そして、検出データ出力部23cは、LED13−1〜13−16の各検出結果のデータを、LED制御回路9を介してメモリ12に出力する。
ここで、図10を参照して、上記のように構成された本実施形態の液晶表示装置1の動作について具体的に説明する。なお、以下の説明では、上記検出期間での検出動作について、主に説明する。
図10は、図9に示した検出回路の動作及び光センサの検出動作を示すタイミングチャートである。
図10(a)に例示するように、検出ゲイン指示部22bは、光センサ14からの距離に比例して、検出信号に対するゲインが大きくなるように、各LED13−1〜13−16に対するゲイン指示信号を生成して、検出ゲイン増幅部23aに出力している。すなわち、検出ゲイン指示部22bは、光センサ14からの距離に応じて、ゲインの指示値を3段階に分けている。具体的には、検出ゲイン指示部22bは、光センサ14から最も離れた位置にある、LED13−1、13−4、13−13、及び13−16に対するゲイン指示値をmaxとしている。また、検出ゲイン指示部22bは、光センサ14から最も近い位置にある、LED13−6、13−7、13−10、及び13−11に対するゲイン指示値をminとし、光センサ14から中間の位置にある、LED13−2、13−3、13−5、13−8、13−9、13−12、13−14、及び13−15に対するゲイン指示値を上記max及びminの中間値としている。
また、検出ゲイン増幅部23aでは、図10(b)に示す検出タイミング信号に基づいて、光センサ14からの検出信号に対するサンプリング動作が行われ、各LED13−1〜13−16についての検出信号に対し、図10(a)に示したゲイン指示値にてゲイン変更処理(増幅処理)が行われて、各検出信号が検出されるようになっている。
以上のように、検出ゲイン指示部22bが、検出ゲイン増幅部23aでのLED13−1〜13−16についての各検出信号に対するゲインを変更させて、これらの各検出信号を実質的に一致させている。これにより、検出回路23において、光センサ14からの距離が遠くても十分な検出信号(光センサ出力)が得ることができ、かつ光センサ14から近いLED13からの光センサ出力が飽和するのを確実に防止することができる。
また、検出ゲイン増幅部23aが、検出信号に対し上記増幅処理を行った後、サンプリングしているので、検出信号が極めて微弱な信号となる場合でも、検出ゲイン指示部22bが適切なゲイン指示値を指示することにより、検出ゲイン増幅部23aは、当該微弱な信号をサンプリング可能な信号レベルまで確実に増幅して、検出結果を確実に得ることが可能となっている。
尚、検出ゲイン増幅部23aでは、例えば検出時間を一定にして、光センサ14からの検出信号の振幅を増幅したり、検出時間を長くしたりすることにより、上記増幅処理が実行されるようになっている。
以上の構成により、本実施形態では、上記第1の実施形態と同様な作用・効果を奏することができる。また、本実施形態の照明装置3では、検出ゲイン増幅部23aが検出ゲイン指示部22bからの指示信号にしたがって、光センサ14から離れたLED13−1、13−4、13−13、13−16についての検出信号のゲインを大きくすることにより、当該LED13−1、13−4、13−13、13−16についての光センサ14からの検出信号が非常に微弱な値となるのを確実に防ぐことができ、光センサ14の検出精度を確実に向上させることができる。
[第3の実施形態]
図11は、本発明の第3の実施形態にかかる照明装置のLED制御回路の具体的な構成を示すブロック図である。図において、本実施形態と上記第1の実施形態との主な相違点は、LED制御回路が検出期間において、光センサと所定数のLEDとの各距離に応じて、同時に点灯動作させるLEDの個数を変更した点である。なお、上記第1の実施形態と共通する要素については、同じ符号を付して、その重複した説明を省略する。
すなわち、図11に示すように、本実施形態の照明装置3のLED制御回路24には、上記光源制御部に含まれてLED13の駆動制御を行う点灯動作指示部25と、上記光検出制御部に含まれて光センサ14の駆動制御を行う検出期間設定部26及び検出動作指示部27とが設けられている。点灯動作指示部25には、映像信号処理回路5からの動作指令を基に複数の各LED13での駆動電流を設定する電流設定部25aと、上記動作指令に基づき各LED13の点灯タイミングを指示する点灯タイミング信号を生成する点灯タイミング信号生成部25bとが設けられている。この電流設定部25aは、第1の実施形態のものと異なり、例えば光センサ14からの距離に関わらず、同じ駆動電流(供給電力)が所定数の各LED13−1〜13−16に供給されるよう設定するようになっている。
