JP2009207117A - Mimo受信機において受信信号に対する軟出力を生成する方法及び送信機と受信機とを含む送受信機 - Google Patents

Mimo受信機において受信信号に対する軟出力を生成する方法及び送信機と受信機とを含む送受信機 Download PDF

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Abstract

【課題】MIMO検出器を低い複雑性で、且つ多岐にわたるSNR条件で提供することが望まれている。
【解決手段】ハイブリッド軟出力MIMO検出器300はQR分解検出器303を用い、次にマルコフ連鎖モンテカルロ検出器305を用いる。QRD−Mは初期候補決定ベクトルを生成する。それらのべクトルをマルコフ連鎖モンテカルロ検出に対する入力として用いて、軟出力を生成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、包括的には複数のアンテナを有する送受信機間の無線通信システムに関し、より詳細には空間多重を用いて受信信号に対する軟出力を生成することに関する。
多入力多出力(MIMO:Multiple input,multiple output)無線通信システムは、送受信機において複数の送信アンテナ及び受信アンテナを用いることによって、時空間符号化を用いてダイバーシティを増加させる。MIMOシステムは、空間多重を用いることによって、データレートを向上させることもできる。MIMOシステムのダイバーシティの増加とデータレートの向上との間には、根本的なトレードオフが存在する。
空間多重を使用するMIMOシステムにおいて受信信号を検出することの最も難しい部分は、最大事後(MAP:maximal a posterior)検出器を用いる場合に受信機の複雑性が急激に増大することである。このことは、実際のシステムにおいてMAP検出器を実装することを困難にしている。
MIMO受信機のための従来技術の検出方法のほとんどを、以下のカテゴリ、すなわち、直線検出、ツリーベース検出、及びマルコフ連鎖モンテカルロ(MCMC:Markov chain Monte Carlo)検出に分類することができるが、これらに限定されるものではない。
直線検出は最も単純である。CDMAシステムにおけるマルチユーザ検出と同様に、他のアンテナからの干渉が、ゼロフォーシング(ZF:zero forcing)又は最小二乗平均誤差(MMSE:minimal mean square error)の等化によって逐次抑制される。このように、MIMO検出は1組の並列の単一入力単一出力(SISO:single input,single output)検出の問題となる。したがって、直線検出は逐次干渉除去(SIC:successive interference cancellation)とも呼ばれる。しかしながら、ZF及びMMSEは準最適である。
直線検出の複雑性は非常に低いが、幾つかの難点がある。干渉を抑制する一方で、異なるアンテナのチャネルは通常直交しないため、有効な信号エネルギーの一部が除去され、それによって騒音エネルギーが増大し得る。また、直線検出は異なるアンテナからのエラー伝播も受けるため、空間ダイバーシティ次数は1まで低減される。
垂直ベル研究所階層化時空間(V−BLAST:Vertical−Bell Labs Layered Space Time)はSICを改良したものである。V−BLASTは最も大きな信号強度を有する送信アンテナから順にSICプロセスを実行する。そのような順序付けされた方式によってエラー伝播が低減されるため、パフォーマンスが向上する。
