JP2009207811A - 空気清浄モジュール及びそれを用いた空気清浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】処理対象となる空気を加熱することなく、効率的にVOC等の特定のガスを分解処理することができる空気清浄モジュール及びそれを用いた空気清浄装置を提供する。
【解決手段】本発明の空気清浄装置1に用いられる空気清浄モジュール2は、特定のガス、例えば、VOC(揮発性有機化合物)のみを選択的に透過させると共に、透過したVOCを溶液中に取り込ませるための中空糸膜11と、該中空糸膜11によりVOCが取り込まれた溶液を電気化学的に処理する電解装置3とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気中のVOC等の特定のガスを除去処理し、清浄された空気を供給する空気清浄モジュール及びこれを用いた空気清浄装置に関するものである。
昨今では、空気中の浮遊粒子状物質による人の健康への影響が懸念され、例えば、揮発性有機化合物(VOC(volatile organic compounds ))の処理が問題視されている。VOCとは、揮発性を有し大気中で気体状となる有機化合物の総称であり、トルエン、キシレン、酢酸エチルなどの種々の物質が含まれる。
そのため、空気中の揮発性有機化合物を含む有害物質を除去処理するため空気清浄機が用いられている。一般に空気清浄機は、内部に微孔が形成されるフィルタが内蔵されており、エアポンプによって処理対象となる空気を空気清浄機本体内に取り込み、フィルタにて有害物質を除去し、空気を清浄化して環境に放出させている。
特に、VOCの処理に用いられる空気清浄機では、例えば、本体内に非生物粒子トラップ用フィルタと、当該フィルタを通過する温風温度を上げる熱源機を備えており、フィルタに補足されたVOCを高熱によって分解処理しているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−115444号公報
しかしながら、上述した如き空気清浄機では、VOCを含む空気を順次本体内に取り込み、熱処理によって当該VOCの分解処理を行っていたため、VOCの濃度にかかわらず、処理対象となる空気すべてを所定の温度以上にまで加熱する必要がある。そのため、処理効率が悪く、適切なVOC処理を行うことができないという問題がある。また、室内の空気処理能力を高めるためには、物理的にフィルタの面積を大きくする必要があり、装置全体が大型化する問題がある。
本発明は従来の技術的課題を解決するためになされたものであり、処理対象となる空気を加熱することなく、効率的に特定のガスを分解処理することができる空気清浄モジュール及びそれを用いた空気清浄装置を提供する。
本発明の空気清浄モジュールは、特定のガスのみを選択的に透過させると共に、透過した特定のガスを溶液中に取り込ませるための中空糸膜と、該中空糸膜により特定のガスが取り込まれた溶液を電気化学的に処理する電解手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明の空気清浄モジュールは、上記発明において、中空糸膜を収納する束着管を備え、溶液は中空糸膜の外側において束着管内にあり、電解手段は束着管内の溶液に浸漬される電解用電極から構成されることを特徴とする。
請求項3発明の空気清浄モジュールは、特定のガスのみを選択的に透過させると共に、透過した特定のガスを溶液中に取り込ませるための中空糸膜と、中空糸膜の外側において溶液に浸漬された電解用電極とを備え、中空糸膜は導電性を有し、該中空糸膜と電解用電極を用いて特定のガスが取り込まれた溶液を電気化学的に処理することを特徴とする。
請求項4の発明の空気清浄モジュールは、上記発明において、中空糸膜を収納する束着管を備え、溶液は中空糸膜の外側において束着管内にあり、電解用電極は、当該束着管の内壁に設けられることを特徴とする。
請求項5の発明の空気清浄モジュールは、上記請求項3又は請求項4の発明の何れかにおいて、中空糸膜は内部に長手方向に延在する複数の空気通路を有することを特徴とする。
請求項6の発明の空気清浄モジュールは、上記請求項3乃至請求項5の発明において、中空糸膜は、非導電性基材に導電性材料を被覆して構成されていることを特徴とする。
請求項7の発明の空気清浄装置は、上記各発明の空気清浄モジュールを用いたものであって、中空糸膜内の空気通路に被処理空気を圧送する空気圧送手段を備えたことを特徴とする。
請求項8の発明の空気清浄装置は、上記発明において、空気清浄モジュールを経た被処理空気が通過する経路に吸着剤を設けたことを特徴とする。
