JP2009207011A - ガンマ補正装置及び方法、及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ガンマ補正処理において、低輝度部の階調性を損なわずに、コントラストを上げる。
【解決手段】 ガンマ補正装置であって、ガンマ補正の種類を設定する操作回路(9)と、設定されたガンマ補正の種類に基づいて、ガンマ補正データ及び露出の目標値を選択する選択手段(7)と、選択されたガンマ補正データを用いてガンマ補正を行うガンマ補正回路(21)と、選択された露出の目標値となるように、露出制御する露出制御手段(7)とを有し、ガンマ補正データ及び露出の目標値は、少なくとも、標準の第1のガンマ補正データ及び露出の第1の目標値と、低輝度部のコントラストを向上するための第2のガンマ補正データ及び露出の第2の目標値とを含み、第2の目標値は第1の目標値よりも高く、第2のガンマ補正データは、予め設定された低輝度側の入力範囲において、第1のガンマ補正データと同じデータを有し、それ以外の入力範囲において第1のガンマ補正データに、第1の目標値を第2の目標値で除した値を乗じたデータを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ガンマ補正装置及び方法、及び撮像装置に関し、特に、低輝度部のコントラストを変換することが可能なガンマ補正装置及び方法、及び撮像装置に関する。
近年、CCD等の撮像素子を用いたデジタルビデオカメラ等の撮像装置が普及している。撮像装置で撮影された映像はモニタ等の画像出力装置で出力される。出力装置はガンマ特性(入力信号―出力信号特性)を持ち、CRTディスプレイでは、その値は一般的にガンマ値2.2である。撮像装置と出力装置からなるシステム全体の特性がガンマ値1である必要があるため、撮像装置で0.45(=1/2.2)のガンマ補正を行っている。
デジタルビデオカメラからの動画の出力、0[IRE]から100[IRE]は219[LSB]で表現される。1125/60方式のスタジオ規格(BTA S‐001 B)では、Vを出力時の映像信号[IRE]、Lを映像信号Vにより発する再生時の光(最大輝度を1)とした場合の、1080システムのガンマ補正を以下の通り定めている。
1≧L≧0.018では、V=1.099L0.45−0.099
0.018>L≧0では、V=4.500L
この1125/60方式のスタジオ規格のガンマ補正曲線は、低輝度部の4.5が最大の傾きである。
ここで、入力をx[LSB]、出力をy[LSB]とする。この場合、上述したように100[IRE]が219[LSB]であるため、映像信号Vはy/219[IRE]に相当する。また入力100%がA[LSB]だとすると、Lはx/A[IRE]に相当する。これらを上述のLが1.8[%]未満の式に代入すると、y/219=4.5x/Aとなる。
ここで階調について考える。yがxより大きくなると入力信号より出力信号が多くなるため、入力信号が生じない出力信号が生じる可能性がある。従ってy/xは1以下である必要がある。つまりこのガンマ補正曲線では、4.5×219/Aは1以下である必要がある。従って、Aは985.5(=219×4.5)LSB以上である必要がある。ここで、ダイナミックレンジを200%程度にしたいとすると、入力に1971(=985.5×200/100)LSB必要である。従ってこのガンマ補正曲線を描くには入力として11bit以上必要である。
一方、最適な映像を撮影するために、使用者の好みや撮影する条件に応じて、一部の輝度領域のコントラストを変更できる機能を持つ撮像装置が普及してきている(例えば、特許文献1参照)。この機能を使うと、低輝度部のコントラストを高くしたり、暗部の階調性を良くしたり、高輝度部のコントラストを上げて白とびを緩和したりすることができる。ただし、コントラストを上げた領域以外では逆にコントラストは低減する。このコントラストの変更の多くはガンマ補正曲線の一部または全てを変更することにより実現している。
特開2003−283954号公報
