JP2009210154A - 空気調和装置の室外ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】室外ユニットの更新によって基礎脚のピッチが一定のままで室外ユニットの幅寸法が拡大した場合でも、右前板取り外し時の基礎脚と前板下端との干渉を防止した空気調和装置の室外ユニットを提供する。
【解決手段】室外ユニット2では、ケーシング20の第2前板24が、基礎脚98の上方に位置している。基礎脚98と対向する第2前板24の下端には、切り欠き241と非切り欠き部242とが形成されており、切り欠き241は、幅寸法が基礎脚98の幅寸法よりも大きく切り欠かれている。切り欠き241と非切り欠き部242との境界である切り欠き境界243は、下端に近いほど、非切り欠き部242の面積を狭くする方向へ向うように階段状に形成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、空気調和装置の室外ユニットに関し、特に、室外ユニットのケーシングの構造に係るものである。
空気調和装置の室外ユニットは、内部に蒸気圧縮式冷凍回路の一部を収納する直方体形状のケーシングを備えている。ケーシングの底板の下方には、据付場所の基礎台にボルトで固定される基礎脚が固定されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の図1に示すように、ケーシングの正面右側にある右前板には、冷媒連絡配管導入用の切り欠きが形成されている。但し、この切り欠きを利用しない機種については、カバーによって閉じられている。
作業者が、圧縮機などをメンテナンスするために、右前板を取り外すときは、カバーを外してから、右前板を下方へずらし、右前板上端を天板から離す。このとき、右前板の下端には、切り欠きがあるので、基礎脚と右前板下端との干渉は発生しない。
通常、室外ユニットでは、仕様が更新されたときでも、従来の基礎台が再利用されるように、基礎脚のピッチは一定に設定される。しかし、室外ユニットの幅が大きくなった場合、基礎脚のピッチが同じであるため、右前板下端の切り欠きが、基礎脚の上方に位置しなくなり、右前板を降下させるときに基礎脚と干渉して、右前板の取り外しが困難になる可能性があった。
特開2003−106571号公報
本発明の課題は、室外ユニットの更新によって基礎脚のピッチが一定のままで室外ユニットの幅寸法が拡大した場合でも、右前板取り外し時の基礎脚と前板下端との干渉を防止した空気調和装置の室外ユニットを提供することにある。
第1発明に係る空気調和装置の室外ユニットは、室内ユニットに冷媒連絡配管を介して接続されて蒸気圧縮式冷凍回路を構成する空気調和装置の室外ユニットであって、蒸気圧縮式冷凍回路の一部を収納するケーシングを備えている。ケーシングは、2つの基礎脚と前面構成部材とを有している。基礎脚は、据付時に据付場所に固定される。前面構成部材は、1つの基礎脚の上方に位置し、少なくとも冷媒連絡配管の接続作業の際に取り外される。基礎脚と対向する前面構成部材の下端には、切り欠きと非切り欠き部とが形成されている。切り欠きは、幅寸法が基礎脚の幅寸法よりも大きく切り欠かれている。非切り欠き部は、切り欠きと水平方向に隣接する、切り欠かれていない領域である。切り欠きと非切り欠き部との境界である切り欠き境界は、下端に近いほど、非切り欠き部の面積を狭くする方向へ向っている。前面構成部材の下方にある基礎脚と、前面構成部材の下方にない基礎脚とが、ケーシングの長手方向に所定距離だけ隔てて配置されている。そして、ケーシングの長手方向における基礎脚と前面構成部材との相対位置が変更されたときでも、上記所定距離は不変である。
