JP2009207644A - 電気掃除機用吸込具 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気掃除機の本体にホース,吸込パイプを介し吸込端末として接続され床等の清掃面に当接される電気掃除機用吸込具において吸込口における吸込能力を高める。電気掃除機用吸込具を使用して清掃面を均等に清掃できるようにする。
【解決手段】上部に接続用パイプ2が取付けられ下部にスリット形の吸込口3が開口された蒲鉾形のケース体1を備えている。ケース体1の内部は、隔壁11によって吸込室12,ブラシ室13に区画されている。吸込室12は、接続用パイプ2,吸込口3に連通して吸込空気Aを大きく旋回させる容積を有し吸込口3の長さ方向に共通の半円形の断面積が連続している。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気掃除機の本体にホース,吸込パイプを介し吸込端末として接続され床等の清掃面に当接される電気掃除機用吸込具に係る技術分野に属する。
現在、電気掃除機の能力が真空度,風量に一定の定数(計数)を乗じた吸込仕事率で表示されている。ただし、吸込仕事率の計算の基となっている真空度,風量については、電気掃除機の本体にホース,吸込パイプが接続されるものの吸込端末である電気掃除機用吸込具が接続されない状態で測定された数値が使用される。従って、吸込仕事率は、電気掃除機の実際の能力(ほこり等の吸込能力)を表示するものとはいえずあくまで電気的な参考的数値にすぎないものである。
なお、電気掃除機の実際の能力を表示するものとしては、IEC(国際規格)のダストピックアップ率がある。ダストピックアップ率は、清掃面に撒いたほこり(スタンダードダスト)を電気掃除機の本体にホース,吸込パイプ,電気掃除機用吸込具を接続して実際に吸込んだほこりの重量を測定することから算出される。
電気掃除機のダストピックアップ率を高めるには、各部の技術開発の経緯から、吸込端末である電気掃除機用吸込具の構造を改良することが最も重要であることが認識されるようになってきている。
従来、ダストピックアップ率を高めることを指向した技術としては、例えば、以下に記載のものが知られている。
特許文献1には、上部に接続用パイプが取付けられ下部にスリット形の吸込口が開口されたケース体を備え、吸込口が清掃面に向けて延びた薄箱形のダクトの下端部に開口されている電気掃除機用吸込具が記載されている。
特許文献1に係る電気掃除機用吸込具は、吸込口をスリット形に絞込んで清掃面に近接させることで、吸込口における吸込能力を高めようとするものである。
特公平7−90001号公報
特許文献1に係る電気掃除機用吸込具では、吸込口が薄箱形のダクトとケース体の内部の小さな容積の吸込室とを介して接続用パイプ(電気掃除機の本体にホースを介し接続された吸込パイプに接続される)に連通され、接続用パイプに掛かる電気掃除機の本体の風力が接続用パイプに近い吸込口の中央部付近に強く掛かってしまうため、接続用パイプからの距離によって吸込口における吸込能力に差が生じてしまい清掃面を均等に清掃することができないという問題点がある。
本発明は、このような問題点を考慮してなされたもので、吸込口における吸込能力が高くしかも清掃面を均等に清掃することのできる電気掃除機用吸込具を提供することを課題とする。
前述の課題を解決するため、本発明に係る電気掃除機用吸込具は、特許請求の範囲の各請求項に記載の手段を採用する。
即ち、請求項1では、上部に接続用パイプが取付けられ下部にスリット形の吸込口が開口されたケース体を備えた電気掃除機用吸込具において、ケース体の内部に接続用パイプ,吸込口に連通して吸込空気を大きく旋回させる容積を有し吸込口の長さ方向に共通の断面積が連続する吸込室が設けられ、稼動中の前記吸込口の面積が前記接続用パイプの口径面積よりも小さいことを特徴とする。
この手段では、接続用パイプに掛かる電気掃除機の本体の風力が吸込口の長さ方向に共通の断面積が連続する吸込室において吸込空気の旋回で均等に分散され、スリット形に絞込まれた吸込口において均等な吸込能力が起生され、稼動中の前記吸込口の面積が前記接続用パイプの口径面積よりも小さいために前記吸込口には強力な吸引力が得られる。
また、請求項2では、請求項1の電気掃除機用吸込具において、吸込口は複数個が開口され少なくとも1個が選択的に開放される開閉機構が付設されていることを特徴とする。
この手段では、複数個の吸込口の少なくとも1個が開閉機構によって選択的に開口される。
