JP2009207755A - 磁気共鳴撮像装置 - Google Patents

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貴代美 大島
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Abstract

【課題】磁気共鳴撮像装置において、代謝物質の面積の大小を容易に視認可能な重畳画像を表示し、診断効率を上げる手段を提供する。
【解決手段】被検者の撮像部位の撮像によって生成される形態画像を基に、関心領域を設定する関心領域設定部63と、関心領域における代謝物質毎のスペクトルデータに基づく機能画像を生成する機能画像生成部64と、形態画像内の関心領域に相当する部分に機能画像を位置合わせして重畳して第1重畳画像を生成する重畳画像生成部66と、第1重畳画像に対するビュー変更指令に従って第1重畳画像のビュー変更処理を実行して斜視方向のビューの第2重畳画像を生成するビュー変更処理実行部68と、第2重畳画像に含まれる機能画像内の所要範囲毎の統計量を算出する統計量算出部69とを有する。また、第2重畳画像に含まれる形態画像に、統計量を棒グラフとして示す棒グラフ画像を重畳して第3重畳画像を表示させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、医用診断装置によって取得されるデータに基づく形態画像の一部分にその部分に対応する機能画像を位置合わせして重畳することによって生成される重畳画像を表示する技術に係り、特に、機能画像を構成する画素に相当するボクセルの統計量を視認可能に表示する臨床アプリケーションを提供する磁気共鳴撮像装置に関する。
磁気共鳴撮影装置は、静磁場中に置かれた被検体に対し、特定周波数の高周波磁場を照射することにより被検体に含まれる水素等の原子核の核磁化を励起し、被検体から発生する磁気共鳴信号を検出して、物理的・化学的情報を取得することが可能である。現在、磁気共鳴撮影装置で広く普及している磁気共鳴イメージング(MRI:magnetic resonance imaging)では、被検体内の主に水分子に含まれる水素原子核の密度分布を反映したMRI画像を取得している。
MRIに対して、水素原子核を含む様々な分子の化学結合の違いによる共鳴周波数の差異(ケミカルシフト)を手掛かりに、分子毎に磁気共鳴信号を分離する方法がある。この方法は磁気共鳴スペクトロスコピー(MRS:magnetic resonance spectroscopy)と呼ばれる。
一般に、MRSの一例として、多数のボクセルのスペクトルを同時に取得し分子毎に画像化を行なう方法を磁気共鳴スペクトロスコピックイメージング(MRSI:magnetic resonance spectroscopic imaging)が挙げられる。このMRSIを用いて生成されるMRS画像によると、関心領域内のNAA(N−アセチルアスパルテート)等の代謝物質毎の濃度分布を視覚的に捉えることが可能となる。ここで、MRS画像を構成する各画素が各ボクセルの統計量を示す画素値を有しているので、MRS画像は、構成される各画素の画素値がLUT(look up table)によってLUT変換されることで統計量の大小をカラー表示している。形態画像上の関心領域にMRS画像が重畳される重畳画像によると、読影者は、代謝物質の面積の大小を視認することができる。
重畳画像を生成する際、まず、形態画像としてのMRI画像上で関心領域を設定してMRSを実行し、その関心領域におけるMRS画像を生成する。関心領域の位置決めを行なう際、設定される関心領域が脂肪組織を多く含む部分をできるだけ含まないようにすることで、重畳画像上で水及び脂肪以外の代謝物質を視覚的に明確に捉えることを目的とした技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、数値データを表示する際に、スケールと表示画面の目盛を固定したままで、全ての統計結果に対応した棒グラフ表示を行なう技術が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2001−187038号公報 特開平4−372078号公報
