JP2009210509A - 3次元形状測定装置および3次元形状測定コンピュータプログラム - Google Patents

3次元形状測定装置および3次元形状測定コンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】投影器および撮像器における出力特性のリニアリティーに依存することなく、被測定物の3次元形状測定を高精度に行うことができる3次元形状測定装置を提供する。
【解決手段】3次元形状測定装置は、プロジェクタ10、撮像器20およびコンピュータ装置30を備えている。プロジェクタ10は、明部Rと暗部Dとで1周期が構成された明暗縞状パターンZPを一定の間隔で1周期分ずらしながらワークWKの表面に投影する。撮像器20は、ワークWKに投影された明暗縞状パターンZPを撮像して1周期分の明暗縞状パターン画像Gnを取得する。コンピュータ装置30は、明暗縞状パターンGnを位相が異なる4つのサインカーブによって変調した後、各明暗縞状パターンGnを合成して明暗縞状パターン合成画像SGkを計算する。そして、これら4つの明暗縞状パターン合成画像SGkにおける同一位置の位相を計算し、三角法を用いてワークWKの3次元形状を計算する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、明部と暗部とが周期的に変化する縞状パターンを位相をずらしながら被測定物に投影し、互いに異なる位相ごとに撮像した縞状パターン画像における位相のずれを用いて被測定物の3次元形状を測定する3次元形状測定装置および3次元形状測定コンピュータプログラムに関する。
従来から、明部と暗部とで構成された縞状パターンを被測定物の表面に投影するとともに、同投影した縞状パターンの位相を一定の角度ずつすらしながら撮像して各撮像画像における縞状パターンの変形量(位相ずれ)を用いて被測定物の3次元形状を測定する3次元形状測定装置が知られている。例えば、下記特許文献1には、被測定物の表面に光の強度(輝度)分布が正弦波状に変化する縞状パターンを1/4周期(すなわち、π/2ずつ)ごとに投影する投影器と、被測定物の表面に投影された各縞状パターンをそれぞれ撮像する撮像器と、同撮像された縞状パターン画像を演算処理して被測定物の3次元形状を算出する演算処理装置とを備えた3次元形状測定装置が開示されている。
特開平11−83454号公報
そして、上記3次元形状測定装置における演算処理装置は、1/4周期ごとに撮像した縞状パターンの撮像画像における同一画素の画素値(輝度)を逆正接関数で演算処理することにより縞状パターンにおける各画素ごとの位相を計算して被測定物の3次元形状を測定している。すなわち、縞状パターンにおける各画素ごとに計算された位相は、被測定物に投影された縞状パターンの投影角度を表しているため、同投影角度と撮像器の撮像角度とにより三角法を用いて被測定物の3次元形状を測定している。
このような3次元形状測定装置においては、撮像器によって撮像される縞状パターンの撮像画像の精度によって被測定物の3次元形状の測定精度が決定される。このため、被測定物の高精度な3次元形状測定を行うためには、正確な正弦波形状の縞状パターンを生成して被測定物に投影するとともに、被測定物に投影された縞状パターンを精度良く撮像する必要がある。
しかしながら、縞状パターンの生成・投影精度および撮像精度は、縞状パターンを投影する投影器および同縞状パターンを撮像する撮影器の性能によって自ずと限界がある。一般に、投影器および撮像器における各画素の出力特性はリニアリティー(直線性)に少なからずバラツキが存在するため、正確な正弦波形状の縞状パターンの投影および撮像が困難である。
より具体的には、投影器においては投影器における発光画素の制御値の増減に対する実際の発光光量の増減の割合にバラツキがあり、必ずしも入力に対する出力が直線的に変化しない。また、撮像器においても受光画素の受光量の増減に対する出力電圧信号の増減の割合にバラツキが存在するとともに、受光光量の変化に対して出力電圧信号が一定値となる飽和現象を生じて撮像不能となることがある。さらに、これらの発光画素および受光画素における各出力特性のバラツキは、各画素ごとに異なっている。したがって、光の強度が連続的に変化する縞状パターンの投影精度および撮像精度が投影器および撮像器の出力特性のバラツキによって低下し、被測定物の3次元形状測定の測定精度が低下するという問題がある。
