JP2009207329A - 過電圧保護回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】過電圧保護回路の制御電源を確実に確保する。
【解決手段】リレー14よりも3相4線式交流電源12に近い側において、リレー14に接続されている第2の相電源線42と中性点電源線44との間の電圧を用いて第1の電源を生成する第1の制御電源261と、リレー14よりも3相4線式交流電源12に近い側において、リレー14に接続されている第3の相電源線43と中性点電源線44との間の電圧を用いて第2の電源を生成する第2の制御電源262を有し、制御電源部26は、第1の電源及び第2の電源の合成電圧を採用して電力を過電圧検知回路22及びリレー駆動部24に供給する。
【選択図】図1

Description

本発明は、過電圧保護回路に関するものである。
多相電源を用いた回路における過電圧に対する保護回路として過電圧保護回路が実用化されている。このような技術としては、下掲の特許文献1,2に開示されている。過電圧の原因としては、全相の電圧が上昇して過電圧を引き起こす場合と、中点の開放(以下、単に「中性点の欠相」又は「N相の欠相」ともいう)や相電圧の欠相により各相の電圧が非平衡となって過電圧を引き起こす場合とがある。
図3(a)は正常な(全相の電圧上昇がなく欠相もない)状態における3相4線式交流電源の模式図である。3相4線式交流電源を例に採ると、中性点は正三角形の中心点N0に相当し、当該中心点を基点として正三角形の各頂点へと向かうベクトルのそれぞれが3つの相電圧L1,L2,L3に相当する。ここで、各ベクトルの大きさは相電圧の電圧値に等しいので、正常な状態では各相の相電圧は全て等しい。
図3(b)はN相が欠相した場合に図3(a)から遷移した状態を示す模式図である。例えばN相が欠相すると、図3(b)に示す如く各ベクトルの長さが不揃いになるので、各相の電圧が非平衡となり、過電圧を引き起こす。なお、図3(b)では図3(a)の状態よりも電圧が増加した(換言すれば、ベクトルが長くなった)相電圧を太く、電圧が減少した(換言すれば、ベクトルが短くなった)相電圧を細く図示している。すなわち、N相が欠相して3つのベクトルの基点N1がL3相寄りに位置した場合には、L1相及びL2相の相電圧は増加し、L3相の相電圧は減少する。
図4(a)は多相電源に対する制御電源及び負荷の配置の従来の一の例を示す概略図である。負荷には各相から給電される。制御電源はL2相と中性点たるN相との間で相電圧を受電し、この相電圧に基づいて制御用、例えば過電圧保護回路(図示省略)用の電源を生成する。図4(b)N相が欠相した場合の図4(a)の構成を等価的に示す概略図である。
多相電源を用いた回路において過電圧保護回路を制御する制御電源としては、一例として図4(a)に示す如く、当該多相電源の相電圧を用いる技術が提案されているが、当該回路においてN相が欠相した場合には、図4(b)に示す如く制御電源は相電圧を受電することができず、制御用の電源を生成することができない。
図5(a)は多相電源に対する制御電源及び負荷の配置の従来の他の例を示す概略図である。この例では、制御電源はL2相とL3相との間で線間電圧を受電し、この線間電圧に基づいて制御用の電源を生成する。図5(b)はL3相が欠相した場合の図5(a)の構成を等価的に示す概略図である。
制御電源生成の他の例としては、図5(a)に示す如く当該多相電源の線間電圧を用いる技術も提案されているが、当該回路においてL3相が欠相した場合には、図5(b)に示す如く制御電源は線間電圧を受電することができず、制御用の電源を生成することができない。
また、3相4線式交流電源に接続された遮断器において4本の導線の遮断・接続を行う際に、導線ごとの遮断・接続の時間的ズレによってN相の欠相が生じることがある。当該遮断器よりも負荷に近い側に設けられた分岐台においてN相を担う中性線を3本に分岐している場合、このような欠相が生じると、3相を担うそれぞれの電力線は接続されたままになっている。したがって例えば、第1の相電源線→負荷→中性線→分岐台→中性線→負荷→第2の相電源線のような閉回路が形成され、負荷に対して過大な電圧が印加されてしまう。このような欠相に対応すべく、下掲の特許文献3には、N相欠相時に形成される当該閉回路の形成を回避する技術が提案されている。