請求項9の発明の空気清浄モジュールは、上記請求項7又は請求項8の発明において、溶液を循環させるための溶液循環手段と、該溶液中で発生したガスを排出する排気手段を備えたことを特徴とする。
本発明の空気清浄モジュールによれば、特定のガスのみを選択的に透過させると共に、透過した特定のガスを溶液中に取り込ませるための中空糸膜と、該中空糸膜により特定のガスが取り込まれた溶液を電気化学的に処理する電解手段とを備えたので、中空糸膜により濃縮されて溶液中に取り込まれた特定のガスを、電気化学的処理によって効率的に分解処理することが可能となる。
これにより、被処理空気中に分散した特定のガスを効率的に濃縮し、電気化学的処理によって生成されるオゾンやヒドロキシラジカルなどの活性酸素種により、当該特定のガスを酸化分解処理することができる。
従って、VOC等の特定のガスを効率的に分解処理することが可能となり、空気清浄効率の向上を実現することができる。
請求項2の発明によれば、上記発明において、中空糸膜を収納する束着管を備え、溶液は中空糸膜の外側において束着管内にあり、電解手段は束着管内の溶液に浸漬される電解用電極から構成されるので、中空糸膜により濃縮されて束着管内の溶液中に取り込まれた特定のガスを、当該束着管内に設けられる電解用電極による電気化学的処理によって効率的に分解処理することが可能となる。
これにより、上記発明に加えて、空気清浄モジュールを小型化することが可能となり、利便性の向上を図ることができる。
請求項3の発明の空気清浄モジュールによれば、特定のガスのみを選択的に透過させると共に、透過した特定のガスを溶液中に取り込ませるための中空糸膜と、中空糸膜の外側において溶液に浸漬された電解用電極とを備え、中空糸膜は導電性を有し、該中空糸膜と電解用電極を用いて特定のガスが取り込まれた溶液を電気化学的に処理するので、中空糸膜により濃縮されて溶液中に取り込まれた特定のガスを、当該中空糸膜と電解用電極とによって、電解処理することが可能となる。
即ち、中空糸膜を透過した特定のガスは、導電性を有する中空糸膜と電解用電極との電気化学的処理によって生成されるオゾンやヒドロキシラジカルなどの活性酸素種と接触することで、効率的に分解処理される。
特に、電気化学的処理によって生成される活性酸素種は、それ自体が分解しやすいものであるが、電気化学的処理によって生成された直後に、中空糸膜を透過した特定のガスと接触することが可能となるため、当該特定のガスの酸化分解処理効率を著しく向上させることができる。従って、VOC等の特定のガスを効率的に分解処理することが可能となり、空気清浄効率の向上を実現することができる。
また、中空糸膜を電解用電極として用いることで、省スペース化を実現することができ、モジュール自体の小型化を実現することが可能となる。
また、請求項4の発明の如く中空糸膜を収納する束着管を備え、溶液は中空糸膜の外側において束着管内にあり、電解用電極は、当該束着管の内壁に設けることで、より一層、空気清浄モジュールを小型化することが可能となり、利便性の向上を図ることができる。
請求項5の発明によれば、上記各発明の何れかに加えて、中空糸膜は内部に長手方向に延在する複数の空気通路を有するので、特定のガスが透過する表面積を増大させることができ、特定のガスのみを選択的に透過する処理効率を向上させることができる。
従って、特定のガスの処理効率を更に向上させることができ、空気清浄効率を向上させることができる。
請求項6の発明によれば、上記請求項3乃至請求項5の発明に加えて、中空糸膜は、非導電性基材に導電性材料を被覆して構成されているので、中空糸膜それ自体の特定ガスの選択的透過を実現しつつ、中空糸膜に導電性を持たせることが可能となる。
従って、上記各発明のように、中空糸膜を電極として使用することができ、効率的な活性酸素種の生成を実現することが可能となる。
請求項7の発明によれば、上記各発明の空気清浄モジュールを用いた空気清浄装置において、中空糸膜内の空気通路に被処理空気を圧送する空気圧送手段を備えたので、効率的に特定のガスを含む被処理空気を中空糸膜内の空気通路に圧送することが可能となり、特定のガスの中空糸膜への透過、及び溶液中への移行を効率的に行うことができる。
従って、特定のガスの濃縮効率を向上でき、空気の清浄効率を高めることができる。
請求項8の発明によれば、上記発明において、空気清浄モジュールを経た被処理空気が通過する経路に吸着剤を設けたので、空気清浄モジュールを経た被処理空気に含まれる物質を吸着剤によって確実に吸着処理することが可能となる。