しかしながら、特許文献1によると、重畳画像に含まれるMRS画像のカラーがLUTに依存しているため、LUTが変わったときに読影者がそのLUTを見慣れないと、MRS画像上の代謝物質の面積の大小を即座に判断することが困難である。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、代謝物質の面積の大小を容易に視認可能な重畳画像を表示することで、診断効率を上げることができる医用画像撮像装置を提供することを目的とする。
本発明に係る医用画像撮像装置は、上述した課題を解決するために、被検者の撮像部位の撮像によって生成される形態画像を基に、関心領域を設定する関心領域設定部と、前記関心領域における代謝物質毎のスペクトルデータに基づく濃度分布を示す濃度分布画像を機能画像として生成する機能画像生成部と、前記形態画像内の前記関心領域に相当する部分に前記機能画像を位置合わせして重畳することによって第1重畳画像を生成する重畳画像生成部と、前記第1重畳画像を表示する表示部と、前記第1重畳画像に対するビュー変更指令に従って前記第1重畳画像のビュー変更処理を実行して、斜視方向のビューの第2重畳画像を生成するビュー変更処理実行部と、前記第2重畳画像に含まれる機能画像内の所要範囲毎の統計量を算出する統計量算出部と、を有し、前記重畳画像生成部は、前記第2重畳画像に含まれる形態画像に、前記統計量を棒グラフとして示す棒グラフ画像を位置合わせして重畳することによって第3重畳画像を生成し、前記第3重畳画像を、前記表示部に表示させる構成とする。
本発明に係る磁気共鳴撮像装置によると、代謝物質の面積の大小を容易に視認可能な重畳画像を表示することで、診断効率を上げることができる。
本発明に係る磁気共鳴撮像装置の実施形態について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態の磁気共鳴撮像装置のハードウェア構成を示す概略図である。
図1は、本実施形態の磁気共鳴撮像装置10を示す。この磁気共鳴撮像装置10は、大きくは、撮像系11と制御系12とから構成される。
磁気共鳴撮像装置10の撮像系11には、架台(図示しない)が備えられ、その架台内に、静磁場磁石21と、この静磁場磁石21の内部であって静磁場磁石21と同軸上に筒状のシムコイル22と、静磁場磁石21の内部で筒状に形成される傾斜磁場コイルユニット23とを収容する。また、撮像系11には、RFコイル24と、被検者Pを架台内に進退させる寝台機構25とが設けられる。
一方、磁気共鳴撮像装置10の制御系12には、静磁場電源31、傾斜磁場電源33、シムコイル電源32、送信器34、受信器35、シーケンスコントローラ(シーケンサ)36及びコンピュータ37が設けられる。
静磁場磁石21は、静磁場電源31と接続される。静磁場電源31から供給された電流によって撮像領域(FOV:field of view)に静磁場を形成させる。
シムコイル22はシムコイル電源32と接続され、シムコイル電源32からシムコイル22に電流を供給して、静磁場を均一化する。
傾斜磁場コイルユニット23は、X軸傾斜磁場コイル23x、Y軸傾斜磁場コイル23y及びZ軸傾斜磁場コイル23zによって構成される。また、傾斜磁場コイルユニット23の内側には寝台機構25の天板26が設けられ、その天板26には被検者Pが載置される。天板26は、寝台機構25によって移動させられる。
また、傾斜磁場コイルユニット23は、傾斜磁場電源33と接続される。傾斜磁場コイルユニット23のX軸傾斜磁場コイル23x、Y軸傾斜磁場コイル23y及びZ軸傾斜磁場コイル23zはそれぞれ、傾斜磁場電源33のX軸傾斜磁場電源33x、Y軸傾斜磁場電源33y及びZ軸傾斜磁場電源33zとそれぞれ接続される。
そして、X軸傾斜磁場電源33x、Y軸傾斜磁場電源33y及びZ軸傾斜磁場電源33zからそれぞれX軸傾斜磁場コイル23x、Y軸傾斜磁場コイル23y及びZ軸傾斜磁場コイル23zに供給された電流により、撮像領域にそれぞれX軸方向の傾斜磁場Gx、Y軸方向の傾斜磁場Gy、Z軸方向の傾斜磁場Gzを形成する。