ツリーベース検出は、(球内復号(sphere decoding)において)大きな球を選択するか、又はQR分解においてMパラメータを選択する(QRD−M)ことによって、最適なパフォーマンスを理論的に達成することができる。QRD−Mは、修正グラム−シュミット(MGS:modified Gram−Schmidt)法に基づき、チャネル行列HをH=QRとして分解する。ここで、QはN×Nのユニタリ行列であり、RはN×Nの上三角行列であり、Nは送信アンテナの数であり、Nは受信アンテナの数である。ツリーベース検出はMAP検出よりもかなり低い複雑性を有する。ツリーベース検出器はまず、チャネル行列Hに対しQRD−Mを適用して、ツリーを形成する。ルートノードからリーフノードまでのツリーの経路に沿って、ユークリッド距離が求められる。ツリーの各レベルにおいて、幾つかの経路は複雑性を低減するための或る基準に基づいて削除される。
QRD−Mの場合、最小の累積ユークリッド距離を有するM個の経路のみが選択される。球内復号方法の場合、所定の球半径よりも小さい累積ユークリッド距離を有する経路が選択される。ツリー検出の複雑性は、QRD−Mの場合パラメータMに対応し、球内復号方法の球半径に対応する。
ツリー検出が低減された複雑性を有する一方で、MAP検出と比較すると、実際に実施するには依然として幾つかの難点がある。球内復号は、信号対雑音比(SNR:signal−to−noise ratio)によって決まる可変の複雑性を有する。低SNRにおける複雑性は、高SNRにおける複雑性よりもかなり高く、これは制御不可能な遅延を意味する。QRD−Mは一定の複雑性を有し、平均では球内復号よりも高い。QRD−M方法のもう1つの欠点は、QRD−M方法が時間のかかるソート手順を用いるということであって、それによって大きな遅延が発生する。たとえば、システムが4個の送信アンテナ及び受信アンテナを有する場合、64値直交振幅変調(QAM:quadrature amplitude modulation)に対し、良好なパフォーマンスを得るためにM=64を用いなくてはならない。したがって、ツリーの各層において、QRD−M方法は64個の最小距離を選択するために64×64=4096個の蓄積ユークリッド距離をソートする必要があり、そのことは大きな遅延につながる。従来のクイックソート手順はmlogm回の比較を必要とする。ここで、mはソートされる項目数である。ソート手順は並列に実施するのが困難であり、それによってハードウェアの実施が妨げられる。
マルコフ連鎖モンテカルロ(MCMC)検出は近似最適である。ツリー検出と同様に、MCMC検出も、複雑性を減少させるために候補サンプルのサブセットに対し限定的な検索を実行する。しかしながら、ツリーベース検索の代わりに、MCMC検出はマルコフ連鎖ベースの検索を用いる。定常分布がチャネル確率密度関数(PDF:probability density function)に従う1組の並列マルコフ連鎖を用いることによって、高い確率を有する候補サンプルが効率的に生成される。次に候補サンプルを用いてユークリッド距離を求める。MCMC検出は、低SNRにおいて、より良好なパフォーマンス及び低減された平均複雑性を、より大きな次元問題に関しても同様に達成することができる。高SNRにおいて、パフォーマンスは低SNRにおけるパフォーマンスよりも劣る。これは、マルコフ連鎖が高SNRにおいて安定状態に達するのに長い時間を要するためである。
したがって、MIMO検出器を低い複雑性で、且つ多岐にわたるSNR条件で提供することが望まれている。
ハイブリッド軟出力MIMO検出器は、QR分解検出器を用い、次にマルコフ連鎖モンテカルロ検出器を用いる。QRD−Mは初期候補決定ベクトルを生成する。それらのべクトルをマルコフ連鎖モンテカルロ検出に対する入力として用いて、軟出力を生成する。
本発明は、多岐にわたるSNR条件で低い複雑性及び短い待ち時間を有するMIMO検出の方法及びシステムを提供する。厳密なSNR範囲は、チャネルモデル、集合(constellation)サイズ、アンテナ数、チャネル符号によって決まるが、本発明は、従来のQRD−M検出器を約1dB上回る利得を達成することができる。
実施の形態1.