これにより、空気清浄モジュールを経た被処理空気に残留する物質をも効果的に吸着剤によって除去処理することが可能となるため、より清浄な空気とすることができる。
請求項9の発明によれば、上記請求項7又は請求項8の発明において、溶液を循環させるための溶液循環手段と、該溶液中で発生したガスを排出する排気手段を備えたので、溶液を均一とすることができると共に、溶液中に発生したガスを円滑に外部に排出することができる。
従って、溶液中における電気化学的処理を円滑に実行することが可能となり、空気浄化装置における特定のガスの処理効率を向上できる。
以下、図面を参照して、本発明の空気清浄モジュール及びそれを用いた空気清浄装置の各実施例について説明する。
まず、図1の空気清浄モジュール2の概略構成図を参照して実施例1としての空気清浄モジュール2について説明する。本実施例における空気清浄モジュール2は、被処理空気中の特にVOCを処理する装置である。空気清浄モジュール2は、気密性を有する束着管10と、当該束着管10内に収容される複数の中空糸膜11と、電解手段としての少なくとも一対の電解用電極21、22とから構成される。
中空糸膜11は、内部に空気通路が形成される外径が数ミリ乃至数ミクロンレベルの微細なチューブ状のイオン交換膜から構成されている。本実施例では、当該中空糸膜11は、VOCを処理対象とするため、VOCを選択的に透過する、即ち、VOCの流通は許容するが、それ以外のガス(例えば、酸素分子、窒素分子など)の透過性が低い性質を有するものを採用する。本実施例では、永柳工業株式会社性のM40−6000 型式071226−1を採用した。
束着管10は、上下に開口する筒状の部材により構成されており、上下端には空気供給口12又は空気排出口13が形成されたカバー部材14、15が設けられている。そして、当該中空糸膜11は、開口するその上下端が束着管10のカバー部材14及び15内にて開口するように収容されている。束着管10内とカバー部材14内とは、仕切部材17によって気密的に仕切られる。同様に束着管10内とカバー部材15内とは、仕切部材18によって気密的に仕切られる。そして、当該束着管10内には、中空糸膜11の外側において、水道水などの溶液Wが収納される。
電解手段を構成する電解用電極21、22は、束着管10内の溶液内に少なくとも一部が浸漬されて設けられると共に、図示しない電源に接続され、これにより当該電極21、22に給電が行われる。本実施例では、アノードを構成する電極21は、電解により容易にオゾン等の活性酸素種を生成可能とする金属材料、例えば、白金とタンタルの焼成電極を用い、カソードを構成する電極22は白金電極を用いる。これらの電極間距離を4mm程度、もしくは、電極21、22間に陽イオン交換膜を設けてもよい。
係る構成により、エアポンプ(空気圧送手段)5が運転されると、カバー部材14に形成される空気供給口12を介して、当該空気清浄モジュール2が設置される室内の空気(被処理空気)が束着管10内に収容される中空糸膜11内に流入する。
ここで、中空糸膜11は、特定のガス、本実施例では、VOCを選択的に透過可能とする材料により構成されているため、VOCのみが各中空糸膜11を透過して束着管10内(且つ、中空糸膜11外)に拡散する。VOC以外のガス(空気)は、中空糸膜11の透過性が低いため、そのまま束着管10内に拡散されることなくカバー部材15に形成される空気排出口13から室内に排出される。これにより、当該空気清浄モジュール2を通過する被処理空気は、VOCが除去処理された清浄な空気とされる。なお、当該空気排出口13から排出される清浄化された空気は、図1に示すように、排気経路60に設けられる吸着剤7により処理した後、室内に排出してもよい。このとき、吸着剤7は、例えば活性炭、シリカゲル、メソポーラスシリカなどの吸着能力を有する材料により構成する。そのため、当該吸着剤7によって残留するVOC等の除去処理を行うことが可能となる。
そして、被処理空気から選択的に分離され濃縮されたVOC(特定ガス)は束着管10内に収容される溶液W内に取り込まれる。
束着管10内では、電源23により各電極21、22に所定の電流値が印加されることで、束着管10内の水道水(溶液W)は、電解処理される。なお、本実施例において用いられる水道水は、例えば約30ppm以上の塩化物イオンが含有されている。
これら電極21、22が通電されると、束着管10内の水道水は電気分解(電気化学的処理)され、アノードを構成する電極21では、塩化物イオンが電子を放出して塩素を生成する。その後、この塩素は、水に溶解し、次亜塩素酸を生成する。また、水分子が酸化され酸素が生成される過程でオゾン等の活性酸素種を生成する。