RFコイル24はマルチコイルによって構成され、送信器34及び受信器35と接続される。RFコイル24は、送信器34から高周波信号を受けて被検者Pの撮像部位(被検体)にラーモア周波数(共鳴周波数)の高周波(RF:radio frequency)信号を送信する機能と、撮像部位内部の原子核スピンの高周波信号による励起に伴って発生したNMR(nuclear magnetic resonance)信号を受信して受信器35に与える機能を有する。なお、RFコイル24の送受方式としては、送信コイルと受信コイルとを1つのコイルで兼用する方式の他、送信コイルと受信コイルに別々のコイルを用いる方式も存在する。そして、図1に示す磁気共鳴撮像装置10では、RFコイル24の一例として送信コイルと受信コイルとを1つのコイルで兼用する方式である頭部用コイルを例示している。
一方、制御系12のシーケンスコントローラ36は、寝台機構25、傾斜磁場電源33、送信器34及び受信器35と接続される。シーケンスコントローラ36は、図示しないプロセッサ、例えばCPU(central processing unit)及びメモリを備えており、寝台機構25、傾斜磁場電源33、送信器34及び受信器35を駆動させるために必要な制御情報、例えば傾斜磁場電源33に印加すべきパルス電流の強度や印加時間、印加タイミング等の動作制御情報を記述したシーケンス情報を記憶する。
また、シーケンスコントローラ36は、記憶した所定のシーケンスに従って寝台機構25を駆動させることによって、天板26を架台に対してZ軸方向に進退させる。さらに、シーケンスコントローラ36は、記憶した所定のシーケンスに従って傾斜磁場電源33、送信器34及び受信器35を駆動させることによって、架台内にX軸傾斜磁場Gx、Y軸傾斜磁場Gy,Z軸傾斜磁場Gz及びRF信号を発生させる。
送信器34は、シーケンスコントローラ36から受けた制御情報に基づいてRF信号をRFコイル24に与える。一方、受信器30は、RFコイル24から受けたNMR信号に所要の信号処理を実行すると共にA/D(analog to digital)変換することにより、受信器35からデジタル化されたNMR信号である生データ(raw data)を生成する。また、生成した生データをシーケンスコントローラ36に与える。シーケンスコントローラ36は、受信器35からの生データを受けてコンピュータ37に与える。
コンピュータ37は、制御装置としてのCPU51、メモリ52、HD(hard disk)53、IF(interface)54、表示装置55及び入力装置56等、コンピュータとしての基本的なハードウェアから構成される。CPU51は、共通信号伝送路としてのバスBを介して、コンピュータ37を構成する各ハードウェア構成要素52乃至56に相互接続されている。また、コンピュータ37は、IF54を介して病院基幹のLAN(local area network)等のネットワークNに相互通信可能に接続される。
なお、コンピュータ37には、各種アプリケーションプログラムやデータを記憶したメディアから各種アプリケーションプログラムやデータを読み込むドライブを具備する場合もある。
CPU51は、半導体で構成された電子回路が複数の端子を持つパッケージに封入されている集積回路(LSI)の構成をもつ制御装置である。CPU51は、メモリ52に記憶しているプログラムを実行する。又は、CPU51は、HD53に記憶しているプログラム、ネットワークNから転送されIF54で受信されてHD53にインストールされたプログラム等を、メモリ52にロードして実行する機能を有する。
メモリ52は、ROM(read only memory)及びRAM(random access memory)等の要素を兼ね備える構成をもつ記憶装置である。メモリ52は、IPL(initial program loading)、BIOS(basic input/output system)及びLUT等のデータを記憶したり、CPU51のワークメモリやデータの一時的な記憶に用いたりする機能を有する。
