JP2009211402A - プログラムおよびフレーズ生成支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】関連した語彙を幅広く容易に検索することができるようにする。
【解決手段】出力部6の入力部71に入力されたパターン長を有するパターンがパターンテーブルから選択され、選択されたパターンに対応する枠77が表示される。入力欄75に入力されたタグと、表示されたコンセプトの中から選択されたコンセプトの両方に対応する複数の語彙が、色に基づいて検索され、枠77の下に表示される。表示された複数の語彙のうち、ユーザが選択した語彙が枠77に表示される。選択された語彙に対応付けられている色が色表示部78に表示される。
【選択図】図11

Description

本発明はプログラムおよびフレーズ生成支援装置に関し、特に、より簡単にフレーズを生成できるようにフレーズの生成を支援するプログラムおよびフレーズ生成支援装置に関する。
作詞を支援する作詞支援装置が知られている(例えば、特許文献1)。この作詞支援装置においては、ユーザがポップス、演歌といった曲のジャンルを設定すると、そのジャンルに対応する構成がデータベースから選択される。ユーザが各構成について、「登場人物」、「背景」といった段落条件を設定し、さらに4+3+3+5,6+5,7+5+3などのように、音節数を指定すると、それらの条件に対応する詩の素片がデータベースから検索される。ユーザは、「最初は」、「はじめは」(以上4音節)、「ドラマ」、「ふたり」(以上3音節)、「見るように」、「聞くたびに」(以上5音節)といった検索された候補の中から、所望の素片を選択する操作を繰り返すことで、複数の素片からなる詞を作成する。
特開2004−102302号公報
特許文献1の発明では、「登場人物」、「背景」といった概念、すなわち言語が詩の素片と対応付けられており、詩の素片の検索は、ユーザにより指定された言語を検索することで行われる。そのため、関連した素片すなわち語彙を幅広く検索することが困難である。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、関連した語彙を幅広く容易に検索することができるようにし、もってより簡単にフレーズを生成できるようにフレーズの生成を支援するものである。
本発明の一側面は、複数の語彙からなるフレーズの生成を支援するプログラムにおいて、前記フレーズの指定された長さを取得し、指定された色を取得し、指定された長さの前記フレーズのパターンの前記語彙の前記色の中から、指定された前記色を検索し、検索された前記色に対応する前記語彙を表示し、表示された前記語彙の中から指定された前記語彙を取得する処理をコンピュータに実行させるプログラムである。
本発明の一側面においては、フレーズの指定された長さが取得され、指定された色が取得され、指定された長さのフレーズのパターンの語彙の色の中から、指定された色が検索され、検索された色に対応する語彙が表示され、表示された語彙の中から指定された語彙が取得される。
以上のように、本発明の一側面によれば、ユーザにより指定された色を検索し、検索された色に対応する語彙を表示し、表示された語彙の中からユーザにより指定された語彙を取得すようにしたので、関連した語彙を幅広く容易に検索することができる。その結果、より簡単にフレーズを生成することができる。
以下、図を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の一実施の形態の構成を表している。この実施の形態においては、フレーズ生成支援装置4がインターネット1を介して歌詞サイト2、一般サイト3などに接続可能とされている。歌詞サイト2は楽曲の歌詞データを提供し、一般サイト3は歌詞データの他、キャッチコピー、宣伝文その他各種のデータを提供する。
フレーズ生成支援装置4は、例えばパーソナルコンピュータなどに所定のアプリケーションプログラムをインストールすることで構成される。
キーボード、マウス、リモートコントローラなどよりなる入力部5は、フレーズ生成支援装置4に歌詞データ、書籍データ、その他のデータを入力するときユーザにより操作される。LCD(Liquid Crystal Display)、スピーカなどを有する出力部6は、フレーズ生成支援装置4により制御され、各種の情報を表示したり、音声を出力する。