また、点灯タイミング信号生成部25bは、第1の実施形態のものと異なり、LED13−1〜13−16(所定数の光源)についての光センサ14からの各検出信号が実質的に一致するように、上記検出期間において、光センサ14と所定数のLED13−1〜13−16との各距離に応じて、同時に点灯動作させるLED13の個数を変更するように構成されている(詳細は後述。)。
検出期間設定部26は、第1の実施形態のものと同様に、光センサ14が検出動作を行う検出期間を上記非表示期間に設定して、検出期間を設定したことを点灯動作指示部25及び検出動作指示部27に通知する。
検出動作指示部27には、検出回路11に対して、上記検出タイミング信号を生成する検出タイミング信号生成部22aが設けられており、LED13の点灯動作と光センサ14の検出動作とが同期して行われるように、検出タイミング信号を生成して、検出回路11に出力する。
ここで、図12を参照して、上記のように構成された本実施形態の液晶表示装置1の動作について具体的に説明する。なお、以下の説明では、上記検出期間での検出動作について、主に説明する。
図12は、上記第3の実施形態にかかる照明装置における、発光ダイオードの点灯動作及び光センサの検出動作を示すタイミングチャートである。
図12(a)〜図12(l)に例示するように、点灯動作指示部25は、LED駆動回路10に対し指示信号を出力して、光センサ14からの距離に応じて、同時に点灯動作させるLED13の個数を変更して、LED13−1〜13−16を点灯させている。具体的には、点灯タイミング信号生成部25bは、図12(a)及び図12(b)に示すように、光センサ14から離れた位置にある、LED13−1、13−2を同時に点灯動作させるとともに、図12(c)及び図12(d)に示すように、光センサ14から離れた位置にある、LED13−3、13−4を同時に点灯動作させている。
また、点灯タイミング信号生成部25bは、図12(e)〜図12(h)に例示するように、光センサ14に近い位置にある、LED13−5〜13−12については、各々単独で点灯動作させている。さらに、点灯タイミング信号生成部25bは、図12(i)及び図12(j)に示すように、光センサ14から離れた位置にある、LED13−13、13−14を同時に点灯動作させるとともに、図12(k)及び図12(l)に示すように、光センサ14から離れた位置にある、LED13−15、13−16を同時に点灯動作させている。
また、図12(m)に示すように、検出動作指示部27は、上述のLED13の点灯動作と光センサ14の検出動作とが同期して行われるように、上記検出タイミング信号を生成して、検出回路11に出力する。
以上のように、点灯タイミング信号生成部25bが、光センサ14からの距離に応じて、同時に点灯動作させるLED13の個数を変更して、これらの各検出信号を実質的に一致させている。これにより、検出回路23において、光センサ14からの距離が遠くても十分な検出信号(光センサ出力)が得ることができ、かつ光センサ14から近いLED13からの光センサ出力が飽和するのを確実に防止することができる。
尚、2つのLED13を同時に点灯動作させた場合、それぞれのLED13の発光強度は検出できないが、隣接するLED13同士では、累積発光時間は比較的一致するため、経時変化に大きな差は出ない。そこで、本実施形態のLED制御回路9では、同時に点灯動作させた、例えばLED13−1、13−2の各経時変化の程度が同じであると判断して、これらLED13−1、13−2の検出結果を用いて、情報表示時での上記発光指示値を補正して、経時変化の影響を極力排除した状態で、当該LED13−1、13−2の点灯駆動を行えるようになっている。
以上の構成により、本実施形態では、上記第1の実施形態と同様な作用・効果を奏することができる。また、本実施形態の照明装置3では、点灯動作指示部(光源制御部)25が光センサ14から離れた複数のLED(光源)13を同時に点灯動作させることにより、検出回路(光検出部)11において、これら複数のLED13についての光センサ14からの検出信号が非常に微弱な値となるのを確実に防ぐことができ、光センサ14の検出精度を確実に向上させることができる。さらに、本実施形態の照明装置3では、検出期間の短縮化を図ることができる。
[第4の実施形態]