ここで、活性酸素種とは、例えば、通常の酸素よりも高い酸化活性を有する酸素分子と、その関連物質を示す活性酸素種であり、スーパーオキシドアニオン、一重項酸素、ヒドロキシラジカル、あるいは過酸化水素といった所謂狭義の活性酸素に、オゾン、次亜ハロゲン酸(例えば、次亜塩素酸)等といった所謂広義の活性酸素及び活性水素を含むものとする。活性酸素には、促進酸化(AOP)により発生する活性酸素種(O3+H22)を含むものとする。
これにより、中空糸膜11を透過して束着管10内の溶液中に取り込まれたVOCは、活性酸素種を含む電解水に拡散することで、当該活性酸素種の酸化分解能力により分解処理される。
特に、本発明によれば、VOC等の特定のガスは、中空糸膜11によって当該ガスのみを選択的に透過させ、透過した当該ガスを溶液W(電解水)に取り込ませる構成としているため、被処理空気に分散したVOCを効率的に濃縮した状態で、電解水に取り込ませることが可能となる。
従って、VOCが含まれる被処理空気すべてを電解水に取り込ませてこれに含まれるVOCを分解処理する場合に比べて、電解水に含まれるオゾンやヒドロキシラジカルなどの活性酸素種によるVOCの酸化分解処理効率を著しく向上させることが可能となる。これにより、VOC等の特定のガスを効率的に分解処理することが可能となり、空気清浄効率の向上を実現することができる。
なお、空気清浄モジュール2の上部となるカバー部材14及び仕切部材17には、水補充口を兼ねた排気孔19が形成されているものとする。これにより、当該排気孔19を介して束着管10内にて生成されたガス(VOCが分解処理されたことにより生成されたガスを含む)を大気中に放出することが可能となる。
また、図1に示すように、排気孔19に排気経路61を設け、当該経路61に上記吸着剤7を設けてもよい。これにより、空気清浄モジュール2の束着管10内にて生成されたガス(VOCが分解処理されたことにより生成されたガスを含む)更には、処理しきれなかったVOC(例えばオゾン等により酸化分解処理が困難なホルムアルデヒドなど)を当該吸着剤7によって確実に吸着処理することが可能となる。従って、空気清浄モジュール2から排出される空気に残留する物質をも効果的に吸着剤7によって除去処理することが可能となるため、より清浄な空気とすることができる。なお、当該吸着剤7における処理物質は、空気清浄モジュール2にて処理しきれなかったものが対象となるため、当該吸着剤7を空気清浄モジュール2の処理の補助を目的として用いることが可能となる。そのため、当該吸着剤7の小型化、更には、メンテナンス時期の延長を図ることができる。
また、本実施例では、空気清浄モジュール2に設けられる中空糸膜11を透過したVOCを、同一の束着管10内に収容されると共に電解用電極21、22によって生成される電解水(溶液W)に取り込み分解処理しているので、モジュール2自体の小型化を実現でき、利便性の向上を図ることが可能となるが、これに限定されるものではなく、図2に示されるものとしてもよい。
図2は上記空気清浄モジュール2を備えた空気清浄装置1の概略構成図を示している。当該空気清浄装置1は、上記空気清浄モジュール2と、被処理空気を空気清浄モジュール2に供給(圧送)するエアポンプ(空気圧送手段)5と、電解装置3と、空気清浄モジュール2にて濃縮された特定ガス(ここではVOC)を搬送する搬送ポンプ4が介設された搬送経路6とから構成される。
この場合における束着管10は、内部に溶液を収容するものではなく、上記構成に加え、側面に束着管10内と外部とを連通する導出部16が形成されている。当該導出部16には、搬送経路6の一端が接続されている。
一方、電解装置3は、水道水などの溶液を貯留すると共に、電解槽20と、当該電解槽20内に浸漬される複数対の電極(上記電解用電極21、22と略同様の構成)と、これら電極に給電する電源23から構成されている。
そして、当該電解槽20内下部には、前記搬送経路6の他端が開口されており、当該搬送経路6端部には、搬送されるVOC(特定ガス)を効率的に電解槽20内の電解水と接触させるための多孔質部材(例えば、エアーストーン)24が設けられている。また、電解槽20の上部には、槽内の空気を排出する排気孔63が形成されており、当該排気孔63には、排気経路64が接続されている。この排気経路64の端部には、吸着剤65が設けられている。
係る構成により、エアポンプ5が運転されると、カバー部材14に形成される空気供給口12を介して、当該空気清浄装置1が設置される室内の空気(被処理空気)が束着管10内に収容される中空糸膜11内に流入する。