フレーズ生成支援装置4は取得部11、形態素解析部12、学習部13、データベース生成部14、記録部15、およびフレーズ生成部16を有している。
取得部11はインターネット1を介して歌詞サイト2と一般サイト3から歌詞データを取得する他、入力部5を操作することでユーザが直接入力する歌詞データを取得する。形態素解析部12は取得部11により取得された歌詞データを形態素解析する。学習部13は形態素解析部12により形態素解析することで得られた結果をユーザ(データベース作成者・管理者を含む)の指示に基づいて学習する。
データベース生成部14は、学習部13による学習結果に基づいてデータベースを生成し、記録部15に記録させる。その結果、例えばハードディスク、固体メモリなどで構成される記録部15には、データベース21が形成、記録され、データベース21には、語彙テーブル31、パターンテーブル32、およびコンセプトテーブル33が形成される。
フレーズ生成部16はデータベース21に記憶されている情報に基づいてフレーズを生成する。
次に、フレーズ生成支援装置4の動作について、フレーズとして歌詞を生成する場合を例として説明する。
ユーザがフレーズ生成機能を使用するには、事前にデータベース21が用意されている必要がある。このデータベース21は予め完成されたものがユーザに提供されるか、ユーザが自ら生成する。あるいは、提供されたデータベース21をユーザに必要に応じて修正させるようにすることもできる。
ユーザがデータベース21を自ら生成するか修正する場合、図2のフローチャートに示されるような処理が実行される。
ユーザが入力部5を操作することでデータベース生成を指令すると、フレーズ生成支援装置4の取得部11は歌詞データを取得する。すなわち、取得部11はインターネット1を介して歌詞サイト2または一般サイト3にアクセスし、歌詞データを取得する。ユーザが入力部5を操作することで歌詞データを自ら入力した場合には、その歌詞データが取得される。
ステップS2において、形態素解析部12は取得された歌詞データを形態素解析する。これにより取得された歌詞データを構成する語彙の品詞が得られる。ステップS3において学習部13は、形態素解析の結果を学習する。具体的には、必要に応じてユーザは、入力部5を操作して学習部13を制御し、解析結果を修正したり、追加する処理を実行させる。
ステップS4においてデータベース生成部14はパターンを生成する。すなわち、形態素解析の結果、1以上の語彙の組合せが得られ、各語彙は所定の品詞を有しているので、品詞の組合せがパターンとして生成される。ステップS5において、データベース生成部14はパターンをパターンテーブルに書き込む。すなわち、記録部15のデータベース21のパターンテーブル32に、ステップS4の処理で生成されたパターンが記憶される。
図3はこのようにして記録部15のデータベース21に記憶されたパターンテーブル32の一実施の形態の構成を表している。図3においては、名詞、助詞、名詞の3個の語彙からなるパターンが登録されている。そのパターンのパターン識別番号(ID)はID1とされ、語彙の数であるパターン長は3とされ、このパターンにより生成できる最長のフレーズの音節数である最長音節数は10個とされている。そして、このパターンが得られた元の楽曲名は「さくら」であり、その抽出位置は、「第3小節」とされている。実際には、このような複数個の多くのパターンがパターンテーブル32に記憶される。
ステップS6においてデータベース生成部14は、語彙を語彙テーブルに書き込む。すなわち、ステップS4で生成されたパターンに対応する語彙がデータベース21の語彙テーブル31に記憶される。
図4は、このようにして生成される語彙テーブル31の一実施の形態の構成を表している。図4の実施の形態においては、語彙「人」が登録されている。その読みは「ヒト」、読みの長さ(音節数)は「2」、品詞は「名詞」とされている。そして、キーワードとして「大人」、「子供」、「男」、および「女」の単語が登録され、色属性として、「色ID2」、「色ID33」、および「色ID34」が対応付けられている。さらにタグ1として「スポーツマン」、タグ2として「となり」、「苦情」および「交渉」の単語が、さらにタグ3として「特許太郎」が登録されている。