本発明は上記問題に対処するためなされたもので、その目的は、投影器および撮像器における出力特性のリニアリティーに依存することなく、被測定物の3次元形状測定を高精度に行うことができる3次元形状測定装置および3次元形状測定コンピュータプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明の特徴は、明部と暗部とが周期的に変化する縞状パターンを位相をずらしながら被測定物に投影し、互いに異なる少なくとも3つの位相ごとに前記投影した縞状パターンを撮像して、同撮像した各縞状パターン画像における位相のずれを用いて被測定物の3次元形状を測定する3次元形状測定装置において、明部と暗部とで1周期を構成する明暗縞状パターンを被測定物に投影する投影手段と、明暗縞状パターンにおける前記1周期より短い間隔で明暗縞状パターンにおける位相を少なくとも2回以上シフトさせて同明暗縞状パターンを前記1周期分シフトさせる位相シフト手段と、光電変換する受光素子からなる画素を備え、明暗縞状パターンの位相のシフトごとに被測定物に投影された明暗縞状パターンを投影手段の光軸とは異なる方向から撮像して、明暗縞状パターンの位相のシフトごとの明暗縞状パターン画像をそれぞれ取得する撮像手段と、互いに異なる少なくとも3つの位相で構成され、変調値が明暗縞状パターンにおける前記1周期と同じ周期で連続的に変化する各変調信号ごとに、各明暗縞状パターン画像に表された明暗縞状パターンにおける前記位相シフトの割合に対応する変調値を用いて各明暗縞状パターン画像を変調する画像変調手段と、変調された各明暗縞状パターン画像を各変調信号ごとに合成して各縞状パターン画像に相当する明暗縞状パターン合成画像をそれぞれ生成する合成画像生成手段とを備えたことにある。
この場合、前記3次元形状測定装置において、前記変調信号は、変調値が正弦波状に変化するサインカーブであり、各明暗縞状パターン合成画像の同一位置における各画像値を逆正接関数で演算処理することにより前記同一位置の位相を算出する位相計算手段と、位相計算手段にて計算した前記位相と、撮像手段における明暗縞状パターンの撮像角度とを用いて投影器または撮像器に対する被測定物の距離を計算して同被測定物の3次元形状を測定する形状計算手段とを備えるとよい。
このように構成した請求項1に係る発明の特徴によれば、3次元形状測定装置は、明部と暗部とで1周期が構成された明暗縞状パターンを被測定物に投影するとともに、同投影した明暗縞状パターンを一定の間隔で1周期分ずらしながら撮像して明暗縞状パターン画像を取得している。そして、3次元形状測定装置は、取得された各明暗縞状パターン画像を互いに異なる3つの位相の変調信号によってそれぞれ変調して合成している。これにより、3つの位相ごとに、変調信号に対応する振幅変化で構成された明暗縞状パターン合成画像が生成される。すなわち、本発明に係る3次元形状測定装置は、被測定物に投影する投影画像を明部および暗部の2値で構成した明暗縞状パターンを用いている。このため、3次元形状測定装置は、被測定物に投影された明暗縞状パターンにおける明部と暗部とを検出できればよいため、投影器および撮像器における出力特性のリニアリティーの影響が少ない状態で被測定物の形状を表わす明暗縞状パターン画像を取得することができる。このことは、撮像器における飽和現象(受光光量の変化に対して出力電圧信号が一定値となる現象)に影響されることなく明暗縞状パターン画像を取得することができることを意味している。
また、取得された各明暗縞状パターン画像における各画像値は、変調値が理想的に連続変化する変調信号によって変調される。換言すれば、明暗縞状パターン合成画像における画像値は、投影器および撮像器における出力特性のリニアリティーに影響されることなく連続的に変化する値となる。すなわち、本発明においては、被測定物に投影して撮像される縞状パターン画像における光強度の連続的な変化については、出力特性にバラツキが存在する投影器や撮像器による検出を行わず、光強度の理想的な連続変化に相当する変調信号を用いて画像値が理想的に連続変化する明暗縞状パターン合成画像を取得している。この結果、投影器および撮像器における出力特性のリニアリティーに依存することなく、被測定物の3次元形状測定を高精度に行うことができる。
また、本発明は、3次元形状測定装置として実施できるばかりでなく、同3次元形状測定装置に適用される3次元形状測定プログラムとしても実施できるものである。
以下、本発明に係る3次元形状測定装置の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る3次元形状測定装置の全体構成を模式的に示すブロック図である。なお、本明細書において参照する各図は、本発明の理解を容易にするために一部の構成要素を誇張して表わすなど模式的に表している。このため、各構成要素間の寸法や比率などは異なっていることがある。
(3次元形状測定装置の構成)
この3次元形状測定装置は、プロジェクタ10、撮像器20およびコンピュータ装置30をそれぞれ備えている。プロジェクタ10は、被測定物であるワークWKの表面に明暗縞状パターンZPを投影するための投影器であり、主として、光源11、ハーフミラー12、DMD(Digital Micromirror Device)13、位相シフター14および投影レンズ15をそれぞれ備えて構成されている。