MIMOシステム
本発明の実施の形態1は、多岐にわたるSNR条件で低い複雑性及び短い待ち時間を有するMIMO検出の方法及びシステムを提供する。本発明は、QR分解(QRD−M)検出と、続くマルコフ連鎖モンテカルロ(MCMC)検出とを組み合わせて、多岐にわたるSNR条件で近似最適である軟出力を生成するハイブリッド軟出力MIMO検出器を提供する。
図1Aは、本発明の実施の形態1によって用いられる空間多重MIMOシステムを示す。システムは複数の送受信機10を備える。各送受信機は1組のアンテナ11を含む。各送受信機は、送信(TX)モード又は受信(RX)モードのいずれかで動作することができる。TXモードでは、アンテナは送信RFチェーンに接続され、RXモードでは同じアンテナを受信RFチェーンに接続することができる。信号が、雑音の影響を受けるチャネル15を介して送信される。
図1Bは、送信機(TX)101を1組の送信アンテナ111に接続することによって送信モードで動作する第1の送受信機10を示す。第2の送受信機は、受信機(RX)200を1組の受信アンテナ122に接続することによって受信モードで動作する。
送信機101において、空間多重によって複数の独立データストリームがTXアンテナ111を介して同時に送信され、それによってデータスループットが向上する。受信した独立データストリームの多重に起因して、受信機において干渉が発生する場合がある。MIMO検出の方法及び装置は、受信機においてデータストリームを分離する。
個のTXアンテナ111とN個のRXアンテナ122を有する本発明のハイブリッドMIMOシステムにおいて、TX信号とRX信号の関係は、次式(1)で表される。
y=Hd+n (1)
ここで、
Figure 2009207117
は受信信号ベクトルであり、
Figure 2009207117
は送信信号ベクトルであり、
Figure 2009207117
は要素hi,jがi番目のRXアンテナとj番目のTXアンテナとの間のチャネルのインパルス応答であるチャネル行列であり、
Figure 2009207117
は受信機における雑音ベクトルである。本明細書では、従来の表記において用いられているように、小文字の太字の変数はベクトルであり、大文字の太字の変数は行列である。
MIMO受信機
図2は、本発明のハイブリッドMIMO受信機200の全体構造を示す。受信機は、本発明の実施の形態1によるMIMO検出器300と、チャネル復号器202と、硬判定ユニット203とを含む。MIMO無線通信システムにおいて、畳み込み符号、ターボ符号、又は低密度パリティ検査(LDPC:low−density parity−check)符号が通常用いられる。そのような符号は、復号器202への入力として、軟出力λを必要とする。
従来から定義されているように、軟出力は決定ベクトルdにおける決定ビットの信頼性を示す近似信頼性基準(確率P)を含み、したがって、表記dハットを用いて、送信信号に対応する受信決定ベクトルの推定値を示す。
したがって、本発明の軟出力MIMO検出器300は、チャネル復号器202に対し軟出力を生成する。検出及び復号が1回しか実行されない従来のワンショット受信機とは対照的に、本発明の受信機200は検出及び復号を反復して実行して、より良好なパフォーマンスを獲得する。したがって、チャネル復号器202からの出力は検出器300にフィードバックされ(204)、検出を改善する。
最適な最大事後(MAP)MIMO検出器の場合、軟出力は、次式(2)で表される。
Figure 2009207117
ここで、ベクトル
Figure 2009207117
は受信ベクトルであり、ベクトル
Figure 2009207117
はビットbを有しない受信ベクトルであり、ただしb∈{−1,1}である。kは検出中のビットのインデックスであり、Mは各集合シンボルのビット数であり、λはビットbの軟出力である。式(2)の最終項はMAP検出を最大対数近似したもの(最大対数MAP(max−log MAP))である。以下では、一般性を損なうことなく最大対数MAP検出のみを検討する。
式(2)の値を計算するために、決定ベクトルdの全ての組み合わせに対する全数検索を実行する必要があるであろう。これは、
Figure 2009207117
の複雑性を有する。本発明では、決定ベクトルdの組み合わせを1組の候補決定ベクトルと呼ぶ。
複雑性を低減するために、本発明では候補決定ベクトルの組のサブセットに対する検索を制限する。理想的なサブセットは式(2)によって値を計算される「最大項」のみを含む。しかしながら、理想的なサブセットを構築するのはNP困難である。したがって、本発明の近似最適なハイブリッド法は、「最大項」又は「最大項」に近い値の項を含む確率が高いサブセットを構成する。本発明では、そのような特性を有するサブセットを「重要なサブセット」と呼ぶ。重要なサブセットのサイズは、そのサブセットの複雑性の測度である。
