JP2009202888A - 燃料供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は燃料供給を緊急停止させる緊急停止スイッチの操作を迅速に行えることを課題とする。
【解決手段】燃料供給装置10は、液晶パネル42Aの下方に、燃料供給中に異常が発生した場合に操作される緊急停止スイッチ釦110Aが設けられている。緊急停止スイッチ釦110Aには、燃料供給装置10の動作状態に応じて点灯、低速点滅、高速点滅、消灯に切り替わる緊急停止釦表示ランプ110A1が設けられている。この緊急停止スイッチ釦110Aが押圧操作されて緊急停止信号が出力された場合、燃料供給装置10の制御回路は、緊急停止信号の数をカウントし、複数の燃料供給系統のうちカウント値に応じた燃料供給系統を停止させる。
【選択図】図1

Description

本発明は燃料供給装置に係り、特に燃料供給中に何らかの異常が発生した場合、緊急停止スイッチを操作することにより燃料の供給を停止させるよう構成された燃料供給装置に関する。
例えば、自動車の燃料タンク(被燃料供給体)にガソリンなどの燃料を供給する燃料供給装置には、筐体の前面に緊急停止スイッチを設けることにより、異常発生時に燃料供給所の全ての燃料供給装置よりの燃料の供給を停止させることができるように構成されたものがある。また、例えば、特許文献1にみられるように、各燃料供給装置の筐体に燃料供給所に設置された各燃料供給装置専用の緊急停止スイッチを当該燃料供給装置の台数分設け、一の燃料供給装置で異常が発生した場合にも、別の燃料供給装置に設けられた当該一の燃料供給装置専用の緊急停止スイッチを操作して一の燃料供給装置による燃料供給を停止させることができるように構成されたものもある。
特開平3−226496号公報
しかしながら、上記のように緊急停止スイッチが操作された場合に全ての燃料供給装置よりの燃料の供給を停止するものにあっては、一の燃料供給装置の燃料の供給を停止させれば良い場合であっても、全ての燃料供給装置よりの燃料の供給が停止してしまうため、異常の生じていない燃料供給装置よりの燃料供給も停止させてしまうことになってしまうという問題がある。
また、上記特許文献1に記載された燃料供給装置のように、複数の緊急停止スイッチが設けられている場合には、複数の燃料供給装置それぞれに各燃料供給装置専用の緊急停止スイッチを燃料供給装置の台数分設けなければならず、かつ、どの緊急停止スイッチが緊急停止しようとする燃料供給装置に対応するものであるのかが分かりにくく、迅速に異常のあった燃料供給装置を停止させることが難しいという問題があった。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、上記課題を解決した燃料供給装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような手段を有する。
本発明は、指定された種別の燃料を供給する複数の燃料供給系統と、前記複数の燃料供給系統による燃料の供給の停止を指示するための緊急停止スイッチと、前記複数の燃料供給系統のうち、該緊急停止スイッチの操作回数に対応した燃料供給系統による燃料の供給を停止させる緊急停止制御手段とを備えおり、上記課題を解決するものである。
また、本発明は、前記緊急停止制御手段が、前記緊急停止スイッチの操作回数が増えるにつれて燃料の供給を停止させる燃料供給系統の数を増加することにより、上記課題を解決するものである。
また、本発明は、前記緊急停止制御手段が、前記緊急停止スイッチの操作回数が予め設定された閾値に達した場合、他の燃料供給装置による燃料の供給を停止させるための緊急停止信号を出力し、また前記他の燃料供給装置から緊急停止信号が出力された場合には、当該燃料供給系統による燃料の供給を停止させることにより、上記課題を解決するものである。