また、下掲の特許文献4〜9には、N相を含む相電源に欠相が生じたときに導通状態から非導通状態へと遷移する開閉器を設け、当該開閉器が非導通状態にあるときはリレーが継電動作を行わない技術が開示されている。
特開平4−161743号公報 特開平11−218346号公報 特開2002−268195号公報 特開2006−033999号公報 特開2006−141114号公報 特開2006−262660号公報 特開2007−104858号公報 特開2007−155256号公報 特開2007−244019号公報
しかしながら、上記特許文献3〜9に開示されている技術は、いずれも欠相に対する回路の保護を図るものであり、過電圧を検知して負荷の保護を図るものではないため、全相の電圧が上昇することによる過電圧には対応できない。
全相の電圧上昇による過電圧と、欠相による過電圧とに対して負荷を保護するためには、欠相した場合であっても過電圧保護回路を制御する制御電源を確保することが肝要である。
本発明は上記課題に鑑み、全相の電圧上昇による過電圧と、欠相による過電圧との双方に対して対応可能な技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決すべく、第1の発明は、多相電源(12)から負荷(16)へ継電するリレー(14)と、前記多相電源の相電圧が予め定められた電圧閾値を超えたことをもって前記多相電源の過電圧を検知する過電圧検知回路(22)と、前記過電圧が検知されたことを契機として前記リレーに遮断動作を行わせるリレー駆動部(24)と、前記リレーよりも前記多相電源に近い側で前記相電圧に基づいて前記過電圧検知回路及び前記リレー駆動部に供給する電力を生成する制御電源部(26)とを備える、過電圧保護回路(10)である。
第2の発明は、第1の発明であって、前記多相電源として、第1の相電源(31)、第2の相電源(32)、第3の相電源(33)及び中性点(34)を有する3相4線式交流電源(12)が採用され、前記第1の相電源に接続される第1の相電源線(41)と、前記第2の相電源に接続される第2の相電源線(42)と、前記第3の相電源に接続される第3の相電源線(43)と、前記中性点に接続される中性点電源線(44)とを有し、前記制御電源部(26)は、前記リレーよりも前記3相4線式交流電源に近い側において、前記リレーに接続される一の前記相電源線と、前記中性点電源線との間の電圧を用いて第1の電源を生成する第1の制御電源(261)と、前記リレーよりも前記3相4線式交流電源に近い側において、前記リレーに接続されている他の前記相電源線と、前記中性点電源線との間の電圧を用いて第2の電源を生成する第2の制御電源(262)とを有し、前記制御電源部は、前記第1の制御電源の出力電圧と前記第2の制御電源の出力電圧との合成電圧を用いて電力を前記過電圧検知回路(22)及び前記リレー駆動部(24)に供給する。
第3の発明は、第2の発明であって、前記過電圧検知回路(22)は、前記3相4線式交流電源(12)と前記リレー(14)との間で前記第1の相電源線(41)に接続され、前記第1の相電源(31)の相電圧を整流する第1の整流素子(51)と、前記3相4線式交流電源と前記リレーとの間で前記第2の相電源線(42)に接続され、前記第2の相電源(32)の相電圧を整流する第2の整流素子(52)と、前記3相4線式交流電源と前記リレー前記リレーとの間で前記第3の相電源線(43)に接続され、前記第3の相電源(33)の相電圧を整流する第3の整流素子(53)と、前記第1の整流素子ないし前記第3の整流素子のそれぞれからの出力電圧を合成した合成電圧と、参照電圧とを比較するコンパレータ(55)とを有し、前記コンパレータは前記合成電圧が前記参照電圧よりも高い場合には前記過電圧であると判断して検知信号を前記リレー駆動部(24)に送出し、前記リレー駆動部は、前記信号を受信した場合には前記リレー(14)に遮断動作を行わせる。