また、請求項3では、請求項2の電気掃除機用吸込具において、吸込口は少なくともケース体の前後端部に配置されて清掃面に向けて延びた薄箱形のダクトの下端部に開口されていることを特徴とする。
この手段では、前後方向に移動するケース体の前後端部に清掃面に近接して吸込口が配置される。
また、請求項4では、請求項1〜3のいずれかの電気掃除機用吸込具において、ケース体は清掃面を刷掃するブラシを回転可能に支持し、吸込口はブラシに近接して配置されていることを特徴とする。
この手段では、ブラシの回転で跳上げられたほこり等が飛散することなく近接した吸込口に吸込まれる。
本発明に係る電気掃除機用吸込具は、接続用パイプに掛かる電気掃除機の本体の風力が吸込口の長さ方向に共通の断面積が連続する吸込室において吸込空気の旋回で均等に分散され、スリット形に絞込まれた吸込口において均等な吸込能力が起生されるため、吸込口における吸込能力が高くしかも清掃面を均等に清掃することができ、且つ稼動中の前記吸込口の面積が前記接続用パイプの口径面積よりも小さいために前記吸込口には強力な吸引力が得られる効果がある。
さらに、請求項2として、複数個の吸込口の少なくとも1個が開閉機構によって選択的に開放されるため、効率的な吸込みが予想される位置に配置されている吸込口を選択して開放することで、清掃効率を高めることができる効果がある。また、複数個の全ての吸込口が同時に開放されないため、吸込口における吸込能力の低下が防止される効果がある。
さらに、請求項3として、前後方向に移動するケース体の前後端部に清掃面に近接して吸込口が配置され、ケース体の移動の後部側に位置する吸込口を開閉機構によって開放することで清掃面にほこり等が残留するのを防止することができる効果がある。
さらに、請求項4として、ブラシの回転で跳上げられたほこり等が飛散することなく近接した吸込口に吸込まれるため、清掃効率が高くなる効果がある。
以下、本発明に係る電気掃除機用吸込具を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図4は、本発明に係る電気掃除機用吸込具を実施するための最良の形態の第1例を示すものである。
第1例では、一般家庭用の電気掃除機に適用されるものを示してある。
第1例は、蒲鉾形のケース体1に接続用パイプ2,吸込口3が設けられている。
ケース体1は、内部が隔壁11によって吸込室12,ブラシ室13に区画されている。吸込室12は、隔壁11の内部の上側に位置され、半円形で左右方向(長さ方向)に共通の断面積が連続されて(図2参照)、吸込口3から吸込まれた吸込空気Aを大きく旋回させる容積を有して気密性を備えるとともに接続用パイプ2,吸込口3に連通されている。ブラシ室13は、隔壁11の内部の下側に位置され、方形で左右方向に共通の断面積が連続され、清掃面Fに向けて開放されている。
接続用パイプ2は、ケース体1の上部の後方側に斜め上方へ突出されるように取付けられている。この接続用パイプ2は、電気掃除機の本体にホースを介し接続された吸込パイプが接続されるもので、ケース体1にスライド可能に取付けられて突出角度が調整可能になっている。
吸込口3は、ケース体1の下部に設けられたダクト4にスリット形に開口されている。この吸込口3は、ケース体1の下部の前後端部で隔壁11を下方へ向けて屈曲させた格好の薄箱形に形成されてケース体1の左右方向の全長に配設されたダクト4の下端部に開口され、清掃面Fに近接されて対面するようになっている。
吸込口3には、開閉機構5が付設されている。開閉機構5は、2個の吸込口3から前後端部側の1個を選択的に開口するもので、ケース体1の隔壁11の上にスライド可能に積層された平板形の開閉板51と、開閉板51に連結されケース体1の外部に突出された摘形の操作部52とからなる。開閉板1は、操作部52のスライド操作によって前後方向にスライドして、吸込口3に連通するダクト4の基端口(ケース体1の吸込室12との界面)を選択的に開閉する。操作部52は、ケース体1に穿孔され気密シール材が取付けられた窓14からケース体1の外部に突出されている。
さらに、第1例では、ケース体1の下部にケース体1を清掃面F上でスムースに走行させる車輪6が取付けられている。車輪6は、ケース体1の4隅付近に配置され(図3参照)、ケース体1から下方へわずかに突出されるようにケース体1に非駆動で回転可能に支持されている。