本発明によれば、複数の燃料供給系統のうち、緊急停止スイッチの操作回数に対応した燃料供給系統による燃料の供給を停止させるため、迅速に異常発生中の燃料供給系統による燃料の供給を停止させることが可能になる。また、従来技術のように複数の緊急停止スイッチを設けた場合に生じうるどの緊急停止スイッチを操作すればよいのかを判断する必要がないので、その分迅速に異常発生中の燃料供給系統による燃料の供給を停止させることが可能になる。更に、異常の発生の大きさに応じて緊急停止スイッチの操作回数を変えるだけで、燃料の供給を停止する燃料供給系統の数を変えることができ、よって、迅速に異常発生中の燃料供給系統による燃料の供給を停止させることが可能になる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は本発明による燃料供給装置の一実施例を示す正面図である。尚、図1では、燃料供給装置の前面側(A側)のみを示しているが、背面側(B側)も前面側と同じ構成になっているので、背面側の説明は省略する。
図1に示されるように、燃料供給装置10は、セルフサービス方式の計量機からなり、コンクリート製のアイランド20上に設置された筐体30と、筐体30の前面側(A側)に設けられた入力操作部40Aと、流量表示器50Aと、複数(本実施例では3種類)のノズル収納部61A〜63Aとを有する。
入力操作部40Aは、筐体30の上部32Aに設けられた液晶パネル42Aの表面に形成されたタッチパネルからなる。また、液晶パネル42Aの上部には、赤外線センサなどからなる人検知センサ44Aが設けられている。そして、燃料供給操作を行う操作者が液晶パネル42Aの前に立つと、人検知センサ44Aの検知信号がオンになることで、液晶パネル42Aに油種選択画面や給液量をプリセットするためのプリセット画面などが順次表示される。
操作者は、液晶パネル42Aに表示された画面(タッチパネル)に触れることで油種選択の入力操作や給液量の入力操作を行える。また、本実施例では、液晶パネル42Aの画面表示と共に音声ガイドにより操作手順をガイダンスする機能(詳細は省略する)も有している。
液晶パネル42Aの下方には、燃料供給中に異常が発生した場合に操作される緊急停止スイッチ釦110Aが設けられている。なお、緊急停止スイッチ釦110Aを液晶パネル42Aの下方に設けた理由は、操作者が液晶パネル42Aの入力操作部40Aを操作する際に緊急停止スイッチ釦110Aを認識するためである。
図2に示されるように、緊急停止スイッチ釦110Aは、作業者の目に付きやすくするために設けられた長方形の大型パネル100Aに設けられている。また、緊急停止スイッチ釦110Aの内側には、図3に示すように緊急停止スイッチ110A2が配されている。この緊急停止スイッチ110A2は、緊急停止スイッチ釦110Aを押すと作動状態となって緊急停止信号を出力し、緊急停止スイッチ釦110Aから手を離すことにより押す状態の前の状態に復帰して被作動状態となるプッシュスイッチ(押し釦)が採用されている。また、緊急停止スイッチ釦110Aの表面の材料は透光性を有する材料より構成され、その内部には、燃料供給装置10の動作状態に応じて点灯、低速点滅、高速点滅、消灯に切り替わる緊急停止釦表示ランプ110A1が設けられている。
そのため、燃料供給操作を行なう操作者からしてみると、筐体30の何処に緊急停止スイッチ釦110Aがあるのかを緊急停止釦表示ランプ110A1の点灯、低速点滅、高速点滅によって容易に判別することが可能になる。
この緊急停止スイッチ釦110Aが押圧操作されて緊急停止信号が出力された場合、燃料供給装置10においては、緊急停止信号の数をカウントし、そのカウント値に応じて予め設定された緊急停止範囲の燃料供給系統を停止させる。この緊急停止範囲とは、緊急停止を行える範囲のことであり、緊急停止スイッチ釦110Aの操作回数(緊急停止信号の出力回数)に応じて緊急停止を行える燃料供給系統の範囲が予め設定されている。例えば、緊急停止スイッチ釦110Aが1回操作されたときは、当該燃料供給ポイントの燃料供給系統が停止され、緊急停止スイッチ釦110Aが2回操作されたときは、当該燃料供給装置の前面側及び背面側ポイントの全燃料供給系統が停止され、緊急停止スイッチ釦110Aが3回操作されたときは、当該燃料供給所の全ての燃料供給装置10〜10の全燃料供給系統が停止されるといった具合に停止される燃料供給系統が増加する。
従って、制御回路36Aでは、緊急停止スイッチ釦110Aの操作回数(緊急停止スイッチ110A2からの信号数)をカウントし、そのカウント値に応じて停止する燃料供給系統が増加して緊急停止範囲が拡張される。これにより、異常発生場所の近くにある当該燃料供給装置に近づけない場合でも燃料供給を停止させることが可能になる。
さらに、図1に示されるように、液晶パネル42Aの右側には、クレジットカード用のカードリーダ46A、紙幣投入部47A、インタホン48A、レシート発行部49Aなどの各種機器が設けられている。