第1の発明によれば、負荷を保護するために継電するリレーよりも電源に近い側で、過電圧検知及び負荷の保護動作(過電圧保護動作)に供する制御電源を備えているので、リレーよりも負荷に近い側を過電圧に対応させることなく過電圧保護動作ができる。
第2の発明によれば、第1ないし第3の相電源及び中性点のうちいずれか1つが欠相した場合にも制御電源を生成できる。
第3の発明によれば、過電圧検知に資する。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図1を初めとする以下の図には、本発明に関係する要素のみを示す。
〈電源−負荷間の回路構成〉
図1は本発明の実施形態に係る過電圧保護回路10の回路構成を例示する図である。過電圧保護回路10は3相4線式交流電源12からリレー14を介して電力を供給して負荷16を稼働させる。なお、本実施形態においては、負荷16はダイオードブリッジ13、コンデンサ15及びインバータ17を備えている。
3相4線式交流電源12は第1の相電源31、第2の相電源32、第3の相電源33及び中性点34を有しており、それぞれ第1の相電源線41、第2の相電源線42、第3の相電源線43及び中性点電源線44が接続されている。
第1の相電源線41〜第3の相電源線43はリレー14を介してダイオードブリッジ13に接続され、中性点電源線44は直接にダイオードブリッジ13に接続されている。ダイオードブリッジ13に接続された3相4線式交流電源12の電圧は、ダイオードブリッジ13とコンデンサ15とが協働することによって平滑化されインバータ17に印加される。
リレー14に接続されている一の電源線(例えば第2の相電源線42)には、中性点電源線44との間で第1の相電圧を得る第1の制御電源261が設けられ、他の電源線(例えば第3の相電源線43)には、中性点電源線44との間で第2の相電圧を得る第2の制御電源262が設けられている。第1及び第2の制御電源261,262は少なくとも相電圧の半分以上の電圧が給電されれば所定の電圧を生成できる能力を有する。かかる能力を有する回路構成は当業者にとっては周知技術であるので、詳細は省略する。電圧合成部265は両制御電源261,262の電圧を合成して合成電圧を生成する。電圧合成部265を実現する回路構成も当業者にとっては周知技術であるので、詳細は省略する。これら第1及び第2の制御電源261,262及び電圧合成部265が制御電源部26を構成している。この制御電源部26が、後述する過電圧保護回路、具体的には過電圧検知回路22及びリレー駆動部24に電力を供給する。
このようにして制御電源部26を設けることにより、例えば中性点34が欠相した場合には、第1の制御電源261と第2の制御電源262とが接続されて、第2の相電源線42と第3の相電源線43との間の線間電圧から制御用の電源を生成することができる。また、例えば第3の相電源33が欠相した場合には、第1の制御電源261を過電圧検知回路22及びリレー駆動部24の制御電源として出力する。電源第3の相電源33が欠相した場合には、第2の制御電源262が生成する電圧は非常に低下するからである。
以上のように、負荷16を稼働するために継電するリレー14よりも3相4線式交流電源12に近い側で、過電圧検知及び負荷16の保護動作(過電圧保護動作)に供する制御電源部26を備えているので、リレー14よりも負荷16に近い側を過電圧に対応させることなく過電圧保護動作ができる。
〈過電圧検知回路22及びリレー駆動部24の回路構成〉
制御電源部26からの電力供給を受けて駆動する過電圧保護回路の過電圧検知回路22の構成は以下のようになっている。なお、制御電源部26及び以下に示す構成要素は、過電圧保護回路10において想定される過電圧に十分対応可能な仕様となっている。
第1の相電源線41は、リレー14よりも3相4線式交流電源12に近い側の位置P1で分岐し、分岐した電源線41aは第1の相電源31の相電圧を整流する第1の整流素子51に接続されている。また、第2の相電源線42は、リレー14よりも3相4線式交流電源12に近い側の位置P2で分岐し、分岐した電源線42aは第2の相電源32の相電圧を整流する第2の整流素子52に接続されている。また、第3の相電源線43は、リレー14よりも3相4線式交流電源12に近い側の位置P3で分岐し、分岐した電源線43aは第3の相電源33の相電圧を整流する第3の整流素子53に接続されている。第1ないし第3の整流素子51〜53は整流された各相の相電圧を合成する。