キーワードは、対象語彙(いまの場合、「人」)に関連してユーザが適宜対応付けるものである。色属性はユーザが対象語彙から受けるイメージに基づき対応付けた色であり、その色を識別する色IDが登録される。タグ1は、ユーザが独自に決定し、対応付けた単語であり、タグ2は、インターネット1の各種の検索サイトで対象語彙に類似するとされている単語であり、タグ3は、対象語彙を使用している作家、アーティストの情報である。図4の例では、語彙「人」は「特許太郎」が歌詞に使用している。
図2に戻って、以上のようにしてステップS6において語彙テーブルの書き込み処理が完了した後、ステップS7においてコンセプトテーブル生成処理が行われ、コンセプトテーブル33が生成される。
次に、図5のフローチャートを参照して、このコンセプトテーブル生成処理について説明する。
ステップS41において、データベース生成部14は、参照用色見本を表示する。具体的には図6に示されるように、出力部6の表示部に参照用色見本51が表示される。参照用色見本51には、複数の異なる色がマトリックス状に配置されている。この各色にはそれぞれ色IDが対応付けられている。また、参照用色見本51の下方には、更新ボタン53、削除ボタン54および新規登録ボタン55が表示されている。これらのボタンは、後述する編集用色見本52をそれぞれ更新、削除または新規登録するときユーザにより操作される。
ステップS42においてデータベース生成部14は、表示部にコンセプトを表示する。コンセプトは、任意の1以上の色の組合せと対応付けられる言語である。図6の実施の形態の場合、編集用色見本52の左側に、コンセプトとしての単語である「感情」が表示されている。この単語「感情」は、さらに下位のコンセプトである単語「おだやか」、「ねっとり」、「ハッピー」、「ラブラブ」、「喜び」、「怒り」、「悲しみ」および「温度」などに対応付けられている。コンセプトである単語「感情」の「温度」は、さらに下位の単語「ニュートラル」に対応付けられている。
図6の実施の形態の場合、コンセプトとしての単語としてさらに「温度」が表示されている。この「温度」はさらに下位のコンセプトの単語「冷たい」、「暑い」および「熱い」に対応付けられている。ステップS43においてデータベース生成部14は、処理の終了が指示されたかを判定する。終了が指示された場合、処理は図2のステップS7に戻る。
終了が指示されていない場合、ステップS44においてデータベース生成部14は、コンセプトを取得する。すなわち、ユーザは入力部5を操作して、カーソルを移動させるなどして、表示されたコンセプトの中から所定のコンセプトを選択する。ステップS44においてデータベース生成部14は、ユーザにより選択されたコンセプトを取得する。図6の実施の形態の場合、カーソルが位置するコンセプトである「感情−喜び」が選択される。
ステップS45においてデータベース生成部14は、ステップS44で取得されたコンセプトの編集用色見本を表示する。図6の例においては、コンセプト「感情−喜び」の編集用色見本52が表示されている。
ユーザは、入力部5を操作して、参照用色見本51に表示されている色のうち、編集中のコンセプト「感情−喜び」に対応付けたい1個以上の色を指定する。どのような色が編集中のコンセプトに対応付けられるかはユーザの感性に基づいて異なる。この色を指定する操作が行われたとき、ステップS46においてデータベース生成部14は、編集用色見本に指定された色を表示する。これによりユーザは、実際にコンセプトに対応付けた色をみて、色の対応付が自らの感性と一致しているかを容易に確認することができる。
以上のような操作を行うことで、例えば図7Aに示されるように、コンセプト「感情」のうちの「おだやか」、「怒り」あるいは「ハッピー」といったコンセプトに対して、任意の複数の色が対応付けられる。同様に、図7Bに示されるように、コンセプト「温度」のうちの「低い」、「高い」といったコンセプトに対して任意の複数の色が対応付けられる。
図5に戻って、ステップS46の処理の後、ステップS47においてデータベース生成部14は、削除ボタンが操作されたかを判定する。ユーザは編集中のコンセプトを削除しようとする場合、削除ボタン54を操作する。ユーザにより削除ボタン54が操作された場合、ステップS48においてデータベース生成部14は、編集中のコンセプトを削除する。