また、筐体30の内部には、各油種毎の燃料供給経路(給液管路、ポンプ、流量計、電磁弁などを有する)が収納されており、筐体30の前面及び背面には、各燃料供給経路に連通されたホース継ぎ手71A〜73Aが設けられている。尚、筐体30の左右側に配置されたホース継ぎ手71Aと73Aは、筐体30の上面近傍の高さ位置に設けられている。そして、水平方向の中央付近に配置されたホース継ぎ手72Aは筐体30の中間部34Aに設けられている。
さらに、中間部34Aに設けられたノズル収納部61A〜63Aのうちノズル収納部61Aと63Aは、筐体30の左右両端近傍に配置され、中央付近のノズル収納部62Aは筐体30の正面からみて右方向にずらして配置されている。そのため、中央付近のノズル収納部62Aは液晶パネル42の下方より右方向にずれた位置にあり、且つホース継ぎ手72Aも液晶パネル42の下方より右方向にずれた位置にある。
また、ノズル収納部61A〜63Aには、各油種毎の燃料供給ノズル81A〜83Aが収納され、燃料供給ノズル81A〜83Aの把持部85にはホース継ぎ手71A〜73Aに連通された燃料供給ホース91A〜93Aが接続されている。
図3は燃料供給装置10の筐体30の内部に搭載された各機器の配置を示す横断面図である。図3に示されるように、筐体30の内部に搭載された入力操作部40A,40Bと、表示器50A,50Bと、緊急停止スイッチ釦110A,110Bとは、筐体30の前面側と背面側とで同じ向きで配置されており、ほぼ中間位置に制御回路36A,36Bが配されている。筐体30の前面側の燃料供給系統を制御する制御回路(前面側制御部)36Aと、筐体30の背面側の燃料供給系統を制御する制御回路(背面側制御部)36Bとは、互いに通信ケーブル82を介してデータ通信可能に接続されている。
また、制御回路36A,36Bは、夫々前面側、背面側の燃料供給系統を制御すると共に、緊急停止監視処理も同時に並列処理しており、通信ケーブル82を介して緊急停止監視処理のデータを相互に交換することができる。
図4は燃料供給装置10の各機器の構成を示すブロック図である。図4に示されるように、燃料供給装置10の制御回路36A(36B)は、入力操作部40A(40B)、液晶パネル42A(42B)、人検出センサ44A(44B)、カードリーダ46A(46B)、インタホン48A(48B)、レシート発行部49A(49B)、流量表示器50A(50B)、電磁弁52A(52B)、燃料供給ポンプ54A(54B)、流量計56A(56B)、メモリ58A(58B)、スピーカ60A(60B)、ノズル収納部61A〜63A(61B〜63B)に設けられたノズルスイッチ70A〜73A(70B〜73B)、緊急停止釦表示ランプ110A1(110B1)、緊急停止スイッチ110A2(110B2)と接続されている。
また、電磁弁52A(52B)、燃料供給ポンプ54A(54B)、流量計56A(56B)は、各燃料供給系統に設けられている。緊急停止スイッチ釦110A(110B)が押圧操作されて緊急停止スイッチ110A2(110B2)から緊急停止信号が出力された場合、制御回路36A(36B)は、電磁弁52A(52B)を閉弁させるか、あるいは燃料供給ポンプ54A(54B)を停止させる。
そして、制御回路36A,36Bは、操作者の入力操作に応じて次に行う操作に対応するランプを点灯または点滅させると共に、スピーカ60A,60Bから操作手順を案内する音声案内を発声させる。
また、メモリ58Aには、入力操作部40Aにより設定された燃料供給モード(満タンモード、プリセットモード)に応じた油種、数量による燃料供給を前面側、背面側の燃料供給系統毎に独立に制御する制御プログラムと、緊急停止スイッチ釦110Aが操作された回数に応じた緊急停止範囲の燃料供給系統による燃料供給を停止させる制御プログラム(緊急停止制御手段)とが格納されている。尚、緊急停止範囲は、予め緊急停止スイッチ釦110Aの操作回数(緊急停止信号の出力回数)に応じて設定されている。
図5は燃料供給所を上からみた平面図である。図5に示されるように、燃料供給所には、複数の燃料供給装置10〜10が設けられている。各燃料供給装置10は、前面側と背面側の夫々に燃料供給ポイントを有する。例えば、1番の燃料供給装置10は、筐体30の前面及び背面に燃料供給ポイント24A,24Bを有する。また、2番の燃料供給装置10は、筐体30の前面及び背面に燃料供給ポイント24C,24Dを有する。