本発明では、ハイブリッドMIMO受信機においてQRD−M及びMCMC検出を用いて、重要なサブセットを効率的に構築する。
MCMC検出
上述したように、MCMC検出器は1組の並列マルコフ連鎖を用いてサンプルを生成する。マルコフ連鎖の定常分布がチャネルの条件付きPDF P(y|d)に従うため、マルコフ連鎖が安定状態に達すると、P(y|d)に従ってサンプルが生成される。したがって、これらのサンプルを含むサブセットは「重要なサブセット」である。
MCMC検出は以下の通りである:
初期決定ベクトルd(0)をランダムに生成する
n=1〜Iについて(for n=1 to I)
(n)を分布
Figure 2009207117
から生成する
(n)を分布
Figure 2009207117
から生成する

Figure 2009207117
を分布
Figure 2009207117
から生成する
for処理の終了
上記手順において、次式が成立し、
Figure 2009207117
は集合シンボルごとのビット数であり、Iは反復回数であり、d(0)は初期候補決定ベクトルであり、d (n)はn番目の反復において生成されるi番目のビットである。
MCMC検出器306の収束を加速するために、幾つかのMCMC検出を独立して並列に実行することができる。MCMC検出器の複雑性は並列のMCMC検出器の数、及び各MCMC検出器によって実行される反復回数によって決まる。
MCMC検出器は比較的低いSNRにおいて良好に機能する。決定ベクトルの小さなサブセットが構築され、それによってMCMC検出の複雑性が比較的低くなる。また、MCMC検出器の複雑性がアンテナ数又は集合サイズの増加に伴い急激に増大することはない。さらに、並列構造はハードウェアにおいて実装することができる。
しかしながら、上述したように、MCMC検出器は比較的高いSNRにおいて収束するのが遅い。この待ち時間の増加によって遅延が発生する。これはチャネルPDFの複数モデル特性に起因する。このチャネルPDFの複数モデル特性は、チャネルPDFが多くの極大点を有することを意味する。このように、MCMCは次式の遷移分布で現在の状態から隣接の状態(「隣接」は決定ベクトルdにおける1ビットのみの差を意味する)へのみ推移することができる。
Figure 2009207117
比較的低いSNRにおいて、極大点と隣接点との間の確率値の差は通常小さい。したがって、MCMC検出器は極大状態から隣接する最大状態に容易に推移することができる。しかしながら、比較的高いSNRにおいては、確率値の差はかなり大きくなる場合がある。したがって、MCMC検出器は極大状態に「閉じ込められる」場合があり、その状態は大域最適ではなく、収束するのに長い時間を要する。
従来技術の技法は、MCMC検出器のための初期候補ベクトルを生成するのにZF検出器又はMMSE検出器を用いていた。しかしながら、上述のようにZF検出器及びMMSE検出器は共に準最適であるため、これらの技法は問題を部分的に解決するのみであった。
QRD−M検出
図3に示すように、本発明の実施の形態1によると、QRD−M検出305は、次のMCMC検出306の前に、最初に実行される。QRD−Mによって生成された決定ベクトルは、候補決定ベクトルの初期の組としてMCMC検出器によって用いられる。
本発明の利点として、ハイブリッド受信機に対して近似最適な1組の候補決定ベクトルを得るのに、QRD−Mに用いるのは小さなMパラメータで十分である。たとえば、Mは、従来技術のQRD−M検出器のような64とする代わりに、12とすることができる。
さらに、パラメータMが小さいため、複雑性が低減される。低SNRであっても、小さなMパラメータはMCMC検出器が近似最適状態で開始することを保証する。MCMC検出器が近似最適状態で開始するため、並列マルコフ連鎖の数及び反復回数が低減される。さらに、QRD−M方法はユークリッド距離を求める時間も低減する。
ハイブリッドMIMO検出器
図3は、本発明の実施の形態1によるMIMO検出器300を示す。検出器300の動作方法400が図4に示される。
検出器は、N個の受信アンテナ122と、チャネル推定ユニット302と、QR分解ユニット303と、前処理ユニット304と、QRD−M検出ユニット305と、MCMC検出ユニット306と、対数尤度比(LLR:log−likelihood ratio)ユニット307とを含む。