HD53は、磁性体を塗布又は蒸着した金属のディスクが読み取り装置(図示しない)に着脱不能で内蔵されている構成をもつ記憶装置である。HD53は、医用情報管理装置11にインストールされたプログラム(アプリケーションプログラムの他、OS(operating system)等も含まれる)を記憶したり、MRI画像等の形態画像のデータを記憶したりする機能を有する。また、OSに、ユーザに対する情報の表示にグラフィックを多用し、基礎的な操作を入力装置56によって行なうことができるGUI(graphical user interface)を提供させることもできる。
IF54は、パラレル接続仕様やシリアル接続仕様に合わせたコネクタによって構成される。IF54は、各規格に応じた通信制御を行ない、電話回線を通じてネットワークNに接続することができる機能を有しており、これにより、磁気共鳴撮像装置10をネットワークN網に接続させる。
表示装置55は、図2に示すRGB(red green blue)変換回路55a及び2次元のディスプレイ55b等によって構成される。表示装置55は、ディスプレイ55bを介してMRI画像や重畳画像をそのパラメータ情報と共に表示する機能を有する。
入力装置56は、操作者によって操作が可能なキーボード及びマウス等によって構成される。入力装置56の操作に従った入力信号はバスBを介してCPU51に送られる。
図2は、本実施形態の磁気共鳴撮像装置10の機能を示すブロック図である。
図1に示すCPU51(又はシーケンスコントローラ36のCPU)がプログラムを実行することによって、図2に示すように、MRI画像生成部61、形態画像取得部62、関心領域設定部63、MRS画像生成部64、MRS画像設定部65、重畳画像生成部66、ビュー変更指令検出部67、ビュー変更処理実行部68及び統計量算出部69として機能する。なお、本実施形態では、MRI装置10の構成要素61乃至69をソフトウェアとして機能させる場合を例にとって説明するがその場合に限定されるものではない。構成要素61乃至69の全部又は一部をMRI装置10にハードウェアとして設ける場合であってもよい。
MRI画像生成部61は、MRI画像生成用のシーケンスに従ってシーケンスコントローラを制御して被検者の撮像部位のMRIを行なうことで受信器35によって形成される生データをk空間(周波数)に配置し、k空間に配置されるk空間データを基に形態画像としてのMRI画像を再構成する機能を有する。MRI画像生成部61は、k空間データを実空間画像に再構成するための2次元又は3次元のフーリエ変換処理を行なう。MRI画像生成部61によってMRI画像を生成する場合、シーケンスコントローラ36の制御によって、X軸傾斜磁場コイル23x、Y軸傾斜磁場コイル23y及びZ軸傾斜磁場コイル23zは、スライス方向傾斜磁場、位相エンコード方向傾斜磁場及び周波数(読み出し)エンコード方向傾斜磁場の発生に用いられる。なお、MRI画像生成部61によって生成されるMRI画像は、HD53等の記憶装置に記録される。
形態画像取得部62は、一検査内で形態画像収集に引き続き機能画像収集を行なう場合、MRI画像生成部61によって取得されて記憶装置に記憶されるMRI画像を取得する機能を有する。また、過去の検査で収集された形態画像を基に本検査で機能画像収集を行なう場合、過去にMRI画像生成部61によって取得されて記憶装置に記憶されるMRI画像、IF54を介して取得されて記憶装置に記憶されるMRI画像、及び、IF54を介して取得されて記憶装置に記憶されるX線CT(computerized tomography)画像等の形態画像を取得する機能を有する。以下、形態画像をMRI画像とする場合について説明する。
関心領域設定部63は、形態画像取得部62によって取得されるMRI画像を表示装置55のディスプレイ55bに表示させ、表示されるMRI画像を基に、関心領域(ROI:region of interest)を設定する機能を有する。操作者がディスプレイ55bに表示されるMRI画像を見ながら関心領域を入力することで、関心領域設定部63は関心領域を設定する。
図3は、関心領域の設定画面の表示例を示す図である。