各燃料供給ポイント24A〜24Dには、燃料供給ノズル81A〜83Aに連通された燃料供給系統が設けられている。従って、どのポイントでも、車両に搭載されたエンジン形式(使用可能な燃料)に応じて燃料供給ノズル81A〜83Aを選択して任意の油種を供給することが可能である。
各燃料供給ポイント24A〜24Dでは、1台ずつ車両90A〜90Dが停車する燃料供給エリアを有しており、車両90A〜90Dの燃料タンクに個別に燃料を燃料供給することができる。また、燃料供給装置10がセルフサービス方式であるので、車両90A〜90Dの運転者が自分で入力操作部40A〜40Dを操作して燃料供給情報(油種、燃料供給量、支払い方法等)を入力することで、燃料供給が可能になる。
各燃料供給装置10〜10は、事務所内に設置された管理コンピュータ200と通信回線210を介してデータの送受信を行なうように接続されている。管理コンピュータ200は、燃料供給所の全ての燃料供給装置10〜10の稼動状況を管理しており、各燃料供給装置10〜10の制御回路36A(36B)より他の燃料供給装置を停止させるための緊急停止信号が出力された場合には、他の燃料供給装置に対して緊急停止信号を送信する。
ここで、燃料供給装置10の制御回路36Aが実行する燃料供給制御について図6A乃至図6Cに示すフローチャートを参照して説明する。以下では、複数の燃料供給系統のうち燃料供給ノズル81Aの燃料供給系統を用いて燃料供給する場合について説明する。
図6Aに示すS11において、制御回路36Aは、入力操作部40Aによる油種、供給量などの供給すべきデータ(供給条件)が設定された場合、S12に進み、設定された油種の燃料供給ノズル81Aがノズル収納部61Aから取り出されたか否かをチェックする。S12において、ノズル収納部61Aのノズルスイッチ70Aがオフになると、設定油種に対応する燃料供給ノズル81Aが外れたものと判定する。設定された油種の燃料供給ノズル81Aがノズル収納部61Aから外れたと判定された場合には、S13に進み、管理コンピュータ200に許可要求信号を出力する。
次のS14では、管理コンピュータ200からの許可信号を受信されたか否かをチェックする。管理コンピュータ200においては、事務所の係員が許可要求のあった当該燃料供給装置10の燃料供給ポイントの状況を監視カメラのモニタによって確認し、異常がなければ当該燃料供給装置10に対して燃料供給許可信号を送信する。
S14で管理コンピュータ200からの燃料供給許可信号を受信したときは、S15に進み、燃料供給ノズル81Aが外された当該燃料供給系統の緊急停止釦表示ランプ110A1を点滅させる。さらに、S16では、スピーカ60Aより例えば、「緊急停止ボタンは、ここです」といったアナウンスを行なって操作者に報知する。これにより、操作者は、燃料供給前に緊急停止スイッチ釦110Aの存在位置を確認することができる。
S17では、燃料供給許可が得られた油種の燃料供給系統に設けられた燃料供給ポンプ54Aの運転を開始すると共に電磁弁52Aを開弁させる。続いて、S18に進み、当該燃料供給系統による燃料供給可能となり、緊急停止釦表示ランプ110A1を点灯状態に切り替えて燃料供給中であることを表示すると共に、緊急停止釦表示ランプ110A1の位置を操作者に報知する。
S19では、当該燃料供給系統に対応する緊急停止スイッチ釦110Aがオンに操作されたか否かをチェックする。S19において、緊急停止スイッチ釦110Aがオンに操作されない場合は、S20に進み、図6Cに示すサブルーチンの制御処理を実行する。
ここで、サブルーチンの制御処理について説明する。図6Cに示すS41では、燃料供給中の燃料供給ノズル81Aが当該油種のノズル収納部61Aに戻されたか否かをチェックする。S41において、燃料供給中の燃料供給ノズル81Aが当該油種のノズル収納部61Aに戻されないまま、ノズルスイッチ70Aがオンであるときは、当該燃料供給系統による燃料供給が継続しているものと判断して、S42に進み、管理コンピュータ200から停止要求信号を受信したか否かをチェックする。