削除ボタン54が操作されていない場合、ステップS49においてデータベース生成部14は、新規登録ボタンまたは更新ボタンが操作されたかを判定する。新規登録ボタン55または更新ボタン53が操作された場合、ステップS50においてデータベース生成部14は、編集用色見本で指定された色を取得する。例えば図6の実施の形態の場合、編集用色見本52に表示されている(対応付けられた)色の色IDが取得される。ステップS51においてデータベース生成部14は、コンセプトを更新または新規登録する。更新ボタン53が操作された場合にはコンセプトの更新処理が行われ、新規登録ボタン55が操作された場合にはコンセプトが新規登録される。
ステップS51,ステップS48の処理の後、およびステップS49で新規登録ボタン55と更新ボタン53のいずれも操作されていないと判定された場合、処理はステップS43に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
図8は以上のようにして生成されたコンセプトテーブル33の一実施の形態の構成を表している。図8の例においては、「感情−おだやか」、「感情−怒り」、「感情−ハッピー」のコンセプトと、「温度−低い」、「温度−高い」のコンセプトが記録されている。この実施の形態の場合、各コンセプトは最大216個の色に対応付けられる。各コンセプトは対応付けられている色IDに対しては「1」が記述され、対応付けられていない色IDに対しては「0」が記述される。例えば、「感情−おだやか」のコンセプトは、色ID1、色ID3、および色ID216に対応付けられているが、色ID2には対応付けられていない。「感情−怒り」のコンセプトは、色ID2に対応付けられているが、色ID1、色ID3、および色ID216には対応付けられていない。
以上のようにしてデータベース21が生成された場合、ユーザはこのデータベース21を利用して、歌詞であるフレーズを生成することができる。次に図9と図10のフローチャートを参照して、フレーズ生成処理について説明する。
ユーザが入力部5を操作してフレーズ生成処理の開始を指令すると、ステップS101においてフレーズ生成部16は、フレーズの長さの入力欄、ボタン、タグの入力欄、コンセプトを表示する。
図11はこの場合の表示例を表している。入力欄71は、ユーザがこれから生成しようとするフレーズの長さを入力するための欄であり、「パターン長」という名称が付されている。この実施の形態の場合、パターン長は語彙の数(図11の場合、「5」)として入力される。この他、そのパターンを構成する語彙の数だけ各語彙を構成する音節数を入力させるようにすることもできる。例えば、各語彙の音節数がそれぞれ前から順番に5,7,5である場合、「5 7 5」のように、各音節数をスペースで区切って入力させることができる。この場合、音節を指定する数が3個であることから語彙の数であるパターン長が3であることが判る。
ボタン72乃至74には、それぞれ、「生成」、「前」、または「後」の名称が付加されており、ボタン72はパターンを構成する語彙を生成するとき操作され、ボタン73とボタン74は、それぞれ前または後の情報を表示させるとき操作される。
入力欄75はユーザがタグを構成する文字を入力するための欄である。各タグはスペースで区切られるように入力される。「検索」の文字が付されているボタン76は、入力欄75に入力されたタグを有する語彙を検索するときユーザにより操作される。図示は省略するが、同様に、キーワードの入力欄を設け、そこに入力されたキーワードが記憶されている語彙を検索させることができる。
タグの入力欄75の下方には、コンセプトが表示されている。図11の例においては、「感情−おだやか」、「感情−ねっとり」、「感情−ハッピー」、「感情−ラブラブ」、「感情−喜び」、「感情−怒り」、「感情−悲しみ」、「感情−温度−ニュートラル」、「温度−冷たい」、「温度−暑い」、「温度−熱い」のコンセプトが表示されている。
ステップS102においてフレーズ生成部16は、ユーザにより指定されたフレーズの長さを取得する。すなわち、ユーザが入力欄71に入力したフレーズ長が取得される。ステップS103においてフレーズ生成部16は、指定されたフレーズ長の1つのパターンをパターンテーブルから選択する。具体的には、パターンテーブル32(図3)には、多くのパターンが登録されており、その中から、ステップS102で取得された長さのパターン長を有する1つのパターンが選択される。