光源11は、主として白色の可視光を発光するLEDによって構成された照明装置である。この光源11の光軸L1上には、ハーフミラー12が配置されている。ハーフミラー12は、入射した光の一部を透過させるとともに、他の一部を入射方向に直交する方向(図示下方向)に反射させる光学素子である。ハーフミラー12が光源11から入射した光を反射する方向の光軸L2上には、DMD13が配置されている。
DMD13は、多数の微小な鏡をそれぞれ高速で角度変化可能な状態で配置して各画素を構成した表示素子である。このDMD13は、図2(A)に示すように、コンピュータ装置30に制御されて光が照射された縦帯状の明部Rと、光が照射されない縦帯状の暗部Dとで1周期が構成された縦縞状の明暗縞状パターンZPを表示する。本実施形態においては、画素ピッチが14μm、画素数が1024×768画素のDMDを用いる。
DMD13は、位相シフター14によって変位可能な状態で支持されている。位相シフター14は、ワークWKの表面に投影される明暗縞状パターンZPの1周期より短い間隔で同明暗縞状パターンZPを同明暗縞状パターンにおける縞画像に直交する方向(図示左右方向)(以下、「周期方向」という)にシフトさせるアクチュエータであり、本実施形態においてはステッピングモータによって構成されている。DMD13に対向するハーフミラー12の反対側における光軸L2上には、対物レンズ15が配置されている。投影レンズ15は、ワークWKの表面に投影される明暗縞状パターンZPの焦点を調整するための光学レンズである。
すなわち、プロジェクタ10は、光源11から出射された光がハーフミラー12を介してDMD13に導かれるとともに、同DMD13によって反射された光がハーフミラー12および投影用レンズ15を介してプロジェクタ20の外部に出射するように構成されている。
撮像器20は、光エネルギーを電気エネルギーに変換(光電変換)するフォトダイオードからなる複数の受光素子を備え、ワークWKの表面に投影された明暗縞状パターンZPを撮像して同明暗縞状パターンZPを表わす明暗縞状パターン画像を取得する撮像装置である。本実施形態においては、画素数が1280×1024画素のCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサを用いている。この撮像器20は、撮像器20の光軸L3が前記プロジェクタ10の光軸L2とは異なる向きで配置されている。すなわち、撮像器20は、プロジェクタ10の光軸L2とは異なる方向からワークWKを撮像するように配置されている。
コンピュータ装置30は、CPU、ROM、RAM、ハードディスクなどからなるマイクロコンピュータによって構成されたコンピュータ本体31と、キーボードおよびマウスからなる入力装置32と、液晶ディスプレイからなる表示装置33とを備えたパーソナルコンピュータ(所謂パソコン)である。このコンピュータ装置30は、前記プロジェクタ10および撮像器20にそれぞれ接続されており、図3に示す3次元形状測定プログラムを実行することによりプロジェクタ10および撮像器20の各作動を制御してワークWKの3次元形状を測定する。この場合、3次元形状測定プログラムは、作業者により予め前記コンピュータ本体31におけるハードディスクに記憶されている。なお、コンピュータ装置30は、プロジェクタ10および撮像器20などの作動を制御することができれば、どのような形式のコンピュータ装置であってもよい。
(3次元形状測定装置の作動)
次に、このように構成した3次元形状測定装置の作動について説明する。まず、作業者は、3次元形状測定装置における測定エリア内にワークWKを配置する。この場合、作業者は、ワークWKにおける測定対象面をプロジェクタ10側に向けて配置する。次に、作業者は、プロジェクタ10、撮像器20およびコンピュータ装置30における図示しない電源をそれぞれ投入する。これにより、プロジェクタ10および撮像器20は、図示しない所定のプログラムを実行することによりコンピュータ装置30からの指令の入力を待つ待機状態となる。また、コンピュータ装置30は、図示しない所定のプログラムを実行することにより作業者からの指令の入力を待つ待機状態となる。
次に、作業者は、ワークWKの3次元形状を測定するための準備作業を行う。具体的には、作業者は、プロジェクタ10、撮像器20およびワークWKにおける互いの位置および向きを調整するとともにプロジェクタ10および撮像器20の焦点位置を調整して、プロジェクタ10からの投影画像が正確にワークWK上に投影されるとともに同投影された投影画像が撮像器20により正確に撮像できる状態にする。この場合、作業者は、プロジェクタ10の光軸L2に対する撮像器20の光軸L3の角度である撮像角度を検出しておく。