上述したように、仮に、ダイナミックレンジが200%で、入力が11bitであるとすると、規格のガンマ補正曲線の低輝度部の傾きは0.962(=219×4.5×2/2048)となる。この状況で低輝度部のコントラストを上げようとしてガンマ補正曲線の低輝度部の傾きを上げると、低輝度部の傾きは1を超えてしまう。そうすると上述したように、入力信号の存在しない出力信号が生じてしまうため、階調性は損なわれてしまう。
このように、従来の方法ではコントラストは高くなるが階調性が失われるか、あるいは思ったようにコントラストを上げることができないといった制限が生じる。
またコントラストを上げたことにより低輝度部分が標準のガンマ補正曲線よりもゲインのかかる状態となるため、SN比の劣化も生じてしまう。
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、ガンマ補正処理において、低輝度部の階調性を損なわずに、コントラストを上げることを目的とする。
上記目的を達成するために、撮像手段から得られた画像データをガンマ補正する本発明尾ガンマ補正装置は、ガンマ補正の種類を設定する設定手段と、前記設定手段により設定されたガンマ補正の種類に基づいて、ガンマ補正データ及び露出の目標値を選択する選択手段と、前記選択手段によって選択されたガンマ補正データを用いてガンマ補正を行うガンマ補正手段と、前記選択手段によって選択された露出の目標値となるように、露出制御する露出制御手段とを有し、前記ガンマ補正データ及び露出の目標値は、少なくとも、標準の第1のガンマ補正データ及び露出の第1の目標値と、低輝度部のコントラストを向上するための第2のガンマ補正データ及び露出の第2の目標値とを含み、前記第2の目標値は前記第1の目標値よりも高く、前記第2のガンマ補正データは、予め設定された低輝度側の入力範囲において、前記第1のガンマ補正データと同じデータを有し、それ以外の入力範囲において前記第1のガンマ補正データに、前記第1の目標値を前記第2の目標値で除した値を乗じたデータを有する。
また、撮像手段から得られた画像データをガンマ補正する本発明のガンマ補正方法は、ガンマ補正の種類を設定する設定工程と、前記設定工程で設定されたガンマ補正の種類に基づいて、ガンマ補正データ及び露出の目標値を選択する選択工程と、前記選択工程で選択されたガンマ補正データを用いてガンマ補正を行うガンマ補正工程と、前記選択工程で選択された露出の目標値となるように、露出制御する露出制御工程とを有し、前記ガンマ補正データ及び露出の目標値は、少なくとも、標準の第1のガンマ補正データ及び露出の第1の目標値と、低輝度部のコントラストを向上するための第2のガンマ補正データ及び露出の第2の目標値とを含み、前記第2の目標値は前記第1の目標値よりも高く、前記第2のガンマ補正データは、予め設定された低輝度側の入力範囲において、前記第1のガンマ補正データと同じデータを有し、それ以外の入力範囲において前記第1のガンマ補正データに、前記第1の目標値を前記第2の目標値で除した値を乗じたデータを有することを特徴とするガンマ補正方法。
また、別の構成によれば、撮像手段から得られた画像データをガンマ補正する本発明のガンマ補正装置は、ガンマ補正の種類を設定する設定手段と、前記設定手段により設定されたガンマ補正の種類に基づいて、ガンマ補正データ及び露出の目標値を選択する選択手段と、前記選択手段によって選択されたガンマ補正データを用いてガンマ補正を行うガンマ補正手段と、前記選択手段によって選択された露出の目標値となるように、露出制御する露出制御手段とを有し、前記ガンマ補正データ及び露出の目標値は、少なくとも、標準の第1のガンマ補正データ及び露出の第1の目標値と、低輝度部のコントラストを向上するための第2のガンマ補正データ及び露出の第2の目標値とを含み、前記第2の目標値は前記第1の目標値よりも高く、前記第2のガンマ補正データは、予め設定された低輝度側の入力範囲において、入力と出力の傾きが1であり、それ以外の入力範囲において前記第1のガンマ補正データに、前記第1の目標値を前記第2の目標値で除した値を乗じたデータを有する。