図3は、表示装置55のディスプレイ55bに表示されるMRI画像上に、関心領域Rが表示される表示画面を示すものである。ボクセルのMR信号の強度を表現するための画素に画素値が与えられて生成されるMRI画像は、表示装置55のRGB変換回路55aを介して画素値が輝度値に変換されることでディスプレイ55bに表示される。操作者は、ディスプレイ55bに表示されるMRI画像を見ながら、入力装置56を用いて四角形の関心領域Rを操作する。
さらに、図2に示すMRS画像生成部64は、機能画像としてのMRS画像生成用のシーケンスに従ってシーケンスコントローラを制御して関心領域設定部63によって設定される関心領域に関するMRSを行なって、代謝物質毎のスペクトルデータに基づく濃度(化学シフト(CSI:chemical shift imaging)量)分布を示す濃度分布画像をMRS画像として生成する機能を有する。特に、MRISにおいて、MRS画像生成部64は、多数のボクセル毎のMRスペクトルを同時に取得することができる。MRS画像生成部64によってMRS画像を生成する場合、シーケンスコントローラ36の制御によって、X軸傾斜磁場コイル23x、Y軸傾斜磁場コイル23y及びZ軸傾斜磁場コイル23zに供給されるパルス電流が制御され、3軸方向の傾斜磁場を合成して、Z軸方向に沿ったスライス用傾斜磁場、X軸方向に沿った第1位相エンコード用傾斜磁場、Y軸方向に沿った第2位相エンコード用傾斜磁場の各方向を設定する。
MRS画像設定部65は、MRS画像生成部64によって複数のMRS画像が生成される場合、複数のMRS画像のそれぞれについて、MRS画像内の所要範囲毎の統計量を算出し、その統計量を棒グラフとして示す棒グラフ画像を生成することで、斜視方向のビューによる複数の棒グラフ画像を並べて表示装置55のディスプレイ55bに表示させると共に、斜視方向のビューによって表示される複数の棒グラフ画像の中から所要の棒グラフ画像を選択することで第1重畳画像の生成に供するMRS画像を設定する機能を有する。
図4は、MRS画像の選択画面の第1の表示例を示す図である。
図4は、4枚のスライスのMRS画像を基に生成される棒グラフ画像が斜視方向のビューによって表示されるMRS画像の選択画面の第1例を示している。図4に示す選択画面の第1例では、MRS画像を構成する画素群に相当するボクセル群毎の統計量を算出することによって生成される棒グラフ画像が、斜視方向のビューによって表示されている。なお、図4に示す斜視方向のビューの棒グラフ画像は、表示装置55のRGB変換回路55aがLUTを参照することで、その統計量に応じてカラーマッピングされるものであってもよい。操作者は、図4に示す選択画面を見ながら、所要の棒グラフ画像を選択する。
図5は、MRS画像の選択画面の第2の表示例を示す図である。
図5は、4枚のスライスのMRS画像を基に生成される棒グラフ画像が斜視方向のビューによって表示されるMRS画像の選択画面の第2例を示している。図5に示す選択画面の第2例では、MRS画像を構成する一直線(ライン)上の画素群に相当するボクセル群毎の統計量を算出することによって生成される棒グラフ画像が、斜視方向のビューによって表示されている。なお、図5に示す斜視方向のビューの棒グラフ画像は、表示装置55のRGB変換回路55aがLUTを参照することで、その統計量に応じてカラーマッピングされるものであってもよい。操作者は、図5に示す選択画面を見ながら、所要の棒グラフ画像を選択する。
また、図2に示す重畳画像生成部66は、形態画像取得部62によって取得されるMRI画像内の関心領域に相当する部分にMRS画像を位置合わせして重畳することによって第1重畳画像を生成する機能を有する。表示装置55のRGB変換路55aがLUTを参照することで第1重畳画像に含まれるMRS画像の部分がカラー表示される第1重畳画像は、ディスプレイ55bに表示される。
図6は、第1重畳画像の表示例を示す図である。
図6に示すように、形態画像取得部62によって取得されるMRI画像内の関心領域に相当する部分に、MRS画像生成部64によって生成されるNAAの濃度分布を示すMRS画像がカラーマッピングされて重畳されて表示されている。なお、第1重畳画像は、カラーバーと共に表示されている。