次に、作業者は、ワークWKの3次元形状測定をコンピュータ装置30に実行させる。具体的には、作業者は、コンピュータ装置30の入力装置32を操作してワークWKの3次元形状測定をコンピュータ本体31に指示する。この指示に応答して、コンピュータ装置30(コンピュータ本体31)は、図3に示す3次元形状測定プログラムの実行をステップS100にて開始して、ステップS102にて3次元形状の測定条件の入力を待つ。このステップS102における3次元形状の測定条件は、明暗縞状パターンZPを生成するためのパラメータ、明暗縞状パターンZPをシフトさせるためのパラメータ、撮像器20で撮像した画像を変調する位相に関するパラメータ、および撮像器20の撮像角度などである。したがって、作業者は、これらの各種パラメータおよび各種設定値を入力装置32を介してコンピュータ本体31に入力する。
次に、コンピュータ装置30は、ステップS104にて、明暗縞状パターンZPを生成する。この明暗縞状パターンZPは、前記ステップS102にて入力された明暗縞状パターンZPを生成するためのパラメータに基づいて生成される。本実施形態においては、図2(A)に示すように、DMD13の8画素で明部Rおよび暗部Dをそれぞれ構成することにより1周期が16画素で構成された単位縞状パターンUZPを互いに平行な向きで64組配置した明暗縞状パターンZPを生成する。すなわち、明暗縞状パターンZPは、明部Rおよび暗部Dの2つの画像が交互に配置されて構成された画像である。
次に、コンピュータ装置30は、ステップS106にて、前記ステップS104にて生成した縞状パターンZPをワークWKの表面に投影する。具体的には、コンピュータ装置30は、プロジェクタ10における光源11を発光させるとともに、DMD13上に前記明暗縞状パターンZPを表示させることによりワークWKの表面にDMD13上に表示させた縞状パターンZPの拡大画像を投影する。
次に、コンピュータ装置30は、ステップS108にて、ワークWKの表面に投影された明暗縞状パターンZPを撮像する。具体的には、コンピュータ装置30は、撮像器20の作動を制御することによりワークWKの表面に投影された明暗縞状パターンZPを撮像して同明暗縞状パターンZPがデジタル値によって表された明暗縞状パターン画像G1を取得してコンピュータ装置本体31に内蔵するハードディスク(記憶装置)に記憶する。この場合、取得した明暗縞状パターン画像G1における周期方向の光の強度(輝度)のプロファイルは、図4に示すように、略矩形波となる。なお、図4において、縦軸は検出された光の強度の大きさ、横軸は撮像器20において周期方向に平行な画素の100画素分を示している。また、図4に示す光の強度のプロファイルは、ワークWKにおいて平らな部分に投影された明暗縞状パターンZPを撮像した明暗縞状パターン画像G1の一例を示している。
次に、コンピュータ装置30は、ステップS110にて、明暗縞状パターンZPの位相をシフトする。具体的には、図2(B)に示すように、コンピュータ装置30は、プロジェクタ10における位相シフター14の作動を制御して前記ステップS102にて入力した明暗縞状パターンZPをシフトさせるためのパラメータによるシフト量だけDMD13を明暗縞状パターンZPの周期方向にシフトさせる。本実施形態においては、1μmだけ図示右方向にDMD13をシフトさせる。これにより、ワークWKに投影される明暗縞状パターンZPは、DMD13のシフト量およびシフト方向に対応した量および方向に変位する。
次に、コンピュータ装置30は、ステップS112にて、明暗縞状パターンZPの位相のシフトを同明暗縞状パターンZPの1周期分行ったか否かを判定する。このステップS112における判定処理においては、明暗縞状パターンZPの位相のシフトを同明暗縞状パターンZPの1周期分行っていない場合には「NO」と判定してステップS106に戻る。すなわち、ステップS106〜ステップS110の各処理を再度実行して明暗縞状パターンZPの位相のシフトごとの明暗縞状パターン画像Gn(nは自然数)を取得する。本実施形態においては、明暗縞状パターンZPの1周期が224μm(16画素×14μm)で構成されているため、224枚の明暗縞状パターン画像Gn(n=1〜224)を取得するまで、ステップS106〜ステップS110の各処理が繰り返し実行される。