ここで、中空糸膜11は、特定のガス、本実施例では、VOCを選択的に透過可能とする材料により構成されているため、VOCのみが各中空糸膜11を透過して束着管10内(且つ、中空糸膜11外)に拡散し、VOC以外のガス(空気)は、中空糸膜11の透過性が低いため、そのまま束着管10内に拡散されることなくカバー部材15に形成される空気排出口13から排気経路66を介して吸着剤65に送出された後、室内に排出される。これにより、当該空気清浄モジュール2を通過する被処理空気は、VOCが除去処理された清浄な空気とされ、且つ、吸着剤65において、残存するVOC等が吸着除去された後、室内に排出される。
そして、被処理空気から選択的に分離され濃縮されたVOC(特定ガス)は導出部16により搬送経路6を介して電解水が生成される電解槽20に搬送される。なお、電解槽20では、上記実施例と同様に、電源23により各電極21、22に所定の電流値を印加することで、電解槽20内の水道水(溶液)は、電解処理され、酸素又はオゾン等の活性酸素種が生成されている。
これにより、空気清浄モジュール2から搬送経路6を介して供給されるVOCは、活性酸素種を含む電解水が貯留される電解槽20に供給されることで、上記実施例と同様に、当該活性酸素種の酸化分解能力により分解処理される。
なお、係る場合には、空気清浄モジュール2により濃縮されたVOCを搬送経路6に設けられた搬送ポンプ4によって積極的に電解槽20に搬送するため、空気清浄モジュール2の束着管10内を負圧とすることができ、中空糸膜11におけるVOCの透過効率を向上させることができる。従って、空気清浄モジュール2における空気処理効率を向上させることができる。
また、当該電解槽20内においてVOCを分解処理することで生成されたガスや、未処理のVOCは、電解槽20上部に形成される排気孔63より排気経路64に導出され、除去しきれなかったVOC等を当該吸着剤65によって確実に吸着処理され、室内に排出される。
従って、空気清浄モジュール2を経た被処理空気に残留する物質をも効果的に吸着剤65によって除去処理することが可能となるため、より清浄な空気とすることができる。
次に、図3乃至図5を参照して実施例2としての空気清浄装置30について説明する。図3は空気清浄装置30の概略構成図、図4は空気清浄モジュール31の横断面図、図5は空気清浄モジュール31の縦断面図をそれぞれ示している。
係る実施例における空気清浄装置30も上記実施例と同様に被処理空気中の特にVOCを処理する装置である。当該空気清浄装置30は、空気清浄モジュール31と、被処理空気を空気清浄モジュール31に供給(圧送)するエアポンプ(空気圧送手段)32と、空気清浄モジュール31内の溶液W(電解水)を循環させる循環ポンプ33と、気液分離器34とから構成される。
空気清浄モジュール31は、気密性を有する束着管10と、中空糸膜35と、中空糸膜35を所定間隔を存して囲繞する電解用電極37から構成される。中空糸膜35は、膜形成型高分子物質の有機溶媒中に導電性を有し、電解により容易にオゾン等の活性酸素種を生成可能とする金属材料、例えば、セラミックス粉末を高充填した紡糸原液を用いて乾湿式紡糸により得られる複合中空糸膜を焼成することにより構成される。当該中空糸膜35は、外径が数ミリ乃至数ミクロンレベルの断面筒状に構成されており、内部には図4に示すように長手方向に延在する複数の空気通路36が形成されている。
本実施例では、当該中空糸膜35は、上記実施例と同様、VOCを処理対象とするため、VOCを選択的に透過する、即ち、VOCの流通は許容するが、それ以外のガス(例えば、酸素分子、窒素分子など)の透過性が低い性質を有するものを採用する。
電解用電極37は、通水性を有する構造、例えばメッシュ構造とされた白金板により構成されている。なお、当該中空糸膜35と電解用電極37との距離は例えば4mm程度であるものとする。本実施例では、中空糸膜35に図示しない電源により正電位が印加されると共に、電解用電極37には、負電位が印加される。
そして、束着管10は、上記実施例と同様に上下端にはカバー部材14、15が設けられ、束着管10の側面には、束着管10内と外部とを連通する導出部16と導入部38が形成されている。そして、当該束着管10内には、電解水を生成するための溶液W(本実施例では水道水)が充填されている。
当該導出部16には、循環経路39の一端が接続されている。当該循環経路39には、循環ポンプ33が介設されていると共に、溶液W中に発生したガスを当該溶液Wから分離する気液分離器34が設けられている。この気液分離器34の溶液排出部34Aは、循環経路39を構成する配管40を介して束着管10の導入部38に接続されている。他方、気液分離器34の排気部34Bは、配管41を介して空気清浄モジュール31の空気供給口12に接続されている。