ステップS104においてフレーズ生成部16は、選択されたパターンの語彙に対応する枠を表示する。図11の例においては、パターン長の入力欄71に「5」が入力されているので、パターン長が「5」である複数のパターンの中から1つのパターンが選択され、その選択されたパターンに対応する枠77が表示されている。図11の例の場合、音節の数が先頭から順番に、3,1,6,1,7である5個の語彙からなるパターンのための枠が表示されている。
ユーザはこの枠77を見て、希望するパターンの枠であるかを判断し、希望する枠ではない場合には、ボタン74またはボタン73を操作する。そこでステップS105においてフレーズ生成部16は、他の候補を表示させるボタンが操作されたかを判定する。
他の候補を表示させるボタンであるボタン74またはボタン73が操作された場合には、ステップS106においてフレーズ生成部16は、他のパターンをパターンテーブルから選択する。すなわち、ボタン74が操作された場合には、パターンテーブル32からステップS103の処理で選択されたパターンの中から、次の1つのパターンが選択される。ボタン73が操作された場合には、1つ前に選択されたパターンが再び選択される。
このようにして他のパターンが選択されると、ステップS104においてフレーズ生成部16は、選択されたパターンの語彙に対応する枠を表示する。
ユーザは、ボタン73,74を操作して希望するパターンの枠77を表示させると、必要に応じて入力部5を操作して入力欄75にタグを入力する。ステップS105において他の候補を表示させるボタンが操作されていないと判定された場合、ステップS107においてフレーズ生成部16は、ユーザにより指定されたタグを取得する。すなわちユーザにより入力欄75に入力されたタグが取得される。
さらにユーザは、必要に応じて入力部5を操作してカーソルを移動し、確定することでコンセプトを指定する。ステップS108においてフレーズ生成部16は、ユーザにより指定されたコンセプトを取得する。図11の例では、カーソルが位置するコンセプト「感情−喜び」が取得される。
ステップS109においてフレーズ生成部16は、ユーザにより指定された色を取得する。上述したようにコンセプトには色が対応付けられているので、ユーザがコンセプトを指定することは、それに対応する色を指定することでもある。そこでステップS108で取得されたコンセプトに対応する色がここで取得される。ステップS110においてフレーズ生成部16は指定されたコンセプトの色を表示する。図11の例では、コンセプト「感情−喜び」に対応する色が色表示部78に表示されている。
ユーザは指定したタグとコンセプトを条件としてフレーズを生成する場合、ボタン72を操作してフレーズの生成を指示する。そこでステップS111でフレーズ生成部16は、フレーズの生成が指示されたかを判定する。具体的にはボタン72が操作されたかが判定される。
ボタン72が操作された場合、ステップS113においてフレーズ生成部16は、対応する語彙の表示処理を実行する。その処理の詳細は図12のフローチャートを参照して後述するが、これにより、ユーザが指定したタグとコンセプトを条件に対応するフレーズを構成する語彙が生成され、表示される。
図11の例では、枠77の最初の枠に対応する語彙として、「君」、「あなた」、「僕」、「俺」、「ぼく」、・・・が、2番目の枠に対応する語彙として「と」が、3番目の枠に対応する語彙として「会っ」、「すれちがっ」、「漂っ」、「出会っ」、「飛び交っ」、・・・が、4番目の枠に対応する語彙として「た」が、5番目の枠に対応する語彙として「今」、「夜」、「日々」、「明日」、「季節」、・・・が、それぞれ生成、表示されている。
ユーザは以上のようにして生成、表示された語彙の中から、入力部5を操作して所望の語彙を必要に応じて選択する。そこでステップS114においてフレーズ生成部16は、語彙が選択されたかを判定し、語彙が選択された場合、ステップS115において、選択された語彙を取得する。図11の例では、デフォルトとして、枠77の全てにおいて最初の語彙が選択された状態が表示されているので、「君」、「と」、「会っ」、「た」、「今」の各語彙が各枠に表示されている。この状態が確定されれば、これらの語彙がユーザにより選択された語彙として取得される。しかしユーザは、各枠毎に任意の語彙を選択することができる。