この室外ユニットでは、ケーシングの横幅が大型化し、前面構成部材の下端と基礎脚との相対位置が変化したときでも、切り欠きの幅寸法は、基礎脚の幅寸法よりも大きく、下方に向って拡大しているので、前面構成部材の鉛直下方への移動が基礎脚によって阻止されることはなく、作業者は、前面構成部材をケーシングから真下へ下ろして取り外すことができる。その結果、ケーシングの横幅が大型化したときでも、作業性の低下が防止される。また、基礎脚同士の間隔が不変であるので、各基礎脚が固定される各据付位置同士の間隔を変更する必要がなく、使い勝手がよい。
第2発明に係る空気調和装置の室外ユニットは、第1発明に係る空気調和装置の室外ユニットであって、切り欠き境界が、階段状に形成されている。
この室外ユニットでは、非切り欠き部の根元の強度を低下させることなく、且つ基礎脚と干渉しない程度の幅寸法を有する切り欠きが設けられる。
第3発明に係る空気調和装置の室外ユニットは、第1発明に係る空気調和装置の室外ユニットであって、切り欠き境界が、傾斜する直線状に形成されている。
この室外ユニットでは、非切り欠き部の根元の強度を低下させることなく、且つ基礎脚と干渉しない程度の幅寸法を有する切り欠きが設けられる。また、切り欠き境界は、基礎脚の上部エッジに接触したときでも、滑りながら降下を続けることができる。
第4発明に係る空気調和装置の室外ユニットは、第1発明に係る空気調和装置の室外ユニットであって、ケーシングが、水平移動阻止部と、鉛直移動阻止部と、天板とをさらに有している。水平移動阻止部は、前面構成部材の水平方向への移動を阻止する。鉛直移動阻止部は、前面構成部材の鉛直方向への移動を阻止する。天板は、天面を覆い前面構成部材の上端を移動可能に支持する。
この室外ユニットでは、水平移動阻止部材及び鉛直方向阻止部材が存在するので、作業者が、ケーシングに天板をかぶせたときに、天板と前面構成部材の上端とを締結する必要がなく、作業性がよい。
第1発明に係る空気調和装置の室外ユニットでは、ケーシングの横幅が大型化し、前面構成部材の下端と基礎脚との相対位置が変化したときでも、切り欠きの幅寸法は、基礎脚の幅寸法よりも大きく、下方に向って拡大しているので、前面構成部材の鉛直下方への移動が基礎脚によって阻止されることはなく、作業者は、前面構成部材をケーシングから真下へ下ろして取り外すことができる。その結果、ケーシングの横幅が大型化したときでも、作業性の低下が防止される。
第2発明に係る空気調和装置の室外ユニットでは、非切り欠き部の根元の強度を低下させることなく、且つ基礎脚と干渉しない程度の幅寸法を有する切り欠きが設けられる。
第3発明に係る空気調和装置の室外ユニットでは、非切り欠き部の根元の強度を低下させることなく、且つ基礎脚と干渉しない程度の幅寸法を有する切り欠きが設けられる。また、切り欠き境界は、基礎脚の上部エッジに接触したときでも、滑りながら降下を続けることができる。
第4発明に係る空気調和装置の室外ユニットでは、水平移動阻止部材及び鉛直方向阻止部材が存在するので、作業者が、ケーシングに天板をかぶせたときに、天板と前面構成部材の上端とを締結する必要がなく、作業性がよい。
以下図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の具体例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
<室外ユニット2の構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る室外ユニットの平面図であり、天板を取り除いて内部を平面的に図示している。図1において、室外ユニット2では、略直方体形状のケーシング20の内部が鉛直に延びる仕切板28によって機械室20aと送風機室20bとに分割されている。室外ユニット2は、屋内に配置される室内ユニット(図示せず)に冷媒連絡配管(図示せず)を介して接続される。
室外ユニット2は、上記ケーシング20以外に、室外ファン4、圧縮機51、室外熱交換器52、液側閉鎖弁61、ガス側閉鎖弁62、及び配管等の蒸気圧縮式冷凍回路の構成に必要な部材を備えている。室外ユニット2では、室外ファン4が稼動しているとき、空気は図1のB及びCの方向から吸い込まれ、室外熱交換器52と熱交換した後、Aの方向へ吹き出される。