一方、明暗縞状パターンZPの位相のシフトを同明暗縞状パターンZPの1周期分行った場合には、コンピュータ装置30は、同ステップS112にて「YES」と判定してステップS114に進む。この場合、明暗縞状パターン画像Gn(n=1〜224)の1画素における位相シフト1周期分の光の強度(画素値)のプロファイルは、図5に示すように、略矩形波状となる。なお、図5において、縦軸は検出された光の強度の大きさ、横軸は位相シフト1周期分を示している。また、図5に示す光の強度のプロファイルは、前記図4と同様に、ワークWKの平らな部分に投影された明暗縞状パターンZPを撮像した明暗縞状パターン画像Gn(n=1〜224)の1画素値の一例を示している。
次に、コンピュータ装置30は、ステップS114にて、明暗縞状パターン画像Gn(n=1〜224)をそれぞれ変調する。このステップS114における変調処理は、明暗縞状パターン画像Gn(n=1〜224)において各画素の光強度を表す値、すなわち、画素値を互いに異なる4つの位相の変調信号を用いて行う。変調信号は、明暗縞状パターン画像Gn(n=1〜224)を変調するための変調値が明暗縞状パターンZPの1周期と同じ周期で連続的に変化する信号であり、本実施形態においては、0,π/2,π,3π/4の4つの互いに異なる位相の4つのサインカーブ(正弦波)を用いる。具体的には、下記式1を計算することにより明暗縞状パターン画像Gn(n=1〜224)の変調を4つのサインカーブごとに行う。
上記数1において、Al,p(x,y)は明暗縞状パターン画像Gn(n=1〜224)の画素値、Bl,p(x,y)は変調された明暗縞状パターン画像Gn(n=1〜224)の画像値、lは明暗縞状パターンZPのシフト量(μm)、pはサインカーブの位相量、Lは明暗縞状パターンZPの1周期分のシフト量(μm)である。また、上記数1において、sin値に対して「1」を加算する理由は、sin値が負数になることを避けるためである。なお、上記数1において、明暗縞状パターン画像Gn(n=1〜224)の画素値Al,p(x,y)から撮像器20の各画素における漏れ電流による光電流の増加分を補正する補正値Aoffset(x,y)を減算することにより、より正確に変調された明暗縞状パターン画像Gn(n=1〜224)の画像値Bl,p(x,y)を計算することもできる。
このステップS114においては、4つのサインカーブごとに明暗縞状パターン画像Gn(n=1〜224)のすべての画素値Al,p(x,y)について変調を行う。位相量pが「0」のサインカーブを用いて明暗縞状パターン画像Gn(n=1〜224)を変調した際における画像値Bl,0(x,y)(画素値が変調された値)の変化のプロファイルを図6に示す。図6は、15個の各明暗縞状パターン画像Gn(n=1〜224)における各画像値Bl,0(x,y)の変化の一例を撮像器20において周期方向に平行な画素の100画素分に相当する範囲で示している。すなわち、図6において、縦軸は画像値Bl,0(x,y)の大きさ、横軸は撮像器20において周期方向に平行な画素の100画素分を示している。また、図6に示す画像値Bl,0(x,y)のプロファイルは、ワークWKにおける平らな部分に投影された明暗縞状パターンZPを撮像した明暗縞状パターン画像Gn(n=1〜224)の変調例を示している。
次に、コンピュータ装置30は、ステップS116にて、前記ステップS114にて変調された明暗縞状パターン画像Gn(n=1〜224)の合成を行う。具体的には、コンピュータ装置30は、下記数2を用いて4つのサインカーブごとに、明暗縞状パターン画像Gn(n=1〜224)の各画像値Bn,m(x,y)をそれぞれ積算した画像値C(x,y)によって構成される明暗縞状パターン合成画像SGk(k=1〜4)を生成する。
位相量pが「0」のサインカーブを用いて変調した後合成した明暗縞状パターン合成画像SG1における画像値C(x,y)の変化のプロファイルを図7に示すとともに、同明暗縞状パターン合成画像SG1の一部を図8に示す。図7は、合成された明暗縞状パターン合成画像SG1における画像値C(x,y)の変化の一例を、撮像器20において周期方向に平行な画素の100画素分に相当する範囲で示している。すなわち、図7において、縦軸は画像値C(x,y)の大きさ、横軸は撮像器20において周期方向に平行な画素の100画素分を示している。また、図7に示す画像値C(x,y)のプロファイルは、ワークWKにおける平らな部分に投影された明暗縞状パターンZPを撮像した明暗縞状パターン画像Gn(n=1〜224)に対応する明暗縞状パターン合成画像SG1の合成例を示している。
図7および図8から明らかなように、サインカーブによって変調された明暗縞状パターン合成画像SGk(k=1〜4)における各画像値C(x,y)は略正弦波状に変化する。すなわち、このステップS116の処理によって生成される4つの明暗縞状パターン合成画像SGk(k=1〜4)は、従来の位相シフト法に係る縞状パターン、具体的には、正弦波状に光の強度が変化する縞状パターンを0,π/2,π,3π/2の4つの互いに異なる位相ごとに被測定物に投影して、各位相ごとに撮像した4つの縞状パターン画像に相当する。