ステップS114において語彙が選択されていないと判定された場合、およびステップS115の処理の後、ステップS116においてフレーズ生成部16は、文字が枠に入力されたかを判定する。すなわちユーザは表示された語彙を選択するだけでなく、入力部5を操作して、語彙を構成する任意の文字を枠77に直接入力することもできる。文字が枠に入力された場合、ステップS117においてフレーズ生成部16は、入力された文字を取得する。
ステップS116において文字が枠に入力されていないと判定された場合、およびステップS117の処理の後、ステップS118においてフレーズ生成部16は、記録が指示されたかを判定する。すなわちユーザは、枠77に所定の語彙を選択、入力した後、必要に応じて入力部5を操作してそのフレーズの記録を指示する。記録が指示された場合、ステップS119においてフレーズ生成部16は、フレーズを記録する。すなわちフレーズ生成部16は、枠77に表示されている語彙からなるフレーズを記録部15に記録させる。
ステップS118において記録が指示されていないと判定された場合、およびステップS119の処理の後、処理はステップS102に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
ステップS111においてフレーズの生成が指示されていないと判定された場合、ステップS112においてフレーズ生成部16は、終了が指示されたかを判定する。終了が指示されていない場合、処理はステップS102に戻り、それ以降の処理が繰り返される。終了が指示された場合、フレーズ生成部16はフレーズ生成処理を終了させる。
なおユーザは、タグとコンセプトの一方を指定しないこともできる。この場合、タグとコンセプトのうち、指定された方の条件だけに基づいて語彙が検索される。
次に図12を参照して、図10のステップS113における対応する語彙の表示処理の詳細について説明する。
ステップS151においてフレーズ生成部16は、パターンの未処理の枠があるかを判定する。すなわち枠77のうち、まだ処理していない枠があるかが判定される。まだどの枠も処理していないとすると、ステップS152においてフレーズ生成部16は1つの枠を選択する。図11の例の場合、枠77のうちの最初の枠が選択される。
ステップS153においてフレーズ生成部16は、枠に対応するパターンの品詞をパターンテーブルから選択する。いまの場合、枠77のうちの最初の枠に対応する品詞がパターンテーブル32(図3)から選択される。ステップS154においてフレーズ生成部16は、選択された品詞の、タグに対応する語彙を語彙テーブルから選択する。例えばステップS153で選択された品詞が名詞であったとすると、ステップS107の処理で取得されたタグに対応する語彙のうち、名詞である語彙が、語彙テーブル31(図4)から選択される。例えば、「スポーツマン」というタグが取得されていた場合、「スポーツマン」がタグ1に対応付けられている語彙「人」が選択される。
ステップS155においてフレーズ生成部16は、選択された語彙の色の中から、コンセプトに対応する色を検索する。例えば、ステップS108の処理で取得されたコンセプトが、色ID2、色ID33、および色ID34のいずれかの色を含んでいる場合、ステップS154で選択された語彙「人」はステップS155でも選択されるが、これらのいずれの色も含んでいない場合、語彙「人」は選択されない。このようにしてタグに対応する語彙の中から、さらにコンセプトに対応する語彙が絞り込まれる。
なお、ステップS154とステップS155の処理の順番は逆であってもよい。
ステップS156においてフレーズ生成部16は、コンセプトと共通する色の数が多いものから順番に語彙に優先順位をつける。そしてステップS157においてフレーズ生成部16は、優先順位の順番に語彙を配列し、表示する。これにより関連性の大きい語彙から順番に表示される。
以上の処理により、枠77のうちの、最初の枠に対応する語彙が表示されたことになる。
その後、処理はステップS151に戻り、枠77のうちの2番目、3番目、4番目、および5番目の枠の語彙が同様に検索され、図11に示されるように、各枠の下に表示される。
枠77が5個の枠で構成されている場合、5個の枠の処理が完了したとき、ステップS151において未処理の枠はないと判定される。この場合、処理は図10のステップS113に戻る。