撮像手段から得られた画像データをガンマ補正する本発明のガンマ補正方法は、ガンマ補正の種類を設定する設定工程と、前記設定工程で設定されたガンマ補正の種類に基づいて、ガンマ補正データ及び露出の目標値を選択する選択工程と、前記選択工程で選択されたガンマ補正データを用いてガンマ補正を行うガンマ補正工程と、前記選択工程で選択された露出の目標値となるように、露出制御する露出制御工程とを有し、前記ガンマ補正データ及び露出の目標値は、少なくとも、標準の第1のガンマ補正データ及び露出の第1の目標値と、低輝度部のコントラストを向上するための第2のガンマ補正データ及び露出の第2の目標値とを含み、前記第2の目標値は前記第1の目標値よりも高く、前記第2のガンマ補正データは、予め設定された低輝度側の入力範囲において、入力と出力の傾きが1であり、それ以外の入力範囲において前記第1のガンマ補正データに、前記第1の目標値を前記第2の目標値で除した値を乗じたデータを有する。
また、本発明の撮像装置は、上記いずれかのガンマ補正装置を有する。
本発明によれば、ガンマ補正処理において、低輝度部の階調性を損なわずに、コントラストを上げることができる。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本第1の実施形態における撮像装置の概略構成を示すブロック図である。撮像部1で光電変換されたカメラ出力信号は、CDS・AD変換回路2を経て、デジタルカメラ信号処理回路3に送られる。デジタルカメラ信号処理回路3で信号処理されたデジタルカメラ信号の内、静止画用の静止画データは、例えば半導体記憶装置で構成される静止画用記録媒体4に記録される。一方、動画像データはデジタルビデオ信号処理回路5により信号処理された後、例えば、半導体メモリや記録可能なDVDディスク等の動画用記録媒体6に記録される。
7はCPUであり、メモリ8に記憶されているアプリケーションプログラムに従って、撮像装置内の各種の動作を制御する。それらの動作は、ユーザが操作する操作回路9から入力される各種操作信号に従って実行される。
ユーザが操作回路9により、例えば、標準、低輝度のコントラスト向上、高輝度のコントラスト向上といった、ガンマ補正の種類を選択すると、操作回路9は選択されたガンマ補正の種類を示す信号をCPU7に送る。CPU7は送られてきた信号に応じて、メモリ8に格納されているガンマ補正曲線のデータ(ガンマ補正データ)を選択し、選択したデータをデジタルカメラ信号処理回路3に送る。デジタルカメラ信号処理回路3は、ガンマ補正回路31において、選択されたガンマ補正曲線に従いガンマ補正を行う。同時にCPU7は選択されたガンマ補正曲線に対応した露出(AE)の目標値を選び、デジタルカメラ信号処理回路3で得られた検波値と選択された目標値を基にして、アイリス、シャッター、ゲインなどの値をCPU7で決定する。そして、決定した値を各構成部分に送ることにより露出制御する。
図2に標準のガンマ補正曲線(実線)と、低輝度部のコントラストを上げるためのガンマ補正曲線(点線)を示す。また、それぞれのガンマ補正曲線におけるAEの目標値1、2(第1の目標値、第2の目標値)も示してある。
ここでは、入力11bit、出力8bit(100IREは219LSBに相当)、ダイナミックレンジを200%とし、1125/60方式のスタジオ規格の1080システムに基づいているものとする。標準のガンマ補正曲線における低輝度部の傾き、すなわち出力(LSB)/入力(LSB)はこの条件では、上述のように約0.962となる。ここで、低輝度部のコントラストを上げるためのガンマ補正曲線における、低輝度部の傾きが標準のガンマ補正曲線の1.2倍あるとする。従来の方法では傾きを1.2倍すると、低輝度部では上述した低輝度部の傾き0.962を1.2倍するので、傾きが1を超えてしまう。すると低輝度の部分に入力信号が無い出力値が生成され、階調が損なわれてしまう可能性が生じる。