さらに、図2に示すビュー変更指令検出部67は、重畳画像生成部66によって生成される第1重畳画像に対するビュー変更指令を入力装置56から検出する機能を有する。
ビュー変更処理実行部68は、ビュー変更指令検出部67によって検出される変更指令に従って第1重畳画像のビュー変更処理を実行して、斜視方向のビューの第2重畳画像を生成する機能を有する。ここで、ビュー変更処理実行部68は、ビュー変更指令検出部67からビュー変更指令を受けると、統計量算出部69によって算出される統計量の視認を容易にするために、重畳画像生成部66によって生成される第1重畳画像のビューを自動的に45°傾けるビュー変更処理を実行することが好適である。
統計量算出部69は、ビュー変更処理実行部68によって生成される第2重畳画像に含まれるMRS画像内の所要範囲毎の統計量を算出する機能を有する。ここで、統計量算出部69は、第2重畳画像に含まれるMRS画像を構成する画素群に相当するボクセル群毎の統計量を算出することができる。また、統計量算出部69は、一直線上に存する画素群に相当するボクセル群毎の統計量を算出するができる。
統計量算出部69によって統計量が算出されると、重畳画像生成部66は、ビュー変更処理実行部68によって生成される第2重畳画像に含まれるMRI画像に、統計量算出部69によって算出される統計量を棒グラフとして示す棒グラフ画像を位置合わせして重畳することによって第3重畳画像を生成し、その第3重畳画像を、表示装置55のディスプレイ55bに表示させる。
図7は、第3重畳画像の表示例を示す図である。
図7に示すように、ビュー変更処理生成部68によってビュー変更処理された第2重畳画像に含まれるMRI画像I1内の関心領域に相当する部分に、同じく第2重畳画像に含まれるNAAの濃度分布を示す棒グラフ画像I2が重畳されて生成される第3重畳画像Iが表示されている。なお、図7に示す斜視方向のビューの棒グラフ画像I2は、表示装置55のRGB変換回路55aがLUTを参照することで、その統計量に応じてカラーマッピングされるものであってもよい。
なお、図2に示すビュー変更指令検出部67が第3重畳画像に対するビュー変更指令を検出すると、変更処理実行部68は、第3重畳画像に対するビュー変更指令に従って第3重畳画像に含まれる棒グラフ画像のビューを傾斜させながら、第3重畳画像のビュー変更処理を実行する。
本実施形態の磁気共鳴撮像装置10によると、重畳画像に対するビュー変更指令を検出すると、重畳画像に統計量に応じた棒グラフ画像を重畳することで、LUTの違いに因らないで代謝物質の面積の大小を容易に視認可能な重畳画像を表示でき、診断効率を上げることができる。
本実施形態の磁気共鳴撮像装置のハードウェア構成を示す概略図。 本実施形態の磁気共鳴撮像装置の機能を示すブロック図。 関心領域の設定画面の表示例を示す図。 MRS画像の選択画面の第1の表示例を示す図。 MRS画像の選択画面の第2の表示例を示す図。 第1重畳画像の表示例を示す図。 第3重畳画像の表示例を示す図。
符号の説明
10 磁気共鳴撮像装置
11 撮像系
12 制御系
36 シーケンスコントローラ
37 コンピュータ
51 CPU
52 メモリ
53 HD
55 表示装置
55a RGB変換回路
56 入力装置
61 MRI画像生成部
62 形態画像取得部
63 関心領域設定部
64 MRS画像生成部
65 MRS画像設定部
66 重畳画像生成部
67 ビュー変更指令検出部
68 ビュー変更処理実行部
69 統計量算出部

Claims (8)

  1. 被検者の撮像部位の撮像によって生成される形態画像を基に、関心領域を設定する関心領域設定部と、
    前記関心領域における代謝物質毎のスペクトルデータに基づく濃度分布を示す濃度分布画像を機能画像として生成する機能画像生成部と、
    前記形態画像内の前記関心領域に相当する部分に前記機能画像を位置合わせして重畳することによって第1重畳画像を生成する重畳画像生成部と、
    前記第1重畳画像を表示する表示部と、
    前記第1重畳画像に対するビュー変更指令に従って前記第1重畳画像のビュー変更処理を実行して、斜視方向のビューの第2重畳画像を生成するビュー変更処理実行部と、