以上のように本実施の形態においては、語彙に色を対応付けるようにしたので、語彙を色空間という3次元空間の位置座標として取り扱うことが可能となり、語彙を関連付けること、そして関連する語彙を幅広く検索することが容易となる。その結果、より簡単にフレーズを生成できるようにフレーズの生成を支援することが可能となる。また色をコンセプトという概念に対応付けることで、ユーザが個々の色を色ID毎に直接指定する場合に比べて、色を指定する処理が容易となる。さらにコンセプトに対応する色を表示することで、ユーザは検索する具体的な色を見ることが可能となり、自らが指定した色(コンセプト)を感覚的に把握することができる。従って、ユーザ自身の感覚にあった語彙からなるフレーズを生成することが容易となる。
以上においては、パターンを構成する音節数を数字で指定するようにしたが、音階を「ドレミファミ ミレドラシド レミファミレ」のようにストトン表記させることで指定させることもできる。この場合、5,6,5の音節が指定されたことになる。またこの場合、生成されたフレーズを、ストトン表記された音階で音声合成により出力させることもできる。
さらに、生成するフレーズを歌詞としたが、キャッチコピー、キャッチフレーズ、俳句などのフレーズを生成する場合にも本発明は適用することができる。
また上記したデータベース生成部14およびフレーズ生成部16の処理は、ハードウエアあるいはソフトウエアにより実行させることができる。
なおソフトウエアの各ステップの処理の順番は、必ずしも図に記載された通りである必要はない。
本発明のフレーズ生成支援装置の一実施の形態の構成を示すブロック図である。 データベース生成処理を説明するフローチャートである。 パターンテーブルの一実施の形態の構成を示す図である。 語彙テーブルの一実施の形態の構成を示す図である。 コンセプトテーブル生成処理を説明するフローチャートである。 コンセプトに対する色の対応付けの処理を説明する図である。 コンセプトの色を説明する図である。 コンセプトテーブルの一実施の形態の構成を示す図である。 フレーズ生成処理を説明するフローチャートである。 フレーズ生成処理を説明するフローチャートである。 フレーズ生成処理を説明する図である。 対応する語彙の表示処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
4 フレーズ生成支援装置,11 取得部,12 形態素解析部, 13 学習部, 14 データベース生成部, 15 記録部, 16 フレーズ生成部, 31 語彙テーブル, 32 パターンテーブル, 33 コンセプトテーブル

Claims (3)

  1. 複数の語彙からなるフレーズの生成を支援するプログラムにおいて、
    前記フレーズの指定された長さを取得し、
    指定された色を取得し、
    指定された長さの前記フレーズのパターンの前記語彙の前記色の中から、指定された前記色を検索し、
    検索された前記色に対応する前記語彙を表示し、
    表示された前記語彙の中から指定された前記語彙を取得する
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  2. 前記色として、指定されたコンセプトの前記色を取得し、
    指定された前記コンセプトの色を表示し、
    選択された前記語彙からなる前記フレーズを記録する
    処理をさらに含む請求項1に記載のプログラム。
  3. 複数の語彙からなるフレーズの生成を支援するフレーズ生成支援装置において、
    前記フレーズの指定された長さを取得する長さ取得手段と、
    指定された色を取得する色取得手段と、
    指定された長さの前記フレーズのパターンの前記語彙の前記色の中から、指定された前記色を検索する色検索手段と、
    検索された前記色に対応する前記語彙を表示する語彙表示手段と、
    表示された前記語彙の中から指定された前記語彙を取得する語彙取得手段と
    を備えるフレーズ生成支援装置。
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JP2011170842A (ja) * 2010-01-20 2011-09-01 Univ Of Electro-Communications 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム

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