なお、図7から明らかなように、明暗縞状パターン合成画像SGk(k=1〜4)における各画像値の周期方向の変化は、厳密には理想的な正弦波状にはならない。これは、主として、撮像器20の各画素ごとの感度にバラツキが存在することに起因している。しかし、サインカーブの位相量pに対する明暗縞状パターン合成画像SGk(k=1〜4)における1つの画像値C(x,y)の変化は、同画素値C(x,y)がサインカーブによって変調されているため理想的な正弦波状に変化している。
次に、コンピュータ装置30は、ステップS118にて、被測定物の3次元形状を計算する。具体的には、コンピュータ装置30は、明暗縞状パターン合成画像SGk(k=1〜4)における同一位置上の位相を計算して、同計算した位相を用いて同同一位置に対応するワークWKの表面までの距離を計算する。これら同一位置上の位相の計算、およびワークWKの表面までの距離の計算は、従来の位相シフト法における計算方法を用いて計算することができる。すなわち、明暗縞状パターン合成画像SGk(k=1〜4)における同一位置の位相φ(x,y)は、同同一位置における各明暗縞状パターン合成画像SGk(k=1〜4)の画像値I1,I2,I3,I4を用いて下記数3によって計算することができる。これにより、明暗縞状パターン合成画像SGk(k=1〜4)におけるすべての画像値C(x,y)に対して位相φ(x,y)を計算することができる。
この場合、上記数3によって計算された各同一位置上の位相φ(x,y)は、同同一位置に対応する投影器10の各画素の投影角をそれぞれ表している。したがって、コンピュータ装置30は、上記数3によって計算した各同一位置上の位相φ(x,y)、すなわち、投影器10における各画素の投影角、および前記ステップS102にて入力した撮像器20の撮像角度を用いて三角法によりワークWKの表面までの距離、すなわち、ワークWKの3次元形状を計算することができる。
次に、コンピュータ装置30は、ステップS120にて、前記ステップS118にて計算したワークWKの3次元形状を表示装置33に表示させる。これにより、作業者は、表示装置33による表示画像によってワークWKの3次元形状を視覚的に認識することができる。そして、コンピュータ装置30は、ステップS122にて、この3次元形状測定プログラムの実行を終了する。
上記作動説明からも理解できるように、上記実施形態によれば、3次元形状測定装置は、明部Rと暗部Dとで1周期が構成された明暗縞状パターンZPをワークWKに投影するとともに、同投影した明暗縞状パターンZPを一定の間隔で1周期分ずらしながら撮像して明暗縞状パターン画像Gn(n=1〜224)を取得している。そして、3次元形状測定装置は、取得された各明暗縞状パターン画像Gn(n=1〜224)を互いに異なる4つの位相のサインカーブによってそれぞれ変調して合成している。これにより、4つの位相ごとに、サインカーブに対応する振幅変化で構成された明暗縞状パターン合成画像SGk(k=1〜4)が生成される。すなわち、本発明に係る3次元形状測定装置は、ワークWKに投影する投影画像を明部Rおよび暗部Dの2値で構成した明暗縞状パターンZPを用いている。このため、3次元形状測定装置は、ワークWKに投影された明暗縞状パターンZPにおける明部Rと暗部Dとを検出できればよいため、プロジェクタ10および撮像器20における出力特性のリニアリティーの影響が少ない状態でワークWKの形状を表わす明暗縞状パターン画像Gn(n=1〜224)を取得することができる。このことは、撮像器20における飽和現象(受光光量の変化に対して出力電圧信号が一定値となる現象)に影響されることなく明暗縞状パターン画像Gn(n=1〜224)を取得することができることを意味している。
また、取得された各明暗縞状パターン画像Gn(n=1〜224)における各画像値Bl,p(x,y)は、変調値が理想的に連続変化するサインカーブによって変調される。換言すれば、明暗縞状パターン合成画像SGk(k=1〜4)における画像値C(x,y)は、プロジェクタ10および撮像器20における出力特性のリニアリティーに影響されることなく連続的に変化する値となる。すなわち、従来行われていたワークWKに投影した縞状パターンの光強度の連続的な変化の検出について、本発明は、出力特性にバラツキが存在するプロジェクタ10や撮像器20を用いず、光強度の理想的な連続変化に相当するサインカーブを用いて画像値C(x,y)が理想的に連続変化する明暗縞状パターン合成画像SGk(k=1〜4)を取得している。この結果、プロジェクタ10および撮像器20における出力特性のリニアリティーに依存することなく、ワークWKの3次元形状測定を高精度に行うことができる。