受信信号y401が受信アンテナ122によって受信される。受信信号は、トレーニングメッセージ又はデータストリームとすることができる。受信信号はチャネル推定ユニット302及び前処理ユニット304に渡される。チャネル推定ユニットはチャネル行列H411を推定する(410)(図4を参照のこと)。
チャネル行列HはQR分解ユニット303に送られ、ユニタリ行列Q及び上三角チャネル行列Rが生成される。前処理ユニット304は、QRD−M検出ユニット及びMCMC検出ユニットの両方に対するQyを求める。
QRD−M検出ユニットは初期の重要なサブセットを構築する。初期の重要なサブセットは、初期候補決定ベクトル421としてMCMC検出ユニットに送られる。精緻化された重要なサブセットがMCMCユニットによって生成され、当該精緻化された重要なサブセットに対し、軟出力431が求められる。
QRD−Mユニット303において、推定されたチャネル行列に対し、QR分解が次式(3)のように実行される。
r=Qy=QHd+Qn=Rd+Qn (3)
ここで、H=QRであり、
Figure 2009207117
はユニタリ行列であり、
Figure 2009207117
であり、ここで、
Figure 2009207117
は上三角行列である。
前処理ユニット304において、Qy及びRdの値は、QRD−M検出ユニット305及びMCMC検出ユニット306の両方に対して求められる。
MCMC検出ユニット306におけるユークリッド距離計算の複雑性は、本発明によって以下のように低減される。
従来のMCMC検出における従来のユークリッド距離計算は、次式(4)で表される。
Figure 2009207117
ここで、|ω|はユークリッド距離であり、yはk番目の受信アンテナにおける受信シンボルであり、hk,lはl番目の送信アンテナとk番目の受信アンテナとの間のチャネルのインパルス応答であり、dはl番目の送信機から送信された候補シンボルである。
本発明の実施の形態1によるMCMC検出ユニット306において、ユークリッド距離は、次式(5)によって求められる。
Figure 2009207117
ここで、rはRのエントリであり、tk,lはTのエントリであり、dはdのエントリである。
この手法を使用して、本発明の検出の複雑性は、従来のMCMC検出と比較して少なくとも半減した。
前の状態のユークリッド距離を用いることによって複雑性が低減される。それは以下のように説明される。
1)初期状態のユークリッド距離ω(0)、|ω(0)|を求める。距離行列と当該距離行列の平方根とを記憶する。
2)マルコフ連鎖の各状態遷移において、前に記憶したユークリッド距離ω、ω を用いて次の状態i+1のユークリッド距離を求める。各状態遷移において、1ビットのみが変化する。アンテナl(1≦l≦N)によって送信されたシンボルの1ビットが変更される場合、ユークリッド距離は、次式(6)で表される。
Figure 2009207117
ここで、Re()は複素数の実数部分であり、φは便宜上、tk,l(i)−tk,l(i+1)を表す。
|ω(i)|及び|φ=tk,l(i)−tk,l(i+1)|はあらかじめ定められているため、
Figure 2009207117
回のみの乗算を要し、本発明のハイブリッド受信機の複雑性を低減する。
図4に示すように、複数の信号y401が、送信アンテナに対応するチャネルを介して複数の受信アンテナにおいて受信される。チャネル行列H411が推定される。チャネル行列Hは、QR分解を用いて行列QRに分解される。それらの行列を用いて、QRD−M決定ユニットにおいて候補決定ベクトル421を求める(420)。候補決定ベクトルをMCMC決定ユニットに入力して軟出力431を求める(430)。次に当該軟出力をチャネル復号ユニット440に入力して、決定ベクトルdハット402を生成することができる。当該決定ベクトルは対応する送信信号dの最良の推定値である。
本発明は特定の好ましい実施形態を参照して説明されてきたが、本発明の精神及び範囲内で様々な他の適合及び変更を行うことができることは理解されたい。したがって、添付の特許請求の範囲の目的は、本発明の真の精神及び範囲内に入るような全ての変形及び変更を包含することである。
本発明の実施の形態1によって用いられる空間多重MIMOシステムのブロック図である。 本発明の実施の形態1による、送信モードで動作する第1の送受信機及び受信モードで動作する第2の送受信機のブロック図である。 本発明の実施の形態1によって用いられるMIMO受信機のブロック図である。 本発明の実施の形態1によるMIMO検出器のブロック図である。 本発明の実施の形態1による、MIMO受信機において軟出力を生成する方法のブロック図である。

Claims (11)