S42において、管理コンピュータ200から停止要求信号を受信していないときは、上記S18の処理に戻り、S18以降の処理を行なう。また、S42において、管理コンピュータ200から停止要求信号を受信しているときは、S43に進み、当該燃料供給装置10の全燃料供給系統を停止させる。続いて、S44では、緊急停止釦表示ランプ110A1を消灯させる。このように、管理コンピュータ200から送信される停止要求信号は、他の燃料供給装置に設けられた緊急停止スイッチ釦110Aが所定回数押圧操作された場合に出力される信号である。
また、上記S41において、燃料供給を行なった燃料供給ノズル81Aが当該油種のノズル収納部61Aに戻されて、ノズルスイッチ70Aがオフに切り替わると、当該燃料供給系統による燃料供給が終了したものと判断して、S45に進み、燃料供給ポンプ54Aを停止させると共に電磁弁52Aを閉弁させる。この後、上記S44に移行して緊急停止釦表示ランプ110A1を消灯させる。これにより、今回の燃料供給が終了する。
また、上記S19において、燃料供給操作を行なっている操作者が何らかの異常に気付き緊急停止スイッチ釦110Aをオン(1回目)に操作した場合は、S19aで緊急停止スイッチ操作回数カウンタのカウント値(緊急停止スイッチ110A2からの信号数)がn=1となる。さらに、カウント値がn=1であるので、S21に進み、当該燃料供給装置10の燃料供給ポイント24Aのみの燃料供給ポンプ54を停止させ、前面側の燃料供給系統(燃料供給ノズル81A〜83A)による燃料供給を停止させる。これにより、当該燃料供給ポイントでの燃料供給が緊急停止される。
次のS22では、緊急停止釦表示ランプ110A1の点滅周期を長くして低速点滅に切り替える。そのため、操作者は、緊急停止スイッチ釦110Aがオン(1回目)に操作されて、当該前面側の全燃料供給系統が停止状態であることを緊急停止釦表示ランプ110A1の点滅周期により確認することができる。
続いて、図6Bに示すS23に進み、緊急停止スイッチ釦110Aが再度(2回目)オンに操作されたか否かをチェックする。S23において、緊急停止スイッチ釦110Aが再度(2回目)オンに操作されない場合は、S24に進み、図6Cに示すサブルーチンの制御処理(S41〜S44)を実行する。このサブルーチンのS42において、管理コンピュータ200から停止要求信号を受信していないときは、上記S25に進み、燃料供給中の燃料供給ノズル81Aがノズル収容部61Aに戻されたか否かをチェックする。
S25において、燃料供給中の燃料供給ノズル81Aが当該油種のノズル収納部61Aに戻されないまま、ノズルスイッチ70Aがオンであるときは、当該燃料供給系統による燃料供給が継続しているものと判断して、上記S23に戻る。また、S25において、燃料供給中の燃料供給ノズル81Aが当該油種のノズル収納部61Aに戻された場合は、燃料供給が終了したものと判定してS26に進み、緊急停止釦表示ランプ110A1を消灯させる。これにより、今回の燃料供給が終了する。
また、上記S23において、緊急停止スイッチ釦110Aが再度(2回目)オンに操作された場合は、S23aで緊急停止スイッチ操作回数カウンタのカウント値がn=2となる。さらに、カウント値がn=2であるので、S27に進み、緊急停止範囲を拡張して当該燃料供給装置10の背面側の燃料供給ポイント24Bの燃料供給ポンプ54Bを停止させて、背面側の全燃料供給系統(燃料供給ノズル81B〜83B)による燃料供給を停止させる。
続いて、S28では、緊急停止釦表示ランプ110A1の点滅周期を短くして高速点滅に切り替える。そのため、操作者は、緊急停止スイッチ釦110Aが再度オン(2回目)に操作されて、当該燃料供給装置10の全燃料供給系統が停止状態であることを緊急停止釦表示ランプ110A1の点滅周期により確認することができる。
次のS29では、緊急停止スイッチ釦110Aが再度(3回目)オンに操作されたか否かをチェックする。S29において、緊急停止スイッチ釦110Aが再度(3回目)オンに操作されない場合は、S30〜S32の処理を実行する。このS30〜S32の処理は、前述したS24〜S26の処理と同様なため、これらの説明は省略する。
また、上記S29において、緊急停止スイッチ釦110Aが再度(3回目)オンに操作された場合は、S29aで緊急停止スイッチ操作回数カウンタのカウント値がn=3となる。さらに、カウント値がn=3であるので、S33に進み、管理コンピュータ200へ一斉停止要求信号を送信して緊急停止範囲をさらに拡張する。これにより、管理コンピュータ200は、燃料供給所に設置された全燃料供給装置10〜10の燃料供給ポイント24A〜24Nに対して緊急停止信号を一斉に送信する。そのため、燃料供給所の全ての燃料供給装置10〜10は、緊急停止信号を受信すると共に、全燃料供給系統による燃料供給を停止させる。そして、S34では、3回操作された緊急停止スイッチ釦110Aの緊急停止釦表示ランプ110A1を消灯させる。これにより、今回の燃料供給の制御処理が終了する。