さらに、第1例では、ケース体1の下部に清掃面Fを刷掃するブラシ7が取付けられている。ブラシ7は、回転軸がケース体1の左右方向に配置され前後方向に2本が配置され、ケース体1から下方へわずかに突出されるようにブラシ室13の内部に収容されてケース体1に回転可能に支持されている。このブラシ7は、小型モータ8によってギア9を介して駆動される。ギア9は、例えば、両ブラシ7が互いの方向へほこりDを跳上げる回転方向に設定される(図1参照)。
第1例を使用して清掃を行う場合、例えば、ケース体1の前後進の後方側の吸込口3を開口する。即ち、図1(A)に示すケース体1の前進の際には、開閉機構5を操作してケース体1の後端部側の吸込口3を開口し、図1(B)に示すケース体1の後進の際には、開閉機構5を操作してケース体1の前端部側の吸込口3を開口する。この結果、ほこりDは、回転する両ブラシ7によって互いの方向へ跳上げられケース体1のブラシ室13の内部で後方側に飛散し、飛散方向に開口されている吸込口3に吸込まれることになる。
ほこりDを吸込む吸込口3は、接続用パイプ2の口径面積に比してかなり狭い面積となったスリット形に絞込まれて高い吸込能力を有するとともに、ダクト4の下端部で清掃面Fに近接されて対面している。従って、ほこりDが吸込口3に確実に吸込まれることになる。
なお、吸込口3における吸込能力は、接続用パイプ2に掛かる電気掃除機の本体の風力が吸込口3の長さ方向に共通の断面積が連続する吸込室12において吸込空気Aの旋回で均等に分散される。従って、吸込口3において均等な吸込能力が起生され、接続用パイプ2からの距離によって吸込口3における吸込能力に差が生じることがなく清掃面Fの均等な清掃が可能になる。
図5〜図7は、本発明に係る電気掃除機用吸込具を実施するための最良の形態の第2例を示すものである。
第2例は、第1例の吸込口3をスリット形を維持してケース体1の隔壁11のブラシ近くにも開口している。そして、開閉機構5を2層構造として各開閉板51に新たに開口された吸込口3を開閉する開閉窓53を開口している。
第2例によると、図6,図7に示すように、ケース体1の前後進の後方側の吸込口3を2個開口することで、新たに開口された吸込口3を補助的な吸込みとして機能させることができる。
以上、図示した各例の外に、吸込口3を1個のみ開口することも可能である。また、吸込口3をケース体1の左右方向に連続させず間欠的に開口することも可能である。
さらに、小型モータ8,ギア9を省略して、ブラシ7を車輪6の回転で駆動することも可能である。
さらに、開閉機構5,車輪6を連係させ、吸込口3の開閉をケース体1の前後進に対応して自動化することも可能である。
本発明に係る電気掃除機用吸込具は、業務用の大型の電気掃除機に適用することも可能である。
本発明に係る電気掃除機用吸込具を実施するための最良の形態の第1例の断面図であり、(A),(B)に異なる動作状態が示されている。 図1の斜視図である。 図1の底面図である。 図1の縦断面図である。 本発明に係る電気掃除機用吸込具を実施するための最良の形態の第1例の断面図である。 図5の動作を示すもので、(A),(B)に異なる動作状態が示されている。 図5の他の動作を示すもので、(A),(B)に異なる動作状態が示されている。
符号の説明
1 ケース体
12 吸込室
2 接続用パイプ
3 吸込口
4 ダクト
5 開閉機構
7 ブラシ
F 清掃面

Claims (4)

  1. 上部に接続用パイプが取付けられ下部にスリット形の吸込口が開口されたケース体を備えた電気掃除機用吸込具において、ケース体の内部に接続用パイプ,吸込口に連通して吸込空気を大きく旋回させる容積を有し吸込口の長さ方向に共通の断面積が連続する吸込室が設けられ、稼動中の前記吸込口の面積が前記接続用パイプの口径面積よりも小さいことを特徴とする電気掃除機用吸込具。
  2. 請求項1の電気掃除機用吸込具において、吸込口は複数個が開口され少なくとも1個が選択的に開放される開閉機構が付設されていることを特徴とする電気掃除機用吸込具。
  3. 請求項2の電気掃除機用吸込具において、吸込口は少なくともケース体の前後端部に配置されて清掃面に向けて延びた薄箱形のダクトの下端部に開口されていることを特徴とする電気掃除機用吸込具。
  4. 請求項1〜3のいずれかの電気掃除機用吸込具において、ケース体は清掃面を刷掃するブラシを回転可能に支持し、吸込口はブラシに近接して配置されていることを特徴とする電気掃除機用吸込具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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