図13は本発明の第4の実施形態にかかる照明装置のLED制御回路の具体的な構成を示すブロック図であり、図14は上記第4の実施形態にかかる照明装置の検出回路の具体的な構成を示すブロック図である。図において、本実施形態と上記第3の実施形態との主な相違点は、光センサからの検出信号に対し、所定の差動演算を行うことにより、所定数のLEDの各検出結果を演算する演算部を検出回路に設けた点である。なお、上記第3の実施形態と共通する要素については、同じ符号を付して、その重複した説明を省略する。
すなわち、図13に示すように、本実施形態の照明装置3のLED制御回路28には、上記光源制御部に含まれてLED13の駆動制御を行う点灯動作指示部29と、上記光検出制御部に含まれて光センサ14の駆動制御を行う検出期間設定部30及び検出動作指示部31とが設けられている。点灯動作指示部29には、映像信号処理回路5からの動作指令を基に複数の各LED13での駆動電流を設定する電流設定部29aと、上記動作指令に基づき各LED13の点灯タイミングを指示する点灯タイミング信号を生成する点灯タイミング信号生成部29bとが設けられている。この電流設定部29aは、第3の実施形態のものと同様に、例えば光センサ14からの距離に関わらず、同じ駆動電流(供給電力)が所定数の各LED13−1〜13−16に供給されるよう設定するようになっている。
また、点灯タイミング信号生成部29bは、第3の実施形態のものと同様に、LED13−1〜13−16(所定数の光源)についての光センサ14からの各検出信号が実質的に一致するように、上記検出期間において、光センサ14と所定数のLED13−1〜13−16との各距離に応じて、同時に点灯動作させるLED13の個数を変更するように構成されている(詳細は後述。)。
さらに、点灯タイミング信号生成部29bは、第3の実施形態のものと異なり、同時に点灯動作されるLED13についての所定の点灯情報を後述の検出回路(光検出部)32に出力するようになっている。この点灯情報には、同時に点灯動作されるLED13を示す情報や同時に点灯動作する期間などの情報が含まれており、検出回路32において、点灯情報は、LED13−1〜13−16の各検出結果を算出するために用いられている。
検出期間設定部30は、第1の実施形態のものと同様に、光センサ14が検出動作を行う検出期間を上記非表示期間に設定して、検出期間を設定したことを点灯動作指示部29及び検出動作指示部31に通知する。
検出動作指示部31には、検出回路32に対して、上記検出タイミング信号を生成する検出タイミング信号生成部31aが設けられており、LED13の点灯動作と光センサ14の検出動作とが同期して行われるように、検出タイミング信号を生成して、検出回路32に出力する。
また、図14に示すように、検出回路32には、A/Dコンバータ32aと、演算部32bと、検出データ出力部32cとが設けられており、LED制御回路9からの指示信号に基づいて、所定数のLED13−1〜13−16の各検出結果を検出し、さらにその検出結果をLED制御回路9に出力してメモリ12に記憶させるようになっている。
具体的にいえば、A/Dコンバータ32aには、光センサ14からの検出信号が入力されるとともに、検出動作指示部31からの検出タイミング信号が入力されている。そして、A/Dコンバータ32aは、検出タイミング信号に基づいて、光センサ14からの検出信号をサンプリングし、そのサンプリングした検出信号に対しA/D変換を行う。その後、A/Dコンバータ32aは、A/D変換後の検出信号、つまりLED13−1〜13−16の各検出結果のデータを演算部32bに出力する。
演算部32bは、点灯タイミング信号生成部29bからの点灯情報とA/Dコンバータ32aからの検出結果のデータとを用いて、所定数のLED13−1〜13−16の各検出結果のデータを、所定の差動演算を行うことにより、算出するようになっている。そして、演算部32bは、求めたLED13−1〜13−16の各検出結果のデータを検出データ出力部32cに出力する。
また、検出データ出力部32cは、演算部32bからのLED13−1〜13−16の各検出結果のデータを、LED制御回路9を介してメモリ12に出力する。そして、これらの各検出結果のデータは、上述したように、メモリ12にて保持される。
ここで、図15を参照して、上記のように構成された本実施形態の液晶表示装置1の動作について具体的に説明する。なお、以下の説明では、上記検出期間での検出動作について、主に説明する。
図15は、上記第4の実施形態にかかる照明装置における、発光ダイオードの点灯動作及び光センサの検出動作を示すタイミングチャートである。