    前記第2重畳画像に含まれる機能画像内の所要範囲毎の統計量を算出する統計量算出部と、を有し、
    前記重畳画像生成部は、前記第2重畳画像に含まれる形態画像に、前記統計量を棒グラフとして示す棒グラフ画像を位置合わせして重畳することによって第3重畳画像を生成し、前記第3重畳画像を、前記表示部に表示させる構成とすることを特徴とする磁気共鳴撮像装置。
  2. 前記関心領域設定部は、前記形態画像としてのMRI画像を基に、前記関心領域を設定する構成とすることを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴撮像装置。
  3. 前記機能画像生成部によって複数の前記機能画像が生成される場合、前記複数の機能画像のそれぞれについて、前記機能画像内の所要範囲毎の統計量を算出し、その統計量を棒グラフとして示す棒グラフ画像を生成することで、斜視方向のビューによる前記複数の棒グラフ画像を並べて前記表示部に表示させると共に、前記複数の棒グラフ画像の中から所要の棒グラフ画像を選択することで前記第1重畳画像の生成に供する前記機能画像を設定する機能画像設定部をさらに有することを特徴とする請求項1又は2に記載の磁気共鳴撮像装置。
  4. 前記第3重畳画像に対する前記ビュー変更指令を検出すると、前記ビュー変更処理実行部は、前記第3重畳画像に対する前記ビュー変更指令に従って前記第3重畳画像に含まれる前記棒グラフ画像のビューを傾斜させながら、前記第3重畳画像の前記ビュー変更処理を実行する構成とすることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の磁気共鳴撮像装置。
  5. 前記統計量算出部及び前記機能画像設定部のうち少なくとも一方は、前記機能画像を構成する画素群に相当するボクセル群毎の前記統計量を算出することを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の磁気共鳴撮像装置。
  6. 前記統計量算出部及び前記機能画像設定部のうち少なくとも一方は、一直線上に存する前記ボクセル群毎の前記統計量を算出する構成とすることを特徴とする請求項5に記載の磁気共鳴撮像装置。
  7. 前記重畳画像生成部及び前記機能画像設定部のうち少なくとも一方は、前記統計量に応じてカラーマッピングされる前記棒グラフ画像を生成する構成とすることを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか一項に記載の磁気共鳴撮像装置。
  8. 前記ビュー変更処理実行部は、前記ビュー変更指令を受けると、前記第1重畳画像のビューを45°傾ける前記ビュー変更処理を実行する構成とすることを特徴とする請求項1乃至7のうちいずれか一項に記載の磁気共鳴撮像装置。
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JP (1) JP2009207755A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012142890A (ja) * 2011-01-06 2012-07-26 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理プログラム及び画像処理方法
US10902589B2 (en) 2017-09-28 2021-01-26 Canon Medical Systems Corporation Medical image diagnosis apparatus and medical image processing apparatus
US11131842B2 (en) * 2020-03-02 2021-09-28 Tencent America LLC Method and apparatus for displaying information ring and augmented reality display for microscope

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