そこで、本第1の実施形態では、低輝度部のコントラストを上げるためのガンマ補正曲線では、低輝度部の傾きを標準のガンマ補正曲線と同様にする。その上でAEの目標値2をAEの目標値1の1.2倍とし、低輝度部以外の部分は標準のガンマ補正曲線の入力を1.2倍にした曲線を描く。ただし、入力は2つのガンマ補正曲線で同じであるため、標準のガンマ補正曲線の入力の5/6を描き、入力を1.2倍した曲線となる。このようにすれば低輝度部の傾きは変化しない。この補正曲線を描く際に低輝度部とそれ以外の範囲の曲線は交わりを持たない。そのため、低輝度部とそれ以外の範囲の曲線を、例えば1次直線、2次以上の曲線、または指数関数などでつなぐ必要がある。
図2の比較はAEが同じ状態のときを示している。同じ被写体を撮影した際には目標値が異なるためアイリスやシャッター、ゲインなどが異なる。目標値が1.2倍であるので同じ輝度の被写体を撮影しても1.2倍の明るさとなる。
そこで目標値を考慮した2つのガンマ補正曲線の比較を図3に示す。この図は入射光に対する出力信号を示している。実線が標準のガンマ補正曲線(第1のガンマ補正データ)で点線が低輝度部のコントラストを上げるためのガンマ補正曲線(第2のガンマ補正データ)である。低輝度部の傾きは2つのガンマ補正曲線で同様としているため、AEの目標値2がAEの目標値1を1.2倍した分だけ低輝度部のコントラストを上げるためのガンマ補正曲線の方が傾きが大きくなっている。その他の部分はAEの目標値の比(つまり、目標値2を目標値1で除した値)だけ入力を乗じているため、2つのガンマ補正曲線は重なる。
上記の通り、本第1の実施形態によれば、上述したようにして作成した低輝度部のコントラストを上げるためのガンマ補正曲線を用いることにより、ガンマ補正曲線の低輝度部の傾きを変化させることなく、低輝度部のコントラストを上げることができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
上述した第1の実施形態の方法では、図3に示すダイナミックレンジ301、302を比較すると分かるように、低輝度部のコントラストを上げると、ガンマ補正曲線の低輝度部の傾きを大きくした割合だけダイナミックレンジが狭くなる。
そこで、本第2の実施形態では、低輝度部のコントラストを上げるためのガンマ補正曲線の低輝度部の傾き、すなわち出力(LSB)/入力(LSB)を1とする。この傾きまでは階調を損なうことはない。
以下、本第2の実施形態におけるガンマ補正曲線について説明するが、第1の実施形態と同じ条件で考える。図4に第2の実施形態における2つのガンマ補正曲線の関係を示す。低輝度部のコントラストを上げるためのガンマ補正曲線の低輝度部の傾きは1であり、標準のガンマ補正曲線より傾きが大きい。通常のガンマの傾きが0.962であるため、低輝度部の傾きを1.2倍するにはAEの目標値とガンマ補正曲線の入力を1.2×0.962倍すれば良い。
図5にAEの目標値を考慮した入射光に対する出力信号を示す。第1の実施形態と同様に、低輝度部のコントラストが上がっていることがわかる。第1の実施形態では低輝度部のコントラストを上げるためのガンマ補正曲線では通常のガンマ補正曲線に対して、ダイナミックレンジ302が約83%(=1/1.2)になった。これに対し、第2の実施形態ではダイナミックレンジ502が約87%(=1/1.2×0.962)になり、ダイナミックレンジの減少が低減される。(図5の入力ビットやダイナミックレンジ次第ではより大きな効果を示す。
上記のとおり、本第2の実施形態によれば、階調を損なうことなく低輝度部のコントラストを上げることができるとともに、ダイナミックレンジの低減を最低限に抑えることができる。
なお、上記第1及び第2の実施形態においては、低輝度部の傾きを1.2倍する場合について説明したが、本発明はこれに限るものではなく、1倍を超えていればよい。
また、複数のガンマ補正の種類に応じてガンマ補正曲線そのものをそれぞれメモリ8に記憶しておくようにしても、ガンマ補正曲線を生成するために必要なデータを記憶しておき、ガンマ補正回路31にてガンマ補正曲線を生成するようにしても良い。
また、低輝度部は、1125/60方式のスタジオ規格の1080システムに基づいている場合には、上述したように0.018>L≧0の範囲を示す。他の規格に基づいている場合には、その規格に応じて、低輝度部のコントラストを強調した際に階調の悪化が懸念される範囲を、低輝度側の入力範囲として設定すればよい。