中性点電源線44は、リレー14よりも3相4線式交流電源12に近い側の位置P4で分岐する。分岐した電源線44aの電圧と、各整流素子51〜53で合成された合成電圧VJとの差は、抵抗R1,R2を用いて分圧され、電圧VKが得られる。
電圧VKは、高圧側コンパレータ55によって過電圧の判定基準となる参照電圧61の電圧値ref1と比較される。高圧側コンパレータ55は電圧VKが参照電圧61の電圧値ref1よりも高い場合には過電圧が発生したと判断して過電圧検知信号を判定部56に送出する。判定部56は、過電圧検知信号が所定の時間継続してアクティブである場合にリレー駆動部24にリレー14を遮断させ、誤作動を抑制する。
また、電圧VKは、抵抗R3及びコンデンサC1を備えるローパスフィルタLFを経て低圧側コンパレータ57にも入力される。低圧側コンパレータ57には、不足電圧の判定基準となる参照電圧62の電圧値ref2も入力されており、低圧側コンパレータ57は、電圧VKが参照電圧62の電圧値ref2よりも低い場合には不足電圧が発生したと判断して不足電圧検知信号を判定部56に送出する。判定部56は、不足電圧検知信号が所定の時間継続してアクティブである場合にリレー駆動部24にリレー14を遮断させ、誤作動を抑制する。
制御電源部26からの電力供給を受けて駆動するリレー駆動部24は過電圧検知信号あるいは不足電圧検知信号を受信した判定部56の制御の下、励磁コイル14aへの通電を制御し、リレー14に遮断動作を行わせる。
電圧VKは合成電圧VJを分圧して得られ、合成電圧VJは上述のように相電圧ごとに整流されて合成されて得られる。よって電圧VKを参照電圧61と比較して上述のように過電圧検知信号を得ることは、間接的に、相電圧が予め定められた電圧閾値を超えたことをもって多相電源の過電圧を検知することになる。
〈過電圧保護回路の動作〉
図2は本発明の動作説明図である。以上のような構成を備えた過電圧保護回路10の動作を説明する。
3相4線式交流電源12がONになると、図2のフローチャートに沿った処理が開始され、第1の制御電源261が第2の相電源線42及び中性点電源線44から供給される相電圧から制御用の電源を生成し、また、第2の制御電源262が第3の相電源線43及び中性点電源線44から供給される相電圧から制御用の電源を生成する(ステップS11)。
また、第1の相電源線41〜第3相電源線43のそれぞれから分岐した電源線41a〜43aに接続された整流素子51〜53が各相電圧を半波整流し、半波整流された各相電圧を合成して合成電圧VJを得る(ステップS12,S13)。
合成電圧VJは過電圧検知回路22、具体的には高圧側コンパレータ55及び低圧側コンパレータ57において参照電圧61,62のそれぞれの電圧値と比較されて、過電圧又は不足電圧の発生の有無が判定される(ステップS14)。
高圧側コンパレータ55は参照電圧61の電圧値ref1と合成電圧VJを分圧した電圧VKとを比較して過電圧が発生したか否かを判断し、肯定的結果が出た場合には過電圧検知信号を判定部56に送出する(ステップS15,S16)。高圧側コンパレータ55において否定的結果が出た場合には、低圧側コンパレータ57は参照電圧62の電圧値ref2と電圧VKとを比較して不足電圧が発生したか否かを判断し、肯定的結果が出た場合には、不足電圧検知信号を判定部56に送出する(ステップS17,S18)。
高圧側コンパレータ55及び低圧側コンパレータ57のいずれにおいても否定的結果が出た場合には、リレー14を駆動して継電し、ステップS12に戻って一連の処理が繰り返される(ステップS19)。
過電圧検知信号又は不足電圧検知信号を受信した判定部56は、それぞれがアクティブとなる期間が所定期間よりも長い場合に、リレー駆動部24に遮断処理を行わせる。具体的には、リレー駆動部24をして励磁コイル14aへの通電を制御させ、リレー14に遮断動作を行わせる(ステップS20)。以後、ステップS12に戻って一連の処理が繰り返され、3相4線式交流電源12がOFFになると処理が終了される。