(室外ファン4)
室外ファン4は、複数の翼を有するプロペラファンであり、送風機室20b内の室外熱交換器52の前側で、吹出口23aに対向するように配置されている。室外ファン4は、室外ファン用電動機4aによって回転駆動される。
(ケーシング20)
図2は、本実施形態に係る室外ユニットの正面図であり、図3は、本実施形態に係る室外ユニットの右側面図であり、図4は、本実施形態に係る室外ユニットの背面図である。図1、図2において、ケーシング20は、略直方体形状をしており、その6面は、底板21、第1前板23、第2前板24、右側板25、吸込グリル26及び天板29(図2参照)によって形成されている。
底板21は、ケーシング20の底面部分を構成する略長方形状の金属製板状部材であり、底板21の周縁部は上向きに折り曲げられている。底板21の下面には、据付場所の基礎台99に固定される2つの基礎脚98が設けられている。基礎脚98は、ケーシング20の前側から後側に向かって延びる金属製の板状部材である。
第1前板23は、空気の吹出口23a側を正面としたとき、仕切板28の前端より左側の前面及び左側面を形成する。第1前板23には、Cの方向からの空気を吸い込む吸入口が形成されている。また、第1前板23には、B及びCの方向から吸い込まれた空気を外部に吹き出すための吹出口23aが設けられている。
第2前板24は、仕切板28の前端より右側の前面及び右側面の一部を形成する。図2、図3に示すように、第2前板24の下部には、前面下部カバー39が取り付けられている。前面下部カバー39は、第2前板24の下端の切り欠き241を閉じるための部材であり、孔39aを有している。孔39aは、切り欠き241の端面から図2の正面方向へ突出する爪244と嵌合する。
第2前板24の前面下端の切り欠かれなかった領域(非切り欠き部)は、底板21の周縁部の上向きに折り曲げられている領域に、ネジ90によって締結されている。このとき、第2前板24の前面下端が、底板21の周縁部の外側となるように締結される。また、図3に示すように、前面下部カバー39は、ネジ90によって、第2前板24の右側面下部および底板21の周縁部に固定される。
次に、切り欠き及び非切り欠き部について、詳細に説明する。図5(a)は、前面下部カバーを右へ移動させて切り欠きを露出させたケーシングの正面図であり、(b)は、(a)の状態から第2前板を鉛直下方へ移動させたケーシングの正面図である。図5(a)、(b)において、切り欠き241は、第2前板24の前面下端から右側面下端に渡って形成される。本実施形態では、第2前板24の前面下端の一部と第2前板24の右側面下端全体に、切り欠き241が形成されている。また、第2前板24の下端では、切り欠き241と非切り欠き部242とが隣接している。ここで、説明の便宜上、切り欠き241と非切り欠き部242との境界を、切り欠き境界243とする。
(切り欠き241及び非切り欠き部242の機能)
作業者は、ケーシング20から第2前板24を取り外すときに、先ず、ケーシング20から前面下部カバー39を取り外し、非切り欠き部242のネジ90を外す。第2前板24の上端部は、天板29の周縁部の下向きに切り曲げられた領域の内側へ入っているだけであるので、ネジ90が外されると自重で鉛直下方に降下することができる。そのとき、仮に、切り欠き241がない場合は、基礎脚98に第2前板24の下端が干渉して降下することができない。しかし、切り欠き241があるので、基礎脚98と緩衝することなく降下することができる。
なお、第2前板24を取り外すのは、作業者が液冷媒連絡配管18及びガス冷媒連絡配管19を液側閉鎖弁61及びガス側閉鎖弁62に接続するとき、或は機械室20aにある圧縮機51などの機器をメンテナンスするときである。