<他の実施形態>
なお、上記第1及び第2の実施形態では、撮像装置においてガンマ補正を行う場合について説明したが、本発明はこれに限るものではない。例えば、撮像装置がガンマ補正を行わずに撮影データ(RAWデータ)をそのまま出力し、RAWデータの出力を受けた装置において、上述したガンマ補正処理を行ってもよい。
その場合、本発明の目的は、以下の様にして達成することも可能である。まず、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、以下のようにして達成することも可能である。即ち、読み出したプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合である。ここでプログラムコードを記憶する記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、CD−ROM、CD−R、DVD、光ディスク、光磁気ディスク、MOなどが考えられる。また、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)やWAN(ワイド・エリア・ネットワーク)などのコンピュータネットワークを、プログラムコードを供給するために用いることができる。
本発明の第1の実施形態における撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態における通常のガンマと低輝度部のコントラストを上げるためのガンマ補正曲線を示す。 本発明の第1の実施形態における通常と低輝度部のコントラストを上げた状態での入射光に対する出力信号の特性を示す。 本発明の第2の実施形態における通常のガンマと低輝度部のコントラストを上げるためのガンマ補正曲線を示す。 本発明の第2の実施形態における通常と低輝度部のコントラストを上げた状態での入射光に対する出力信号の特性を示す。
符号の説明
1‥‥撮像部
2‥‥CDS・A/D変換回路
3‥‥デジタルカメラ信号処理回路
4‥‥静止画記録媒体
5‥‥ビデオ信号処理回路
6‥‥動画記録媒体
7‥‥CPU
8‥‥メモリ
9‥‥操作回路
21‥‥ガンマ補正回路

Claims (10)

  1. 撮像手段から得られた画像データをガンマ補正するガンマ補正装置であって、
    ガンマ補正の種類を設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定されたガンマ補正の種類に基づいて、ガンマ補正データ及び露出の目標値を選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択されたガンマ補正データを用いてガンマ補正を行うガンマ補正手段と、
    前記選択手段によって選択された露出の目標値となるように、露出制御する露出制御手段とを有し、
    前記ガンマ補正データ及び露出の目標値は、少なくとも、標準の第1のガンマ補正データ及び露出の第1の目標値と、低輝度部のコントラストを向上するための第2のガンマ補正データ及び露出の第2の目標値とを含み、前記第2の目標値は前記第1の目標値よりも高く、前記第2のガンマ補正データは、予め設定された低輝度側の入力範囲において、前記第1のガンマ補正データと同じデータを有し、それ以外の入力範囲において前記第1のガンマ補正データに、前記第1の目標値を前記第2の目標値で除した値を乗じたデータを有することを特徴とするガンマ補正装置。
  2. 撮像手段から得られた画像データをガンマ補正するガンマ補正装置であって、
    ガンマ補正の種類を設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定されたガンマ補正の種類に基づいて、ガンマ補正データ及び露出の目標値を選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択されたガンマ補正データを用いてガンマ補正を行うガンマ補正手段と、