係る構成により、エアポンプ32が運転されると、カバー部材14に形成される空気供給口12を介して、当該空気清浄装置30が設置される室内の空気(被処理空気)が束着管10内に収容される中空糸膜35の各空気通路36内に流入する。ここで、中空糸膜11は、特定のガス、本実施例では、VOCを選択的に透過可能とする材料により構成されているため空気通路36内を通過する被処理空気のうちVOCのみが中空糸膜35を透過して中空糸膜35の外側において収容される束着管10内の溶液に取り込まれ、VOC以外のガス(空気)は、中空糸膜35の透過性が低いため、そのまま束着管10内に拡散されることなくカバー部材15に形成される空気排出口13から排気経路66を介して吸着剤65に送出された後、室内に排出される。これにより、当該空気清浄モジュール2を通過する被処理空気は、VOCが除去処理された清浄な空気とされ、且つ、吸着剤65において、残存するVOC等が吸着除去された後、室内に排出される。
一方、中空糸膜35において、被処理空気から選択的に分離され濃縮されたVOC(特定ガス)は、束着管10内の溶液中に取り込まれる。このとき、前記電源により中空糸膜35に正電位が印加されると共に、電極37に負電位が印加されることにより、束着管10内の水道水(溶液)は、電解処理される。なお、本実施例において用いられる水道水は、例えば約30ppm以上の塩化物イオンが含有されている。
これにより、束着管10内の水道水(溶液)は電気分解(電気化学的処理)され、アノードを構成する導電性の中空糸膜35では、塩化物イオンが電子を放出して塩素を生成する。その後、この塩素は、水に溶解し、次亜塩素酸を生成する。また、水分子が酸化され酸素が生成される過程でオゾン等の活性酸素種を生成する。
これにより、中空糸膜35を透過したVOCは、活性酸素種を含む電解水に取り込まれれることで、当該活性酸素種の酸化分解能力により分解処理される。
特に、本発明によれば、VOC等の特定のガスは、空気清浄モジュール2の中空糸膜11によって当該ガスのみを選択的に透過させ、透過した当該ガスを溶液(電解水)に取り込ませる構成としているため、被処理空気に分散したVOCを効率的に濃縮した状態で、溶液(電解水)に取り込ませることが可能となる。
従って、VOCが含まれる被処理空気すべてを電解水に取り込ませて含まれるVOCを分解処理する場合に比べて、電解水に含まれるオゾンやヒドロキシラジカルなどの活性酸素種によるVOCの酸化分解処理効率を著しく向上させることが可能となる。
特に、電気化学的処理によって生成される活性酸素種は、それ自体が分解しやすいものであるが、導電性の中空糸膜35とその周囲に配設される電極37による電気化学的処理によって生成された直後に、当該中空糸膜35近傍において、該膜35を透過したVOCと接触することが可能となるため、VOCの酸化分解処理効率を著しく向上させることができる。従って、VOCを効率的に分解処理することが可能となり、より一層空気清浄効率の向上を実現することができる。
また、中空糸膜35を電解用電極の一方(この場合アノードを構成する電極)として用いることで、省スペース化を実現することができ、モジュール31自体の小型化を実現することが可能となる。
更に、本実施例では、中空糸膜35は内部に複数の空気通路36を有するので、VOCが透過する表面積を増大させることができ、VOCのみを選択的に透過する処理効率を向上させることができる。従って、VOCの処理効率を更に向上させることができ、空気清浄効率を向上させることができる。
また、中空糸膜35内の空気通路36への被処理空気の供給は、圧送するエアポンプ32を使用しているため、効率的にVOCを含む被処理空気を中空糸膜35内の空気通路36に圧送することが可能となり、VOCの中空糸膜35への透過、及び溶液中への移行を効率的に行うことができる。従って、VOCの濃縮効率を向上でき、空気の清浄効率を高めることができる。
そして、上述した如く中空糸膜35を透過したVOCを分解処理した束着管10内の溶液(電解水)は、循環ポンプ33が運転されることにより、導出部16から循環経路39に設けられる気液分離器34に送られる。気液分離器34では、前記電気分解によって生成されたガスやVOCの分解により生成されたガスが含まれる溶液の気液分離が行われ、ガスが除去された溶液は、再び配管40を介して導入部38より束着管10内に返送される。他方、気液分離器34にて分離されたガスは、配管41を介して再度空気供給口12より空気清浄モジュール32に返送される。