室外ユニット2が据付けられるとき、先ず、基礎台99が地面に設置され、この基礎台99に基礎脚98がボルトで締結される。室外ユニット2が更新され、ケーシング20の幅寸法が拡大した場合でも、既に設置されている基礎台99が利用できるように、基礎脚98のピッチは更新前と同じピッチに設定される。そして、ケーシング20の幅寸法が拡大することによって、第2前板24の位置が右へ移動するので、切り欠き241の幅寸法は、第2前板24の移動量を見越して大きく設定される。
しかし、切り欠き241の幅寸法を単純に大きくした場合、非切り欠き部242の幅寸法が小さくなり、強度不足となり変形する可能性があるので、非切り欠き部242に一定の強度を持たせなければならない。そこで、本実施形態では、切り欠き境界243が、下端に近づくほど、非切り欠き部242の面積を狭くする方向へ向かうように階段状に形成されている。
その結果、切り欠き241の幅寸法は、基礎脚98に近い部分では、更新後のケーシング20の幅寸法の拡大を見越して大きく設定され、基礎脚98から遠い部分では更新前のケーシング20の幅寸法に応じて設定されるので、非切り欠き部242の根元の寸法が大きくなり強度が増す。
右側板25は、第2前板24に隣接してケーシング20の右側面の残りと背面の一部を形成する。図3、図4に示すように、右側板25の下部には、背面下部カバー40が取り付けられており、この背面下部カバー40は、右側板25の下端にある開口251を閉じるための部材である。
開口251には、液冷媒連絡配管18、ガス冷媒連絡配管19及び電線が挿入されるので、背面下部カバー40は、液冷媒連絡配管18、ガス冷媒連絡配管19及び電線を貫通させた状態で開口251を閉じる。なお、室外ユニット2の据付条件によって、背面下部カバー40は、液冷媒連絡配管18及びガス冷媒連絡配管19だけを貫通させた状態のときや、或は電線だけを貫通させた状態のときもある。
背面下部カバー40は、ネジ90によって、右側板25の右側面下部および底板21の周縁部に固定される。この背面下部カバー40については、説明の便宜上、右側板25の右側面下部および底板21の周縁部に固定される領域をカバー固定部41とし、固定されない領域の自由端をカバー自由端部42とする。カバー自由端部42は、右側板25の背面側下部の内側に入り込んでいる。
吸込グリル26は、右側板25に隣接して残りの背面を形成しており、室外ファン4によってケーシング20内に吸入される空気の吸入口26cが形成されている。
図1において、仕切板28は、送風機室20b側に突出するように屈曲した形状を有しており、ケーシング20の内部を左右2つの空間に仕切るように配置されている。仕切板28の前面側端部は第1前板23の右端部にネジ等によって締結され、仕切板28の背面側端部は、管板59の前面側端部にネジ等によって締結されている。
なお、管板59とは、ケーシング20の左側面から背面に沿うように配置された略L字形状の部材であり、室外熱交換器52の右端面に対向するように設けられており、その下部が底板21にネジ等により固定されている。
天板29は、室外ユニット2の天面部分を構成する横長の略長方形状の金属製の板状部材であり、天板29の周縁部は下向きに折り曲げられている。本実施形態では、天板29の周縁部の下向きに切り曲げられた領域の内側へ、第2前板24の上端が入ることによって、第2前板24は天板29に保持されており、ネジ等の締結は行われていない。したがって、第2前板24の下端と底板21の周縁部とのネジ締結を解消することによって、第2前板24は、下方へ降下してケーシング20から取り外される。第2前板24が取り外されたとき、機械室20aの内部が見えるようになっているので、第2前板24は、機械室20a内に収容された部品のメンテナンス作業を行う際に取り外される。
(閉鎖弁取付板30)
図1に示すように、閉鎖弁取付板30は、第1前板23の右端部と、右側板25の前端部との間に掛け渡されるように、機械室20aに設けられた細長い板状の部材であり、第1領域30aと、第2領域30bと、固定部31とを有する金属製の部材である。なお、閉鎖弁取付板30は、機械室20a内において、圧縮機51の上端付近の高さ位置に配置されている。