  1. 対応するチャネルを介して複数のアンテナにおいて受信された複数の受信信号yからチャネル行列Hを推定するステップと、
    ユニタリ行列Q及び上三角行列Rを得るために、Mパラメータを用いて前記チャネル行列Hを分解するステップと、
    QRD−M検出ユニットにおいて、前記行列Q及び前記行列R並びに前記複数の受信信号yに基づいて、1組の候補決定ベクトルを求めるステップと、
    マルコフ連鎖モンテカルロ(MCMC)検出ユニットにおいて、前記1組の候補決定ベクトルの重要なサブセットを求めるステップと、
    対数尤度比ユニットにおいて、前記重要なサブセットを用いて軟出力を求めるステップと、
    を含む、多入力多出力(MIMO)受信機において受信信号に対する軟出力を生成する方法。
  2. 前記複数の受信信号yは、互いに独立である、請求項1に記載のMIMO受信機において受信信号に対する軟出力を生成する方法。
  3. 送信信号dと前記受信信号yとの間の関係は、y=Hd+nであり、
    Figure 2009207117
    は、前記受信信号のベクトルであり、
    Figure 2009207117
    は、前記送信信号のベクトルであり、
    Figure 2009207117
    は、要素hi,jがi番目の受信アンテナとj番目の送信アンテナとの間のチャネルのインパルス応答である前記チャネル行列であり、
    Figure 2009207117
    は、雑音ベクトルである、請求項1に記載のMIMO受信機において受信信号に対する軟出力を生成する方法。
  4. 前記軟出力は、決定ベクトルdハットにおける決定ビットの信頼性を示す近似信頼性基準を含み、前記決定ベクトルは前記送信信号dの推定値である、請求項3に記載のMIMO受信機において受信信号に対する軟出力を生成する方法。
  5. 前記受信信号は、多岐にわたる信号対雑音比条件を有する、請求項1に記載のMIMO受信機において受信信号に対する軟出力を生成する方法。
  6. 前処理ユニットは、Qy及びRdを、前記QRD−M検出ユニット及び前記MCMC検出ユニットの両方に対して求める、請求項3に記載のMIMO受信機において受信信号に対する軟出力を生成する方法。
  7. 前記チャネル行列に対し、前記分解が
    r=Qy=QHd+Qn=Rd+Q
    のように実行され、ここで、H=QRであり、
    Figure 2009207117
    は、前記ユニタリ行列であり、
    Figure 2009207117
    であり、ここで、
    Figure 2009207117
    は、前記上三角行列である、請求項3に記載のMIMO受信機において受信信号に対する軟出力を生成する方法。
  8. 前記MCMC検出ユニットは、次式
    Figure 2009207117
    に従ってユークリッド距離を求め、ここで、|ω|は、前記ユークリッド距離であり、rは、ベクトルrのエントリであり、tk,lは、行列Tのエントリであり、dは、ベクトルdのエントリである、請求項7に記載のMIMO受信機において受信信号に対する軟出力を生成する方法。
  9. 前記ユークリッド距離は、次式
    Figure 2009207117
    に従って変更され、ここで、Re()は、複素数の実数部分であり、φは、tk,l(i)−tk,l(i+1)を表す、請求項8に記載のMIMO受信機において受信信号に対する軟出力を生成する方法。
  10. 前記送信信号dを推定するために、前記軟出力をチャネル復号するステップをさらに含む、請求項3に記載のMIMO受信機において受信信号に対する軟出力を生成する方法。
  11. 送信機及び受信機を含む送受信機であって、前記送信機及び前記受信機のそれぞれは、1組のアンテナに接続可能であるように構成され、前記受信機は、
    対応するチャネルを介して複数のアンテナにおいて受信された複数の受信信号yからチャネル行列Hを推定する手段と、
    ユニタリ行列Q及び上三角行列Rを得るために、Mパラメータを用いて前記チャネル行列Hを分解する手段と、
    QRD−M検出ユニットにおいて、前記行列Q及び前記行列R並びに前記複数の受信信号yに基づいて、1組の候補決定ベクトルを求める手段と、
    マルコフ連鎖モンテカルロ(MCMC)検出ユニットにおいて、前記1組の候補決定ベクトルの重要なサブセットを求める手段と、
    対数尤度比ユニットにおいて、前記重要なサブセットを用いて軟出力を求める手段と、
    を備える、送受信機。
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