さらに、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態においては、互いに異なる4つのサインカーブを用いて明暗縞状パターン画像Gn(n=1〜224)を変調するように構成した。しかし、明暗縞状パターン合成画像SGk(k=1〜4)における同一位置上の位相を計算することができる明暗縞状パターン画像Gn(n=1〜224)を用意できれば、明暗縞状パターン画像Gn(n=1〜224)を変調するための変調信号の数や変調値の変化の態様は、上記実施形態に限定されるものではない。すなわち、明暗縞状パターン画像Gn(n=1〜224)を変調するための変調信号は、互いに異なる少なくとも3つの位相であって、変調値が連続的に変化するものであればよい。例えば、コサインカーブ(余弦波)や三角波を3つまたは5つ以上用いて明暗縞状パターン画像Gn(n=1〜224)を変調してもよい。これらによっても、上記実施形態と同様の効果が期待できる。
また、上記実施形態においては、明部Rと暗部Dとが交互に連続した縦縞状の明暗縞状パターンZPを用いてワークWKの3次元形状を測定した。しかし、明暗縞状パターンZPの形状は、同明暗縞状パターンZPを位相シフトさせる方向に対して交わる方向に形成した縞状の画像であれば、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記明暗縞状パターンZPを傾斜させて斜線状に形成してもよいし、明部Rおよび暗部Dをリング状に形成して明部Rと暗部Dとを同心円上に交互に連続して配置した明暗縞状パターンZPを用いてもよい。また、明暗縞状パターンZPを構成する明部Rおよび暗部Dの数も少なくとも各1本ずつ形成されていれば、必ずしも複数本の明部Rと暗部Dとを連続して配置する必要はない。これらによっても、上記実施形態と同様の効果が期待できる。
なお、本発明は、ワークWKに投影して撮像される縞状パターン画像における光強度の連続的な変化についてプロジェクタ10や撮像器20による検出を行わないことによりプロジェクタ10や撮像器20のリニアリティーの影響を受けないようにしている。すなわち、ワークWKに投影される明暗縞状パターンZPを明部Rと暗部Dの2値で構成されたデジタル的な画像としている。したがって、従来から用いられていた縞状パターン、具体的には、光の強度が連続的(正弦波状)に変化する縞状パターンにおいても明部Rと暗部Dの2値で構成することにより、本発明に近い効果を得ることができる。
例えば、図9(A)に示すように、光の強度が連続的(正弦波状)に変化する縞状パターンを4ビットのデジタル値で構成したデジタル縞状パターンDZPを用いてワークWKの3次元形状を測定することができる。この場合、ワークWKにデジタル縞状パターンDZPを投影するに際しては、図9(B)〜(E)に示すように、デジタル縞状パターンDZPを各ビットごとに分化した画像bit0〜bit3をワークWK上に順番に投影して撮像する。これにより、4つのデジタル縞状パターン画像DGk(k=0〜3)が取得される。これら4つのデジタル縞状パターン画像DGk(k=1〜4)における各画素値I(x,y)〜I(x,y)を下記数4にそれぞれ代入してデジタル縞状パターン画像DGk(k=1〜4)を合成する。
これにより、図9(A)に示すデジタル縞状パターンDZPを表すデジタル縞状パターン合成画像P(x,y)が計算される。したがって、コンピュータ装置30は、このデジタル縞状パターン合成画像P(x,y)を互いに異なる4つの位相(0,π/2,π,3π/2)ごとに取得することにより、前記三角法を用いてワークWKの3次元形状を測定することができる。これによれば、プロジェクタ10や撮像器20のリニアリティーの影響を抑えてワークWKの3次元形状を測定することができる。
本発明の一実施形態に係る3次元形状測定装置の全体構成を模式的に示す構成外略図である。 被測定物に投影する明暗縞状パターンを示す説明図であり、(A)は位相シフト前の明暗縞状パターンを示し、(B)は位相シフト後の明暗縞状パターンを示している。 図1に示すコンピュータ装置によって実行される3次元形状測定プログラムのフローチャートである。 明暗縞状パターン画像における周期方向の光の強度(輝度)のプロファイルを示す説明図である。 明暗縞状パターン画像の1画素における位相シフト1周期分の光の強度(画素値)のプロファイルを示す説明図である。 変調した15個の明暗縞状パターン画像における各画像値の変化を示す説明図である。 合成された明暗縞状パターン合成画像における画像値の変化を示す説明図である。 明暗縞状パターン合成画像を示す説明図である。 (A)〜(D)は本発明に基づく変形例を説明するための説明図であり、デジタル値で表された縞状パターンを示している。
符号の説明