第1領域30aは、閉鎖弁取付板30が機械室20a内に配置された状態において、第1前板23の右端部から第2前板24の右側面部分に向かって第2前板24の前面部分とほぼ平行に延び、続いて、第2前板24の前面部分から遠ざかる方向に傾斜しながら延び、続いて、第2前板24の右側面部分に向かって第2前板24の前面部分とほぼ平行に延びる部分である。なお、第1領域30aは、長手方向左端に、仕切板28の前端部とともに第1前板23の右端部に保持される支持部33を有している。
第2領域30bは、閉鎖弁取付板30が機械室20a内に配置された状態において、第1領域30aの長手方向右端から右側板25の前端部に向かって第2前板24の前面部分から遠ざかる方向に傾斜しながら延びる部分である。第2領域30bは、液側閉鎖弁61及びガス側閉鎖弁62が装着される部分であり、液側閉鎖弁61及びガス側閉鎖弁62を長手方向に並べて装着することが可能である。閉鎖弁取付板30が機械室20a内に配置された状態において、第2前板24の右側面部分側にガス側閉鎖弁62が装着され、ガス側閉鎖弁62の左側に液側閉鎖弁61が装着される。
(圧縮機51)
図1において、圧縮機51は、圧縮機用電動機をハウジング内に内蔵する密閉型圧縮機であり、機械室20aに配置されている。圧縮機51は、ケーシング20の全高の1/3〜1/2程度の高さの縦型円筒形状を有し、その下部が底板21に固定されている。また、圧縮機51は、ケーシング20の平面視において、機械室20aの前後方向中央付近に、かつ、機械室20aの仕切板28付近に配置されている。
(室外熱交換器52)
室外熱交換器52は、送風機室20b内に配置されており、室外ファン4によってケーシング20内に吸い込まれた空気との間で熱交換を行う。室外熱交換器52は、図1の平面視において略L字形状を有し、ケーシング20の左側面から背面に沿うように配置されている。
(電装品箱55)
電装品箱55は、電気絶縁性に優れた樹脂で成形された筐体であって、室内ユニット(図示ぜず)と通信して室外ファン用電動機4a及び圧縮機51などを制御する制御部を内蔵している。電装品箱55は、仕切板28に装着される。
(電装品箱取付板56)
電装品箱取付板56は、電装品箱55を仕切板28に装着する板金部材であり、仕切板28に引っ掛かる取付爪56aを有している。取付爪56aは、仕切板28に予め設けられている爪挿入孔28aに挿入されることによって、仕切板28に引っ掛かる。
<特徴>
室外ユニット2では、ケーシング20の第2前板24が、基礎脚98の上方に位置している。基礎脚98と対向する第2前板24の下端には、切り欠き241と非切り欠き部242とが形成されており、切り欠き241は、幅寸法が基礎脚98の幅寸法よりも大きく切り欠かれている。切り欠き241と非切り欠き部242との境界である切り欠き境界243は、下端に近いほど、非切り欠き部242の面積を狭くする方向へ向うように階段状に形成されている。その結果、ケーシング20の横幅が大型化し、第2前板24の下端と基礎脚98との相対位置が変化したときでも、第2前板24の鉛直下方への移動が基礎脚98によって阻止されることはない。また、切り欠き境界243が階段状であるので、非切り欠き部の根元の強度を低下させることがない。
<変形例>
上記実施形態では、切り欠き境界243が、下端に近づくほど、非切り欠き部242の面積を狭くする方向へ階段状に向かうように形成されているが、これに限定されるものではない。以下、図面を参照しながら説明する。
図6(a)は、変形例に係る室外ユニットの前面下部カバーを右へ移動させて切り欠きを露出させたケーシングの正面図であり、(b)は、(a)の状態から第2前板を鉛直下方へ移動させたケーシングの正面図である。図6(a)、(b)において、切り欠き境界243は、下端に近づくほど、非切り欠き部242の面積を狭くする方向へ向かうように傾斜する直線状に形成されている。