そのため、VOCの酸化分解処理が行われる束着管10内の溶液を均一とすることができると共に、当該溶液中に発生したガスを円滑に外部に排出することができる。従って、溶液中における電気化学的処理を円滑に実行することが可能となり、空気浄化装置30におけるVOCの処理効率を向上できる。
なお、係る実施例では、図3に示すように束着管10の下部に形成された導出部16から当該束着管10内の溶液を外部(循環経路39内)に導出し、気液分離器34を経た溶液を束着管10の上部に形成された導入部38より返送しているが、これに限定されるものではなく、図6に示すように導出部16を束着管10上部に構成し、導入部38を束着管10下部に構成してもよい。これにより、束着管10内を流れる溶液の流通方向と、中空糸膜35内を流通する被処理空気の流通方向とを対向流とすることができ、処理効率の向上を図ることができる。
また、上記実施例では、導電性の中空糸膜35と対を成す電極37を中空糸膜35の近傍に設けているが、これに限定されるものではなく、図7に示すように、束着管10の内壁に近接させてもよく、また、内壁を電極材料でコーティングして電極37として使用してもよい。
上記各実施例において、束着管10内にてVOCを分解処理した溶液を導出部16から循環ポンプ33により循環経路39に導出し、当該束着管10内の溶液を均一なものとしているが、これに限定されるものではなく、図7に示すように、束着管10の上部(カバー部材14)に排気孔19を形成し、当該分解によって生成されたガスを外部に排気する構成としてもよい。これにより、空気清浄装置自体の構成を簡略化、且つ、小型化することが可能となる。
なお、係る場合においても図1に示す場合と同様に、排気孔19に排気経路61を介して吸着剤7を設けている。これにより、空気清浄モジュール31の束着管10内にて生成されたガス(VOCが分解処理されたことにより生成されたガスを含む)更には、処理しきれなかったVOCを当該吸着剤7によって確実に吸着処理することが可能となる。従って、空気清浄モジュール31から排出される空気に残留する物質をも効果的に吸着剤7によって除去処理することが可能となるため、より清浄な空気とすることができる。
また、このとき、図1と同様に、空気排出口13から排出される清浄化された空気は、排気経路60に設けられる吸着剤7により処理した後、室内に排出してもよい。そのため、当該吸着剤7によって残留するVOC等の除去処理を行うことが可能となる。
また、上記実施例では、中空糸膜35に複数の空気通路36を構成しているが、これに限定されるものではない。例えば、図8の空気清浄モジュール32の横断面図及び図9の中空糸膜47の縦断面図に示すように、内部に空気通路48が形成される外径が数ミリ乃至数ミクロンレベルの微細なチューブ状のイオン交換膜により構成される中空糸膜47を複数設け、それぞれの中空糸膜47を上記実施例のように導電性を有する中空糸膜により構成し、それぞれの中空糸膜47の外側に対応する電解用電極49(例えば、それぞれの中空糸膜47を囲繞する円筒状、且つ、通水性を有する電解用電極49)を配置してもよい。
これにより、各電解用電極49及び導電性の中空糸膜47への通電によって生成される活性酸素種により、それぞれの中空糸膜47を透過した直後のVOCを分解処理することが可能となる。従って、電気化学的処理によって生成される活性酸素種によるVOCの処理効率をより一層向上させることができ、空気清浄効率の向上を実現することが可能となる。
また、図10の空気清浄モジュール32の横断面図及び図11の中空糸膜50の縦断面図に示すように、内部に空気通路51が形成される外径が数ミリ乃至数ミクロンレベルの微細なチューブ状の非導電性基材(例えばシリコン製)52の外面に、導電性材料(例えばセラミックス)53を被覆して中空糸膜50を構成し、中空糸膜50それ自体がVOCを選択的に透過可能とし、且つ、中空糸膜50に導電性を持たせる構成としてもよい。
そして、それぞれの中空糸膜50の外側に対応する電解用電極49(例えば、それぞれの中空糸膜50を囲繞する円筒状、且つ、通水性を有する電解用電極49)を配置してもよい。
これによっても、中空糸膜50を電解用電極として使用することができ、上記各実施例と同様に効率的な活性酸素種の生成を実現することが可能となる。
なお、上記各実施例において、中空糸膜側をアノードとし、対となる電解用電極をカソードとして電気化学的処理に用いているが、構成する材料を変更することにより、中空糸膜側をカソード、対となる電解用電極をアノードとして電気化学的処理に用いてもよい。