図15(a)〜図15(l)に例示するように、点灯動作指示部29は、LED駆動回路10に対し指示信号を出力して、光センサ14からの距離に応じて、同時に点灯動作させるLED13の個数を変更して、LED13−1〜13−16を点灯させている。具体的には、点灯タイミング信号生成部29bは、図15(a)〜図15(c)に示すように、光センサ14から離れた位置にある、LED13−1〜13−3を同時に点灯動作させるとともに、図15(b)〜図15(d)に示すように、光センサ14から離れた位置にある、LED13−2〜13−4を同時に点灯動作させている。また、これらのLED13−1〜13−4では、後に詳述するように、演算部32bにて各々の発光強度が求められるように、図15(a)〜図15(d)に示すように、点灯タイミングがずらされて点灯動作が行われている。
また、点灯タイミング信号生成部29bは、図15(e)〜図15(h)に例示するように、光センサ14に近い位置にある、LED13−5〜13−12については、各々単独で点灯動作させている。さらに、点灯タイミング信号生成部29bは、図15(i)〜図15(k)に示すように、光センサ14から離れた位置にある、LED13−13〜13−15を同時に点灯動作させるとともに、図15(j)〜図15(l)に示すように、光センサ14から離れた位置にある、LED13−14〜13−16を同時に点灯動作させている。また、これらのLED13−13〜13−16では、後に詳述するように、演算部32bにて各々の発光強度が求められるように、図15(i)〜図15(l)に示すように、点灯タイミングがずらされて点灯動作が行われている。
以上のように、点灯タイミング信号生成部29bが、光センサ14からの距離に応じて、同時に点灯動作させるLED13の個数を変更して、これらの各検出信号を実質的に一致させている。これにより、検出回路32において、光センサ14からの距離が遠くても十分な検出信号(光センサ出力)が得ることができ、かつ光センサ14から近いLED13からの光センサ出力が飽和するのを確実に防止することができる。
また、図15(m)に示すように、検出動作指示部31は、上述のLED13の点灯動作と光センサ14の検出動作とが同期して行われるように、上記検出タイミング信号を生成して、検出回路32に出力する。
検出回路32では、A/Dコンバータ32aが光センサ14からの検出信号をサンプリングした後、A/D変換して、その検出信号のデータを演算部32bに出力している。演算部32bでは、A/Dコンバータ32aからの検出信号のデータを用いて、LED13−1〜13−16の各検出結果(発光強度)を算出する。すなわち、演算部32bは、単独で点灯動作されたLED13−5〜13−12については、対応する検出タイミングでの検出結果を基に各検出結果を求める。
また、演算部32bは、同時に点灯動作されたLED13−1〜13−4、13−13〜13−16については、点灯タイミング信号生成部29bからの点灯情報を用いて、所定の演算を行うことにより、LED13−1〜13−4、13−13〜13−16の各検出結果を求める。
具体的にいえば、例えばLED13−1〜13−4の各検出結果を求める場合、LED13−1〜13−4の各検出結果をそれぞれV1〜V4とすると、図15の最初の検出タイミングでは、LED13−1〜13−3が同時に点灯動作されているので、この検出タイミングでの検出信号には、これらLED13−1〜13−3の検出結果の和(=V1+V2+V3)が含まれている。
また、図15の二番目の検出タイミングでは、LED13−2、13−3が同時に点灯動作されているので、この検出タイミングでの検出信号には、これらLED13−2、13−3の検出結果の和(=V2+V3)が含まれている。そこで、演算部32bは、最初の検出タイミングでの検出結果から二番目の検出タイミングでの検出結果を引き算することにより、LED13−1の検出結果を求める。
また、図15の四番目の検出タイミングでは、LED13−3だけが点灯動作されているので、演算部32bは、当該検出タイミングでの検出信号を基にLED13−3の検出結果を求める。さらには、演算部32bは、二番目の検出タイミングでの検出結果から求めたLED13−3の検出結果を引き算することにより、LED13−2の検出結果を求める。
また、図15の五番目の検出タイミングでは、LED13−2〜13−4が同時に点灯動作されているので、この検出タイミングでの検出信号には、これらLED13−2〜13−4の検出結果の和(=V2+V3+V4)が含まれている。そこで、演算部32bは、五番目の検出タイミングでの検出結果から二番目の検出タイミングでの検出結果を引き算することにより、LED13−4の検出結果を求める。同様に、演算部32bは、LED13−13〜13−16の各検出結果を求める。