その結果、切り欠き境界243を階段状に形成したものと比較して、非切り欠き部242の面積が大きく強度が大きい。さらに、第2前板24の降下中に、切り欠き境界243が基礎脚98の上部エッジに接触した場合、切り欠き境界243は、基礎脚98の上部エッジと滑り接触するので、第2前板24の降下が妨げられない。
以上のように、本発明によれば、ケーシングから前板を下方にずらして取り外す際に、基礎脚が邪魔にならないので、筐体から側板を取り外す構造にも有用である。
本発明の一実施形態に係る室外ユニットの平面図。 本実施形態に係る室外ユニットの正面図。 本実施形態に係る室外ユニットの右側面図。 本実施形態に係る室外ユニットの背面図。 (a) 前面下部カバーを右へ移動させて切り欠きを露出させたケーシングの正面図。(b) (a)の状態から第2前板を鉛直下方へ移動させたケーシングの正面図。 (a) 変形例に係る室外ユニットの前面下部カバーを右へ移動させて切り欠きを露出させたケーシングの正面図。(b) (a)の状態から第2前板を鉛直下方へ移動させたケーシングの正面図。
符号の説明
2 室外ユニット
20 ケーシング
24 第2前板(前面構成部材)
28 基礎脚
29 天板
39a 孔(水平移動阻止部)
90 ネジ(鉛直移動阻止部)
241 切り欠き
242 非切り欠き部
243 切り欠き境界
244 爪(水平移動阻止部)
245 ネジ孔(鉛直移動阻止部)

Claims (4)

  1. 空気調和装置の室内ユニットに冷媒連絡配管を介して接続されて蒸気圧縮式冷凍回路を構成する空気調和装置の室外ユニットであって、
    前記蒸気圧縮式冷凍回路の一部を収納するケーシング(20)を備え、
    前記ケーシング(20)は、
    据付時に据付場所に固定される2つの基礎脚(98)と、
    1つの前記基礎脚(98)の上方に位置し、少なくとも前記冷媒連絡配管の接続作業の際に取り外される前面構成部材(24)と、
    を有し、
    前記基礎脚(98)と対向する前記前面構成部材(24)の下端には、
    幅寸法が前記基礎脚(98)の幅寸法よりも大きく切り欠かれている切り欠き(241)と、
    前記切り欠き(241)と水平方向に隣接する、切り欠かれていない非切り欠き部(242)と、
    が形成されており、
    前記切り欠き(241)と前記非切り欠き部(242)との境界である切り欠き境界(243)は、下端に近いほど、前記非切り欠き部(242)の面積を狭くする方向へ向っており、
    前記前面構成部材(24)の下方にある前記基礎脚(98)と、前記前面構成部材(24)の下方にない前記基礎脚(98)とは、前記ケーシング(20)の長手方向に所定距離だけ隔てて配置されており、
    前記ケーシング(20)の長手方向における前記基礎脚(98)と前記前面構成部材(24)との相対位置が変更されたときでも、前記所定距離は不変である、
    空気調和装置の室外ユニット(2)。
  2. 前記切り欠き境界(243)が、階段状に形成されている、
    請求項1に記載の空気調和装置の室外ユニット(2)。
  3. 前記切り欠き境界(243)が、傾斜する直線状に形成されている、
    請求項1に記載の空気調和装置の室外ユニット(2)。
  4. 前記ケーシング(20)は、
    前記前面構成部材(24)の水平方向への移動を阻止する水平移動阻止部(39a,244)と、
    前記前面構成部材(24)の鉛直方向への移動を阻止する鉛直移動阻止部(90,245)と、
    天面を覆い前記前面構成部材(24)の上端を移動可能に支持する天板(29)と、
    をさらに有する、
    請求項1に記載の空気調和装置の室外ユニット(2)。
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