    前記選択手段によって選択された露出の目標値となるように、露出制御する露出制御手段とを有し、
    前記ガンマ補正データ及び露出の目標値は、少なくとも、標準の第1のガンマ補正データ及び露出の第1の目標値と、低輝度部のコントラストを向上するための第2のガンマ補正データ及び露出の第2の目標値とを含み、前記第2の目標値は前記第1の目標値よりも高く、前記第2のガンマ補正データは、予め設定された低輝度側の入力範囲において、入力と出力の傾きが1であり、それ以外の入力範囲において前記第1のガンマ補正データに、前記第1の目標値を前記第2の目標値で除した値を乗じたデータを有することを特徴とするガンマ補正装置。
  3. 前記第2のガンマ補正データにおいて、前記低輝度側の入力範囲と、それ以外の入力範囲のデータを1次直線または2次以上の曲線でつないだことを特徴とする請求項1または2に記載のガンマ補正装置。
  4. 前記第2のガンマ補正データにおいて、前記低輝度側の入力範囲と、それ以外の入力範囲のデータを指数関数でつないだことを特徴とする請求項1または2に記載のガンマ補正装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のガンマ補正装置を有することを特徴とする撮像装置。
  6. 撮像手段から得られた画像データをガンマ補正するガンマ補正方法であって、
    ガンマ補正の種類を設定する設定工程と、
    前記設定工程で設定されたガンマ補正の種類に基づいて、ガンマ補正データ及び露出の目標値を選択する選択工程と、
    前記選択工程で選択されたガンマ補正データを用いてガンマ補正を行うガンマ補正工程と、
    前記選択工程で選択された露出の目標値となるように、露出制御する露出制御工程とを有し、
    前記ガンマ補正データ及び露出の目標値は、少なくとも、標準の第1のガンマ補正データ及び露出の第1の目標値と、低輝度部のコントラストを向上するための第2のガンマ補正データ及び露出の第2の目標値とを含み、前記第2の目標値は前記第1の目標値よりも高く、前記第2のガンマ補正データは、予め設定された低輝度側の入力範囲において、前記第1のガンマ補正データと同じデータを有し、それ以外の入力範囲において前記第1のガンマ補正データに、前記第1の目標値を前記第2の目標値で除した値を乗じたデータを有することを特徴とするガンマ補正方法。
  7. 撮像手段から得られた画像データをガンマ補正するガンマ補正方法であって、
    ガンマ補正の種類を設定する設定工程と、
    前記設定工程で設定されたガンマ補正の種類に基づいて、ガンマ補正データ及び露出の目標値を選択する選択工程と、
    前記選択工程で選択されたガンマ補正データを用いてガンマ補正を行うガンマ補正工程と、
    前記選択工程で選択された露出の目標値となるように、露出制御する露出制御工程とを有し、
    前記ガンマ補正データ及び露出の目標値は、少なくとも、標準の第1のガンマ補正データ及び露出の第1の目標値と、低輝度部のコントラストを向上するための第2のガンマ補正データ及び露出の第2の目標値とを含み、前記第2の目標値は前記第1の目標値よりも高く、前記第2のガンマ補正データは、予め設定された低輝度側の入力範囲において、入力と出力の傾きが1であり、それ以外の入力範囲において前記第1のガンマ補正データに、前記第1の目標値を前記第2の目標値で除した値を乗じたデータを有することを特徴とするガンマ補正方法。
  8. 前記第1のガンマ補正データと、前記第1の目標値と、前記第2の目標値とに基づいて、前記第2のガンマ補正データを生成する生成工程を更に有することを特徴とするガンマ補正方法。
  9. コンピュータに、請求項6乃至8のいずれか1項に記載のガンマ補正方法の各工程を実行させるためのプログラム。
  10. 請求項9に記載のプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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