WK…ワーク(被測定物)10…プロジェクタ、11…光源、12…ハーフミラー、13…DMD、14…位相シフター、15…投影用レンズ、20…撮像器、30…コンピュータ装置、31…コンピュータ本体、32…入力装置、33…表示装置。

Claims (4)

  1. 明部と暗部とが周期的に変化する縞状パターンを位相をずらしながら被測定物に投影し、互いに異なる少なくとも3つの位相ごとに前記投影した縞状パターンを撮像して、同撮像した各縞状パターン画像における位相のずれを用いて前記被測定物の3次元形状を測定する3次元形状測定装置において、
    明部と暗部とで1周期を構成する明暗縞状パターンを被測定物に投影する投影手段と、
    前記明暗縞状パターンにおける前記1周期より短い間隔で前記明暗縞状パターンにおける位相を少なくとも2回以上シフトさせて同明暗縞状パターンを前記1周期分シフトさせる位相シフト手段と、
    光電変換する受光素子からなる画素を備え、前記明暗縞状パターンの位相のシフトごとに前記被測定物に投影された前記明暗縞状パターンを前記投影手段の光軸とは異なる方向から撮像して、前記明暗縞状パターンの位相のシフトごとの明暗縞状パターン画像をそれぞれ取得する撮像手段と、
    互いに異なる少なくとも3つの位相で構成され、変調値が前記明暗縞状パターンにおける前記1周期と同じ周期で連続的に変化する各変調信号ごとに、前記各明暗縞状パターン画像に表された前記明暗縞状パターンにおける前記位相シフトの割合に対応する前記変調値を用いて前記各明暗縞状パターン画像を変調する画像変調手段と、
    前記変調された前記各明暗縞状パターン画像を前記各変調信号ごとに合成して前記各縞状パターン画像に相当する明暗縞状パターン合成画像をそれぞれ生成する合成画像生成手段とを備えたことを特徴とする3次元形状測定装置。
  2. 請求項1に記載した3次元形状測定装置において、
    前記変調信号は、前記変調値が正弦波状に変化するサインカーブであり、
    前記各明暗縞状パターン合成画像の同一位置における各画像値を逆正接関数で演算処理することにより前記同一位置の位相を算出する位相計算手段と、
    前記位相計算手段にて計算した前記位相と、前記撮像手段における前記明暗縞状パターンの撮像角度とを用いて前記被測定物までの距離を計算して同被測定物の3次元形状を測定する形状計算手段とを備えた3次元形状測定装置。
  3. 明部と暗部とが周期的に変化する縞状パターンを位相をずらしながら被測定物に投影する投影器と、
    光電変換する受光素子からなる画素を備え、互いに異なる少なくとも3つの位相ごとに前記投影した縞状パターンを撮像する撮像器と、
    前記撮像した各縞状パターン画像における位相のずれを用いて前記被測定物の3次元形状を測定するコンピュータ部とを備えた3次元形状測定装置に適用され、
    前記コンピュータ部に、
    前記投影手段に、明部と暗部とで1周期を構成する明暗縞状パターンを被測定物に投影させる投影手段ステップと、
    前記明暗縞状パターンにおける前記1周期より短い間隔で前記明暗縞状パターンにおける位相を少なくとも2回以上シフトさせて同明暗縞状パターンを前記1周期分シフトさせる位相シフトステップと、
    前記撮像器に、前記明暗縞状パターンの位相のシフトごとに前記被測定物に投影された前記明暗縞状パターンを前記投影手段の光軸とは異なる方向から撮像して、前記明暗縞状パターンの位相のシフトごとの明暗縞状パターン画像をそれぞれ取得する撮像ステップと、
    互いに異なる少なくとも3つの位相で構成され、変調値が前記明暗縞状パターンにおける前記1周期と同じ周期で連続的に変化する各変調信号ごとに、前記各明暗縞状パターン画像に表された前記明暗縞状パターンにおける前記位相シフトの割合に対応する前記変調値を用いて前記各明暗縞状パターン画像を変調する画像変調ステップと、
    前記変調された前記各明暗縞状パターン画像を前記各変調信号ごとに合成して前記各縞状パターン画像に相当する明暗縞状パターン合成画像をそれぞれ生成する合成画像生成ステップとを実行させることを特徴とする3次元形状測定プログラム。
  4. 請求項3に記載した3次元形状測定プログラムにおいて、
    前記変調信号は、前記変調値が正弦波状に変化するサインカーブであり、
    前記各明暗縞状パターン合成画像の同一位置における各画像値を逆正接関数で演算処理することにより前記同一位置の位相を算出する位相計算ステップと、
    前記位相計算ステップにて計算した前記位相と、前記撮像ステップにおける前記明暗縞状パターンの撮像角度とを用いて前記被測定物までの距離を計算して同被測定物の3次元形状を測定する形状計算ステップとを実行させる3次元形状測定プログラム。
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