このように、緊急停止スイッチ釦110Aが1回操作されたときは、当該燃料供給ポイントの燃料供給系統が停止され、緊急停止スイッチ釦110Aが2回操作されたときは、当該燃料供給装置の前面側及び背面側ポイントの全燃料供給系統が停止され、緊急停止スイッチ釦110Aが3回操作されたときは、当該燃料供給所の全ての燃料供給装置10〜10の全燃料供給系統が停止される。従って、制御回路36Aでは、緊急停止スイッチ釦110Aの操作回数をカウントし、そのカウント値に応じて停止する緊急停止範囲が拡張されるように制御しているため、従来技術のように複数の緊急停止スイッチを設けた場合に生じうるどの緊急停止スイッチを操作すればよいのかを判断する必要がないので、その分迅速に異常発生中の燃料供給系統による燃料の供給を停止させることができると共に、誤操作の可能性を低減できるので異常のない燃料供給装置または燃料供給系統を誤って停止させる心配も少ない。
尚、上記実施例では、緊急停止検出手段からの緊急停止信号が出力されると、燃料供給ポンプを緊急停止させる場合を例に挙げて説明したが、これに限らず、燃料供給系統の電磁弁を緊急に閉弁させたり、あるいはポンプ停止と共に電磁弁を閉弁させるようにしても良いのは勿論である。
また、上記実施例では、ガソリンや軽油などの液体燃料を供給する燃料供給装置を例に挙げて説明したが、これに限らず、これ以外の燃料(例えば、CNG,LNG,LPG、水素など)を供給する燃料供給装置にも本発明を適用することができるのは勿論である。
また、上記実施例においては、セルフサービス方式の燃料供給装置を例に挙げたが、これに限らず、燃料供給所の作業員が操作を行なう所謂フルサービス方式のものにも適用できるのは勿論である。
本発明による燃料供給装置の一実施例を示す正面図である。 緊急停止スイッチ釦100A及び緊急停止釦表示ランプ110Aを拡大して示す図である。 燃料供給装置10の筐体30の内部に搭載された各機器の配置を示す横断面図である。 燃料供給装置10の各機器の構成を示すブロック図である。 燃料供給所を上からみた平面図である。 燃料供給装置10の制御回路36Aが実行する燃料供給制御処理を説明するためのフローチャートである。 図6Aの制御処理に続いて実行される燃料供給制御処理を説明するためのフローチャートである。 サブルーチンの制御処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 燃料供給装置
30 筐体
36A,36B 制御回路
40A,40B 入力操作部
42A,42B 液晶パネル
44A,44B 人検知センサ
50A,50B 流量表示器
61A〜63A ノズル収納部
100A,100B 緊急停止パネル
110A,110B 緊急停止スイッチ釦
110A1,110B1 緊急停止釦表示ランプ
110A2,110B2 緊急停止スイッチ
81A〜83A 燃料供給ノズル
60A,60B スピーカ
200 管理コンピュータ

Claims (3)

  1. 指定された種別の燃料を供給する複数の燃料供給系統と、
    前記複数の燃料供給系統による燃料の供給の停止を指示するための緊急停止スイッチと、
    前記複数の燃料供給系統のうち、該緊急停止スイッチの操作回数に対応した燃料供給系統による燃料の供給を停止させる緊急停止制御手段と、
    を備えたことを特徴とする燃料供給装置。
  2. 前記緊急停止制御手段は、前記緊急停止スイッチの操作回数が増えるにつれて燃料の供給を停止させる燃料供給系統の数を増加することを特徴とする請求項1に記載の燃料供給装置。
  3. 前記緊急停止制御手段は、前記緊急停止スイッチの操作回数が予め設定された閾値に達した場合、他の燃料供給装置による燃料の供給を停止させるための緊急停止信号を出力し、また前記他の燃料供給装置から緊急停止信号が出力された場合には、当該燃料供給系統による燃料の供給を停止させることを特徴とする請求項1に記載の燃料供給装置。
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