本発明の実施形態に係る過電圧保護回路の回路構成を例示する図である。 本発明の動作説明図である。 (a)正常な状態における3相4線式交流電源の模式図である。図3(b)N相が欠相した場合に図3(a)から遷移した状態を示す模式図である。 (a)多相電源に対する制御電源及び負荷の配置の従来の一の例を示す概略図である。図4(b)N相が欠相した場合の図4(a)の構成を等価的に示す概略図である。 (a)多相電源に対する制御電源及び負荷の配置の従来の他の例を示す概略図である。図5(b)L3相が欠相した場合の図5(a)の構成を等価的に示す概略図である。
符号の説明
10 過電圧保護回路
12 3相4線式交流電源(多相電源)
14 リレー
16 負荷
22 過電圧検知回路
24 リレー駆動部
26 制御電源部
261,262 制御電源
262 第2の制御電源
31〜33 相電源
34 中性点
41〜43 相電源線
44 中性点電源線
51〜53 整流素子
55 高圧側コンパレータ

Claims (3)

  1. 多相電源(12)から負荷(16)へ継電するリレー(14)と、
    前記多相電源の相電圧が予め定められた電圧閾値を超えたことをもって前記多相電源の過電圧を検知する過電圧検知回路(22)と、
    前記過電圧が検知されたことを契機として前記リレーに遮断動作を行わせるリレー駆動部(24)と、
    前記リレーよりも前記多相電源に近い側で前記相電圧に基づいて前記過電圧検知回路及び前記リレー駆動部に供給する電力を生成する制御電源部(26)と
    を備える、過電圧保護回路(10)。
  2. 請求項1記載の過電圧保護回路(10)であって、
    前記多相電源として、第1の相電源(31)、第2の相電源(32)、第3の相電源(33)及び中性点(34)を有する3相4線式交流電源(12)が採用され、
    前記第1の相電源に接続される第1の相電源線(41)と、
    前記第2の相電源に接続される第2の相電源線(42)と、
    前記第3の相電源に接続される第3の相電源線(43)と、
    前記中性点に接続される中性点電源線(44)と
    を有し、
    前記制御電源部(26)は、
    前記リレーよりも前記3相4線式交流電源に近い側において、前記リレーに接続されている一の前記相電源線と、前記中性点電源線との間の電圧を用いて第1の電源を生成する第1の制御電源(261)と、
    前記リレーよりも前記3相4線式交流電源に近い側において、前記リレーに接続されている他の前記相電源線と、前記中性点電源線との間の電圧を用いて第2の電源を生成する第2の制御電源(262)と
    を有し、
    前記制御電源部は、前記第1の制御電源の出力電圧と前記第2の制御電源の出力電圧との合成電圧を用いて電力を前記過電圧検知回路(22)及び前記リレー駆動部(24)に供給する、過電圧保護回路。
  3. 請求項2記載の過電圧保護回路(10)であって、
    前記過電圧検知回路(22)は、
    前記3相4線式交流電源(12)と前記リレー(14)との間で前記第1の相電源線(41)に接続され、前記第1の相電源(31)の相電圧を整流する第1の整流素子(51)と、
    前記3相4線式交流電源と前記リレーとの間で前記第2の相電源線(42)に接続され、前記第2の相電源(32)の相電圧を整流する第2の整流素子(52)と、
    前記3相4線式交流電源と前記リレーとの間で前記第3の相電源線(43)に接続され、前記第3の相電源(33)の相電圧を整流する第3の整流素子(53)と、
    前記第1の整流素子ないし前記第3の整流素子のそれぞれからの出力電圧を合成した合成電圧と、参照電圧とを比較するコンパレータ(55)と
    を有し、
    前記コンパレータは前記合成電圧が前記参照電圧よりも高い場合には前記過電圧であると判断して検知信号を前記リレー駆動部(24)に送出し、
    前記リレー駆動部は、前記信号を受信した場合には前記リレー(14)に遮断動作を行わせる、過電圧保護回路。
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