なお、上記各実施例では、処理対象物質としてVOCを挙げているが、これに限定されるものではなく、特定のガスを選択的に透過させることができる中空糸膜を変更することで、例えば、図12に示すような酢酸、アセトアルデヒド、ピリジン、硫化水素、メチルメルカプタンを主成分とするタバコ臭や、MIBやジオスミンを主成分とするカビ臭、酢酸、イソ吉草酸、アンモニア、メチルメルカプタン、硫化水素、トリメチルアミンを主成分とするペット臭、スカトール、インドール、酢酸、アンモニア、メチルメルカプタン、硫化水素を主成分とする老人臭、酢酸、イソ吉草酸、アンモニア、ノネナールを主成分とする加齢臭なども処理対象とすることができる。
この場合、図12に電気化学的処理によって溶液中に生成される次亜塩素酸、オゾン、ヒドロキシラジカルに対する各成分の分解性の度合いを示すように、いずれの成分においても、上記各実施例において溶液中に生成される次亜塩素酸、オゾン、ヒドロキシラジカルによって、有効に酸化分解処理することが可能となる。
空気清浄モジュールの概略構成図である。(実施例1) 実施例1の空気清浄モジュールを用いた他の実施例としての空気清浄装置の概略構成図である。 空気清浄装置の概略構成図である。(実施例2) 空気清浄モジュールの横断面図である。(実施例2) 空気清浄モジュールの縦断面図である。(実施例2) 実施例2の他の実施例としての空気清浄装置の概略構成図である。 実施例2の他の実施例としての空気清浄装置の概略構成図である。 他の実施例の空気清浄モジュールの横断面図である。 図8の中空糸膜の縦断面図である。 他の実施例の空気清浄モジュールの横断面図である。 図10の中空糸膜の縦断面図である。 特定のガスに対する酸化分解物質の分解性の度合いを示す図である。
符号の説明
W 溶液
1、30 空気清浄装置
2 、31 空気清浄モジュール
3 電解装置
4 搬送ポンプ
5、32 エアポンプ(空気圧送手段)
6 搬送経路
7、65 吸着剤
10 束着管
11、47、50 中空糸膜
12 空気供給口
13 空気排出口
14、15 カバー部材
16 導出部
17、18 仕切部材
19 排気孔
20 電解槽
21 電極(アノード)
22 電極(カソード)
33 循環ポンプ
34 気液分離器
35 中空糸膜(導電性)
36、48、51 空気通路
37、49 電解用電極
38 導入部
39 循環経路
43 吸着剤
52 非導電性基材
53 導電性材料
60、61、64、66 排気経路

Claims (9)

  1. 特定のガスのみを選択的に透過させると共に、透過した前記特定のガスを溶液中に取り込ませるための中空糸膜と、
    該中空糸膜により前記特定のガスが取り込まれた前記溶液を電気化学的に処理する電解手段とを備えたことを特徴とする空気清浄モジュール。
  2. 前記中空糸膜を収納する束着管を備え、前記溶液は前記中空糸膜の外側において前記束着管内にあり、前記電解手段は前記束着管内の溶液に浸漬される電解用電極から構成されることを特徴とする請求項1に記載の空気清浄モジュール。
  3. 特定のガスのみを選択的に透過させると共に、透過した前記特定のガスを溶液中に取り込ませるための中空糸膜と、
    前記中空糸膜の外側において前記溶液に浸漬された電解用電極とを備え、
    前記中空糸膜は導電性を有し、該中空糸膜と前記電解用電極を用いて前記特定のガスが取り込まれた前記溶液を電気化学的に処理することを特徴とする空気清浄モジュール。
  4. 前記中空糸膜を収納する束着管を備え、前記溶液は前記中空糸膜の外側において前記束着管内にあり、前記電解用電極は、当該束着管の内壁に設けられることを特徴とする請求項3に記載の空気清浄モジュール。
  5. 前記中空糸膜は内部に長手方向に延在する複数の空気通路を有することを特徴とする請求項3又は請求項4の何れかに記載の空気清浄モジュール。
  6. 前記中空糸膜は、非導電性基材に導電性材料を被覆して構成されていることを特徴とする請求項3乃至請求項5の何れかに記載の空気清浄モジュール。
  7. 前記中空糸膜内の空気通路に被処理空気を圧送する空気圧送手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載の空気清浄モジュールを用いた空気清浄装置。
  8. 前記空気清浄モジュールを経た前記被処理空気が通過する経路に吸着剤を設けたことを特徴とする請求項7に記載の空気清浄装置。
  9. 前記溶液を循環させるための溶液循環手段と、該溶液中で発生したガスを排出する排気手段を備えたことを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の空気清浄装置。
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