以上の構成により、本実施形態では、上記第3の実施形態と同様な作用・効果を奏することができる。また、本実施形態の照明装置3では、演算部32bがLED制御回路(光源制御部)からの上記点灯情報を用いて、光センサ14からの検出信号に対し、所定の差動演算を行うことにより、所定数のLED(光源)13−1〜13−16の各検出結果を演算している。これにより、検出期間の短縮化を図りつつ、検出回路(光検出部)11でのLED13−1〜13−16の各検出結果において、時間的に変化しない同相のノイズ、例えば外光などのLED13以外の光を相殺することができ、光センサ14の検出精度をより確実に向上させることができる。
尚、上記の実施形態はすべて例示であって制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって規定され、そこに記載された構成と均等の範囲内のすべての変更も本発明の技術的範囲に含まれる。
例えば、上記の説明では、本発明を透過型の液晶表示装置に適用した場合について説明したが、本発明の照明装置はこれに限定されるものではなく、光源の光を利用して、画像、文字などの情報を表示する非発光型の表示部を備えた各種表示装置に適用することができる。具体的には、半透過型の液晶表示装置、あるいは上記液晶パネルをライトバルブに用いたリアプロジェクションなどの投写型表示装置に本発明の照明装置を好適に用いることができる。
また、上記の説明では、RGBの発光ダイオードを一体化した複数の3in1タイプの発光ダイオードを光源に使用した場合について説明したが、本発明の光源はこれに限定されるものではなく、R、G、Bそれぞれ単色個別の発光ダイオードを用いたり、白色光の発する白色(W)の発光ダイオードを用いたり、RGBWや、GRGBなど4つの発光ダイオードを一体化した、いわゆるフォーインワン(4in1)タイプの発光ダイオードを適用したりすることもできる。また、冷陰極蛍光管などの放電管やEL(Electro-Luminescence)発光素子などの他の発光素子を光源に用いることもできる。
また、上記の説明では、16個の発光ダイオード毎に、1個の光センサを設置して、これら16個の各発光ダイオードの発光強度を検出する構成について説明したが、本発明は、光検出制御部が光センサによって所定数の各光源からの光を検出する検出期間を設定し、光源制御部及び光検出制御部の少なくとも一方は、検出期間において、所定数の光源についての光センサからの各検出信号が実質的に一致するように、対応する光源及び光検出部を駆動制御するものであればよく、発光ダイオード及び光センサの各設置数や各配置位置などは何等上記のものに限定されない。
また、上記の説明では、直下型の照明装置を構成した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば照明装置の発光面の下方に単一の導光板を設けるとともに、当該導光板を囲んだ四辺の少なくとも一辺に対して、平行に複数の光源基板を配列したエッジライト型の照明装置や発光素子毎に導光板を設けたタンデム型などの他の形式の照明装置にも適用することができる。
また、上記の説明以外に、第1〜第4の各実施形態を適宜組み合わせたものでもよい。
本発明は、光センサの設置数を削減させたときでも、光センサの検出精度を向上させることができ、よって光源の駆動制御を高精度に行うことができる照明装置、及びこれを用いた高性能な表示装置に対して有用である。
本発明の第1の実施形態にかかる照明装置を用いた液晶表示装置の要部構成を説明する図である。 上記照明装置の要部構成を説明する図である。 図2に示した光センサ及び発光ダイオードを説明する図である。 図1に示したLED制御回路の具体的な構成を示すブロック図である。 図1に示した検出回路の具体的な構成を示すブロック図である。 上記照明装置の動作例を示すフローチャートである。 図2に示した発光ダイオードの点灯動作及び光センサの検出動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態にかかる照明装置のLED制御回路の具体的な構成を示すブロック図である。 上記第2の実施形態にかかる照明装置の検出回路の具体的な構成を示すブロック図である。 図9に示した検出回路の動作及び光センサの検出動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第3の実施形態にかかる照明装置のLED制御回路の具体的な構成を示すブロック図である。 上記第3の実施形態にかかる照明装置における、発光ダイオードの点灯動作及び光センサの検出動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第4の実施形態にかかる照明装置のLED制御回路の具体的な構成を示すブロック図である。 上記第4の実施形態にかかる照明装置の検出回路の具体的な構成を示すブロック図である。 上記第4の実施形態にかかる照明装置における、発光ダイオードの点灯動作及び光センサの検出動作を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1 液晶表示装置
2 液晶パネル(表示部)
3 照明装置
9、19、24、28 LED制御回路(光源制御部、光検出制御部)
16、20、25、29 点灯動作指示部(光源制御部)
17、21、26、30 検出期間設定部(光検出制御部)
18、22、27、31 検出動作指示部(光検出制御部)
11、23、32 検出回路(光検出部)
22b 検出ゲイン指示部(光検出制御部)
23a 検出ゲイン増幅部(光検出部)
32b 演算部
12 メモリ(記憶部)
13 発光ダイオード(LED、光源)
14 光センサ

Claims (10)

  1. 複数の光源を備えた照明装置であって、
    所定数の前記光源毎に設けられるとともに、前記所定数の各光源からの光を検出して、検出信号を出力する光センサと、
    前記光源の駆動制御を行う光源制御部と、
    前記光センサからの検出信号が入力されるとともに、前記所定数の光源の各検出結果を検出する光検出部と、
    前記光検出部の駆動制御を行う光検出制御部を備え、
    前記光検出制御部は、前記光センサによって前記所定数の各光源からの光を検出する検出期間を設定し、
    前記光源制御部及び前記光検出制御部の少なくとも一方は、前記検出期間において、前記所定数の光源についての前記光センサからの各検出信号が実質的に一致するように、対応する前記光源及び前記光検出部を駆動制御する、
    ことを特徴とする照明装置。
  2. 前記光源制御部は、前記検出期間において、前記光センサと前記所定数の光源との各距離に応じて、対応する光源への供給電力を変更する請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記光検出部には、前記光センサからの検出信号のゲインを増幅する検出ゲイン増幅部が設けられ、
    前記光検出制御部には、前記検出期間において、前記検出ゲイン増幅部に対し、前記光センサと前記所定数の光源との各距離に応じて、前記光センサからの検出信号のゲインを変更することを指示する検出ゲイン指示部が設けられている請求項1または2に記載の照明装置。
  4. 前記光源制御部は、前記検出期間において、前記光センサと前記所定数の光源との各距離に応じて、同時に点灯動作させる前記光源の個数を変更する請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明装置。
  5. 前記光源制御部は、前記検出期間において、前記光センサと前記所定数の光源との各距離に応じて、同時に点灯動作させる前記光源の個数を変更し、
    前記光検出部には、同時に点灯動作される光源についての所定の点灯情報が前記光源制御部から入力されるとともに、その入力された点灯情報を用いて、前記光センサからの検出信号に対し、所定の差動演算を行うことにより、前記所定数の光源の各検出結果を演算する演算部が設けられている請求項1〜4のいずれか1項に記載の照明装置。
  6. 前記光検出部からの前記所定数の光源の各検出結果を記憶する記憶部を備え、
    前記光源制御部は、前記記憶部に記憶されている検出結果を用いて、対応する光源の駆動制御を行う請求項1〜5のいずれか1項に記載の照明装置。
  7. 前記光源制御部と前記光検出制御部とが、一体的に構成されている請求項1〜6のいずれか1項に記載の照明装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の照明装置を用いたことを特徴とする表示装置。
  9. 情報を表示する表示部を備えるとともに、
    前記検出期間は、前記表示部において、情報が表示されていない非表示期間に設定されている請求項8に記載の表示装置。
  10. 前記表示部には、液晶パネルが用いられるとともに、
    前記検出期間は、前記液晶パネルにおいて、黒表示期間に設定されている請求項9に記載の表示装置。
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